JPH07108244B2 - 物体の貯蔵装置 - Google Patents

物体の貯蔵装置

Info

Publication number
JPH07108244B2
JPH07108244B2 JP60503464A JP50346485A JPH07108244B2 JP H07108244 B2 JPH07108244 B2 JP H07108244B2 JP 60503464 A JP60503464 A JP 60503464A JP 50346485 A JP50346485 A JP 50346485A JP H07108244 B2 JPH07108244 B2 JP H07108244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
containers
drawer
box
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60503464A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61503006A (ja
Inventor
ストツカー,ブルーノ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GUREEBURII UARUTAA
Original Assignee
GUREEBURII UARUTAA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GUREEBURII UARUTAA filed Critical GUREEBURII UARUTAA
Publication of JPS61503006A publication Critical patent/JPS61503006A/ja
Publication of JPH07108244B2 publication Critical patent/JPH07108244B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B53/00Cabinets or racks having several sections one behind the other

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、キヤビネツト、引出し又はその類を形成する
ボツクスと、該ボツクス内に配置された複数のコンテナ
とを備えた物体の貯蔵装置であつて、該物体は種々のサ
イズの複数のコンパートメント内に貯蔵され、該コンパ
ートメントは基礎となる面を網目状に充たし、各コンパ
ートメントは少なくとも1つの面が開かれた矩形又は正
方形のコンテナであり、該コンテナは相前後して直列に
又は1つのコンテナを他のコンテナの上に置くように配
置され少なくとも1つの領域において相互に平行に摺動
可能とされており、該摺動により形成されるコンテナ間
のギヤツプを通してボツクスの出入れ側をなす正面から
奥方のコンテナに対し出入れが可能とされた装置に関す
る。この種の装置は、例えばスイス国特許(CH−PS)第
422256号及び西ドイツ国実用新案(DEGM)1922153号に
開示されている。
これらの2つの特許に係る装置は共通の1つの特徴を有
している。即ち、複数のコンテナが固定され摺動しない
ように収容されたキヤビネツトの前部に、摺動可能なボ
ツクスが装着され、これらのボツクス内には数個のコン
テナが固定され摺動しないように設けられている。
キヤビネツトの前部に設けられた大きなボツクスは、キ
ヤビネツトの底面に平行に摺動可能であり、複数の固定
された小さなコンテナを備えており、キヤビネツトの底
面の約1/3の部分を覆つている。
従つて、コンテナには2つの領域しか存在せず、一方の
領域は固定され摺動しないようにキヤビネツトに結合さ
れており、他方の領域は大きなコンテナにより形成され
その中に複数の小さなコンテナが設けられているという
構成になつているため、この公知の装置によればスペー
スの利用が有効になされ得ない。スペース利用上の不利
は、大きなコンテナがキヤビネツト底面の1/3しかカバ
ーしておらず、コンテナを通り越してキヤビネツト内に
出し入れを行なうためには不必要に広いギヤツプが形成
されていることにも起因している。
前述の如きタイプの他の装置が米国特許第2817444号に
開示されている。該装置においては貯蔵されるべき物体
は、中にコンテナを備えた摺動可能なウオール内に収め
られ、該摺動可能なウオールのうちの必要のものが通路
