JPH0710919Y2 - キャンバストップ型自動車の折畳式幌骨構造 - Google Patents

キャンバストップ型自動車の折畳式幌骨構造

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JPH0710919Y2
JPH0710919Y2 JP2126989U JP2126989U JPH0710919Y2 JP H0710919 Y2 JPH0710919 Y2 JP H0710919Y2 JP 2126989 U JP2126989 U JP 2126989U JP 2126989 U JP2126989 U JP 2126989U JP H0710919 Y2 JPH0710919 Y2 JP H0710919Y2
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俊人 安藤
和則 水野
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、キャンバストップ型自動車の折畳式幌骨構造
に関する。
[従来の技術] 自動車には、車体のルーフ(トップ)部分や側面部や後
面部を幌布(キャンバス)によって覆って、この部分を
開放可能に構成したいわゆるキャンバストップ型自動車
がある。このようなキャンバストップ型自動車は、スポ
ーツカータイプの自動車やスパルタンタイプの自動車に
多い。
例えば、第9図は、スパルタンタイプのキャンバストッ
プ型自動車の斜視図であり、この自動車の車体1の形状
は、いわゆる2ボックスタイプであり、車体1の後部の
上半部1aが幌布(キャンバス)2によって形成されてい
る。
つまり、車体1のベルトライン1bの上方のうちセンター
ピラー3よりも前方には、フロントピラー4及びセンタ
ーピラー3に支持されて、固定ルーフ5が設けられてお
り、車体1のベルトライン1bの上方のうちセンターピラ
ー3よりも後方の部分が、幌布2によって形成されてい
る。
ここでは、幌布2が、固定ルーフ5とほぼ連続するよう
な高さで、固定ルーフ5の後端から車体1の後端部付近
までを覆うキャンバスルーフ部分2aと、車体1のリヤク
ォータパネル部分を形成するキャンバスサイド部2b,2b
と、車体1のリヤパネル上部を形成する部分キャンバス
リヤ部2cとからなっている。
このような幌布2は、幌骨6によって所定の形状に支持
されている。
この幌骨6は、円筒状のパイプを所定形状に加工したも
ので、リヤピラーに相当する部分(リヤピラー部)6a,6
aと、サイドルーフレールに相当する部分(サイドルー
フレール部)6b,6bと、リヤルーフレールに相当する部
分(リヤルーフレール部)6cと、固定ルーフ5の後縁部
5aとリヤルーフレール部6cとの中間に設けられた幌布中
央支持部6dとから構成されている。
これらのリヤピラー部6a,6a,サイドルーフレール部6b,6
b及びリヤルーフレール部6cは、対応する各端部を溶着
等によりリジッドに結合され、幌布中央支持部6dも、そ
の両端部をサイドルーフレール部6b,6bに溶着等により
リジッドに結合されている。つまり、幌骨6自体は変形
しない構造になっている。
そして、リヤピラー部6a,6aの下端部とサイドルーフレ
ール部6b,6bの前端部とを車体1の所定箇所にそれぞれ
ボルトによって固定させることで、幌骨6の車体1への
取付を行なうようになっている。逆に、幌骨6の車体1
からの取外しは、各ボルトを外すことで行なう。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来のキャンバストップ型自動車
の幌骨構造では、幌骨6の車体1への着脱を多数のボル
トを通じて行なっているので、着脱が容易でなく、時間
もかかる。
また、通常、走行中に、幌骨6を車体にそなえておかな
くては幌布2を張ることができないので、突然の降雨な
どに対処できないが、上述の従来のキャンバストップ型
自動車の折畳式幌骨構造では、取り外した幌骨6を車体
1に収納することができず、車体後部を開放して走行し
たい場合には、第9図に実線で示すように、幌布2のみ
を取外して幌骨6については取り付けたままにしておく
必要がある。このため、開放感が十分に得られない点
や、幌骨6への幌布2の取付及び取外しを行なうのに手
間がかかる点で問題となる。
そこで、幌布2の開閉を容易にすると共に車体後部を全
面開放状態にできるように、幌骨を折畳式にして、幌布
を幌骨と共に折り畳めるようにした構造が考えられる。
例えば、第10〜12図は本考案の突出過程で提案されたキ
ャンバストップ型自動車の折畳式幌骨構造を示すもので
あり、従来例とほぼ同形状の幌布2を所定の形状に支持
するために、折畳式の幌骨7を設けている。
