JPH07113916B2 - 複合計算機システム - Google Patents
複合計算機システムInfo
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- JPH07113916B2 JPH07113916B2 JP31353386A JP31353386A JPH07113916B2 JP H07113916 B2 JPH07113916 B2 JP H07113916B2 JP 31353386 A JP31353386 A JP 31353386A JP 31353386 A JP31353386 A JP 31353386A JP H07113916 B2 JPH07113916 B2 JP H07113916B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- common memory
- computer system
- ports
- interface
- multiplexing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/14—Handling requests for interconnection or transfer
- G06F13/16—Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multi Processors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複合計算機システムの共通メモリのポートを複数設け、
計算機システムの多重度に応じてポート、すなわちイン
タフェースを独立化して多重化された共通メモリの分散
配置を容易にし、あるいはインタフェースを適宜多重化
して、データの並列アクセスおよび転送を可能とし、ア
クセス時間を短縮させる。
計算機システムの多重度に応じてポート、すなわちイン
タフェースを独立化して多重化された共通メモリの分散
配置を容易にし、あるいはインタフェースを適宜多重化
して、データの並列アクセスおよび転送を可能とし、ア
クセス時間を短縮させる。
本発明は,共通メモリにより結合された複合計算機シス
テムに関するものであり,特に共通メモリに結合される
計算機システムの台数が多様である場合に、それぞれの
共通メモリの形態に適合できる汎用の共通メモリインタ
フェースを備えた複合計算機システムに関する。
テムに関するものであり,特に共通メモリに結合される
計算機システムの台数が多様である場合に、それぞれの
共通メモリの形態に適合できる汎用の共通メモリインタ
フェースを備えた複合計算機システムに関する。
一般に重要な業務を処理する計算機システムでは、特に
システムの信頼度を高める必要がある場合、二重化シス
テムがしばしば採用される。この二重化システムは、現
用系と予備系とからなり、現用系に障害が発生した場
合、直ちに予備系に切り換えて、業務を続行させるもの
である。
システムの信頼度を高める必要がある場合、二重化シス
テムがしばしば採用される。この二重化システムは、現
用系と予備系とからなり、現用系に障害が発生した場
合、直ちに予備系に切り換えて、業務を続行させるもの
である。
また性能向上を目的として、複数の現用系に機能を分担
させて並列に動作させ、これらに二重化システムと同じ
考えを適用して共通の予備系をもたせた多重化システム
もある。
させて並列に動作させ、これらに二重化システムと同じ
考えを適用して共通の予備系をもたせた多重化システム
もある。
このような二重化システムあるいは多重化システムで
は、障害発生時の系切り換えを円滑化する目的で、現用
系の運用状況データを定期的に予備系に渡したり、ある
いはある系の処理状況を他の系から参照したりする場合
があり、この場合、系間での情報交換を比較的高速に行
なわれる必要がある。
は、障害発生時の系切り換えを円滑化する目的で、現用
系の運用状況データを定期的に予備系に渡したり、ある
いはある系の処理状況を他の系から参照したりする場合
があり、この場合、系間での情報交換を比較的高速に行
なわれる必要がある。
このための1つの手段として、共通メモリを設け、各系
がこの共通メモリをアクセスできるようにして、系間で
情報交換を行なう方式がある。
がこの共通メモリをアクセスできるようにして、系間で
情報交換を行なう方式がある。
第8図に、共通メモリをそなえた複合計算機システムの
一般的構成を示す。
一般的構成を示す。
第8図において、1、2、3は、それぞれ#0、#1、
#nのn+1台の計算機システムを代表して示し、4は
これらのn+1台の計算機システムによってアクセス可
能な共通メモリCM、5、6、7はそれぞれ各計算機シス
テム#0、#1、#nに設けられる共通メモリ制御アダ
