JPH07115629A - 画像通信端末 - Google Patents

画像通信端末

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JPH07115629A
JPH07115629A JP5262009A JP26200993A JPH07115629A JP H07115629 A JPH07115629 A JP H07115629A JP 5262009 A JP5262009 A JP 5262009A JP 26200993 A JP26200993 A JP 26200993A JP H07115629 A JPH07115629 A JP H07115629A
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Application number
JP5262009A
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Inventor
Tsutomu Irishima
勉 入島
Hiroyuki Matsui
弘行 松井
Yasuhiro Tomita
靖浩 富田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビ電話の如き画像通信端末において、着
呼時の自画像(送信すべき画像)表示と、親子画面表示
機能を用いた自画像表示の起動、通信が開始されて自画
像表示が不要になることに伴う解除操作等、に関してサ
ービス性や操作性を改善する。 【構成】 電話機制御回路6で着呼時を検出すると、親
子画面作成回路19を起動すると共に、画像アナログ回
路8に指示し、その内蔵の自画像折り返し回路を起動し
て、カメラ12からの自画像を自動的に内蔵LCD13
に子画面表示するなど、人間の手操作を要せず全て自動
的に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を介して相手
端末と音声通信及び画像通信を同時に行うことのできる
画像通信端末に関するものであり、かかる画像通信端末
は、テレビ電話用通信端末、或いはテレビ会議装置用通
信端末等として使用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】図1は、本発明の一実施例を示すブロッ
ク図であるが、画像通信端末の一般的な構成、動作を説
明するのにも役立つ図であるので、ここでは図1を参照
して従来の画像通信端末の一般的な構成、動作を説明す
る。
【0003】図1において、1は回線制御回路(DS
U)、2は多重化/分離回路(具体的には国際標準化の
勧告H.221による仕様を満たす多重化/分離回
路)、3は画像コーデック(具体的には国際標準化の勧
告H.261による仕様を満たすコーデック)、4は音
声コーデック、5は各部へ電源を供給する電源回路、6
は電話機制御回路、7は音声アナログ回路、8は画像ア
ナログ回路、である。
【0004】そのほか、9は送話器、10は受話器、1
1はスピーカ、12は内蔵LCD(液晶表示装置)、1
2は内蔵カメラ、14はLED(発光ダイオード)、1
5は外部音声出力端子、16は操作キースイッチ(ボリ
ュームを含む)、17はフックスイッチ、18はスピー
カキー、である。
【0005】本画像通信端末から発信するときは、送受
話器9、10を持ち上げると、フックスイッチ17が閉
じ、電話機制御回路6が動作してダイヤル待ちになる。
操作キースイッチ16内のダイヤル釦でダイヤルを一旦
蓄積した後、同じく操作キースイッチ16内の発信キー
を操作してダイヤルを送出することにより、電話機制御
回路6から回線制御回路1を介して回線側へ発呼をかけ
る。このときは相手端末を呼び出している状態となる。
このとき操作キースイッチ16における手操作で電話機
制御回路6を介して画像アナログ回路8に指示して、内
蔵カメラ12により撮像されている自端末側ユーザの顔
を内蔵LCD12に表示することができる。
【0006】相手端末が応答して通信が始まると、相手
端末からの受信画像を見るために操作キースイッチ16
内のスイッチを切り換えることにより、電話機制御回路
6を介して画像アナログ回路8に指示して、相手端末か
らの受信画像を内蔵LCD12に表示する。なおLED
14は回線の状態などの表示用である。
【0007】多重化/分離回路2は、受信時には回線制
