JPH07112536B2 - 粉末溶解装置 - Google Patents

粉末溶解装置

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JPH07112536B2
JPH07112536B2 JP62064972A JP6497287A JPH07112536B2 JP H07112536 B2 JPH07112536 B2 JP H07112536B2 JP 62064972 A JP62064972 A JP 62064972A JP 6497287 A JP6497287 A JP 6497287A JP H07112536 B2 JPH07112536 B2 JP H07112536B2
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JP
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powder
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swinging
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JP62064972A
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JPS63229132A (ja
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達夫 朝倉
盛治 尾鷲
光孝 磯部
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F31/00Mixers with shaking, oscillating, or vibrating mechanisms
    • B01F31/20Mixing the contents of independent containers, e.g. test tubes

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、前以て粉末を注入している容器に溶解液を充
填し、該溶解液に粉末を自動的に溶解する粉末溶解装置
に関するものであり、特に、メンブランフィルター法に
よる粉末注検体バイアルの無菌試験装置において、粉末
注検体バイアルへの溶解液の充填・溶解に好適に利用出
来るものである。
従来の技術 従来、容器内に前以て粉末を注入しておき、該容器に溶
解液を充填し、該溶解液に粉末を溶解させる場合、第5
図に示すように、溶解液Aを容器1に充填した時に粉末
Bが容器1のコーナに移動し、溶解液充填後は粉末Bが
コーナにかたまり、溶解されにくい。そのため、容器1
を図示の如く振って粉末を溶解させているが、左右方向
に振るだけでは溶解が充分かつ迅速に行われない。特
に、従来の粉末注検体バイアルの無菌試験では上記溶解
液の充填および容器の揺動操作を入手により行っている
ため、外部、例えば人間等より菌が混入しやすいという
致命的な欠点があり、かつ、手動操作であるため、時間
がかかると共に、コスト高になる等の問題があった。
発明の目的 本発明は、上記した従来技術の問題を解消せんとするも
ので、容器内の粉末を充填溶解液に自動的に溶解させる
装置を提供することを目的とするものである。
発明の構成 本発明は上記した目的を達成するためになされたもの
で、粉末注容器に溶解液を充填し、該溶解液に粉末を自
動的に溶解する装置であって、支持台に揺動用ケースを
回転軸を介して回転自在に取り付ける共に、シリンダで
往復作動されるラックと噛み合うピニオンを上記回転軸
に固定する等の駆動機構を用いて回転軸を介して上記揺
動用ケースを回転軸を支点として揺動自在に設け、該揺
動用ケースに粉末注容器を着脱自在に把持する揺動ハン
ドを取り付け、該揺動ハンドで粉末注容器を把持した後
に、揺動用シリンダを作動して粉末注容器を下端位置か
ら90゜以上、好ましくは120゜程度の角度で円弧状に移
動して上方位置へ揺動しへた後に下端位置へ揺動して復
帰し、これを所要速度で所要回数繰り返すことにより容
器内の粉末を溶解液に溶解する構成としたことを特徴と
する粉末溶解装置を提供するものである。
さらに、本発明は、上記支持台を昇降機構で昇降自在と
すると共に、揺動用ケースに溶解液充填針を昇降機構を
介して取り付け、搬送手段により容器ケース内に保持さ
れて搬送され定位置で停止される粉末注容器に対して支
持台を下降して溶解液充填針を挿入して溶解液を自動充
填すると共に揺動ハンドで容器を把持した後に支持台を
上昇し、ついで、揺動用ケースを揺動した後に支持台を
下降して粉末溶解済み容器を容器ケース内に定置する構
成と、粉末注容器への溶解液の充填と溶解作動とを連続
