JPH07112652A - エアバッグ装置用インフレータ - Google Patents

エアバッグ装置用インフレータ

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JPH07112652A
JPH07112652A JP5260142A JP26014293A JPH07112652A JP H07112652 A JPH07112652 A JP H07112652A JP 5260142 A JP5260142 A JP 5260142A JP 26014293 A JP26014293 A JP 26014293A JP H07112652 A JPH07112652 A JP H07112652A
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JP
Japan
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gas
inflator
cylindrical
peripheral wall
enhancer
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Application number
JP5260142A
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English (en)
Inventor
Ichiro Hattori
一郎 服部
Takeshi Baba
健 馬場
Kouzou Kouno
紅三 河野
Yoshihide Sakaguchi
喜英 坂口
Akira Kawaguchi
明 川口
Minoru Abe
稔 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 骨組みを構成する部品の絞り加工が容易で、
かつ構成部品が少なく一体に近いエアバッグ装置用イン
フレータを得る。 【構成】 インフレータ10の骨組みが、上部ケース4
4、下部ケース30、及び蓋体70の3部品で構成され
ているので、部品点数が減少し一体に近いケースを構築
できる。この下部ケース30の反乗員側の底部32の中
央部には円筒中空部36が凹設されており、センサ4
0、雷管80、及びエンハンサ82が収納された円筒ユ
ニット缶34の一部が保持されている。この円筒ユニッ
ト缶34の外径は小さく、これに対応して円筒中空部3
6の内径も小さくされている。しかし、円筒中空部36
の絞り加工は、絞り深さが小さくて済むので、下部ケー
ス全体の内径を縮径するのと比較して容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両急減速時にガスを
噴出して、乗員側へ向けて袋体を膨出させるエアバッグ
装置用インフレータに関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置、例えば運転席側に配設
されるエアバッグ装置では、車両急減速時にセンサが作
動することにより中空略円柱形のインフレータから大量
のガスが発生し、このガスによって袋体が乗員側へ向け
て膨出されるように構成されている。
【0003】このようなエアバッグ装置のインフレータ
には、本出願人が先に提案した図6に示すものがある
(特願平5−46610号)。
【0004】このインフレータ120は、骨組みが、セ
ンサ122、雷管124、及びエンハンサ126を収容
する中空円筒形の内筒128と蓋体130、内筒128
の外周部に接合されて中空環体を構成しガス発生剤13
2、クーラント134、及びフィルタ136を収納する
皿体138、蓋体140の4部品で構成されている。こ
のため、従来のインフレータと比較すると、部品点数が
減少し組付け作業が容易となり、また、接合部位も減少
するので、組付け精度が向上している。
【0005】さらに、このインフレータ120では、連
通孔142から放射されるエンハンサ126の熱で燃焼
したガス発生剤132のガスの噴射方向が、ガス孔14
4と同一直線上にあるので、直線的にガスがガス孔14
4から袋体に流入され、瞬時に袋体を膨出させることが
でき、また、クーラント134が、ガスを噴出する開口