この幌骨7は、第10図(幌骨構造の斜視図),第11図
(第10図のXI方向矢視図)及び第12図(幌骨構造をそな
えたキャンバストップ型自動車の斜視図)に示すよう
に、車体1のルーフ部分の後部の骨格を形成しうるルー
フ部8と、リヤピラーに相当する部分(リヤピラー部)
9,10と、リヤピラー部9,10及びルーフ部8を支持しうる
支持ロッド部11,12とから構成される。
ルーフ部8は、サイドルーフレールに相当する部分(サ
イドルーフレール部)13,14と、リヤルーフレールに相
当する部分(リヤルーフレール部)15と、固定ルーフ5
の後縁部5aに結合しうる固定ルーフ結合レール部16と、
固定ルーフ結合レール部16とリヤルーフレール部15との
中間に設けられた幌布中央支持部17とから構成されてい
る。
このうち、左右のサイドルーフレール部13,14は、それ
ぞれサイドルーフレール前側部材13a,14aとサイドルー
フレール後側部材13b,14bとをヒンジピン18,19で結合し
て、このヒンジピン18,19を介して屈伸しうるように構
成されている。なお、前側部材13a,14aと後側部材13b,1
4bとは互いにほぼ等しい長さに設定されている。
そして、固定ルーフ結合レール部16は、その両端部をサ
イドルーフレール前側部材13a,14aの前端部に一体的に
結合されており、とリヤルーフレール部15は、その両端
部をサイドルーフレール後側部材13b,14bの後端部に一
体的に結合されている。
これによって、ルーフ部8は、ヒンジピン18,19を中心
に、サイドルーフレール前側部材13a,14aを上方から後
方へ旋回させてサイドルーフレール後側部材13b,14bと
ほぼ畳重するように折畳んだ折畳状態(収納状態)と、
サイドルーフレール前側部材13a,14aを前方へ伸長させ
て固定ルーフ結合ルーフ部16を固定ルーフ5の後縁部5a
に結合した組立状態(使用状態)とを取りうるようにな
っている。
なお、固定ルーフ結合レール部16と固定ルーフ5の後縁
部5aとの間には、固定ルーフ結合レール部16を固定ルー
フ5の後縁部5aへその組立状態に係止する図示しない係
止機構が装備されている。
また、幌布中央支持部17は、各サイドルーフレール部1
3,14の中間部に設けられた補助リンク部32,33に、両端
部を結合されている。
補助リンク部32,33は、それぞれ、サイドルーフレール
前側部材13a,14aにヒンジピン18a,19aを通じてその前端
部を枢着された前側部材32a,33aと、サイドルーフレー
ル後側部材13b,14bにヒンジピン18b,19bを通じてその後
端部を枢着された後側部材32b,33bとをヒンジピン18c,1
9cで結合したものである。これらの前側部材32a,33a及
び後側部材32b,33bは、いずれも相互に等しい長さで、
サイドルーフレール前側部材13a,14a及びサイドルーフ
レール後側部材13b,14bの半分程度の長さに設定されて
いる。
また、この補助リンク部32,33は、サイドルーフレール
部13,14の伸長時に、やや上方へ屈曲するように設定さ
れており、幌布中央支持部17の上端面が、サイドルーフ
レール部13,14上端面よりもやや高く設定されている。
そして、サイドルーフレール部13,14の屈曲と共に、補
助リンク部32,33が更に上方へ大きく屈曲しうるように
なっている。
リヤピラー部9,10は、それぞれその中間部分に設けられ
た中間ヒンジ部材30,31を介して屈伸しうるように形成
されている。
つまり、中間ヒンジ部材30,31の上方には、それぞれヒ
ンジピン31a,30b,31a,31bを介して、前後一対の上部リ
ンク部材22a,22b,23a,23bが互いに平行に設けられてお
り、中間ヒンジ部材30,31の下方には、ヒンジピン30c,3
0d,31c,31dを介して、前後一対の下部リンク部材24a,24
b,25a,25bが互いに平行に設けられている。各リンク部
位22a〜23b,24a〜25bは、いずれも相互にほぼ等長に設
定されている。
上部リンク部材22a,22b,23a,23bの上端部は、ルーフ部
8のサイドルーフレール部13,14の後端部(サイドルー
フレール後側部材13b,14bの後端部)13c,14cに設けられ
たヒンジピン13d,13e,14d,14eに枢着されており、下部
リンク部材24a,24b,25a,25bの下端部を車体1の後側部
(リヤフェンダー)1e,1eの内方に設けられたヒンジピ
ン26a,26b,27a,27bに枢着されている。
なお、ヒンジピン30a,30b,30c,30d及び31a,31b,31c,31d
は、それぞれの軸心を頂点として平行四辺形をなすよう
に配置されている。また、第1実施例とほぼ同様に、ヒ
