JPH07116871A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JPH07116871A
JPH07116871A JP5264720A JP26472093A JPH07116871A JP H07116871 A JPH07116871 A JP H07116871A JP 5264720 A JP5264720 A JP 5264720A JP 26472093 A JP26472093 A JP 26472093A JP H07116871 A JPH07116871 A JP H07116871A
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JP
Japan
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work
reference light
laser processing
laser
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP5264720A
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English (en)
Inventor
Atsushi Mori
敦 森
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH07116871A publication Critical patent/JPH07116871A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 レーザ加工装置に関し、ワークの有無を的確
に把握できるようにする。 【構成】 加工ヘッド30の側壁に参照光照射装置31
と参照光検出装置32とが設けられ、参照光照射装置
は、ワーク5に参照光を照射し、参照光検出装置は、ワ
ークの反射光を検出する。その検出信号は光量判別装置
40に送られる。光量判別装置には、2つの判別器41
及び42が設けられ、数値制御装置20は、レーザ光出
力中であることを認識すると、スイッチ43を判別器4
2側に、そうでないときは判別器41側に切り換える。
ワークで反射した光は、参照光検出装置で受光され、そ
の検出信号は判別器41に送られ、レーザ加工時に発生
する光の検出信号は判別器42に送られる。レーザ光が
出力されていないときは、参照光によって、レーザ光が
出力されているときは、レーザ加工時に発生する光によ
ってワークの有無を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビームでレーザ加
工を行うレーザ加工装置に関し、特に加工ヘッド先端の
高さを制御しながら加工を行うレーザ加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザ加工装置においては、ワークと加
工ヘッド先端との間隙の大きさを検出するために、高さ
検出センサが用いられている。これは、レーザ加工がレ
ーザの集光点位置やワークの位置に敏感に影響を受ける
ので、その影響を排除するためである。高さ検出センサ
の検出信号はフィードバックされ、ワークと加工ヘッド
先端との間隙が一定に保持されるように、加工ヘッドの
高さが制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような高
さ検出センサによる加工ヘッドの高さ制御は、加工ヘッ
ドの先端側にワークが存在することを前提にしている。
したがって、既に切断した穴や、ワーク端を通過する
と、突如、加工ヘッド直下にワークが存在しないことと
なり、その状況に応じたフィードバック制御となり、加
工ヘッドは急速に落下していく。
【0004】このような加工ヘッドの急速な落下を防止
するために、加工ヘッドの移動範囲に制限を設けてその
範囲を越えると停止信号を出力するようにするとか、高
さ検出センサの出力信号の急激な変化をとらえて停止信
号を出力するようにしていた。
【0005】図3は上記の加工ヘッドの移動範囲に制限
を設けた場合を示す図である。図3(A)に示すよう
に、加工ヘッド300がワーク51上を矢印100方向
に移動する場合、ワーク51上においては、上述した高
さ検出センサ301の検出信号に基づく高さ制御によっ
て加工ヘッド300の高さは一定に保持される。加工ヘ
ッド300がワーク51の端に達すると、高さを一定に
保持しようとして、加工ヘッド300は矢印101方向
に急激に落ち込もうとする。このため、従来はこのとき
の落ち込みに範囲を設け、その範囲ΔHを越えると停止
信号を出力するようにしていた。
【0006】しかし、そのいずれの方法による場合で
も、ワークを間接的にしか検出していないので、ワーク
の有無を的確に把握できているとはいえなかった。この
ため、加工ヘッドの急速な落下に適切に対処することが
できなかった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ワークの有無を的確に把握することができる
レーザ加工装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、レーザビームを加工ヘッドから出射しワ
ークにレーザ加工を施すレーザ加工装置において、前記
ワークに参照光を照射する参照光照射手段と、前記ワー
クから反射した前記参照光を検出する参照光検出手段
と、前記参照光の検出信号を基にして前記ワークの有無
を判別し通知するワーク検出手段と、を有することを特
徴とするレーザ加工装置が、提供される。
【0009】
【作用】参照光照射手段はワークに参照光を照射する。
参照光検出手段は、そのワークから反射した参照光を検
出する。そして、ワーク検出手段は、参照光検出手段か
