JPH07116362A - 防水型電気機器 - Google Patents

防水型電気機器

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Publication number
JPH07116362A
JPH07116362A JP5267403A JP26740393A JPH07116362A JP H07116362 A JPH07116362 A JP H07116362A JP 5267403 A JP5267403 A JP 5267403A JP 26740393 A JP26740393 A JP 26740393A JP H07116362 A JPH07116362 A JP H07116362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chassis
casing
trimmer
cover
battery
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5267403A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Nakagawa
尚生 中川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH07116362A publication Critical patent/JPH07116362A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水性やがたつき防止を損なうことがない上
に組立性が良好である。 【構成】 筒状のケーシング1と、電池5やモータ4等
の部品が片面に装着されているとともにケーシング内に
その一端開口から挿入配設されているシャーシ3と、ケ
ーシングの両端開口を夫々閉じる蓋とからなる防水型電
気機器において、シャーシ1の上記片面側に連結されて
シャーシに装着された部品を覆うシャーシカバー30を
備えてシャーシと共にシャーシカバーがケーシング内に
挿入配設されている。部品とケーシング内面との間の隙
間に起因する部品のがたつきをシャーシカバーによって
抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防水型電気機器、殊に筒
状のケーシング内にモータや電池がシャーシに装着され
た状態で納められている防水型電気機器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電気かみそりのような防水型電気機器に
おいて、筒状のケーシングを用いて、その両端開口部を
パッキンを備えた部材で閉じるようにしたものがある。
この場合、ケーシングが二つ割りになっている場合など
に比して、防水性の確保が容易であるが、このタイプで
は、ケーシング内への電池やモータといった部品配置
は、シャーシを設けて、このシャーシの所定位置に各部
品を装着し、そしてこのシャーシをケーシングの一端開
口からケーシング内にはめ込むことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記シャーシの利用
は、ケーシング内への部品配置を容易にしているが、反
面、次のような問題を有している。すなわち、ケーシン
グやシャーシ及びシャーシに装着された部品の寸法ばら
つきや、ケーシングが合成樹脂成形品である場合、の成
形時の抜き勾配等のために、ケーシング内面と、ケーシ
ング内に配設されるシャーシ及びシャーシ上の部品との
間にはクリアランスを設けておかなくてはならず、そし
てこのクリアランスによって部品、特にモータのような
部品にがたつきが生じてしまう。このために、従来はシ
ャーシの一面に配設された部品におけるケーシング内面
と対向する部分にクッション材を貼り付けて、ケーシン
グ内に納めた時、このクッション材で上記がたつきを防
ぎ、がたつきに起因する騒音発生を防いでいたのである
が、このようなクッション材は、ケーシング内にシャー
シを差し込む時、ケーシングとの当たりでめくれが発生
し、これが原因でケーシングとシャーシとの間の位置ず
れが生じる上に、防水シール不良を招いてしまうことが
あった。また上記がたつきの防止には、ある程度の厚み
のクッション材が必要であるが、このようなクッション
材をめくれが生じないように圧縮しつつケーシング内に
差し込む作業は容易ではない。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは防水性やがたつき防止
を損なうことがない上に組立性が良好である防水型電気
機器を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、筒状
のケーシングと、電池やモータ等の部品が片面に装着さ
れているとともにケーシング内にその一端開口から挿入
配設されているシャーシと、ケーシングの両端開口を夫
々閉じる蓋とからなる防水型電気機器において、シャー
シの上記片面側に連結されてシャーシに装着された部品
を覆うシャーシカバーを備えてシャーシと共にシャーシ
カバーがケーシング内に挿入配設されていることに特徴
を有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、部品とケーシング内面との間
の隙間に起因する部品のがたつきをシャーシカバーによ
って防ぐことができる。この時、シャーシカバーにばね
性を有して部品に接する突起を一体に設けておけば、シ
ャーシカバーによる部品の固定をより確実に行うことが
できる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図示例の防水型電気機器は往復式電気かみそりで
あって、そのケーシング1は、上下が開口する薄型の角
筒状とされており、その上端には刃フレーム11を介し
て外刃12が取り付けられ、下端にはOリング25を介
して底カバー2が取り付けられ、内部にはシャーシ3を
介してモータ4や電池5が配設されている。
【0008】上記刃フレーム11は、図5及び図7に示
すように、その一端側がケーシング1の一端上面に差し
込まれる蝶番部材45によってケーシング1に対して回