ンジピン30a,30b,13d,13eやヒンジピン31a,31b,14d,14e
やヒンジピン30c,30d,26a,26bやヒンジピン31c,31d,27
a,27bについても、それぞれ、各軸心を頂点として平行
四辺形をなすように配置されている。
そして、各ヒンジピン13d,13e,30a,30b,30c,30d,26a,26
bと、これらで結合されるサイドルーフレール部13の後
端部13cと、中間ヒンジ部材30と、車体1の後側部1e
と、上部リンク部材22a,22bと、下部リンク部材24a,24b
とから、平行リンク機構34が形成され、各ヒンジピン14
d,14e,31a,31b,31c,31d,27a,27bと、これらで結合され
るサイドルーフレール部14の後端部14cと、中間ヒンジ
部材31と、車体1の後側部1eと、上部リンク部材23a,23
bと、下部リンク部材25a,25bとから、平行リンク機構35
が形成されている。
この平行リンク機構34,35を通じて、幌骨7全体が、中
間ヒンジ部材30,31を前方に移動させつつ上部リンク部
材22a,22b,23a,23bと下部リンク部材24a,24b,25a,25bと
を屈曲させてルーフ部8を車体下部に収納した折畳状態
(収納状態)と、中間ヒンジ部材30,31を後方に移動さ
せつつ上部リンク部材22a,22b,23a,23bと下部リンク部
材24a,24b,25a,25bとを伸長させてルーフ部8を車体の
ルーフ高さまで上昇させた組立状態(使用状態)とをと
りうるように構成されている。
ただし、組立状態でのリヤピラー部9,10の姿勢は、上部
リンク部材22a,22b,23a,23bと下部リンク部材24a,24b,2
5a,25bとを完全に伸長させた状態よりも更に中間ヒンジ
部材30,31を後方に移動させた状態に設定されており、
この組立状態では、ルーフ部8等の荷重によりリヤピラ
ー部9,10が後方へ屈曲しようとするが、これは車体1に
装備されたストッパ1c,1cによって規制されている。
また、支持ロッド部11,12は、それぞれ基端部11a,12aを
センターピラー3の下部に設けられたヒンジピン1d,1d
に枢着され、先端部をヒンジピン13d,14dに枢着されて
おり、リヤピラー部9,10及びルーフ部8を支持しつつ、
平行リンク機構34,35の屈伸を規制するようになってい
る。支持ロッド部11,12は、各基端部11a,12aの近傍で下
方へ屈曲しており、幌布2のキャンバスサイド部2b,2b
に形成された図示しない窓部分へはみ出さないようにな
っている。
このような構成により、車体1の後部の上半部1aを開放
させたい場合には、まず、ルーフ部8を折り畳むことに
よって、幌布2のキャンバスルーフ部分2aもルーフ部8
と共に折り畳まれる。
そして、リヤピラー部9,10を屈曲させると、平行リンク
機構34,35の作用で、ルーフ部8がほぼ水平状態を保持
しながら下降して、幌骨6及び幌布2が折畳状態にな
る。
また、車体1の後部の上半部1aがこのように開放した状
態から幌布で覆う場合には、例えば、上述とは逆に、幌
骨2のリヤピラー部9及び10を伸長させていき、リヤピ
ラー部9,10が後方へやや屈曲して、各下部リンク部材24
b,25bがストッパ1c,1cに当接されて、ヒンジピン18,19
を中心に、サイドルーフレール前側部材13a,14aを前方
へ旋回させ、サイドルーフレール部13,14を伸長させ
る。
これによって、幌布2のキャンバスルーフ部分2aもルー
フ部8と共に伸長して、固定ルーフ5の後方にこれに連
動して、キャンバスルーフが形成される。
しかしながら、上述のような幌骨構造では、幌布中央支
持部17の両サイドにおいて(第11図参照)、リヤルーフ
レール部15の両端部とサイドルーフレール部13,14との
結合部分の剛性が弱く、この部分に捩じれが生じて、リ
ヤピラー部9,10とサイドルーフレール部13,14との間の
動きのほか、平行リンク機構34,35をはじめとした幌骨
7のリンク全体がスムースに動作しにくいという問題点
がある。
本考案は、このような課題を解決しようとするもので、
幌布を幌骨と一緒に極めて容易でしかもスムースに折り
畳んだり組み立てたりできるようにして、車体後部を容
易に全面開放状態にできるようにした、キャンバストッ
プ型自動車の折畳式幌骨構造を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] このため、本考案のキャンバストップ型自動車の折畳式
幌骨構造は、車体のルーフ部分と側面部分及び後面部分
とを幌布によって覆いこれらの部分を開放可能にしたキ
ャンバストップ型自動車において、該幌布を支持する幌
骨が、該ルーフ部分の骨格を形成しうるルーフ部と、該
