JPH07109431A - インクジェット用記録液 - Google Patents

インクジェット用記録液

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JPH07109431A
JPH07109431A JP25592593A JP25592593A JPH07109431A JP H07109431 A JPH07109431 A JP H07109431A JP 25592593 A JP25592593 A JP 25592593A JP 25592593 A JP25592593 A JP 25592593A JP H07109431 A JPH07109431 A JP H07109431A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、分散性、保存性、安定性、
定着強度に優れ、にじみ、裏写りのない優れた印字がで
きるインクジェット用記録液を提供することにある。 【構成】 本発明は、少なくとも沸点150℃以上の非
水系溶媒からなる分散媒と、上記分散媒に分散され、着
色剤および樹脂から構成され、添加量が1〜20重量%
である色材粒子と、0.01〜10重量%の上記分散媒
に可溶の樹脂と、添加量が0.001〜5重量%であ
り、アルギン酸塩、ボルネオール類、セルローズ類およ
び多糖類から選択される少なくとも1種類の添加剤とを
含有してなるインクジェット用記録液に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリンタ
ーに使用されるインクジェット記録液に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンターは、微小ノズ
ルよりインクを噴出して、紙面上に文字、図形や絵を記
録するものである。このようなプリンターに使用される
インクジェット記録液としては、水系、非水系いずれも
が使用されているが、基本的には、以下の諸特性を備え
ることが要望される。
【0003】・長期保存に対して安定でインクジェット
装置の目詰まりを起さないこと。
【0004】・像記録材(紙、フィルム等)に対して定
着が速く且つ確実であって、しかもドットの周辺が滑ら
かでにじみの小さいこと。
【0005】・形成された記録画像の色調が鮮明で濃度
が高いこと。
【0006】・形成された記録画像の耐水性・耐光性が
優れていること。
【0007】・形成された記録画像がこすれに対して濃
度低下や汚れを生じず定着性が良好であること。
【0008】・記録液周辺材料(収容器、連結チュー
ブ、シール材等)を侵さないこと。
【0009】・臭気、毒性が少なく、引火性等の安全性
に優れたものであること。
【0010】しかし、水系インクは、臭気、毒性が少な
く、引火性等の安全性に優れているものであるが、主と
して水溶性染料を含むため、得られる記録画像が水溶性
染料の物性に左右されて、その耐水性、耐光性に於て劣
ったものとなる。その問題を避けるために、染料に代え
て、顔料を使用したものは、顔料が水に不溶性であるた
め、微細均一に分散させることが困難であり、その保存
安定性も悪い。さらに、水は蒸発しやすく、インクジェ
ット装置の吐出部で目づまりを生じやすいという問題が
ある。また、両者とも得られる記録画像がこすれに対し
て濃度低下や汚れを生じるという問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みなされたものであり、色材粒子の分散性がよく、乾燥
目づまりが生じず、かつ定着性に優れた記録液を提供す
ることを目的とする。
【0012】さらに本発明は、高濃度印字した場合にも
にじみ、裏写りのない優れた記録画像を形成できるイン
クジェット記録液を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも沸
点150℃以上の非水系溶媒からなる分散媒と、上記分
散媒に分散され、着色剤および樹脂から構成され、添加
量が1〜20重量%である色材粒子と、0.01〜10