動自在に且つ開く方向にばね付勢された状態で取り付け
られるとともに、ケーシング1の他端上部にばね44に
よる付勢を受けた状態で配設された着脱釦43との係合
によって他端側がケーシング1に係止されている。
【0009】ケーシング1の前面には図9に示すよう
に、スイッチ基台70を介してスイッチハンドル7が上
下にスライド自在に配設されている。このスイッチハン
ドル7は、そのスライド時にケーシング1前面の軸受孔
18によって枢支されたカム軸71との係合部を背面に
備えており、またスイッチハンドル7の操作の抑制用の
ロック部材73と、スライド操作時にクリック感を与え
るクリックばね72とが取り付けられている。
【0010】ケーシング1内には前述のようにシャーシ
3が収納されている。このシャーシ3は、水平断面が円
弧状のもので、内面側には直線状に並ぶモータ収納凹部
と電池収納部とを備えて、これら収納部に夫々モータ4
と電池5とが装着されるものであり、またその外面及び
内面には、図8に示すように、レバー51、電池陰極金
具52、モータ陰極金具53、陽極金具54等が取り付
けられている。図中55は電池陰極端子である。なお、
上記カム軸71は、これらの電気的接続用金具の相互接
触を制御することでモータ4への通電のオンオフを行
う。
【0011】そして、シャーシ3の上端には、駆動子6
が取着されている。この駆動子6は、モータ4の出力軸
に設けられたバランサー付きの偏心軸40の回動運動を
往復運動に変換するもので、前記外刃12の内面に摺接
する内刃ブロック13が取り付けられる。更に、シャー
シ3におけるモータ4や電池5が配設された側には、シ
ャーシカバー30が連結されている。このシャーシカバ
ー30は、その両側縁に有しているフック部31,31
をシャーシ3に係止させることによってシャーシ3に連
結されて、モータ4及び電池5を覆うとともにこれらを
シャーシ3に押し付けてモータ4や電池5のシャーシ3
への取り付けにがたつきが生じないようにするもので、
モータ4及び電池5に接することになるばね性を備えた
突起32,32が一体に設けられている。各部品を組み
付けたシャーシ3をケーシング1内の上端開口面から差
し込む時、シャーシカバー30がモータ4や電池5とケ
ーシング1内面との間の隙間を埋めるとともに、この
時、シャーシカバー30に設けられて電池5及びモータ
4に弾接する突起32が、ケーシング1内面と、モータ
4や電池5との間に位置し、これら部品のがたつきを確
実に無くす。
【0012】ケーシング1の上面開口は、刃取付台47
で閉じられるとともに、Oリング46によって封水され
る。また刃取付台47における駆動子6の内刃ブロック
13が装着されるボス60を突出させるための開口部
は、防水ゴム27によって閉じられる。この防水ゴム2
7は、周縁が刃取付台47の上記開口部周縁と押さえ板
29との間で挟持されるとともに内周縁が上記ボス60
外面に密着することで、開口部の防水を行う。なお、押
さえ板29を刃取付台47に固定するビス38は、シャ
ーシ3を貫通してケーシング1にねじ込まれるものであ
り、ケーシング1への刃取付台47やシャーシ3の固定
部材を兼用している。図7中の39は固定ねじ38に装
着されるOリングである。
【0013】固定ねじ38の挿通部の防水は、図16及
び図17に示すように、押さえ板29におけるねじ挿通
孔290に一体に装着したリング状弾性体39で行って
もよい。ここにおけるねじ挿通孔290は、段部291
を有するとともに、回り止めのための径方向の溝292
を備えたものとなっており、弾性体39は段部291に
よって下方への抜け止めがなされているとともに、溝2
92との係合部で回り止めもなされており、更に押さえ
板29の下面側における突出部の外周を囲む部分も備え
ているために、上方への抜け止めもなされたものとなっ
ている。このような弾性体39を用いた場合、組立が容
易となるほか、弾性体39がずれたりするおそれがない
ために、防水をより確実に行うことができる。なお、弾
性体39は押さえ板29のねじ挿通孔290に取り付け
られるものでも、一体成形されるものでもよい。
【0014】ケーシング1の背面にはトリマーブロック
8が配設されている。このトリマーブロック8は、図1
0〜図12に示すように、上端側が前後に屈曲自在な薄
肉の屈曲部81となっているトリマーハンドル80と、
トリマーハンドル80の上端にヒンジ結合されたトリマ
ー基台82と、このトリマー基台82に取り付けられた
固定刃83と可動刃84と押し付けばね85とからなる
刃部と、同じくトリマー基台82によって軸支されてい
るとともに上端を可動刃84に係合させたトリマー駆動
子86と、トリマー基台82の背面側を隠すトリマーカ
バー87、そしてトリマーハンドル80の背面側に固定
されたクリックばね88とからなるもので、トリマーハ
ンドル80とトリマー基台82とから背方へと突出する
係止フック89,89が、ケーシング1及び刃取付台4
7に夫々形成された図13に示すレール部49,49に
スライド自在に係合している。
【0015】このものにおいて、トリマーハンドル80
を押し上げれば、図15に示すように、トリマーハンド
ル80上部の屈曲部81が屈曲しつつ、トリマーブロッ
ク8における刃部が上方に突出する。上記屈曲部81が
屈曲する上にトリマーハンドル80に対してトリマー基
台82がヒンジ連結されているために、トリマーハンド
ル80の押し上げ方向と、トリマー基台81のスライド
方向とに角度があっても問題がないものである。そして
このように上動したトリマーブロック8は、トリマー駆
動子86の下端が駆動子6に取り付けられた連結子65
に係合することで、駆動子6の往復動が連結子65とト
リマー駆動子86とを介して可動刃84に伝達される。
また、上動させた時のトリマー基台82から突出させた
係止フック89は、図15に示すように、刃取付台47
に設けた係合凹部に係合するために、トリマーブロック
8を突出させた時のトリマーブロック8の図中矢印方向
の保持強度が高く、ぐらつきが生じないものである。
【0016】また、この電気かみそりにおける保護キャ
ップ15は、図14に示すように、上動させていない状
態のトリマーブロック8の上端部を覆う部分を有してい
るのであるが、この部分の上端には開口16を設けると