ルーフ部の後端部下方で該ルーフ部を常にほぼ水平に支
持しながら屈伸しうる平行リンク機構をそなえて屈曲時
に該ルーフ部を車内に収納しうる左右一対のリヤピラー
部とから構成され、該左右一対のリヤピラー部の各上端
部の間に該幌骨の剛性を強化する補強部材が介装されて
いることを特徴としている。
[作用] 上述の本考案のキャンバストップ型自動車の折畳式幌骨
構造では、左右一対のリヤピラー部を屈曲させることで
平行リンク機構を通じてルーフ部がほぼ水平に支持され
ながら車内に収納される。また、該リヤピラー部を伸長
させることで該平行リンク機構を通じて該ルーフ部がほ
ぼ水平に支持されながら組み立てられる。このような幌
骨の折畳及び組立時に、該左右一対のリヤピラー部の各
上端部の間に介装されている補強部材が、該幌骨の剛性
を高めるので、その捩じれを抑制して、該平行リンク機
構をスムースに作動させる。
[実施例] 以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
第1〜6図は本考案の第1実施例としてのキャンバスト
ップ型自動車の折畳式幌骨構造を示すもので、第1図は
その要部斜視図、第2図はその折畳式幌骨構造をそなえ
たキャンバストップ型自動車の斜視図、第3図は第1,4
図のIII方向矢視図、第4図はその補強部材の取付部を
示す斜視図、第5図はそのキャンバストップ型自動車の
幌骨を折り畳む過程を示す側面図、第6図はそのキャン
バストップ型自動車の幌骨を折り畳んだ状態を示す側面
図であり、第7,8図は本考案の第2実施例としてのキャ
ンバストップ型自動車の折畳式幌骨構造を示すもので、
第7図はその要部斜視図、第8図はその折畳式幌骨構造
をそなえたキャンバストップ型自動車の斜視図である。
なお、第1〜8図において、第9〜12図と同符号は同様
なものを示す。
まず、第1実施例について説明すると、本実施例の折畳
式幌骨構造を装備するキャンバストップ型自動車は、第
2図に示すように、2ボックスタイプでスパルタンタイ
プのキャンバストップ型自動車であって、車体1の後部
の上半部1aを幌布(キャンバス)2によって覆われてい
る。
つまり、車体1のベルトライン1bの上方のうちセンター
ピラー3よりも前方には、フロントピラー4及びセンタ
ーピラー3に支持されて、固定ルーフ5が設けられてお
り、車体1のベルトライン1bの上方のうちセンターピラ
ー3よりも後方の部分が、幌布2によって形成されてい
る。
ここでは、幌布2が、固定ルーフ5とほぼ連続するよう
な高さで、固定ルーフ5の後端から車体1の後端部付近
までを覆うキャンバスルーフ部分2aと、車体1のリヤク
ォータパネル部分を形成するキャンバスサイド部2b,2b
と、車体1のリヤパネル上部を形成するキャンバスリヤ
部2cとからなっている。
このような幌布2は、幌骨7によって所定の形状に支持
されている。
この幌骨7は、車体1のルーフ部分の後部の骨格を形成
しうるルーフ部8と、リヤピラーに相当する部分(リヤ
ピラー部)9,10と、リヤピラー部9,10及びルーフ部8を
支持しうる支持ロッド部11,12とから構成されている。
ルーフ部8は、サイドルーフレールに相当する部分(サ
イドルーフレール部)13,14と、リヤルーフレールに相
当する部分(リヤルーフレール部)45と、固定ルーフ5
の後縁部5aに結合しうる固定ルーフ結合レール部16と、
固定ルーフ結合レール部16とリヤルーフレール部45との
中間に設けられた幌布中央支持部18とから構成されてい
る。
このうち、左右のサイドルーフレール部13,14は、それ
ぞれサイドルーフレール前側部材13a,14aとサイドルー
フレール後側部材13b,14bとをヒンジピン18,19で結合し
て、このヒンジピン18,19を介して屈伸しうるように構
成されている。なお、前側部材13a,14aと後側部材13b,1
4bとは互いにほぼ等しい長さに設定されている。
そして、固定ルーフ結合レール部16は、その両端部をサ
イドルーフレール後前側部材13a,14aの前端部に一体的
に結合されており、リヤルーフレール部45は、その両端
部をサイドルーフレール後側部材13b,14bの後端部に一
体的に結合されている。なお、リヤルーフレール部45
は、上方へやや突出するように弯曲している。
これによって、ルーフ部8は、ヒンジピン18,19を中心
に、サイドルーフレール前側部材13a,14aを上方から後
方へ旋回させてサイドルーフレール後側部材13b,14bと
ほぼ畳重するように折畳んだ折畳状態(収納状態)と、
サイドルーフレール前側部材13a,14aを前方へ伸長させ
て、固定ルーフ結合レール部16を固定ルーフ5の後縁部
5aに結合した組立状態(使用状態)とを取りうるように
