JPH07110720A - ドロップ式電源 - Google Patents

ドロップ式電源

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Publication number
JPH07110720A
JPH07110720A JP25685293A JP25685293A JPH07110720A JP H07110720 A JPH07110720 A JP H07110720A JP 25685293 A JP25685293 A JP 25685293A JP 25685293 A JP25685293 A JP 25685293A JP H07110720 A JPH07110720 A JP H07110720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
smoothing capacitor
drop
voltage
resistor
power source
Prior art date
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Pending
Application number
JP25685293A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Miyano
浩一 宮野
Kazuo Nishida
一夫 西田
Tetsuro Nagahisa
哲朗 長久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP25685293A priority Critical patent/JPH07110720A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 平滑用のコンデンサーを小型化することで、
実装を容易に行えるとともに、電圧降下用の抵抗での消
費電力を抑制する。 【構成】 交流電源からの電流を整流するダイオードブ
リッジ1の正極側にはドロップ抵抗2が接続され、また
負極側には定電圧ダイオード3が接続されている。平滑
コンデンサー4はドロップ抵抗2と直列に接続され、制
限抵抗5はドロップ抵抗2及び平滑コンデンサー4が接
続されている端子と定電圧ダイオード3ノカソードとの
間に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドロップ式電源に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ドロップ式電源は消費電流の少な
い回路を動かす場合に使用されている。
【0003】以下、従来のドロップ式電源について図4
を用いて説明する。図4において、ダイオードブリッジ
101には、電圧を降下するドロップ抵抗102と定電
圧ダイオード103と平滑コンデンサー104が接続さ
れ、ドロップ抵抗102及び定電圧ダイオード103と
平滑コンデンサー104とは並列に接続されている。
【0004】以上のように構成されたドロップ式電源に
おいて、ダイオードブリッジ101に交流電源を投入す
ると交流入力は全波整流されて平滑コンデンサー104
に電気が蓄えられる。同時にドロップ抵抗102に電流
が流れ始め定電圧ダイオード103の両端は定電圧ダイ
オード103により一定電圧に保たれる。定電圧ダイオ
ード103の両端に負荷を接続することでDC電源とし
て使用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、平滑コンデンサー104の両端に交流電
源の最大値と同じ電圧が加わるため、平滑コンデンサー
104の容積が大きくなり、このため実装が難しく部品
コストが高いという問題点を有していた。また、電圧降
下のドロップ抵抗102には平滑コンデンサー104で
平滑された電圧が加わるため、消費電力が大きく発熱量
も大きいという問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、平滑用のコンデンサーを小型化する事で実装性
を向上させるとともに、電圧降下用の抵抗での消費電力
を抑える効率の良いドロップ式電源を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、第1の手段として、交流電源に接続され前
記交流電源からの電流を整流する整流素子と、片側の端
子が前記整流素子の正極側に接続され全波整流の電圧を
下げるドロップ抵抗と、前記ドロップ抵抗と直列に接続
して全波整流を平滑する平滑コンデンサーと、前記整流
素子の負極側にアノードが接続され前記平滑コンデンサ
ーとは並列に配される定電圧ダイオードと、前記平滑コ
ンデンサーと前記ドロップ抵抗との接続端子と前記定電
圧ダイオードのカソードとの間に接続され前記平滑コン
デンサーから流れ出る電流を制限する制限抵抗とを有す
るものとした。
