JPH07112334B2 - ワイパモータ - Google Patents

ワイパモータ

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JPH07112334B2
JPH07112334B2 JP61159376A JP15937686A JPH07112334B2 JP H07112334 B2 JPH07112334 B2 JP H07112334B2 JP 61159376 A JP61159376 A JP 61159376A JP 15937686 A JP15937686 A JP 15937686A JP H07112334 B2 JPH07112334 B2 JP H07112334B2
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motor
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武志 山崎
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株式会社三ツ葉電機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車等の車両の窓を払拭するためのワイパ
駆動をするワイパモータに関するものである [従来技術及び発明が解決しようとする問題点] 一般に、この種のワイパモータのなかには、ケーシング
に、電源投入でアーマチユアコアが回転駆動するモータ
部と、該モータ部に対してアーマチユアコアのコア軸方
向に隣接し、アーマチユアコアの回転駆動を減速しコア
軸方向とは直交する出力軸からワイパ駆動力の出力をす
る減速出力部と、該減速出力部に出力軸の軸方向に隣接
し、ワイパを定位置に停止させるべくモータ部の駆動制
御をする定位置停止機構とを設けた構成したものがあ
る。
しかるにこの様なワイパモータの駆動制御を行うために
必要な外部端子接続用のリード線については、モータ部
の刷子に接続されるものと定位置停止機構に接続される
ものとが有り、そしてこれらリード線は、モータ部およ
び定位置停止機構部からそれぞれ引出すことによつて配
線をしていた。しかるにこれら配線のなかにはモータ部
と定位置停止機構部との間を接続するものもあり、そう
するとリード線のなかには、モータ部および定位置停止
機構部からそれそれ外部に引出されるリード線と、モー
タ部と定位置停止機構部とを結ぶリード線とが存在する
こととなり、ワイパモータを組付けるに際し、リード線
の取付け作業が極めて煩雑かつ面倒である許りでなく、
この取付けられたリード線が組付けの邪魔をすることも
あつて、作業能率が著しく悪いものであつた。
これに対し、特開昭59−80135号公報に示される先行技
術のように、外部端子に接続される端子板を一纏めにし
てケーシングに設けると共に、定位置停止機構部、刷子
接続用端子板、外部引出し用端子板を該ケーシングにそ
れぞれ設け、これらをケーシングに設けた導電板で接続
したものが有るが、このものは、ケーシング自体を絶縁
性樹脂材で成形する必要があつて、強度的に劣る許りで
なく、小さな導電板をケーシングの狭い部所に組付ける
作業が強いられることになつて作業性が劣る。そのう
え、刷子と端子板との接続作業が、ケーシングに刷子ホ
ルダステーを取付ける際に、該刷子ホルダステーに設け
た貫通孔に前記刷子接続用端子板を貫通させ、その貫通
先端部に、刷子に接続されるピグテールを接続する手順
を経る必要がある。
ところでこの様なモータを組込むにあたり、部品として
の組付けが完了し、後はケーシングに組み込むだけとい
う完全にユニツト化されたものを、メイン組立てライン
上で順次組込んでいく所謂ノツクダウン方式とすること
が作業性の観点からも要求される。そしてこのことは、
刷子ホルダーステーについても例外でなく、ピグテール
の端子板への接続もなされた完全にユニツト化してもの
にし、これを組込んでいくことが作業性の点からも要求
される。
しかるに、前記先行技術のものでは、ピグテールの端子
板への接続作業を、メイン組立てラインにおいて、刷子
ホルダーステーをケーシングに取付けた後に行う必要が
有つて著しく作業性が劣るという問題が有る。
[問題を解決するための手段] 本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができるワイパモータを提供することを目的とし