重量%の上記分散媒に可溶の樹脂と、添加量が0.00
1〜5重量%であり、アルギン酸塩、ボルネオール類、
セルローズ類および多糖類から選択される少なくとも1
種類の添加剤とを含有してなるインクジェット用記録液
に関する。
【0014】本発明において、上記組成物からなる記録
液は、色材粒子が分散し、その他の成分は溶解あるいは
相溶した均一溶液であり、定着性、保存性、安定性に優
れ、特に上記添加剤の少なくとも一種類を所定量含ませ
ることにより、前記効果に加え、色材粒子の分散性に優
れた記録液とすることができ、にじみ、裏写りのない優
れた記録画像を形成することができる。
【0015】本発明のインクジェット記録液は、少なく
とも分散媒、色材粒子、樹脂および添加剤からなる。
【0016】分散媒は非水系溶媒を用いる。非水系溶媒
は、水以外の溶媒である。このような非水系溶媒の中で
も沸点150℃以上、好ましくは180℃以上のものを
使用する。沸点が150℃より低いものは、蒸発速度が
速いために、分散不良、凝集物の析出、ノズルの目づま
り等の問題が生じやすい。また、分散媒に水を添加する
場合には、水と相溶性のある溶媒を用いることが好まし
い。具体的には、(モノ、ジ、トリ、テトラ)アルキレ
ングリコールのアルキルエーテル、たとえば、エチレン
グリコールモノアルキルエーテル(bp150〜250
℃)、ジエチレングリコールモノアルキルエーテル(b
p150〜250℃)、トリエチレングリコールモノア
ルキルエーテル(bp249〜300℃)、プロピレン
グリコールモノアルキルエーテル(bp190〜250
℃)、トリプロピレングリコールモノアルキルエーテル
(bp243〜300℃)、(モノ、ジ、トリ)アルキ
レングリコール(bp150〜300℃)等、前記アル
キレングリコールのアルキルエーテルのアセテート(b
p150〜300℃)、ピロリドン類、例えば2−ピロ
リドン(bp245℃)、N−メチルピロリドン(bp
202℃)およびそれらの混合物等を挙げることができ
る。
【0017】他にも、複素環アルコール類、フェノール
類、ピロリドン類、エステル系溶媒(アジペート、アゼ
レート、セバケート、マレエート、フマレート、ホスヘ
ート、リシノレート、複素環エステル)等であって、沸
点150℃以上のものを使用してもよい。
【0018】これらの中でも(モノ、ジ、トリ)エチレ
ングリコールモノブチルエーテル、(モノ、ジ、トリ)
プロピレングリコールモノブチルエーテル、ブチルセロ
ソルブおよび2−ピロリドンが色材粒子の分散性、樹脂
の溶解性、印字性、インクジェットヘッドの保守性等の
点から好ましい。
【0019】上記非水系溶媒は、記録液に水を添加しな
い場合は記録液中55重量%以上含有させ、水を添加す
る場合には記録液中40重量%以上含有させることが望
ましい。
【0020】本発明においては、記録液に水を添加する
ことが好ましい。水と相溶性を有する非水系溶媒と水と
を併用することにより、印字した際にインクの乾く速度
が速く、かつインクのにじみを防止することができる。
水の添加量としては、記録液組成物の7〜50重量%、
好ましくは10〜45重量%程度である。7重量%より
少ないと添加効果が得られない。50重量%以上では、
記録紙定着速度が遅くなり、別の紙にオフセットしてし
まう可能性がある。また、水の添加は、バブルジェット
タイプのジェットインクには必要で、記録液が発火する
恐れがある場合等に有用である。
【0021】本発明の記録液に使用する色材粒子として
は、顔料または染料を分散してなる樹脂粒子、あるいは
顔料または染料含むマイクロカプセル樹脂粒子が使用可
能である。マイクロカプセル樹脂粒子としては、例え
ば、特開昭59−65854号公報、特開昭60−88
956号公報、特開昭60−254049号公報、特開
昭62−283346号公報、特開昭62−28334
7号公報、特開昭63−32559号公報等に記載のも
のが使用可能である。さらに、マイクロカプセル樹脂粒
子としては、芯材として液体を含有するものが好まし
い。
【0022】色材粒子は平均粒径5μm以下、好ましく