らの検出信号を基にして、ワークの有無を判別し通知す
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のレーザ加工装置の全体構成を示
す図である。図において、レーザ発振器1は、例えば炭
酸ガスレーザ発振器であり、数値制御装置20からの指
令によってそのレーザ出力を制御されている。レーザ発
振器1から出射されたレーザ光は、反射鏡2を経て、加
工ヘッド30に導光され、集光レンズ4で集光された後
加工ヘッド30の先端からワーク5に照射される。
【0011】ワーク5は、テーブル6に固定されてい
る。テーブル6は、数値制御装置20からの指令によっ
てその移動が制御される。すなわち、数値制御装置20
は、サーボモータ9を回転制御し、その回転はボールネ
ジ8及びナット7によってテーブル6に伝達され、その
結果テーブル6が移動制御される。
【0012】また、数値制御装置20は、加工ヘッド3
0の先端に取り付けられた高さ検出センサ(図示せず)
からの検出信号を受けて、加工ヘッド30の高さ(加工
ヘッド30とワーク5との間の距離)を一定に保持する
倣い制御を行う。
【0013】加工ヘッド30の側壁に参照光照射装置3
1と参照光検出装置32とが設けられる。参照光照射装
置31は、加工ヘッド30先端に位置するワーク5に参
照光を照射し、参照光検出装置32は、ワーク5で反射
された参照光を検出する。その検出信号は光量判別装置
40に送られる。なお、後述するように、参照光検出装
置32は、参照光の他にレーザ加工時に、ワークが高温
となるために発生する放射光をも検出するため、参照光
としてはこの放射光と同一波長帯域を有するものが使用
される。
【0014】光量判別装置40には、2つの判別器41
及び42が設けられている。この判別器41と判別器4
2とは、数値制御装置20からの指令によって動作する
スイッチ43で切り換えられる。すなわち、数値制御装
置20は、レーザ光出力中であることを認識すると、ス
イッチ43を判別器42側に切り換え、そうでないとき
はスイッチ43を判別器41側に切り換える。
【0015】ワーク5で反射した参照光は、上述したよ
うに、参照光検出装置32で受光され、その検出信号は
判別器41に送られる。判別器41には、判別基準値
(閾値)C1 が設定されており、判別器41は検出信号
が判別基準値C1 以下になると信号を出力して、ワーク
5が落下したことを数値制御装置20に通知する。
【0016】また、参照光検出装置32は、レーザ加工
時に、ワークが高温となるために発生する放射光をも受
光し、その検出信号は判別器42に送られる。判別器4
2には、判別基準値C2 が設定されており、判別器42
は検出信号が判別基準値(閾値)C2 以下になると信号
を出力して、ワーク5が落下したことを数値制御装置2
0に通知する。
【0017】2つの判別器41と42を設けたのは、レ
ーザ加工時に発生する光は、参照光に比べて光レベルが
高いので、それに合わせてレーザ光出力中には判別基準
値を大きく設定する必要があるためである。これによ
り、レーザ光が出力されていないときは、参照光によっ
てワーク5の有無を判別することができ、レーザ光が出
力されているときは、レーザ加工時にワーク上において
発生する光によってワーク5の有無を判別することがで
きる。
【0018】このように、参照光照射装置31と参照光
検出装置32を設け、ワーク5を直接検出するようにし
た。このため、非接触で、また加工ヘッド30とワーク
5の間の距離情報とは別に、ワーク5の有無を直接検出
することができる。したがって、例えば倣い制御中に、
切断加工の終了したワーク5が落下する結果、急に加工
ヘッド30が落ち込むような動作を防止することができ
る。
【0019】また、レーザ光出力中には、参照光よりレ
ベルの高いレーザ加工時に発生する光が参照光検出装置
32に入る。このときは、基準値を切り換えるようにし
たので、レーザ光出力中であっても、確実にワーク5の
有無を検出することができる。
【0020】ワーク5の落下を検出したときは、切断が
終了したときなので、自動的にレーザ加工を終了させる
などすれば、レーザ加工装置の誤動作防止やレーザ加工
の自動化、高速化に寄与することができる。
【0021】図2は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。この図は、上記の第1の実施例との相違点を中心に
して描いてあり、数値制御装置20及び光量判別装置4
0については、第1の実施例と同じ構成であるため、図
示を省略してある。
【0022】図において、レーザ発振器10はYAGレ
ーザである。YAGレーザ本体11から出射されたレー
ザ光は、集光レンズ12を経て、光ファイバ13に入
り、光ファイバ13によって導光されて加工ヘッド30
aに入射する。加工ヘッド30aに入射したレーザ光
は、さらに集光レンズ4aで集光された後加工ヘッド3
0aの先端からワーク5に照射される。
【0023】レーザ発振器10内において、YAGレー
ザ本体11の手前側に、参照光照射装置31aが設けら
れている。この参照光照射装置31aには、例えばプロ
ーブ光として用いられる半導体レーザが使用される。参
照光照射装置31aから照射された参照光は、YAGレ
ーザ本体11に入り、その後はレーザ光に重畳されて、
レーザ光と同一光路を辿ってワーク5に達する。この参
照光は、ワーク5で反射されて、加工ヘッド30aの側
壁に設けられた参照光検出装置32aに入射する。参照
光検出装置32aは、その検出信号を判別器41に送
る。
【0024】このように、参照光をレーザ光と重畳して
照射するようにしたので、参照光照射装置31aを加工
ヘッド30a側に設ける必要がなく、移動させる必要が
ある加工ヘッド30aの軽量化を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、参照光
