JPH07113485B2 - 湯沸器の異常検出方法 - Google Patents

湯沸器の異常検出方法

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JPH07113485B2
JPH07113485B2 JP61043175A JP4317586A JPH07113485B2 JP H07113485 B2 JPH07113485 B2 JP H07113485B2 JP 61043175 A JP61043175 A JP 61043175A JP 4317586 A JP4317586 A JP 4317586A JP H07113485 B2 JPH07113485 B2 JP H07113485B2
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は湯沸器の異常検出方法に関する。
(発明の背景) 従来、湯沸器に於ける燃焼開始時の不着火や燃焼中の立
消え等の異常を検出する方法としては、バーナー部に炎
検知素子を設けて、この炎検知素子で不着火や立消え等
を検出するのが一般的である。
この炎検知素子には、バイメタル等物体の熱膨張を利用
するもの、フォトチューブやフォトセル等光電効果を利
用するもの、及び炎の発電性、導電性、整流性等電気的
性質を利用したもの等がある。
しかし乍ら、バーナー部に炎検知素子を設けたものに於
いては、炎自体に安定性がなく検知条件が随時変化する
こと及び炎検知素子に煤などが付着したりして誤動作を
起こし易いことなどのために精度の高い制御はなかなか
難しかった。
これに対して、炎検知素子を用いることなく、水温を検
知するための温度センサーを設けて、水温の変化を経時
的に検出することにより、水温が上昇しない時のバーナ
ー部の不着火を検知することも提案されている。(例え
ば実開昭57−108549号公報参照)。
しかし乍ら、この検出方法では一つの温度センサーを用
いて水温が上昇しているか否かのみを検出することか
ら、燃焼開始後の燃焼不良による水温低下は検知するこ
とができないという問題点がある。
(発明の目的) 本発明は、上記諸事情に鑑み案出されたものであり、そ
の目的は湯沸器の出湯温度の制御に同期して湯沸器の異
常を検出する全く新規な異常検出方法に関する。
(発明の構成) 本発明の湯沸器の異常検出方法は、バーナーと、熱交換
器と、熱交換器へ向かう水の温度を検出する第1の温度
センサーと、水の流量を検出する流量センサーと、熱交
換器から出てきた出湯の温度を検出する第2の温度セン
サーとを有する湯沸器の異常検出方法であって、前記第
1の温度センサーで検出された検出温度と設定温度とを
比較しその温度差に流量センサーで検出された流量を乗
算した乗算値ないしはそれに比例した値と、前記第2の
温度センサーで検出された検出温度と設定温度とを比較
しその温度差に流量センサーで検出された流量を乗算し
た乗算値ないしはそれに比例した値とを比較して、その
比較値が所定値以上の時に異常として検出することを特
徴とする。
(実施例) 以下、本発明を石油給湯機を例にとって詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の異常検出方法を説明するための概略
構成図であり、1は灯油を加熱気化させるための気化
器、2は気化器1からの気化ガスを燃焼させるためのバ
ーナー、3は気化器1に灯油を供給するための電磁ポン
プ、4は水回路5中に設けられた熱交換器である。
前記水回路5中の熱交換器4の上流側には熱交換器4へ
向かう水の温度を検出する第1の温度センサー6と、水
の流量を検出する流量センサー7が設けられており、熱
交換器4の下流側には熱交換器4から出てきた出湯の温
度を検出する第2の温度センサー8が設けられている。
尚、前記流量センサー7は、熱交換器4の下流側に設け
てもよい。
前記第1の温度センサー6、流量センサー7、及び第2
の温度センサー8は、マイクロコンピュータで構成され
る制御装置9にそれぞれ接続されており、この制御装置
9には利用者が所望の出湯温度を選択できるように温度
設定器10が接続されている。
この場合、第2図に示すように、まず温度設定器10で設
定される設定温度TSと、第1の温度センサー6で検出し
た入水温度TCと、流量センサー7で検出した通過流量Q
と、第2の温度センサー8で検出した出湯温度THを制御
装置9に入力する。
次に、設定温度TSと入水温度TCと通過流量Qに基づいて の式から成る制御量(FF量)を演算して制御信号を電磁
ポンプ3に与え、気化器1への供給灯油量を制御するこ
とにより、バーナー2の燃焼量を制御(フィード・フォ
ワード制御)する。尚、上記式中ηは熱交換器4の効率
である。
次に、第1の温度センサー6で検出した温度変化を微分
し、その変化量が一定値以下になった時に、フィード・
バック制御を開始する。
即ち、設定温度TS、出湯温度TH、及び通過流量Qに基づ
いて の式から成る制御量(FB量)を演算して、設定温度TSと
出湯温度THとを比較する。この時TS≧THであれば、電磁
ポンプ3に印加する制御量をFF量+FBに変更し、TS>TH
であれば電磁ポンプ3に印加する制御量をFF量−FB量に
変更して制御(フィード・フォワード制御+フィード・
バック制御)する。このように、第1の温度センサー