150を覆っているので、発生した全てのガスがクーラ
ント134を通過して冷却される。
【0006】ところで、エアバッグ装置全体をコンパク
トに設計するため、現在、図6に示すセンサ122より
小型のセンサを使用する傾向にある。この小型のセンサ
を確実に保持するためには、インフレータ120の内筒
128の内径を小さくしなければならない。
【0007】しかしがら、図6に示すような内筒128
の構造では、絞り径が小さく、絞り深さが大きくなって
絞り加工が容易ではない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、骨組みを構成する部品の絞り加工が容易で、かつ
構成部品が少なく一体に近いエアバッグ装置用インフレ
ータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエアバッグ
装置用インフレータは、車両急減速時にセンサが作動し
雷管を爆発させてエンハンサを燃焼させ、このエンハン
サの熱でガス発生剤を燃焼して大量のガスを発生させ、
クーラント及びフィルタを通じて袋体へガスを流入し、
袋体を乗員側へ向けて膨出させるエアバッグ装置用イン
フレータにおいて、乗員側が開口され反乗員側の底面中
央部に円柱状の保持部が凹設された円筒型の下部ケース
と、周壁の終端部から半径方向へ溝部を有するフランジ
が張り出し前記下部ケースの開口に前記周壁の終端部が
嵌合されて円柱状の中空部を構成する上部ケースと、前
記センサ、雷管、及びエンハンサが軸方向へ収納され一
部が前記保持部に保持されて前記中空部内へ収納される
円筒ユニット缶と、前記中空部内へ位置し前記円筒ユニ
ット缶の外周に嵌め込まれ前記ガス発生剤及前記クーラ
ントを収納する環状ユニット缶と、前記円筒ユニット缶
と前記環状ユニット缶とに穿設され前記エンハンサの熱
を前記ガス発生剤へ放射する連通孔と、前記上部ケース
の周壁に穿設され前記クーラントで覆われる複数の第1
のガス孔と、前記上部ケースの周壁の外周部に嵌合され
フィルタが収納される中空環体を構成し、前記第1のガ
ス孔と同一放射線上に前記フィルタで覆われる複数の第
2のガス孔が穿設された環状の蓋体と、を有することを
特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成の発明によれば、インフレータの骨組
みが、上部ケース、下部ケース、及び蓋体の3部品で構
成されているので、部品点数が減少し一体に近いケース
を構築できる。また、従来と比較して接合部位も少ない
ので、組付け強度及び組付け精度が向上する。
【0011】この円筒型の下部ケースの反乗員側の底面
中央部には保持部が凹設されており、この保持部にセン
サ、雷管、及びエンハンサが収納された円筒ユニット缶
の一部が保持されている。このように、円筒ユニット缶
を使用することによって、センサ、雷管、及びエンハン
サを保持する壁体をインフレータに設ける必要がなくな
る。
【0012】この円筒ユニット缶の外径は小さく、これ
に対応して保持部の内径も小さくされている。
【0013】この下部ケースの乗員側の開口には、円筒
型の上部ケースの周壁の終端部が嵌合され円柱状の中空
部が構成される。この中空部の中心には、保持部に保持
された円筒ユニット缶が位置し、この円筒ユニット缶の
外周には、ガス発生剤及クーラントを収納した環状ユニ
ット缶が嵌め込まれている。円筒ユニット缶と環状ユニ
ット缶は連通孔を介して連通しており、エンハンサの熱
がガス発生剤へ放射される。
【0014】また、上部ケースの周壁には複数の第1の
ガス孔が穿設され、上部ケースの周壁の外周部には環状
の蓋体が嵌合され、中空環体を構成している。この中空
環体には、フィルタが収納され、第1のガス孔と同一放
射線上に複数の第2のガス孔が穿設されている。
【0015】これによって、連通孔から放射される熱で
燃焼したガス発生剤のガスの噴射方向が第1ガス孔及び
第2ガス孔が同一直線上にあるので、直線的にガスが第
1、第2ガス孔から袋体に流入され、瞬時に袋体を膨出
させる。また、クーラントは、、第1ガス孔を覆ってい
るので、発生した全てのガスがクーラントを通過して冷
却され、また、冷却されたガスは、フィルタでろ過され
第2ガス孔から袋体に流入される。
【0016】
【実施例】図5には、本実施例に係るエアバッグ装置用