は0.01〜2μmのものを用いることが望ましい。
【0023】色材粒子に使用可能な顔料としては、従来
公知のものを含めて各種の有機または無機顔料が全て使
用できる。例えば、アゾ系、フタロシアニン系、キナク
リドン系、アントラキノン系、ジオキサジン系、インジ
ゴ系、ベンチジン系、チオインジコ系、ペリノン系、ペ
リレン系、イソインドレノン系、酸化チタン、カドミウ
ム系、酸化鉄系、カーボンブラック等の顔料を挙げるこ
とができる。
【0024】下記に本発明に使用可能な顔料として諸特
性の優れた材料をカラーインデックス(C.I.)ナン
バーにて示す。
【0025】C.I.黄色顔料としては、13、24、
86、93、94、108、109、110、117、
125、137、138、147、153、154、1
66、168等が挙げられる。C.I.オレンジ顔料と
しては、36、43、51、55、59、61等が挙げ
られる。C.I.赤色顔料としては、97、122、1
23、149、168、177、178、180、18
7、190、192、209、215、216、21
7、220、223、224、226、227、22
8、240等が挙げられる。C.I.バイオレット顔料
としては、19、23、29、30、37、40、50
等が挙げられる。C.I.青色顔料としては、15、1
5:1、15:3、15:4、15:6、22、60、
64等が挙げられる。C.I.緑色顔料としては、7、
36等が挙げられる。C.I.ブラウン顔料としては、
23、25、26等が挙げられる。C.I.黒色顔料と
しては、7、1等が挙げられる。
【0026】これらの顔料は、前記溶媒に溶解又は不溶
の関係で使用することができるが、溶解しない場合が一
般的である。
【0027】色材粒子に使用可能な染料としては、従来
公知のものを含めて各種の天然、合成染料が全て使用で
きる。例えば、ニトロソ系、ニトロ系、アゾ系、スチル
ベン系、ジフェニルメタン系、トリアリ−ルメタン系、
ザンセン系、アクリジン系、キノリン系、メチン系、ポ
リメチン系、チアゾ−ル系、インダミン系、インドフェ
ノ−ル系、アジン系、オキサジン系、チアジン系、硫化
系、アミノケトン系、オキシケトン系、アントラキノン
系、インジゴイド系、フタロシアニン系等の染料を挙げ
ることができる。
【0028】上記色材粒子は、記録液組成物中、1〜2
0重量%、好ましくは1.5〜15重量%、1重量%以
下では濃度が低過ぎ記録液として好ましくない。20重
量%以上用いると分散性が悪化し、チキソ性が発現し、
インク吐出に支障をきたす。
【0029】このように、樹脂を含む色材粒子を用いて
画像形成を行い、この画像を熱定着あるいは圧力定着す
ることによって、定着強度の優れた記録画像を得ること
ができる。
【0030】また、色材粒子として光硬化剤を含有する
マイクロカプセル粒子を使用し、得られた画像に光照射
を行うことにより光硬化を行い、記録画像の定着強度を
向上させることも可能である。
【0031】例えば、光硬化剤として、桂皮酸エステル
基、シンナミリデン基、β−スチリルアクリル基、アク
ロイル基、ビスアクリルアミド基、スチリルピリジニウ
ム基、ベンザルアセトフェノン基、マレイミド基、ピリ
ジン−N−オキシド基、キノリン−N−オキシド基、N
−アリルオキシメチル基等をポリビニルアルコ−ル、ポ
リ−p−ビニルフェノ−ル等にエステル、メチロ−ル基
で結合させた光硬化型ポリマ−を挙げることができる。
また、ラジカル重合による光硬化塗料を使用してもよ
い。光硬化塗料には、不飽和ポリエステル型とアクリル
側鎖型とがあり、いずれも増感剤を加えると光硬化す
る。これらアクリル化ポリマ−、オリゴマ−に共重合し
やすいスチレン、α−メチルスチレン等のビニルモノマ
−、エチレングリコ−ル、ジエチレングリコ−ルメタク
リレ−ト等のジビニルモノマ−、あるいはトリメチロ−
ルエタンアクリレ−ト、テトラメチロ−ルメタンアクリ
レ−ト等のトリおよびテトラビニルモノマ−を混ぜて塗
料とする。不飽和ポリエステル型は、無水マレイン酸、
フマル酸、メタコン酸、シトラコン酸、塩素化マレイン
