JPH07116826B2 - アンカーボルト支持治具 - Google Patents
アンカーボルト支持治具Info
- Publication number
- JPH07116826B2 JPH07116826B2 JP1256435A JP25643589A JPH07116826B2 JP H07116826 B2 JPH07116826 B2 JP H07116826B2 JP 1256435 A JP1256435 A JP 1256435A JP 25643589 A JP25643589 A JP 25643589A JP H07116826 B2 JPH07116826 B2 JP H07116826B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- piece
- anchor bolt
- adjusting
- foundation
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建物の基礎構築時にアンカーボルトを仮支
持するアンカーボルト支持治具に関するものである。
持するアンカーボルト支持治具に関するものである。
従来、基礎の天端には、土台取付用のアンカーボルトが
立設されている。基礎構築時には、基礎型枠内にアンカ
ーボルトを立設しておき、基礎型枠内にコンクリートを
打設して基礎を構築している。
立設されている。基礎構築時には、基礎型枠内にアンカ
ーボルトを立設しておき、基礎型枠内にコンクリートを
打設して基礎を構築している。
基礎構築時には、基礎型枠間に架設した支持部材等にア
ンカーボルトを仮固定して支持していた。このため、基
礎高さや基礎型枠の高さの変化に対応して、アンカーボ
ルトの支持高さを調整することはできなかった。
ンカーボルトを仮固定して支持していた。このため、基
礎高さや基礎型枠の高さの変化に対応して、アンカーボ
ルトの支持高さを調整することはできなかった。
したがって、この発明の目的は、基礎構築時に、基礎高
さや基礎型枠の高さの変化に対応して、アンカーボルト
の支持高さを調整できるアンカーボルト支持治具を提供
することである。
さや基礎型枠の高さの変化に対応して、アンカーボルト
の支持高さを調整できるアンカーボルト支持治具を提供
することである。
この発明のアンカーボルト支持治具は、対向する一対の
基礎型枠上に各々載置し前記基礎型枠の内面に沿う固定
片および基礎型枠上端に載置される上片を有した一対の
調整部材と、調整部材の固定片及び上方に螺合した調整
ボルトと、前記基礎型枠間に設けられアンカーボルト挿
通孔を有した水平片とこの水平片の両端から立上り前記
固定片に昇降自在に固定した一対の垂直片とからなるボ
ルト吊持部材とを備えたものである。
基礎型枠上に各々載置し前記基礎型枠の内面に沿う固定
片および基礎型枠上端に載置される上片を有した一対の
調整部材と、調整部材の固定片及び上方に螺合した調整
ボルトと、前記基礎型枠間に設けられアンカーボルト挿
通孔を有した水平片とこの水平片の両端から立上り前記
固定片に昇降自在に固定した一対の垂直片とからなるボ
ルト吊持部材とを備えたものである。
この発明のアンカーボルト支持治具によると、基礎型枠
に載置した調整部材に、ボルト吊持部材の垂直片を昇降
自在に固定し、ボルト吊持部材の水平片のアンカーボル
ト挿通孔にアンカーボルトを挿通して支持する。したが
って、ボルト吊持部材を調整部材に対して昇降すること
で、アンカーボルトの支持高さが調整できる。また、調
整部材がその上片を基礎型枠の上端に載置して設けられ
るので、基礎型枠の上端の厚さとは無関係に、また基礎
型枠を加工することなく取り付けることができる。さら
に、調整部材の固定片及び上片には調整ボルトが螺合さ
れているので、調整ボルトを螺進させることにより、基
礎型枠への設置後であっても容易にアンカーボルトの吊
持高さおよび基礎の幅方向の吊持位置の調整ができる。
に載置した調整部材に、ボルト吊持部材の垂直片を昇降
自在に固定し、ボルト吊持部材の水平片のアンカーボル
ト挿通孔にアンカーボルトを挿通して支持する。したが
って、ボルト吊持部材を調整部材に対して昇降すること
で、アンカーボルトの支持高さが調整できる。また、調
整部材がその上片を基礎型枠の上端に載置して設けられ
るので、基礎型枠の上端の厚さとは無関係に、また基礎
型枠を加工することなく取り付けることができる。さら
に、調整部材の固定片及び上片には調整ボルトが螺合さ
れているので、調整ボルトを螺進させることにより、基
礎型枠への設置後であっても容易にアンカーボルトの吊
持高さおよび基礎の幅方向の吊持位置の調整ができる。
この発明の一実施例を第１図ないし第14図に基づいて説
明する。
明する。
第１図において、10,11は対向して立設した一対の基礎
型枠であり、その上端の対向位置に一対の調整部材12,1
3が載置してある。調整部材12,13は、第２図ないし第４
図に示すように、Ｌ形鋼製であって、基礎型枠10,11の
内面に沿う固定片14,15には、外側に一対のねじ孔16
と、内側に一対のボルト挿通孔17が明いており、残りの
上片18,19には一対のねじ孔20が明いている。調整部材1
2,13は、上片18,19のねじ孔に蝶ボルト21（第５図参
照）を螺合して基礎型枠10,11に載置し、かつ基礎型枠1
0,11の内面に沿って垂下する固定片14,15のねじ孔16に
蝶ボルト25を螺合し、蝶ボルト25の先端に押し板26を取
付けて基礎型枠10,11の内面を押圧する。
型枠であり、その上端の対向位置に一対の調整部材12,1
3が載置してある。調整部材12,13は、第２図ないし第４
図に示すように、Ｌ形鋼製であって、基礎型枠10,11の
内面に沿う固定片14,15には、外側に一対のねじ孔16
