JPH07108823A - 電気自動車用ヒートポンプ式空調装置 - Google Patents

電気自動車用ヒートポンプ式空調装置

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JPH07108823A
JPH07108823A JP25602893A JP25602893A JPH07108823A JP H07108823 A JPH07108823 A JP H07108823A JP 25602893 A JP25602893 A JP 25602893A JP 25602893 A JP25602893 A JP 25602893A JP H07108823 A JPH07108823 A JP H07108823A
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outside air
window glass
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outside
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JP25602893A
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Inventor
Akira Isaji
晃 伊佐治
Yuji Takeo
裕治 竹尾
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヒートポンプを使用しての暖房でも車両の窓
ガラスに付着した氷や霜を解かすことができるようにす
る。 【構成】 外気導入口102と、内気導入口101と、
デフロスタ吹き出し口103と、外気導入口102もし
くは内気導入口101もしくは外気導入口102と内気
導入口101の両方を選択的に切り換える内外気切り換
え手段110と、デフロスタ吹き出し口103を開閉す
るデフロスタ開閉手段111とを有する。また、内外気
切り換え手段110により、外気もしくは外気と少量の
内気との混合空気を温風にしてデフロスタ吹き出し口1
03から吹き出す第1のモード選択手段と、内気もしく
は内気と少量の外気との混合空気を温風にしてデフロス
タ吹き出し口103から吹き出す第2のモード選択手段
とを有し、第1のモード選択手段と第2のモード選択手
段とを選択的に切り換えるモード切り換え手段を備えた
ことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車用空調装置
に係り、特に、車両の窓ガラスに付着した氷や霜を解か
すことを可能とした電気自動車用空調装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、環境浄化対策やエネルギの多様化
等の目的で、電気自動車の開発が進められており、電気
自動車用の電源として使用するバッテリの性能が向上し
たため、電気自動車においても、内燃機関を使用する自
動車と同様に、より快適な車室環境を実現するための空
調装置(エアコン)を装備するようになった。この電気
自動車用の空調装置は、その電源として走行用のバッテ
リ電源の一部を使用して空調装置の電動コンプレッサを
駆動して空調を行うため、走行距離との関係で、十分な
暖房能力が得られなく、車両の窓ガラスに付着した氷や
霜を解かすことが不可能とされていた。
【0003】そこで、電気自動車用の空調装置におい
て、十分な暖房能力が得られるようにするために、ヒー
トポンプを用いることが提案されている。周知のよう
に、ヒートポンプを使用して暖房を行う場合、外気温が
低くなればなるほど、暖房出力能力と暖房負荷とがます
ます一致しなくなるという事態となるため、通常、ヒー
トポンプ暖房の実使用温度域は最低でも、−10℃程度
とされている。ところが、電気自動車でもFMVSS
(米国の乗用車規格)の103規格、即ち、外気温−1
8℃での解氷試験に合格しなければならないとされてい
る。また、通常、車両の窓ガラスに付着した氷や霜を解
かす際、あるいは車両の窓ガラスに付着した水滴による
窓ガラスの曇を取り除く際に、外気取り入れ口より外気
を導入してデフロスタから温風を吹き出すようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
図5のFMVSS103試験(外気温−18℃での解氷
試験)の試験結果に示されるように、ヒートポンプを使
用しての暖房で、内気導入口よりの内気と外気導入口よ
りの外気とを混合(外気30%、内気70%)導入して
デフロスタ吹き出し口から温風を吹き出すようにして、
温風吹き出し後の時間経過に伴う温度上昇を測定する
と、温風吹き出し後40分経過しても、車両の窓ガラス
に付着した氷や霜を解かすことができるのは高々50〜
