JPH0711123A - プラスチツクを着色するための顔料及びカーボンブラツク調合物 - Google Patents

プラスチツクを着色するための顔料及びカーボンブラツク調合物

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JPH0711123A
JPH0711123A JP5317480A JP31748093A JPH0711123A JP H0711123 A JPH0711123 A JP H0711123A JP 5317480 A JP5317480 A JP 5317480A JP 31748093 A JP31748093 A JP 31748093A JP H0711123 A JPH0711123 A JP H0711123A
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carbon black
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modified polyurethane
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JP5317480A
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Hans-Juergen Runde
ハンス−ユルゲン・ルンデ
Georg Dr Pape
ゲルク・パペ
Michael Kressner
ミヒヤエル・クレスナー
Erhard Schuffenhauer
エルハルト・シユフエンハウアー
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 A)顔料及び/またはカーボンブラック、 B)オイル改質されたポリウレタン並びに C)ペースト配合剤 を含有して成る調合物、並びに有機高分子物質、特にポ
リウレタンプラスチックを着色するためのその使用。 【効果】 オイル改質されたポリウレタンを顔料担体と
して用いることにより、従来の問題点を克服した顔料調
合物が得られた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、顔料調合物及び/またはカーボ
ンブラックを含む調合物、それらの製造及び有機高分子
物質、特にポリウレタンを基にしたプラスチックを着色
するための方法に関する。
【0002】例えば織物のためのニスバインダーまたは
コーティング物質としてのポリウレタンは、高度に弾性
のまたは堅い、溶媒を含まないまたは溶媒を含む形で1
または2成分システムとして広い範囲で製造される。こ
れらの物質を着色する場合には、その中に顔料を高度に
濃縮された形で凝集なしで分散することができそして種
々のタイプのポリウレタンと相溶性であり、その結果各
々の特定のシステムのために特定の顔料ペーストを用意
して保持する必要がない、適切な顔料担体を見い出す問
題が存在する。コーティング産業においては普通の2成
分システムを着色するためには、通常は、その中にカー
ボンブラック若しくは有機顔料、例えばフタロシアニン
ばかりでなく、また無機顔料、例えば酸化鉄黄色若しく
は酸化鉄赤色も凝集なしで分散される比較的低粘度のポ
リオール成分だけかまたはチキソトロピー現象が利用可
能である。これは、最初は、すべての粉砕を問題のある
ものにしそして不経済にし、そしてまたイソシアネート
成分の添加の後では、硬化されたニスフィルムの流動
性、光沢、色の深さ、被覆力及び光沢安定性に対して悪
い影響を有する。
【0003】織物のためのポリウレタンコーティング物
質は、お互いに(1または2成分システム)限られた混
和性しか持たない非常に高分子量の物質を含み、そして
単に粘度の理由のために高い顔料濃度を許さない。
【0004】これらの均質ポリウレタンに加えて、それ
らの弾性に関して硬質から極端な軟質フォームまで変わ
り得る気泡ポリウレタンが大きな重要性を獲得した。こ
れらのフォームは、ポリオール及びポリイソシアネート
が発泡の直前に補助剤の存在下で着色ペーストと密に混
合されるミクシングヘッド中で主に着色される。このよ
うな着色ペーストは、通常はバインダーとして、ポリエ
ステル−またはポリエーテル−ポリオールを含み、その
顔料吸収力は、殊にカーボンブラックに関して、高度に
粘性の着色ペーストが10〜18%のカーボンブラック
濃度で既に存在するほど低い。フォームの機械的特性に
まだ大きな影響を持たない3〜5%の着色ペーストへの
通常の計量された添加では、濃い着色は達成されず、む
しろ、例えばカーボンブラックの場合には、僅かに灰色
の着色が達成される。
【0005】ペースト配合剤のフォームの機械的特性に
