JPH07115805A - 播種シート敷設装置 - Google Patents
播種シート敷設装置Info
- Publication number
- JPH07115805A JPH07115805A JP26505993A JP26505993A JPH07115805A JP H07115805 A JPH07115805 A JP H07115805A JP 26505993 A JP26505993 A JP 26505993A JP 26505993 A JP26505993 A JP 26505993A JP H07115805 A JPH07115805 A JP H07115805A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- soil
- sheet
- covering
- seeding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
- Sowing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】播種シート3を土壌面に被覆しながら覆土す
る。土壌面の凹凸面に拘らず覆土を一定層に行う。 【構成】走行方向に対して耕耘爪1を逆向きに駆動する
ロータリ耕耘装置2と、この後側にあって播種シート3
を繰出しながら耕耘土壌面に被覆するシートリール4と
を有し、該耕耘装置2上を覆うロータリカバー5の後部
には、該耕耘土壌面に被覆される播種シート3上面に耕
耘土壌の一部を放出させる放出口6を設け、また前部に
は、下端に接地そり7を有して上下動自在で土壌面と該
ロータリカバー5との間の間隔部を覆うフロントカバー
8を設けてなる播種シート敷設装置の構成。
る。土壌面の凹凸面に拘らず覆土を一定層に行う。 【構成】走行方向に対して耕耘爪1を逆向きに駆動する
ロータリ耕耘装置2と、この後側にあって播種シート3
を繰出しながら耕耘土壌面に被覆するシートリール4と
を有し、該耕耘装置2上を覆うロータリカバー5の後部
には、該耕耘土壌面に被覆される播種シート3上面に耕
耘土壌の一部を放出させる放出口6を設け、また前部に
は、下端に接地そり7を有して上下動自在で土壌面と該
ロータリカバー5との間の間隔部を覆うフロントカバー
8を設けてなる播種シート敷設装置の構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、土壌面に播種シート
を敷設する播種シート敷設装置に関し、土壌面に播種シ
ートを被覆しながら、同時にこの播種シート上面に覆土
を行うものである。
を敷設する播種シート敷設装置に関し、土壌面に播種シ
ートを被覆しながら、同時にこの播種シート上面に覆土
を行うものである。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】芝、
野菜、花卉類の種子を有した播種シート(乃至播種マッ
ト)を土壌面に敷設するには、上面に一定層の覆土を行
うことが必要で、このため、ロータリ耕耘装置を用い
て、耕耘土壌の一部を土壌面に被覆される播種シートの
上面に放出される。しかしながら、耕耘される土壌面は
凹凸が著しくロータリカバーの前部の土壌面との間の間
隔部が大、小に変化すると、耕耘爪の回転による土壌の
放出量に大きい変化があって、一定層の覆土ができ難い
ことが多い。播種シートは、既に芝芽が出た芝播種マッ
トの敷設装置として用いるもよい。この場合、覆土は目
土覆土として行われる。
野菜、花卉類の種子を有した播種シート(乃至播種マッ
ト)を土壌面に敷設するには、上面に一定層の覆土を行
うことが必要で、このため、ロータリ耕耘装置を用い
て、耕耘土壌の一部を土壌面に被覆される播種シートの
上面に放出される。しかしながら、耕耘される土壌面は
凹凸が著しくロータリカバーの前部の土壌面との間の間
隔部が大、小に変化すると、耕耘爪の回転による土壌の
放出量に大きい変化があって、一定層の覆土ができ難い
ことが多い。播種シートは、既に芝芽が出た芝播種マッ
トの敷設装置として用いるもよい。この場合、覆土は目
土覆土として行われる。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、走行方向に
対して耕耘爪1を逆向きに駆動するロータリ耕耘装置2
と、この後側にあって播種シート3を繰出しながら耕耘
土壌面に被覆するシートリール4とを有し、該耕耘装置
2上を覆うロータリカバー5の後部には、該耕耘土壌面
に被覆される播種シート3上面に耕耘土壌の一部を放出
させる放出口6を設け、また前部には、下端に接地そり
7を有して上下動自在で土壌面と該ロータリカバー5と
の間の間隔部を覆うフロントカバー8を設けてなる播種
シート敷設装置の構成とする。
対して耕耘爪1を逆向きに駆動するロータリ耕耘装置2
と、この後側にあって播種シート3を繰出しながら耕耘
土壌面に被覆するシートリール4とを有し、該耕耘装置
2上を覆うロータリカバー5の後部には、該耕耘土壌面
に被覆される播種シート3上面に耕耘土壌の一部を放出
させる放出口6を設け、また前部には、下端に接地そり
7を有して上下動自在で土壌面と該ロータリカバー5と
の間の間隔部を覆うフロントカバー8を設けてなる播種
シート敷設装置の構成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】耕耘装置2の耕耘爪1が逆回
転すると土壌面が一定深さに耕耘されると共に、耕耘土
壌の一部がロータリカバー5の内側に沿って前側から上