60%にすぎなかった。ここで、50〜60%と幅があ
るのは、同一試験を2〜3回繰り返すと、どうしても結
果にバラツキが生じるためである。この実験結果より明
らかなように、ヒートポンプを使用しての暖房で、外気
取り入れ口より外気を導入してデフロスタ吹き出し口か
ら温風を吹き出すようにすれば、全く暖房能力が不足し
ていて、車両の窓ガラスに付着した氷や霜を解かすこと
は不可能であるという問題が生じる。また、車両の窓ガ
ラスに透明ヒータ(ヒーティングウインドシールド、H
WS)を使用することも考えられるが、新たに別の装置
を設ける必要があるため、コスト高になり、電力消費も
大きくなるという問題がある。そこで、本発明は上記問
題点に鑑みてなされたものであり、ヒートポンプを使用
しての暖房でも車両の窓ガラスに付着した氷や霜を解か
すことが可能な電気自動車用ヒートポンプ式空調装置を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の構成上の特徴
は、電気自動車用の電源により作動される電動コンプレ
ッサと、前記電動コンプレッサから供給される冷媒を熱
交換する室内熱交換器および室外熱交換器と、前記電動
コンプレッサから供給される冷媒を前記室内熱交換器も
しくは前記室外熱交換器の方向に切り換える切り換え弁
と、前記室内熱交換器と前記室外熱交換器との間で冷媒
を減圧する減圧器とを備えた電気自動車用ヒートポンプ
式空調装置において、車室外空気を取り入れる外気導入
口および車室内の空気を取り入れる内気導入口と、車両
の窓ガラスに空気を吹き出すデフロスタ吹き出し口とを
有し、空調用空気の導入口を前記外気導入口もしくは前
記内気導入口もしくは外気導入口と内気導入口の両方に
選択的に切り換える内外気切り換え手段と、空調用空気
を送風するブロワファンと、前記窓ガラスに空気を吹き
出すデフロスタ吹き出し口を開閉するデフロスタ開閉手
段とを有し、前記内外気切り換え手段により空気の導入
口を外気導入口のみもしくは外気導入口と内気導入口の
両方を選択し、外気のみ、もしくは外気と外気より少量
の内気との混合空気を温風にして前記デフロスタ吹き出
し口から吹き出す第1のモード選択手段と、前記内外気
切り換え手段により空気の導入口を内気導入口のみもし
くは内気導入口と外気導入口の両方を選択し、内気の
み、もしくは内気と内気より少量の外気との混合空気を
温風にして前記デフロスタ吹き出し口から吹き出す第2
のモード選択手段とを有し、前記第1のモード選択手段
と前記第2のモード選択手段とを選択的に切り換えるモ
ード切り換え手段を備えたことにある。
【0006】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明にお
いては、乗員が、車両の窓ガラスに付着した水滴による
窓ガラスの曇を取り除きたい場合、空気の取り入れを外
気導入口のみもしくは外気導入口と内気導入口との両方
から、外気のみ、もしくは外気と外気より少量の内気と
の混合空気を導入して、ヒートポンプ暖房により温風に
して、デフロスタ吹き出し口から乾燥した空気を車両の
窓ガラスに向けて吹き出すことができるので、窓ガラス
の曇を素早く取り除くことができるという効果を生じ
る。また、乗員が、車両の窓ガラスに付着した氷や霜を
解かしたい場合は、空気の取り入れを内気導入口のみも
しくは内気導入口と外気導入口の両方から、内気のみ、
もしくは内気と内気より少量の外気との混合空気を導入
して、ヒートポンプ暖房により温風にして、デフロスタ
吹き出し口から暖かい空気を車両の窓ガラスに向けて吹
き出すことができるので、車室温が上昇し、吸い込み空
気温度が上昇して、コンプレッサ吐出圧力が上昇するよ
うに作動することとなり、また、上昇した車室温度の空
気を吸い込んで、この吸い込んだ空気を暖めることとな
るため、効果的に高い温度の温風がデフロスタ吹き出し
口から車両の窓ガラスに向けて吹き出すことができるの
で、容易に車両の窓ガラスに付着した氷や霜を解かすこ
とができるという格別の効果を生じる。
【0007】
【実施例】
実施例1 以下に、本発明の電気自動車用ヒートポンプ式空調装置
の第1実施例を図に基づいて説明する。図1は本発明の
電気自動車用ヒートポンプ式空調装置の第1実施例の機
能ブロック構成図であり、図1において、図示しない車
室の前部にはエアダクト100が配置されている。この
エアダクト100の入口側には、内気導入口101及び
外気導入口102の2つの空気導入口が配設されてお
り、また、エアダクト100の出口側には、デフロスタ
吹き出し口103、フェース吹き出し口104及びフッ
ト吹き出し口105の3つの空気吹き出し口が配設され
ている。2つの空気導入口には、内外気切り換えダンパ
110がエアダクト100に対して回動可能に設けられ
ており、サーボモータ(図示せず)を駆動することによ
り内外気切り換えダンパ110は切り換えられる。この