対する影響をできる限り低く保持するために、最高の可
能な着色剤含量を有する容易にポンプ輸送できる着色ペ
ーストは、計量のための前提条件である。
【0006】高度に粘性なペーストはロールミルまたは
ニーダーでのみ製造することができるので、粘度もまた
ペーストの製造の間に主要な役割を演じる。ビーズミル
での高度に粘性なペーストの連続的製造は可能ではな
い。
【0007】このようなペーストの粘度を減らすための
添加剤として特許文献から知られている物質は、例え
ば、ポリビニルピロリドン(DE−A−3 115 6
51)、カルボジイミド基を含むウレタン(DE−A−
2 402 839)、イソ尿素基を含むウレタン樹脂
(EP−A−27 907)及びα−オレフィンとα,
β−不飽和ジカルボン酸エステルのコポリマー(DE−
A−3 803 810)である。これらの添加剤の欠
点は、一方ではそれらが十分に高い顔料濃度を許さない
こと、または他方ではそれらが通常はただ一つの顔料若
しくは顔料とポリエステル−若しくはポリエーテル−ポ
リオールのただ一つの組み合わせにだけ作用することで
ある。
【0008】オイル改質されたポリウレタンを顔料担体
として用いる場合には、述べられた困難を克服すること
ができることがここに見い出された。
【0009】従って本発明は、成分 a)顔料及び/またはカーボンブラック、 b)オイル改質されたポリウレタン並びに c)ペースト配合剤 を含有して成る顔料調合物に関する。
【0010】本発明による顔料調合物は、好ましくは、
10〜80重量部の顔料及び/またはカーボンブラッ
ク、10〜80重量部のペースト配合剤並びに0.5〜
50重量部のオイル改質されたポリウレタンを含有して
成る。
【0011】特に好ましい実施態様においては、本発明
による顔料調合物は、10〜50重量部の有機顔料若し
くはカーボンブラック、0.5〜30重量部、特に10
〜20重量部のオイル改質されたポリウレタン及び10
〜80重量部、特に20〜80重量部のペースト配合
剤、または15〜80重量部の無機顔料、0.5〜30
重量部、特に10〜20重量部のオイル改質されたポリ
ウレタン及び10〜80重量部、特に20〜80重量部
のペースト配合剤を含有して成る。
【0012】本発明の顔料調合物が含む顔料には何の制
限もない。それらは、性質が有機または無機で良い。適
切な有機顔料は、例えば、アゾ、アントラキノンまたは
チオインジゴシリーズのもの、そして更にまたその他の
多環式顔料、例えばフタロシアニン、キナクリドン、ジ
オキサジン、ナフタレンテトラカルボン酸、ペリレンテ
トラカルボン酸またはイソインドリンシリーズのもの、
そして金属錯体顔料またはレーキ(laked)染料、
例えばスルホン酸及び/またはカルボン酸基を含む染料
のCa、MgまたはAlレーキ、並びにカーボンブラッ
ク、例えば、カラーインデックス、第2版から知られて
いる多数のものである。適切な無機顔料の例は、硫化亜
鉛、ウルトラマリン、二酸化チタン、酸化鉄、二酸化ニ
ッケル/−またはクロム/アンチモン/チタン、コバル
トブルー、酸化クロム及びクロム酸塩顔料である。カー
ボンブラックが好ましく用いられる。
【0013】本発明による顔料調合物の特に好ましい顔
料は、銅フタロシアニン顔料、例えばPigment
Blue 15及びPigment Green 7、
ジサゾ(disazo)タイプのアクリルアミド顔料、
例えばPigment Yellow 83及びPig
ment Yellow 17、並びにカーボンブラッ
ク、硫化亜鉛及びウルトラマリンである。
【0014】80〜230m2/gのBET表面積を有
するカーボンブラックが殊に好ましい。
【0015】可能なペースト配合剤は、慣用の顔料また
はカーボンブラックペースト配合剤、例えばエステルま
たはエーテルタイプのもの、例えばポリエーテル−ポリ
オール及びポリエステル−ポリオール、例えば、ポリウ
レタンのための蓄積(build−up)成分として知
られているもの、そしてまたポリヒドロキシ官能性では
ないジカルボン酸エステル、特にアジピン酸及びフタル
酸エステルである。
【0016】ポリオールの上へのエチレンオキシド及び
/またはプロピレンオキシドの付加によって製造された
ポリエーテル−ポリオールが特に好ましい(例えばDE
−A−3 115 651参照)。
【0017】オイル改質されたポリウレタンは、ポリウ
レタンと脂肪酸エステルの混合物、特に脂肪酸エステル
の存在下で製造されたポリウレタンを意味すると理解さ
れる。
【0018】好ましい脂肪酸エステルは、植物油、例え
ば、亜麻仁油、パーム油、やし油またはひまし油であ
る。
【0019】亜麻仁油、殊に5〜10の酸価、<20の
ヨウ素価及び23℃で1000〜15 000mPa.