プタCMA、8、9、10は各共通メモリアダプタCMA5、
6、7と共通メモリ4とを結合する各1本のインタフェ
ースである。
#nのn+1台の計算機システムを代表して示し、4は
これらのn+1台の計算機システムによってアクセス可
能な共通メモリCM、5、6、7はそれぞれ各計算機シス
テム#0、#1、#nに設けられる共通メモリ制御アダ
プタCMA、8、9、10は各共通メモリアダプタCMA5、
6、7と共通メモリ4とを結合する各1本のインタフェ
ースである。
ここで、複合計算機システムの多重度(n+1)が上る
と、インタフェースの本数もそれに比例して増加する。
と、インタフェースの本数もそれに比例して増加する。
一般に計算機システムは、二重化システムからそれ以上
の多重度の複合計算機システムへ必要に応じて拡張した
りあるいは逆に縮小できる柔軟性をそなえていることが
望まれる。また、その一方では、多重化システムあるい
はそれ以上の多重化システムのそれぞれにおいて、運用
目的に適した性能とコストの水準を満たしていることが
必要とされる。
の多重度の複合計算機システムへ必要に応じて拡張した
りあるいは逆に縮小できる柔軟性をそなえていることが
望まれる。また、その一方では、多重化システムあるい
はそれ以上の多重化システムのそれぞれにおいて、運用
目的に適した性能とコストの水準を満たしていることが
必要とされる。
従来の共通メモリをそなえた複合計算機システムでは、
多重化システムの場合、共通メモリを単一構成とする
と、計算機システムが二重化されたことにより向上した
信頼度が共通メモリの部分で失われ、総合的な信頼度が
低下するため、共通メモリも二重化する必要がある。
多重化システムの場合、共通メモリを単一構成とする
と、計算機システムが二重化されたことにより向上した
信頼度が共通メモリの部分で失われ、総合的な信頼度が
低下するため、共通メモリも二重化する必要がある。
しかし二重化した共通メモリを独立した筺体に納めた構
造で設けると、電源も独立に必要となり、またシステム
の設置スペースも大きくなるため、二重化した共通メモ
リを各系に分散配置する方法で解決を図ることが考えら
れている。
造で設けると、電源も独立に必要となり、またシステム
の設置スペースも大きくなるため、二重化した共通メモ
リを各系に分散配置する方法で解決を図ることが考えら
れている。
他方、三重化以上の多重化システムでは、上記した二重
化システムと同様に共通メモリも多重化して各系に分散
配置しようとすると、多重度を(n+1)とした場合、
各分散された共通メモリと各系との間の総インタフェー
ス本数が(n+1)2本となるため、コストがかえって
上昇し問題となる。このため、多重度の高いたとえば三
重化以上の多重化システムの場合、共通メモリの多重度
を低く、たとえば二重化とし、これらを独立した筺体に
納めた構造が多く採用される。
化システムと同様に共通メモリも多重化して各系に分散
配置しようとすると、多重度を(n+1)とした場合、
各分散された共通メモリと各系との間の総インタフェー
ス本数が(n+1)2本となるため、コストがかえって
上昇し問題となる。このため、多重度の高いたとえば三
重化以上の多重化システムの場合、共通メモリの多重度
を低く、たとえば二重化とし、これらを独立した筺体に
納めた構造が多く採用される。
この結果、システムの多重度により、共通メモリの形式
が異なることになる。しかし、たとえば二重化システム
から三重化システム以上へとシステムをグレードアップ
する場合、ハードウェアにあまり無駄が生じないことが
望ましい。
が異なることになる。しかし、たとえば二重化システム
から三重化システム以上へとシステムをグレードアップ
する場合、ハードウェアにあまり無駄が生じないことが
望ましい。
また、システムの多重度が上るほど、共通メモリに対す
るアクセス要求の競合が生じるため、共通メモリと各系
のシステム間のデータ転送速度を上げて、アクセス時間
の短縮を図る必要がある。
るアクセス要求の競合が生じるため、共通メモリと各系
のシステム間のデータ転送速度を上げて、アクセス時間
の短縮を図る必要がある。
本発明は、二重化システムあるいは三重化以上の多重化
システムに共用できる効率的な共通メモリインタフェー
スをもつ複合計算機システムを提供するものである。
システムに共用できる効率的な共通メモリインタフェー
スをもつ複合計算機システムを提供するものである。
第1図は、本発明に基づく複合計算機システムの基本的
構成を、2ポートをもつ共通メモリの場合について例示
的方法で示したものである。
構成を、2ポートをもつ共通メモリの場合について例示
的方法で示したものである。
11は、共通メモリCMである。
12、13は、それぞれインタフェースである。
14、15は、それぞれインタフェース12、13に含まれる多