酸等の不飽和ポリエステルと、エチレングリコ−ル、ジ
エチレングリコ−ル、1,2−プロピレングリコ−ル、
1,3−ブチレングリコ−ル、ビスフェノ−ルジオキシ
エチルエ−テル、ネオペンチルグリコ−ル、ブタンジオ
−ル等とから構成される。また、アクリル側鎖型はエポ
キシ、ウレタン、エステル、ポリエ−テル等を有するモ
ノマ−とアクリル系モノマ−とから構成される。
【0032】光重合開始剤としては、近紫外300〜4
50nm付近に吸収をもつ化合物、例えばベンゾインメ
チルエ−テル、イソプロピルエ−テル、ベンゾイン等が
使用可能である。また、光増感剤として5−ニトロフル
オレン、5−ニトロアセナフテン、ナフテン酸コバルト
が併用可能である。光硬化剤は、0.01〜5重量%カ
プセル中に添加することが望ましい。
【0033】本発明のインクジェット用記録液に用いら
れる樹脂は、記録液中に溶解して存在せしめるものであ
り上記色材粒子の分散性を高めるとともに印字後のイン
クの記録紙への定着性を向上させ、インクの広がりを防
止する働きをする。かかる樹脂としてポリビニルブチラ
ール等のブチラール系樹脂、水溶性アクリル樹脂等のア
クリル系樹脂、ポリエチレングリコール等のアルキレン
グリコール系樹脂、ロジン系樹脂、ポリエチレングリコ
ール等のビニルアルコール系樹脂、ポリビニルピロリド
ン系樹脂を使用可能である。特に、ブチラール系樹脂、
水溶性アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニ
ルピロリドン、ポリエチレングリコールが好ましい。ブ
チラール系樹脂を用いる場合には、分子量が2,000
〜100,000、好ましくは3,000〜10,00
0のものを使用することが分散安定性の面から望まし
い。また、水を記録液に添加する場合には、樹脂として
水溶性樹脂を使用することが望ましい。これらの樹脂
は、インク組成物中、0.01〜10重量%、好ましく
は0.05〜8重量%、より好ましくは0.1〜7重量
%使用する。その量が0.01重量%より少ないと、イ
ンクの分散安定性が悪くなり、10重量%以上であると
インクの粘度が高くなりすぎ、また、インク乾燥後に、
色材粒子の凝集がみられるようになる。
【0034】本発明のインクジェット用記録液に用いら
れる添加剤としては、アルギン酸塩、ボルネオール類、
セルローズ類、および多糖類から選択される少なくとも
1種類以上を用いる。これらの添加剤は、記録液中、溶
解して存在せしめるもので、記録液の分散性を向上さ
せ、インクの記録紙へのにじみ防止、裏写り防止等に特
に有効に働く。アルギン酸塩としては、例えばアルギン
酸金属塩、アルギン酸アンモニウム等、ボルネオール類
としては、例えばボルネオール、イソボルネオール等、
セルローズ類、例えばメチルセルローズ、エチルセルロ
ーズ、ニトロセローズ等、多糖類、例えばショ糖エステ
ル、デンプン、こんにゃく粉、グルコース等を使用可能
である。
【0035】これらの添加剤は、記録液組成物中0.0
01〜5重量%、好ましくは0.003〜4.5重量
%、より好ましくは0.05〜4重量%添加する。その
量が0.001重量%より少ないとインクのにじみ、裏
写りが顕著となる。5重量%より多いと記録液の粘度が
増し、流動性が悪くなり、さらには分散性にも悪影響を
およぼす。
【0036】本発明においては、その他の添加剤、例え
ば、保湿剤、乳化剤、乾燥防止剤等を適宜添加してもよ
い。具体的には脂肪族アルコールアミン(トリエタノー
ルアミン等)、アルキルアミン(トリエチルアミン
等)、脂肪族低級アルコール(エタノール、プロパノー
ル、ヘキサール等)等の保湿剤、芳香族ポリグリコール
エーテル、アルキルアリールポリグリコールエーテル、
ソルビタンモノオレート等の乳化剤、アルキルナフタレ
ンスルホネート、アルキルアリールスルホネート等の乾
燥防止剤等である。それらの添加剤を使用する場合は記
録液組成物中、0.05〜5重量%程度添加する。その
添加量が0.05重量%より少ないと、添加の効果が得
られず、5重量%より多いと、その蒸発のしやすさのた
め、記録液組成が変化し易すくなり保存安定性に欠くも