【0008】また、第2の手段として、交流電源と整流
素子との間に全波整流の電圧を降下させるドロップコン
デンサーを配し、定電圧ダイオードのアノードを前記整
流素子の負極側に接続するとともに、前記定電圧ダイオ
ードを前記整流素子とは直列に、そして平滑コンデンサ
とは並列に接続するものとした。
【0009】
【作用】上記第1の手段により、ドロップ抵抗によって
電源投入時の突入電流が抑制され、また平滑コンデンサ
ーに加わる電圧は制限を抵抗で分圧される。
【0010】また、上記第2の手段により電圧降下をコ
ンデンサーで行うため、抵抗での発熱が抑えられる。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
1を参照しながら説明する。
【0012】交流電源には、この交流電源からの電流を
整流する整流素子であるダイオードブリッジ1と、全波
整流の電圧を下げるドロップ抵抗2と、一定電圧を得る
ための定電圧ダイオード3と、全波整流を平滑する平滑
コンデンサー4と、平滑コンデンサー4から流れ出る電
流を制限する制限抵抗5が接続されている。ドロップ抵
抗2は片側の端子がダイオードブリッジ1の正極側に接
続され、定電圧ダイオード3はそのアノードがダイオー
ドブリッジ1の負極側に接続されている。平滑コンデン
サー4はドロップ抵抗2と直列に接続され、制限抵抗5
はドロップ抵抗2及び平滑コンデンサーが接続されてい
る端子と定電圧ダイオード3のカソードとの間に接続さ
れている。
【0013】以上のように構成されたドロップ式電源に
おいて、交流電源を始動すると交流入力は全波整流され
て同時にドロップ抵抗2に電流が流れ始める。ドロップ
抵抗2に流れた電流は次に平滑コンデンサー4に流れ込
み平滑コンデンサー4に電気が蓄えられる。平滑コンデ
ンサー4に電気が蓄えられると制限抵抗5に電流が流れ
始める。定電圧ダイオード3の両端は定電圧ダイオード
の作用により一定電圧に保たれ、両端に並列に負荷を接
続する事でDC電源となるものである。
【0014】ここで、平滑コンデンサー4の両端の電圧
波形は定電圧ダイオードの定格、ドロップ抵抗2の抵抗
値、制限抵抗5の抵抗値で決まるものである。また、ド
ロップ抵抗2にはダイオードブリッジ1から出力される
電圧波形から平滑コンデンサー4の両端の電圧波形を差
し引いた電圧がかかり、脈流電流が流れる。このため
に、平滑用コンデンサー4は耐圧の低い部品を使用で
き、またドロップ抵抗2は消費電力の小さい抵抗が使用
可能となり効率的な実装が可能となるものである。
【0015】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図2を参照しながら説明する。
【0016】ドロップ式電源は、交流電源と、この交流
電源にアノードが接続される整流ダイオード6と、整流
ダイオード6のカソードに片側の端子が接続され全波整
流の電圧を下げるドロップ抵抗2と、ドロップ抵抗2と
直列に接続され全波整流を平滑する平滑コンデンサー4
と、平滑コンデンサー4とドロップ抵抗2との接続端子
と定電圧ダイオード3との間に接続され平滑コンデンサ
ー4から流れ出る電流を制限する制限抵抗5と、制限抵
抗5と直列に接続され一定電圧を得るための定電圧ダイ
オード3が接続されている。
【0017】以上のように構成されたドロップ式電源に
おいて、交流入力を始動すると交流入力は半波整流され
て同時にドロップ抵抗2に電流が流れ始める。ドロップ
抵抗2に流れた電流は次に平滑コンデンサー4に流れ込
み平滑コンデンサー4に電気が蓄えられる。平滑コンデ
ンサー4に電気が蓄えられると制限抵抗5に電流が流れ
始める。定電圧ダイオードの両端は定電圧ダイオードの
作用により一定電圧に保たれ、両端に並列に負荷を接続
する事でDC電源となるものである。
【0018】ここで、平滑コンデンサー4の両端の電圧
波形は定電圧ダイオードの定格、ドロップ抵抗2の抵抗
値、制限抵抗5の抵抗値で決まるものである。また、ド
ロップ抵抗2には整流ダイオード6から出力される電圧
波形から平滑コンデンサー4の両端の電圧波形を差し引
いた電圧がかかり、脈流電流が流れる。このために、平
滑用コンデンサー4は耐圧の低い部品を使用でき、また
ドロップ抵抗2は消費電力の小さい抵抗が使用可能とな
り効率的な実装が可能となるものである。
【0019】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図3を参照しながら説明する。
【0020】本実施例のドロップ式電源は、交流電源
と、この交流電源に片側の端子が接続され電圧を降下さ
せるドロップコンデンサー7と、ドロップコンデンサー
7と入力端子が直列になるように接続して整流するダイ
オードブリッジ1と、ダイオードブリッジ1の出力端子
に並列に接続して全波整流を平滑する平滑コンデンサー
4と、ダイオードブリッジ1の負極側にアノードが接続
される定電圧ダイオード3と、ダイオードブリッジ1の
正極と定電圧ダイオード3のカソードとの間に接続され
