JPH07109731B2 - ガスブッシング - Google Patents

ガスブッシング

Info

Publication number
JPH07109731B2
JPH07109731B2 JP23880387A JP23880387A JPH07109731B2 JP H07109731 B2 JPH07109731 B2 JP H07109731B2 JP 23880387 A JP23880387 A JP 23880387A JP 23880387 A JP23880387 A JP 23880387A JP H07109731 B2 JPH07109731 B2 JP H07109731B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
porcelain
bushing
inner shield
flange
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23880387A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6482419A (en
Inventor
昌訓 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP23880387A priority Critical patent/JPH07109731B2/ja
Publication of JPS6482419A publication Critical patent/JPS6482419A/ja
Publication of JPH07109731B2 publication Critical patent/JPH07109731B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は内部シールドを改良したガスブッシングに関す
る。
(従来の技術) 一般に、ガスブッシングは絶縁ガスを封入した碍管内に
中心導体を挿入し、電界緩和用の内部及び外部シールド
を碍管の内側に配置して構成されている。
従来のガスブッシングは実開昭61−194221号公報等で知
られる如く第3図に示す様な構成である。即ち、絶縁ガ
スを封入した碍管1内に同心的に中心導体2が挿通され
ている。そして、碍管1は碍管フランジ3により取付フ
ランジ4を介して図示しない遮断器等機器のタンク5に
機密に接続固着されている。さらに、碍管1と中心導体
2間には中心導体2と同心的にほぼ円筒状の内部シール
ド6が挿着されている。この内部シールド6は一端を取
付フランジ4に取付中心が直径d1なる位置で固着され、
中心部が胴直径d2で中心導体2と平行に延在し、他端が
碍管フランジ3より高位置で碍管1側へ丸められてい
る。尚、この場合d1>d1とされ、碍管フランジ3と内部
シールド6との距離はl0である。
ところで、中心導体2に電圧が印加された場合、碍管フ
ランジ3端部で高い電界が発生する。このときの碍管フ
ランジ3の電界は内部シールド6の高さでほぼ決定され
るものである。しかしながら、この内部シールド6の高
さは碍管1の沿面電界及び全体の有効長を考慮すると碍
管フランジ3よりやや高い位置にすることが望ましい。
そして、碍管フランジ3への電界集中を緩和するため
に、内部シールド6の胴径d2及び丸め半径を変化させて
いるものの十分な対策とはなり得なかった。
(発明が解決しようとする問題点) このように、従来のガスブッシングにあっては、内部シ
ールドによる電界集中緩和が十分に行なわれておらず、
適切な内部シールドが望まれていた。
本発明は上記問題点を除去するために成されたもので、
電界集中を極力緩和することができる内部シールドを有
するガスブッシングを提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明においては、碍管フ
ランジの反タンク側端部近傍の径を他部より大きくし、
反タンク側端部に中心導体側に曲った曲部を有する内部
シールドを配置している。
(作 用) このように構成することにより、内部シールドと碍管フ
ランジを近接させることができ、碍管フランジへの電界
集中を効果的に緩和することができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して説
明する。第1図はガスブッシングの断面図を示してお
り、碍管1内にはSF6ガス等の絶縁ガスが封入されると
ともに中心導体2がほぼ同心的に挿通されている。そし
て、碍管1の下端部外周は碍管フランジ3により取付フ
ランジ4を介して図示しない電気機器のタンク5に気密
に固着されている。また、碍管1と中心導体2間には一
側が取付フランジ4に固着され他側が碍管1及び中心導
体2と同心的に延在する概略円筒状の内部シールド7を
配置する。
ここで、内部シールド7の詳細構成を第2図を用いて説
明する。即ち、内部シールド7は取付中心が直径d1なる
位置で取付フランジ4に固着されている。そして、この
取付部7a側の内部シールド7は直径d3なる径小部7bにつ
ながっている。さらに、この径小部7bには、直径d4なる
径大部7cがつながり、この径大部7cには半径Rで中心導
体2側に曲った断面半円弧状の曲部7dがつながってい
る。また、径小部7b及び径大部7cは夫々中心導体2とほ
ぼ平行に延在するとともに、d3とd4はd4>d3なる関係に
ある。そして、径大部7cは碍管フランジ3の反取付フラ
ンジ4側端部近傍に位置する。尚、d0は碍管1内径であ
る。
このように構成することにより、碍管フランジ3と内部
シールド7の径大部7cとの距離l0′を従来のl0に比較し
て小さくすることができる。これにより、碍管フランジ
3端部の電界集中は効果的に緩和することができる。さ
らに、碍管1の沿面電界は従来同様低く抑えることがで
きる。ひいては、碍管フランジ3及び碍管1を小形化す
ることが可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明においては、内部シールド
の碍管フランジ近傍の径を他部より大きくしたので、内
部シールドと碍管フランジを近接させることができ、碍
管フランジに電界が集中することのない安定したガスブ
ッシングを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すガスブッシングの断面
図、第2図は第1図に示すブッシングの要部断面図、第
3図は従来のガスブッシングを示す要部断面図である。 1……碍管、2……中心導体、 3……碍管フランジ、4……取付フランジ、 5……タンク、7……内部シールド、 7a……取付部、7b……径小部、 7c……径大部、7d……曲部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁ガスを封入した碍管内に中心導体を挿
    通し、この碍管と中心導体間に内部シールドを配置し、
    前記碍管端部を碍管フランジによりタンクに固着したガ
    スブッシングにおいて、前記内部シールドは前記碍管フ
    ランジの反タンク側端部近傍の径を他部より大きくし、
    反タンク側端部に前記中心導体側に曲った曲部を備えて
    なるガスブッシング。
JP23880387A 1987-09-25 1987-09-25 ガスブッシング Expired - Lifetime JPH07109731B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23880387A JPH07109731B2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 ガスブッシング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23880387A JPH07109731B2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 ガスブッシング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6482419A JPS6482419A (en) 1989-03-28
JPH07109731B2 true JPH07109731B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=17035522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23880387A Expired - Lifetime JPH07109731B2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25 ガスブッシング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07109731B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0479111A (ja) * 1990-07-23 1992-03-12 Toshiba Corp ガスブッシング

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6482419A (en) 1989-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07109731B2 (ja) ガスブッシング
JP2587038B2 (ja) ガスブツシング
JPS6031386Y2 (ja) ガス絶縁終端箱
JPS583717U (ja) ガス絶縁電気装置
US4127755A (en) Vacuum switch tube
JPH0736436Y2 (ja) 母線・避雷器接続装置
JPS5931805B2 (ja) ガス絶縁ブツシング
JPS6237118U (ja)
SU540297A1 (ru) Высоковольный ввод
JPS5857059U (ja) 袴部材に避雷器を内蔵した筒形高圧カツトアウト
JPH01104757U (ja)
JPS6065929U (ja) 避雷器内蔵型碍子
JPS6393707U (ja)
JPS58174931U (ja) ガス絶縁管路母線
KR860003486A (ko) 용광로에 플라즈마발생기를 설치하였을 때의 사용방법 및 장치
JPH0635300Y2 (ja) 電力用ガスブッシング
JPS6136006Y2 (ja)
JPH0180725U (ja)
JPS629389U (ja)
JPS57138771A (en) High pressure discharge lamp
JPS637905U (ja)
JPS61135282U (ja)
JPS6323764U (ja)
JPH11149837A (ja) ガス絶縁ブッシング
SE9502136L (sv) Elektrisk isolator