JPH07115796A - ステッピングモータの駆動装置 - Google Patents

ステッピングモータの駆動装置

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JPH07115796A
JPH07115796A JP25612893A JP25612893A JPH07115796A JP H07115796 A JPH07115796 A JP H07115796A JP 25612893 A JP25612893 A JP 25612893A JP 25612893 A JP25612893 A JP 25612893A JP H07115796 A JPH07115796 A JP H07115796A
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JP
Japan
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current
exciting
drive
stepping motor
bipolar
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JP25612893A
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English (en)
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Takashi Aoyama
孝志 青山
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】低速回転域でのトルクを低下することなく高速
回転域においての励磁電流の立ち上がり及び立ち下がり
を速くすることができ、かつ巻線利用効率が良く発熱を
抑えることのできるステッピングモータの駆動装置を提
供する。 【構成】直流電源VCCにはスイッチ11,12を介して
励磁巻線13が接続されている。スイッチ11,12に
は逆流阻止用のダイオード16,17が直列接続されて
いる。励磁巻線13の中点にはセンタタップCTが設け
られており、このセンタタップCTはスイッチ20を介
して電源VCCに接続されている。スイッチ20にはフラ
イホイールダイオード21が並列接続されている。そし
て、励磁電流立ち上がり時には励磁巻線13aにのみ電
流I1 を流し、ユニポーラ駆動方式にする。時間t1
経過すると励磁巻線13a,13bに電流I2 を流し、
バイポーラ駆動方式に切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステッピングモータ、特
にユニポーラ駆動回路とバイポーラ駆動回路とを備えた
ステッピングモータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バイポーラ駆動方式の2相ステッ
ピングモータの各相(A相、B相)の駆動回路は図4に
示すように構成されている。尚、A相及びB相の駆動回
路は同一構成のため、A相についてのみ説明をする。
【0003】直流電源VCCには電流方向切り換え用のス
イッチ31,32を介してステッピングモータMの励磁
巻線33の両端が接続されている。励磁巻線33の両端
はさらに、電流方向切り換え用のスイッチ34,35を
介して接地されている。スイッチ31,32,34,3
5にはそれぞれ、フライホイールダイオード36,3
7,38,39が並列接続されている。このフライホイ
ールダイオード36,37,38,39はそれぞれの対
応するスイッチ31,32,34,35がオフしたとき
に、励磁巻線33に生じる逆起電力による電流を電源V
CCに回生するためのものである。そして、駆動信号S
1,S2,S3,S4が制御回路40から各スイッチ3
1,32,34,35にそれぞれ出力されて、各スイッ
チ31,32,34,35がオン、オフ制御されて励磁
巻線33が励磁される。すなわち、スイッチ31と35
がオン、スイッチ32と34がオフすると励磁電流がス
イッチ31を介して励磁巻線33に流れ、励磁巻線33
が励磁されて磁極に磁束を生じる。逆に、スイッチ32
と34がオン、スイッチ31と35がオフすると励磁電
流がスイッチ32を介して励磁巻線33に流れ、励磁巻
線33が励磁されて磁極に前記動作とは逆方向の磁束が
生じる。
【0004】ところで、このバイポーラ駆動方式のステ