部を経て後部の放出口6から後方へ放出される。ロータ
リカバー5の後方では耕耘土壌面にシートリール4から
引き出される播種シート3が被覆されていて、この土壌
面の播種シート3の上面に該放出口6から放出される土
壌が載せられて覆土される。
転すると土壌面が一定深さに耕耘されると共に、耕耘土
壌の一部がロータリカバー5の内側に沿って前側から上
部を経て後部の放出口6から後方へ放出される。ロータ
リカバー5の後方では耕耘土壌面にシートリール4から
引き出される播種シート3が被覆されていて、この土壌
面の播種シート3の上面に該放出口6から放出される土
壌が載せられて覆土される。
【0005】このような播種シート3の敷設作業中にフ
ロントカバー8は、下端部のそり7の接地によって、土
壌面に凹凸があれば、これに従って上下動して、土壌面
とロータリカバー5の前端部との間を常に閉鎖して、こ
のフロントカバー8の内面に沿わせて耕耘土壌を上方へ
案内することができ、従って放出口6から放出させる覆
土量を多くして、覆土厚さを一定に維持できる。
ロントカバー8は、下端部のそり7の接地によって、土
壌面に凹凸があれば、これに従って上下動して、土壌面
とロータリカバー5の前端部との間を常に閉鎖して、こ
のフロントカバー8の内面に沿わせて耕耘土壌を上方へ
案内することができ、従って放出口6から放出させる覆
土量を多くして、覆土厚さを一定に維持できる。
【0006】
【実施例】トラクタ車体の後側にロアリンク9とトップ
リンク10とによる三点リンク機構によって、耕耘装置
2を装着し、動力取出軸によって入力軸11を伝動し
て、サイドドライブ形態の耕耘軸12を駆動し、耕耘軸
12に配設する耕耘爪1の逆回転A駆動によってアッパ
ーカットによる耕耘を行う。この耕耘爪1は予め耕耘し
た後の土壌面を耕耘する場合は、耕耘土壌の表面を浅く
耕耘砕土する砕土爪形態とするもよい。
リンク10とによる三点リンク機構によって、耕耘装置
2を装着し、動力取出軸によって入力軸11を伝動し
て、サイドドライブ形態の耕耘軸12を駆動し、耕耘軸
12に配設する耕耘爪1の逆回転A駆動によってアッパ
ーカットによる耕耘を行う。この耕耘爪1は予め耕耘し
た後の土壌面を耕耘する場合は、耕耘土壌の表面を浅く
耕耘砕土する砕土爪形態とするもよい。
【0007】ロータリカバー5は、耕耘爪1の回転を上
周部と左右両側とを覆い、この後側にはリヤカバー13
を有し、前側にはフロントカバー8を有する。放出口6
はこのロータリカバー5の後部でリヤカバー13との間
に上下方向のスリット形態にして耕耘幅全体に亘って形
成している。この放出口6を形成する放出口板14は、
ロータリカバー5の後端部に横方向のカバー軸15の回
りに前後に回動でき、リヤカバー13は、この放出口板
14の下端部のカバー軸16の回りに前後に回動調節で
きる構成としている。このリヤカバー13の上下調節位
置によって播種シート3の敷設深さを調節できる。
周部と左右両側とを覆い、この後側にはリヤカバー13
を有し、前側にはフロントカバー8を有する。放出口6
はこのロータリカバー5の後部でリヤカバー13との間
に上下方向のスリット形態にして耕耘幅全体に亘って形
成している。この放出口6を形成する放出口板14は、
ロータリカバー5の後端部に横方向のカバー軸15の回
りに前後に回動でき、リヤカバー13は、この放出口板
14の下端部のカバー軸16の回りに前後に回動調節で
きる構成としている。このリヤカバー13の上下調節位
置によって播種シート3の敷設深さを調節できる。
【0008】シートリール4は、前記リヤカバー13の
後側において横方向の軸の回りに回動自在に支架され、
ロール巻にした一定幅の播種シート3を引出しながら耕
耘装置2のリヤカバー13の下端縁によって均平される
土壌面に沿って被覆させる。17はこのシートリール4
を支架するアームで、耕耘フレーム18に取付けてい
る。前記耕耘爪1の回転Aによって放出口6から後方へ
放出される土壌は、このシートリール4の上側を後方へ
放出されて土壌面に被覆された播種シート3の上面に飛
散され、覆土される。
後側において横方向の軸の回りに回動自在に支架され、
ロール巻にした一定幅の播種シート3を引出しながら耕
耘装置2のリヤカバー13の下端縁によって均平される
土壌面に沿って被覆させる。17はこのシートリール4
を支架するアームで、耕耘フレーム18に取付けてい
る。前記耕耘爪1の回転Aによって放出口6から後方へ
放出される土壌は、このシートリール4の上側を後方へ
放出されて土壌面に被覆された播種シート3の上面に飛
散され、覆土される。
【0009】フロントカバー8は、ロータリカバー5の
前端部において、カバーガイド19に案内させて上下動
自在に設けられ、下端部には土壌面に摺接するそり7を
有する。このそり7の接地によって未耕耘の土壌面が凹
凸になれば、このフロントカバー8が下動して土壌面と
の間隔を開けないように維持し、凸になればフロントカ
バー8を押上げられて耕耘深さが一定に保持されるよう
に働き、耕耘された土壌を前側へ飛散させないで、上部
から放出口6側へ案内させる。20はフロントカバー8
の上端に固定のアームで、前記カバーガイド19に嵌合
して案内させるガイドローラ21を有する。
前端部において、カバーガイド19に案内させて上下動
自在に設けられ、下端部には土壌面に摺接するそり7を
有する。このそり7の接地によって未耕耘の土壌面が凹
凸になれば、このフロントカバー8が下動して土壌面と
の間隔を開けないように維持し、凸になればフロントカ
バー8を押上げられて耕耘深さが一定に保持されるよう
に働き、耕耘された土壌を前側へ飛散させないで、上部
