JPH07111044A - ディジタル信号磁気記録再生装置 - Google Patents

ディジタル信号磁気記録再生装置

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JPH07111044A
JPH07111044A JP25684293A JP25684293A JPH07111044A JP H07111044 A JPH07111044 A JP H07111044A JP 25684293 A JP25684293 A JP 25684293A JP 25684293 A JP25684293 A JP 25684293A JP H07111044 A JPH07111044 A JP H07111044A
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digital signal
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Application number
JP25684293A
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English (en)
Inventor
Yoshihito Nakatsu
悦人 中津
Hiroshi Higashiya
比呂志 東谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短い同期符号でもほとんど誤ること無く同期
符号位置の検出ができる同期符号多重部と同期符号検出
部とを有したディジタル信号磁気記録再生装置を提供す
る。 【構成】 同期符号・ID符号発生部3から出力される
誤りにくい符号(信号部に存在しない専用符号でも良
い)を多用した同期符号列を、記録ブロック生成回路2
により出力されるブロックに分割され誤り訂正符号が付
加された3ビットのパラレルデータ列210に多重する
時間軸多重回路4と、多重された8値符号列410が8
点のうちの対応する点(符号点)に割り振られ、その符
号点の示すI信号510とQ信号520とを出力するマ
ッピング回路5と、多値搬送波変調方式での記録再生部
と、復号器22と、同期符号検出回路23とより成る構
成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル信号を磁気
記録媒体に記録するためのディジタル信号磁気記録再生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル信号磁気記録再生装置
においては、2値信号の飽和記録を基本としてNRZI
方式や8−10変換方式などのベースバンドでの記録変
調方式が用いられている。これら2値ベースバンド変調
方式の詳細は、「ディジタルビデオ記録技術」、日刊工
業新聞社発行、p36〜p52に記載されている。
【0003】2値ベースバンド変調方式を用いたディジ
タル信号磁気記録再生装置においては、入力されるディ
ジタル信号はブロックに分割され、ブロック単位に誤り
訂正符号(ECC符号)が付加される。各ブロックには
ECC符号の他にブロック番号などのブロック情報を示
すID符号やブロックの先頭を示す同期符号が付加され
る。ECC符号とID符号と同期符号とが付加された記
録信号は、上述したように2値ベースバンド変調されて
磁気記録媒体に記録される。
【0004】磁気記録媒体より再生され、復号されたデ
ィジタル信号は誤り訂正を行うためにブロック毎に分割
される。そのブロックの区切りを決めるために、再生デ
ィジタル信号より同期符号の検出が行われる。検出され
た同期信号に応じて復号ディジタル信号はブロックに分
割され、誤り訂正・修正され、ディジタル信号が出力さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように2値ベースバンド変調方式において同期符号を検
出する場合、再生され復号されたディジタル信号のビッ
ト誤り率(BER)は特殊再生などの最悪状態では10
-2〜10-3程度であるため、誤ることなく同期符号を検
出するためには長いビット長からなる同期符号が必要と
なる。例えば、放送用のディジタルVTRであるD1お
よびD2−VTRでは同期符号は16ビットからなる。
このため、記録するディジタル信号に含まれる映像信号
