JPH07113549A - 温水器 - Google Patents
温水器Info
- Publication number
- JPH07113549A JPH07113549A JP26089693A JP26089693A JPH07113549A JP H07113549 A JPH07113549 A JP H07113549A JP 26089693 A JP26089693 A JP 26089693A JP 26089693 A JP26089693 A JP 26089693A JP H07113549 A JPH07113549 A JP H07113549A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- balcony
- storage tank
- water storage
- boiler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】温水器を構成する貯湯槽の缶体を周囲の環境を
損なうことなく屋外に設置する。 【構成】電気温水器Ｃを構成する貯湯槽１の少なくとも
缶体１１を住宅のバルコニーＢのコーナー部に付設され
た外装ボックスＥ内に配設する。
損なうことなく屋外に設置する。 【構成】電気温水器Ｃを構成する貯湯槽１の少なくとも
缶体１１を住宅のバルコニーＢのコーナー部に付設され
た外装ボックスＥ内に配設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温水器に関するもので
ある。
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年、給湯装置として低廉な深夜電力を
利用した電気温水器が普及しつつある。この電気温水器
は、缶体に保温材、外装材を順に取り付けて形成された
貯湯槽と、この貯湯槽の缶体内に一体に配設された加熱
部から構成されており、貯湯槽に形成された給水口およ
び給湯口には、それぞれ水道水を供給する給水管および
設定温度の温水を供給する給湯管が接続されている。そ
して、貯湯槽に供給された水道水は、深夜電力を利用し
て設定温度（約９０℃）まで沸き上げられるようになっ
ている。このような電気温水器は、通常耐圧密閉形が用
いられて屋外に設置されている。
利用した電気温水器が普及しつつある。この電気温水器
は、缶体に保温材、外装材を順に取り付けて形成された
貯湯槽と、この貯湯槽の缶体内に一体に配設された加熱
部から構成されており、貯湯槽に形成された給水口およ
び給湯口には、それぞれ水道水を供給する給水管および
設定温度の温水を供給する給湯管が接続されている。そ
して、貯湯槽に供給された水道水は、深夜電力を利用し
て設定温度（約９０℃）まで沸き上げられるようになっ
ている。このような電気温水器は、通常耐圧密閉形が用
いられて屋外に設置されている。
【０００３】また、自由な形状構造を選択できる無圧開
放形電気温水器、例えば、缶体、保温材、外装材から形
成された貯湯槽と、この貯湯槽から分離され、加熱タン
クを備えた加熱部からなる電気温水器も知られており、
この種の電気温水器を屋内のデッドスペースに設置する
こと、具体的には、実開平５−３６２４６号公報に記載
されるように、床下に収納したり、実開平２−６４６５
８号公報に記載されるように、洗面脱衣室ユニットの隔
壁内に内蔵することも提案されている。
放形電気温水器、例えば、缶体、保温材、外装材から形
成された貯湯槽と、この貯湯槽から分離され、加熱タン
クを備えた加熱部からなる電気温水器も知られており、
この種の電気温水器を屋内のデッドスペースに設置する
こと、具体的には、実開平５−３６２４６号公報に記載
されるように、床下に収納したり、実開平２−６４６５
８号公報に記載されるように、洗面脱衣室ユニットの隔
壁内に内蔵することも提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した耐
圧密閉形温水器を屋外に設置することは、敷地面積が十
分でない住宅事情では設置が困難となったり、設置場所
によっては通行の障害となることがあり、さらには、住
宅の外観や周囲の環境と調和しないなどの問題があっ
た。
圧密閉形温水器を屋外に設置することは、敷地面積が十
分でない住宅事情では設置が困難となったり、設置場所
によっては通行の障害となることがあり、さらには、住
宅の外観や周囲の環境と調和しないなどの問題があっ
た。
【０００５】また、無圧開放形温水器を屋内に設置する
場合は、施工や保守点検が困難である他、その空間に合
わせた特別仕様となり、高価となる欠点がある。特に、
社会環境の変化に伴って温水を使用する機会が増加し、
貯湯量が大容量化する傾向にある昨今においては、室内
に設置スペースを確保できない場合があった。
場合は、施工や保守点検が困難である他、その空間に合
わせた特別仕様となり、高価となる欠点がある。特に、
社会環境の変化に伴って温水を使用する機会が増加し、
貯湯量が大容量化する傾向にある昨今においては、室内
に設置スペースを確保できない場合があった。
【０００６】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、周囲の環境を損なうことなく屋外に設置す