重化モード制御線であり、たとえば2ポートをもつ共通
メモリの場合には,二重化システムと三重化以上の多重
化システムとを“0"、“1"で示す。
重化モード制御線であり、たとえば2ポートをもつ共通
メモリの場合には,二重化システムと三重化以上の多重
化システムとを“0"、“1"で示す。
16、17は、ポートであり、それぞれインタフェース12、
13に対応している。
13に対応している。
18は、RAM部であり、たとえば図示の場合は偶数アドレ
スRAMと奇数アドレスRAMとのバンク構造をとっている
(単一構造のRAMでもよい)。
スRAMと奇数アドレスRAMとのバンク構造をとっている
(単一構造のRAMでもよい)。
19は、インタフェース制御部であり、多重化モードか二
重化モードかにより、ポート16、17を介して、それぞれ
インタフェース12、13からの同時的なアクセス要求を受
け付けて並列に処理するか、あるいはいずれか一方のイ
ンタフェースからのアクセス要求のみを受け付けて処理
する。
重化モードかにより、ポート16、17を介して、それぞれ
インタフェース12、13からの同時的なアクセス要求を受
け付けて並列に処理するか、あるいはいずれか一方のイ
ンタフェースからのアクセス要求のみを受け付けて処理
する。
20は、多重化モード制御部であり、インタフェース12、
13中の多重化モード制御線14、15の信号を識別して、二
重化システムの場合には二重化モード、三重化以上の多
重化システムの場合には多重化モードをインタフェース
制御部19に指示する。
13中の多重化モード制御線14、15の信号を識別して、二
重化システムの場合には二重化モード、三重化以上の多
重化システムの場合には多重化モードをインタフェース
制御部19に指示する。
二重化モードでは、インタフェース12、13がそれぞれ別
の系の計算機システムの共通メモリアダプタCMAに接続
され、アクセスは各インタフェースを独立させた形で行
なわれる。また多重化モードでは、両方のインタフェー
ス12、13が連携された形で一時には1つの系のCMAのみ
に接続され、2つのアクセスが同時並列的に行なわれ
る。
の系の計算機システムの共通メモリアダプタCMAに接続
され、アクセスは各インタフェースを独立させた形で行
なわれる。また多重化モードでは、両方のインタフェー
ス12、13が連携された形で一時には1つの系のCMAのみ
に接続され、2つのアクセスが同時並列的に行なわれ
る。
以上述べた構成は,2ポートをもつ共通メモリについての
例であったが,一般に複数のポートを持つ共通メモリに
ついても同様に拡張できることは明らかである。たとえ
ば3ポートをもつ共通メモリの場合,各計算機システム
のインタフェース本数を3本とし,三重化以下のシステ
ムでは各ポートを別の計算機システムのインタフェース
に接続して独立的に制御し,四重化以上のシステムでは
3つのポートをまとめて一時に1つの計算機システムの
3本のインタフェースに並列接続して連携させて制御す
る。
例であったが,一般に複数のポートを持つ共通メモリに
ついても同様に拡張できることは明らかである。たとえ
ば3ポートをもつ共通メモリの場合,各計算機システム
のインタフェース本数を3本とし,三重化以下のシステ
ムでは各ポートを別の計算機システムのインタフェース
に接続して独立的に制御し,四重化以上のシステムでは
3つのポートをまとめて一時に1つの計算機システムの
3本のインタフェースに並列接続して連携させて制御す
る。
次に第1図の構成にしたがって、本発明の作用を説明す
る。
る。
二重化システムにおいては、アクセス要求をもった系の
共通メモリアダプタCMAが、共通メモリ11に対するアク
セスアドレスおよびデータを、CMAに接続されているイ
ンタフェース12、13の一方に順次のせる。このとき、多
重化モード制御線14、15のいずれか対応するものの信号
状態を、二重化システム(“0")に設立する。
共通メモリアダプタCMAが、共通メモリ11に対するアク
セスアドレスおよびデータを、CMAに接続されているイ
ンタフェース12、13の一方に順次のせる。このとき、多
重化モード制御線14、15のいずれか対応するものの信号
状態を、二重化システム(“0")に設立する。
これに応じて共通メモリ11側では、多重化モード制御部
20が二重化システムであることを識別し、インタフェー
ス制御部19に二重化モードによるインタフェース制御を
行なわせる。
20が二重化システムであることを識別し、インタフェー
ス制御部19に二重化モードによるインタフェース制御を
行なわせる。
インタフェース制御部19は、ポート16、17を調べ、2つ
のインタフェース12、13からのアクセス要求が競合して
存在する場合には、所定の優先制御を行なって、一方の
インタフェースのアクセス要求を選択し、そのアクセス
アドレスをRAM部18に渡して、アクセス処理を実行させ
