JPH0711502Y2 - 筺体継目構造 - Google Patents
筺体継目構造Info
- Publication number
- JPH0711502Y2 JPH0711502Y2 JP10400589U JP10400589U JPH0711502Y2 JP H0711502 Y2 JPH0711502 Y2 JP H0711502Y2 JP 10400589 U JP10400589 U JP 10400589U JP 10400589 U JP10400589 U JP 10400589U JP H0711502 Y2 JPH0711502 Y2 JP H0711502Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strip
- shaped conductive
- notch
- seam
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は通信装置等の電子回路ユニットを複数個収納す
る前面カバー付、あるいは、背面カバー付の筐体に於け
る筐体継目構造に関するものである。
る前面カバー付、あるいは、背面カバー付の筐体に於け
る筐体継目構造に関するものである。
この種の筐体継目構造は筐体内部に収納した電子回路ユ
ニットからの不要電磁波、あるいは、外部からの有害電
磁波を遮蔽するために筐体本体と前面カバー、背面カバ
ーとの電気的接触が良好であることが重要である。その
為、従来の継目は第4図,第5図に示す如く、筐体本体
1側やカバー側に設けた複数個の単純な切欠き5c2,5c3
に帯状導電性ガスケット6bを互違いに嵌込んだ織込んだ
構造となっている。
ニットからの不要電磁波、あるいは、外部からの有害電
磁波を遮蔽するために筐体本体と前面カバー、背面カバ
ーとの電気的接触が良好であることが重要である。その
為、従来の継目は第4図,第5図に示す如く、筐体本体
1側やカバー側に設けた複数個の単純な切欠き5c2,5c3
に帯状導電性ガスケット6bを互違いに嵌込んだ織込んだ
構造となっている。
この様な従来の筐体継目構造は、切欠きの付近が袋状と
なっていない場合には、一連のあるいは分断された帯状
導電性ガスケットの両端が完全に固定されていない為に
織込んだ帯状導電性ガスケットがカバー着脱操作の繰返
しのストレスにより、緩んだり、最悪の場合切欠きから
抜け出す欠点がある。この欠点を解消する為に帯状導電
性ガスケットの両端を別の部材を介してねじ止めした
り、狭い溝に押込んだり、接着剤が固定した従来例があ
るが手数が掛かる等高価である。
なっていない場合には、一連のあるいは分断された帯状
導電性ガスケットの両端が完全に固定されていない為に
織込んだ帯状導電性ガスケットがカバー着脱操作の繰返
しのストレスにより、緩んだり、最悪の場合切欠きから
抜け出す欠点がある。この欠点を解消する為に帯状導電
性ガスケットの両端を別の部材を介してねじ止めした
り、狭い溝に押込んだり、接着剤が固定した従来例があ
るが手数が掛かる等高価である。
本考案の筐体継目構造は、筐体本体側か前面カバー側か
背面カバー側のいずれかに設けた複数個の切欠きに帯状
導電性ガスケットを互違いに嵌込んで織込んだ筐体継目
構造に於いて、前記切欠きの前記帯状導電性ガスケット
が嵌まる部分に突起を設けている。
背面カバー側のいずれかに設けた複数個の切欠きに帯状
導電性ガスケットを互違いに嵌込んで織込んだ筐体継目
構造に於いて、前記切欠きの前記帯状導電性ガスケット
が嵌まる部分に突起を設けている。
次に本考案について図面を参照して説明する。
第1図は本考案の一実施例の部分破断斜視図である。
第1図に於いて、筐体本体1の前側開口端には前面カバ
ー2の端部が突合わさり継目3aを、同様に後側開口端に
は背面カバー4の端部が突合わさり継目3bを形成してい
る。この前側の継目3aに於いて前面カバー2の端部には
突起8a11,8a12,8a21,8a22…を併設した複数個の略T
字形の切欠き5a1,5a2,5a3…が設けられ、これら切欠
きに帯状導電性ガスケット6Aが互違いに嵌めまれて織込
まれ、前面カバー2の端部に保持されている。一方、後
側の継目3bに於いては筐体本体1の開口端部に、第2
図,第3図に示す如く、前側と同様突起8b11,8b12,8b
21,8b22…を併設した略T字形の切欠き5b1、5b2,5b3
…が設けられ、帯状導電性ガスケット6bが織込まれて筐
体本体1の端部に保持されている。これらの切欠き5
a1,5a2,…5b1,5b2…に於ける切欠き端の幅寸法は帯
状導電性ガスケット6a,6bの厚さ寸法より若干大きく、
帯状導電性ガスケット6a,6bを嵌込むに必要な最小限の
寸法となっている。
ー2の端部が突合わさり継目3aを、同様に後側開口端に
は背面カバー4の端部が突合わさり継目3bを形成してい
る。この前側の継目3aに於いて前面カバー2の端部には
突起8a11,8a12,8a21,8a22…を併設した複数個の略T
字形の切欠き5a1,5a2,5a3…が設けられ、これら切欠
きに帯状導電性ガスケット6Aが互違いに嵌めまれて織込
まれ、前面カバー2の端部に保持されている。一方、後
側の継目3bに於いては筐体本体1の開口端部に、第2
図,第3図に示す如く、前側と同様突起8b11,8b12,8b
21,8b22…を併設した略T字形の切欠き5b1、5b2,5b3
…が設けられ、帯状導電性ガスケット6bが織込まれて筐
体本体1の端部に保持されている。これらの切欠き5
a1,5a2,…5b1,5b2…に於ける切欠き端の幅寸法は帯
状導電性ガスケット6a,6bの厚さ寸法より若干大きく、
帯状導電性ガスケット6a,6bを嵌込むに必要な最小限の
寸法となっている。
前面カバー2及び背面カバーはファスナ7a1…7b1…にて
筐体本体1に固定されている。
筐体本体1に固定されている。
尚、本実施例では1個の切欠き当り2個の突起とした
が、一層鋭角な突起を1個づつとしたり、各々3込以上
としても同様の効果が得られる。
が、一層鋭角な突起を1個づつとしたり、各々3込以上
としても同様の効果が得られる。