ッピングモータは巻線利用効率が高いので低速回転域に
おいて高トルクを発生する。しかし、逆にインダクタン
スが大きいために励磁巻線33に流れる励磁電流の立ち
上がりが悪く、高速回転域では所定の電流値まで立ち上
がらずに出力トルクが低下するという問題点があった。
これに対して、ユニポーラ駆動方式では随時励磁巻線3
3の半分にしか励磁電流が流れないので、インダクタン
スの影響が少なく高速回転域に適しているものの、低速
回転域での出力トルクが不十分であった。
【0005】これらの問題点への対策として、(特開平
1−295696号)、(特開平2−261095号)
に示されるようなステッピングモータの駆動装置が提案
されている。これらはステッピングモータの駆動回路に
バイポーラ駆動方式とユニポーラ駆動方式との両方式を
備え、駆動周波数に応じてこの二つの駆動方式を切り換
えるものである。すなわち低速回転域においてはバイポ
ーラ駆動方式、高速回転域においてはユニポーラ駆動方
式を選択する。又、駆動方式を切り換えるのと同時に、
出力トルクを合わせるために電源電圧又は基準電流値を
切り換えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、高速回転域
においてユニポーラ駆動方式に切り換えたときは、出力
トルクを低速回転域におけるバイポーラ駆動方式時と同
じに保つため、励磁巻線に流れる電流を2倍に増やさな
ければならない。励磁巻線による発熱は巻線長と電流値
の2乗に比例するので、ユニポーラ駆動方式時には巻線
長が半分となるものの電流値が2倍に増えているため、
低速回転域に比べ高速回転域でのモータの発熱量が増え
てしまう。又、高速回転域全域においてユニポーラ駆動
方式を用いるので、巻線の利用効率が低くなってしま
う。
【0007】又、バイポーラ駆動方式において励磁終了
時の回生電流は励磁巻線全てを流れて電源へ回生される
ので、励磁電流の立ち下げに要する時間は改善されず、
ステッピングモータを高速回転域で使用するときの妨げ
の一つとなっていた。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は低速回転域でのトルクを
低下することなく高速回転域においての励磁電流の立ち
上がり及び励磁電流の立ち下がりを速くすることがで
き、かつ巻線利用効率を上げ、発熱を抑えることのでき
るステッピングモータの駆動装置を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、請求項1記載の発明は、センタタップが設
けられた励磁巻線に対して、その両端間で電流を双方向
に流すバイポーラ駆動回路とセンタタップと巻線端との
間で一方向に電流を流すユニポーラ駆動回路とを設けた
ステッピングモータの駆動装置において、励磁電流立ち
上がり時にはユニポーラ駆動回路に切り換え、励磁電流
が立ち上がった後にはバイポーラ駆動回路に切り換える
駆動回路切り換え手段を設けたことをその要旨とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
テッピングモータの駆動装置において、駆動回路切り換
え手段はユニポーラ駆動回路における励磁電流の立ち上
がり状態を検出する検出部を備え、その検出結果に基づ
いてユニポーラ駆動回路からバイポーラ駆動回路へと切
り換えるものであることをその要旨とする。
【0011】請求項3記載の発明は、センタタップが設
けられた励磁巻線に対して、その両端間で電流を双方向
に流すバイポーラ駆動回路とセンタタップと巻線端との
間で一方向に電流を流すユニポーラ駆動回路とを設けた
ステッピングモータの駆動装置において、バイポーラ駆
動回路による励磁の終了時に、回生電流を巻線端からセ
ンタタップを介して電源へ流す電流回生手段を設けたこ
とをその要旨とする。
【0012】
【作用】従って、本発明の請求項1記載の発明によれ
ば、励磁電流立ち上がり時にはインダクタンスの小さい
ユニポーラ駆動回路によりステッピングモータを駆動
し、励磁電流を速やかに立ち上げ、励磁電流が立ち上が
った後には巻線利用効率の高いバイポーラ駆動回路によ
りステッピングモータを駆動する。
【0013】請求項2記載の発明によれば、ユニポーラ
駆動回路により励磁が開始され、検出部にて検出される
励磁電流値が所定の励磁電流値まで到達した時にバイポ
ーラ駆動回路へと切り換える。
【0014】請求項3記載の発明によれば、バイポーラ
駆動回路による励磁の終了時にはその回生電流を、巻線