平滑コンデンサー4から流れ出る電流を制限する制限抵
抗5が接続されている。
【0021】以上のように構成されたドロップ式電源に
おいて、交流電源を始動すると交流入力はドロップコン
デンサー7により電圧降下してダイオードブリッジ1に
入力される。ダイオードブリッジ1に流れた電流は全波
整流され次に平滑コンデンサー4に流れ込み平滑コンデ
ンサー4に電気が蓄えられる。平滑コンデンサー4に電
気が蓄えられると制限抵抗5に電流が流れ始める。定電
圧ダイオードの両端は定電圧ダイオードの作用により一
定電圧に保たれ、両端に並列に負荷を接続する事でDC
電源となるものである。
【0022】ここで、平滑コンデンサー4の両端の電圧
波形はドロップコンデンサー7で電圧降下した電圧で決
まるものである。このために、平滑用コンデンサー4は
耐圧の低い部品を使用でき、またドロップコンデンサー
7により電圧降下時に発生する無駄な発熱を抑えること
が可能となり効率的な実装が可能となるものである。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明のドロップ式電源
は、平滑コンデンサーをドロップ抵抗とは直列にそして
定電圧ダイオード及び制限抵抗とは並列に接続している
ので、平滑用コンデンサーの両端にかかる電圧をドロッ
プ抵抗の抵抗値で設定でき、また電源投入時の突入電流
を抑制できるとともにドロップ抵抗での消費電力を抑制
することが可能となり、その結果電源の小型化ができる
とともに実装が容易に行えるものとなる。
【0024】また、本発明において、電圧降下用として
コンデンサーを使用するした場合には事で電圧降下時に
発生する熱を抑える事ができ、平滑用コンデンサーの両
端にかかる電圧をコンデンサーの容量と制限抵抗の抵抗
値で設定できるため小型化できる優れたドロップ式DC
電源を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のドロップ式電源の回路
【図2】本発明の第2の実施例のドロップ式電源の回路
【図3】本発明の第3の実施例のドロップ式電源の回路
【図4】従来のドロップ式電源の回路図
【符号の説明】
1 ダイオードブリッジ 2 ドロップ抵抗 3 定電圧ダイオード 4 平滑コンデンサー 5 制限抵抗 6 整流ダイオード 7 ドロップコンデンサー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源に接続され前記交流電源からの
    電流を整流する整流素子と、片側の端子が前記整流素子
    の正極側に接続され全波整流の電圧を下げるドロップ抵
    抗と、前記ドロップ抵抗と直列に接続され全波整流を平
    滑する平滑コンデンサーと、前記整流素子の負極側にア
    ノードが接続され前記平滑コンデンサーとは並列に配さ
    れる定電圧ダイオードと、前記平滑コンデンサーと前記
    ドロップ抵抗との接続端子と前記定電圧ダイオードのカ
    ソードとの間に接続され前記平滑コンデンサーから流れ
    出る電流を制限する制限抵抗とを有するドロップ式電
    源。
  2. 【請求項2】 交流電源に接続され前記交流電源からの
    電流を整流する整流素子と、前記交流電源と前記整流素
    子との間に配され全波整流の電圧を降下させるドロップ
    コンデンサーと、前記整流素子の出力端子に接続され全
    波整流を平滑する平滑コンデンサーと、アノードが前記
    整流素子の負極側に接続され前記整流素子とは直列に前
    記平滑コンデンサーとは並列に配される定電圧ダイオー
    ドと、前記整流素子の正極側と前記定電圧ダイオードの
    カソードとの間に接続され前記平滑コンデンサーから流
    れ出る電流を制限する制限抵抗とを有するドロップ式電
    源。
JP25685293A 1993-10-14 1993-10-14 ドロップ式電源 Pending JPH07110720A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009027847A3 (en) * 2007-04-06 2009-06-18 Cindex Holdings Ltd A Hong Kon System for rectifying and limiting current and reducing voltage

Cited By (2)

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US7696700B2 (en) 2007-04-06 2010-04-13 Cindex Holdings Limited System for rectifying and limiting current and reducing voltage

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