sの粘度を有するものが特に好ましい。
【0020】オイル改質されたポリウレタンの数平均と
して測定される平均分子量は、好ましくは500〜20
00、特に800〜1300である。粘度は、23℃、
D=7.3s-1で好ましくは2000〜10 000m
Pa.s、特に3000〜4000mPa.sである。
【0021】ポリウレタン製造のための出発物質として
は、好ましくは8までのOH基を有する一価または多価
アルコール、好ましくは脂肪族C2〜C8−アルコール及
び/またはポリエーテル−ポリオールまたはポリエステ
ル−ポリオールをアルコール成分として用いることがで
き、そしてポリイソシアネートをイソシアネート成分と
して用いることができる。
【0022】考えられる一価アルコールは、例えば、エ
タノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノー
ル、ペンタノール、オクタノール及びそれらの異性体並
びにエチレングリコールモノエーテル並びにジ−及びポ
リエチレングリコールモノエーテルである。
【0023】考えられる多価アルコールは、例えば、エ
チレングリコール、プロピレン1,2−及び1,3−グ
リコール、ブチレン1,4−及び2,3−グリコール、
ヘキサン−1,6−ジオール、オクタン−1,8−ジオ
ール、ネオペンチルグリコール、2−メチル−1,3−
プロパンジオール、グリセロール、トリメチロールプロ
パン、ヘキサン−1,2,6−トリオール、ブタン−
1,2,4−トリオール、トリメチロールエタン、ペン
タエリトリトール並びにキニトール、そして更にまたジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジブチ
レングリコール並びにポリブチレングリコールであり、
ペンタエリトリトールが殊に好ましい。
【0024】好ましいイソシアネートは、脂肪族、好ま
しくはC3〜C9−または芳香族、好ましくはC8〜C24
−ポリイソシアネートである。トルイレンジイソシアネ
ート及びヘキサメチレンジイソシアネートが殊に好まし
く、特にトルイレンジイソシアネートが好ましい。
【0025】亜麻仁油中で触媒、好ましくは塩基性触媒
の存在下で多価アルコールとポリイソシアネートとの反
応によって製造されるオイル改質されたポリウレタンが
特に好ましい。
【0026】殊に好ましいオイル改質されたポリウレタ
ンは、ペンタエリトリトール並びにトルイレンジイソシ
アネート及び/またはヘキサメチレンジイソシアネート
を基にして得られる。
【0027】述べられた成分に加えて、本発明による調
合物は、顔料またはカーボンブラック調合物に関して慣
用のその他の構成成分を含んで良い。述べられて良いこ
れらの例は、希釈剤例えばリン酸トリブチル、グリコー
ルエーテルまたはグリセロールエーテル、安定剤及び保
存料である。
【0028】本発明による顔料調合物は、慣用の湿式微
粉砕装置、例えばニーダー、アトリッションミル、ロー
ルミル、ディソルバー、ローター−ステーターミル、ビ
ーズミル中でそして、殊に有利には、5〜60m/秒、
好ましくは10〜20m/秒の回転の速度を有しそして
約0.1〜10mm径、好ましくは0.5〜2mmのサ
イズを有するスチール、ガラス、セラミック、砂または
プラスチックの粉砕体を含む高速撹拌機中で製造するこ
とができる。
【0029】本発明は、更にまた、有機高分子物質、特
にポリウレタンフォームを着色するための方法であっ
て、述べられた調合物をこのような物質、特にポリウレ
タンフォームを着色するために使用することを特徴とす
る方法に関する。
【0030】この手順においては、本発明による調合物
を、例えば、ポリウレタン生成の前または間に、ポリオ
ールまたはポリイソシアネート成分またはそれらの反応
混合物のいずれかに添加する。