のとなる。それらの添加剤は記録液中に溶解させて存在
しせめるように選択される。
【0037】本発明においては、さらにインクジェット
プリンターの種類、形式に合わせ、他の添加剤、例えば
2,2'−チオジエタノール、ホルムアミド、グリセリ
ン、炭酸エチレン、メタンスルホン酸を使用してもよ
い。上記添加剤は、印字像のにじみ、フェザリング、裏
写りを防止する働きがある。
【0038】本発明のインクジェット用記録液は、上記
各材料を攪拌機を用いて混合攪拌混練することにより製
造される。製造途中、必要に応じて、樹脂、溶媒、分散
剤等を再添加してもよいし、任意の工程にて、又は最終
工程として、濾過して、粗大粒子を除去したり、また低
真空中で脱泡処理してもよい。
【0039】具体的装置としては、ボールミルポット、
ペイントコンディショナー、循環式超音波ホモジナイザ
ー、サンドミル、超音波分散装置、ロールミル等の各市
販品を使用可能である。
【0040】ただし、記録液の調製は、清浄で乾燥した
雰囲気下で行なうことが製造安定性、インク吐出安定性
の面から好ましい。また、装置全体を一定温度に保ちな
がら上記工程を行なうと、さらに分散安定性にすぐれた
記録液とすることができる。
【0041】最終的に得られるインクジェット用記録液
は、各インクジェット方式に適した粘度に調整する。イ
ンクジェット方式としては、連続吐出型(コンディニュ
アス型)、体積変化吐出方式(ピエゾタイプ)、静電
型、バブルジェット(サーマルインクジェットタイプ)
等知られている。粘度および表面張力の調整は上記組成
物の種類、組み合わせ、割合等を選択することにより可
能である。
【0042】連続吐出型(コンティニュアス型)の場
合、粘度2.2〜20cp、好ましくは、2.5〜10
cp、表面張力15〜65dyne/cm、好ましくは
20〜60dyne/cmに調整する。粘度が20cp
より高いと、記録液がノズルから出にくくなり、表面張
力が15dyne/cmより低いと液ダレを起こす。
【0043】体積変化吐出方式の場合、粘度2.2〜3
0cp、好ましくは2.5〜20cpに表面張力20〜
60dyne/cm、好ましくは25〜60dyne/
cmに調整する。30cpより高いと記録液の供給を十
分に行なうことができず、20dyne/cmより低い
と液ダレを起こす。
【0044】静電型の場合、粘度2.2〜40cp、好
ましくは2.5〜30cpに、表面張力15〜60dy
ne/cm、好ましくは20〜55dyne/cmに調
整する。粘度が40cpより高いとスリットノズルから
液が出にくくなり、15dyne/cmより低いと液ダ
レを起こす。
【0045】バブルジェットタイプの場合、粘度2.2
〜30、好ましくは2.5〜20cpに、表面張力15
〜65、好ましくは20〜60dyne/cmに調整す
る。
【0046】粘度が30cpより高いと、記録液の供給
を十分に行なうことができず、ノズルから記録液が出に
くくなり、表面張力が15dyne/cmより低いと液
ダレを起こす。
【0047】特願平3−296797号に記載された熱
・静電方式の場合、粘度4〜200、好ましくは4〜1
00cpに、表面張力25〜55、好ましくは25〜5
0dyne/cmに調整する。粘度が200cpより高
いとインクが吐出しにくくなる。
【0048】なお、上記各記録液の粘度の下限および表
面張力の上限は、組成上限定されるものである。
【0049】
【実施例】
(色材粒子1の製造例)200mlのビーカーに塩化メ
チレン90gを入れ、そこに顔料(カーボンブラック:
MOGUL L:キャボット社)2gと高分子量ポリエステル
20gを撹拌しながら加えて予め室温で溶解してポリマ
−溶液を調整する。また、1lのビ−カ−に水500m
lを入れ、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
5gとセルロ−ズ誘導体(メトロ−ズ655H−50:
信越化学社)5.0gを加え、熱をかけずに2時間撹拌
して完全に溶解させて水性分散液を調整する。次に50
0mlのビーカーに上記水性分散液200mlを入れ