内外気切り換えダンパ110を外気導入口102側に切
り換えることにより、車室内の空気は内気導入口101
より導入され、内外気切り換えダンパ110を内気導入
口101側に切り換えることにより、車室外の空気は外
気導入口102より導入され、さらに、内外気切り換え
ダンパ110をそれらの中間の状態に切り換えることに
より、車室内の空気と車室外の空気とが混合された状態
で導入されるようになっている。
【0008】また、3つの空気吹き出し口であるデフロ
スタ吹き出し口103、フェース吹き出し口104及び
フット吹き出し口105には、それぞれの吹き出し口に
対応して、各々デフロスタ吹き出し口ダンパ111、フ
ェース吹き出し口ダンパ112及びフット吹き出し口ダ
ンパ113が配設されており、各吹き出し口ダンパ11
1、112及び113は各々サーボモータ(図示せず)
により駆動される。
【0009】そして、デフロスタ吹き出し口103は車
両の窓ガラス(図示せず)の車室内側の面に向けて配置
されており、デフロスタモードが設定されるとサーボモ
ータによりデフロスタ吹き出し口ダンパ111が開放さ
れるもので、窓ガラスに向けて送風可能となる。また、
フェース吹き出し口104は乗員の頭胸部に向けて配置
されており、フェースモードが設定されるとサーボモー
タによりフェース吹き出し口ダンパ112が開放され
て、乗員の頭胸部に向けて送風可能となる。また、フッ
ト吹き出し口105は乗員の足元に向けて配置されてお
り、フットモードが設定されるとサーボモータによりフ
ット吹き出し口ダンパ113が開放されて、乗員の足元
に向けて送風可能となる。
【0010】また、エアダクト100内には後述する室
内熱交換器204が配置されている。この室内熱交換器
204の上流側にはブロワファン115が配置されてお
り、このブロワファン115はブロワモータ116によ
り回転駆動され、内気導入口101もしくは外気導入口
102あるいは内気導入口と外気導入口との両方の何れ
か設定された側から空気を吸引して下流側に送風する。
【0011】冷媒回路200は、図示しない電動機によ
り駆動されて内部冷媒を圧縮吐出する電動圧縮器(コン
プレッサ)201を備えており、このコンプレッサ20
1は、電動機と一体的に密封ケース内に配置されるた
め、その設置場所は特に限定されない。コンプレッサ2
01を駆動する電動機は、走行用電動機の電源であるバ
ッテリ311からの直流電源を三相交流に変換するイン
バータ310から三相交流が供給されて作動される。こ
のコンプレッサ201の吐出側には四方切り換え弁20
2が配置されており、この四方切り換え弁202は、吐
出冷媒を室内熱交換器204側もしくは室外熱交換器2
09側へ切り換えるために用いられる。室内熱交換器2
04と室外熱交換器209とは、冷媒配管203により
結ばれており、この冷媒配管203の途中には、例え
ば、キャピラリーチューブ、電子膨張弁等よりなる冷房
用の減圧器205および例えば、キャピラリーチュー
ブ、電子膨張弁等よりなる暖房用の減圧器207が、そ
れぞれ逆止弁206、208と並列配置されている。な
お、減圧器205および207は、図1においてはキャ
ピラリーチューブを示している。
【0012】コンプレッサ201の冷媒の導入側にはア
キュムレータ210が配置されており、このアキュムレ
ータ210は、コンプレッサ201に導入される冷媒を
気液分離し、液冷媒を貯蔵しておき、気体冷媒のみをコ
ンプレッサ201側へ導出するものである。このアキュ
ムレータ210の容量は、全冷媒充填量の50〜100
%収容できるものを使用する。送風機211、212を
備えた室外熱交換器209は、冷房運転時・暖房運転時
とも、車外空気と良好な熱交換が行えるよう、自動車の
進行方向前方に配置される。即ち、この室外熱交換器2
09は自動車走行時には走行風を受け、冷媒の冷却が良
好に行えるようになつている。また、本実施例において
は、コンプレッサ201の回転数を制御するインバータ
310と後述するコントロールユニット300とは、電
気ボックス(図示せず)内に同時に収納されている。さ
らに、運転席の前方のダッシュボード(図示せず)に
は、エアコンの操作を行うための後述するコントロール
パネル305が取り付けられている。
【0013】本第1実施例のエアコンは、エアコンスイ
ッチ360(図2参照)がオンされると、冷房運転時に
は、温度設定コントロールレバー330(図2参照)に
よって室内熱交換器204の蒸発温度を制御する。即
ち、温度設定コントロールレバー330が最も低温側に
変位した状態ではコンプレッサ201の回転数を最高回
転とし、温度設定コントロールレバー330が最も高温
側に変位した状態ではコンプレッサ201の回転数を減
少させる。一方、暖房運転時には、温度設定コントロー
ルレバー330によって室内熱交換器204の凝縮温度
を制御する。即ち、温度設定コントロールレバー330