以外の冗長部が無視できない量になる。また、同期符号
部のBERは信号部の値と同じで最悪10-2〜10-3
あり、信号部にも同期符号と同じビット列が存在するこ
とも有り得るため、同期符号を誤検出する頻度も十分小
さいとは言えない。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、短いビット
長の同期符号を付加するだけで、再生時において、ほと
んど誤ること無く同期符号の検出ができるディジタル信
号磁気記録再生装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のディジタル信号磁気記録再生装置は、入力
されるディジタル信号をブロック単位に分割し、さらに
誤り訂正符号を付加した後にNビット(Nは1以上の整
数)毎に符号化して2N 値符号を出力する記録ブロック
生成回路と、ブロックの先頭にL個(Lは1以上の整
数)の2N 値符号より成る同期符号列を付加する同期符
号列付加部と、前記同期符号列付加部からの2N 値符号
を直交平面上の所定の2N 個の点のうちの対応する符号
点に割り当て、前記符号点に対応する2系統の信号を出
力するマッピング回路と、前記2系統の信号を直交変調
し変調信号を出力する直交変調器と、前記変調信号を磁
気ヘッドを介して磁気記録媒体に記録再生する磁気記録
再生部と、前記磁気記録再生部からの再生変調信号を2
系統の復調信号に復調する復調器と、前記2系統の復調
信号を復号しNビットのディジタル信号を表す復号符号
を出力する復号器と、前記復号符号より同期符号列部を
検出しブロックの区切りを示すブロック同期信号を出力
するブロック同期検出部と、前記復号符号と前記ブロッ
ク同期信号とを入力とし、ブロック毎に誤り訂正・修正
を行いディジタル信号を出力する再生ブロック処理回路
とを備え、前記L個の2N 値符号より成る同期符号列部
において、少なくともL/2個の符号は、2N 個の符号
点のうち隣接する符号点との最小距離の最も大きい符号
点に対応する符号であることを特徴とする構成である。
【0008】
【作用】本発明は、上記の構成によって、同期符号に含
まれる2N 値符号のうちの多くを、隣接する符号点との
最小距離の最も大きい符号点に対応する符号とするた
め、信号部での総合のBERが10-2〜10-3程度であ
っても同期符号に含まれる符号の多くはBERが10-2
〜10-3よりも小さいので、短いビット長の同期符号で
あってもほとんど誤ることなく同期符号を検出できる。
【0009】
【実施例】以下に本発明のディジタル信号磁気記録再生
装置の第一の実施例について図1を用いて説明する。図
1は本発明の第一の実施例のディジタル信号磁気記録再
生装置のブロック図である。
【0010】図1において、まず入力端子1より入力さ
れた8ビットのパラレルデータ110は記録ブロック生
成回路2によりブロックに分割され誤り訂正符号(EC
C符号)が付加された後、3ビットのパラレルデータ列
210に変換される。ECC符号としては一般的に広く
用いられているリードソロモン符号を用いる(詳細につ
いては、「ディジタルビデオ記録技術」、日刊工業新聞
社発行、p109〜p114に記載されている)。3は
同期符号列とID符号列を発生する同期符号・ID符号
発生部である。
【0011】3ビットのパラレルデータ列いわゆる8値
符号列は時間軸多重回路4に入力され、ブロックの先頭
にL個の8値符号(S1 〜SL )よりなる同期符号列3
10が、その直後にブロック情報を示すID符号列が時
間軸多重される。同期符号列とID符号列とが多重され
たブロックは、図2に示すように、同期符号列、ID符
号列、データとECC符号の混在した符号列(C1 〜C
K )という構成になっている。
【0012】同期符号列とID符号列との多重された8
値符号列410はマッピング回路5に入力される。マッ
ピング回路5では、入力される8値符号が図3に示す8
点(A〜H)のうちの対応する点(符号点)に割り振ら
れ、その符号点の示すI信号510とQ信号520とが
出力される。なお、マッピング回路5は読みだし専用メ
モリ(ROM)で構成でき、3ビットのパラレルデータ
に対する出力I信号とQ信号との信号レベルが記憶され
ている。
【0013】同期符号列を構成する8値符号のうちの半
分以上は、隣接する符号点との最小距離が最も大きい符
号点Hに対応する符号である。つまり、符号点Hの他の
符号点との最小距離(例えば点Hと点Aとの距離)は、
