JPH07109870B2 - 半導体集積回路の静電保護装置 - Google Patents

半導体集積回路の静電保護装置

Info

Publication number
JPH07109870B2
JPH07109870B2 JP63305339A JP30533988A JPH07109870B2 JP H07109870 B2 JPH07109870 B2 JP H07109870B2 JP 63305339 A JP63305339 A JP 63305339A JP 30533988 A JP30533988 A JP 30533988A JP H07109870 B2 JPH07109870 B2 JP H07109870B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostatic protection
circuit
bonding pads
protection device
integrated circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63305339A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02151063A (ja
Inventor
宏次 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP63305339A priority Critical patent/JPH07109870B2/ja
Publication of JPH02151063A publication Critical patent/JPH02151063A/ja
Publication of JPH07109870B2 publication Critical patent/JPH07109870B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体集積回路装置の静電保護装置に関し、
特に、同一の保護用回路素子に複数個のボンディングパ
ッドを接続せしめた静電保護装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の静電保護装置は、第6図に示すように、
一つのボンディングパッドに一つの静電保護回路を設け
るものであった。同図に示すように、入力用ボンディン
グパッド11は、N導電型ポリシリコン抵抗12、N導電型
拡散抵抗13を介して保護すべき内部回路へと導かれてい
るが、その途中において拡散抵抗13は、ダイオードD11
を介して接地されている。このダイオードD11は、抵抗1
3とこの抵抗がその中に形成されたPウェルとの間に形
成されたダイオードである。
[発明が解決しようとする問題点] 上述した従来の静電保護装置は、保護すべき内部回路が
接続されたボンディングパッド毎に、該パッドと保護す
べき内部回路との間に設けられるものであったので、次
の問題点を有するものであった。
一つの静電保護回路には一つのボンディングパッド
が接続されるのみであったので、設けるべき静電保護回
路の数が多くなり、その占有面積が増大する。
ボンディングパッドと内部回路との間に保護抵抗が
介在しているので信号が減衰してノイズマージンが減少
する。
保護抵抗とその浮遊容量によって信号の伝達遅延時
間が増大する。
保護抵抗による電力消費によって発熱が増加する。
[問題点を解決するための手段] 本発明の静電保護装置は、1乃至複数個の保護用回路素
子を有し、該回路素子の少なくとも1つには信号入力端
子である少なくとも2つのボンディングパッドが、それ
ぞれそのボンディングパッドに異常電圧が印加されたと
きに導通することのできる回路素子を介して接続された
ものである。そして、保護対象である内部回路は、静電
保護回路を介することなく直接ボンディングパッドに接
続されている。
[実施例] 次に、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。同図
に示されるように、互いに異なる信号が印加されるボン
ディングパッド1、2は、それぞれ、ダイオードD1、D2
を介して保護用のMOSトランジスタ8のドレインに接続
され、また、第3のダイオードD3のアノードに接続され
る。MOSトランジスタ8のゲートは抵抗Rを介して接地
され、そのソースは接地されている。また、ダイオード
D3のカソードは電源Vccに接続されている。それぞれの
ボンディングパッド1、2には保護さるべき内部回路が
直接接続されている。
第1図の回路を集積化した集積回路の平面図を第2図に
示す。それぞれ別の内部回路に接続されたボンディング
パッド1、2は、Pウェル3内に形成されたN型拡散層
4、5と接続されている。N型拡散層4、5に挟まれた
ウェル内には高濃度P型拡散層6が形成されており、こ
の領域は、NチャネルMOSトランジスタ8のドレイン領
域と接続されている。P型拡散層6とN型拡散層4、5
とによってダイオードD1、D2が形成されるが、これらの
ダイオードの逆方向耐圧は8〜15Vになるように、これ
ら各拡散層の不純物濃度はコントロールされている。P
ウェル3とN型基体との間にはダイオードD3が形成さ
れ、そして、N型基体は、ラッチアップ防止用のガード
バンドであるN型拡散層9を介して電源Vccに接続され
ている。また、MOSトランジスタ8のソース領域は電源V
ssに接続され、ゲート電極は、200Ωの抵抗値をもつポ
リシリコン抵抗7を介して電源Vssに接続されている。
このように構成することにより、本実施例装置は、ボン
ディングパッドに高電界のサージが印加された場合でも
ダイオードD1、D2が8〜15V以上の電圧によってブレー
クダウンし、次いでMOSトランジスタ8が導通してダイ
オードとの接続点を一定電位にクランプするので、保護
すべき回路が20V前後のゲート耐圧をもつ入力ゲートで
ある場合に十分な保護機能をもつ。また、通常の回路動
作時においては電源Vccの電圧を7V以上とすることがな
いので、ダイオードD1、D2はブレークダウンを起こさ
ず、相異なる機能をもつボンディングパッド間には相互
干渉が発生しない。
なお、ダイオードD1、D2のブレークダウン電圧をより低
くおさえるのであればMOSトランジスタ8の導通開始の
電圧をより高く設定すればよい。
いずれにしても、この回路においてはダイオードとMOS
トランジスタとのブレークダウン電圧の和は、保護すべ
き回路を破壊する電圧よりも十分小さく設定されなけれ
ばならない。
次に、第3図を参照して本発明の他の実施例について説
明する。この実施例では、ボンディングパッドが1個追
加されており、合計3つのボンディングパッドに対し、
1つの静電保護回路素子で間に合わせている。
この実施例では、ボンディングパッド1、2およびダイ
オードD1、D2の他に新たにボンディングパッド10とダイ
オードD4が追加されているので、レイアウトパターン面
積は、先の実施例よりもさらに減少できる。なお、ボン
ディングパッドの数が増えるにつれて、静電気放出能力
を高めるべく、NチャネルMOSトランジスタのパターン
サイズが増大するが、従来の構成に比較すれば、そのパ