が最も低温側に変位した状態ではコンプレッサ201の
回転数を最小回転とし、温度設定コントロールレバー3
30が最も高温側に変位した状態ではコンプレッサ20
1を最高回転数で回転させる。つまり、本第1実施例に
よれば、冷房および暖房運転時に、温度設定コントロー
ルレバー330の設定に応じてコンプレッサ201の回
転数を制御することができ、吹き出し空気温度を連続的
に可変制御することができる。
【0014】次に、上述のように構成した本第1実施例
のエアコンの冷房および暖房動作について説明する。ま
ず、冷房運転時について説明すると、冷房運転時、四方
切り換え弁202はコンプレッサ201より吐出された
冷媒が室外熱交換器209へ向かうように切り換えられ
る。その結果、コンプレッサ201より吐出された高温
高圧の冷媒は室外熱交換器209で凝縮して高温のまま
液化し、次いで逆止弁208を通過して冷房用減圧器2
05に流入する。冷媒はこの冷房用減圧器205の通過
時に断熱膨張し、低温低圧の霧状状態となる。この低温
低圧の霧状状態の冷媒は室内熱交換器204に流入す
る。そして、この室内熱交換器204に流入した霧状状
態の冷媒は、室内熱交換器204でブロワファン115
より送風された空気と熱交換し、エアダクト100内を
流れる空気より気化熱を奪ってエアダクト100内の空
気を冷却する。この熱交換により蒸発した冷媒は、四方
切り換え弁202を介してアキュムレータ210へ流入
する。アキュムレータ210へ流入した冷媒は、気体冷
媒と液体冷媒とに分離され、気体冷媒のみがコンプレッ
サ201に再度吸入される。
【0015】次いで、暖房運転時について説明すると、
暖房運転時、四方切り換え弁202が切り換えられてコ
ンプレッサ201より吐出された高温高圧の冷媒が室内
熱交換器204へ流入する。室内熱交換機204へ流入
した高温高圧の冷媒は室内熱交換器204で凝縮して高
温のまま液化する。この時、凝縮熱をエアダクト100
内を流れる空気に放出し、その結果エアダクト100内
を通過する空気は加熱される。そして、室内熱交換器2
04で凝縮された冷媒は、逆止弁205を介して暖房用
減圧器207に流入する。この暖房用減圧器207に流
入した冷媒は、暖房用減圧器207通過時に断熱膨張
し、低温低圧の霧状状態になる。この低温低圧の霧状状
態の冷媒は室外熱交換器209に流入する。この室外熱
交換器209に流入した霧状状態の冷媒は、室外熱交換
器209で室外空気と熱交換されて蒸発し、熱交換によ
り蒸発した冷媒は四方切り換え弁202を介してアキュ
ムレータ210へ流入する。アキュムレータ210へ流
入した冷媒は、気体冷媒と液体冷媒とに分離され、気体
冷媒のみがコンプレッサ201に再度吸入される。
【0016】コントロールユニット300は、周知のC
PU、ROM、RAMおよび入出力装置等(図示せず)
から構成されており、後述するコントロールパネル30
5(図2参照)等からの指示に基づいてインバータ31
0等の制御を行うものである。コントロールユニット3
00には、コントロールパネル305のエアコンスイッ
チ360、エコノスイッチ350等のオン、オフの信号
が入力される。また、コントロールユニット300に
は、各種センサからの検出信号301が入力される。例
えば、コンプレッサ201から吐出された冷媒の温度を
検出する吐出温度センサからの信号、室内熱交換器20
4の表面温度を検出する室内熱交換器温度センサからの
信号、室外熱交換器209の冷媒温度を検出する室外熱
交換器温度センサからの信号、室外の空気温度を検出す
る室外温度センサからの信号、コンプレッサ201より
吐出された冷媒の圧力を検出する圧力センサからの信号
およびコンプレッサ201の胴体の温度を検出するコン
プレッサ温度センサ等からの各種センサ信号がそれぞれ
入力信号として入力される。
【0017】一方、コントロールユニット300にて演
算された制御信号は、コントロールパネル305、イン
バータ310、ブロワーモータ116および室外送風機
211、212等へ出力される。コントロールパネル3
05の実施例は図2に示されており、図2より明らかな
ように、コントロールパネル305には、吹き出し方向
を切り換える吹き出し口切り換えスイッチ群310、空
気導入口の内外気を切り換える内外気切り換えスイッチ
郡320、吹き出し温度を調整する温度設定コントロー
ルレバー330、吹き出し風量を切り換えるブロワスイ
ッチ340、バッテリの消費電力を節電するエコノスイ
ッチ350およびエアコンスイッチ360が配置されて
いる。
【0018】吹き出し口切り換えスイッチ群310は、
吹き出し口切り換えダンパ111、112、113を開
閉制御することによって、車室に吹き出される空気が乗
員の頭胸部に向かうフェースモード311、乗員の頭胸
部および足元の双方に向かうバイレベルモード312、
乗員の足元に向かうフットモード313、乗員の足元と