て創案されたものであつて、ケーシングに形成される仕
切り壁部を挟んで一側に、電源投入でアーマチユアコア
が回転駆動するモータ部を設け、他側に、アーマチユア
コアの回転駆動を減速してワイパ駆動力の出力をする減
速出力部と、ワイパを定位置に停止させるべくモータ部
の駆動制御をする定位置停止機構部とを前記モータ部に
隣接するよう設けてなるワイパモータにおいて、前記ア
ーマチユアコアの整流子に摺接する刷子を保持すべく仕
切り壁部のモータ部側面に一体的に取付けられる刷子ホ
ルダステーの外周部には、基端部が刷子に電気的に接続
され、先端部が仕切り壁部を越えて定位置停止機構部に
至るよう突出する第一端子板を外周側面が露出するよう
にして一体的に組付ける一方、仕切り壁部には、前記第
一端子板の先端部が定位置停止機構部に至るよう貫通す
る貫通孔を設けると共に、減速出力部が組込まれたケー
シングを覆蓋するための蓋体に外部端子接続用のリード
線を貫通取付けし、かつ該蓋体の内側に一体的に組込ま
れる取付けプレートに、前記定位置停止機構の構成部材
と、前記外部端子接続用リード線を接続するための端子
部とを設け、さらに該取付けプレートには、前記端子部
のうち前記刷子とリード線とを電気的に接続する必要が
有る端子部との接続がなされた第二端子板を、前記仕切
り壁部から定位置停止機構部に突出した第一端子板の露
出する先端部に対向し、蓋体のケーシングへの取付けで
第一端子板に接触する位置に設けて、第一端子板を、該
接触する第二端子板、端子部を介してリード線と電気的
に接続したことを特徴とするものである。
そして本発明は、この構成によつて、邪魔なリード線が
ない状態でワイパモータを簡単に組付けることができる
ようにしたものである。
[実施例] 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1はアーマチユアコアAが転動自在に軸承
されるモータ部、2はワイパを定位置に停止させるため
の定位置停止機構部、3はケーシング、4はモータ駆動
を減速して出力する減速出力部であつて、ケーシング3
に形成される仕切り壁部3bの一側にモータ部1が、他側
に定位置停止機構部2および減速出力部4がそれぞれ配
設されるが、定位置停止機構部2および減速出力部4
は、モータ部1に対してアーマチユアコアAのコア軸方
向に隣接し、該コア軸方向とは直交する出力軸24の軸方
向に向けて互いに隣接した配置構成になつて設けられて
いる。そして、ワイパモータはこれらモータ部1、定位
置停止機構部2、減速出力部4等の各種部材装置を用い
ることによつて構成されることは従来通りであるが、こ
こで、ケーシング3は、モータ部1側においてはヨーク
1aを、また定位置停止機構部2側においては後述するよ
うに蓋体5をそれぞれ取付けることによつて形成される
ものである。
一方、6はケーシング仕切り壁部3bのモータ部1側面部
に一体的に組込まれる樹脂製の刷子ホルダステー(ホル
ダプレート)であつて、該刷子ホルダステー6のモータ
部1側面部には、三組の刷子ホルダ7が一体的に形成さ
れており、そしてこの刷子ホルダ7に進退自在に内装さ
れた刷子8L、8H、8B(以降「記号Lは低速(Lo)用、記
号Hは高速(Hi)用、記号Bはバツテリ(B)側用」の
ものであることを統一して表示する)が弾機8aの付勢力
によつてアーマチユアコアAの整流子9に弾圧状に摺接
するようになつている。この刷子ホルダステー6の外周
部位には、端子挿入部6aがアーマチユアコアAの軸芯方
向定位置停止機構部2側に向けて突出するよう形成され
ており、そうして該挿入部6aには、刷子8の数に合せて
都合三枚の各第一端子板(端子体)10L、10H、10Bがそ
れぞれ電気的に絶縁するよう周回り方向に独立し、かつ
外周側が露出するようにして嵌入止着されている。そし
てこれら第一端子板10L、10H、10Bには、各刷子8L、8
H、8Bからのリード線(ピグテール)11L、11H、11B(バ
ツテリ側の端子板10Bは、サーキツトブレーカ11bの一端
側に接続されるピグテール、および他端側に接続される
リード線を介して、残りの端子板10L、10Hはピグテール
を介して)がそれぞれ接続されている。そうして、この
ように刷子8L、8H、8B、端子板10L、10H、10B等の各部
材が組込まれた刷子ホルダステー6は、前記ケーシング
仕切り壁部3bのモータ部1側面にビス等の適宜固定手段