御回路1からの信号を画像信号と音声信号に分離して画
像信号は画像コーデック3に、音声信号は音声コーデッ
ク4にそれぞれ渡し、送信時には、画像コーデック3か
らの信号と音声コーデック4からの音声信号を多重して
回線制御回路1に渡す回路である。又多重化/分離回路
2は、着呼時など相手端末とのやりとりに関連して、電
話機制御回路6との間で制御信号のやりとりをする。
【0008】画像コーデック3は、送信時には画像アナ
ログ回路8からの画像データを符号化して多重化/分離
回路2に渡し、受信時には多重化/分離回路2からの画
像データを復号化して画像アナログ回路8に渡す。音声
コーデック4も音声データについて同様の処理を行う。
スピーカ11はスピーカ通話のためのものであり、外部
音声出力端子15は、ここに他のオーディオ機器などを
接続するためのものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上概略説明した如き
従来の画像通信端末においては、画像通信に際し、通信
中に相手端末からの受信画像と、自端末から相手端末に
送信している画像と、を組み合わせて一つの画面に親子
画面表示させる機能は、有効なサービスと考えられてい
る。
【0010】従来の画像通信端末では、TV電話(テレ
ビ電話)として用いるとき、通信の行われている最中に
おいて、キー操作により、画像表示手段(内蔵LCD1
3)に親子画面を作り出してその子画面に、自端末から
相手端末に送信している画像(つまりTV電話をかける
本人の顔や姿、形がどんな具合に相手端末に送られてい
るかというその画像)を映し出して確認することができ
たが、着呼に際しては、通信が始まる前に、画像表示手
段(内蔵LCD13)に親子画面を作り出しその子画面
に、自画像(TV電話を受ける本人の顔や姿、形)を映
し出して確認したいと思っても、そのようなことはでき
ず、その意味でサービス性が悪いという問題点があっ
た。
【0011】また、従来は、着呼があったとき、これか
ら通信する筈の相手の画像を、通信開始に先立って画像
表示手段(内蔵LCD13)に映し出して、可視的に相
手を確認したくても、そのようなことはできず、その意
味でサービス性が悪いという問題点があった。
【0012】また、従来は、通信開始時から親子画面表
示ができて、例えば子画面に自端末が送信している送信
画像を表示し、親画面に相手端末からの受信画像を表示
していても、通信を開始してしばらくすると、子画面に
よる送信画像の確認も不要になるので、親子画面表示を
解除する、つまり子画面による送信画像の表示を止め画
面全体を大きな一つの画面として、そこに相手端末から
の受信画像だけを大きく表示したいと思っても、そのよ
うな親子画面表示の解除には、特別なキー操作が必要で
あるので、キー操作を特に必要とせず自動的に行えるの
に比べれば、操作性が悪いという問題点があった。
【0013】また、従来は、画像表示手段(内蔵LCD
13)に、自端末から相手端末に送信せんとする送信画
像(TV電話をかける本人の顔や姿、形などの画像)を
自画像として表示したとき、その送信画像における本人
の顔や姿、形などの位置が悪く不適当であるとき、これ
を修正して正しい位置にもってこようと思うと、そのた
めには、送信画像を撮像しているカメラの位置あわせの
調整操作が必要であり、それを自動的に行えないという
点で操作性が悪いという問題点があった。
【0014】本発明は、上記諸問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、着呼時の、通信開始
に先立つ自画像(送信すべき画像)表示と、親子画面表
示機能を用いた自画像表示の起動、解除操作と、に関し
て、サービス性や操作性を著しく改善した画像通信端末
を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明では、通信回線を介して相手端末と音声通信及び画
像通信を同時に行うことのできる画像通信端末におい
て、複数の入力画像を区分して同時表示することのでき
る親子画面表示手段と、相手端末から自端末への画像通
信を求める着呼を検出すると、前記親子画面表示手段を
自動的に起動して自画像を、その複数区分の中の一つに
画面表示させる親子画面表示起動手段と、を具備するこ
ととした。
【0016】また上記画像通信端末において、スーパイ
ンポーズ表示発生手段を更に有し、該スーパインポーズ
表示発生手段は、相手端末から自端末への画像通信を求