照射手段と参照光検出手段を設け、ワークを直接検出す
るようにした。このため、非接触で、また加工ヘッドと
ワークの間の距離情報とは別に、ワークの有無を直接検
出することができる。したがって、例えば倣い制御中
に、切断加工の終了したワークが落下する結果、急に加
工ヘッドが落ち込むような動作を防止することができ
る。
【0026】また、レーザ光出力中には、参照光よりレ
ベルの高いレーザ光が参照光検出手段に入る。このとき
は、基準値を切り換えるようにしたので、レーザ光出力
中であっても、確実にワークの有無を検出することがで
きる。
【0027】ワークの落下を検出したときは、切断が終
了したときなので、自動的にレーザ加工を終了させるな
どすれば、レーザ加工装置の誤動作防止やレーザ加工の
自動化、高速化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーザ加工装置の全体構成を示す図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】加工ヘッドの移動範囲に制限を設けた場合を示
す図である。
【符号の説明】
1,10 レーザ発振器 5 ワーク 20 数値制御装置 30,30a 加工ヘッド 31,31a 参照光照射装置 32,32a 参照光検出装置 40 光量判別装置 41,42 判別器 43 スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを加工ヘッドから出射しワ
    ークにレーザ加工を施すレーザ加工装置において、 前記ワークに参照光を照射する参照光照射手段と、 前記ワークから反射した前記参照光を検出する参照光検
    出手段と、 前記参照光の検出信号を基にして前記ワークの有無を判
    別し通知するワーク検出手段と、 を有することを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 前記参照光照射手段及び前記参照光検出
    手段は前記加工ヘッド内に設けられることを特徴とする
    請求項1記載のレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 前記参照光照射手段は前記参照光が前記
    レーザビームに重畳して進行するような位置に設けられ
    ることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 前記ワーク検出手段は前記参照光検出手
    段から受けた検出信号が予め設定した閾値より小さくな
    ったとき前記ワークは落下したと判別し通知することを
    特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
  5. 【請求項5】 前記参照光検出手段は前記ワークからの
    参照光を検出すると共に前記レーザ加工中に発生する光
    をも検出し、前記ワーク検出手段は前記参照光の検出信
    号と前記レーザ加工中に発生する光の検出信号の双方を
    基にして前記ワークの有無を検出することを特徴とする
    請求項1記載のレーザ加工装置。
  6. 【請求項6】 前記ワーク検出手段には前記参照光用の
    閾値と前記レーザ加工中に発生する光用の閾値が予め設
    定され、加工状態に応じてその2つの閾値を切り換えて
    前記ワークの有無を判別することを特徴とする請求項5
    記載のレーザ加工装置。
  7. 【請求項7】 前記参照光照射手段は前記レーザ加工中
    に発生する光と同一波長帯域を有する参照光を照射する
    ことを特徴とする請求項5記載のレーザ加工装置。
JP5264720A 1993-10-15 1993-10-22 レーザ加工装置 Pending JPH07116871A (ja)

Priority Applications (2)

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JP5264720A JPH07116871A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 レーザ加工装置
US08/709,670 US5718832A (en) 1993-10-15 1996-09-09 Laser beam machine to detect presence or absence of a work piece

Applications Claiming Priority (1)

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JP5264720A JPH07116871A (ja) 1993-10-22 1993-10-22 レーザ加工装置

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ID=17407251

Family Applications (1)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002239771A (ja) * 2001-02-08 2002-08-28 Amada Co Ltd Yagレーザトーチ
CN102205469A (zh) * 2010-03-31 2011-10-05 深圳市先阳软件技术有限公司 一种对电池极片进行激光切割的控制方法及系统
JP2013107089A (ja) * 2011-11-17 2013-06-06 Fanuc Ltd 補助制御装置を備えたレーザ加工システム

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