によつて一体的に取付けられることになるが、該取付け
られた状態で、前記突出形成された端子挿入部6aは、第
一端子板10L、10H、10Bと共に仕切り壁部3bに開設した
ガイド3aを貫通して定位置停止機構部2側にまで達する
ようになつている。
また、ケーシング3の減速出力部4では、モータ部1か
ら突出のモータ軸1bに螺設のウオームギア1cに噛合する
一対の中間ギア12、並びにこれら中間ギア12に噛合する
作動ギア13が、軸芯方向がアーマチユアコアAの軸芯方
向とは直交する状態でそれぞれ回動自在に軸承されてい
て、モータ駆動を、作動ギア13に減速して伝達し、該作
動ギア13に一体的に設けた出力軸24からワイパ駆動力が
出力されるものであつて、その作動ギア13のボス部には
突起13aが突設されている。
一方、前記蓋体5には樹脂材によつて一体成形された取
付けプレート14がリベツト等の適宜固定手段によつて固
着されているが、この取付けプレート14のプレート面に
は、三種類のリレープレート15S、15E、15Bが一体的に
設けられている。さらに、19は蓋体5に回動自在に設け
られたコンタクトユニツトであつて、該コンタクトユツ
ト19は、リレープレート15Sと、リレープレート15Eまた
は15Bとを選択して接続するためのものであるが、蓋体
5をケーシング3に取付けた場合に、コンタクトユニツ
ト19と一体回動するよう設けた係止爪19aが、前記作動
ギア13側の突起13aに係止するようになつており、而し
て、モータ駆動に伴い作動ギア13が回動することに追随
してコンタクトユニツト19も回動するよう設定されてい
るが、ワイパスイツチを切つた場合に、ワイパが中途位
置であるときには、後述するように、コンタクトユニツ
ト19がリレープレート15S、15Eを電気的に接続してモー
タ駆動がそのまま維持され、ワイパが収納位置に変位す
ると、コンタクトユニツト19がリレープレート15S、15B
を接続してモータ駆動が停止するように設定されてお
り、この様にして定位置停止機構が構成されている。
扨て、このようにするための配線およびその接続構造
は、次ぎの様になつている。つまり、前記取付けプレー
ト14の一側面(作動ギア13と対向する側の面)には端子
取付け部14aが、他側面には凹溝14bがそれぞれ互いに対
応するように形成されている。この端子取付け部14aに
は、先端部がフツク状に湾曲された第二端子板16L、16
H、16Bがリベツト17等の適宜固定手段によつて一体的に
取付けられており、そして、前述したように蓋体5をケ
ーシング3に取付けた場合に、第二端子板16L、16H、16
Bの先端部が、前記定位置停止機構2側に突出し、かつ
外周側が露出する第一端子板10L、10H、10Bの外周側面
にそれぞれ押圧状に接当して電気的に導通するように設
定されている。さらに実施例においては、前述した蓋体
5の取付けによつて、第一端子板10L、10H、10Bと第二
端子板16L、16H、16Bとが弾圧状に接当する際に、端子
取付け部14aの左右の側壁14fに、端子挿入部6aの両側辺
が嵌入して位置ずれ防止を行うようになつている。しか
もこの蓋体5が取付けられた状態で、定位置停止機構部
2にはグリースが充填されるが、このグリースが端子板
10L、10H、10B、16L、16H、16B側に流れてくるのを防止
するための背高のリブ14gが中間ギア12をも覆うように
して突設されている。
一方、凹溝14bにはチヨークコイル20L、20H、20Bが収容
されており、これら第二端子板16L、16H、16Bは、チヨ
ークコイル20L、20H、20Bの一端から引出され、取付け
プレート14に形成した貫通孔14hを貫通してリレープレ
ート取付け面側に引き回されたリード線21L、21H、21B
にそれぞれ電気的に接続されている。一方、チヨークコ
イル20L、20H、20Bの他端から引出されるリード線22L、
22H、22Bは、リブ14cにガイドされ、そして貫通孔14hを
貫通して同じくリレープレート取付け面側に引き回され
ているが、そのうち、リード線22L、22Hについては、取
付けプレート14に一体的に設けた端子板15L、15Hに接続
され、リード線22Bについてはリレープレート15Bに接続
されている。
また、前記蓋体5には、都合5本の外部端子接続用のリ
ード線18L、18H、18B、18E、18Sがグロメツト23を介し
て貫通取付けされるが、蓋体外方に引出されるリード線