上を前へ引張られると、目的とする物体がそのコンテナ
から取出され得るというようにスペースを節約するよう
に構成されている。
しかしながらこの場合、比較的大きな設置スペースが必
要とされるという難点が存在する。該当する通路から比
較的遠いコンテナから物体を取出そうするときは、該当
する摺動ウオールを通常の位置から前記通路まで引張る
必要がある。従つて、通路は摺動ウオールの幅にほぼ相
当する幅を有する必要がある。しかしながらこのような
スペースは必ずしも得られるとは限らない。
本発明は、最初に述べた如き装置であつて、必要とする
スペースが同一でありながらより有効なスペースの利用
が保証され、且つ貯蔵される物体の出し入れをより短時
間に行なうことができる装置を提供するものである。
本発明によれば、全ての領域にあるコンテナはボツクス
の基礎面に平行な領域内において横方向に個々に又はグ
ループを成して摺動可能とされ、これらのコンテナはそ
の摺動方向において手の幅、又は、貯蔵される最も幅の
広い物体が手より幅の広い場合は該物体の幅に、相当す
るギヤツプをコンテナ間に形成するようにボツクスの基
礎面を満たす。ギヤツプの幅を特に大きな手に適合する
ようにするために、2又はそれ以上の種類の異なる幅の
コンテナが同一領域において使用されるのが望ましい。
必要な場合は、ギヤツプは、最も幅の小さいコンテナを
取除くことにより広げられる。
本発明は、前端の出し入れ用開口を有した縦型キヤビネ
ツト、及び上方からの出し入れのための開口を有した引
出しに適用され得る。
本発明に係る装置が縦型キヤビネツトである場合は、コ
ンテナは相前後して又は順次上へと配置されて数個の領
域内に置かれ、キヤビネツトの基礎面に平行な垂直方向
の領域内において摺動可能とされる。
本発明を引出しに適用する場合は、コンテナは横にとな
りあつて且つ1つのコンテナの上に他のコンテナが配置
されるように数個の領域内に置かれ、水平な領域内にお
いて相互に摺動可能とされ、該領域もまた引出しの基礎
面に平行とされる。
従つて、コンテナを僅かな距離だけ移動するだけでよ
く、これに基づき該コンテナの後方の領域は、このよう
にして形成され又は移動せしめられたギヤツプを通して
自由に出し入れが可能となる。従つてギヤツプは、通常
該当するコンテナの幅を実質上有する必要がある。一般
的に、領域内にあるコンテナ及びその下方にあるコンテ
ナは、同じ大きさを有する必要がなく、特に同一の高さ
を有する必要はない。全体として、前方又は側方からの
出し入れがより便利となるため出し入れのための時間が
改善される。
既に述べた如く、コンテナは側方に個々に又はグループ
をなして摺動可能である。グループを形成するのに必要
な結合されるべきコンテナの数は、各々の状況に応じて
決められる。相互に結合されるコンテナの数は、これら
のコンテナが所望の間隔により容易に且つ迅速に横方向
に移動され得るように決められる。従つて、全てのコン
テナが、1つのコンテナを他のコンテナの下方に配置す
るというように垂直方向にグループの形成する場合は、
特に簡易である。
構造上、コンテナを結合しグループに形成することは、
以下に詳細に説明するように特に容易である。
これらに換えて、数個のコンテナを水平方向に相互に隣
合わせて配置し、グループを形成することもできる。
本発明に係る装置は、コンテナが越えることのできない
サイドウオール又は側方の境界を有した、ある種のボツ
クスであり、このことは全ての実施態様において共通し
ている。該ボツクスは例えば、前方から出し入れ可能な
キヤビネツトにして、サイドウオール、必要によりトツ
プカバープレート及びリアウオールを備えたものとする
ことができる。この構成において、コンテナは、前述の
従来技術における如く側方に設けられた通路内に移動さ
れる必要はない。この種の通路はむしろ不必要である。
該ボツクスはまた、上方から出し入れ可能な引出しとし
て構成することもできる。
本発明に係る装置がキヤビネツトである場合は、前記コ
ンテナは、タワーのように上下に配置された複数の箱体
を備え、サイドウオールにより相互に結合されたものと
するのが望ましい。
他の実施例においてはコンテナは、上部を開かれ、リア
ウオールを垂直な支持ロツドに固定される。これにより
コンテナは、垂直方向の前述のグループを形成するよう
に結合される。
コンテナを水平方向のグループとする場合は、該コンテ
ナは水平方向に延びるガイドトラツク上でガイドされる
必要がある。このグループ化は、コンテナが個々に摺動
可能な場合にも可能である。この場合は、水平方向に隣