ターンサイズの増大の程度はごくわずかである。
第4図は、本発明のさらに他の実施例を示す回路図であ
る。この実施例では、ボンディングパッド1、2とダイ
オードD1、D2との間に抵抗R1、R2が介在している。この
実施例によれば、サージが印加された場合のMOSトラン
ジスタの破壊を抑止することができる。
第5図は、本発明のさらにもう一つの実施例を示す回路
図である。この実施例では、ボンディングパッド間の相
互干渉を防止する回路素子としてMOSトランジスタ8a、8
bを用いており、また、静電保護用回路素子としてダイ
オードD5を用いている。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、単一の静電保護回路と
複数個の入力用等のボンディングパッドとの間に、それ
ぞれ異常電圧発生時に導通することのできる回路素子を
接続し、かつ、ボンディングパッドには、直接内部回路
を接続するものであるので、本発明によれば、次の効果
を奏することができる。
複数のボンディングパッドが1つの静電保護用回路
を共有することによって、静電保護用回路の占有面積を
低減せしめることができ、チップサイズの縮小が可能と
なる。
ボンディングパッドどうしは、通常動作状態では導
通することのない素子を2つ介して接続されるので、通
常動作時においてボンディングパッド間で干渉が生じる
ことはない。
信号は、静電保護回路を経由することなく、ボンデ
ィングパッドから直接内部回路に伝達されるので、信号
に減衰、遅れが生じることがない。
保護用回路の抵抗によって電力が消費されることが
ないので、チップの発熱が抑制される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、第2図は、
第1図の実施例の集積回路上の平面図、第3図乃至第5
図は、それぞれ、本発明の他の実施例を示す回路図、第
6図は、従来例を示す回路図である。 1、2、10、11……ボンディングパッド、3……Pウェ
ル、4、5、9……N型拡散層、6……高濃度P型拡散
層、7、12……ポリシリコン抵抗、8、8a、8b……MOS
トランジスタ、13……N型拡散抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号入力端子である少なくとも2つのボン
    ディングパッドが、それぞれのパッドに異常電圧が印加
    されたときに導通することのできる回路素子を介して同
    一の静電保護用回路素子に接続されていることを特徴と
    する半導体集積回路静電保護装置。
JP63305339A 1988-12-02 1988-12-02 半導体集積回路の静電保護装置 Expired - Lifetime JPH07109870B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63305339A JPH07109870B2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02 半導体集積回路の静電保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63305339A JPH07109870B2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02 半導体集積回路の静電保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02151063A JPH02151063A (ja) 1990-06-11
JPH07109870B2 true JPH07109870B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=17943924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63305339A Expired - Lifetime JPH07109870B2 (ja) 1988-12-02 1988-12-02 半導体集積回路の静電保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07109870B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143468A (ja) * 1984-08-07 1986-03-03 Mitsubishi Electric Corp 保護回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02151063A (ja) 1990-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4605980A (en) Integrated circuit high voltage protection
US5594611A (en) Integrated circuit input/output ESD protection circuit with gate voltage regulation and parasitic zener and junction diode
KR100260960B1 (ko) 상보형 금속 산화물 반도체 집적 회로용 정전방전보호
JP2914292B2 (ja) 半導体装置
US4745450A (en) Integrated circuit high voltage protection
JPH02138773A (ja) Mosfet
JPH02119262A (ja) 半導体装置
US4691217A (en) Semiconductor integrated circuit device
US6172861B1 (en) Protection circuit for semiconductor device
US4543593A (en) Semiconductor protective device
US5181092A (en) Input protection resistor used in input protection circuit
KR100325190B1 (ko) 반도체집적회로
JP3559075B2 (ja) Cmos技術の集積電子回路用の極性反転保護装置
JP2906749B2 (ja) 半導体装置のゲート保護装置
JPH09102551A (ja) 半導体装置
JPH07109870B2 (ja) 半導体集積回路の静電保護装置
JP2940506B2 (ja) 半導体装置
JP3932896B2 (ja) 半導体装置
JP3211871B2 (ja) 入出力保護回路
JP2555890B2 (ja) 半導体集積回路の入力保護装置
JPH0665224B2 (ja) 半導体集積回路装置
JPH0821630B2 (ja) 半導体装置
US5473182A (en) Semiconductor device
JP2926801B2 (ja) 半導体集積装置
JP3038744B2 (ja) Cmos型半導体集積回路装置