と、内側に一対のボルト挿通孔17が明いており、残りの
上片18,19には一対のねじ孔20が明いている。調整部材1
2,13は、上片18,19のねじ孔に蝶ボルト21（第５図参
照）を螺合して基礎型枠10,11に載置し、かつ基礎型枠1
0,11の内面に沿って垂下する固定片14,15のねじ孔16に
蝶ボルト25を螺合し、蝶ボルト25の先端に押し板26を取
付けて基礎型枠10,11の内面を押圧する。
また、基礎型枠10,11間には、第８図ないし第11図に示
す鋼製のボルト吊持部材27を設ける。ボルト吊持部材27
は、４個のアンカーボルト挿通孔28を有した水平片29
と、この水平片29の両端から立上った一対の垂直片30,3
1とから構成されている。垂直片30,31には、調整部材1
2,13のボルト挿通孔17に対応する位置に縦長の一対のス
リット32,33が形成されており、かつ補強板34,35にて補
強されている。ボルト吊持部材27は、垂直片30,31のス
リット32,33にワッシャ23を介して蝶ボルト22（第６図
参照）を挿通し、さらに調整部材12,13の固定片14,15の
ボルト挿通孔17に挿通してナット24にて締結する。そし
て、ボルト吊持部材27の水平片29のアンカーボルト挿通
孔28に、基礎補強用の補強プレート36を介してアンカー
ボルト37を挿通し、上下からナット28を締結して吊持す
る（第12図ないし第14図参照）。
す鋼製のボルト吊持部材27を設ける。ボルト吊持部材27
は、４個のアンカーボルト挿通孔28を有した水平片29
と、この水平片29の両端から立上った一対の垂直片30,3
1とから構成されている。垂直片30,31には、調整部材1
2,13のボルト挿通孔17に対応する位置に縦長の一対のス
リット32,33が形成されており、かつ補強板34,35にて補
強されている。ボルト吊持部材27は、垂直片30,31のス
リット32,33にワッシャ23を介して蝶ボルト22（第６図
参照）を挿通し、さらに調整部材12,13の固定片14,15の
ボルト挿通孔17に挿通してナット24にて締結する。そし
て、ボルト吊持部材27の水平片29のアンカーボルト挿通
孔28に、基礎補強用の補強プレート36を介してアンカー
ボルト37を挿通し、上下からナット28を締結して吊持す
る（第12図ないし第14図参照）。
以上のように、補強プレート36ならびにアンカーボルト
37をボルト吊持部材27にて吊持しておいて、基礎型枠1
0,11間にコンクリートを打設し、基礎を構築する。
37をボルト吊持部材27にて吊持しておいて、基礎型枠1
0,11間にコンクリートを打設し、基礎を構築する。
このように構成されたアンカーボルト支持治具による
と、アンカーボルト37を吊持したボルト吊持部材27の調
整部材12,13への固定は、ボルト吊持部材27の垂直片30
に設けた縦長のスリット32,33を介して調整部材12,13に
蝶ボルト22にて固定してあるので、ボルト吊持部材27を
調整部材12,13に対して昇降でき、アンカーボルト37の
支持高さを基礎高さや基礎型枠10,11の高さの変化に対
応して調整できる。
と、アンカーボルト37を吊持したボルト吊持部材27の調
整部材12,13への固定は、ボルト吊持部材27の垂直片30
に設けた縦長のスリット32,33を介して調整部材12,13に
蝶ボルト22にて固定してあるので、ボルト吊持部材27を
調整部材12,13に対して昇降でき、アンカーボルト37の
支持高さを基礎高さや基礎型枠10,11の高さの変化に対
応して調整できる。
また、調整部材12,13の上片18,19に螺合した蝶ボルトで
構成した調整ボルト21を螺進することにより、基礎型枠
10,11への設置後であっても容易にアンカーボルト37の
吊持高さの微調整が行える。
構成した調整ボルト21を螺進することにより、基礎型枠
10,11への設置後であっても容易にアンカーボルト37の
吊持高さの微調整が行える。
さらに、調整部材12,13の固定片14,15に螺進した蝶ボル
トで構成した調整ボルト25を螺進することにより、アン
カーボルト37の吊持位置を、基礎の幅方向に調整でき
る。
トで構成した調整ボルト25を螺進することにより、アン
カーボルト37の吊持位置を、基礎の幅方向に調整でき
る。
この発明のアンカーボルト支持治具によると、基礎型枠
に載置した調整部材に、ボルト吊持部材の垂直片を昇降
自在に固定し、ボルト吊持部材の水平片のアンカーボル
ト挿通孔にアンカーボルトを挿通して支持する。したが
って、ボルト吊持部材を調整部材に対して昇降すること
で、アンカーボルトの支持高さが調整でき、基礎高さや
基礎型枠の高さの変化に対応できるという効果が得られ
る。また、調整部材がその上片を基礎型枠の上端に載置
して設けられるので、基礎型枠の上端の厚さとは無関係
に、また基礎型枠を加工することなく取り付けることが
できる。さらに、調整部材の固定片及び上片には調整ボ
ルトが螺合されているので、調整ボルトを螺進させるこ
とにより、基礎型枠への設置後であっても容易にアンカ
ーボルトの吊持高さおよび基礎の幅方向の吊持位置の調
整ができる。
に載置した調整部材に、ボルト吊持部材の垂直片を昇降
自在に固定し、ボルト吊持部材の水平片のアンカーボル
ト挿通孔にアンカーボルトを挿通して支持する。したが
って、ボルト吊持部材を調整部材に対して昇降すること
で、アンカーボルトの支持高さが調整でき、基礎高さや
基礎型枠の高さの変化に対応できるという効果が得られ
る。また、調整部材がその上片を基礎型枠の上端に載置
して設けられるので、基礎型枠の上端の厚さとは無関係
に、また基礎型枠を加工することなく取り付けることが
できる。さらに、調整部材の固定片及び上片には調整ボ
ルトが螺合されているので、調整ボルトを螺進させるこ
とにより、基礎型枠への設置後であっても容易にアンカ
