JPH07109134B2 - 壁面規制部材 - Google Patents

壁面規制部材

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JPH07109134B2
JPH07109134B2 JP1108700A JP10870089A JPH07109134B2 JP H07109134 B2 JPH07109134 B2 JP H07109134B2 JP 1108700 A JP1108700 A JP 1108700A JP 10870089 A JP10870089 A JP 10870089A JP H07109134 B2 JPH07109134 B2 JP H07109134B2
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JP
Japan
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wall
frame
wall surface
corner
angled
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JP1108700A
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JPH02289760A (ja
Inventor
康徳 早田
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KITCHEN HOUSE CO Ltd
Original Assignee
KITCHEN HOUSE CO Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家具を部屋の少くとも一つの隅部及びこれに
連なる壁面に寄せて据付ける場合に使用する、新規な部
材たる壁面規制部材に関するものである。
〔従来の技術〕
家具例えばシステムキッチンを部屋の壁の少くとも一つ
の隅部及びこれに連なる壁面に寄せて据付固定する場
合、従来は、その部屋の壁まで完成させた後に即ちタイ
ル貼り、板貼り等によって仕上げた後に、システムキッ
チンをその部屋に搬入し、据付けている。その場合、前
記隅部の角度がシステムキッチンの角部の角度例えば90
度になっていなかったり、前記壁面がシステムキッチン
の背部輪郭に対応する直線でなく曲線になっていたりす
ることが多いため、前記隅部又は壁面とシステムキッチ
ンの外郭部のうち壁側に接する部分との間に不均一な隙
間ができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
そのため、その不均一な状態を目立たないようにしてシ
ステムキッチンの据付後の美観が損われないようにする
ためタイル等の壁材を貼り直す等の面倒な作業が必要に
なり、又は、隅部又は壁面と整合させて収まるようにす
るためシステムキッチンの外郭部の一部を切削等すると
いう非常に手間のかかる修正作業が必要になるという問
題があった。
本発明は前記の問題を解消すべくなされたもので、前述
のような壁の貼り直し又は家具の修正加工等の作業を不
要にするような壁面規制部材を提供することを目的とす
るものである。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明は叙上の目的を達成するために、家具を部屋の少
くとも一つの隅部及びこれに連なる壁面に寄せて据付け
る場合において、従来存在しない新規な壁面規制部材を
使用するもので、その構成として、家具の、前記隅部及
び壁面に寄せる部分の平面輪郭形状に対応する形状を有
し且つ前記隅部又は壁面への固定手段を具えたことを特
徴とするものである。
〔実施例〕
図面は本発明に係る壁面規制部材の一実施例を示すもの
である。ここで据付けようとするのは、両端が部屋の両
隅部にまで達し、前記両隅部に対応する各角部が直角で
あうようなシステムキッチンである。
第1図ないし第4図に示すように、壁面規制部材1は、
運搬、取付け時の便を考慮して、直角フレーム2、直線
フレーム3、及び、これらを結合する連結板4の3つの
部材から成っている。より詳しく述べると、第2図に示
すように、直角フレーム2は、縦断面L字形で、両端部
に開口する鞘状部2Aを設けてある。鞘状部2Aは、連結板
4を出入自在に収容する中空部2Bを形成し、且つ、透孔
2Cが形成してある。2D,2Eは、直角フレーム2の角部及
び平坦部にそれぞれ設けたネジ挿通孔で、取付時の調整
を可能とするために上下方向の長孔としてある。
直線フレーム3も縦断面L字形で、直角フレーム2の鞘
状部2Aに対応し且つ両端部に開口する鞘状部3Aを設けて
ある。鞘状部3Aは連結板4の出入自在な中空部3Bを形成
したものである。3Cはネジ挿通孔であり、直角フレーム
2の場合と同様に長孔に形成してある。
連結板4は鞘状部2A,3Aの各中空部2B,3Bに出入自在の外
形を有し、直角フレーム2の鞘状部2A内に収まる長さを
有している。連結板4の一方の端部近辺には小穴4Aが穿
設してある。小穴4Aは、連結板4を直角フレーム2の鞘
状部2A内に挿入したときに、前記透孔2Cより見えるの
で、例えばドライバーの先端を小穴4Aに挿込んでドライ
バーを鞘状物2Aの開口方向に動かすことにより連結板4
を鞘状部2Aより所望長さだけ簡単に突出させることがで
きる。
このような構成の壁面規制部材1は次のようにして使用
する。即ち、第1図に示すように、部屋の両隅部の基柱
5が建てられた段階で、2つの直角フレーム2と1つの
直線フレーム3と2つの連結板4を用意する。2つの連
結板4は、それぞれ、直角フレーム2の各鞘状部2Aのう
ち直線フレーム3に対向する側の鞘状部2Aに挿入してお
く。最初に、各基柱5の床面からの所定高さ位置(後述
するシステムキッチンのキャビネットの高さに応じた位
置)に、直角フレーム2を隅部のネジ挿通孔2Dに挿通し
たネジによりそれぞれ固定する。次に、直線フレーム3
を前記二つの直角フレーム2の相対する端部間の距離L
に合致するよう必要に応じて一方の端部を切除し、両端
部を直角フレーム2の前記相対する各端部と突合わせ、
直角フレーム2の鞘状部2Aから例えば半分程度繰り出し
た連結板4を直線フレーム3の鞘状部3A内に滑り込ませ
る。このようにして、直線フレーム3が連結板4を介し
て直角フレーム2に連結、支持されると、第1図及び第