める着呼を検出すると、着呼から通信開始に至るまでの
間において、自端末と相手端末との間で信号のやりとり
が行われるその状態又はそれに関連したガイダンス情報
を、通信が開始されて相手端末からの受信画像を表示す
るまでは空きとなっている、前記親子画面表示手段の表
示画面の複数区分の中の一つに、その背景色上にスーパ
インポーズ表示するようにした。
【0017】また上記画像通信端末において、着呼時に
相手端末の識別番号を受信して相手端末を識別する相手
端末識別手段と、相手端末に対応する画像を予め記録し
ておく相手画像記録表示手段と、を更に有し、着呼時前
記相手端末識別手段により相手端末を識別すると、それ
に対応した画像を前記相手画像記録表示手段から読み出
して、通信が開始されて相手端末からの受信画像を表示
するまでは空きとなっている、前記親子画面表示手段の
表示画面の複数区分の中の一つに、表示するようにし
た。
【0018】また上記画像通信端末において、着呼から
通信開始に至るまでの間、相手端末と自端末との間で信
号のやりとりが行われるそのネゴシエーション状態が終
了すると、そのことを検出して、前記親子画面表示手段
による親子画面表示を自動的に解除して一つの画面とす
ることにより、子画面における自画像表示を消滅させる
親子画面解除手段を具備するここした。
【0019】また上記画像通信端末において、着呼が開
始されると起動して計時を開始し、前記ネゴシエーショ
ン状態が終了すると予想される一定時間経過後に計時を
終了して、前記親子画面表示手段による親子画面表示を
自動的に解除する計時手段から、前記親子画面解除手段
が成ることとした。
【0020】また上記画像通信端末において、前記親子
画面表示手段の表示画面の複数区分の中の一つに表示さ
れるべき、自端末側ユーザの頭部が、その正しい画面位
置で表示されたことを検出する人物頭部位置検出手段
と、着呼から通信開始に至るまでの間に、前記人物頭部
位置検出手段が、自端末側ユーザの頭部が正しい画面位
置で表示されたことを検出すると、その検出出力によ
り、前記親子画面表示手段による親子画面表示を自動的
に解除して一つの画面とすることにより、子画面におけ
る自画像表示を消滅させる親子画面解除手段と、を具備
することした。
【0021】また上記画像通信端末において、前記親子
画面表示手段の表示画面の複数区分の中の一つに表示さ
れるべき、自端末側ユーザの頭部の、実際に表示される
その画面位置を検出し、それが正しい位置でないとき
は、正しい位置にくるように頭部を撮像しているカメラ
の角度を制御するか、又はカメラからの入力画像の画像
処理を行う手段と、その結果、前記親子画面表示手段の
表示画面の複数区分の中の一つににおいて自端末側ユー
ザの頭部が正しい位置で表示されたとき、そのことを検
出する人物頭部位置検出手段と、着呼から通信開始に至
るまでの間に、前記人物頭部位置検出手段が、自端末側
ユーザの頭部が正しい位置で表示されたことを検出する
と、その検出出力により、前記親子画面表示手段による
親子画面表示を自動的に解除して一つの画面とすること
により、子画面における自画像表示を消滅させる親子画
面解除手段と、を具備することとした。
【0022】
【作用】本発明の画像通信端末では、着呼時状態で自動
的に自画像(自端末から相手端末に送信せんとする画
像)を表示することにより(着呼時でも、通信開始に先
立って自画像を確認できることから)、通信開始時のサ
ービス性を改善する。また、着呼時に親子画面表示を起
動し、子画面に自端末の画像を、親画面に受信画像が表
示されるまでは、通信開始に伴うガイダンス情報等のス
ーパインポーズ表示を行い、操作性、サービス性を改善
する。
【0023】また、着呼時には、発呼者の電話番号を検
出し、その番号に対応させて予め記録しておく相手画像
を画面表示し、通信開始前に相手を可視的に確認できる
ことからサービス性を改善する。
【0024】また着呼時に親子画面表示を起動した後、
通信ネゴシエーション終了後あるいは、通信ネゴシエー
ション開始時にタイマを起動し、通信ネゴシエーション
終了を見計らって設定したタイムアウトにより、親子画
面表示を自動的に解除し、自端末の画像表示を消し(相
手画像を一つの画面に大きく表示することにより)、操
作性を改善する。
【0025】また、着呼時に親子画面表示を起動した
後、カメラの入力画像に人物頭部などの特定のパターン
が入力され、送信すべき画像が適切であることが確認さ