点H以外の符号点の他の符号点との最小距離(例えば点
Bと点Aとの距離)より大きい。よって、符号点Hに対
応する符号は他の符号と比べて誤り難く、この符号を多
用することで同期符号列が短くても同期符号列の検出を
誤ることが少ない。また、同期符号列を構成する8値符
号の全てが符号点Hに対応する符号であっても良い。
【0014】マッピング回路5より出力されるI信号5
10とQ信号520とはD/A変換器6、7によりアナ
ログ信号となり、それぞれローパスフィルタ(LPF)
8、9を経て、直交変調器11に入力される。直交変調
器11では、2系統の入力810、910を直交する搬
送波で振幅変調し、加算して出力する。直交変調器11
の出力111は記録アンプを経て記録磁気ヘッド12に
より磁気記録媒体13に記録される。
【0015】再生磁気ヘッド14により磁気記録媒体1
3より再生される信号は再生アンプを経た後、搬送波再
生回路15、クロック再生回路16、直交検波器17に
入力される。搬送波再生回路15では、復調するために
必要な搬送波151を再生する。搬送波再生にはフィー
ドバック制御型PLLを用いる(詳細は「情報通信にお
けるディジタル信号処理」、村野和雄 海上重之著、昭
晃堂発行、p81−86に記載されている)。
【0016】クロック再生回路16では、復調信号より
符号を判定するための検出タイミングを示すクロック1
61を再生する。再生する方法は、非線形な操作を用い
た自己同期法を用いる(詳細は「情報通信におけるディ
ジタル信号処理」、村野和雄海上重之著、昭晃堂発行、
p87−90に記載されている)。
【0017】直交検波器17では、搬送波再生回路15
からの再生搬送波信号151とそれを90度位相をずら
した信号152とで変調信号171を直交検波すること
で復調I信号172と復調Q信号173とを出力する。
復調I信号172と復調Q信号173とはそれぞれLP
F18、19を経て、A/D変換器20、21でディジ
タル信号に変換される。A/D変換器20、21では、
検出のタイミングを示すクロック再生回路16からの再
生クロック161に同期してディジタル信号に変換され
る。
【0018】ディジタルI信号201とディジタルQ信
号211とは復号器22に入力される。復号器22で
は、ディジタルI信号201とディジタルQ信号211
とが示す直交平面上の信号点が8つの符号点のうちでど
れに一番近いかで対応する符号が判定される。つまり図
4に示す点線で区分けされた8つの領域(a〜h)のど
の領域に信号点が存在するかで対応する符号が判定さ
れ、8値符号221が出力される。復号器22はROM
で構成でき、ROMには入力されるI信号とQ信号との
全ての組合せに対応する判定結果が記憶されている。復
号器22の出力である8値符号(3ビットのディジタル
信号列)221は同期符号検出回路23と再生ブロック
処理回路24とに入力される。
【0019】同期符号検出回路23では、入力される符
号列が記録前に多重した同期符号列と同じパターンの符
号列か否かを判定することで同期符号列を検出し、その
結果ブロックの先頭位置を示すブロック同期信号231
を出力する。同期符号検出回路23は、同期符号列がL
個の8値符号(S1 〜SL )である場合には、図5に示
すように(L−1)個の遅延器とL個の符号列の一致判
定回路で構成できる。
【0020】再生ブロック処理回路24では、ブロック
同期信号231により8値符号221をブロック毎に分
割し、ブロック毎に誤り訂正・修正を行い、8ビットの
パラレルデータ241を出力端子25より出力する。
【0021】ここでは、入出力データとして8ビットの
パラレルデータとしたがその他のビット数のパラレルデ
ータでも同様である。また記録符号としては3ビットよ
り成る8値符号の場合で説明したが、その他の多値数・
符号点配置の多値符号でも同様に成り立つ。
【0022】以上の構成により第一の実施例において
は、同期符号列を構成する符号の多くを他の符号と比べ
て誤りにくい符号としているため、短い同期符号列であ
ってもほとんど誤ることなく同期符号列が検出できる。
【0023】次に、本発明の第二の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図6は本発明の第二の実施
例を示すブロック図である。図6において、まず入力端
子1より入力された8ビットのパラレルデータ110は