合つて配置されたコンテナは、相互に結合されることは
ない。
本発明に係る装置を分類システムとして構成する場合
は、コンテナはその摺動面に垂直な方向にも、即ち網目
をなすように、摺動可能とされるのが望ましい。
机の引出しに本発明を適用することにより、極めて大き
なスペースの節約が得られる。各寸法(高さ、深さ、
幅)についてコンテナ、貯蔵されるべき物体の寸法にで
きるだけ対応するように決められる。高すぎるか又は十
分な高さのない従来の引出しに比べると、顕著なスペー
スの節約(約40%〜60%)がこのようにして得られる。
引出しが高すぎる場合はスペースが無駄にされ、引出し
が充分に高くない場合は該引出しより高い物体は貯蔵さ
れ得ない。
コンテナのグループを配置する際に、該グループは、ほ
ぼ同じ寸法の物体のグループを受入れ得るように分割さ
れる。スペースの節約はこのようにして更に有効とされ
る。
システム全体においてコンテナのグループは、最も頻繁
に出し入れされる物体に、最も容易に到達し得るよう
に、即ちそれらの物体が最上の「フロア」に貯蔵される
ように配置される。これにより、出し入れの迅速性が図
られる。
特に本発明によれば、引出しの最も後方の領域、即ちボ
ツクスの底面の次にある領域も摺動可能とすることがで
きるので、システム全体が極めて自由度の大きなものと
なる。種々の幅のコンテナを押動方向に配置する際に、
このような構成とすることにより、最も下又は最も後方
の領域にあるコンテナを出し入れ用開口まで引寄せるこ
とができる。最も下の領域(引出しの底面)又は最も後
方の領域(キヤビネツトのイアウオール)において、こ
れらの摺動可能なコンテナは、固定されたパーテイシヨ
ンと置換えることができる。
固定されたパーテイシヨンが必要な場合は、該パーテイ
シヨンはギヤツプを設けることなく配置されたコンテナ
のグループにより形成され得る。しかしながら、1つの
コンテナを取除くだけで全てのコンテナがこの領域内で
摺動可能となり、ユーザーの必要に応じて移動され得
る。
固定されたパーテイシヨンがある場合は、該パーテイシ
ヨンが出し入れ用開口の中央に延び、最下方の領域の上
にある出し入れ用開口を2つに分割するようになすこと
ができる。しかしながら、該パーテイシヨンが摺動可能
なコンテナに置換えられた場合は、前述の如く該コンテ
ナは、出し入れ用開口の下で正確に移動され又は引き動
かされることができる。
本発明を引出しに適用することにより、出し入れのため
の行程及び置換が極めて短縮される。これは特に物体が
数個の領域に配置されている場合に顕著である。
それぞれが西ドイツ国工業規格A6サイズにして引出し方
向に50cmの摺動長さを有する相上下して配置された4個
の引出しを備えた従来の机を、50cmの引出し摺動長さを
有した本発明で係るシステムと比較した例によると、4
つの領域の各々における最も後方の部分から物体を取出
す場合は、従来の机を引出しにあつては4個の引出しが
完全に引出され再び閉じられる必要があり、摺動行程は
合わせて400cmとなる。
本発明に係るシステムによれば、1個の引出しのみが完
全に引出され再び閉じられればよい。3つの領域におい
ては、目的物の出し入れのためにコンテナは約15cm(即
ち出し入れのための開口の幅)だけ付加的に移動される
必要がある。
4番目の領域は、出し入れを3番目の領域の移動により
成すことができるので、動かされる必要はない。この結
果、全てのコンテナの摺動行程(開き且つ閉じる)の合
計は145cmとなる。これは、前に述べた(机に関して)
従来の机の引出しにおける出し入れのための摺動長さ
を、該長さが約3倍(276%)であつたというように短
縮することに相当する。
145=100 400=400×0.69=276% 100:145=0.69 本発明に係るシステムは、単一の引出しで済ますことが
でき、薄いウオールのコンテナで複数の相上下する領域
を形成するので、フレーム側及び引出し側に回転体を介
在したコスト高な数個のガイドトラツクを備えた従来の
引出しシステムに比べて、実質上コストに関して有利で
ある。コンテナ内に保持される物体は比較的軽いので、
これらのコストの掛かる技術的な手段は全く必要とされ
ない。
コンテナの摺動方向における摺動長さは、下方の領域に
配置されたコンテナに対する十分に大きな出し入れのた
めの開口が得られるように決めることが、システムの機
能上必要である。出し入れのための開口がコンテナにお
ける摺動長さより大きい場合は、スペースの不必要な浪
費となる。しかしながら、摺動方向における出し入れの
ための開口がコンテナにおける摺動長さより小さい場合