なっている。なお、固定ルーフ結合レール部16と固定ル
ーフ5の後縁部5aとの間には、固定ルーフ結合レール部
16を固定ルーフ5の後縁部5aへその組立状態に係止する
図示しない係止機構が装備されている。
幌布中央支持部18は、第1,2図に示すように、各サイド
ルーフレール部13,14の中間部に設けられた補助リンク
部32,33に、その両端部に結合して車幅方向に配設さ
れ、幌布2の中央を支持しうるようになっている。
補助リンク部32,33は、それぞれ、サイドルーフレール
前側部材13a,14aにヒンジピン18a,19aを通じてその前端
部を枢着された前側部材32a,33aと、サイドルーフレー
ル後側部材13b,14bにヒンジピン18b,19bを通じてその後
端部を枢着された後側部材32b,33bとをヒンジピン18c,1
9cで連結して構成されている。これらの前側部材32a,33
a及び後側部材32b,33bは、いずれも、相互に等しい長さ
で、サイドルーフレールの前側部材13a,14a及び後側部
材13b,14bの半分程度の長さに設定されている。
また、この補助リンク部32,33は、サイドルーフレール
部13,14の伸長時に僅かに上方へ屈曲するように設定さ
れている。これにより、サイドルーフレール部13,14の
屈曲と共に、補助リンク部32,33が更に上方へ大きく屈
曲しうるようになっている。
リヤピラー部9,10は、それぞれその中間部分に設けられ
た中間ヒンジ部材30,31を介して屈伸しうるように形成
されている。つまり、中間ヒンジ部材30,31の上方に
は、それぞれ前後一対の上部リンク部材22a,22b,23a,23
bが互いに平行に設けられ、中間ヒンジ部材30,31の下方
には、前後一対の下部リンク部材24a,24b,25a,25bが互
いに平行に設けられている。各リンク部材22a〜23b,24a
〜25bは、いずれも相互にほぼ等しい長さに設定されて
いる。
なお、各中間ヒンジ部材30,31にはその前後上下に、そ
れぞれヒンジピン30a,30b,30c,30d,31a,31b,31c,31dが
設けられていて、ヒンジピン30a,30b,30c,30d及び31a,3
1b,31c,31dは、それぞれの軸心を頂点として平行四辺形
をなすように配置されている。
そして、上部リンク部材22a,22b,23a,23bは、それぞ
れ、下端部を中間ヒンジ部材30,31の上部前後に設けら
れたヒンジピン30a,30b,31a,31bに枢着されており、上
端部をルーフ部8のサイドルーフレール部13,14の後端
部(サイドルーフレール後側部材13b,14bの後端部)13
c,14cに設けられたヒンジピン13d,13e,14d,14eに枢着さ
れている。
特に、後方に位置する上部リンク部材22b,23bは、第1,2
図に示すように、補強部材46を通じて相互に直接結合さ
れている。つまり、上部リンク部材22b,23bの内側に
は、それぞれサイドルーフレール部13,14をまたぐよう
にしてブラケット46a,46bが固着されており、これらの
ブラケット46a,46bに補強部材46の両端部が結合されて
いる。
この補強部材46と上方へ弯曲したリヤルーフレール部45
とにより、ルーフ部8とリヤピラー部9,10との結合部分
の剛性さらには幌骨7全体の剛性が大幅に強化されてい
る。
ここでは、補強部材46は、第3,4図に示すように、上部
リンク部材22b,23bをサイドルーフレール部13,14へ枢着
するヒンジピン13e,14eの軸心上に配設されており、ヒ
ンジピン13e,14e回りでルーフ部8とリヤピラー部9,10
とが相対動するときのガタつきを防止し、その動きをス
ムースにしている。
なお、ヒンジピン30a,30b,13d,13e及び31a,31b,14d,14e
は、それぞれの軸心を頂点として平行四辺形をなすよう
に配置されている。つまり、ヒンジピン30a,30b間の距
離とヒンジピン13d,13e間の距離とが等しく設定される
と共に、ヒンジピン30a,13d間の距離とヒンジピン30b,1
3e間の距離とが等しく設定され、ヒンジピン31a,31b間
の距離とヒンジピン14d,14e間の距離とが等しく設定さ
れると共に、ヒンジピン31a,14d間の距離とヒンジピン3
1b,14e間の距離とが等しく設定されている。
下部リンク部材24a,24b,25a,25bは、それぞれ、上端部
を中間ヒンジ部材30,31の下部前後に設けられたヒンジ
ピン30c,30d,31c,31dに枢着されており、下端部を車体
1の後側部(リヤフェンダー)1e,1eの内方に設けられ
たヒンジピン26a,26b,27a,27bに枢着されている。
なお、ヒンジピン30c,30d,26a,26b及び31c,31d,27a,27b