て、ホモミキサ−を用いて毎分9000回転で撹拌させ
る。そこへ予め調整したポリマ−溶液を加え10分間撹
拌させる。その後スリ−ワンモーターで毎分200回転
でゆっくり撹拌しながら2時間加熱し塩化メチレンを液
中除去して、体積平均粒径1.5μmの色材粒子1を得
た。
【0050】(色材粒子2の製造例)色材粒子1の製造
例において、カーボンブラックの代わりに染料(Diacot
tonFast Black D:三菱化成工業社)2.0gを使用す
る以外は同様にして、体積平均粒径0.9μmの色材粒
子2を得た。
【0051】(色材粒子3の製造例)色材粒子1の製造
例において、カーボンブラックをMA−8(三菱化成工
業社)3.0gを使用する以外は同様にして、体積平均
粒径1.4μmの色材粒子3を得た。
【0052】(色材粒子4の製造例)色材粒子1の製造
例において、カーボンブラックの代わりに染料(Nigros
ineNB conc.:住友化学社)3.0gを使用する以外は
同様にして、体積平均粒径1.0μmの色材粒子4を得
た。
【0053】(色材粒子5の製造例)色材粒子1の製造
例において、カーボンブラックをRAVEN1020
(コロンビヤンカ−ボン社)2.5gを使用する以外は
同様にして、体積平均粒径1.5μmの色材粒子5を得
た。
【0054】(色材粒子6の製造例)色材粒子1の製造
例において、カーボンブラックの代わりに染料(Nigros
ineBR:オリエント化学社)2.5gを使用する以外は
同様にして、体積平均粒径0.8μmの色材粒子6を得
た。
【0055】(色材粒子7の製造例)メタクリル酸トリ
デシル50gとメタクリル酸n−ブチル30g、シリコ
−ンオイルSH−556(東レシリコ−ン社)80g、
触媒2,2’−アゾビスイソブチロニトロル0.5g、
染料Oil Blue A(Du Pont社)5gをボ−ルミルに入
れ、3時間混合して青色インキを調整した。前記混合物
にタケネ−トD−102(武田薬品工業社)20gを添
加し撹拌後、10%アラビアゴム水溶液1l中にオ−ト
ホモミクサ−(特殊機工社)9000rpmで乳化分散
させた。乳化した油滴の平均サイズを焼く1.2μmに
調整した後、10%ヘキサメチレンジアミン水溶液30
gを滴下して、その後、4500rpmで50℃に昇温
して2時間撹拌して、その後75℃で6時間撹拌してカ
プセル化を完了させた。得られたカプセル粒子を自然沈
降で沈殿させ、上澄み液を水で置換した。このような操
作を6〜8回繰り返した後、濾過して60℃のオーブン
に入れて8時間乾燥させ、体積平均粒径1.3μmの色
材粒子7を得た。
【0056】(色材粒子8の製造例)色材粒子7の製造
例において、染料Oil Blue Aの代わりに銅フタロシアニ
ン青色顔料(ピグメントブル−15)を使用する以外は同
様にして色材粒子8を得た。
【0057】(色材粒子9の製造例)色材粒子7の製造
例において、染料Oil Blue Aの代わりにAizen Primula
Red4BH(保土ケ谷化学社)6gを使用する以外は同
様にして色材粒子9を得た。
【0058】(色材粒子10の製造例)色材粒子7の製
造例において、染料Oil Blue Aの代わりにキナクリドン
赤色顔料(ピグメントレッド122)6gを使用する以
外は同様にして色材粒子10を得た。
【0059】(色材粒子11の製造例)色材粒子7の製
造例において、染料Oil Blue Aの代わりにSolar Yellow
3LG(Sandoz Ltd.)6.5gを使用す
る以外は同様にして色材粒子11を得た。
【0060】(色材粒子12の製造例)色材粒子7の製
造例において、染料Oil Blue Aの代わりにベンジジン黄
色顔料(ピグメントイエロ−13)6.5gを使用する
以外は同様にして色材粒子12を得た。
【0061】(色材粒子13の製造例)メタクリル酸ト
リデシル50gとメタクリル酸n−ブチル30g、シリ
コ−ンオイルSH−556(東レシリコ−ン社)80
g、触媒2,2’−アゾビスイソブチロニトロル0.5
g、染料Oil Blue A(Du Pont社)5gおよび光硬化剤