的に行うことが出来る粉末溶解装置を提供するものであ
る。
実施例 以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。本実施例は、粉末注検体バイアルの無菌試験装置に
用いたものであり、本発明に係わる溶解液充填・溶解装
置へはバイアルケースに正立状態で支持されて自動搬送
装置により搬送され、上記溶解液充填・溶解装置の設置
位置で停止するようにしている。
溶解液充填・溶解装置は、第1図および第2図に示す如
く、基台5の上面にモータ6を設置し、該モータ6によ
り昇降作動される上向きのシャフト7の上端に支持台と
なる溶解液充填・揺動用ヘッド8を固定している。該ヘ
ッド8には揺動用シリンダ9を水平方向に搭載してお
り、該シリンダ9のピストンロッドに連結したシャフト
10にラック11を固定している。一方、上記溶解液充填・
揺動用ヘッド8には揺動用ケース12を回転軸13に介して
回転自在に取り付け、該回転軸13に上記ラック11と噛み
合うピニオン14を固定し、よって、揺動用シリンダ9に
よるシャフト10の押し引き作動でピニオン14、回転軸13
を正逆回転し、該回転軸13と固定した揺動用ケース12を
回転軸13を支点として円弧状に往復移動、即ち、揺動さ
せるようにしている。この揺動角度は90゜以上で、110
〜180゜の範囲で好ましく、特に、120゜近傍が最適であ
る。
上記揺動用ケース12には一対の掴み片14A、14Bからなる
揺動ハンド15を開閉駆動機構16を介して取り付けてお
り、該開閉駆動機構16により掴み片14A、14Bを開閉させ
て粉末注検体バイアルからなる容器1を着脱自在に把持
するようにしている。また、該揺動用ケース12にはシリ
ンダ等の昇降機構17を介して溶解液充填針保持具18を取
り付けており、該保持具18で溶解液充填針19を垂直状態
に保持している。
上記溶解液充填針19の上部には第3図に示す溶解液供給
装置20から溶解液を送給するチューブ21を連結してい
る。該溶解液供給装置20では基台22上に設置したモータ
23に回転駆動されるシャフト24に回転台25を取り付け、
該回転台25に溶解液を充填した複数の溶解液瓶26を倒立
状態で固定している。該溶解液瓶26の下端ゴム栓26aに
は、上記チューブ21の他端に連結した吸込針27が溶解液
充填時に昇降装置28により上昇されて挿入するようにし
ている。該チューブ21は溶解液充填ポンプ29に図示の如
くセットして前記溶解液充填・揺動装置側へ伸長し、前
述したように、先端に連結した溶解液充填針19を保持具
18で保持している。
上記した溶解液充填・揺動装置は、前以て粉末Bを注入
した粉末注検体バイアル30(以下、粉末注容器と略す)
を正立状態で保持したケース31を自動搬送する搬送装置
32の側方位置に設置しており、該設置位置にケース31が
達すると自動停止し、溶解液充填・揺動装置により粉末
注容器30に溶解液Aを充填して溶解し、ケース31に戻し
た後に、搬送装置32により次工程へ自動搬送されるよう
にしている。
次に、上記本発明に係わる装置の作用を説明する。粉末
注容器30が搬送されてきて停止すると、上記溶解液針27
が上昇して溶解液瓶26のゴム栓26aに挿入すると共に、
揺動ハンド15の掴み片14A、14Bで粉末注容器30の口部を
掴み、溶解液充填針19が粉末注容器30のゴム栓に挿入す
る。ついで、溶解液充填ポンプ29を回転して、粉末注容
器30に溶解液を充填する。所定量充填後に溶解液充填針
19を上昇させて粉末注容器30のゴム栓から抜く。
このように溶解液充填後、溶解液充填・揺動ヘッド8を
モータ6により上昇させた後、揺動用シリンダ9のピス
トンを押し出し、シャフト10を介してラック11を前進さ
せてピニオン14を反時計方向に回転する。該ピニオン14
の回転で回転軸13を介して揺動用ケース12も回転し、揺
動ハンド15の掴み片14A、14Bで把持している粉末注容器
30を下方位置(X)から円弧状に移動して上方位置
(Y)に上昇させる。この時、第4図に示すように、粉
末注容器30は上向きの垂直状態から横向きの水平状態と
なり、90゜以上、120゜程度まで回転するため、先端位
置ではやや下向きの傾斜状態となる。ついで、揺動用シ
リンダ9のピストンが引き作動されると、逆方向、即
ち、上方位置か下方位置へ円弧状に移動し、該回転往復
移動を所要回数繰り返す。上記円弧状揺動の上昇過程に
おいては、容器30内の下部コーナにかたまっていた粉末
Bは図示の矢印で示す如く流れて溶解し、また、下降過
程においては反対側のコーナにかたまっていた粉末Bが
矢印方向に流れて溶解し、これを繰り返すことによりコ
ーナにかたまっていた粉末Bは溶解液Aに完全に溶解す
る。容器30の揺動角度が大きく、かつ、揺動速度が速い
ほど溶解液Aの流れが速く、乱流がおこりコーナにかた
まっている粉末Aが速やかに溶解する。尚、揺動速度は