れたときに、自動的に親子画面表示を解除し、自端末の
画像表示を消し、操作性を改善する。
【0026】また、着呼時に親子画面表示を起動した
後、カメラの入力画像に人物頭部などの特定のパターン
が入力されず位置が不適切であるときは、入力されるよ
うに、つまりその位置が適切になるように、カメラ側の
入力画像位置調整を行ってから、親子画面表示を自動的
に解除し、自端末の画像表示を消し、サービス性、操作
性を改善する。このとき、カメラの入力画像位置調整方
法として、メカによりカメラの向きを調整する方法と画
像処理により特定のパターンのみを抽出する方法とがあ
る。
【0027】
【実施例】次に図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は、先にも触れたが、本発明の一実施例を示す
ブロック図である。同図において、従来技術と相違する
ところは、親子画面作成回路19を備えると共に、画像
アナログ回路8に自画像折り返し回路を内蔵していて、
着呼時に電話機制御回路6の制御のもとに、親子画面作
成回路19を起動し、内蔵カメラ12による入力画像と
しての自画像(自端末から相手端末へ送信すべき送信画
像)を子画面として、折り返して内蔵LCD13に自動
的に表示できるようにした点である。親画面には着信ガ
イダンス情報を表示する。
【0028】このときの電話機制御回路6の動作フロー
を図2に示したので参照されたい。図2の動作フローに
おいて、TV電話の着信でなければ、音声通信なので画
像の表示は必要ないから、全画面に着信ガイダンス情報
を表示するわけで、TV電話の着信のときだけ、親子画
面表示を起動し、親画面には、通信が開始されて相手画
像が送信されてきてこれを表示するまでは、着信ガイダ
ンス情報を表示し、子画面には、逸早く自画像を映し出
して、相手端末との通信に備えるようにするわけであ
る。
【0029】図3は、本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図である。同図において、図1の実施例と相違すると
ころは、親子画面作成回路19を設けたほか、スーパイ
ンポーズ表示回路20を設けた点である。電話機制御回
路6は、着呼時から通信状態にかけて、親子画面作成回
路19を制御してLCD13に親画面と子画面を作り出
し、スーパインポーズ表示回路20により、多重/分離
化回路2の国際標準の勧告H.221による動作状態も
含め、所要のガイダンス表示を自動的に行うようにし
た。
【0030】つまりスーパインポーズ表示回路20は、
着呼を電話機制御回路5において検出すると、着呼から
通信開始に至るまでの間において、自端末と相手端末と
の間で信号のやりとりが行われるその状態又はそれに関
連したガイダンス情報を、通信が開始されて相手端末か
らの受信画像を表示するまでは空きとなっている、LC
D13の親画面に、その背景色上にスーパインポーズ表
示するようにしたわけである。このときの電話機制御回
路6の動作フローを図4に示したので参照されたい。
【0031】図5は、本発明の更に別の実施例を示すブ
ロック図である。同図においては、ID検出回路(着呼
の際、相手端末の電話番号が送信されてくるのを受信し
て相手端末を識別する回路)21と、予め相手端末に対
応する画像を記録しておく相手画像記録表示回路22
と、を更に備えている。着呼時にID検出回路21が相
手端末を識別すると、それに対応した画像を相手画像記
録表示回路22から読み出して、画像アナログ回路8、
親子画面作成回路19、更に画像アナログ回路8を介し
て内蔵LCD13に、親画面表示する。子画面には自画
像を表示する。
【0032】これにより通信開始前に逸早く相手を可視
的に確認し、また子画面に表示される自画像を見ること
により、余裕をもって通信に臨むことができる。このと
きの電話機制御回路6の動作フローを図6に示したので
参照されたい。
【0033】図7は、本発明の別の実施例を示すブロッ
ク図である。図7において、電話機制御回路6は、着呼
後、国際標準の勧告H.221による通信ネゴシエーシ
ョン(自端末と相手端末との間のやりとり)の終了を検
出すると(多重化/分離回路2との間での制御信号のや
りとりにより検出することができる)、親子画面作成回
路19を制御してLCD13における親子画面表示を解
除し、子画面表示を消し、全体的に大きな一つの画面表
示として、受信画像を表示する。このときの電話機制御
回路6の動作フローを図8に示したので参照されたい。