18L、18H、18B、18E、18Sの引出し先端には、配線用カ
プラ(図示せず)が取付けられるが、蓋体内部に配され
たリード線18L、18H、18B、18E、18Sのうち、アース用
のリード線18Eは、リレープレート15Eに折曲形成され、
取付けプレート14を貫通して蓋体5側に出ているターミ
ナル片15ETに接続されており、またリード線18Sは、リ
レープレート15Sに折曲形成され、取付けプレート14を
貫通して蓋体5側に出ているターミナル片15ST接続され
ている。さらに、リード線18L、18H、18Bは、貫通孔14h
を貫通してリレープレート取付け面側に引き込まれ、そ
して前記端子板15L、15H、リレープレート15Bに折曲形
成の端子片15BTにそれぞれ接続されている。
叙述の如く構成された本発明の実施例において、いまワ
イパモータを組付けるにあたり、モータ部1側において
は、刷子8、弾機8a、第一端子板10L、10H、10B等の必
要な部材が組付けられ、かつ必要な配線接続が全て成さ
れた刷子ホルダステー6を一つの完成されたユニツトと
してケーシング3に取付けると共に、アーマチユアコア
Aを組付け、そして永久磁石が取付けられたヨーク1aを
取付ければ良く、減速出力部4側においては、ケーシン
グ3に中間ギア12、作動ギア13を組込み、また定位置停
止機構部2側においては、蓋体5に、リレープレート15
S、15E、15B、第二端子板16L、16H、16B、チヨークコイ
ル20L、20H、20B等の部品が組付けられ、かつ必要な配
線接続がなされた取付けプレート14、並びにコンタクト
ユニツト19を取付け、該取付けられた蓋体5を同じく完
成されユニツト化したものをケーシング3に覆蓋取付け
すれば良く、これによつてワイパモータの組付けが終了
することになる。
この様に、本発明が実施されたものにおいては、モータ
部1、定位置停止機構部2、減速出力部4の組付けによ
つてワイパモータを組立てることができるものである
が、この場合、モータの駆動制御をするため外部端子に
接続される都合5本のリード線18L、18H、18BB、18E、1
8Sは、蓋体5から纏めて引出されていて、従来の如くモ
ータ部1から延びることがなく、この結果、ワイパモー
タから引出されるリード線が極めて整理された構造とな
り、ワイパモータの組付けの邪魔をすることがない。
しかもこのものは、リード線18L、18H、18B、18E、18S
の全てが蓋体5から引出されるものであつて、これらリ
ード線のなかには刷子8L、8H、8Bと電気的に接続しなけ
ればならないものがあるが、その場合の電気的な接続は
次ぎの様になつている。つまり、モータ部1側に組込ま
れる刷子ホルダステー6に、刷子8L、8H、8Bに接続され
た第一端子板10L、10H、10Bが外周側が露出する状態で
突出形成され、この突出する第一端子板10L、10H、10B
が、刷子ホルダステー6のケーシング3への取付けに基
づいて定位置停止機構部2側に突出し、そして定位置停
止機構部2が組子まれた蓋体5をケーシング3に覆蓋取
付けすることに基づき、該蓋体5に設けた第二端子板16
L、16H、16Bの先端部が、前記突出した第一端子板10L、
10H、10Bの外周側露出面に接触して電気的に接続される
ことになる。このため、外部端子接続用のリード線18
L、18H、18B、18E、18Sの全てが一纏まりとなつて定位
置停止機構部2が形成される蓋体5から引出されたもの
でありながら、これらリード線あるいは定位置停止機構
部2と刷子ホルダステー6の刷子との電気的な接続が、
ワイパモータを形成するのに必要な蓋体5の覆蓋取付け
によつて自動的になされ、組付け性が何ら損なわれるこ
とがない。
[作用効果] 以上要するに、本発明は叙述の如く構成したものである
から、ケーシングにモータ部、定位置停止機構部、減速
出力部を組付けることによつて組立られることになる
が、この場合、モータの駆動制御をするために外部端子
に接続されるリード線は、定位置停止機構部が組込まれ
る取付けプレートが一体的に設けられた蓋体から纏めて
引出されることになつて、従来の如く、モータ部側コン
ミテータに摺接する刷子に電気的に接続する必要のある
一部のリード線をモータ部から引出す必要がなく、この
結果、ワイパモータから引出されるリード線が極めて整
理されたものとなつて、ワイパモータの組付けの邪魔を
するようなことがない。
そしてこのものは、刷子に接続された第一端子板が刷子