窓ガラスの双方に向かうフットデフロスタモード314
および窓ガラスに向かうデフロスタモード315に各々
切り換えるものであり、複数のスイッチから構成されて
いる。内外気切り換えスイッチ郡320は、内外気切り
換えダンパ110を開閉制御することによって、車室内
の空気を導入する内気モード321、車室外の空気を導
入する外気モード322および車室内と車室外の混合空
気を導入する内外気混合モード323に各々切り換える
ものであり、複数のスイッチから構成されている。
【0019】デフロスタモードスイッチ315には、車
両の窓ガラスに付着した水滴による窓ガラスの曇を取り
除く除曇モードスイッチ315aと、車両の窓ガラスに
付着した氷や霜を解かす解氷モードスイッチ315bと
がある。車室外温度が高い場合、例えば10℃以上の時
に、乗員が除曇モードスイッチ315aをオンとした場
合は除曇モード1となり、空気の取り入れ口が、外気導
入口102からとなるように、このスイッチ315aに
連動して内外気切り換えダンパー110が自動的に切り
換えられて、乾燥した外気のみを導入して、エアダクト
100内でヒートポンプ暖房により温風にして、デフロ
スタ吹き出し口から車両の窓ガラスに向けて吹き出すこ
ととなり、窓ガラスの曇は素早く取り除かれる。また、
車室外温度が低い場合、例えば10℃以下の時に、乗員
が除曇モードスイッチ315aをオンとした場合は除曇
モード2となり、空気の取り入れ口が、外気導入口10
2と内気導入口101との両方からとなるように、この
スイッチ315aに連動して内外気切り換えダンパー1
10が自動的に切り換えられて、乾燥した外気と外気よ
りは少量の暖められた内気(例えば30%の内気)との
混合空気を導入して、エアダクト100内でヒートポン
プ暖房により温風にして、デフロスタ吹き出し口から車
両の窓ガラスに向けて吹き出すこととなり、窓ガラスの
曇は素早く取り除かれる。
【0020】ここで、内外気切り換えダンパー110が
自動的に切り換えられて、空気の取り入れ口を外気導入
口102のみからとするか、あるいは外気導入口102
と内気導入口101との両方からとするかは、例えば、
室外温度センサからの検出信号に基づいて内外気切り換
えダンパー110の開度が制御されるようにする。即
ち、車室外温度が低い時、例えば、室外温度が10℃以
下の場合は、空気の取り入れ口は外気導入口102と内
気導入口101との両方からとされ、例えば、70%の
外気と30%の内気とが導入されることとなり、暖かい
車室内空気を30%位取り入れることとなるので、暖か
い乾燥した空気を窓ガラスに向けて吹き出すことができ
るようになり、窓ガラスの曇は素早く取り除かれるよう
になる。
【0021】一方、車室外温度が低い場合、例えばマイ
ナス10℃以下の時に、乗員が解氷モードスイッチ31
5bをオンとした場合、解氷モード1となり、空気の取
り入れ口が、内気導入口101からとなるように、この
スイッチ315bに連動して内外気切り換えダンパー1
10が自動的に切り換えられて、暖められた内気のみを
導入して、エアダクト100内でヒートポンプ暖房によ
り温風にして、デフロスタ吹き出し口から車両の窓ガラ
スに向けて吹き出すこととなり、窓ガラスに付着した氷
や霜は取り除かれる。また、車室外温度がマイナス18
℃よりは比較的高い場合、例えばマイナス10℃以上の
時に、乗員が解氷モードスイッチ315bをオンとした
場合、解氷モード2となり、空気の取り入れ口が、内気
導入口101と外気導入口102との両方からとなるよ
うに、このスイッチ315bに連動して内外気切り換え
ダンパー110が自動的に切り換えられて、暖められた
内気と内気よりは少量の乾燥した外気(例えば15%の
外気)との混合空気を導入して、エアダクト100内で
ヒートポンプ暖房により温風にして、デフロスタ吹き出
し口から車両の窓ガラスに向けて吹き出すこととなり、
窓ガラスに付着した氷や霜は取り除かれる。
【0022】ここで、内外気切り換えダンパー110が
自動的に切り換えられて、空気の取り入れ口を内気導入
口101のみからとするか、あるいは内気導入口101
と外気導入口102との両方からとするかは、例えば、
室外温度センサからの検出信号に基づいて内外気切り換
えダンパー110の開度が制御されるようにする。即
ち、車室外温度がマイナス18℃よりは比較的高い場
合、例えばマイナス10℃以上の時には、空気の取り入
れ口は内気導入口101と外気導入口102との両方か
らとされ、例えば、85%の内気と15%の外気とが導
入され、乾燥した外気が15%導入されることとなるの
で、解氷モード時でも窓ガラスが曇ることはない。
【0023】ここで、図3の除曇モードスイッチと解氷
モードスイッチについて説明すると、図3a、bは2つ
のタッチスイッチ構成としたした場合で、aはその表示
を文字で表し、bはその表示をマークで表した例を示し