ることのできる温水器を提供するものである。
れたもので、周囲の環境を損なうことなく屋外に設置す
ることのできる温水器を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、貯湯槽と、加
熱部からなり、前記貯湯槽の少なくとも缶体を住宅のバ
ルコニーのコーナー部に付設した外装ボックス内に配設
したことを特徴とするものである。
熱部からなり、前記貯湯槽の少なくとも缶体を住宅のバ
ルコニーのコーナー部に付設した外装ボックス内に配設
したことを特徴とするものである。
【０００８】
【作用】貯湯槽の少なくとも缶体が住宅のバルコニーの
コーナー部に付設した外装ボックス内に配設されてい
る。
コーナー部に付設した外装ボックス内に配設されてい
る。
【０００９】この結果、貯湯槽の缶体の設置空間をバル
コニーの設置スペースと共用できることから、貯湯槽の
缶体を住宅の外観や周囲の環境と調和して屋外に設置す
ることが可能となり、その施工や保守点検を容易に行う
ことができる。
コニーの設置スペースと共用できることから、貯湯槽の
缶体を住宅の外観や周囲の環境と調和して屋外に設置す
ることが可能となり、その施工や保守点検を容易に行う
ことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【００１１】図１および図２において、電気温水器Ｃが
住宅Ｈの外面に沿って張り出したバルコニーＢのコーナ
部に付設した外装ボックスＥ内に配設されている。この
バルコニーＢには、バスタブＴ（図３参照）が取り付け
られているが、不使用時においては、床板の一部を形成
する蓋体Ｐで覆われている。一方、バルコニーＢのコー
ナー部に付設した外装ボックスＥは、その周囲が木製パ
ネルやＦＲＰなどの壁体Ｗで包囲されており、その壁体
Ｗのうち、外に面した一方の壁体Ｗ１は、電気温水器Ｃ
の保守点検のため、着脱自在に、あるいは、ヒンジを介
して回転自在に構成されている。
住宅Ｈの外面に沿って張り出したバルコニーＢのコーナ
部に付設した外装ボックスＥ内に配設されている。この
バルコニーＢには、バスタブＴ（図３参照）が取り付け
られているが、不使用時においては、床板の一部を形成
する蓋体Ｐで覆われている。一方、バルコニーＢのコー
ナー部に付設した外装ボックスＥは、その周囲が木製パ
ネルやＦＲＰなどの壁体Ｗで包囲されており、その壁体
Ｗのうち、外に面した一方の壁体Ｗ１は、電気温水器Ｃ
の保守点検のため、着脱自在に、あるいは、ヒンジを介
して回転自在に構成されている。
【００１２】ところで、外装ボックスＥ内に配設された
電気温水器Ｃは、図３に示すように、缶体１１を保温材
１２および外装材１３の順に包囲して形成された貯湯槽
１と、この貯湯槽１の缶体１１内に一体に配設された加
熱部２から構成されており、貯湯槽１の給湯口に接続さ
れた給湯管は、詳細には図示しないが、地中に埋設され
て浴室や洗面室あるいは台所などに配管接続されてい
る。さらに、この給湯配管から分岐して補助の給湯配管
を接続し、バルコニーＢに給湯できるようにしており、
このため、前述したバスタブＴへの給湯が簡単にできる
ようになっている。
電気温水器Ｃは、図３に示すように、缶体１１を保温材
１２および外装材１３の順に包囲して形成された貯湯槽
１と、この貯湯槽１の缶体１１内に一体に配設された加
熱部２から構成されており、貯湯槽１の給湯口に接続さ
れた給湯管は、詳細には図示しないが、地中に埋設され
て浴室や洗面室あるいは台所などに配管接続されてい
る。さらに、この給湯配管から分岐して補助の給湯配管
を接続し、バルコニーＢに給湯できるようにしており、
このため、前述したバスタブＴへの給湯が簡単にできる
ようになっている。
【００１３】この結果、電気温水器Ｃの貯湯槽１をバル
コニーＢのコーナー部に付設した外装ボックスＥ内に配
設することにより、バルコニーの設置スペースと貯湯槽
１の設置空間を共用することができ、通行障害が発生せ
ず、住宅の外観や周囲の環境と調和させることが可能と
なる他、電気温水器Ｃの施工や取替え工事、あるいは保
守点検が極めて容易となる。
コニーＢのコーナー部に付設した外装ボックスＥ内に配
設することにより、バルコニーの設置スペースと貯湯槽
１の設置空間を共用することができ、通行障害が発生せ
ず、住宅の外観や周囲の環境と調和させることが可能と
なる他、電気温水器Ｃの施工や取替え工事、あるいは保
守点検が極めて容易となる。
【００１４】また、バルコニーＢに設けたバスタブＴに
簡単に給湯できることから、露天風呂や子供の水遊びな
ど、温水のあるガーデンライフを楽しむことができる。
簡単に給湯できることから、露天風呂や子供の水遊びな
ど、温水のあるガーデンライフを楽しむことができる。
【００１５】なお、この実施例においては、周囲を壁体
Ｗで包囲して形成された外装ボックスＥ内に貯湯槽１を
配設したが、貯湯槽１の保温材１２および外装材１３に
代わって壁体Ｗにより耐久性の低下および放熱ロスの発
生を防止することができる場合は、保温材１２および外
装材１３を取り除いて缶体１１のみを配設してもよい。
Ｗで包囲して形成された外装ボックスＥ内に貯湯槽１を
配設したが、貯湯槽１の保温材１２および外装材１３に
代わって壁体Ｗにより耐久性の低下および放熱ロスの発
生を防止することができる場合は、保温材１２および外