から放出口6側へ案内させる。20はフロントカバー8
の上端に固定のアームで、前記カバーガイド19に嵌合
して案内させるガイドローラ21を有する。
【0010】22はゲージホイルで、フロントカバー8
の前側において、耕耘フレーム18に対して上下調節自
在の支杆23の下端に回転自在にして取付けられ、この
ゲージホイル22の上下調節によって耕耘深さを調節で
きる。図7、図8において、上例と異なる点は、前記放
出口板14の放出口6の開口度を調節する開口調節板2
3を設けたもので、放出口6から播種シート3上面に放
出される覆土量を多(図7)、少(図8)に調節する。
開口調節板23の左右両端部には上下方向の長孔24が
設けられて、ボルト、ナットによる締付具25によって
開口調節板23の上下位置を移動調節でき、放出口6の
一部を閉鎖できる。この開口調節板23は放出口板14
の後面に沿って設けられている。
の前側において、耕耘フレーム18に対して上下調節自
在の支杆23の下端に回転自在にして取付けられ、この
ゲージホイル22の上下調節によって耕耘深さを調節で
きる。図7、図8において、上例と異なる点は、前記放
出口板14の放出口6の開口度を調節する開口調節板2
3を設けたもので、放出口6から播種シート3上面に放
出される覆土量を多(図7)、少(図8)に調節する。
開口調節板23の左右両端部には上下方向の長孔24が
設けられて、ボルト、ナットによる締付具25によって
開口調節板23の上下位置を移動調節でき、放出口6の
一部を閉鎖できる。この開口調節板23は放出口板14
の後面に沿って設けられている。
【図1】側面図。
【図2】そのロータリカバー部の側面図。
【図3】その斜視図。
【図4】シートリール部の背面図。
【図5】フロントカバー部の斜視図。
【図6】その側面図。
【図7】放出口板部の斜視図。
【図8】放出口板部の斜視図。
1 耕耘爪 2 耕耘装置 3 播種シート 4 シートリール 5 ロータリカバー 6 放出口 7 そり 8 フロントカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松長 千年 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内
Claims (1)
- 【請求項1】 走行方向に対して耕耘爪1を逆向きに駆
動するロータリ耕耘装置2と、この後側にあって播種シ
ート3を繰出しながら耕耘土壌面に被覆するシートリー
ル4とを有し、該耕耘装置2上を覆うロータリカバー5
の後部には、該耕耘土壌面に被覆される播種シート3上
面に耕耘土壌の一部を放出させる放出口6を設け、また
前部には、下端に接地そり7を有して上下動自在で土壌
面と該ロータリカバー5との間の間隔部を覆うフロント
カバー8を設けてなる播種シート敷設装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26505993A JPH07115805A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 播種シート敷設装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26505993A JPH07115805A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 播種シート敷設装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07115805A true JPH07115805A (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=17412017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26505993A Pending JPH07115805A (ja) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | 播種シート敷設装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07115805A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015221048A (ja) * | 2015-08-07 | 2015-12-10 | ヤンマー株式会社 | 作業機 |
KR101965504B1 (ko) * | 2017-10-16 | 2019-04-03 | 그린앤씨(주) | 관수설비를 구비한 씨앗필름 건답피복기 |
-
1993
- 1993-10-22 JP JP26505993A patent/JPH07115805A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015221048A (ja) * | 2015-08-07 | 2015-12-10 | ヤンマー株式会社 | 作業機 |
KR101965504B1 (ko) * | 2017-10-16 | 2019-04-03 | 그린앤씨(주) | 관수설비를 구비한 씨앗필름 건답피복기 |
WO2019078445A1 (ko) * | 2017-10-16 | 2019-04-25 | 그린앤씨주식회사 | 관수설비를 구비한 씨앗필름 건답피복기 |
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