端からセンタタップを介して電源へ流す。このとき利用
する励磁巻線の巻線数が少ないので、電流が素早く回生
される。
【0015】
【実施例】以下、本発明を2相ステッピングモータの駆
動装置に具体化した一実施例を図1及び図2に従って説
明する。尚、A相、Aバー相及びB相、Bバー相の駆動
回路は同一構成のため、図1にはA相、Aバー相につい
てのみ示している。
【0016】直流電源VCCには電流方向切り換え用のス
イッチ11,12を介してステッピングモータMの励磁
巻線13の両端が接続されている。励磁巻線13の両端
はさらに、電流方向切り換え用のスイッチ14,15を
介して接地されている。スイッチ14,15にはそれぞ
れフライホイールダイオード18,19が並列接続され
ている。励磁巻線13の中点にはセンタタップCTが設
けられており、ステッピングモータMがユニポーラ駆動
されるときにはこのセンタタップCTにより分割された
励磁巻線13a,13bをそれぞれA相、Aバー相とし
て使用する。このセンタタップCTは駆動方式切り換え
用のスイッチ20を介して電源VCCに接続されている。
駆動方式切り換え用のスイッチ20は各相(A相、Aバ
ー相)が励磁されるときに、励磁開始時点から所定の時
間t1 が経過するまではユニポーラ駆動方式とするため
オンされる。そして、所定の時間t1 以後はバイポーラ
駆動方式に切り換えるためスイッチ20はオフされる。
時間t1 は励磁巻線13a,13bに流れる励磁電流が
立ち上がるまでに要する時間であり、予め計算又は試験
等により求められている。スイッチ11,15又はスイ
ッチ12,14の組み合わせでオンすると励磁巻線13
がバイポーラ駆動方式で励磁される。又、スイッチ1
5,20の組み合わせでオンすると励磁巻線13aが、
スイッチ14,20の組み合わせでオンすると励磁巻線
13bがユニポーラ駆動方式で励磁される。各スイッチ
11,12,14,15,20のオン、オフ制御は制御
回路22から出力される駆動信号S1,S2,S3,S
4,S5により行われる。
【0017】前記駆動方式切り換え用のスイッチ20に
はフライホイールダイオード21が電源VCCに対して逆
方向となるように並列接続されている。又、スイッチ1
1,12にはそれぞれ逆流防止用ダイオード16,17
が直列接続されている。従って、バイポーラ駆動方式に
おいて励磁終了時の回生電流はスイッチ11又はスイッ
チ12には流れずに、フライホイールダイオード21を
介して電源に回生されるようになっている。
【0018】次に前記のように構成されたステッピング
モータMの駆動装置の作用について説明する。図2のタ
イムチャートに示すように、励磁巻線13は励磁電流の
立ち上がり時にはユニポーラ駆動方式で励磁される。す
なわち、スイッチ11はオフされたまま、スイッチ1
5,20にオンさせる駆動信号S4,S5が入力され
る。なお、スイッチ12,14はオフしている。そし
て、励磁電流I1 がスイッチ20、センタタップCTを
介して励磁巻線13aにのみ流れる。このとき励磁巻線
13aに発生する磁束により励磁巻線13bに誘導起電
力が発生するが、スイッチ11には逆流防止用ダイオー
ド16が設けられているので、この誘導起電力による電
流が流れることはない。従って、励磁巻線13aに発生
する磁束が打ち消されることはなく、励磁電流I1 が速
やかに立ち上がる。励磁が開始されてから時間t 1 が経
過すると、スイッチ20をオフさせる駆動信号S5とス
イッチ11をオンさせる駆動信号S1がそれぞれスイッ
チ20,11に入力されてバイポーラ駆動方式に切り換
えられる。このときユニポーラ駆動方式時に励磁巻線1
3aに流れていた励磁電流I1 の半分の励磁電流I2
スイッチ11を介して励磁巻線13a,13bに流れ
る。励磁電流I2 はユニポーラ駆動方式時の励磁電流I
1 の半分となるが、使用巻数がユニポーラ駆動時の2倍
となるため、電流値と巻数の積に比例するトルクはユニ
ポーラ駆動方式時と同じ値を出力する。
【0019】そして、駆動周波数に対応する周期Tでス
イッチ11,15をオフさせる駆動信号S1,S4がス
イッチ11,15に入力される。この時、励磁巻線13
a,13bに逆起電力が生じるが、スイッチ12には逆
流阻止用のダイオード17が接続されているので、電源
CCへの回生電流I3 はフライホイールダイオード1
8、励磁巻線13b及びフライホイールダイオード21
を介して流れる。そして、以下同様にしてB相、Aバー
相、Bバー相の順に励磁制御される。