は、下方領域にあるコンテナへの出し入れがより困難と
なる。
本発明においては、摺動方向における出し入れのための
開口の幅は、摺動方向におけるコンテナの幅に実質的に
対応する必要があることが認識された。
以下、本発明を添付図面に示す実施例と共により詳細に
説明する。
第1図は本発明に斯かるキヤビネツトの1実施例を概略
的に示すもので、第2図I−I線に沿う断面図に相当す
る図、 第2図は第1図に示すキヤビネツトを第1図の矢印IIの
方向から見た図、 第3図は上面が開いたコンテナを垂直方向に配置するよ
うにした本発明実施例の正面図で第4図の矢印IIIの方
向から見た図、 第4図は第3図を矢印IVの方向から見た図、 第5図は第3図を矢印Vの方向から見た図、 第6図は詳細を示すために本発明装置の単一のグループ
を取出して示す図、 第7図は第6図の横断面図、 第8図は水平方向に摺動可能なコンテナを備えた更に他
の実施例の概略断面図、 第9図は第8図に示すコンテナの1つをガイドロツドと
ともに示す斜視図、 第10図は第9図に示す例と類似の例の斜視図、 第11図は本発明に係るシステムを備えた引出しの断面図
であり第12図XI−XI線に沿う断面図、 第12図は第11図を矢印XIIの方向から見た図、 第13図は本発明に係るコンテナと共に使用するための補
助フレームの概略斜視図、 第14図は垂直方向に調節可能なコンテナを備えたキヤビ
ネツトの斜視図である。
第1図及び第2図には、ボツクス21が示されており、該
ボツクスはキヤビネツト22を構成し、底面39をなすボト
ムパネル、トツプパネル2、パネル3及びリアパネル4
を備えている。リアパネル4は、キヤビネツト22の基礎
となる面を形成し、各コンテナはこの基礎面に平行に摺
動可能となつている。
後方において摺動可能な領域(面)7が、とぎれること
なく相互に結合されたコンテナ5により形成されてい
る。図には、1、2又はそれ以上の摺動可能な前領域6
が示されている。1つのギヤツプ8が2つの前領域6に
より形成されている。更に図には、積みあげられた(垂
直方向に)複数の箱体によりコンテナが形成されている
状態が示されており、該箱体は物体10が置かれるコンテ
ナボトム23を備えている。
前領域6を形成するコンテナは、その後方の領域6の部
分が自由な出し入れが可能となるまで移動され、必要な
場合は、この中央にある領域6は後方の領域7が自由な
出し入れ可能となるまで移動される。ボツクス21のリア
パネル4の面に平行な2つの矢印9の方向に前領域6中
のコンテナ5が摺動させられた後は、その後方の領域に
あるいずれのコンテナ5に対しても自由な出し入れがで
きる。
変更態様においては、水平面内で前述の如く摺動された
コンテナ5は、ここでは2つの矢印9の方向に水平に摺
動される。これは、後方の領域6又は7のコンテナ5が
前方へ前領域まで引張られ、或いは往復動をするよう
に、前領域6のコンテナ5が後方へ後領域の1つまで押
されることができることを示している。
コンテナ5の横方向への移動の代わりに、前後方向への
移動もまた可能であり、この場合はギヤツプ8は常に後
領域にあるコンテナに出し入れ可能となるように出し入
れ口を形成する。
第3図から第5図及び第6図から第7図に示す例におい
ては、上面が開き下方に向かつて僅かにテーパーとされ
たコンテナ11がキヤビネツト22内に配置され、より下方
にあるコンテナが上方から自由に出し入れ可能とされて
いるものが示されている。コンテナ11は、装着ウオール
12又はロツドに固定されて垂直方向に上下して配置され
たグループをなしている。例えばコンテナのリアウオー
ルに設けられたキーホール状の孔を介して、該孔により
コンテナが装着ウオール12のフツク又はロツドに係止せ
しめられるようにすることができる。装着ウオール12又
はこれに相当するロツドは、ガイドトラツク14上で横方
向に摺動可能となつている。即ち、少なくとも上部トラ
ツク上で摺動可能であり、必要により下部トラツクが付
加される。しかしながら、装着ウオール12又はロツドは
変更不可能ではなく、前述のものに代えて、コンテナは
他の手段、例えばコンテナを相互に結合することによつ
ても垂直方向のグループを成すように配列され得る。こ
の例においても、前述の原理が適用され得る。即ち、前
領域(列)6、6にギヤツプが形成され、該ギヤツプに
よりその後方のコンテナ領域が自由に出し入れができる
こととなる。第5図には、最も後方にある列7のコンテ
ナ11のみがフレーム、即ちリアウオール4に固定されて
いる状態が明確に示されている。
第6図及び第7図に示す垂直ロツドは、テレスコーピツ