70往復/分以上であれば、解けにくい粉末でも溶解す
る。
粉末溶解後は、モータ6により溶解液充填・揺動ヘッド
8を下降させて、粉末注溶解済み容器をケース31に戻
し、揺動ハンド15の掴み片14A、14Bを開いて把持を解
き、ケース31に戻す。ついでモータ6により溶解液充填
・揺動ヘッド8を上昇させて溶解液充填・揺動溶解作用
が工程が終了する。
本発明は上記実施例に限定されず、揺動用ケース12の揺
動を、ラックとピニオンの組み合わせからなる駆動機構
以外、例えば、可逆回転モータ等適宜な駆動機構を用い
て行ってもよい。また、本装置を粉末注検体バイアルの
無菌試験装置以外の適宜の装置に採用できることは言う
までもない。
発明の効果 以上の説明より明らかなように、本発明に係わる装置に
よれば、前以て粉末を注入した容器に溶解液を充填して
粉末を溶解させる操作を全く入手によらず、自動的に行
うことが出来る。また、本装置によれば、容器内のコー
ナにかたまっている粉末を溶かすのに最適な乱流を生じ
させるため、効率良く粉末の溶解を図ることが出来る。
特に、粉末注検体バイアルの無菌試験に本装置を使用す
ると、自動化により入手を介さないため、人間からの菌
の混入を防止できる特有の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す側面図、第2図は作動状
態を示す側面図、第3図は溶解液供給装置の正面図、第
4図は容器内の粉末の溶解作用を示す図面、第5図は従
来の手動操作による場合を示す図面である。 6……モータ、 8……溶解液充填・揺動ヘッド(支持台)、 9……揺動用シリンダ、11……ラック、 12……揺動用ケース、13……回転軸、 14……ピニオン、15……揺動ハンド、 18……充填針保持具、19……充填針、 20……溶解液供給装置、30……粉末注容器、 31……容器ケース、32……搬送装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉末注容器に溶解液を充填し、該溶解液に
    粉末を自動的に溶解する装置であって、 支持台に揺動用ケースを回転軸を介して回転自在に取り
    付けると共に、該回転軸を駆動機構で回転して上記揺動
    用ケースを回転軸を支点として揺動自在とし、該揺動用
    ケースに粉末注容器を着脱自在に把持する揺動ハンドを
    取り付け、該揺動ハンドで粉末注容器を把持した後に、
    揺動用シリンダを作動して粉末注容器を下端位置から90
    ゜以上の角度で円弧状に移動して上方位置へ揺動した後
    に下端位置へ揺動して復帰し、これを所要速度で所要回
    数繰り返すことにより容器内の粉末を溶解液に溶解する
    構成としたことを特徴とする粉末溶解装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲(1)記載の装置におい
    て、上記揺動用ケースを110〜180゜の範囲、好ましくは
    120゜の範囲で下方から上方へ揺動する構成としたこと
    を特徴とする粉末溶解装置。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲(1)記載の装置におい
    て、支持台に揺動用シリンダを水平方向に設置し、該揺
    動用シリンダの作動ロッドにラックを取り付けると共に
    該ラックと噛み合うピニオンを上記回転軸に固定し、揺
    動用シリンダの作動ロッドの押引作動で揺動用ケースを
    揺動する構成としたことを特徴とする粉末溶解装置。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲(1)記載の装置におい
    て、上記支持台を昇降機構で昇降自在とすると共に、揺
    動用ケースに溶解液充填針を昇降機構を介して取り付
    け、搬送手段により容器ケース内に保持されて搬送され
    定位置で停止される粉末注容器に対して支持台を下降し
    て溶解液充填針を挿入して溶解液を自動充填すると共に
    揺動ハンドで容器を把持した後に支持台を上昇した後、
    揺動用ケースを揺動し、粉末を溶解した後に支持台を下
    降して粉末溶解済み容器を容器ケース内に定置する構成
    としたことを特徴とする粉末溶解装置。
JP62064972A 1987-03-17 1987-03-17 粉末溶解装置 Expired - Lifetime JPH07112536B2 (ja)

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JPS63229132A JPS63229132A (ja) 1988-09-26
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