についても、それぞれの軸心を頂点として平行四辺形を
なすように配置されている。
これによって、各ヒンジピン13d,13e,30a,30b,30c,30d,
26a,26bと、これらで結合されるサイドルーフレール部1
3の後端部13cと、中間ヒンジ部材30と、車体1の後側部
1eと、上部リンク部材22a,22bと、下部リンク部材24a,2
4bとから、平行リンク機構34が形成され、各ヒンジピン
14d,14e,31a,31b,31c,31d,27a,27bと、これらで結合さ
れるサイドルーフレール部14の後端部14cと、中間ヒン
ジ部材31と、車体1の後側部1eと、上部リンク部材23a,
23bと、下部リンク部材25a,25bとから、平行リンク機構
35が形成されている。
この平行リンク機構34,35を通じて、幌骨7全体が、中
間ヒンジ部材30,31を前方に移動させつつ上部リンク部
材22a,22b,23a,23bと下部リンク部材24a,24b,25a,25bと
を屈曲させてルーフ部8を車体下部に収納した折畳状態
(収納状態)と、中間ヒンジ部材30,31を後方に移動さ
せつつ上部リンク部材22a,22b,23a,23bと下部リンク部
材24a,24b,25a,25bとを伸長させてルーフ部8を車体の
ルーフ高さまで上昇させた組立状態(使用状態)とをと
りうるように構成されている。
ただし、組立状態でのリヤピラー部9,10の姿勢は、上部
リンク部材22a,22b,23a,23bと下部リンク部材24a,24b,2
5a,25bとを完全に伸長させた状態よりも更に中間ヒンジ
部材30,31を後方に移動させた状態に設定されており、
この組立状態では、ルーフ部8等の荷重によりリヤピラ
ー部9,10が後方へ屈曲しようとするが、これは車体1に
装備されたストッパ1c,1cによって規制されている。
また、支持ロッド部11,12は、それぞれ基端部11a,12aを
センターピラー3の下部に設けられたヒンジピン1d,1d
に枢着され、先端部をヒンジピン13d,14dに枢着されて
おり、リヤピラー部9,10及びルーフ部8を支持しつつ、
平行リンク機構34,35の屈伸を規制するようになってい
る。支持ロッド部11,12は、各基端部11a,12aの近傍で下
方へ屈曲しており、幌布2のキャンバスサイド部2b,2b
に形成された図示しない窓部分へはみ出さないようにな
っている。
本考案の一実施例としてのキャンバストップ型自動車の
折畳式幌骨構造は、上述のごとく構成されているので、
以下のように動作する。
車体1の後部の上半部1aを開放させたい場合には、第5
図に示すように、まず、ルーフ部8を折り畳む。つま
り、固定ルーフ結合レール部16と固定ルーフ5の後縁部
5aとの間の図示しない係止機構を解除して固定ルーフ結
合レール部16を後縁部5aから外した上で、ヒンジピン1
8,19を中心に、サイドルーフレール前側部材13a,14aを
上方から後方へ旋回させ、サイドルーフレール後側部材
13b,14bとほぼ畳重するように折り畳む。
この時、補助リンク部32,33も第5図に示すように折り
畳まれるので、幌布2のキャンスバルーフ部分2aが、4
重に折り畳まれる。
そして、例えば、中間ヒンジ部材30及び31を前方に押す
などして、第5図中に鎖線で示すように、幌骨2のリヤ
ピラー部9及び10を前方へ屈曲させていく。
リヤピラー部9,10が前方へ屈曲したらルーフ部8等の荷
重も加勢するので、リヤピラー部9,10の上部リンク部材
22a,22b及び23a,23bと下部リンク部材24a,24b及び25a,2
5bとが、容易に折り畳まれて、第6図に示すように、ル
ーフ部8及びキャンスバルーフ部分2aがベルトライン1b
よりも下方の車体1の内部に収納された折畳状態とな
る。
このようなリヤピラー部9及び10の屈曲時には、平行リ
ンク機構34,35の作用によって、ルーフ部8がほぼ水平
状態を保持しながら下降する。また、このように幌骨7
を折り畳む際に、支持ロッド部11,12は、リヤピラー部
9,10及びルーフ部8を支持しつつ、平行リンク機構34,3
5が所定の軌跡で屈曲するように補助すると共に、ルー
フ部8の急激な降下を抑制する。
また、車体1の後部の上半部1aがこのように開放した状
態から幌布で覆う場合には、例えば、ルーフ部8や支持
ロッド部11,12等を持ってこれを上昇させるなどして、
第5図中に鎖線で示すように、幌骨2のリヤピラー部9
及び10を伸長させていく。
そして、中間ヒンジ部材30,31を後方に移動させるなど
して、第5図中に実鎖線で示すように、リヤピラー部9,
10が後方へやや屈曲して、各下部リンク部材24b,25bが
ストッパ1c,1cに当接した、組立状態とする。この組立