【0020】このように本実施例によれば、ユニポーラ
駆動方式により励磁電流の立ち上がりを速やかにし、励
磁電流が立ち上がった後にはバイポーラ駆動方式に切り
換えてトルクが低下するのを防ぐので、ステッピングモ
ータMの最適制御が可能となる。
【0021】又、高速回転域においても励磁電流が立ち
上がった後にはバイポーラ駆動方式により駆動するため
電源電圧を変える必要がなく、一つの電圧源を備えるだ
けでよい。又、バイポーラ駆動方式は巻線利用効率が良
いため励磁電流が小さいままで済み、高速回転域におい
て励磁巻線13a,13bにおける発熱を抑えることが
できる。
【0022】さらに、スイッチ11,12に対して逆流
防止用ダイオード16,17を設けているため、ステッ
ピングモータMをユニポーラ駆動方式により駆動したと
きに、一方の励磁巻線13a(又は13b)に発生する
磁束により他方の励磁巻線13b(又は13a)に誘導
される起電力による電流が流れない。従って、一方の励
磁巻線13a(又は13b)に発生した磁束が打ち消さ
れることがなく、励磁電流I1 の立ち上がりを妨げるこ
とがない。又、バイポーラ駆動方式による励磁終了時に
おいても電源への回生電流I3 が一方の励磁巻線13b
(又は13a)及びフライホイールダイオード21を介
して流れるので、励磁電流の立ち下げに要する時間も短
縮される。従って、励磁相の切り換えを速くすることが
できる。
【0023】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のでなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、例
えば次のように変更してもよい。 (1)上記実施例では、時間t1 はユニポーラ駆動方式
において励磁巻線13a,13bに流れる励磁電流I1
の立ち上がりに要する時間として求めたものを用いてい
たが、時間t1 は励磁電流I1 が立ち上がる前であって
も、立ち上がった後でも、励磁電流の立ち上がり時間の
短縮が可能となる範囲であれば適宜変更してもよい。
【0024】(2)上記実施例では、ユニポーラ駆動方
式からバイポーラ駆動方式への切り換えを予め計算又は
試験等により求められた時間t1 に基づいて行っていた
が、次のように変更してもよい。
【0025】図3に示すようにスイッチ14,15が励
磁電流検出用抵抗(以下、抵抗という)23を介して接
地されている。抵抗23には制御回路22が接続されて
いる。制御回路22には基準電圧Vref が接続されてい
る。なお、基準電圧Vref はユニポーラ駆動方式時に励
磁巻線13a,13bに流れる電流値が所定の電流値
(例えば、定常状態の80%の電流値)となったときの
抵抗23の端子間電圧V R と等しくなるように設定され
ている。
【0026】抵抗23はユニポーラ駆動方式時に励磁巻
線13a,13bに流れる電流値を端子間電圧VR とし
て検出し、制御回路22に入力する。制御回路22は入
力された電圧VR と基準電圧Vref とを比較し、電圧V
R が基準電圧Vref を越えたときスイッチ20をオフ、
スイッチ11又はスイッチ12をオンしてユニポーラ駆
動方式からバイポーラ駆動方式へ切り換える。
【0027】従って、励磁電流値が所定の電流値を越え
たときにユニポーラ駆動方式からバイポーラ駆動方式へ
の切り換えを行うので、出力トルクが必ず所定値まで上
がってから駆動方式を切り換える。その結果、高速回転
域においてもトルク不足となることがない。
【0028】(3)上記実施例では、駆動周波数に関係
なくユニポーラ駆動方式からバイポーラ駆動方式への切
り換え時間t1 は一定としていたが、駆動周波数に応じ
て変化させるようにしてもよい。すなわち、駆動周波数
が低いときにはバイポーラ駆動方式であっても励磁電流
は十分立ち上がるので、切り換え時間t1 を短くする。
逆に、駆動周波数が高いときにはユニポーラ駆動方式に
より励磁電流を素早く立ち上げる必要があるので、切り
換え時間t1 を長くする。
【0029】(4)上記実施例では、駆動周波数に関係
なく励磁電流の立ち上がり時にはユニポーラ駆動方式、
励磁電流が立ち上がった後にはバイポーラ駆動方式によ
りステッピングモータを駆動していたが、次のように変
更してもよい。所定の駆動周波数以下ではバイポーラ駆
動方式のみ、所定の駆動周波数以上ではユニポーラ駆動
方式とバイポーラ駆動方式の切り換えによる駆動として
もよい。尚、所定の駆動周波数はバイポーラ駆動方式に
おいて励磁電流の立ち上がりが間に合わず、出力トルク
