JPH07113438B2 - シラス多孔質ガラス製の多孔管体密封固定装置 - Google Patents

シラス多孔質ガラス製の多孔管体密封固定装置

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JPH07113438B2
JPH07113438B2 JP61057696A JP5769686A JPH07113438B2 JP H07113438 B2 JPH07113438 B2 JP H07113438B2 JP 61057696 A JP61057696 A JP 61057696A JP 5769686 A JP5769686 A JP 5769686A JP H07113438 B2 JPH07113438 B2 JP H07113438B2
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義彦 岩崎
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清本鉄工株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L39/00Joints or fittings for double-walled or multi-channel pipes or pipe assemblies

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、管体を密封状態で固定する管体密封固定装置
に関し、特に、気体と液体の接触装置又は液体と液体の
接触装置用の管体を密封状態で固定する管体密封固定装
置に関する。
[従来の技術] 従来、内外の二重管から構成し、内側の管体に無数の微
細孔をあけて、例えば外管内に気体を供給すると共に内
管中に液体を導入して、気体の一部を上記微細孔に通じ
て内管内に透過させ、液体に溶解させて、この気体の混
入した液体を利用する装置があった。
そして、従来のこの種の多孔管体の固定方法としては、
多孔管体を固定フランジに接着材等で完全に固定する方
法があった。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来装置では、二重管の内外の流体
室をそれぞれシールした状態で取り付けると共に、特に
内側の管体を容易に交換し得るものでなければならない
が、上記従来の取付け固定方法では、 (1)多孔管体の取り外し、取り替え等が不可能。すな
わち目詰まりによる新品との交換、酸洗浄,加熱等の再
生後再装着等ができない。
(2)接着剤固定のため、かかる力(応力)の逃げ場
(吸収)がないので、加熱流体を流した場合の熱膨張の
差(多孔管体と固定フランジ)による多孔管体の破損の
可能性。
(3)同様に、かかる力(応力)の逃げ場(吸収)がな
いので、流体圧力による多孔管体あるいは固定フランジ
の振動による多孔管体の破損の可能性。等の問題点があ
った。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上記従来の要請に応えるためになされたもの
で、その目的とするところは、内側の多孔管体の交換が
簡単かつ迅速に出来、しかも確実にシール状態で取り付
けることのできる管体の密封固定装置を提供するにあ
る。
すなわち、本発明は、側部に流体の供給用ノズルおよび
排出用ノズルを備え、両端に開口部が設けられている外
筒カラムと、該外筒カラムの両端開口部に接続して取付
けられ、内側に突設する環状突部を有する開口部が穿設
されている固定フランジと、該固定フランジの環状突部
を有する開口部内に端部が挿入されているシラス多孔質
ガラス製の多孔管体と、上記固定フランジの開口と上記
多孔管体との間に挿着されているカラーと、上記固定フ
ランジの開口部の環状突部と上記カラーの先端部との間
に挿着されるO−リングと、上記カラーをO−リングの
方向に押込んでO−リングを上記シラス多孔質ガラス製
の多孔管体に圧着させるせしめるカラー押込み手段とを
具備することを特徴とするシラス多孔質ガラス製の多孔
管体密封固定装置にある。
また、本発明において、外筒カラムを大口径に形成する
と共に、上記固定フランジの内側に、外筒カラムの端部
開口を覆い、多孔管体を挿入・固定するための開口部が
多数設けられている固定メタルを設けることができる。
[実 施 例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図において、1は外筒カラムであって、例えば外径
30mm,肉厚5mm程度のアクリル樹脂により形成されてい
て、その両端開口部には固定フランジ2が螺着されてい
る。該外筒カラム1の一側上部には、エアー等の気体及
び液体などの流体を供給する供給ノズル3が付設されて
いると共に、他側下部には、該流体を排出する排出ノズ
ル4が付設されている。
3a及び4aは上記ノズル3及び4用のパッキングである。
上記固定フランジ2には円形の開口部2aが明けられてい
て、この中に多孔管体5が挿入されるようになってい
る。
該多孔管体5は、例えば外径13.7mm、肉厚1.8mmの円筒
状シラス多孔質ガラス(SPG)により形成されている。
なお、この多孔管体をより詳細に述べると、その素材は
宮城県工業試験場の中島忠夫・清水 高・河野幹雄の諸
氏により開発された南九州一帯に豊富に埋蔵する火山灰
シラスを主原料とし、これに石灰とホウ酸を添加合成し
たCaO−B2O3−SiO2−Al2O3系ガラスを熱処理・酸処理す
ることによりきわめて微細な孔を多数有するもの(0.1
ミクロン〜10ミクロン・気孔率50%以上)で通称SPG(S
hirasu Porous Glass)と称し、その製法は、特開昭57
−140334号に開示されているとおりのもので、また、そ
の性質は、硬質・耐熱耐水性を有しており、本器の用途
は、例えば、気体と液体が接触するタイプとして、濾過
器、流体循環濃縮器、液−気交換器及び熱交換器等があ
り、また、液体と液体が接触するタイプとして、各種薬
品精製器及び油水分離器等があり、多くの応用範囲を有
するものである。
上記固定フランジ2の開口部2aの内壁と多孔管体5の間
にはカラー6が挿入されている。上記開口部2aの端部に
於いて内側に突設して形成された環状突部2bと上記カラ
ー6との間にはO−リング7が嵌挿されている。
また、上記固定フランジ2内にはノズル8が挿設されて
いて、その先端部はO−リング9を挟んで上記カラー6
の後端部に当接するようになっている。
上記ノズル8には段部8aが形成されていて、これに係合