【0031】後続の反応は、慣用のやり方で、即ち着色
しないポリウレタンプラスチックに関するように実施さ
れる。これに関する情報は、例えば、G.Oerte
l、プラスチック ハンドブック、7巻、ポリウレタ
、Hanser、ミュンヘン、ウィーン 1983、
英語版 1985中に見い出すことができる。
【0032】ポリウレタンフォームは、好ましくは、発
泡の直前に、その中で補助剤の存在下でポリオール及び
ポリイソシアネートが調合物と密に混合されるミクシン
グヘッド中で着色される。
【0033】
【実施例】以下の実施例におけるパーセントデーターは
重量%を意味し、そして部は重量部を意味する。
【0034】実施例1 オイル改質されたポリウレタンの製造 5の酸価、<20のヨウ素価及び約5000mPa.s
(23℃、D=7.3s-1)の粘度を有する100部の
亜麻仁油(例えば、Karsten、ペンキ原材料表
第8版、Vincentz出版社、ハノーバー参照)
を、窒素下で9部のペンタエリトリトール及び触媒とし
て0.005部のLiOHと反応させる。200℃の一
定温度を3時間維持する。この反応時間の後で、混合物
を100℃に冷却する。
【0035】次に、80%の2,4−及び20%の2,
6−トルイレンジイソシアネートの20部の混合物を添
加しそして温度を100℃で4時間保持する。<0.5
%のNCO含量及び<0.5の酸価に達する時に反応は
終わった。
【0036】粘度は約5000mPa.s(23℃、D
=7.3s-1)である。
【0037】実施例2 200m2/gのBET表面積を有する20gのカーボ
ンブラック着色剤、10gのリン酸トリ−n−ブチル、
3gの実施例1からのオイル改質されたポリウレタン、
並びにフタル酸、トリエチレングリコール及びイソノニ
ルアルコールの反応生成物でありそして300〜320
のOH価を有する67gのポリエステルの黒色染料調合
物を以下のように製造する:カーボンブラック、リン酸
トリ−n−ブチル、ウレタン化されたニス亜麻仁油及び
ポリエステルを、計量装置を経由してスチールビーズを
仕込んだ高速の連続的に運転される撹拌されたミル中に
導入する。ポリウレタンフォームを着色するために適切
である、約4000mPa.s(23℃、D=7.3s
-1)の粘度を有する流動性着色ペーストが得られる。使
用されるポリエステルの分子量は400〜600g/モ
ルの範囲である。その粘度は20℃で200〜250m
Pa.sである。
【0038】オイル改質されたポリウレタンなしで類似
の調合物を製造する場合には、その粘度はビーズミル中
での製造が可能ではないほど高い。
【0039】実施例3 180m2/gのBET表面積を有する酸化されたカラ
ーブラックの30gを、3mm径のガラスビーズの助け
によって振盪機で30分の過程で、アジピン酸及びプロ
パン−1,2−ジオールの反応生成物であるOH価65
のポリエステル中の実施例1からのオイル改質されたポ
リウレタンの10%濃度溶液の70g中に分散させる。
凝集に対する高い安定性によって区別される、23℃で
(D=7.3s-1)約5000mPa.sの粘度を有す
る容易に流動可能なカーボンブラックペーストが得られ
る。それは、エステルベースのポリウレタンフォームを
着色するために特に適切である。
【0040】実施例4 100m2/gのBET表面積を有するカラーブラック
の25gを、2mmのスチールビーズを含む連続的に運
転される撹拌されたミル中で30分の過程で、トリメチ
ロールプロパン及びエチレンオキシドの反応生成物であ
るOH価30のポリエーテル中の実施例1からのオイル
改質されたポリウレタンの5%濃度の溶液の75g中に
配合する。凝集に対する高い安定性によって区別され
る、23℃で(D=7.3s-1)約6000mPa.s
の粘度を有する非常に容易に流動可能なカーボンブラッ