る。
のインタフェース12、13からのアクセス要求が競合して
存在する場合には、所定の優先制御を行なって、一方の
インタフェースのアクセス要求を選択し、そのアクセス
アドレスをRAM部18に渡して、アクセス処理を実行させ
る。
次に、多重化システムの場合には、アクセス要求をもっ
た系の共通メモリアダプタCMAは、インタフェース12、1
3を2本並列に用いて、2組のアクセスアドレスと、さ
らに書き込みアクセスの場合にはそれぞれのデータと
を、共通メモリ11へ同時に送出する。このとき、CMA
は、多重化モード制御線14、15を、多重化システムを示
す信号状態(“1")に設定する。
た系の共通メモリアダプタCMAは、インタフェース12、1
3を2本並列に用いて、2組のアクセスアドレスと、さ
らに書き込みアクセスの場合にはそれぞれのデータと
を、共通メモリ11へ同時に送出する。このとき、CMA
は、多重化モード制御線14、15を、多重化システムを示
す信号状態(“1")に設定する。
これにより共通メモリ11側では、多重化モード制御部20
が多重化システムであることを識別し、インタフェース
制御部19を多重化モードにより動作させる。
が多重化システムであることを識別し、インタフェース
制御部19を多重化モードにより動作させる。
インタフェース制御部19は、多重化モードの場合、2つ
のポート16、17にアクセス要求を検出すると両方を受け
付け、同時並行的にそれらのアクセス処理をRAM部18に
行なわせる。もしもRAM部18がバンク構造をとってい
ず、物理的に同時並行的なアクセス処理を行なうことが
できない場合には、論理的なレベルで同時並行的なアク
セス処理を行なわせる。
のポート16、17にアクセス要求を検出すると両方を受け
付け、同時並行的にそれらのアクセス処理をRAM部18に
行なわせる。もしもRAM部18がバンク構造をとってい
ず、物理的に同時並行的なアクセス処理を行なうことが
できない場合には、論理的なレベルで同時並行的なアク
セス処理を行なわせる。
次に、第2図(a)、(b)の具体例を用いて、本発明
の共通メモリを使用した二重化システムと多重化システ
ムの構成を説明する。
の共通メモリを使用した二重化システムと多重化システ
ムの構成を説明する。
第2図(a)は、二重化システムの例であり、26はA系
システム、27はB系システム、28、29はCPU、30、31は
ローカルメモリLM、32、33はチャネルCH、34、、5は共
通メモリアダプタCMAである。
システム、27はB系システム、28、29はCPU、30、31は
ローカルメモリLM、32、33はチャネルCH、34、、5は共
通メモリアダプタCMAである。
また11A、11Bは第1図に示された構成をもつ共通メモリ
CMであり、12、13はそれぞれインタフェースである。
CMであり、12、13はそれぞれインタフェースである。
第2図(a)の二重化システムでは、二重化された共通
メモリCM11A、CM11Bは、それぞれA系システム26とB系
システム27とに分散配置され、そして各共通メモリの2
つのインタフェース12と13は、それぞれA系とB系のシ
ステムのCMA34と35に接続される。
メモリCM11A、CM11Bは、それぞれA系システム26とB系
システム27とに分散配置され、そして各共通メモリの2
つのインタフェース12と13は、それぞれA系とB系のシ
ステムのCMA34と35に接続される。
第2図(b)の多重化システムは、四重化システムとし
て示されているが、三重化以上の任意のシステムについ
て同様に構成できる。図において、36ないし39は多重化
システムを構成する4つの系#0ないし#3のシステ
ム、40ないし43は共通メモリアダプタCMA、44は独立の
共通メモリ装置である。そして11A、11Bは第1図に示さ
れている構成の共通メモリCMであり、12、13はインタフ
ェースである。
て示されているが、三重化以上の任意のシステムについ
て同様に構成できる。図において、36ないし39は多重化
システムを構成する4つの系#0ないし#3のシステ
ム、40ないし43は共通メモリアダプタCMA、44は独立の
共通メモリ装置である。そして11A、11Bは第1図に示さ
れている構成の共通メモリCMであり、12、13はインタフ
ェースである。
この多重化システムでは、インタフェース12、13が並列
化され、1つのインタフェースとして取り扱われるた
め、第2図(a)の場合にくらべて、共通メモリに対す
るデータ転送能力が2倍になり、系間の情報転送速度が
大幅に高められる。
化され、1つのインタフェースとして取り扱われるた
め、第2図(a)の場合にくらべて、共通メモリに対す
るデータ転送能力が2倍になり、系間の情報転送速度が
大幅に高められる。
このように、同じ構成の共通メモリが、任意の多重化シ