インフレータ10を備えた運転席側のエアバッグ装置1
2の概略構成が示されている。エアバッグ装置12は、
ステアリングホイール14のハブ14Aに取り付けられ
ている。エアバッグ装置12は、ベースプレート16を
備えており、このベースプレート16の乗員側にエアバ
ッグカバー18が取り付けられている。エアバッグカバ
ー18は樹脂製とされ、乗員側の面には略H型の薄肉部
20が形成されている。エアバッグカバー18は、車両
急減速時になるとこの薄肉部20で破断して展開するよ
うになっている。このエアバッグカバー18とベースプ
レート16との間には、袋体22が折り畳まれた状態で
配置されている。この袋体22の反乗員側の中央部には
円形の開口部が形成されており、この開口部の内側周縁
にはリングプレート24が配設されている。これに対応
して、ベースプレート16の中央部には円形の貫通孔が
形成されており、この貫通孔内へ略円柱形のインフレー
タ10の乗員側半分が挿入されている。インフレータ1
0の軸方向中間部にはフランジ26が一体形成されてお
り、このフランジ26とリングプレート24とがベース
プレート16上に共締めされている。これにより、袋体
22の開口部周縁は、ベースプレート16側へ押し付け
られた状態で固定されている。さらに、インフレータ1
0の乗員側周面には所定の間隔でガス孔28が形成され
ており、車両急減速時にはこのガス孔28から袋体22
内へガスが流入するようになっている。
【0017】次に、インフレータ10について詳述す
る。図1及び図2に示されるように、インフレータ10
の軸芯部には乗員側が開口され底部32を有する円筒型
の下部ケース30が配置されている。この下部ケース3
0には、中央部に円筒ユニット缶34の下部が保持され
る円筒中空部36が凹設されている。
【0018】この円筒中空部36の底面36Aには、貫
通孔38が穿設されセンサ40のドライブシャフト(図
示省略)のロック状態を解除する解除レバー41が下部
ケース30の外側へ突出している。また、下部ケース3
0の底部32には、円筒中空部36の開口部付近から放
射状に長円状のリブ42が凹設され(図3参照)、下部
ケース30に作用する放射方向のガス圧に対する強度を
向上させている。
【0019】この下部ケース30には、下部ケース30
の開口を覆い円柱状の中空部を構成するカップ状の上部
ケース44が嵌め込まれている。詳細には、この上部ケ
ース44の頂部46の外周から反乗員側へ延出する周壁
48が、その終端付近で拡径され、周壁48の終端内周
面と下部ケース30の周壁50の終端外周面とが密着し
ている。この周壁48と周壁50とのフレア状の継目
(P1)は円周方向に渡って溶接されている。また、上
部ケース44の周壁48には、所定の間隔を置いて円周
方向へガス孔52が設けられている。
【0020】上部ケース44の頂部46には、頂部46
を4分するようにクロス状にリブ54が凹設され、さら
に、このリブ54で区画された部分には、それぞれ長円
状のリブ56が放射方向へ凹設されている(図4参
照)。このように、リブ54、56を凹設することによ
って、上部ケース44に作用する放射方向のガス圧に対
する強度を向上させている。
【0021】また、上部ケース44の周壁48の終端か
らは、半径方向へ底壁58が張り出し、底壁58の終端
から乗員側へ周壁60が立設して環状の溝部62を構成
している。周壁60の終端からは、半径方向へ環状の鍔
部64が延設されている。この鍔部64からは、クロク
状に取付孔68が穿設されたフランジ66が突設されて
いる。
【0022】一方、上部ケース44の溝部62には、環
状の蓋体70が嵌め込まれる。蓋体70は、乗員側に位
置する上部壁72と、この上部壁72の内外周縁から反
乗員側へ延出された内周壁74と外周壁76とを備えて
いる。
【0023】内周壁74の終端の外周面は、ガス孔52
の孔縁に位置して上部ケース44の周壁48と密接し、
フレア状の継目(P2)が円周方向に渡って溶接されて
いる。また、外周壁76の終端の外周面は、周壁60の
内周面と密接し、鍔部64とのフレア状の継目(P3)
が円周方向に渡って溶接されている。外周壁76には、
所定の間隔を置いて円周方向に沿ってガス孔28が設け
られている。蓋体70は、このガス孔28とガス孔52
が同一直線上に位置するように、上部ケース44の溝部