クペーストが得られる。それは、エーテルベースのポリ
ウレタンフォームを着色するために特に適切である。
【0041】実施例5 5gのオイル改質されたポリウレタンを、アジピン酸及
びプロパン−1,2−ジオールから製造された45gの
ポリエステル、並びにフタル酸、トリエチレングリコー
ル及びイソノニルアルコールから製造された15gのポ
リエステル、並びに10gのリン酸トリブチルを含む混
合物中に溶解する。この溶液を、150m2/gのBE
T表面積を有する25gのカラーブラックで叩く。生成
するペーストを、2mmのガラスビーズを仕込んだ連続
的に運転される撹拌されたビーズミル中で配合すると、
23℃で(D=7.3s-1)約4000mPa.sの粘
度を有する容易に流動可能なカラーペーストが得られ、
これは、ポリウレタンフォームを着色するために適切で
ある。
【0042】実施例6 10gの実施例1からのオイル改質されたポリウレタン
を、トリメチロールプロパン並びにプロピレンオキシド
及びエチレンオキシドの混合物から製造された60gの
ポリエーテルと撹拌する。130m2/gのBET表面
積を有する30gのカラーブラックをこの混合物に添加
し、そしてこの混合物を、2mmのスチールビーズを含
む連続的に運転される撹拌されたミル中で30分の過程
で配合する。
【0043】23℃で(D=7.3s-1)約7000m
Pa.sの粘度を有する非常に容易に流動可能な顔料ペ
ーストが得られ、そしてOH価45のトリメチロールプ
ロパン及びエチレンオキシドの200gのポリエーテ
ル、並びに80%の2,4−及び20%の2,6−トル
イレンジイソシアネートの87.2gの混合物に10g
のカーボンブラックを添加し、そしてこの混合物を水及
び補助剤の添加によって発泡させることによって、ポリ
エーテル−ウレタンフォーム中のペーストに関して良好
な濃さの色を達成する。
【0044】実施例7 5gの実施例1からのオイル改質されたポリウレタン
を、フタル酸、トリエチレングリコール及びイソノニル
アルコールから製造された80gのポリエステルと撹拌
する。15gのα−改質における銅フタロシアニン(P
igment Green 7)をこの混合物に添加
し、そしてこの混合物を2mmのスチールビーズを含む
連続的に運転される撹拌されたミル中で配合する。
【0045】23℃で(D=7.3s-1)約7000m
Pa.sの粘度を有する非常に容易に流動可能な顔料ペ
ーストが得られ、そしてOH価50のアジピン酸、ジエ
チレングリコール及びトリメチロールプロパンの200
gのポリエステル、並びに65%の2,4−及び35%
の2,6−トルイレンジイソシアネートの73.2gの
混合物の混合物に5gの緑色顔料ペーストを添加し、そ
して水及び補助剤の慣用の添加によってこの混合物を発
泡させることによって、ポリエステル−ウレタンフォー
ム中のペーストに関して良好な濃さの色を達成する。
【0046】実施例8 10gの実施例1からのオイル改質されたポリウレタン
を、1部のトリメチロールプロパンと87部のプロピレ
ンオキシド及び13部のエチレンオキシドの混合物との
反応によって得られる、4800の平均分子量を有する
70gの分岐したポリエーテル中に撹拌する。230m
2/gのBET表面積を有する20gのカーボンブラッ
クを、この溶液中に撹拌しそしてビーズミル中で分散さ
せると、23℃で(D=7.3s-1)約8000mP
a.sの粘度を有する流動可能なカーボンブラックペー
ストが得られる。このペーストは、ジフェニルメタン
4,4’−ジイソシアネートがポリイソシアネート成分
として使用されているフォーム成形品のために特に適切
である。
【0047】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0048】1)成分 a)顔料及び/またはカーボンブラック、 b)オイル改質されたポリウレタン並びに c)ペースト配合剤 を含有して成る顔料調合物。
