JPH07111143A - スリット装置 - Google Patents

スリット装置

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JPH07111143A
JPH07111143A JP6190478A JP19047894A JPH07111143A JP H07111143 A JPH07111143 A JP H07111143A JP 6190478 A JP6190478 A JP 6190478A JP 19047894 A JP19047894 A JP 19047894A JP H07111143 A JPH07111143 A JP H07111143A
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JP
Japan
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holder
slit
displacement magnifying
slit device
lever
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JP6190478A
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Masao Shimizu
昌男 清水
Kenji Ishikawa
賢次 石川
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Jeol Ltd
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Jeol Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
    • H01J49/02Details
    • H01J49/06Electron- or ion-optical arrangements

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で簡単な機構でスリット幅調節を電気的
に行うことのできる高分解能スリット装置を提供する。 【構成】 1枚のフランジ1に貫通溝2を切り込むこと
により、2個の直列接続した梃子4、5からなる2個の
変位拡大機構3、3を回転対称に設け、各変位拡大機構
3の入力端に一軸方向に伸縮する圧電素子6を取り付
け、各変位拡大機構3の出力端にブレード7を取り付
け、両ブレード7、7により開閉自在のスリットを形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、質量分析装置などに用
いて好適なスリット装置に関し、特に、小型で簡単な構
成でスリット幅及びスリット位置を電気的に調節が可能
な高分解能スリット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁場セクター型質量分析装置において、
コレクタスリットとして用いられるスリット装置は、μ
mオーダーの精度でスリット幅を調節することが要求さ
れる。従来から磁場セクター型質量分析装置で用いられ
るこの種のスリット装置は、例えば差動ネジを応用した
駆動機構を用いて一対のスリットブレードを精密に移動
させる構造を持つ。そして、スリットは駆動軸を手で回
転させるかあるいは駆動軸に結合されたパルスモーター
によって回転され、それによりスリット幅の調節が行わ
れる。
【0003】また、バイモルフ圧電素子の先端にスリッ
トのブレードを取り付け、ブレードを直接移動させてス
リット幅を調節するものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、差動ネ
ジを利用したものは大型になり、小型の質量分析装置を
構成しようとする場合、このような大きなスリットを収
納するスペースがない。また、機構が複雑で部品点数も
多いため高価になる。
【0005】さらに、バイモルフ圧電素子を利用したも
のは、スリットの移動距離があまり大きくとれず、広い
範囲の制御が困難である。
【0006】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、小型で簡単な機構でスリット
幅を広い範囲にわたって調節でき、しかも電気的な制御
が可能な高分解能スリット装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のスリット装置は、中心部分にビーム通過孔を有する
ホルダと、該ビーム通過孔を塞ぐ事ができる様に配置さ
れる一対のブレードと、各ブレードが作用点側に取り付
けられる一対の変位拡大機構であって複数の直列接続し
た梃子からなる変位拡大機構と、各変位拡大機構の力点
とホルダとの間に介在させられる一軸方向に伸縮する圧
電素子とを備え、圧電素子及び変位拡大機構により両ブ
レードをビームに対して直交する面内で変位させて開閉
自在のスリットを形成するようにしたことを特徴として
いる。
【0008】
【作用】本発明においては、中心部分にビーム通過孔を
有するホルダと、該ビーム通過孔を塞ぐ事ができる様に