記録ブロック生成回路2によりブロックに分割されEC
C符号が付加された後、3ビットのパラレルデータ列2
10に変換される。ECC符号としては一般的に広く用
いられているリードソロモン符号を用いる。
【0024】3ビットのパラレルデータ列いわゆる8値
符号(符号値0〜7)列は時間軸多重回路4に入力さ
れ、時間軸多重回路4では、ブロックの先頭に8値符号
とは異なる符号(符号値8)を含む同期符号列310
(S1 〜SL )が、その直後にブロック情報を示すID
符号列が時間軸多重される。つまり、信号部は符号値0
〜7の8値符号より構成され、同期部は符号値0〜7以
外に符号値8の専用符号を含む9値符号より構成され
る。同期符号列とID符号列とが多重されたブロック
は、図2に示すように、同期符号列、ID符号列、デー
タとECC符号の混在した符号列(C1 〜CK )という
構成になっている。
【0025】同期符号列とID符号列との多重された9
値符号列410はマッピング回路5に入力される。マッ
ピング回路5では、入力される9値符号が図7に示す9
点(A〜I)のうちの対応する符号点に割り振られ、そ
の符号点の示すI信号510とQ信号520とが出力さ
れる。符号値0〜7の8値符号は図7の符号点A〜Hに
対応する符号であり、符号値8の同期符号専用の符号
は、隣接する符号点との最小距離が最も大きい符号点I
に対応する符号である。なお、マッピング回路5はRO
Mで構成でき、9値符号列410に対する出力I信号と
Q信号との信号レベルが記憶されている。
【0026】同期符号列を構成する9値符号のうちの半
分以上は符号値8の同期符号専用の符号である。この符
号は他の符号と比べて誤り難く、この符号を多用するこ
とで同期符号列が短くても同期符号列の検出を誤ること
が少ない。また、同期符号専用の符号を設けることで、
信号部に同期符号列と同じパターンあるいは類似したパ
ターンの符号列が存在することも無いため、同期符号列
の検出を誤ることが非常に少ない。また、同期符号列を
構成する9値符号の全てが符号値8の同期符号専用の符
号であっても良い。
【0027】マッピング回路5より出力されるI信号5
10とQ信号520とはD/A変換器6、7によりアナ
ログ信号となり、それぞれLPF8、9を経て、直交変
調器11に入力される。直交変調器11では、2系統の
入力810、910を直交する搬送波で振幅変調し、加
算して出力する。直交変調器の出力111は記録アンプ
を経て記録磁気ヘッド12により磁気記録媒体13に記
録される。
【0028】再生磁気ヘッド14により磁気記録媒体1
3より再生される信号は再生アンプを経た後、搬送波再
生回路15、クロック再生回路16、直交検波器17に
入力される。搬送波再生回路15では、復調するために
必要な搬送波151を再生する。搬送波再生にはフィー
ドバック制御型PLLを用いる。クロック再生回路16
では、復調信号より符号を判定するための検出タイミン
グを示すクロック161を再生する。再生する方法は、
非線形な操作を用いた自己同期法を用いる。
【0029】直交検波器17では、搬送波再生回路15
からの再生搬送波信号151とそれを90度位相をずら
した信号152とで変調信号171を直交検波すること
で復調I信号172と復調Q信号173とを出力する。
復調I信号172と復調Q信号173とはそれぞれLP
F18、19を経て、A/D変換器20、21でディジ
タル信号に変換される。A/D変換器20、21では、
検出のタイミングを示すクロック再生回路16からの再
生クロック161に同期してディジタル信号に変換され
る。
【0030】ディジタルI信号201とディジタルQ信
号211とは復号器26に入力される。復号器26で
は、9値符号への復号と8値符号への復号とが同時に行
われる。9値符号への復号においては、ディジタルI信
号201とディジタルQ信号211とが示す直交平面上
の信号点が9つの符号点(A〜I)のうちでどれに一番
近いかで対応する符号が判定される。つまり図8に示す
点線で区分けされた9つの領域(a〜i)のどの領域に
信号点が存在するかで対応する符号が判定され、9値符
号261が出力される。
【0031】また8値符号への復号においては、ディジ
タルI信号201とディジタルQ信号211とが示す直
交平面上の信号点が符号値0〜7の8つの符号点のうち
でどれに一番近いかで対応する符号が判定される。つま
り図9に示す点線で区分けされた8つの領域(a〜h)