ともに開閉自在なカバー17を軸18で取り付けてあ
り、保護キャップ15を装着したままでトリマーブロッ
ク8を押し上げれば、トリマーブロック8における刃部
がカバー17を押し上げて保護キャップ15外に突出す
るようにしてある。トリマーブロック8を作動させてい
る時には、内刃ブロック13も往復動を行っているわけ
であるが、この内刃ブロック13と共同して髭を切断す
る外刃12は保護キャップ15で覆われているために、
トリマーブロック8によってきわ剃りを行う時、外刃1
2と内刃ブロック13とで毛を切断してしまう事態が生
じるのを防ぐことができるわけである。
【0017】図14及び図15中において、駆動子6の
ボス60内に差し込まれてボス60内に配された押し上
げばね61で上方に付勢されている内刃ブロック13の
継手部における球状となった部分の外面に設けたゴム等
からなる弾性部材19は、ボス60と内刃ブロック13
との間のクリアランスに起因する作動時のたたき音の発
生を抑止するためのものである。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シャーシ
の部品が装着された片面側に連結されて部品を覆うシャ
ーシカバーを備えて、このシャーシカバーがシャーシと
共にケーシング内に挿入配設されるために、部品とケー
シング内面との間の隙間に起因する部品のがたつきをシ
ャーシカバーによって抑えることができるものであり、
がたつきによる騒音を防止できる上に、シャーシのケー
シング内への挿入作業も容易となる。
【0019】この時、シャーシカバーにばね性を有して
部品に接する突起を一体に設けておけば、シャーシカバ
ーによる部品の固定をより確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の縦断面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の背面図である。
【図4】同上の右側面図である。
【図5】同上の横断面図である。
【図6】(a)(b)は夫々図5中のC−C線断面図とD−D
線断面図である。
【図7】同上の分解斜視図である。
【図8】同上のシャーシ部分の分解斜視図である。
【図9】同上のケーシングと底カバーとスイッチ部分の
分解斜視図である。
【図10】同上のトリマーブロックの分解斜視図であ
る。
【図11】同上のトリマーブロックの背面図である。
【図12】同上のトリマーブロックの水平断面図であ
る。
【図13】同上のトリマーブロックを外した状態の正面
図である。
【図14】同上のヘッド部分の縦断面図である。
【図15】同上のヘッド部分のトリマー突出時の縦断面
図である。
【図16】(a)は押さえ板の斜視図、(b)は押さえ板の挿
通孔部分の拡大斜視図である。
【図17】押さえ板の固定部分の断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 3 シャーシ 4 モータ 5 電池 30 シャーシカバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のケーシングと、電池やモータ等の
    部品が片面に装着されているとともにケーシング内にそ
    の一端開口から挿入配設されているシャーシと、ケーシ
    ングの両端開口を夫々閉じる蓋とからなる防水型電気機
    器において、シャーシの上記片面側に連結されてシャー
    シに装着された部品を覆うシャーシカバーを備えてシャ
    ーシと共にシャーシカバーがケーシング内に挿入配設さ
    れていることを特徴とする防水型電気機器。
  2. 【請求項2】 シャーシカバーはばね性を有して部品に
    接する突起を一体に備えていることを特徴とする請求項
    1記載の防水型電気機器。
JP5267403A 1993-10-26 1993-10-26 防水型電気機器 Withdrawn JPH07116362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5267403A JPH07116362A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 防水型電気機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5267403A JPH07116362A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 防水型電気機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07116362A true JPH07116362A (ja) 1995-05-09

Family

ID=17444363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5267403A Withdrawn JPH07116362A (ja) 1993-10-26 1993-10-26 防水型電気機器

Country Status (1)

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JP (1) JPH07116362A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011062451A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気かみそり
CN102398252A (zh) * 2010-09-13 2012-04-04 株式会社牧田 充电式电动工具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011062451A (ja) * 2009-09-18 2011-03-31 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気かみそり
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Effective date: 20001226