JPH07115130B2 - 電磁撹拌装置を備えたスプレ冷却モ−ルド - Google Patents

電磁撹拌装置を備えたスプレ冷却モ−ルド

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JPH07115130B2
JPH07115130B2 JP62109770A JP10977087A JPH07115130B2 JP H07115130 B2 JPH07115130 B2 JP H07115130B2 JP 62109770 A JP62109770 A JP 62109770A JP 10977087 A JP10977087 A JP 10977087A JP H07115130 B2 JPH07115130 B2 JP H07115130B2
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JP
Japan
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mold
electromagnetic
spray
cooling mold
cooling
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JP62109770A
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統 西村
正弘 葛西
浅雄 郷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、連続鋳造設備に適用される電磁攪拌装置付ス
プレ冷却モールドに関する。
〔従来の技術〕
モールドの外側にスプレ水を吹きつけてモールドを冷却
する方式のものは、スプレ冷却モールドとして公知であ
る。
また、モールドに電磁攪拌装置を取付け、モールド内の
溶鋼を磁束により攪拌する方式のものも公知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、電磁コイルによつて生ずる磁束はモールド壁
を通過し溶鋼に推力を及ぼし攪拌を行うため、同コイル
とモールドは可能な限り接近させることが効率的であ
る。実際に稼動している設備では電磁攪拌用コイルとモ
ールドの距離は40mm以下であり、これ以上離れると磁束
の減衰が著しく、コイルの容量を余程大きくしないと溶
鋼の流動が得られず、鋳造した製品の治金的品質向上は
望めない。また、大容量のコイルはモールドの周辺に取
付ける際に機械的制約を伴ない、結果的に実用にならな
くなる。
このようなことから、前述のモールドの外側にスプレ水
を吹きつける方式の場合、電磁攪拌装置を効果的に取付
けることは困難であつた。
そこで本発明は、スプレ冷却モールドにも電磁攪拌装置
を効果的に設置することができるように、コイル及び冷
却の方式を改良した電磁攪拌装置付スプレ冷却モールド
を提案するものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本発明は、断面矩形の冷却モールドを振動テーブルに固
定し、該モールドの相対する2面に40mm以内で近接して
電磁コイルを配置し、他の相対する2面に対してスプレ
ノズルを備えた給水箱を対向配置し、前記電磁コイルを
前記振動テーブルとは別個のフレームに保持したことを
特徴とする電磁攪拌装置を備えたスプレ冷却モールドで
ある。
すなわち本発明は、前記問題点を、電磁攪拌用電磁コイ
ルのケース面をモールドから例えば30mm程度の距離に配
置し、しかも、モールドにスプレ冷却水を吹きつける構
造にすることにより解決するものであり、そのために該
電磁コイルに面したモールド壁には側方からスプレ水を
吹きつけ、コイルに面しない側には正面からスプレ水を
吹きつけるようにしたものである。
なお、本発明装置においては、冷却水を出すヘツダを相
対する電磁コイルの間に設け、モールドと一緒に振動さ
せるようにすることもできる。そして、モールドに相対
して位置する電磁コイルをモールド振動とは無関係に固
定する。このようにすることにより、本発明装置では、
モールド内溶鋼を電磁コイルが効果的に攪拌し、同時に
該モールドをスプレ水が効果的に冷却するのである。
〔実施例〕
本発明装置の一実施例を第1図(側面図)と第2図(平
面図)に示す。
第1,2図において、モールドチユーブ1は支持フレーム
2にキーパプレート3で固定してある。モールドチユー
ブ1と支持フレーム2とキーパプレート3とを組合せた
モールド本体は、振動テーブル4に固定してある。
このモールド本体とは独立して、電磁コイル5とこれを
支持しかつモールドを冷却するための給水箱6で構成す
る外枠が梁7に固定してある。この外枠を形成する給水
箱6には、スプレノズル8と9が取付けてある。また、
給水箱6には、固定用のブラケツト10と集水箱11が一体
をなすような構造で取付けられている。
モールドチユーブ1を冷却するための給水箱6とスプレ
ノズル8,9はモールドチユーブ1に面して相対して置か
れ、一方電磁コイル5がモールドチユーブ1の他の2面
に相対して置かれている。この電磁コイル5とモールド
チユーブ1の間隔は、電磁攪拌の効果を上げるため40mm
以下にし、磁束の減衰を少なくしている。
第1,2図において、冷却水は給水管12から給水箱6に供
給され、スプレノズル8から図示するようにモールドチ
ユーブ1と電磁コイル5の間に噴霧されて電磁コイル5
に面したモールドチユーブ1を冷却し、一方スプレノズ
ル9から図示するように給水箱6に面した側のモールド
チユーブ1に噴霧されてこの面のモールドチユーブ1を
冷却する。このようにしてスプレノズル8,9から噴霧さ
れモールドチユーブ1を冷却した後の水は集水箱11に集
められ、排水管13から系外へ抜出される。
上記のようにして冷却されているモールドチユーブ1
へ、タンデイツシユ台車用レール15上を移動するタンデ
イツシユ台車14に取付けられた図示省略のタンデイツシ
ユから溶鋼が注湯され、該モールドチユーブ1内を第1
図中下方へ進行する間に冷却され、また給電線17からの
電力により作動する電磁コイル5により攪拌を受け、良
品質の鋳片18となる。
なお、図中、19は上下に振動するモールドチユーブ1を
ガイドするシユー、16はモールドカバーである 〔発明の効果〕 本発明装置は、モールド内で溶鋼を攪拌するためにモー
ルドに近接して電磁コイルを配置し、かつ該モールドは
スプレ水によつて冷却する構造であつて、モールドと電
磁コイルは互に独立して取付けられており、電磁攪拌に
よる治金的品質改善効果と、モールド長手方向と断面内
での冷却強さが制御できるスプレ冷却モールドの特徴で
ある高速鋳造効果とを合せて得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明装置の一実施例を説明するた
めの図で、第1図が側面図、第2図が平面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面矩形の冷却モールドを振動テーブルに
    固定し、該モールドの相対する2面に40mm以内で近接し
    て電磁コイルを配置し、他の相対する2面に対してスプ
    レノズルを備えた給水箱を対向配置し、前記電磁コイル
    を前記振動テーブルとは別個のフレームに保持したこと
    を特徴とする電磁攪拌装置を備えたスプレ冷却モール
    ド。
JP62109770A 1987-05-07 1987-05-07 電磁撹拌装置を備えたスプレ冷却モ−ルド Expired - Lifetime JPH07115130B2 (ja)

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JPS63278642A JPS63278642A (ja) 1988-11-16
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JPH03161153A (ja) * 1989-11-16 1991-07-11 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 電磁撹拌装置
JP7151247B2 (ja) * 2018-07-27 2022-10-12 日本製鉄株式会社 薄スラブ連続鋳造の流動制御装置及び薄スラブの連続鋳造方法

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US4494594A (en) * 1981-09-08 1985-01-22 Amb Technology, Inc. Spray cooling system for continuous steel casting machine
JPS616979U (ja) * 1984-06-15 1986-01-16 三菱電機株式会社 磁気テ−プカ−トリツジ

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