配置される一対のブレードと、各ブレードが作用点側に
取り付けられる一対の変位拡大機構であって複数の直列
接続した梃子からなる変位拡大機構と、各変位拡大機構
の力点とホルダとの間に介在させられる一軸方向に伸縮
する圧電素子とを備え、圧電素子及び変位拡大機構によ
り両ブレードをビームに対して直交する面内で変位させ
て開閉自在のスリットを形成するようにしたので、部品
点数は大幅に少なくなる。また、組立が容易になり、そ
の際の組立誤差が減少する。加えて、装置が小型になる
と共に、スリット幅の制御が容易になる。さらに、マニ
ュアルで調整するための回転機構が必要なくなり、電気
的にその調整が行えるようになる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明のスリット装置
の実施例について説明する。図1は、電圧印加によって
一軸方向に伸縮する積層型圧電素子(ユニモルフ型圧電
素子)を使用したスリット装置の一実施例を示す図であ
る。図1(a)は正面図、図1(b)は図1(a)の線
A−A’に沿う断面図である。圧電素子には、ユニモル
フ型(積層型)とバイモルフ型があり、ユニモルフ型は
発生力が大きいが、変位量が少ない。この実施例はユニ
モルフ型圧電素子を用いたものである。
【0010】図1において、1は燐青銅等の金属の板か
らなる円板状のホルダであり、中心にビーム通過穴B、
周辺に通気用穴9が開けられていると共に、図示のよう
な形状の貫通溝2が、ワイヤーカット加工等により設け
られている。溝2はビーム通過孔を中心に回転対称に形
成され、この溝2により、ホルダ1中にそれぞれ独立の
変位拡大機構3、3が回転対称に構成される。
【0011】各変位拡大機構3は、直列接続された2つ
の梃子4、5からなり、第1の梃子4は支点P1 におい
てホルダ1につながっており、第2の梃子5は支点P2
においてホルダ1につながっている。また、梃子4は、
支点P1 から距離L11の位置(力点)において、一端が
ホルダ1にビス8で固定されたユニモルフ型圧電素子6
の他端に連結されている。梃子4の他端は、支点P1
らL11よりも長い距離L12離れた位置(作用点)におい
て梃子5に接続されている。梃子4と梃子5の接続は、
第2の梃子5の支点P2 から距離L21の位置(第2の梃
子の力点)において行われている。梃子5の支点P2
らL21よりも長い距離L22離れた梃子5の先端(梃子5
の作用点)には、スリットの一方のブレード7が取り付
けられている。以上の接続、連結以外は、溝2により梃
子4、5は他から切り離されている。
【0012】上記構成において、例えば両方のユニモル
フ型圧電素子6が長さd伸びるように動作させると、梃
子4の力点がその伸び量dだけ移動する。その結果、梃
子4は支点P1 を中心として回転する。この時、梃子の
原理により、梃子4の作用点(梃子5の力点)は、d×
(L12/L11)だけ移動する。この梃子5の力点の移動
は、さらに梃子5により同様に拡大され、その結果、ブ
レード7はd×(L12/L 11)×(L22/L21)だけ相
互に近付く方向に移動することになる。
【0013】例えば、各梃子1個の拡大率を約6倍(L
12/L11=L22/L21=6)とすると、片側のブレード
7の移動量は,圧電素子の伸び量dの約36倍になる。
したがって、ユニモルフ型圧電素子6の伸び量を約6μ
mとすると、片側で6μm×36=約216μmだけ動
くことになる。
【0014】ブレード7の移動は、厳密には、梃子5の
支点を中心とした円運動であるが、対のブレードは互い
に反対方向に回転するため、図2に示すように、間隔が
変わっても対のブレードは平行に保たれる。図2におい
て、Oはビーム通過穴の中心を示し、(a)はブレード
の間隔が小さな場合、(b)は間隔が大きな場合をそれ
ぞれ示している。図2から、対のブレードはビーム通過
穴の中心を中心として、常に回転対称の関係にあること
が分かる。
【0015】両側のブレード7の移動距離を考慮する
と、図1のスリット装置は、ブレードの間隔(スリット
幅)を0〜400μm程度の間で調節することができ
る。ユニモルフ型圧電素子6を6μm程度伸縮させるた
めには、例えば、圧電素子に印加する直流電圧を0〜1
50V程度の範囲で調節すれば良い。
【0016】なお、両方の圧電素子6の伸縮量を異なら
せることにより、スリットの開閉中心を移動させること
及びスリット間隔を調節することが可能になる。
【0017】なお、図2から分かるように、ブレード7
は開閉に伴い回転運動し、互いの平行性は保たれるもの
の、その方向が変わってしまう。比較的スリット幅を広
くして使用する場合及び回転半径を移動距離に比べて十
分大きく設定した場合、このブレードの回転運動は無視
できる。しかしながら、スリット幅10μm前後で使用
する場合は、ブレードの回転運動に伴う方向の変化を補
正することが必要となる。図3は、図1のようなスリッ
ト装置全体を回転させることにより上記補正を可能とし
た実施例を示している。
【0018】図3において、(a)はスリット装置のビ
ーム中心軸を含む断面図、(b)は(a)の左から見た
図でビーム入射方向から見た正面図、(c)は図(a)