のどの領域に信号点が存在するかで対応する符号が判定
され、8値符号262が出力される。復号器26は2つ
のROMで構成でき、それぞれのROMには入力される
I信号とQ信号との全ての組合せに対応する判定結果が
記憶されている。復号器26の出力である9値符号26
1は同期符号検出回路23に、8値符号262は再生ブ
ロック処理回路24に入力される。
【0032】同期符号検出回路23では同期符号列を検
出し、その結果ブロックの先頭位置を示すブロック同期
信号231を出力する。同期符号検出回路23は、同期
符号列がL個の9値符号(S1 〜SL )である場合に
は、図5に示すように(L−1)個の遅延器とL個の符
号列の一致判定回路で構成できる。
【0033】再生ブロック処理回路24では、ブロック
同期信号231により8値符号262をブロック毎に分
割し、ブロック毎に誤り訂正・修正を行い、8ビットの
パラレルデータ241を出力端子25より出力する。
【0034】ここでは、入出力データとして8ビットの
パラレルデータとしたがその他のビット数のパラレルデ
ータでも同様である。また記録符号としては3ビットよ
り成る8値符号に同期符号専用の1種類の符号を付加し
た9値符号の場合で説明したが、その他の多値数・符号
点配置の多値符号でも同様に成り立つ。
【0035】以上の構成により第二の実施例において
は、同期符号列を構成する符号のうちの多くを他の符号
と比べて誤り難い同期符号専用の符号としているため、
同期符号列が短くても同期符号列の検出を誤ることが少
ない。また、同期符号専用の符号を設けることで、信号
部に同期符号列と同じパターンあるいは類似したパター
ンの符号列が存在することも無いため、同期符号列の検
出を誤ることが非常に少なくて済む。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、同期符号
列を構成する符号のうちの多くを他の符号と比べて誤り
難い符号としているため、同期符号列が短くても同期符
号列の検出を誤ることが少ない。また、同期符号専用の
符号を設けることで、信号部に同期符号列と同じパター
ンあるいは類似したパターンの符号列が存在することも
無いため、同期符号列の検出を誤る頻度を非常に少なく
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例のディジタル信号磁気記
録再生装置のブロック図
【図2】本発明の第一と第二との実施例における複数の
符号よりなるブロックの構成を示す概略図
【図3】本発明の第一の実施例における8値符号に対応
する符号点を示す概略図
【図4】本発明の第一の実施例における復調信号を8値
符号に復号する場合の判定領域を示す概略図
【図5】本発明の第一と第二との実施例のディジタル信
号磁気記録再生装置における同期符号検出部の構成を示
すブロック図
【図6】本発明の第二の実施例のディジタル信号磁気記
録再生装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第二の実施例における9値符号に対応
する符号点を示す概略図
【図8】本発明の第二の実施例における復調信号を9値
符号に復号する場合の判定領域を示す概略図
【図9】本発明の第二の実施例における復調信号を8値
符号に復号する場合の判定領域を示す概略図
【符号の説明】
2 記録ブロック生成回路 3 同期符号・ID符号発生部 4 時間軸多重回路 5 マッピング回路 11 直交変調器 12 記録磁気ヘッド 13 磁気記録媒体 14 再生磁気ヘッド 15 搬送波再生回路 16 クロック再生回路 17 直交検波器 22、26 復号器 23 同期符号検出回路 24 再生ブロック処理回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるディジタル信号をブロック単位
    に分割し、さらに誤り訂正符号を付加した後にNビット
    (Nは1以上の整数)毎に符号化して2N 値符号を出力
    する記録ブロック生成回路と、ブロックの所定の部分に
    L個(Lは1以上の整数)の2N 値符号より成る同期符
    号列を付加する同期符号列付加部と、前記同期符号列付
    加部からの2N 値符号を直交平面上の所定の2N 個の点
    のうちの対応する符号点に割り当て、前記符号点に対応
    する2系統の信号を出力するマッピング回路と、前記2