ク嵌合(伸縮自在な嵌合)により長さを調節可能とされ
ている。コンテナ11は該ロツド24に回転可能に且つ固定
可能に結合されている。従つて、1つの領域のコンテナ
は、グループを成して垂直方向に配列され、異なる間隔
をおいて且つ異なるサイズをもつて自由に配置され得
る。第6図及び第7図に示す例においては、コンテナ11
はU字状断面を有する保持ストリツプ15上に保持されて
おり、ストリツプ15の脚には相互に対向するように1直
線上に貫通孔が設けられ、該貫通孔にロツド24が通され
ている。垂直方向の高さ調節のために、ロツド24はテレ
スコーピツク嵌合により連続的に伸長可能とされ、その
長さの設定はヘツドスクリユー16により任意に調節可能
とされている。コンテナは矢印の方向にロツド24まわり
に回動可動のなつている。
第8図及び第9図には同様のボツクス21を備えキヤビネ
ツト22を形成する他の例が示されており、ここでは水平
方向に延びるガイドロツド25が固定されている。各ガイ
ドロツド25上にはコンテナ13が配置されており、該コン
テナ13は引出し状に形成され横方向に調節可能となつて
いる。(第8図にはコンテナ13の最前の領域のみが示さ
れている。その後方には固定された領域が配置され、必
要な場合は摺動可能な数個の前領域(列)が付加され
る。) コンテナ5、11、13はまた必要に応じチユーブ状ボトム
を備えたトレーとすることもできる。これらのコンテナ
はまた、取外し可能なボトムを備え、収容した物体10が
その下方のコンテナ内に下降せしめられるようにするこ
とができる。コンテナは手動又はモーターにより横方向
に移動可能とされ、必要な場合は前方又は後方に適切な
トラツクシステムまで移動可能とすることができ、その
移動はコンピユーターによりコントロールすることがで
きる。従つて本発明はまた、特定の物品が依頼により販
売される大型倉庫にも適合するものである。
第1図及び第10図に示すキヤビネツト22又はキヤビネツ
トインサートは、垂直方向に起立した貯蔵タワー又は隔
壁を備えている。これらのタワー又は隔壁は、トラツク
から吊るされ、トラツク上を走行し、又は底面39により
摺動するようにされており、移動可能とされている。こ
のため、各貯蔵用タワーの上面にはスライドを配置する
ことができ、該スライドは、キヤビネツト22に固着され
た割当てられたガイドトラツクに係合する。更に他の例
においては、ガイドトラツクは貯蔵用タワーを通つて延
びる。該貯蔵用タワーは、このガイドトラツク上の対応
する凹所に係合することにより移動せしめられることが
できる。
本発明の更に他の例においては、個々の貯蔵用タワーは
分割されたものとされ、相互に分離し順次上に載置され
たコンテナから構成される。これらは第3図から第7図
におけるコンテナ11に相当する。これらについても種々
の変更が可能である。例えば、垂直方向に直線上に上下
に載置されたコンテナは、摺動可能なガイドストリツプ
に固定されることができる。あるいはガイドストリツプ
はギヤビネツト又は引出しの側壁に垂直なガイド上の割
当てられたスライドに対し摺動可能とされ、又は個々の
コンテナ又はチユーブがそれぞれ水平方向のトラツク上
を走行するようにされ、又は個々に若しくはグループ単
位でこれらが横方向に移動せしめられるようにして、出
し入れのためのギヤツプを形成するようにすることもで
きる。更にまた、コンテナはガイドロツドに対し吊下げ
られるように固定されることもでき、該ガイドロツド
は、該ガイドロツド上に配置されたスライドのためにキ
ヤビネツトのガイドトラツクに対し摺動可能とされる。
最後に掲げた例によれば、保持のためのストリツプから
吊下げられたコンテナは、該保持ストリツプの支持下に
回転可能でありキヤビネツト内で吊下げられた状態にお
いて種々の方向をとることができるという利点が得られ
る。更に、保持ストリツプ上における任意の垂直方向の
調節ができ、種々のサイズのコンテナ、及びコンテナ間
の種々の間隔を選択し得るという利点も得られる。
第6図に示した如きガイドトラツク14上で摺動可能なロ
ツド24とは関係なくまたこれらのロツドの長さの調節可
能性とは関係なく、個々のコンテナは、キヤビネツトの
サイドウオールに対して、水平方向に配置されたガイド
トラツク上で摺動可能とされるという変更を成すことが
できる。この場合は、ガイドストリツプが通る凹所は、
コンテナのサイドウオールにも設けられる。
第10図は貯蔵のための更に他の例を示している。この例
においては、相互に平行に隣合うように間隔をおいて配
置された2つのガイドロツド26が備えられる。ガイドロ