【0034】図7において、計時回路23が付加されて
いることが認められるであろう。この場合には、電話機
制御回路6は、着呼が開始されると計時回路21を起動
して計時を開始し、前記のネゴシエーション状態が終了
すると予想される一定時間経過後に計時回路21が計時
を終了して、その旨を電話機制御回路6に通知すると、
電話機制御回路6は、それまで親子画面作成回路19を
機能させてLCD13に親子画面表示を行わせていたの
を自動的に解除し、子画面表示を消す。このときの電話
機制御回路6の動作フローを図9に示したので参照され
たい。
【0035】図10は、本発明の更に別の実施例を示す
ブロック図である。同図において、図7の実施例と相違
するところは、人物頭部位置検出回路24を新たに付加
した点である。つまり人物頭部位置検出回路24におい
て、着呼時相手応答後、カメラ12の入力画像に、人物
頭部が画像中央部に検出されると(つまり自端末側ユー
ザである人物の頭部が画像中央部にあり、適切な画像が
相手端末に送信されることが確認されると)、そのこと
を検出した電話機制御回路6は、親子画面作成回路19
を制御してLCD13における親子画面表示を自動的に
解除し、子画面表示を消す。
【0036】人物頭部位置検出方法としては、画面上
で、人物頭部と背景では輝度差があるところから、これ
を検出して頭部位置を検出する方法がある。なお、この
ときの電話機制御回路6の動作フローを図11に示した
ので参照されたい。
【0037】図12は、本発明の更に別の実施例を示す
ブロック図である。同図において、図10の実施例と相
違するところは、カメラ向き制御回路25を更に付加し
た点である。つまり人物頭部位置検出回路24におい
て、着呼時相手応答後、カメラ12の入力画像に、人物
頭部が画像中央部に検出されないとき、カメラ向き制御
回路25を制御してカメラ12の向きを制御してやり、
その結果、カメラ12の入力画像に、人物頭部が画像中
央部に検出されるようになると、そのことを検出した電
話機制御回路6は、親子画面作成回路19を制御してL
CD13における親子画面表示を自動的に解除し、子画
面表示を消す。このときの電話機制御回路6の動作フロ
ーを図13に示したので参照されたい。
【0038】図14は、本発明の更に別の実施例を示す
ブロック図である。同図において、図12の実施例と相
違するところは、カメラ向き制御回路25の代わりに、
画像処理回路26を付加した点である。画像処理回路2
6において、着呼時相手応答後、カメラ12内の人物頭
部の拡大表示を画像処理によって可能にし、人物頭部位
置検出回路24で画像中央部に頭部が検出されるように
なると、そのことを検出した電話機制御回路6は、親子
画面作成回路19を制御してLCD13における親子画
面表示を自動的に解除し、子画面表示を消す。このとき
の電話機制御回路6の動作フローを図15に示したので
参照されたい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像通信端末において、そのサービス性、操作性を著し
く改善できるという利点がある。
【0040】具体的に述べると、請求項1又は2に記載
の発明によれば、特に着呼時に、親子画面の子画面に自
画像を自動的に表示したり、親画面にガイダンス情報を
表示したりできるため、親子画面における自画像表示の
起動方法のサービス性、操作性を著しく改善できる利点
がある。
【0041】また、請求項3に記載の発明によれば、特
に着呼時に、発呼者番号を検出し、予め記録しておいた
相手画像を画面表示するため、着呼時の、通信開始に先
立つ発呼者の確認のサービス性を著しく改善できる利点
がある。
【0042】また、請求項4、5または、6に記載の発
明によれば、特に着呼時に、自動的に作り出した親子画
面の子画面に自画像を表示し、通信が開始されてもはや
子画面に自画像を表示しておく必要がなくなると、通信
ネゴシエーションの終了を契機として、或いは予めその
タイミングを見込んで設定したタイマのタイムアウトを
契機として、或いはカメラの入力画像に人物頭部などの
特定パターンが入力された(相手端末へ送信すべき画像
に自端末側ユーザの顔、形が正しい位置で撮像されるに
至った)ことを契機として、親子画面を解除(従って子
画面への自画像表示も無くなる)し単一の大きな画面と
して受信画像だけを表示することを可能にするという、
親子画面による自画像表示の自動解除というサービス