62に嵌め込まれる。
【0024】一方、円筒中空部36に収容された円筒ユ
ニット缶34には、センサ40と同軸上に、雷管80、
エンハンサケース84が保持されている。
【0025】エンハンサケース84は、乗員側が開口し
た筒体で、底部84Aとこの底部84Aの周縁から乗員
側へ向けて延出された周壁部84Bとから構成されてい
る。底部84Aの反乗員側には、図示しない開口が雷管
80と対向する位置に形成されている。また、周壁部8
4Bには、これらの肉厚方向へ貫通する連通孔86が形
成されている。
【0026】エンハンサケース84には、エンハンサ
(伝火剤)82が収容されている。このエンハンサ82
は、エンハンサケース84の開口縁部に形成された溝に
嵌められた皿状のエンハンサ蓋88で密閉されている。
このエンハンサ蓋88と円筒ユニット缶34の底部との
隙間には、緩衝用のクッション材90が挟まれている。
【0027】また、円筒ユニット缶34に収納されたセ
ンサ40は機械着火式とされており、車両急減速時に図
示しないボールが慣性移動することにより着火ピンが付
勢力で移動して雷管80を突くように構成されている。
このセンサ40と円筒中空部36の底面32との間に
は、クッション材92が介在されている。
【0028】円筒ユニット缶34の外周部には、上下に
クッション材94を介在させて環状ユニット缶96が配
設されている。この環状ユニット缶96には、ガス発生
剤98及びクーラント100が収納されている。環状ユ
ニット缶96と円筒ユニット缶34は図示しない連通孔
で連通しており、エンハンサ82が発生させる熱がガス
発生剤98に向かって放射されるようになっている。
【0029】また、蓋体70で構成された中空環体に
は、上下部に配設されたクッション材102を介してフ
ィルタ104が配設されている。このフィルタ104
は、ガス孔28を覆っている。これによって、クーラン
ト100によって冷却されたガスがガス孔52を通過
し、フィルタ104でろ過され、直線的な経路を通って
ガス孔28から袋体22(図5参照)へ流入するように
なっている。
【0030】次に、インフレータ1の組付手順を説明す
る。まず、蓋体70と上部ケース44が、ガス孔28と
ガス孔52とが同一直線上に位置するように、相互に組
付ける。すなわち、蓋体70と上部ケース44とで構成
される中空環体の中へ、クッション材102を上下に介
在させ、フィルタ104を配設する。ここで、蓋体70
の内周壁74の終端の外周面と上部ケース44の周壁4
8と密接させ、フレア状の継目(P2)を円周方向に渡
って溶接する。さらに、蓋体70の外周壁76の終端の
外周面と上部ケース44の周壁60の内周面と密接さ
せ、鍔部64とのフレア状の継目(P3)を円周方向に
渡って溶接する。
【0031】次に、上部ケース44の軸芯部に円筒ユニ
ット缶34をセットし、その外周部に環状ユニット缶9
6をクッション材94を介在させてセットする。
【0032】円筒ユニット缶34と環状ユニット缶96
の組付が終了した後、クッション材92をセンサ40の
上へ、クッション材94を環状ユニット缶96の上に配
置して、下部ケース34を嵌合させ、上部ケース44の
周壁48の終端内周面と下部ケース30の周壁50の終
端外周面とを密着させて、この周壁48と周壁50との
フレア状の継目(P1)を円周方向に渡って溶接する。
これにより、全ての溶接作業が終了し、インフレータ1
0が構成される。なお、組付け手順は、上記のものに限
定されるものではない。
【0033】このように本実施例では、インフレータ1
0の骨組みが、上部ケース30、下部ケース44、及び
蓋体70の3部品で構成されているので(図2参照)、
部品点数が減少し組付け作業が容易となると共に、溶接
部位(P1〜P3の3箇所)も減少するので、組付け精
度が向上する。
【0034】また、直線的にガスが袋体に流入され、瞬
時に袋体を膨出させることができる。さらに、クーラン
ト100がガス孔52を完全に覆っているので、発生し
た全てのガスがクーラント100を通過して冷却され
る。
【0035】また、上部ケース30にリブ42、下部ケ
ース44にリブ54、56を形成することで、インフレ
ータ10の放射方向に作用するガス圧に対する強度が向
上する。
【0036】さらに、円筒ユニット缶34、環状ユニッ