ツド26は、貯蔵用トレー27の中央垂直壁18における貫通
孔17を通つて延びる。壁18は同時に、隣合つて配置され
た2つの貯蔵用パネル19、20を分け隔てるように形成さ
れる。
貯蔵用パネル19、20に代えて、貯蔵用面を前方から後方
へ上昇する段を成すように形成し、該段上に置かれた物
体が前方から適切に見えるようにすることもできる。
本発明の実施例に於ては、個々の貯蔵用コンテナ又はタ
ワー又は貯蔵用コンパートメントは、対応する登録番号
を付与される。キヤビネツトの側壁又は前壁に配置され
たレジスターは登録番号を割当てられて、各貯蔵用コン
パートメントに特定の機能を割当てるようにすることが
できる。
種々の貯蔵用コンテナの設計のための最も変更された実
施例を掲げる。貯蔵用コンテナは、摺動可能なプラスチ
ツク製のチユーブ又は貯蔵若しくは充填用タワーとする
ことができ、これらは透明なプラスチツク製とすること
により、該システムを通した透視を可能とし、貯蔵シス
テム全体及びこれを取囲むケーシングがこの材料から構
成される場合に美的魅力を持つた印象を与えるようにす
ることができる。個々の貯蔵部分は、これにより更に容
易に見出されることができる。
更に他の例に於ては、コンテナはその垂直方向摺動ポス
ト上に配置されることができる。物体が落下するのを防
止するために、周囲を取囲むモールド成形体を設けるこ
ともできる。
第1図及び第2図に示す貯蔵用タワーに於ては、コンテ
ナ5のベースは取替えられ又は取除かれることができ
る。平らなベースに代えて船型のベースを使用すること
もできる。収容された物体が落下するのを防止するた
め、周囲全体に亘つてモールド成形部を設けたもの、ス
ロツトを設けたものその他の構造を採用することもでき
る。コンテナ5の底を形成するベースを省略することに
より、容積が拡大され(2倍とされ)又は複合化され、
より丈の高い物体を収容することができる。
上述した貯蔵の原理は全て、引出しにも適用できる。同
様の態様により、幾つかの水平な貯蔵用面(領域)を引
出し内に設け、引出しの底に最も近い貯蔵用面を固定し
又は摺動可能とすることもできる。その上に配置された
水平な貯蔵用面は、上方の貯蔵用面が横方向に移動せし
められることにより下方の貯蔵用面が出し入れ可能とさ
れるように、横方向に摺動可能とされる。上方の水平な
貯蔵用面を構成する貯蔵用コンテナの単一の移動によ
り、貯蔵用面を構成する任意のコンテナに対し単一の出
し入れが可能となる。
順次上方へと垂直方向に配置されたコンテナ5、11、13
は、引出しに適用されるように水平面内で90゜回転せし
められることができる。
第11図から第13図に示す例及び引出しの構造に関して
は、キヤビネツトにおいて垂直方向に上へと配置された
コンテナにも適用され得る。これらの例も、キヤビネツ
トに適用されるように90゜回転せしめられることができ
る。従つて垂直面を水平面に変えることにより、前記実
施例のものはキヤビネツトに適用することができ、第1
図から第10図に示す実施例のものは同様の変更により引
出しに適用され得る。
第11図及び第12図に示す実施例においては、便利な形態
の引出し30を示しているが、以下に説明する種々の変形
が可能である。
図に示す実際的な例において、引出しはフロントウオー
ル31、2つの相互に平行なサイドウオール32、33、フロ
ントウオール31に平行なリアウオール34、及び引出し内
側を2つのコンパートメント46、47に分割する中央のパ
ーテイシヨン35を備えている。
本発明によれば、複数の貯蔵用領域が1つの引出し内に
形成され、引出し30の内側のウオール31から35は、図に
破線で示すような小さな距離をもつて周囲全体に設けら
れた案内溝37、38を備えている。
図示の実際的な例において引出しのエリア(ウオール)
31から34は案内溝37を備え、該溝37はパーテイシヨン35
の同様の案内溝38に連続している。
パーテイシヨン35は、種々のサイズのコンパートメント
46、47を形成し得るように、引出し内で取外し及び摺動
可能とされるのが望ましい。
更に、望ましくは筆記用具の如き小さな物体を保持する
ため、又は引出し30の内容物において記載した書類を差
入れるために、起立したレザーケース36が引出し30のフ
ロントウオール31に結合される。
レザーケース36の隣にある最前のコンパートメント46内
には、上下に配置された複数の領域6及び7が設けられ
ており、これらの領域は引出し30及びパーテイシヨン35
の双方に設けられた相互に平行な案内溝37、38により形
成されている。
図示の例においては、上部領域6は、隣合つて配置され
