JPH07113751A - 粒体中の異物除去装置 - Google Patents

粒体中の異物除去装置

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JPH07113751A
JPH07113751A JP28392693A JP28392693A JPH07113751A JP H07113751 A JPH07113751 A JP H07113751A JP 28392693 A JP28392693 A JP 28392693A JP 28392693 A JP28392693 A JP 28392693A JP H07113751 A JPH07113751 A JP H07113751A
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JP
Japan
Prior art keywords
foreign matter
granular body
endless belt
light
surface side
Prior art date
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Pending
Application number
JP28392693A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Hara
嘉信 原
Mitsuyoshi Kawabata
光良 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Hajime Industries Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Hajime Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Unitika Ltd, Hajime Industries Ltd filed Critical Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒体中に混入している異物を高速で確実に検
出し、しかも人手によることなく確実に異物を除去する
ことが可能な粒体中の異物除去装置を提供する。 【構成】 粒体2を載置して移送させる光透過性の無端
ベルト4と、該無端ベルト4の上面側より光を照射する
光源6a,6bと下面側より光を照射する光源6cとに
より被対象物を照射する照明部と、該粒体を撮影するテ
レビカメラ5と、該テレビカメラ5により撮影して得た
画像の輝度が所定の輝度の範囲外となる場合に異物除去
信号を発信する異物検出部と、該異物除去信号に基づい
て作動する電磁弁8を介して高圧空気を吹出し異物を排
除する空気吹出ノズル9を設けてなる異物検出除去部が
2以上配装され、各異物検出除去部は粒体を反転させる
反転機11を介して接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒体中に混入している
異物の検出と除去を自動的に行うことのできる異物除去
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】粒体、例えば岩塩、穀物、鉱物等の粒体
を精製する工程においては、混在している貝ガラや小石
などを精製の過程で完全に除去することが困難であり、
製品中に混入することが避けられなかった。このため、
人間の目視により製品中に混入している異物を検出し、
除去する方法が行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな方法では混在する異物が非常に小さいため、十分に
確認することができず、異物を効率的に除去することが
困難であったり、長時間の作業では疲れによる検出洩れ
があった。また、人間の目視によるため、検出速度には
限度があり、生産性が非常に悪いものであった。
【0004】本発明は、かかる現状に鑑み、粒体中に混
入している異物を高速で確実に検出し、しかも人手によ
ることなく確実に異物を除去することが可能な粒体中の
異物除去装置の提供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の粒体中の異物除
去装置は、上記の目的を達成するもので、粒体を載置し
て移送させる光透過性の無端ベルトと、該無端ベルトの
上面側より光を照射する光源と下面側より光を照射する
光源とにより粒体を照射する照明部と、該粒体を撮影す
るテレビカメラと、該テレビカメラにより撮影して得た
画像の輝度が所定の輝度の範囲外となる場合に異物除去
信号を発信する異物検出部と、該異物除去信号に基づい
て作動する電磁弁を介して高圧空気を吹出し異物を排除
する空気吹出ノズルを設けてなる異物検出除去部が2以
上配装され、各異物検出除去部は粒体を反転させる反転
機を介して接続されていることを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】粒体を光透過性の無端ベルトに載置して移送さ
せ、該無端ベルトの上面側より光を照射する光源と下面
側より光を照射する光源とにより粒体を照射し、テレビ
カメラにて撮影し、得られた画像の輝度が所定の輝度の
範囲外となる場合に発信される異物除去信号に基づいて
電磁弁を作動せしめて高圧空気を吹出し、異物を除去す
るので、異物を高速で検出し、しかも検出された異物も
自動的に、かつ確実に除去することができるため、省力
化および製品品質や生産性、収率の大幅な向上が可能と
なる。
【0007】なお、異物検出除去部が2以上配装され、
各異物検出除去部は粒体を反転させる反転機を介して接
続されているので、粒体中に紛れ込んで検出が困難な異
物も確実に検出し、除去することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の粒体中の異物除去装置を図示
の実施例にしたがって詳細に説明することとする。
【0009】図1において、1は、岩塩等の粒体2を貯
留する原料ホッパーにして、該原料ホッパー1はその下
部より粒体2を無端ベルト4上にほぼ均一な一層となる
ように載置することができる。
【0010】粒体を移送する無端ベルト4は、下面側に
配置した光源からの光を粒体に照射して異物の検出を確
実にするため、継目のない光透過性の無端ベルトである
ことが必要である。このような無端ベルト4の材質とし
ては、ポリエステル、テフロン等が最適であるが、これ
に限らない。無端ベルト4の厚さは光源からの光をよく
透過させるために0.5〜1.5mmであることが好まし
く、また無端ベルト4の巾はテレビカメラ5の撮影可能
範囲や巾方向に配置するテレビカメラ5の台数等を考慮
して設定する。
【0011】無端ベルト4を張架し、駆動するローラ2
0,…の一つには、ロータリーエンコーダー3が配設さ
れており、該ロータリーエンコーダー3は無端ベルト4