上述の通り本考案は、突起を設けた切欠きに帯状導電性
ガスケットを嵌込んで織込んでいる為、突起の先端部か
帯状導電性ガスケットに食込み、確実に保持されてお
り、カバー着脱操作を繰返しても帯状導電性ガスケット
が緩んだり脱落することはない。又、突起は各々の切欠
きに併設されており、分断された帯状導電性ガスケット
を織込んだ場合に於いても、各ガスケットの両端は確実
に保持される。この突起を併設した切欠きは、従来例で
の切欠きと同様、プレス機械等により容易に工作でき安
価である。以上、本考案によれば従来例の欠点を解消し
て、かつ、安価な通信装置筐体継目構造が得られる。
ガスケットを嵌込んで織込んでいる為、突起の先端部か
帯状導電性ガスケットに食込み、確実に保持されてお
り、カバー着脱操作を繰返しても帯状導電性ガスケット
が緩んだり脱落することはない。又、突起は各々の切欠
きに併設されており、分断された帯状導電性ガスケット
を織込んだ場合に於いても、各ガスケットの両端は確実
に保持される。この突起を併設した切欠きは、従来例で
の切欠きと同様、プレス機械等により容易に工作でき安
価である。以上、本考案によれば従来例の欠点を解消し
て、かつ、安価な通信装置筐体継目構造が得られる。
第1図は本考案の一実施例の部分破断斜視図、第2図及
び第3図は第1図に於けるA−A矢視図及びB−B矢視
図、第4図及び第5図は第2図及び第3図にそれぞれ対
応する従来例の部分図である。 1…筐体本体、2…前面カバー、3a,3b…継目、4…背
面カバー、5a1,5a2,5a3,5b1,5b2,5b3,5c1,5c2…
切欠き、6a,6b…帯状導電性ガスケット、7a1,7b1…フ
ァスナ、8a11〜8a32,8b11〜8b、…突起。
び第3図は第1図に於けるA−A矢視図及びB−B矢視
図、第4図及び第5図は第2図及び第3図にそれぞれ対
応する従来例の部分図である。 1…筐体本体、2…前面カバー、3a,3b…継目、4…背
面カバー、5a1,5a2,5a3,5b1,5b2,5b3,5c1,5c2…
切欠き、6a,6b…帯状導電性ガスケット、7a1,7b1…フ
ァスナ、8a11〜8a32,8b11〜8b、…突起。
Claims (1)
- 【請求項1】筐体本体側か前面カバー側か背面カバー側
のいずれかに設けた複数個の切欠きに帯状導電性ガスケ
ットを互違いに嵌込んで織込んだ筐体継目構造に於い
て、前記切欠きの前記帯状導電性ガスケットが嵌まる部
分に突起を設けたことを特徴とする筐体継目構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10400589U JPH0711502Y2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 筺体継目構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10400589U JPH0711502Y2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 筺体継目構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0343776U JPH0343776U (ja) | 1991-04-24 |
JPH0711502Y2 true JPH0711502Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=31652817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10400589U Expired - Lifetime JPH0711502Y2 (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 筺体継目構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711502Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-04 JP JP10400589U patent/JPH0711502Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0343776U (ja) | 1991-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2609796B2 (ja) | 高周波遮蔽アセンブリ支持体 | |
JP2625546B2 (ja) | 機器のカバーのための取付装置 | |
JPH0711502Y2 (ja) | 筺体継目構造 | |
JPH077873B2 (ja) | シ−ルドケ−ス | |
JPS6144473Y2 (ja) | ||
JP3538884B2 (ja) | 防水パッキン構造を有する電気機器 | |
JPH0130863Y2 (ja) | ||
JPS607518Y2 (ja) | 電子機器ケ−ス | |
JPH03116677U (ja) | ||
JPH023657Y2 (ja) | ||
JPH0333102Y2 (ja) | ||
JPS6336717Y2 (ja) | ||
JPH0241899Y2 (ja) | ||
JPS589421Y2 (ja) | 把手装置 | |
JPH0231823Y2 (ja) | ||
JPH07326881A (ja) | 筐体のシールド構造 | |
JPH02127077U (ja) | ||
JP2002217556A (ja) | 電気機器用筐体 | |
US6392139B1 (en) | Shield case for a radio-frequency appliance | |
JPS6294697U (ja) | ||
JPH0441648Y2 (ja) | ||
JPS61131884U (ja) | ||
JPH0249195U (ja) | ||
JPH0737626A (ja) | 通信機器用シールドフィンガー | |
JPS6254519U (ja) |