した状態でキャップ10が上記固定フランジ2に螺着され
ている。
また、上記ノズル8にはナット11が螺着されていて、パ
ッキン12を挟んだ状態で上記キャップ10に圧着するよう
になっている。
13は給水管であって、締付具14により上記ノズル8に接
続されている。
尚、15は保護ブッシュである。
本実施例は以上のように構成されているので、キャップ
10を固定フランジ2に対して締付け方向に回転させる
と、段部8aを介してノズル8が固定フランジ2の内方に
押込まれる。
ノズル8は押込まれると、O−リング9を押圧するの
で、O−リング9は外方に押出されて、固定フランジ2
の内面に密着してシールする。
さらに、ノズル8の押込み作用によりカラー6も押込ま
れ、環状突部2bとの間のO−リング7が押圧される。押
圧されたO−リング7は、内方に押出されて多孔管体5
の外面に密着し、固定シールする。
従って、上記外筒カラム1の供給ノズル3からエアーを
供給すると共に、上記供給管13から冷水を供給して上記
多孔管体5に導入すると、該多孔管体5の微細な穴(例
えば、0.1〜10ミクロン)を通して上記エアーの一部が
多孔管体5内に流入し、冷水中に混入する。
第2図及び第3図は、上記多孔管体5を外筒カラム内に
複数本配置した場合の別の実施例を示すものであって、
例えば外径150mm,肉厚10mmの大口径の外筒カラム16の端
部は固定フランジ17に一体的に取付けられている。該固
定フランジ17にはパッキン18を介してカバー19が取付け
られている。該カバー19には更にパッキン20を介して給
水管21が取付けられている。上記固定フランジ17には第
3図からも明らかなように、多数の開口部17aがあけら
れている。該開口部17aの1つを第4図に拡大して示す
ように、該開口部17aには多孔管体5が挿入される。該
開口部17aの内壁と多孔管体5との間にはカラー22が挿
設されている。上記開口部17aの端部において内側に突
設して形成された環状突部17bと上記カラー22との間に
はO−リング23が嵌挿されている。
上記開口部17aの内壁面にはまたネジが切ってあって、
これに固定メタル24が螺着されており、その先端面は上
記カラー22に当接している。本実施例は以上のように構
成されているので、上記固定メタル24を締付け方向に回
転させると、カラー22がO−リング23に向けて押込まれ
る。押込まれたO−リング23は内方に押出されて多孔管
体5の外表面に密着し、固定シールする。
上記実施例はいずれも外筒カラム内にエアーを導入し、
多孔管体内に冷水を導入したが、逆に外筒カラム内に冷
水を供給し、多孔管体内にエアーを導入してもよい。
[発明の効果] (1)キャップや固定メタル等のカラー押込み手段をね
じ込むだけで、O−リングを多孔管体に押圧して固定す
ると共にシールすることが出来るので、多孔管体の取付
け及び交換が簡単かつ迅速に行える。
(2)多数の多孔管体を固定フランジに取付けることが
出来るので、コンパクトに構成し得ると共に、処理能力
が優れた装置を製作することが出来る。
(3)本発明の多孔管体をSPGとすることによって、例
えば、気体と液体が接触するタイプとして、濾過器、流
体循環濃縮器、液−気交換器及び熱交換器等に使用で
き、また、液体と液体が接触するタイプとして、各種薬
品精製器及び油水分離器等があり、応用範囲を拡大し、
且つ、その交換・修理等にきわめて有効に役立ち得るも
のである。
(4)伸縮性O−リングによるシール固定のため、取扱
流体の熱・振動等によって発生する力が吸収されるた
め、多孔管体の破損は緩和される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す断面図、第2図は
別の実施例を示す断面図、第3図は第2図III−III線に
沿った断面図、第4図は要部拡大断面図である。 符号については、1は外筒カラム、2は固定フランジ、
2aは開口部、2bは環状突部、3は供給ノズル、3aはパッ
キング、4は排出ノズル、4aはパッキング、5は多孔管
体、6はカラー、7はO−リング、8はノズル、8aは段
部、9はO−リング、10はキャップ、11はナット、12は
パッキン、13は給水管、14は締付具、15は保護ブッシ
ュ、16は外筒カラム、17は固定フランジ、17aは開口
部、17bは環状突部、18はパッキン、19はカバー、20は
パッキン、21は給水管、22はカラー、23はO−リング、
24は固定メタルである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】側部に流体の供給用ノズルおよび排出用ノ
    ズルを備え、両端に開口部が設けられている外筒カラム
    と、該外筒カラムの両端開口部に接続して取付けられ、
    内側に突設する環状突部を有する開口部が穿設されてい
    る固定フランジと、該固定フランジの環状突部を有する
    開口部内に端部が挿入されているシラス多孔質ガラス製
    の多孔管体と、上記固定フランジの開口と上記多孔管体
    との間に挿着されているカラーと、上記固定フランジの
    開口部の環状突部と上記カラーの先端部との間に挿着さ
    れるO−リングと、上記カラーをO−リングの方向に押
    込んでO−リングを上記シラス多孔質ガラス製の多孔管
    体に圧着させるせしめるカラー押込み手段とを具備する
    ことを特徴とするシラス多孔質ガラス製の多孔管体密封
    固定装置。
  2. 【請求項2】上記外筒カラムが大口径に形成され、上記
    固定フランジには、上記シラス多孔質ガラス製の多孔管
    体の挿入・固定用の開口が多数設けられていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載のシラス多孔質の
    ガラス製の多孔管体密封固定装置。
  3. 【請求項3】上記カラー押込み手段が上記固定フランジ
    に螺着したキャップであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載のシラス多孔質ガラス製の多孔管体密
    封固定装置。
  4. 【請求項4】上記カラー押込み手段が上記固定フランジ
    の開口部に螺着した固定メタルであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項又は第2項に記載のシラス多孔質
    ガラス製の多孔管体密封固定装置。
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