性、操作性の著しい改善が図れるという利点がある。
【0043】また、請求項7に記載の発明によれば、特
に着呼時に、自動的に作り出した親子画面の子画面に自
画像を表示し、通信が開始された後、カメラの入力画像
に人物頭部などの特定パターンが入力されるようにカメ
ラ角度の調整又はカメラ入力画像調整処理を行った後
(つまり相手端末へ送信すべき画像に自端末側ユーザの
顔、形が正しい位置で撮像されるようにカメラ角度の調
整又は画像処理を行った後)、親子画面を解除(従って
子画面への自画像表示も無くなる)し単一の大きな画面
として受信画像だけを表示することを可能にするとい
う、自画像表示位置調整と親子画面による自画像表示の
解除についてのサービス性、操作性を著しく改善できる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の動作フローを示すフローチャー
トである。
【図3】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】図3の実施例の動作フローを示すフローチャー
トである。
【図5】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
【図6】図5の実施例の動作フローを示すフローチャー
トである。
【図7】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7の実施例の一つの動作フローを示すフロー
チャートである。
【図9】図7の実施例の他の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図10】本発明の別の実施例を示すブロック図であ
る。
【図11】図10の実施例の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図12】本発明の別の実施例を示すブロック図であ
る。
【図13】図12の実施例の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【図14】本発明の別の実施例を示すブロック図であ
る。
【図15】図14の実施例の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…回線制御回路(DSU)、2…多重化/分離回路、
3…画像コーデック、4…音声コーデック、5…電源回
路、6…電話機制御回路、7…音声アナログ回路、8…
画像アナログ回路、9…送話器、10…受話器、11…
スピーカ、12…内蔵LCD(液晶表示装置)、12…
内蔵カメラ、14…LED(発光ダイオード)、15…
外部音声出力端子、16…操作キースイッチ、17…フ
ックスイッチ、18…スピーカキー、19…親子画面作
成回路、20…スーパインポーズ表示回路、21…ID
検出回路、22…相手画像記録回路、23…計時回路、
24…人物頭部位置検出回路、25…カメラ向き制御回
路、26…画像処理回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して相手端末と音声通信及
    び画像通信を同時に行うことのできる画像通信端末にお
    いて、複数の入力画像を区分して同時表示することので
    きる親子画面表示手段と、相手端末から自端末への画像
    通信を求める着呼を検出すると、前記親子画面表示手段
    を自動的に起動して自画像を、その複数区分の中の一つ
    に画面表示させる親子画面表示起動手段と、を具備する
    ことを特徴とする画像通信端末。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像通信端末におい
    て、スーパインポーズ表示発生手段を更に有し、該スー
    パインポーズ表示発生手段は、相手端末から自端末への
    画像通信を求める着呼を検出すると、着呼から通信開始
    に至るまでの間において、自端末と相手端末との間で信
    号のやりとりが行われるその状態又はそれに関連したガ
    イダンス情報を、通信が開始されて相手端末からの受信
    画像を表示するまでは空きとなっている、前記親子画面
    表示手段の表示画面の複数区分の中の一つに、その背景
    色上にスーパインポーズ表示するようにしたことを特徴
    とする画像通信端末。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の画像通信端末に
