JPH059321Y2 - - Google Patents

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JPH059321Y2
JPH059321Y2 JP11393988U JP11393988U JPH059321Y2 JP H059321 Y2 JPH059321 Y2 JP H059321Y2 JP 11393988 U JP11393988 U JP 11393988U JP 11393988 U JP11393988 U JP 11393988U JP H059321 Y2 JPH059321 Y2 JP H059321Y2
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JP
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oil tank
casing
frame
installation
building
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、灯油を燃料とする給湯機や暖房器具
等の油タンクの取付構造に関する。
(従来の技術) 家庭用の給湯機や暖房器具には、灯油、電気、
都市ガスあるいはLPG等の種々の燃料や熱源が
使用されている。この中で灯油を燃料とするもの
が、最も経済的であることから多用されている。
この場合、灯油を貯蔵する油タンクが必要であ
り、従来、一般的には、この油タンクは脚付で、
軒先等の屋外に別個に設置されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の油タンクは、敷地に
直接設置されるため、横長の構造となつており、
その設置には平面的に大きな面積を要するという
問題点があつた。特に、最近の住宅事情では敷地
面積に余裕がなく、これを有効に活用したい場合
には、この問題点が障害となり、最も経済的であ
る、灯油を燃料とする給湯機や暖房器具等の設置
自体を断念する原因にもなつていた。また、油タ
ンクの据付には格別の基礎が必要であるとともに
美観上も好ましくないという欠点もある。
本考案は、上記従来の技術の問題点を解決する
ためになされたものであり、基礎を必要とせず、
また場所を取らないで、油タンクを設置できる油
タンクの取付構造を提供することを目的とする。
(課題を達成するための手段) 本考案の取付構造は、上記目的を達成するた
め、建築物の壁面の内部空間にケーシングを埋め
込み、該ケーシングに油タンクを嵌め込んで成る
ものである。
(作用) この構成では、油タンクは建築物の壁面内に納
められて支持されることになる。したがつて、油
タンクは一部が壁面の外側に突き出るものの、設
置のための敷地を全く必要としない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を、図面を参照して説
明する。
第1図は本考案に係る油タンクの取付構造を示
す組立図である。同図中の符号1は、実質的に縦
長長方形のケーシングを示し、該ケーシング1
は、前側が開放したタンク収容ケース2及びコ字
状をなした支持枠3から成る。両者2及び3は、
その外周にそれぞれ形成されたフランジ2a,3
aを重ね合わせて、例えばシーム溶接またはスポ
ツト溶接によつて接合されている。接合されたフ
ランジ2a及び3aは、ケーシング1を後述する
枠6に取り付けるための孔2b及び3bを備え、
ケース2の下部及び支持枠3の上部には、油タン
ク4を取り付けるためのステー2c及び3cがそ
れぞれ設けられている。
油タンク4は、ケーシング1に嵌め込めるよう
にほぼ長方形に形成されているとともに、可能な
かぎり薄形とされている。油タンク4の外周には
フランジ4aが形成され、該フランジ4aにはス
テー2c及び3cに合致する位置に孔4bが設け
られている。また、油タンク4の上部には給油口
4cが、下部には図示しない給湯機等に接続され
る接続口4dと水抜口4eとが、それぞれ設けら
れている。
油タンク4のカバー5は、該油タンク4を被い
得るようにほぼ長方形に形成されるとともに、そ
の底部は、換気、配管及び水抜等を容易に行える
ように開口されている。また、カバー5は、支持
枠3に蝶番3dを介して回動自在に支持されると
ともに、閉状態において掛金5aにより支持枠3
に掛け止めされるようになつている。
図中の符号6は、ケーシング1を取り付けるた
めの枠であり、土台7、間柱8及びまぐさ9から
成る。なお、第2図の符号10は例えばコンクリ
ート製の基礎、11は建築物の壁面の断熱材、1
2は胴ぬき、13は内装材である。
油タンク4は次のようにして取り付けられる。
まず、ケーシング1を、その支持枠3を前側にし
て、枠6内に埋め込む。この状態では、ケーシン
グ1のフランジ2aが枠6の前面に当接し、ケー
ス2は枠6内に収納される。次に、フランジ2a
及び3aを、それらの孔2b及び3bを利用して
枠6にビス止めし、これにより、ケーシング1を
枠6に固定する。次に、油タンク4をケーシング
1に嵌め込み、油タンク4を、その孔4bを利用
してケーシング1のステー2c及び3cにボルト
止めし、油タンク4をケーシング1に固定する。
最後に、カバー5をケーシング1に取り付ける。
このように、建築物の壁面の内部空間に形成さ
れた枠6にケーシング1を埋め込み、このケーシ
ング1に油タンク4を嵌め込むので、油タンク4
は壁面から幾分突き出るに過ぎず、従来のように
敷地に直接設置される場合と比較して、設置面積
を大幅に低減できるとともに、美観も向上する。
又、油タンク4を建築物の壁面に収容して、本来
の基礎に支持させるので、据付のための格別の基
礎が不要となる。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、油タンク
の設置面積を大幅に低減できるとともに、その据
付のための格別の基礎が不要となり且つ美観の向
上をも図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る油タンクの取付構造を示
す組立図、第2図は油タンクの取付状況を示す側
面図である。 1……ケーシング、4……油タンク、6……枠
(内部空間)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建築物の壁面の内部空間にケーシングを埋め込
    み、該ケーシングに油タンクを嵌め込んで成るこ
    とを特徴とする油タンクの取付構造。
JP11393988U 1988-08-30 1988-08-30 Expired - Lifetime JPH059321Y2 (ja)

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JP11393988U JPH059321Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30

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JP11393988U JPH059321Y2 (ja) 1988-08-30 1988-08-30

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Publication Number Publication Date
JPH0234445U JPH0234445U (ja) 1990-03-05
JPH059321Y2 true JPH059321Y2 (ja) 1993-03-08

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JPH0234445U (ja) 1990-03-05

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