としてビニルカルバゾ−ル−トリエチルアミン1gをボ
−ルミルに入れ、3時間混合して青色インキを調整し
た。前記混合物にタケネ−トD−102(武田薬品工業
社)20gを添加し撹拌後、10%アラビアゴム水溶液
1l中にオ−トホモミクサ−(特殊機工社)9000r
pmで乳化分散させた。乳化した油滴の平均サイズを焼
く1.8μmに調整した後、10%ヘキサメチレンジア
ミン水溶液30gを滴下して、その後、4000rpm
で50℃に昇温して2時間撹拌して、その後75℃で6
時間撹拌してカプセル化を完了させた。得られたカプセ
ル粒子を自然沈降で沈殿させ、上澄み液を水で置換し
た。このような操作を6〜8回繰り返した後、濾過して
60℃のオーブンに入れて8時間乾燥させ、体積平均粒
径2.0μmの色材粒子13を得た。
【0062】(インクの製造例)以下の表1〜表6中に
示した溶媒、色材粒子、分散剤、各添加剤を、実施例1
〜12については、ペイントコンディショナー(レッド
デビル社製)で4時間、実施例13〜20については、
循環式超音波ホモジナイザー(日本精機社製)で2時
間、実施例21〜24については、超音波分散UT−2
0(神明台工業社製)で1.5時間、実施例25〜31
については、ペイントコンディショナー(レッドデビル
社製)で3時間、比較例1〜5についてはペイントコン
ディショナー(レッドデビル社製)で4時間それぞれ処
理を行なった。
【0063】なお、表中、[ ]中に示した数字は、記
録液に対する重量%を示してある。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】
【表6】
【0070】(インクの評価)以上のようにして得られ
たインクについて、粘度、分散性、にじみ、裏写り、定
着速度、耐光性、濃度、耐水性、定着強度について以下
のように評価し、結果を表7〜表9にまとめた。
【0071】(粘度):精密粘度計(形式:Low shear
30、Contraves社製)を用いて測定した。その際、
温度は25℃一定環境下で行なった。
【0072】さらに、シェアー(ずり応力)をかけた場
合の粘度変化を測定し、粘度のシェアレート依存性を評
価した。このシェアレート依存性は、例えば図1中
(a)に示したような粘度とシェアレートとの関係があ
る場合、分散性のよいことを、図1中(b)に示したよ
うな関係がある場合は、分散性が悪いことを示す。
【0073】(表面張力):表面張力計(形式:CBV
P−A3、界面科学工業社製)を用いて測定した。その
際、温度は25℃一定環境下で行なった。
【0074】(分散性):上記したように粘度とシェア
レート依存性を測定することにより、分散性を評価し
た。すなわち、インクにサーマルショック(−20℃⇔
90℃のヒートサイクルを4回/日、各温度を1時間キ
ープした)を与え、その前後でのグラフの変化を調べ
た。評価は以下のようにランク付を行なった。
【0075】○:テスト前後で変化無く、分散安定性が
良好なことを示す。
【0076】×:テスト前後で変化があり、長期保存す
ると分離、凝集がおこる。
【0077】(にじみ):市販のX−Yプロッター(プ
ログラム機能付)とプロッターペンを利用したミノルタ
オリジナルの評価機を用いて評価した。すなわち、プロ
ッターペン先(内径0.1、0.2、0.3、0.5m
m等)とマイクロディスペンサーをつなぎ、インクをペ
ン先に定量補給しながら紙に非接触状態でプロッターで
線を引き、内径幅に対する広がり(にじみ)を測定し、
以下のようにランク付を行なった。なお、この時使用し
た紙はミノルタカメラ複写機用普通紙EPペーパーであ
る。
【0078】◎:広がり率;0〜10%未満 ○:広がり率;10〜20%未満 △:広がり率;20〜30%未満 ×:広がり率;30%以上 (裏写り):にじみを測定したと同様の方法で、ペン内
径を0.5mmに固定し、5mm角の黒ベタパターンを
紙に描き、その裏面の反射濃度測定値から紙のみの反射
濃度を引いた値を測定し、以下のようにランク付をし
た。ただし、反射濃度は、サクラ濃度計PDA−65
(小西六写真工業社製)を用いて測定した。