長手方向軸線に平行にされて数個のコンテナ40を備えて
いる。簡単のため図には3つのコンテナのみが示されて
いるが、通常はコンパートメント46全体は、コンテナ40
の幅にほぼ相当する単一なギヤツプ8が開かれている以
外は複数のコンテナ40により満たされる。このギヤツプ
8を通して、より下方の領域7(1個又は複数)への出
し入れが可能となつている。
図に概略的に示されているように、下部貯蔵用領域7は
付加された幾つかのコンテナ40により形成され、該貯蔵
用領域には物体10aが貯蔵されている。
下方の領域6、7を形成する個々のコンテナ40の高さに
応じて、複数の貯蔵用領域がこのように形成される。
簡単のため第11図には、物体は引出し30の底面39上に常
に貯蔵されること、コンテナ40は底面39上に固定的に又
は摺動可能に載置され、コンパートメント46の底面39全
体又はその一部を満たすことは示されていない。
コンテナ40は、引出し30及びパーテイシヨン35の双方の
案内溝37、38において矢印9の方向に摺動可能であり、
支持面43を延長することによりコンテナ40には案内用突
部42が設けられており、該突部42はコンテナ40の外周面
を越えて突出している。これらの案内用突部は、フロン
トウオール31及びパーテイシヨン35の案内溝37及び38に
向きあい係合する。
図示の例では、案内用突部42の材料は、一体的に形成さ
れた異なる材料からなるコンテナ40に結合されている。
引出し30の全体、パーテイシヨン35及びその中に配置さ
れたコンテナ40は、特に透明なプラスチツク材料で形成
されるのが望ましい。これにより、特に美的な外観が得
られ、上部領域6から個々のコンテナ40の支持面43を通
して下部領域7を見おろし、個々の領域に貯蔵された物
体10、10aを一目で観察できることとなる。
摺動方向に異なる幅のコンテナ40を使用することも勿論
可能であり、この場合はギヤツプ8の摺動方向の幅を変
えることができる。様々な組合せがこのようにして可能
である。
パーテイシヨン35を引出し30に接着する際は、該パーテ
イシヨン35により分割されるコンパートメント46、47が
正方形状とされるのが望ましい。これにより、コンパー
トメント46内において引出しの長手方向に配置されたコ
ンテナ40は90゜回転せしめられ、コンパートメント47内
において摺動方向9が引出し30の長手方向軸線に平行と
なるように配置され得る。
コンパートメント47内に示されたコンテナ41を90゜回転
させて、コンパートメント46内のコンテナ40に平行にこ
れらを配列することも可能である。パーテイシヨン35を
取除くことにより、コンパートメント46及び47は単一の
コンパートメントとなり、全ての領域のコンテナは引出
しの長手方向軸線に平行に、即ち引出し30を押す方向に
平行に摺動可能とされる。コンテナ41はまた案内用突部
42を備え、該突部42は相互に向きあうサイドウオール3
2、33の案内溝に向きあつて係合し、引出しの長手方向
に摺動可能とされる(2つ矢印9)。
コンテナ41は、種々のサイズの支持面44を備えることが
でき(コンテナ40の支持面43に相当する)、大きさの異
なる物体をコンテナ41内に貯蔵しこれらを異なる領域
6、7に置くことができる。
コンパートメント47に関し第11図に示す例においては、
コンテナ41は必ずしも同一領域に配置される必要はな
い。支持面44が引出しの底面39から異なる間隔で配置さ
れているにも拘らず、コンパートメント47内の2つの下
部コンテナ41は単一の領域を形成している。上部領域6
内のギヤツプ8に基づき最も下方の領域7の最も下方の
コンテナ41に対し矢印48の方向に出し入れが可能とな
る。特に、背の高い物体がこのコンテナ内に貯蔵され得
る。しかしながら、上を覆う領域7に配置されたコンテ
ナ41が、より下方のコンテナ41に部位45において接触
し、例えば上方の領域7の上部コンテナ41が移動せしめ
られた時により下方の領域7の下部コンテナ41もこれに
従つて移動せしめられることは重要である。
従つて、個々の摺動する領域6、7を形成するに当たつ
ては、個々のコンテナ41を領域6に示したようには正確
に一直線上に並べた対向位置に置く必要はなく、下方の
領域7に示したように個々のコンテナ41を垂直方向に位
置をずらせて配置することも可能である。この場合は、
異なる領域において隣当つて配置されたコンテナ41は部
位45において相互に接触することとなろう。
領域7においてコンテナ41を階段状に位置をずらせて配
置することにより、下方のコンテナ41においては適合し
ない大きな物体をより上方のコンテナに収容することが