    系統の信号を直交変調し変調信号を出力する直交変調器
    と、前記変調信号を磁気ヘッドを介して磁気記録媒体に
    記録再生する磁気記録再生部と、前記磁気記録再生部か
    らの再生変調信号を2系統の復調信号に復調する復調器
    と、前記2系統の復調信号を復号しNビットのディジタ
    ル信号を表す復号符号を出力する復号器と、前記復号符
    号より同期符号列部を検出しブロックの区切りを示すブ
    ロック同期信号を出力するブロック同期検出部と、前記
    復号符号と前記ブロック同期信号とを入力とし、ブロッ
    ク毎に誤り訂正・修正を行いディジタル信号を出力する
    再生ブロック処理回路とを備え、 前記L個の2N 値符号より成る同期符号列部において、
    少なくともL/2個の符号は、2N 個の符号点のうち隣
    接する符号点との最小距離の最も大きい符号点に対応す
    る符号であることを特徴とするディジタル信号磁気記録
    再生装置。
  2. 【請求項2】L個の2N 値符号より成る同期符号列部に
    おいて、L個全ての符号は、2N 個の符号点のうち隣接
    する符号点との最小距離の最も大きい符号点に対応する
    符号であることを特徴とする請求項1記載のディジタル
    信号磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】入力されるディジタル信号をブロック単位
    に分割し、さらに誤り訂正符号を付加した後にNビット
    (Nは1以上の整数)毎に符号化して2N 値符号を出力
    する記録ブロック生成回路と、ブロックの所定の部分に
    N 値符号とは異なるM種類(Mは1以上の整数)の符
    号を含むL個(Lは1以上の整数)の符号より成る同期
    符号列を付加する同期符号列付加部と、前記同期符号列
    付加部からの(2N +M)値符号を直交平面上の所定の
    (2N +M)個の点のうちの対応する符号点に割り当
    て、前記符号点に対応する2系統の信号を出力するマッ
    ピング回路と、前記2系統の信号を直交変調し変調信号
    を出力する直交変調器と、前記変調信号を磁気ヘッドを
    介して磁気記録媒体に記録再生する磁気記録再生部と、
    前記磁気記録再生部からの再生変調信号を2系統の復調
    信号に復調する復調器と、前記2系統の復調信号を復号
    し復号符号を出力する復号器と、前記復号符号より同期
    符号列部を検出しブロックの区切りを示すブロック同期
    信号を出力するブロック同期検出部と、前記復号符号と
    前記ブロック同期信号とを入力とし、ブロック毎に誤り
    訂正・修正を行いディジタル信号を出力する再生ブロッ
    ク処理回路とより成ることを特徴とするディジタル信号
    磁気記録再生装置。
  4. 【請求項4】2N 値符号とは異なるM種類の符号に対応
    する符号点の隣接する符号点との最小距離は、2N 値符
    号に対応する符号点の隣接する符号点との最小距離と同
    じかあるいは大きいことを特徴とする請求項3記載のデ
    ィジタル信号磁気記録再生装置。
  5. 【請求項5】L個の符号より成る同期符号列部におい
    て、少なくともL/2個の符号は、2N 値符号とは異な
    るM種類の符号のうちのいずれかであることを特徴とす
    る請求項4記載のディジタル信号磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】L個の符号より成る同期符号列部におい
    て、L個全ての符号は、同一の符号であることを特徴と
    する請求項5記載のディジタル信号磁気記録再生装置。
JP25684293A 1993-10-14 1993-10-14 ディジタル信号磁気記録再生装置 Pending JPH07111044A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015049924A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 エルエスアイ コーポレーション 直交振幅変調を有するアレイリーダーベースの磁気記録システム

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