【0079】◎:0.1未満 ○:0.1〜0.2未満 △:0.2〜0.3未満 ×:0.3以上 ランク「○」以上が望ましい。
【0080】(定着速度):裏写り評価と同様に黒ベタ
パターンを描き、その直後から、ポリウレタン等ブレー
ド(ミノルタ製複写機のクリーニングブレード)をワイ
パーの様に無加重でスキャンさせインクの拭き汚れが出
なくなるまでの時間を測定し、以下のようにランク付を
行なった。
【0081】◎:2.5秒未満 ○:2.5〜5秒未満 △:5〜10秒未満 ×:10秒以上 ランク「○」以上が望ましい。
【0082】(耐光性):裏写り評価におけると同様に
黒ベタパターンを描き、初期反射濃度(I0)を測定し
た。その後5000luxの蛍光燈下200時間露光し
て光劣化させ再び反射濃度(I1)を測定した。I1/I
0(%)の比を計算し以下のごとく評価した。
【0083】◎:100〜98%以上 ○:98%未満〜96%以上 △:96%未満〜94%以上 ×:94%未満 ランク「○」以上が望ましい。
【0084】(濃度):裏写り評価におけると同様に黒
ベタパターンを描き、反射濃度計(サクラ濃度計PDA
−65、コニカ社製)により画像濃度を測定し、以下の
ように評価した。
【0085】◎:1.2以上 ○:1.2未満〜1.0 △:1.0未満 ランク「○」以上が好ましい。
【0086】(耐水性):裏写り評価におけると同様に
黒ベタパターンを描き、10分間純水に浸漬させた。そ
の後乾燥させ、画像濃度を測定した。初期値からの低下
分を計算し、以下のように評価した。
【0087】◎:0.1未満 ○:0.1以上〜0.2未満 △:0.2以上〜0.3未満 ×:0.3以上 ランク「○」以上が好ましい。
【0088】(定着強度):体積変化吐出方式にて、ミ
ノルタカメラ複写機用普通紙EPペーパー上に、5mm
角のベタパターンを印字後、色材粒子1〜6を用いたイ
ンクについては、複写機EP−4321(ミノルタカメ
ラ社製)の定着器(定着温度100℃に設定)に通して
加熱定着を行い、色材粒子7〜12を用いたインクにつ
いては、ファミリ−コピアPC−30(キヤノン社製)
の圧力定着器に通して圧力定着を行い、また色材粒子1
3を用いたインクについては、100Wの紫外線ランプ
を照射した後ローラー対(SUSローラ、加重A4幅に
対して3kg)を通して定着を行った。得られた定着画
像に、垂直に切り出した砂消しゴム(No.502:ラ
イオン社製)を1000g荷重で、45°の角度で押し
当て、速度2cm/secで3往復した前後の画像の反
射濃度をサクラ濃度計(SakuraDensitometer PDA65)で
測定し、濃度変化を以下のように評価した。
【0089】◎:濃度低下5%未満 ○:濃度低下10%未満 △:濃度低下30%未満 ×:濃度低下30%以上
【0090】
【表7】
【0091】
【表8】
【0092】
【表9】
【0093】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録液によれ
ば、優れた定着強度を有する記録画像を得ることができ
る。
【0094】また、本発明のインクジェット記録液は、
分散性に優れ、印字像ににじみ、裏写り等が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 粘度とシェアレートの関係を説明するための
図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも沸点150℃以上の非水系溶
    媒からなる分散媒と、上記分散媒に分散され、着色剤お
    よび樹脂から構成され、添加量が1〜20重量%である
    色材粒子と、0.01〜10重量%の上記分散媒に可溶
    の樹脂と、添加量が0.001〜5重量%であり、アル
    ギン酸塩、ボルネオール類、セルローズ類および多糖類
    から選択される少なくとも1種類の添加剤とを含有して
    なることを特徴とするインクジェット用記録液。
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