ーボルトの吊持高さおよび基礎の幅方向の吊持位置の調
整ができる。
第１図はこの発明の一実施例の斜視図、第２図ないし第
４図はその調整部材の斜視図，平面図、正面図、第５図
ないし第７図はその蝶ボルトの各正面図、第８図ないし
第11図はそのボルト吊持部材の斜視図，側面図，平面
図，正面図、第12図ないし第14図はその設置状態の断面
図，正面図，平面図である。 10,11……基礎型枠、12,13……調整部材、14,15……固
定片、18,19……上片、21……調整ボルト、25、27……
ボルト吊持部、28……アンカーボルト挿通孔、29……水
平片、30,31……垂直片
４図はその調整部材の斜視図，平面図、正面図、第５図
ないし第７図はその蝶ボルトの各正面図、第８図ないし
第11図はそのボルト吊持部材の斜視図，側面図，平面
図，正面図、第12図ないし第14図はその設置状態の断面
図，正面図，平面図である。 10,11……基礎型枠、12,13……調整部材、14,15……固
定片、18,19……上片、21……調整ボルト、25、27……
ボルト吊持部、28……アンカーボルト挿通孔、29……水
平片、30,31……垂直片
Claims (1)
- 【請求項１】対向する一対の基礎型枠上に各々載置し前
記基礎型枠の内面に沿う固定片と基礎型枠上端に載置さ
れる上片を有した一対の調整部材と、調整部材の固定片
及び上片に螺合した調整ボルトと、前記基礎型枠間に設
けられアンカーボルト挿通孔を有した水平片とこの水平
片の両端から立上り前記固定片に昇降自在に固定した一
対の垂直片とからなるボルト吊持部材とを備えたアンカ
ーボルト支持治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1256435A JPH07116826B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | アンカーボルト支持治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1256435A JPH07116826B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | アンカーボルト支持治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03119262A JPH03119262A (ja) | 1991-05-21 |
| JPH07116826B2 true JPH07116826B2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=17292623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1256435A Expired - Lifetime JPH07116826B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | アンカーボルト支持治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07116826B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103276742A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 中国能源建设集团广东省电力设计研究院 | 插入角钢 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU1991595A (en) * | 1994-03-14 | 1995-10-03 | John Arnhart | Method and apparatus for positioning anchor bolts within a concrete form |
| JP4758803B2 (ja) * | 2006-04-07 | 2011-08-31 | 積水化学工業株式会社 | アンカーボルト付基礎構造及びその施工方法 |
| JP2008255724A (ja) * | 2007-04-06 | 2008-10-23 | Sekisui Chem Co Ltd | アンカーボルト付基礎構造の施工用治具 |
| GB2581370A (en) * | 2019-02-14 | 2020-08-19 | Fast Form Systems Ltd | Support foot |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6187833U (ja) * | 1984-11-14 | 1986-06-09 |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP1256435A patent/JPH07116826B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103276742A (zh) * | 2013-05-28 | 2013-09-04 | 中国能源建设集团广东省电力设计研究院 | 插入角钢 |
| CN103276742B (zh) * | 2013-05-28 | 2016-02-24 | 中国能源建设集团广东省电力设计研究院有限公司 | 插入角钢 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03119262A (ja) | 1991-05-21 |
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