状態では、ルーフ部8等の荷重により後方へ更に屈曲し
ようとするリヤピラー部9,10を、ストッパ1c,1cが支持
する。このストップ1c,1cの拘束作用と、ルーフ部8や
支持ロッド部11,12等の荷重などによって、組立状態が
安定して保持される。
さらに、第5図に示すように、ヒンジピン18,19を中心
に、サイドルーフレール前側部材13a,14aを前方へ旋回
させ、サイドルーフレール部13,14を伸長させて、図示
しない係止機構を通じて、固定ルーフ結合レール部16を
後縁部5aに係止させる。
これによって、幌布2のキャンバスルーフ部分2aもルー
フ部8と共に伸長して、固定ルーフ5の後方にこれに連
続して、キャンバスルーフが形成される。
特に、本幌骨構造では、補強部材46と上方へ弯曲したリ
ヤルーフレール部45とにより、ルーフ部8とリヤピラー
部9,10との結合部分の剛性が大幅に強化されているの
で、幌骨7の折り畳みや組み立ての際に、幌骨7が歪ん
だりガタついたりすることがなく、上述の幌骨7の折畳
や組立を極めてスムースに行なうことができる。
さらに、この例では、補強部材46が上部リンク部材22b,
23bのサイドルーフレール部13,14への枢着軸心上に配設
されているため、ルーフ部8とリヤピラー部9,10との相
対動がよりスムースになる利点もある。
このようにして、本構造では、幌骨7の折り畳みや組み
立てが極めて容易に且つ短時間で行なえるようになり、
突然の降雨などにも速やかに対処できる。また、幌骨7
を折り畳むとこれと共に幌布2も小さく折り畳まれるの
で、車体後部を容易に全面開放状態にできると共に、幌
骨7及び幌布2を小さく収納できて、車室内をより広く
有効に使用できる。
次に、第2実施例について説明すると、第7,8図に示す
ように、この実施例のキャンバストップ型自動車の折畳
式幌骨構造は、第1実施例のものと、幌布中央支持部36
及びこの幌布中央支持部36の支持部分のみが異なる。
この実施例の幌布中央支持部36は、第7,8図に示すよう
に、各サイドルーフレール部13,14の中間部に設けられ
た補助リンク部37,40に、その両端部を結合して車幅方
向に配設され、幌布2の中央を支持しうるようになって
いる。
補助リンク部37,40は、それぞれ、サイドルーフレール
前側部材13a,14aにヒンジピン18a,19aを通じてその前端
部を枢着された前側部材38,41と、サイドルーフレール
後側部材13b,14bにヒンジピン18b,19bを通じてその後端
部を枢着された後側部材39,42とをヒンジピン18c,19cで
連結して構成されている。これらの前側部材38,41及び
後側部材39,42は、いずれも、相互に等しい長さで、サ
イドルーフレールの前側部材13a,14a及び後側部材13b,1
4bの半分程度の長さに設定されている。
また、この補助リンク部37,40は、サイドルーフレール
部13,14よりも外側に設けられており、サイドルーフレ
ール部13,14の伸長時に僅かに上方へ屈曲するように設
定されている。これにより、サイドルーフレール部13,1
4の屈曲と共に、補助リンク部37,40が更に上方へ大きく
屈曲しうるようになっている。なお、幌布中央支持部36
を結合される補助リンク部37,40の中間部分はサイドル
ーフレール部13,14よりもやや上方に位置している。
また、幌布中央支持部36は、第7図に示すように、中空
のパイプの両端部を扁平につぶした上で、滑らかに弯曲
させたものであり、両端部外面に、幌布2のルーフサイ
ド部分を曲面状に形成しうる弯曲支持面36a,36bが形成
されている。幌布中央支持部36では、この弯曲支持面36
a,36bをはじめとして、幌布2を支持しうる外側面が補
助リンク部37,40やサイドルーフレール部13,14上端面よ
りも外方へ突出していて、幌布中央支持部36の近傍で他
部材の角部が幌布2に直接触れないようになっている。
この他の部分は第1実施例とほぼ同様に構成されてい
る。
このような構成により、第2実施例の幌骨構造でも、第
1実施例とほぼ同様の作用及び効果が得られる他、幌布
2のルーフサイド部分が、サイドルーフレール部13,14
等の部材の角部に接触せずに、幌布中央支持部(幌布支
持バー)36の弯曲支持面36a,36bに支持されて、滑らか
な曲面を形成するので、幌布2を張設した際に、その外
面形状が、幌骨7の角部分に影響されないようになっ
て、外観の見栄えが向上し、幌骨7の角部分による幌布
2の消耗も抑制されるという効果も得られる。
なお、上述の各実施例では、幌布2を幌骨7に装着した
まま幌骨7と共に折り畳んで収納するようになっている
が、幌布2の一部又は前部を、幌骨7から取り外して収
納するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上詳述したように、本考案のキャンバストップ型自動
車の折畳式幌骨構造によれば、車体のルーフ部分と側面
部分及び後面部分とを幌布によって覆いこれらの部分を
開放可能にしたキャンバストップ型自動車において、該
幌布を支持する幌骨が、該ルーフ部分の骨格を形成しう
るルーフ部と、該ルーフ部の後端部下方で該ルーフ部を
常にほぼ水平に支持しながら屈伸しうる平行リンク機構
をそなえ屈曲時に該ルーフ部を車内に収納しうる左右一
対のリヤピラー部とから構成され、該左右一対のリヤピ
ラー部の各上端部の間に該幌骨の剛性を強化する補強部
材が介装されるという構成によって、幌骨の折畳や組立
を極めて容易でスムースに且つ短時間で行なえるように
なると共に、車体後部を容易に全面開放状態にでき、し
かも、幌骨や幌布を小さく収納して車室内をより広く有
効に使用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本考案の第1実施例としてのキャンバスト
ップ型自動車の折畳式幌骨構造を示すもので、第1図は
その要部斜視図、第2図はその折畳式幌骨構造をそなえ
たキャンバストップ型自動車の斜視図、第3図は第1,4
図のIII方向矢視図、第4図はその補強部材の取付部を
示す斜視図、第5図はそのキャンバストップ型自動車の
幌骨を折り畳む過程を示す側面図、第6図はそのキャン
バストップ型自動車の幌骨を折り畳んだ状態を示す側面
図であり、第7,8図は本考案の第2実施例としてのキャ
ンバストップ型自動車の折畳式幌骨構造を示すもので、
第7図はその要部斜視図、第8図はその折畳式幌骨構造
をそなえたキャンバストップ型自動車の斜視図であり、
第9図は従来のキャンバストップ型自動車の折畳式幌骨
構造を示す斜視図であり、第10〜12図は本考案の案出過
程で提案されたキャンバストップ型自動車の折畳式幌骨
構造を示すもので、第10図はその斜視図、第11図は第10
図のXI方向矢視図、第12図はその折畳式幌骨構造をそな
えたキャンバストップ型自動車の斜視図である。 1……車体、1a……車体1の後部の上半部、1b……車体
1のベルトライン、1c……ストッパ、1d……ヒンジピ
ン、1e……車体1の後側部(リヤフェンダー)、2……
幌布(キャンバス)、2a……キャンバスルーフ部分、2b
……キャンバスサイド部、2c……キャンバスリヤ部、3
……センターピラー、4……フロントピラー、5……固
定ルーフ、5a……固定ルーフ5の後縁部、7……幌骨、
8……ルーフ部、9,10……リヤピラーに相当する部分
(リヤピラー部)、11,12……支持ロッド部、11a,12a…
…支持ロッド部11,12の基端部、13,14……サイドルーフ
レールに相当する部分(サイドルーフレール部)、13a,
14a……サイドルーフレール前側部材、13b,14b……サイ
ドルーフレール後側部材、13c,14c……サイドルーフレ
ール部13,14の後端部、13d,13e,14d,14e……ヒンジピ
ン、16……固定ルーフ結合レール部、17,36……幌布中
央支持部、18,19,18a,18b,19a,19b……ヒンジピン、22
a,22b,23a,23b……上部リンク部材、24a,24b,25a,25b…
…下部リンク部材、26a,26b,27a,27b……ヒンジピン、3
0,31……中間ヒンジ部材、30a,30b,30c,30d,31a,31b,31
c,31d……ヒンジピン、32,33,37,40……補助リンク部、
33a,38,41…補助リンク部の前側部材、32b,33b,39,42…
…補助リンク部の後側部材、34,35……平行リンク機
構、36a,36b……弯曲支持面、45……リヤルーフレール
に相当する部分(リヤルーフレール部)、46……補強部
材、46a,46b……ブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のルーフ部分と側面部分及び後面部分
    とを幌布によって覆いこれらの部分を開放可能にしたキ
    ャンバストップ型自動車において、該幌布を支持する幌
    骨が、該ルーフ部分の骨格を形成しうるルーフ部と、該
    ルーフ部の後端部下方で該ルーフ部を常にほぼ水平に支
    持しながら屈伸しうる平行リンク機構をそなえ屈曲時に
    該ルーフ部を車内に収納しうる左右一対のリヤピラー部
    とから構成され、該左右一対のリヤピラー部の各上端部
    の間に該幌骨の剛性を強化する補強部材が介装されてい
    ることを特徴とする、キャンバストップ型自動車の折畳
    式幌骨構造。
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