JPH07113296B2 - 車両ドアロツク装置のアクチユエータ - Google Patents

車両ドアロツク装置のアクチユエータ

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JPH07113296B2
JPH07113296B2 JP28925389A JP28925389A JPH07113296B2 JP H07113296 B2 JPH07113296 B2 JP H07113296B2 JP 28925389 A JP28925389 A JP 28925389A JP 28925389 A JP28925389 A JP 28925389A JP H07113296 B2 JPH07113296 B2 JP H07113296B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両ドアロック装置のアクチュエーターに係
るものであり、同一出願人の出願に係る特願平1-132099
号車両ドアロック装置のアクチュエーターの改良に関す
るものである。
(従来技術) 従来公知の車両ドアロック装置のアクチュエーターは、
合成樹脂製ボディに、モーターにより回転する螺旋軸
と、該螺旋軸の近傍に位置する出力軸とを設け、該出力
軸には前記螺旋軸と螺合する扇型歯車を固定し、該扇型
歯車はバネにより常時センター位置に付勢され、モータ
ーにより螺旋軸を回転させると、バネの弾力に抗して扇
型歯車が回動して出力軸を回転させ、モーターを停止さ
せるとバネの弾力により扇型歯車がセンター位置に復帰
する車両ドアロック装置のアクチュエーターは公知であ
る。
該公知の扇型歯車は、所定の半径を必要とし、一定以下
の小型構造にすることができないので、全体を大型化さ
せていた。
そこで、本願出願人は、前記扇型歯車を小型構造にする
目的で、平成1年5月25日に特願平1-132099号として車
両ドアロック装置のアクチュエーターを出願している。
その構造は、本願の第1図、第2図に図示したように、
合成樹脂製ケースAに、モーターBにより回転する螺旋
軸Cと、螺旋軸Cの近傍に位置する出力軸Dとを設け、
前記螺旋軸Cには該螺旋軸Cの回転により軸方向に移動
する螺旋コマEを螺合させ、前記出力軸Dには前記螺旋
コマEの係合突起Fが係合する円弧長孔Gを有する扇型
揺動腕Hを固定し、前記出力軸Dには前記モーターBが
停止すると前記螺旋コマEをセンター位置に復帰させる
ねじりコイルばねIのコイル部Jを巻回し、前記ねじり
コイルばねIの脚部K、Mは弾力に抗して交差させて、
該両脚K、Mの先端側を前記係合突起F及び前記ケース
Aに形成したセンタ復帰用突起Nに弾力的に挾持させた
構造である。
(発明が解決する課題) 前記先願発明のものは、小型化の目的は達成されている
が、これを改良すると、同一モーターでも、出力軸の回
転を強大なものになし得る。
即ち、第1図において、モーターBを大馬力型に変更し
ないで出力軸Dの回転トルクを増大させるためには、出
力軸Dと係合突起Fとの距離Lを長くすればよいと一応
考えられるが、この方法はあまり効果的でない。即ち、
第1図において出力軸Dと係合突起Fの距離Lを長い構
造にすると、螺旋コマEをセンター位置に復帰させるね
じりコイルばねIのうち係合突起Fに当接する側のバネ
脚もこれに応じて長くしなくてはならない。コイルばね
Iの脚が長くなるとセンター復帰の弾力が弱くなるの
で、強い弾力のコイルばねを用いることになり、強い弾
力のコイルばねに抗して出力軸Dに伝達されるから、そ
こで力の損失があり、出力軸Dと係合突起Fとの距離L
を長くしても効果がない。
つまり、出力軸の回転トルクが減少して、思った程、出
力は上がらないのである。
(発明の目的) 動力伝達機構の改善により、モーター規格を変更するこ
となく、出力軸の回転トルクを増大させるようにしたも
のである。
(課題を解決するための手段) よって、本発明は、ケース1内に設けたモーター5と、
該モーター5により回転させられる螺旋軸2と、該螺旋
軸2の近傍に位置し該螺旋軸2とは軸心線が直交する方
向である出力軸11と、前記螺旋軸2に螺合し前記螺旋軸
2の回転により螺旋軸の軸方向に移動する螺旋コマ6
と、基部は前記出力軸11に固定され先端13は前記螺旋軸
2を越える扇型揺動腕12と、該扇型揺動腕12に形成した