ト缶96を利用することで、組付作業が容易となり、イ
ンフレータ10に壁体を設ける必要もなくなる。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上説明したような構成とした
ので、骨組みを構成する部品の絞り加工が容易で、かつ
構成部品が少なく一体に近いインフレータを製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るエアバッグ装置用インフレータ
を示す軸線を含む平面で切断した断面図である。
【図2】本実施例に係るエアバッグ装置用インフレータ
を構成するケースの分解斜視図である。
【図3】本実施例に係るエアバッグ装置用インフレータ
を反乗員側から見た平面図である。
【図4】本実施例に係るエアバッグ装置用インフレータ
を乗員側から見た平面図である。
【図5】本実施例に係るエアバッグ装置用インフレータ
を備えたエアバッグ装置を示す概略構成図である。
【図6】従来のエアバッグ装置用インフレータを示す軸
線を含む平面で切断した断面図である。
【符号の説明】 10 インフレータ 28 ガス孔(第2のガス孔) 30 下部ケース 34 円筒ユニット缶 44 上部ケース 52 ガス孔(第1のガス孔) 96 環状ユニット缶 70 蓋体
フロントページの続き (72)発明者 坂口 喜英 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 川口 明 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内 (72)発明者 阿部 稔 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両急減速時にセンサが作動し雷管を爆
    発させてエンハンサを燃焼させ、このエンハンサの熱で
    ガス発生剤を燃焼して大量のガスを発生させ、クーラン
    ト及びフィルタを通じて袋体へガスを流入し、袋体を乗
    員側へ向けて膨出させるエアバッグ装置用インフレータ
    において、 乗員側が開口され反乗員側の底面中央部に円柱状の保持
    部が凹設された円筒型の下部ケースと、周壁の終端部か
    ら半径方向へ溝部を有するフランジが張り出し前記下部
    ケースの開口に前記周壁の終端部が嵌合されて円柱状の
    中空部を構成する上部ケースと、前記センサ、雷管、及
    びエンハンサが軸方向へ収納され一部が前記保持部に保
    持されて前記中空部内へ収納される円筒ユニット缶と、
    前記中空部内へ位置し前記円筒ユニット缶の外周に嵌め
    込まれ前記ガス発生剤及前記クーラントを収納する環状
    ユニット缶と、前記円筒ユニット缶と前記環状ユニット
    缶とに穿設され前記エンハンサの熱を前記ガス発生剤へ
    放射する連通孔と、前記上部ケースの周壁に穿設され前
    記クーラントで覆われる複数の第1のガス孔と、前記上
    部ケースの周壁の外周部に嵌合されフィルタが収納され
    る中空環体を構成し、前記第1のガス孔と同一放射線上
    に前記フィルタで覆われる複数の第2のガス孔が穿設さ
    れた環状の蓋体と、を有することを特徴とするエアバッ
    グ装置用インフレータ。
JP5260142A 1993-10-18 1993-10-18 エアバッグ装置用インフレータ Pending JPH07112652A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998018660A1 (fr) * 1995-09-22 1998-05-07 Daicel Chemical Industries, Ltd. Dispositif gazogene pour airbag
US6273464B2 (en) 1995-09-22 2001-08-14 Daicel Chemical Industries, Ltd. Gas producer for air bag
JP2019182105A (ja) * 2018-04-05 2019-10-24 株式会社ダイセル ガス発生器

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