の移送速度と同期してパルスを発生するインクリメント
型であることが望ましい。
【0012】無端ベルト4の上面側には光源6a,6b
が設置されており、無端ベルト4の下面側には、光源6
cが設置されている。光源6a,6b,6cは、欠点検
出用のテレビカメラが十分な感度をもつ波長の光を照射
しうるものであればよく、ストロボランプ,白熱球,ハ
ロゲンランプ,蛍光灯等が利用できるが、特にストロボ
ランプが最適である。光源としてストロボランプを使用
する場合には、ロータリーエンコーダー3のパルス信号
に同期して発光させることができる。光源は無端ベルト
4の一面側(上面側)には一個のみでもよいが、光源を
2個使用して、粒体の両側より光を照射する方が影の発
生による検査ミスを無くすことができる。さらに、光源
は無端ベルト4の他面側(下面側)に1個配置すること
により反射光のみならず透過光をも利用して粒体の全面
を照射し、影の発生による検査ミスを無くすことができ
る。
【0013】無端ベルト4の上面側の光源6a,6bの
間には、テレビカメラ5が配置されている。テレビカメ
ラ5としては、CCD方式によるカメラが一般的であ
り、これらテレビカメラ5は無端ベルト4の巾に応じて
必要数配置する。テレビカメラの撮影範囲(検査視野)
は1台当たり縦、横両方向の範囲が限られるため、無端
ベルト上の粒体の巾に対応した数のテレビカメラを設け
る。テレビカメラはCCDリニアセンサで十分な効果を
発揮するが、二次元に配置したエリアセンサを使用して
もよい。光源としてストロボランプを使用する場合に
は、ロータリーエンコーダー3のパルス信号を基にスト
ロボランプを発光せしめ、ストロボランプの発光時に実
質上、テレビカメラ5の撮影がなされることとなる。無
端ベルトの移動速度に対応して一定のサイクルで撮影す
ることにより、すべての粒体がほぼ1回だけ撮影される
ようにすることが望ましい。
【0014】例えば、撮影範囲(検査視野)が縦×横1
00mm×100mmのカメラを用い、無端ベルトの巾
を450mmとし、速度50m/分で走行させる場合に
は、カメラを無端ベルトの巾方向に3台設け、1秒間に
約8回のサイクルで撮影することにより、すべての粒体
は1回撮影され、検査されることとなる。
【0015】テレビカメラ5で撮影された画像信号はデ
ータ処理装置7に送信され、データ処理装置7では送信
されてきた画像の輝度情報を予め設定した輝度の範囲と
を対比させて設定範囲外となる場合には異物除去信号を
発信する。このさいの設定範囲は、測定すべき岩塩等の
粒体に混入する恐れのある異物を想定してこの異物が入
らないように設定する。所定の輝度の範囲内にある面積
を演算し、これにより粒体の大きさを認識し、この大き
さが所定の範囲外にある場合にも異物除去信号を発生す
ることも可能であり、また、色彩(光の波長)の識別に
よる異物の識別も可能である。
【0016】そして、この異物除去信号に基づいて異物
を除去する空気吹出ノズル9および除去された異物を取
出す異物取出しシュータ10が作動する。検出された異
物を除去する装置としては、異物除去信号により検出さ
れた異物が無端ベルトにより移動して所定の位置に到達
した時点で電磁弁8を作動させ、高圧の空気を吹出して
異物を除去するための空気吹出ノズル9を備えたものを
使用する。異物が空気吹出ノズル9の所定の吹出位置に
到達する時点の演算には、ロータリーエンコーダー3か
らの信号が利用される。
【0017】岩塩は食用に使用されるので、異物の混入
が皆無な高純度のものが必要であるが、このように粒体
の高純度を得るために検出除去装置を2台以上直列に設
置し異物を確実に検出する必要がある。そして、第1検
出部と第2検出部の間に反転機を設けることにより、第
1検出部では表面を検査された被検査物を反転させ、第
2検査部で裏面を検査することにより、高精度な異物除
去が可能となる。
【0018】反転機11は第1検出部の無端ベルト4の
後端に設けるが、このような反転機11としては、例え
ば図3に示すような3〜8枚の羽11aを備えた水車の
ような回転体構造のものが望ましく、モーターの回転速
度または伝達系の制御により所定の回転数となるように
制御する。
【0019】さらに無端ベルト12,テレビカメラ1
3,光源14a〜14c,データ処理装置15,電磁弁
16,空気吹出ノズル17は第1検出部と全く同様に配
置し、無端ベルト12の後端の下部に製品取出しシュー
タ18および異物取出しシュータ19を設ける。これに
より高精度な異物除去が可能となる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明の装置は粒体中に
混入する微小な異物をテレビカメラにより連続して高速
で検出し、しかも検出された異物の除去も自動でかつ確
実に排除することができるため、省力化及び製品品質や
生産性,収率の大幅な向上が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す異物除去装置の概略図
である。
【図2】図1に示した異物除去装置の概略平面図であ
る。
【図3】反転機の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 原料ホッパー 2 粒体 3 ロータリーエンコーダー 4,12 無端ベルト 5,13 テレビカメラ 6a〜6c,14a〜14c 光源 7,15 データ処理装置 8,16 電磁弁 9,17 空気吹出しノズル 11 反転機 18 製品取出しシュータ 19 異物取出しシュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒体を載置して移送させる光透過性の無
    端ベルトと、該無端ベルトの上面側より光を照射する光
    源と下面側より光を照射する光源とにより粒体を照射す
    る照明部と、粒体を撮影するテレビカメラと、該テレビ
    カメラにより撮影して得た画像の輝度が所定の輝度の範
    囲外となる場合に異物除去信号を発信する異物検出部
    と、該異物除去信号に基づいて作動する電磁弁を介して
    高圧空気を吹出し異物を除去する空気吹出ノズルとから
    なる異物検出除去部が2以上配装され、各異物検出除去
    部は粒体を反転させる反転機を介して接続されているこ
    とを特徴とする粒体中の異物除去装置。
JP28392693A 1993-10-19 1993-10-19 粒体中の異物除去装置 Pending JPH07113751A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001015822A1 (fr) * 1999-09-01 2001-03-08 Japan Tobacco Inc. Dispositif d'elimination de corps etrangers
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