ており、どちらか選択した方のスイッチのLEDが点灯
するようになっている。図3c、dはシーソースイッチ
構成とした場合で、図の右側を押せば右側のLEDが点
灯して解氷モードとなり、再度押すとLEDは消灯して
デフロスタモードがオフとなる。また、図の左側を押せ
ば左側のLEDが点灯して除曇モードとなる。図3e、
fはスイッチを押す毎にLEDの色が変わるようになっ
ており、例えば、黄色、消灯、赤色、消灯というように
繰り返して変わり、黄色の場合は除曇モードとなり、消
灯の場合はデフロスタモードがオフとなり、赤色の場合
は解氷モードとなる。図3g、hはスイッチを短時間押
すとLEDが点灯して除曇モードとなり、再度押すとL
EDが消灯してデフロスタモードがオフとなる。また、
スイッチを長時間、例えば5秒以上押し続けるとLED
が点滅して解氷モードとなり、再度押すとLEDが消灯
してデフロスタモードがオフとなる。
【0024】以上に説明したように、本第1実施例にお
いては、ヒートポンプ暖房時に、車両の窓ガラスに付着
した水滴による窓ガラスの曇を取り除きたい場合、すな
わち、除曇モード時に、空気の取り入れ口が、外気導入
口102からもしくは外気導入口102と内気導入口1
01との両方からとなるように、このスイッチ315a
に連動して内外気切り換えダンパー110が自動的に切
り換えられて、乾燥した外気のみ、もしくは乾燥した外
気と外気よりは少量の暖められた内気との混合空気を導
入して、エアダクト100内でヒートポンプ暖房により
温風にして、デフロスタ吹き出し口から車両の窓ガラス
に向けて吹き出すことができるので、車両の窓ガラスに
付着した水滴による窓ガラスの曇を、素早く取り除くこ
とができるという効果を生じる。
【0025】また、車両の窓ガラスに付着した氷や霜を
解かしたい場合、すなわち、解氷モード時に、空気の取
り入れ口が、内気導入口101からもしくは内気導入口
101と外気導入口102との両方からとなるように、
このスイッチ315bに連動して内外気切り換えダンパ
ー110が自動的に切り換えられて、暖められた内気の
み、もしくは暖められた内気と内気よりは少量の乾燥し
た外気との混合空気を導入して、エアダクト100内で
ヒートポンプ暖房により温風にして、デフロスタ吹き出
し口から車両の窓ガラスに向けて吹き出すことができ
る。したがって、図6および図7の実験データに示され
るように、車室温が上昇し、吸い込み空気温度が上昇し
て、コンプレッサ吐出圧力が上昇するように作動するこ
ととなる。即ち、上昇した車室温度の空気を吸い込ん
で、再度この吸い込んだ空気を暖めるという循環を繰り
返すため、効果的に高い温度の温風がデフロスタ吹き出
し口から車両の窓ガラスに向けて吹き出すことができる
ようになり、容易に車両の窓ガラスに付着した氷や霜を
解かすことができるという格別の効果を生じる。
【0026】実施例2 以下に本発明の第2実施例について説明すると、以上の
第1実施例の説明においては、除曇モードあるいは解氷
モードを選択するに際して、デフロスタモードスイッチ
を除曇モードスイッチと解氷モードスイッチとの2つの
スイッチ構成とし、除曇モードスイッチを選択した場合
は、このスイッチに連動して自動的に内外気切り換えダ
ンパーが切り換えられて、除曇モード1あるいは除曇モ
ード2が選択されるような構成とし、解氷モードスイッ
チを選択した場合は、このスイッチに連動して自動的に
内外気切り換えダンパーが切り換えられて、解氷モード
1あるいは解氷モード2が選択されるような構成とした
例について説明したが、本第2実施例においては、デフ
ロスタモードと外気モードあるいはデフロスタモードと
内外気混合モード1とを、デフロスタモードと内気モー
ドあるいはデフロスタモードと内外気混合モード2とを
組み合わせて操作するように構成したことに本第2実施
例の特徴がある。
【0027】本第2実施例において、エアダクト10
0、冷媒回路200、インバータ310およびバッテリ
311は、前述の第1実施例と同様であるのでその説明
は省略する。本第2実施例と前述の第1実施例とは、コ
ントローラ300およびコントロールパネル305とが
相違する。図4は本第2実施例のコントロールパネル3
05を示しており、第1実施例と相違するところは、図
2の吹き出し口切り換えスイッチ群310および内外気
切り換えスイッチ群320に代えて、吹き出し口切り換
えレバー310aおよび内外気切り換えレバー320a
を用いたことであり、また、除曇モードスイッチ315
aおよび解氷モードスイッチ315bに代えて、吹き出
し口切り換えレバー310aおよび内外気切り換えレバ
ー320aを組み合わせて操作できるようにしたことで
ある。
【0028】図4において、乗員が、吹き出し口切り換
えレバー310aをデフロスタモードの位置(図4の吹
き出し口切り換えレバー310aを一番右側の位置にし