の右から見た図でビーム射出側から見た正面図である。
図中、10は図1のスリット装置全体を示しており、そ
の詳細は図1の通りである。また、11はこのスリット
装置10を質量分析装置等に取り付けるための第2のホ
ルダである。スリット装置10と第2ホルダ11はそれ
ぞれリング12、13を有し、リング12と13はラジ
アルベアリング14を介して相互に回転自在に嵌合され
ている。そのため、スリット装置10は第2ホルダ11
に対してその中心軸の周りで回転可能になっている。第
2ホルダ11とスリット装置10のホルダ1の間には引
張バネ16が掛けられており、第2ホルダ11を固定し
て考えると、バネ16によりスリット装置10に時計方
向の回転力が与えられる。
【0019】また、第2ホルダ11には、ホルダ1にお
ける変位拡大機構3と同様の変位拡大機構3′が1個設
けられている。この変位拡大機構3′は、変位拡大機構
3と同様に、ワイヤーカット加工等により貫通溝を開け
ることにより設けられ、直列接続された2つの梃子
4′、5′から構成される。梃子4′の支点から相対的
に短い距離の位置において、ユニモルフ型圧電素子6′
が連結されている。梃子5′の支点から相対的に長い距
離の先端には、リング13、12を貫通してスリット装
置10のホルダ1まで伸びるレバー17が取り付けられ
ている。レバー17の先端は、ホルダ1の通気用穴9の
一端と係合しており、引張バネ16による回転力に対す
るストッパーの作用をしている。
【0020】この様な構成において、ユニモルフ型圧電
素子6′の印加電圧を調節すると、その変位は変位拡大
機構3′で拡大されてレバー17に伝達される。第2ホ
ルダ11に対してスリット装置10が印加電圧に応じて
回転する。上記したように、スリット装置10の2個の
圧電素子6、6の印加電圧を変化させてブレード7、7
間を平行を保ちながら開閉すると、その開閉に伴ってブ
レードもその中心の周りで回転する。そこで、圧電素子
6′の印加電圧を圧電素子6、6の印加電圧に応じて変
化させると、レバー17がホルダ1を回転させ、スリッ
トの方向を元のままに正しく保ってスリット幅のみを調
整することができる。
【0021】図4は、本発明の他の実施例を示す平面図
である。図4において、21は燐青銅等の金属の板から
なる円板状のホルダであり、中心部分に空間22が開け
られている。この空間22にそれぞれ独立の変位拡大機
構23,23が収容されている。
【0022】各変位拡大機構23は、直列接続された2
つの梃子24、25からなる。第1の梃子24は、ホル
ダ21に固定された軸受体20の一端に設けられた軸受
1によって支持されており、第2の梃子25は軸受体
20の他端に設けられた軸受C2 によって支持されてい
る。また、梃子24は軸受C1 による支持位置から距離
11離れた位置(力点)において、一端がホルダ21に
ビス28で固定されたユニモルフ型圧電素子26の他端
に連結されている。一方、梃子24の他端は、軸受C1
による支持位置からL11よりも長い距離L12離れた位置
(作用点)において梃子25に接続されている。
【0023】梃子24の作用点は、梃子25の軸受C2
による支持位置から距離L21離れた位置(梃子25の力
点)に接続されている。梃子25の軸受C2 による支持
位置からL21よりも長い距離L22離れた梃子25の先端
(梃子25の作用点)には、スリットを構成するの一方
のブレード27が取り付けられている。
【0024】このような構造を持つ一対の変位拡大機構
23,23の分解を防ぐため、一対の円板状押さえ板2
9が、ホルダ21を上下に挟むようにホルダ21に固定
されている。30は、押さえ板29をホルダ21に固定
するためのビスを通す穴である。なお、図4では、上側
の押さえ板が省略されている。
【0025】この押さえ板30には、梃子25の移動を
規制するピン31が植え込まれている。そして、梃子2
5をこのピン31に押し付けるために、バネ32が軸受
体20と梃子25の間に介在させられている。更に、押
さえ板30には、ビーム通過穴32が開けられている。
【0026】図4の状態は、圧電素子26が最も縮んだ
状態を示している。この状態では、梃子25はピンに当
接し、そして、2つのブレード27も接触してスリット
幅は零である。
【0027】次に、両方のユニモルフ型圧電素子26を
伸びるように動作させると、梃子24が軸受C1 による
支持位置を中心として回転する。その際、軸受C1 は梃
子24に形成された半円筒形の突起を2つの斜面で受け
る構造であるため、梃子24はずれやガタなど無くスム
ーズに回転する。この梃子24の回転に伴い、梃子25
もバネ32による力に抗して回転するため、梃子25の
先端に取り付けられたブレード7は相互に離れる方向に
移動する。その移動距離は、図1の実施例と同様、圧電
素子の伸び量に梃子24と梃子25の変位拡大率を掛け
合わせたものである。
【0028】以上、本発明のスリット装置を実施例に基
づいて説明してきたが、本発明はこれら実施例に限定さ
れず種々の変形が可能である。例えば、変位拡大機構に
おける直列接続する梃子の数は2個に限らず3個以上で
あってもよい。また、その駆動機構はユニモルフ型圧電
素子に限らず、他の駆動素子であってもよい。