ホルダのケーシング仕切り壁部に取付けることに基づ
き、仕切り壁部に形成の貫通孔を貫通して定位置停止機
構部側に突出し、また、刷子に接続する必要があるリー
ド線に電気的に接続された第二端子板が、前記突出した
第一端子板の露出する先端部に対向し、蓋体のケーシン
グへの取付けで第一端子板に接触するよう取付けプレー
トに設けられている結果、刷子とリード線との電気的な
接続は、蓋体をケーシングに取付けることに基づく第一
端子板と第二端子板との接触で行われることになる。こ
のため、外部端子接続用のリード線の全てが一纏まりと
なつてケーシングの定位置停止機構部側部位を覆蓋する
蓋体から引出されたものでありながら、定位置停止機構
部側にあるリード線とモータ部側にある刷子との電気的
な接続が、ワイパモータを組立て形成するのに必要な蓋
体の覆蓋取付けによつて自動的になされ、もつて、ワイ
パモータを組付けるにあたり、刷子ホルダーステー、定
位置停止機構部が組込まれた蓋体を電気接続的にもそれ
ぞれ完成されたユニツト部品として取り扱うことがで
き、そしてこれら完成されたユニツト部品のケーシング
への組込みのみでワイパモータの配線組込みができるこ
とになつて、組付け性が何ら損われることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係るワイパモータの実施例を示したも
のであつて、第1図はワイパモータの正面図、第2図は
ワイパモータの底面図、第3図はケーシングをモータ部
から見た側面図、第4図は減速出力部の正面図、第5図
A,B,Cは刷子ホルダステーの正面図、平面図、背面図、
第6図は蓋体の正面図、第7図A,Bは蓋体の縦断面図、
背面図、第8図はワイパモータの回路図である。 図中、1はモータ部、2は定位置停止機構部、3はケー
シング、3aは貫通孔、3bは仕切り壁部、4は減速出力
部、5は蓋体、6は刷子ホルダステー、8L、8H、8Bは刷
子、10L、10H、10Bは第一端子板、14は取付けプレー
ト、15BT、15ST、15ET、15H、15Hは端子部、16L、16H、
16Bは第二端子板、18L、18H、18B、18E、18Sはリード
線、24は出力軸である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングに形成される仕切り壁部を挟ん
    で一側に、電源投入でアーマチユアコアが回転駆動する
    モータ部を設け、他側に、アーマチユアコアの回転駆動
    を減速してワイパ駆動力の出力をする減速出力部と、ワ
    イパを定位置に停止させるべくモータ部の駆動制御をす
    る定位置停止機構部とを前記モータ部に隣接するよう設
    けてなるワイパモータにおいて、前記アーマチユアコア
    の整流子に摺接する刷子を保持すべく仕切り壁部のモー
    タ部側面に一体的に取付けられる刷子ホルダステーの外
    周部には、基端部が刷子に電気的に接続され、先端部が
    仕切り壁部を越えて定位置停止機構部に至るよう突出す
    る第一端子板を外周側面が露出するようにして一体的に
    組付ける一方、仕切り壁部には、前記第一端子板の先端
    部が定位置停止機構部に至るよう貫通する貫通孔を設け
    ると共に、減速出力部が組込まれたケーシングを覆蓋す
    るための蓋体に外部端子接続用のリード線を貫通取付け
    し、かつ該蓋体の内側に一体的に組込まれる取付けプレ
    ートに、前記定位置停止機構の構成部材と、前記外部端
    子接続用リード線を接続するための端子部とを設け、さ
    らに該取付けプレートには、前記端子部のうち前記刷子
    とリード線とを電気的に接続する必要が有る端子部との
    接続がなされた第二端子板を、前記仕切り壁部から定位
    置停止機構部に突出した第一端子板の露出する先端部に
    対向し、蓋体のケーシングへの取付けで第一端子板に接
    触する位置に設けて、第一端子板を、該接触する第二端
    子板、端子部を介してリード線と電気的に接続したこと
    を特徴とするワイパモータ。
JP61159376A 1986-07-07 1986-07-07 ワイパモータ Expired - Lifetime JPH07112334B2 (ja)

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