の低下が発生し始める駆動周波数とする。このようにす
ることでスイッチ11,12,20の動作回数が少なく
済み、特にスイッチ11,12,20がトランジスタで
ある場合には発熱が抑えられる。
【0030】(5)上記実施例では、本発明を2相ステ
ッピングモータの1相励磁方式に適用した場合を示した
が、相数及び励磁方式は適宜変更してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1記
載の発明によれば、ステッピングモータにおいて、低速
回転域における出力トルクを低下することなく高速回転
域において励磁電流の立ち上がりを速やかにすることが
でき、かつ高速回転域においても励磁電流が立ち上がっ
た後にはバイポーラ駆動方式により駆動することから高
速回転域における発熱を抑えることができるという優れ
た効果がある。
【0032】請求項2記載の発明によれば、励磁電流値
が所定の電流値になるとユニポーラ駆動回路からバイポ
ーラ駆動回路への切り換えを行うので、高速回転域にお
いてもトルク不足となることがない。
【0033】請求項3記載の発明によれば、バイポーラ
駆動回路においても電流が素早く回生されるので、高速
回転域における励磁電流の立ち下げに要する時間が短縮
される。従って、ステッピングモータの高速化を図るこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を2相ステッピングモータに具体化した
一実施例を示す回路図である。
【図2】A相を励磁するときの駆動信号、励磁電流及び
出力トルクを示すタイムチャート図である。
【図3】励磁電流を検出することによってユニポーラ駆
動方式からバイポーラ駆動方式への切り換えを行うステ
ッピングモータを示す回路図である。
【図4】従来の2相ステッピングモータを示す回路図で
ある。
【符号の説明】
M…ステッピングモータ、CT…センタタップ、11,
12,14,15…電流方向切り換え用スイッチ、1
3,13a,13b…励磁巻線、20…駆動回路切り換
え用スイッチ、22…制御回路、23…励磁電流検出用
抵抗、Vref …基準電圧、t1 …励磁電流の立ち上がり
に要する時間(ユニポーラ駆動方式により駆動する時
間)、I1 …ユニポーラ駆動方式による励磁電流、I2
…バイポーラ駆動方式による励磁電流、I3 …回生電
流。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタタップが設けられた励磁巻線に対
    して、その両端間で電流を双方向に流すバイポーラ駆動
    回路とセンタタップと巻線端との間で一方向に電流を流
    すユニポーラ駆動回路とを設けたステッピングモータの
    駆動装置において、 励磁電流立ち上がり時にはユニポーラ駆動回路に切り換
    え、励磁電流が立ち上がった後にはバイポーラ駆動回路
    に切り換える駆動回路切り換え手段を設けたステッピン
    グモータの駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のステッピングモータの駆
    動装置において、 駆動回路切り換え手段はユニポーラ駆動回路における励
    磁電流の立ち上がり状態を検出する検出部を備え、その
    検出結果に基づいてユニポーラ駆動回路からバイポーラ
    駆動回路へと切り換えるものであるステッピングモータ
    の駆動装置。
  3. 【請求項3】 センタタップが設けられた励磁巻線に対
    して、その両端間で電流を双方向に流すバイポーラ駆動
    回路とセンタタップと巻線端との間で一方向に電流を流
    すユニポーラ駆動回路とを設けたステッピングモータの
    駆動装置において、 バイポーラ駆動回路による励磁の終了時に、回生電流を
    巻線端からセンタタップを介して電源へ流す電流回生手
    段を設けたステッピングモータの駆動装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104135200A (zh) * 2014-07-14 2014-11-05 广东美的集团芜湖制冷设备有限公司 步进电机的控制方法和控制系统
CN110798106A (zh) * 2018-08-02 2020-02-14 格科微电子(上海)有限公司 电磁马达的驱动方法

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