5図に示すように、直角フレーム2及び直線フレーム3
によって、隅部が直角でこれに連なる面が直線の区画が
形成される。この区画は、据付けようとするシステムキ
ッチンの外形に対応している。この状態で、直角フレー
ム2及び直線フレーム3に従って、壁の下材としての補
助枠材7を適宜架設し、柱5及び補助枠材7に下地板8
を貼り、直角フレーム2をネジ挿通孔2Eに通したネジに
よって下地板8に更に固定する。そして、基柱5、下地
板8及び両フレーム2,3を基準にして、壁材例えばタイ
ル9を、直角フレーム2及び直線フレーム3の各上端面
に接するように貼れば(第6図)、隅部が直角で、これ
に連なる壁面も直線に形成された壁が出来上がる。この
場合、直角フレーム2及び直線フレーム3より下方は下
地板8が壁ということになる。このような状態にすれ
ば、システムキッチンを、隅部及び壁面との間に不均一
な隙間なく正確に、従って、その外形について修正等を
何ら施すことなく且つ壁についても何ら貼り直し等の作
業をすることなく、容易に前記区画内に整合させて据付
けることができる。即ち、このように壁が完成した後、
第6図に示すように、システムキッチン10の床置き側の
キャビネット11を壁面規制部材1の下側に収めるように
して壁の下地板8の表面8Aに寄せ、キャビネット11の上
面に、木製の芯材13Aの後端部には合成樹脂製の水切縁1
3Bを一体結合し上面にはメラミン化粧シート13Cを貼着
した天板13を固定し、前記水切縁13Bにモール14を接着
剤16を介して載置し、コーキング材17を下地板8の表面
に貼着したタイル9との間に充填すれば、システムキッ
チン10の据付は完了する。タイル9から成る隅部及び壁
面は既述したようにそれぞれ直角及び直線状になってい
るから、このようにして据付けたシステムキッチン10の
天板13の周縁部とタイル9との境界部分は完全に一致
し、美観上も完璧なものとなる。
なお、本発明の実施の態様として、前述したもののほ
か、例えば、システムキッチンの幅が部屋の両隅部まで
達しない場合には、前述のような直角フレーム2及び直
線フレーム3は各一つ用意し、直線フレーム3について
は、連結板4により直角フレーム2と連結したうえ、前
述のような補助枠材7又は下地板8にネジ挿通孔3Cを介
してネジ止めして固定し取付状態を安定させればよい。
また、システムキッチンの形態に応じて、第1図及び第
5図中鎖線にて示すように、直角フレーム2の両端部に
それぞれ直線フレーム3を連結することも可能である。
更に、壁面規制部材は、家具の形状、寸法によっては、
部屋の隅部に対応する前述のような直角フレームを1つ
だけ用いることによって構成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、家具を据付ける部屋の隅部の角度及び
壁面の平面形状を予め、家具の平面輪郭形状に合わせて
正確に形成しておくことができるから、家具の据付の際
に、前記隅部又は壁面の施工のやり直し、家具の外形の
修正加工というような面倒な手間をかける必要が全くな
くなり、部屋の壁部分の施工及び家具の据付の双方の作
業に無駄がなくなり、家具の据付け作業の効率が大巾に
向上すると共に、据付けた家具と壁との境界部分の仕上
がりが完壁になり、優れた美観も得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る壁面規制部材の一実施例を示す斜
視図、 第2図は前記壁面規制部材の拡大斜視図、 第3図は第2図中III−III線に沿った拡大断面図、 第4図は第2図中IV−IV線に沿った拡大断面図、 第5図は前記壁面規制部材を取付けた状態を示す平面
図、 第6図はシステムキッチンを据付けた状態を示す拡大縦
断面図である。 1……壁面規制部材 2……直角フレーム 2D……ネジ挿通孔 10……システムキッチン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】家具を部屋の少くとも一つの隅部及びこれ
    に連なる壁面に寄せて据付ける場合において、家具の、
    前記隅部及び壁面に寄せる部分の平面輪郭形状に対応す
    る形状を有し且つ前記隅部又は壁面への固定手段を具え
    たことを特徴とする壁面規制部材。
JP1108700A 1989-04-27 1989-04-27 壁面規制部材 Expired - Lifetime JPH07109134B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1108700A JPH07109134B2 (ja) 1989-04-27 1989-04-27 壁面規制部材

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1108700A JPH07109134B2 (ja) 1989-04-27 1989-04-27 壁面規制部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02289760A JPH02289760A (ja) 1990-11-29
JPH07109134B2 true JPH07109134B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=14491413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1108700A Expired - Lifetime JPH07109134B2 (ja) 1989-04-27 1989-04-27 壁面規制部材

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JP (1) JPH07109134B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5028088U (ja) * 1973-07-10 1975-04-01
JPS62133828U (ja) * 1986-02-17 1987-08-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02289760A (ja) 1990-11-29

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