ステムに適用可能となる。
ステムに適用可能となる。
第3図ないし第6図を用いて、本発明の実施例を説明す
る。
る。
第3図は、共通メモリCMと共通メモリアダプタCMAとの
間のインタフェース12、13の1実施例構成を示す。なお
図中の矢印の向きは、信号の方向を示している。
間のインタフェース12、13の1実施例構成を示す。なお
図中の矢印の向きは、信号の方向を示している。
インタフェースを構成する各信号線の定義を次の表1に
示す。
示す。
第4図に、データ線にのせられる以下の3種類のデータ
の形式を(1)、(2)、(3)で示す。
の形式を(1)、(2)、(3)で示す。
(1) DTo−1st 第1図のRAM部18をアクセスするための第1メモリアド
レスを指定するために使用される。
レスを指定するために使用される。
(2) DTo−2nd 第1図のRAM部18をアクセスするための第2のメモリア
ドレスまたは制御データとアクセスモードとを指定する
ために使用される。
ドレスまたは制御データとアクセスモードとを指定する
ために使用される。
(3) READ/WRITEデータ RAM部18に対して偶数アドレスでREAD/WRITEされるバイ
トデータと、RAM部18に対して奇数アドレスでREAD/WRIT
Eされるバイトデータとで構成される。
トデータと、RAM部18に対して奇数アドレスでREAD/WRIT
Eされるバイトデータとで構成される。
第5図(a)、(b)は、第2図(a)の二重化システ
ムの場合において、インタフェースを1本(第1図の1
2、13の一方)だけ用いて2バイト単位にREAD/WRITEア
クセスしたときの動作シーケンスを示す。第5図の
(a)はWRITEシーケンス、第5図の(b)はREADシー
ケンスである。また図中のデータ(1)、(2)、
(3)は、それぞれ第4図の(1)、(2)、(3)に
対応している。
ムの場合において、インタフェースを1本(第1図の1
2、13の一方)だけ用いて2バイト単位にREAD/WRITEア
クセスしたときの動作シーケンスを示す。第5図の
(a)はWRITEシーケンス、第5図の(b)はREADシー
ケンスである。また図中のデータ(1)、(2)、
(3)は、それぞれ第4図の(1)、(2)、(3)に
対応している。
第6図は、第2図(b)の多重化システムの場合におい
て、インタフェースを2本(第1図の12、13の両方)用
いて、4バイト単位にREAD/WRITEアクセスしたときの動
作シーケンスを示す。第6図の(a)はWRITEシーケン
ス、第6図の(b)はREADシーケンスである。
て、インタフェースを2本(第1図の12、13の両方)用
いて、4バイト単位にREAD/WRITEアクセスしたときの動
作シーケンスを示す。第6図の(a)はWRITEシーケン
ス、第6図の(b)はREADシーケンスである。
第5図と第6図とも比較すると、READ/WRITEのいずれの
シーケンスにおいても、多重化システムの方が二重化シ
ステムよりも1クロック(1τ)分だけ、アクセス時間
が短くなることが分かる。
シーケンスにおいても、多重化システムの方が二重化シ
ステムよりも1クロック(1τ)分だけ、アクセス時間
が短くなることが分かる。
第7図に、先頭アドレスとアクセスモードとを指定し
て、任意長のデータ(ブロック)を連続アクセスするバ
ーストモードアクセスのシーケンス例を示す。図示の例
は、8バイト長データのアクセスの場合を示している
が、第4図(2)中のアクセスモードを適切に指定する
ことにより、16クロック分までのバーストモードアクセ
スが可能である。
て、任意長のデータ(ブロック)を連続アクセスするバ
ーストモードアクセスのシーケンス例を示す。図示の例
は、8バイト長データのアクセスの場合を示している
が、第4図(2)中のアクセスモードを適切に指定する
ことにより、16クロック分までのバーストモードアクセ
スが可能である。
このバーストモードアクセスを用いることにより、アク
セス時間をさらに短縮することが可能となる。次表に、
アクセスモードごとの所要アクセス時間(τ)の比較を
示す。
セス時間をさらに短縮することが可能となる。次表に、
アクセスモードごとの所要アクセス時間(τ)の比較を
示す。
〔発明の効果〕 本発明による複合計算機システムは、二重化システムの
ように多重度が小さくて共通メモリを多重化し、各系に
分散配置する経済的なシステムに適合するとともに、こ
れを四重化システムのように多重度が大きいシステムに
拡張した場合にも、共通メモリを多重化して、それぞれ
のインタフェースを並列使用することにより、データ転
送速度を上げることを可能にし、各系からのアクセス時
間を短縮することができる。
ように多重度が小さくて共通メモリを多重化し、各系に
分散配置する経済的なシステムに適合するとともに、こ
れを四重化システムのように多重度が大きいシステムに