【0029】さらに、図3の実施例では、第2のホルダ
に設けた圧電素子により第1のホルダ全体を回転させる
ようにしたが、第1のホルダを回転させる手段は圧電素
子に限らず、例えばパルスモータなどを用いて回転させ
るようにしても良い。その場合には、レバー17に代え
てカムをホルダ1に当接させ、このカムをパルスモータ
ーによって回転させることによりホルダ1を回転させる
様にすることが考えられる。また、本発明のスリット装
置は、質量分析装置に限らず、ビームを制限するための
スリット装置に全般的に適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のスリット装置によると、複数の直列接続した梃子から
なる2個の変位拡大機構を設け、各変位拡大機構の入力
端に一軸方向に伸縮する圧電素子を取り付け、各変位拡
大機構の出力端にブレードを取り付け、両ブレードによ
り開閉自在のスリットを形成するようにしたので、部品
点数は大幅に少なくなり、組立が容易になり、その際の
組立誤差が減少する。加えて、装置が小型になると共
に、スリット幅の制御が容易になる。さらに、スリット
の回転を補償する回転機構を加えることにより、開閉に
伴うスリットの回転を防ぐことができる。さらに、マニ
ュアルによる回転機構が必要なくなり、電気的にその調
整が行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のスリット装置の正面図と
断面図である。
【図2】ブレードの移動に伴う回転を説明するための図
である。
【図3】第2実施例のスリット装置の断面図とその両側
から見た図である。
【図4】第3実施例のスリット装置の正面図である。
【符号の説明】
1 、P2 …支点 1…ホルダ 2…貫通溝 3、3′…変位拡大機構 4、4′…第1の梃子 5、5′…第2の梃子 6、6′…ユニモルフ型圧電素子 7…ブレード 8…ビス 9…通気用穴 10…スリット装置 11…第2ホルダ 12、13…リング 14…ラジアルベアリング 15…フランジ 16…引張バネ 17…レバー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部分にビーム通過孔を有するホルダ
    と、該ビーム通過孔を塞ぐ事ができる様に配置される一
    対のブレードと、各ブレードが作用点側に取り付けられ
    る一対の変位拡大機構であって複数の直列接続した梃子
    からなる変位拡大機構と、各変位拡大機構の力点とホル
    ダとの間に介在させられる一軸方向に伸縮する圧電素子
    とを備え、圧電素子及び変位拡大機構により両ブレード
    をビームに対して直交する面内で変位させて開閉自在の
    スリットを形成するようにしたことを特徴とするスリッ
    ト装置。
  2. 【請求項2】 前記変位拡大機構は、ビーム通過孔を中
    心として回転対称に配置される請求項1記載のスリット
    装置。
  3. 【請求項3】 前記変位拡大機構は1枚のフランジに貫
    通溝を切り込むことにより形成される請求項1又は2記
    載のスリット装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1記載のスリット装置であっ
    て、前記ホルダ、ブレード、変位拡大機構及び圧電素子
    の全体を、第2のホルダに前記ビーム通過孔を中心とし
    て回転可能に保持すると共に、回転駆動手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のスリット装置。
  5. 【請求項5】 前記回転駆動手段は2枚のブレードの間
    隔の変化に伴うスリットの方向変化を打ち消すように前
    記ホルダ、ブレード、変位拡大機構及び圧電素子の全体
    を回転させることを特徴とする請求項4記載のスリット
    装置。
  6. 【請求項6】 前記回転駆動手段はパルスモータである
    請求項4又は5記載のスリット装置。
  7. 【請求項7】 前記回転駆動手段は、第1のホルダと第
    2のホルダの間に掛け渡される弾性体と、第2のホルダ
    に取り付けられ第1のホルダと係合して前記弾性体によ
    り与えられる第1のホルダの回転を制限するストッパ部
    材と、該ストッパ部材を移動させる移動手段とを備える
    ことを特徴とする請求項4又は5記載のスリット装置。
  8. 【請求項8】 前記移動手段は、圧電素子の伸縮変化を
    拡大するために複数のてこを直列接続した変位拡大機構
    であって、作用点側に前記ストッパ部材を取り付けた変
    位拡大機構を含む事を特徴とする請求項7記載のスリッ
    ト装置。
JP6190478A 1993-08-18 1994-08-12 スリット装置 Withdrawn JPH07111143A (ja)

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JP5-204150 1993-08-18
JP20415093 1993-08-18
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