た場合)にし、内外気切り換えレバー320aを外気モ
ードの位置(図4の内外気切り換えレバー320aを一
番右側の位置にした場合)とした場合、車両の窓ガラス
に付着した水滴による窓ガラスの曇を取り除く除曇モー
ド1となり、空気の取り入れ口が、外気導入口102か
らのみからとなり、乾燥した外気のみを導入して、エア
ダクト100内でヒートポンプ暖房により温風にして、
デフロスタ吹き出し口から車両の窓ガラスに向けて吹き
出すこととなり、窓ガラスの曇は素早く取り除かれる。
【0029】また、乗員が、吹き出し口切り換えレバー
310aをデフロスタモードの位置にし、内外気切り換
えレバー320aを内外気混合モード1(内気が30%
混合されるモード)の位置(図4の内外気切り換えレバ
ー320aを中央右側の位置にした場合)とした場合
は、車両の窓ガラスに付着した水滴による窓ガラスの曇
を取り除く除曇モード2となり、空気の取り入れ口が、
外気導入口102と内気導入口101との両方からとな
り、乾燥した外気と外気よりは少量の暖められた内気
(例えば30%の内気)との混合空気を導入して、エア
ダクト100内でヒートポンプ暖房により温風にして、
デフロスタ吹き出し口から車両の窓ガラスに向けて吹き
出すこととなり、窓ガラスの曇は素早く取り除かれる。
【0030】一方、乗員が、吹き出し口切り換えレバー
310aをデフロスタモードの位置にし、内外気切り換
えレバー320aを内気モードの位置(図4の内外気切
り換えレバー320aを一番左側の位置にした場合)と
した場合、車両の窓ガラスに付着した氷や霜を解かす解
氷モード1となり、空気の取り入れ口が、内気導入口1
01からとなり、暖められた内気のみを導入して、エア
ダクト100内でヒートポンプ暖房により温風にして、
デフロスタ吹き出し口から車両の窓ガラスに向けて吹き
出すこととなり、窓ガラスに付着した氷や霜は取り除か
れる。
【0031】また、乗員が、吹き出し口切り換えレバー
310aをデフロスタモードの位置にし、内外気切り換
えレバー320aを内外気混合モード2(例えば外気が
15%混合されるモード)の位置(図4の内外気切り換
えレバー320aを中央左側の位置にした場合)とした
場合は、車両の窓ガラスに付着した氷や霜を解かす解氷
モード2となり、空気の取り入れ口が、内気導入口10
1と外気導入口102との両方からとなり、暖められた
内気と内気よりは少量の乾燥した外気(例えば15%の
外気)との混合空気を導入して、エアダクト100内で
ヒートポンプ暖房により温風にして、デフロスタ吹き出
し口から車両の窓ガラスに向けて吹き出すこととなり、
窓ガラスに付着した氷や霜は取り除かれる。ヒートポン
プ暖房の温風は、内気導入口より暖められた内気を導入
して、デフロスタ吹き出し口から車両の窓ガラスに向け
て吹き出すこととなり、窓ガラスに付着した氷や霜は取
り除かれる。
【0032】以上に説明したように、本第2実施例にお
いては、ヒートポンプ暖房時に、車両の窓ガラスに付着
した水滴による窓ガラスの曇を取り除きたい場合、吹き
出し口切り換えレバー310aをデフロスタモードの位
置にし、空気の取り入れ口が、外気導入口102からも
しくは外気導入口102と内気導入口101との両方か
らとなるように、内外気切り換えレバー320aを外気
モードの位置あるいは内外気混合モード1の位置に切り
換えて、乾燥した外気のみ、もしくは乾燥した外気と外
気よりは少量の暖められた内気との混合空気を導入し
て、エアダクト100内でヒートポンプ暖房により温風
にして、デフロスタ吹き出し口から車両の窓ガラスに向
けて吹き出すことができるので、車両の窓ガラスに付着
した水滴による窓ガラスの曇を、素早く取り除くことが
できるという効果を生じる。
【0033】また、車両の窓ガラスに付着した氷や霜を
解かしたい場合、吹き出し口切り換えレバー310aを
デフロスタモードの位置にし、空気の取り入れ口が、内
気導入口102からもしくは内気導入口101と外気導
入口102との両方からとなるように、内外気切り換え
レバー320aを内気モードの位置あるいは内外気混合
モード2の位置に切り換えて、暖められた内気のみ、も
しくは暖められた内気と内気よりは少量の乾燥した外気
との混合空気を導入して、エアダクト100内でヒート
ポンプ暖房により温風にして、デフロスタ吹き出し口か
ら車両の窓ガラスに向けて吹き出すことができる。した
がって、図6および図7の実験データに示されるよう
に、車室温が上昇し、吸い込み空気温度が上昇して、コ
ンプレッサ吐出圧力が上昇するように作動することとな
る。即ち、上昇した車室温度の空気を吸い込んで、再度
この吸い込んだ空気を暖めるという循環を繰り返すた
め、効果的に高い温度の温風がデフロスタ吹き出し口か
ら車両の窓ガラスに向けて吹き出すことができるように
なり、容易に車両の窓ガラスに付着した氷や霜を解かこ