    おいて、着呼時に相手端末の識別番号を受信して相手端
    末を識別する相手端末識別手段と、相手端末に対応する
    画像を予め記録しておく相手画像記録表示手段と、を更
    に有し、着呼時前記相手端末識別手段により相手端末を
    識別すると、それに対応した画像を前記相手画像記録表
    示手段から読み出して、通信が開始されて相手端末から
    の受信画像を表示するまでは空きとなっている、前記親
    子画面表示手段の表示画面の複数区分の中の一つに、表
    示するようにしたことを特徴とする画像通信端末。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載の画像通信端
    末において、着呼から通信開始に至るまでの間、相手端
    末と自端末との間で信号のやりとりが行われるそのネゴ
    シエーション状態が終了すると、そのことを検出して、
    前記親子画面表示手段による親子画面表示を自動的に解
    除して一つの画面とすることにより、子画面における自
    画像表示を消滅させる親子画面解除手段を具備したこと
    を特徴とする画像通信端末。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像通信端末におい
    て、着呼が開始されると起動して計時を開始し、前記ネ
    ゴシエーション状態が終了すると予想される一定時間経
    過後に計時を終了して、前記親子画面表示手段による親
    子画面表示を自動的に解除する計時手段から、前記親子
    画面解除手段が成ることを特徴とする画像通信端末。
  6. 【請求項6】 請求項1、2又は3に記載の画像通信端
    末において、前記親子画面表示手段の表示画面の複数区
    分の中の一つに表示されるべき、自端末側ユーザの頭部
    が、その正しい画面位置で表示されたことを検出する人
    物頭部位置検出手段と、着呼から通信開始に至るまでの
    間に、前記人物頭部位置検出手段が、自端末側ユーザの
    頭部が正しい画面位置で表示されたことを検出すると、
    その検出出力により、前記親子画面表示手段による親子
    画面表示を自動的に解除して一つの画面とすることによ
    り、子画面における自画像表示を消滅させる親子画面解
    除手段と、を具備したことを特徴とする画像通信端末。
  7. 【請求項7】 請求項1、2又は3に記載の画像通信端
    末において、前記親子画面表示手段の表示画面の複数区
    分の中の一つに表示されるべき、自端末側ユーザの頭部
    の、実際に表示されるその画面位置を検出し、それが正
    しい位置でないときは、正しい位置にくるように頭部を
    撮像しているカメラの角度を制御するか、又はカメラか
    らの入力画像の画像処理を行う手段と、その結果、前記
    親子画面表示手段の表示画面の複数区分の中の一つにに
    おいて自端末側ユーザの頭部が正しい位置で表示された
    とき、そのことを検出する人物頭部位置検出手段と、着
    呼から通信開始に至るまでの間に、前記人物頭部位置検
    出手段が、自端末側ユーザの頭部が正しい位置で表示さ
    れたことを検出すると、その検出出力により、前記親子
    画面表示手段による親子画面表示を自動的に解除して一
    つの画面とすることにより、子画面における自画像表示
    を消滅させる親子画面解除手段と、を具備したことを特
    徴とする画像通信端末。
JP5262009A 1993-10-20 1993-10-20 画像通信端末 Pending JPH07115629A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270987A (ja) * 2006-04-24 2006-10-05 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信装置
JP2011071822A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Brother Industries Ltd 端末装置、通信方法および通信プログラム

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