拡張した場合にも、共通メモリを多重化して、それぞれ
のインタフェースを並列使用することにより、データ転
送速度を上げることを可能にし、各系からのアクセス時
間を短縮することができる。
第1図は本発明による複合計算機システムの原理的構成
図、第2図は本発明の作用を示す適用例の説明図、第3
図はインタフェースの実施例構成図、第4図はデータ線
の定義説明図、第5図は二重化システムの動作シーケン
ス図、第6図は多重化システムの動作シーケンス図、第
7図はバーストモードの動作シーケンス図、第8図は共
通メモリをそなえた複合計算機システムの一般的構成図
である。 第1図中、 11:共通メモリCM 12、13:インタフェース 14、15、多重化モード制御線 16、17:ポート 18:RAM部 19:インタフェース制御部 20:多重化モード制御部
図、第2図は本発明の作用を示す適用例の説明図、第3
図はインタフェースの実施例構成図、第4図はデータ線
の定義説明図、第5図は二重化システムの動作シーケン
ス図、第6図は多重化システムの動作シーケンス図、第
7図はバーストモードの動作シーケンス図、第8図は共
通メモリをそなえた複合計算機システムの一般的構成図
である。 第1図中、 11:共通メモリCM 12、13:インタフェース 14、15、多重化モード制御線 16、17:ポート 18:RAM部 19:インタフェース制御部 20:多重化モード制御部
Claims (1)
- 【請求項1】多重化された複数の計算機システムが複数
のポート(16,17)を有する1つあるいは複数の共通メ
モリ(11)を介して結合されている複合計算機システム
において, 各計算機システムは共通メモリ(11)に対するインタフ
ェース(12,13)を共通メモリ(11)のポート数だけ複
数本そなえ, 上記インタフェースは,計算機システムの多重化の度合
に関する情報を通知するための多重化モード制御線(1
4,15)を含み, 共通メモリ(11)は,上記インタフェース(12,13)中
の多重化モード制御線(14,15)上の信号を識別して,
多重化の度合が上記複数のポート(16,17)の数よりも
低い場合には,上記複数のポート(16,17)のそれぞれ
を別の計算機システムの各1本のインタフェースに接続
して,それぞれのインタフェースを独立させて並列に制
御し,また多重化の度合が上記複数のポート(16,17)
の数よりも高い場合には,上記複数のポートを1組にし
て,一時に1つの計算機システムの複数本のインタフェ
ースと並列に接続し,複数本のインタフェースを連携さ
せて同時並列的に制御することを特徴とする複合計算機
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31353386A JPH07113916B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 複合計算機システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31353386A JPH07113916B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 複合計算機システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63165948A JPS63165948A (ja) | 1988-07-09 |
JPH07113916B2 true JPH07113916B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=18042461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31353386A Expired - Fee Related JPH07113916B2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 複合計算機システム |
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JP (1) | JPH07113916B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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-
1986
- 1986-12-27 JP JP31353386A patent/JPH07113916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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