6、流量センサー7、及び第2の温度センサー8は通常
燃焼制御のために使用される。
次に、FB量とFF量を比較してFB量がFF量より一定値以上
であれば、異常が生じたことを検出する。
即ち、第3図(a)(b)に示すようにフィード・フォ
ワード制御で同図(a)に示すFF量(P1)で電磁ポンプ
3を制御した時に出湯温度が同図(b)に示すFF値であ
れば、TS−FF分を同図(a)に示すFB量(P2)で制御す
ることにより出湯温度THが設定温度TSとなるように制御
される。
しかし乍ら、気化器1、バーナー2、電磁ポンプ3等の
故障によってバーナー部の燃焼量が低下した場合、第4
図(a)(b)に示すように、FF量(P1)で電磁ポンプ
3を制御出力してもバーナー部の燃焼量が低下している
ために出湯温度FFは著しく低下し、フィード・バック制
御によるFB量(P2)が非常に大きくなる。
従って、FB量(P2)がFF量(P1)より一定値 以上になったことを検知すれば、バーナーの燃焼量が異
常に低下したこと、即ち気化器1のタールつまり、バー
ナー2のつまり、電磁ポンプ3の出力異常、オイルフィ
ルターのつまり等の異常を起こしていることを検出する
ことができる。
尚、定数Kは、機器の種類、バーナーの性能、通過流量
Qの使用範囲等によって決定される。
また、異常検出時には、ランプ等によりリモコン操作部
(不図示)に表示するか、ブザー等により警報音を発す
ることにより、利用者に異常状態が生じていることを知
らせる。
上記実施例の具体的な電気回路図を第5図に示す。
サーミスタ等から成る第1の温度センサー6、第2の温
度センサー8、及び温度設定器10がマイクロコンピュー
ター9のA/D変換回路に接続されている。第5図中、11,
12はサーミスタ6,8のリニアライズ回路、C1〜C3はノイ
ズ防止用コンデンサー、R3,R6,R8は保護用抵抗である。
磁気抵抗素子から成る水量センサー7は、増巾回路13及
び比較回路14を経由してマイクロコンピューター9のカ
ウンター回路に接続されており、1秒毎に水量Qのカウ
ント数を処理してRAMに入力する。マイクロコンピュー
ター9では、CPUにおいてあらかじめROMにプログラムし
た方法でTC,TH,TS、Q値に基づき上述の各演算を実施す
る。
一方、マイクロコンピューター9の出力回路には、スイ
ッチング用トランジスタTr1を介して警告ランプL1が接
続されている。また、同じくスイッチング用トランジス
タTr2を介して発光ダイオード15が接続されており、こ
の発光ダイオード15には主電源回路に接続されたホトト
ランジスタ16が連動し、スイッチング用トランジスタTr
3を介して電磁ポンプ3を駆動するためのコイル17に接
続されている。図中、18は整流器、19は平滑用コンデン
サ、20は逆サージ吸収用ダイオードである。
また、トランジスターTr1とトランジスターTr2の前に、
トランジスターTr1に連動するトランジスターを並列に
接続し、警告ランプL1を点灯すると同時に電磁ポンプ3
を停止するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明の湯沸器の異常検出方法に
よれば、湯沸器の燃焼量の制御に同期してバーナ部の異
常を検出することから、バーナ部の異常を正確かつ迅速
に検出することができる。
また、完全に異常になってしまうまでに燃焼異常を検出
することができることから、関連機器の故障を未然に防
止することができる。
さらに、湯沸器の異常を検出するための格別な装置を必
要としないことから、構成部品の簡略化を図ることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図の本発明の湯沸器の異常検出方法を説明するため
の概略構成図、第2図は同じくフローチャート図、第3
図(a)(b)は電磁ポンプの制御量と出湯温度との関
係を説明するための図、第4図(a)(b)は同じく電
磁ポンプの制御量と出湯温度との関係を説明するための
図、第5図は本発明の一実施例を示す電気回路図であ
る。 2……バーナー、4……熱交換器 6……第1の温度センサー 7……流量センサー 8……第2の温度センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナと、熱交換器と、熱交換器へ向かう
    水の温度を検出する第1の温度センサーと、水の流量を
    検出する流量センサーと、熱交換器から出てきた出湯の
    温度を検出する第2の温度センサーとを有する湯沸器の
    異常検出方法であって、 前記第1の温度センサーで検出された検出温度と設定温
    度とを比較しその温度差に流量センサーで検出された流
    量を乗算した乗算値ないしはそれに比例した値と、前記
    第2の温度センサーで検出された検出温度と設定温度と
    を比較しその温度差に流量センサーで検出された流量を
    乗算した乗算値ないしはそれに比例した値とを比較し
    て、その比較値が所定値以上の時に異常として検出する
    ことを特徴とする湯沸器の異常検出方法。
JP61043175A 1986-02-27 1986-02-27 湯沸器の異常検出方法 Expired - Fee Related JPH07113485B2 (ja)

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