とができるという格別の効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の機能ブロック構成図であ
る。
【図2】 第1実施例のコントロールパネルを示す図で
ある。
【図3】 図2のコントロールパネルの除曇モードスイ
ッチと解氷モードスイッチの例を示す図である。
【図4】 第2実施例のコントロールパネルを示す図で
ある。
【図5】 内気を70%および外気を30%を導入した
場合のFMVSS103試験の実験データを示す図であ
る。
【図6】 内気を85%および外気を15%を導入した
場合のFMVSS103試験の実験データを示す図であ
る。
【図7】 内気を100導入した場合のFMVSS10
3試験の実験データを示す図である。
【符号の説明】
100…エアダクト、101…内気導入口、102…外
気導入口、103…デフロスタ吹き出し口、104…フ
ェース吹き出し口、105…フット吹き出し口、115
…ブロワフアン、201…コンプレッサ、202…四方
切り換え弁、204…室内熱交換器、205…冷房用減
圧器、207…暖房用減圧器、206、208…逆止
弁、209…室外熱交換器、300…コントローラ、3
10…インバータ、311…バッテリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車用の電源により作動される電
    動コンプレッサと、前記電動コンプレッサから供給され
    る冷媒を熱交換する室内熱交換器および室外熱交換器
    と、前記電動コンプレッサから供給される冷媒を前記室
    内熱交換器もしくは前記室外熱交換器の方向に切り換え
    る切り換え弁と、前記室内熱交換器と前記室外熱交換器
    との間で冷媒を減圧する減圧器とを備えた電気自動車用
    ヒートポンプ式空調装置において、 車室外空気を取り入れる外気導入口および車室内の空気
    を取り入れる内気導入口と、 車両の窓ガラスに空気を吹き出すデフロスタ吹き出し口
    とを有し、 空調用空気の導入口を前記外気導入口もしくは前記内気
    導入口もしくは外気導入口と内気導入口の両方に選択的
    に切り換える内外気切り換え手段と、 空調用空気を送風するブロワファンと、 前記窓ガラスに空気を吹き出すデフロスタ吹き出し口を
    開閉するデフロスタ開閉手段とを有し、 前記内外気切り換え手段により空気の導入口を外気導入
    口のみもしくは外気導入口と内気導入口の両方を選択
    し、外気のみ、もしくは外気と外気より少量の内気との
    混合空気を温風にして前記デフロスタ吹き出し口から吹
    き出す第1のモード選択手段と、 前記内外気切り換え手段により空気の導入口を内気導入
    口のみもしくは内気導入口と外気導入口の両方を選択
    し、内気のみ、もしくは内気と内気より少量の外気との
    混合空気を温風にして前記デフロスタ吹き出し口から吹
    き出す第2のモード選択手段とを有し、 前記第1のモード選択手段と前記第2のモード選択手段
    とを選択的に切り換えるモード切り換え手段を備えたこ
    とを特徴とする電気自動車用ヒートポンプ式空調装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の電気自動車用ヒート
    ポンプ式空調装置において、 前記第1のモード選択手段は前記車両の窓ガラスに付着
    した水滴による窓ガラスの曇を取り除くモードであり、
    前記第2のモード選択手段は前記車両の窓ガラスに付着
    した氷や霜を解かすモードであることを表示する表示手
    段を有することを特徴とする電気自動車用ヒートポンプ
    式空調装置。
JP25602893A 1993-10-13 1993-10-13 電気自動車用ヒートポンプ式空調装置 Pending JPH07108823A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5701752A (en) * 1995-10-26 1997-12-30 Denso Corporation Vehicular air temperature control system having excellent windshield defogging characteristics

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5701752A (en) * 1995-10-26 1997-12-30 Denso Corporation Vehicular air temperature control system having excellent windshield defogging characteristics

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