円弧長孔14と、前記螺旋コマ6より突出し前記円弧長孔
14に係合する係合突起10と、前記出力軸11に巻回した前
記モーター5が停止すると前記螺旋コマ6をセンター位
置に復帰させる交差脚部17、18を持つねじりコイルばね
15と、前記交差脚部17、18の間に位置し前記螺旋コマ6
より突出する係合突起9と、前記交差脚部17、18の間に
位置しケース1側より突出するセンサ復帰用突起19とか
らなり、前記出力軸11と前記係合突起9との距離lと、
前記出力軸11と前記係合突起10との距離Lとの関係を、 距離L>距離l とした車両ドアロック装置のアクチュエーターとしたも
のである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1はアクチ
ュエーター部の合成樹脂製ケースであり、一部のみが示
されているが、実際においてはケース状のものである。
2は前記ケース1に軸止された螺旋軸であり、その一端
にはウォーム歯車3を固定し、該フォーム歯車3にウォ
ーム4を螺合させる。5はウォーム4を回転させるモー
ターである。
前記螺旋軸2には螺旋コマ6を螺合させる。螺旋コマ6
は螺旋軸2が回転すると、回転はせずに軸方向に移動す
る。螺旋コマ6の回転を規制する手段には種々のものが
あり、回転止めの案内ピンをケースに設け、該ピンを螺
旋コマに挿通してもよく、また、他の構成部材との面接
触により行なってもよい。
前記螺旋コマ6は断面形状四角形の基部7と、該基部7
から一方に向けて一体的に突出した突出部8とから構成
され、前記基部7には一体的に側方に向いて突出する係
合突起9を形成し、前記突出部8には一体的に係合突起
9とは反対方向に突出する係合突起10を形成する。
11は出力軸であり、前記突出部8とは反対の他方に設け
られ、その軸心は螺旋軸2の軸心と直交する方向であ
る。従って、第5図のように、出力軸11と係合突起9と
の距離lと、出力軸11と係合突起10との距離Lとの関係
は、 距離L>距離l となる。
前記出力軸11には扇型揺動腕12の基部を固定する。該扇
型揺動腕12の先端13には、前記出力軸11を中心とする円
弧状の円弧長孔14を形成し、該円弧長孔14に、前記螺旋
コア6から一体的に表方向に突出している係合突起10を
挿通させる。
前記出力軸11には、ねじりコイルばね15のコイル部16を
巻回し、ねじりコイルばね15の脚部17、18は弾力に抗し
て交差させて、該両脚17、18の先端側を前記係合突起9
及びケース1に形成したセンタ復帰用突起19に弾力的に
挾持させる。
前記出力軸11には、図示はないが、ロック装置の回動レ
バーを固定し、該回動レバーを車両ロック装置のロック
レバーに連結し、出力軸11の正逆回転により、車両ロッ
ク装置をロック、アンロックに切替える。
(作用) 次に作用を述べる。
モーター5がオフのときは、ウォーム4はフリーであ
り、ねじりコイルばね15の一方の脚部17は螺旋コマ6と
一体の係合突起9に、他方の脚部18はケース1に形成し
たセンタ復帰用突起19に弾力的に挾持させてあるので、
ねじりコイルばね15の弾力で、螺旋軸2とウォーム歯車
3とウォーム4を回転させ、螺旋コマ6はセンターの位
置に戻されている。
モーター5をオンにして車両ロック装置をロック位置に
切替えるときは、モーター5に通電すると、ウォーム4
によりウォーム歯車3を介して螺旋軸2を回転させ、螺
旋軸2に螺合している螺旋コマ6を第3図で左方向に移
動させる。螺旋コマ6が左動すると、螺旋コマ6の係合
突起10が扇型揺動腕12の円弧長孔14の内壁に係合してい
るから、係合突起10により扇型揺動腕12を右回転させ、
扇型揺動腕12の右回転により、出力軸11を右回転させて
回動レバーを回転させ、ロックレバーをロックに切替え
る。同時に、係合突起9がねじりコイルばね15の一方の
脚部17に係合して、ばね15を弾力に抗して開かせる。な
お、切替終了してモーター5の通電が断たれると、前記
のとおりねじりコイルばね15の弾力で螺旋コマ6はセン
ター復帰する。
しかして、前記において、出力軸11を回転させる力は、
係合突起10と出力軸11との距離と、ねじりコイルばね15
が係合突起9を押さえる力との差で決まるから、第1図
と本願とを対比したとき、ねじりコイルばね15で係合突
起9を押さえる力は両者同一なのに、係合突起10と出力