【0049】2)a)10〜80重量部の顔料及び/ま
たはカーボンブラック、 b)0.5〜50重量部のオイル改質されたポリウレタ
ン並びに c)10〜80重量部のペースト配合剤 を含有して成る、上記1記載の顔料調合物。
【0050】3)10〜50重量部の有機顔料若しくは
カーボンブラック、0.5〜30重量部のオイル改質さ
れたポリウレタン及び10〜80重量部のペースト配合
剤、または15〜80重量部の無機顔料、0.5〜30
重量部のオイル改質されたポリウレタン及び10〜80
重量部のペースト配合剤を含有して成る、上記1または
2記載の顔料調合物。
【0051】4)顔料としてカーボンブラックを含有し
て成る、上記1から3のいずれか一つに記載の顔料調合
物。
【0052】5)ペースト配合剤として少なくとも一種
のポリエーテル−ポリオール及び/またはポリエステル
−ポリオールを含有して成る、上記1から4のいずれか
一つに記載の顔料調合物。
【0053】6)オイル改質されたポリウレタンとして
ポリウレタン及び脂肪酸エステルの混合物を含有して成
る、上記1から5のいずれか一つに記載の顔料調合物。
【0054】7)オイル改質されたポリウレタンとして
亜麻仁油中で製造されたポリウレタンを含有して成る、
上記1から6のいずれか一つに記載の顔料調合物。
【0055】8)23℃、D=7.3s-1で2000〜
10 000mPa.sの粘度を有するオイル改質され
たポリウレタンを含有して成る、上記1から7のいずれ
か一つに記載の顔料調合物。
【0056】9)イソシアネート成分としてトルイレン
ジイソシアネート及び/またはヘキサメチレンジイソシ
アネートそしてアルコール成分としてペンタエリトリト
ールを基にしたオイル改質されたポリウレタンを含有し
て成る、上記1から8のいずれか一つに記載の顔料調合
物。
【0057】10)上記1記載の成分a)、b)及び
c)を含有して成る顔料調合物を使用することを特徴と
する、有機高分子物質、特にポリウレタンを着色するた
めの方法。
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月3日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 プラスチツクを着色するための顔料及
びカーボンブラツク調合物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルク・パペ ドイツ連邦共和国デー51381レーフエルク ーゼン・イムバツハ43 (72)発明者 ミヒヤエル・クレスナー ドイツ連邦共和国デー42789ライヒリンゲ ン・フエルストヘン34 (72)発明者 エルハルト・シユフエンハウアー ドイツ連邦共和国デー51373レーフエルク ーゼン・フリードリヒ−バイエル−シユト ラーセ13

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成分 a)顔料及び/またはカーボンブラック、 b)オイル改質されたポリウレタン並びに c)ペースト配合剤 を含有して成る顔料調合物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の成分a)、b)及びc)
    を含有して成る顔料調合物を使用することを特徴とす
    る、有機高分子物質、特にポリウレタンを着色するため
    の方法。
JP5317480A 1992-12-02 1993-11-25 プラスチツクを着色するための顔料及びカーボンブラツク調合物 Pending JPH0711123A (ja)

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