装材１３を取り除いて缶体１１のみを配設してもよい。
【００１６】また、貯湯槽１を地上の基礎上に立設する
ことにより、バルコニーＢに付設する外装ボックスＥの
高さを抑えて全体高さの調和を図ることもできる（図４
参照）他、詳細には図示しないが、バルコニーＢの上方
にルーバーを設けるようにしてもよい。
ことにより、バルコニーＢに付設する外装ボックスＥの
高さを抑えて全体高さの調和を図ることもできる（図４
参照）他、詳細には図示しないが、バルコニーＢの上方
にルーバーを設けるようにしてもよい。
【００１７】さらに、本実施例では、貯湯槽１と加熱部
２を一体化した電気温水器Ｃについて説明したが、貯湯
槽と加熱部が分離された電気温水器であってもよく、そ
の際には、貯湯槽を外装ボックスＥ内に配設する一方、
加熱部を住宅Ｈに近接して設置すればよい。このような
電気温水器を用いる場合は、太陽熱を利用して暖めた温
水を貯湯槽に蓄え、使用時に加熱部で加熱して給湯する
ようにすれば、省エネルギーとなる。
２を一体化した電気温水器Ｃについて説明したが、貯湯
槽と加熱部が分離された電気温水器であってもよく、そ
の際には、貯湯槽を外装ボックスＥ内に配設する一方、
加熱部を住宅Ｈに近接して設置すればよい。このような
電気温水器を用いる場合は、太陽熱を利用して暖めた温
水を貯湯槽に蓄え、使用時に加熱部で加熱して給湯する
ようにすれば、省エネルギーとなる。
【００１８】さらに、加熱部として灯油やガスを熱源と
するボイラーに置換することもできることから、電気温
水器以外の温水器であってもよい。
するボイラーに置換することもできることから、電気温
水器以外の温水器であってもよい。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電気温水
器などの温水器を構成する貯湯槽の少なくとも缶体を住
宅のバルコニーのコーナー部に付設した外装ボックス内
に配設したことにより、貯湯槽の缶体の設置空間とバル
コニーの設置スペースを共用することができ、缶体が大
容量化しても住宅の外観や周囲の環境を損なうことなく
屋外に設置することができ、その施工や保守点検を容易
に行うことができる。
器などの温水器を構成する貯湯槽の少なくとも缶体を住
宅のバルコニーのコーナー部に付設した外装ボックス内
に配設したことにより、貯湯槽の缶体の設置空間とバル
コニーの設置スペースを共用することができ、缶体が大
容量化しても住宅の外観や周囲の環境を損なうことなく
屋外に設置することができ、その施工や保守点検を容易
に行うことができる。
【図１】バルコニーに付設した外装ボックスに電気温水
器を配設した住宅を示す斜視図である。
器を配設した住宅を示す斜視図である。
【図２】図１に示したバルコニーの拡大斜視図である。
【図３】バルコニーの断面図である。
【図４】他の外装ボックスを付設したバルコニーを示す
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
Ｃ 電気温水器 １ 貯湯槽 １１ 缶体 １２ 保温材 １３ 外装材 ２ 加熱部 Ｂ バルコニー Ｅ 外装ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新宅 康樹 兵庫県神戸市西区井吹台東町１−４−１− 104 (72)発明者 二村 忠夫 奈良県大和郡山市千日町35−27
Claims (1)
- 【請求項１】 貯湯槽と、加熱部からなり、前記貯湯槽
の少なくとも缶体を住宅のバルコニーのコーナー部に付
設した外装ボックス内に配設したことを特徴とする温水
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26089693A JPH07113549A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 温水器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26089693A JPH07113549A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 温水器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07113549A true JPH07113549A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17354266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26089693A Pending JPH07113549A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 温水器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07113549A (ja) |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26089693A patent/JPH07113549A/ja active Pending
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