軸11との距離は、本願の方が大きいので、本願の方が軽
く動くことになる。
(効果) 前記先願のものは、第1図のように、係合突起Fは螺旋
コマEの側部に設けられ、その係合突起Fにねじりコイ
ルばねIと扇型揺動腕Hの円弧長孔Gの両方が係合して
いたから、ねじりコイルばねIを開かせる係合突起と扇
型揺動腕Hを回動させる係合突起は兼用なので、出力軸
Dから係合突起Fまでの距離をlにすると、出力軸Dか
ら円弧長孔Gまでもlとなり、両者同一長さであった。
しかるに、本発明は、ケース1内に設けたモーター5
と、該モーター5により回転させられる螺旋軸2と、該
螺旋軸2の近傍に位置し該螺旋軸2とは軸心線が直交す
る方向である出力軸11と、前記螺旋軸2に螺合し前記螺
旋軸2の回転により螺旋軸の軸方向に移動する螺旋コマ
6と、基部は前記出力軸11に固定され先端13は前記螺旋
軸2を越える扇型揺動腕12と、該扇型揺動腕12に形成し
た円弧長孔14と、前記螺旋コマ6より突出し前記円弧長
孔14に係合する係合突起10と、前記出力軸11に巻回した
前記モーター5が停止すると前記螺旋コマ6をセンター
位置に復帰させる交差脚部17、18を持つねじりコイルば
ね15と、前記交差脚部17、18の間に位置し前記螺旋コマ
6より突出する係合突起9と、前記交差脚部17、18の間
に位置しケース1側より突出するセンタ復帰用突起19と
からなり、前記出力軸11と前記係合突起9との距離l
と、前記出力軸11と前記係合突起10との距離Lとの関係
を、 距離L>距離l とした車両ドアロック装置のアクチュエーターとしたの
で、本発明は、ねじりコイルばね15は先願のものと同じ
ものを用い、扇型揺動腕12を回転させる係合突起10のみ
を出力軸1より遠い位置にしたため、同一のモーターを
使用した場合には、更に高い回転トルクを得ることがで
き、回転トルクを高くする必要のないときは、モーター
を小型にすることができる顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の先願に係るアクチュエーターの一部横
断平面図、第2図は同一部縦断側面図、第3図は本発明
のアクチュエーターの一部横断平面図、第4図は同一部
縦断側面図、第5図は作用説明図である。 符号の説明 1……ケース、2……螺旋軸、3……ウォーム歯車、4
……ウォーム、5……モーター、6……螺旋コマ、7…
…基部、8……突出部、9……係合突起、10……係合突
起、11……出力軸、12……扇型揺動腕、13……先端、14
……円弧長孔、15……ねじりコイルばね、16……コイル
部、17、18……脚部、19……突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース1内に設けたモーター5と、該モー
    ター5により回転させられる螺旋軸2と、該螺旋軸2の
    近傍に位置し該螺旋軸2とは軸心線が直交する方向であ
    る出力軸11と、前記螺旋軸2に螺合し前記螺旋軸2の回
    転により螺旋軸の軸方向に移動する螺旋コマ6と、基部
    は前記出力軸11に固定され先端13は前記螺旋軸2を越え
    る扇型揺動腕12と、該扇型揺動腕12に形成した円弧長孔
    14と、前記螺旋コマ6より突出し前記円弧長孔14に係合
    する係合突起10と、前記出力軸11に巻回した前記モータ
    ー5が停止すると前記螺旋コマ6をセンター位置に復帰
    させる交差脚部17、18を持つねじりコイルばね15と、前
    記交差脚部17、18の間に位置し前記螺旋コマ6より突出
    する係合突起9と、前記交差脚部17、18の間に位置しケ
    ース1側より突出するセンサ復帰用突起19とからなり、
    前記出力軸11と前記係合突起9との距離lと、前記出力
    軸11と前記係合突起10との距離Lとの関係を、 距離L>距離l とした車両ドアロック装置のアクチュエーター。
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JP4751258B2 (ja) * 2006-07-10 2011-08-17 三井金属アクト株式会社 可動レバーの付勢装置

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