できるという利点が得られる。逆に背の高い物体はより
下方のコンテナ41に貯蔵されることができる。パーテイ
シヨン35を引出し30から取除き可能とするのみならず、
リアウオール34も取外し可能とするのが望まいく、これ
により引出し30は他の同様の引出しと結合し、長手方向
に拡張されることができる。このようにして形成される
部分品からなるモジユラー式のアツセンブリにより、コ
ンテナ40、41を収容したコンパートメン46、47の複数の
異なる組合せが可能となる。第11図は、コンパートメン
46内の領域6に配置されたコンテナ40が上縁のリムを引
出し30の上縁より上に突出させ得ることを示している。
このような突出は、引出しが挿入された時に引出しの上
縁から突出した物体10がフレームの前端に当たらないよ
うな十分な大きさの引出し用開口をフレームが備えてい
る場合に可能となる。
引出し及び該引出し内のコンテナの全体がプラスチツク
材料で形成されている場合は、極めてウオールの厚さを
薄くすることができる。重い物体は引出し30の底面39に
貯蔵され、軽い物体は摺動可能のコンテナ40、41内に置
かれるため、プラスチツク製であるか否かを問わずウオ
ールを厚くする必要はない。
本発明の実際的な実施態様においては40個までのコンテ
ナ40、41を3つ又はそれ以上の水平領域内に配置するこ
とができる。
垂直方向の領域6、7にある1又は数個のコンテナを取
除くことにより、摺動可能な高さを有した「空所の柱」
が垂直方向に破線で示す位置(引出しのウオール31から
35の案内溝の位置に相当する)から形成される。極端な
場合は、垂直方向上方のコンテナ40、41は全て取除か
れ、貯蔵される物体は引出し30の底面39上に置かれる。
一列又は数列のコンテナ40、41の垂直方向の列を省略し
又は付加することにより、ギヤツプ8の幅は矢印9の方
向に変化され得る。これにより、例えば新たに形成され
たより広いコンテナ上に広い物体を貯蔵することができ
る。
単一の水平領域内にあるコンテナ40、41は、摺動方向
(矢印9の方向)に少なくとも2種類の異なる幅を有し
ている。コンテナ40、41の取換え及びコントロールされ
た結合により、引出しの押動方向に、より変化に富んだ
コンテナ40、41を得ることができる。
前述の破線で示した部分(案内溝37、38間の狭い間
隙)、及びコンテナ40、41の幅の矢印9方向への変化に
基づき、本システムは水平方向及び垂直方向双方への殆
んど制限されることのない自由度を有している。理論的
にコンテナを備えた貯蔵領域は、案内溝37、38のある領
域に存在する引出し30の内側スペース全体における任意
の個所に設けることができる。
既に述べたようにコンテナ41に対して90゜を成すコンテ
ナ40を相互に位置をずらせて配置することは、パーテイ
シヨン35が正方形状にコンパートメント46、47を画する
ようにして得ることができ、これによりコンテナ40、41
の長手方向軸線は引出しの長手方向軸線に平行に配置さ
れ、また該軸線に垂直にも配置され得る。
この「方向の変更」の他の可能性は第13図から明らかで
ある。
第13図は、引出し30に関し第11図及び第12図に示された
周囲を取囲む案内溝と同じ案内溝を備えた補助フレーム
50を概略的に示している。これらの図において案内溝37
は概略的に示されている。補助フレーム50のフロントサ
イド51は省略され得る。補助フレーム50の相互に向きあ
うウオールには上部及び下部の突片52が設けられてい
る。この上部及び下部突片は補助フレーム50の外周面を
越えて突出しており、例えば案内溝37を備えていない従
来の引出しに係止するのに適している。
この種の補助フレーム50を従来の引出しに係止せしめる
ことにより、係止方向に応じてコンテナ40、41を補助フ
レーム50内において引出しの長手方向軸線に平行に、又
は引出しの長手方向軸線に垂直に係止することができ
る。引出しの外で補助フレーム50は複数のコンテナ40、
41により満たされ、その後引出し内に滑り入れられる。
この場合引出しのリアウオールは取除かれ、引出しのサ
イドウオールが補助フレーム50のフロントサイド51をカ
バーするようにされる。
第13図には、補助フレーム50がそれ自身引出しを形成し
得ること、及び補助フレーム50が第3図から第7図の実
際的な例に基づいて説明したガイドトラツク14に突片52
を係止し得ることが示されている。
第14図から明らかなように、引出し及びキヤビネツトに
ついて説明した配置の原理は、第1図及び第2図を参照
して説明した配置の原理に対しキヤビネツト22内で90゜
回転せしめられた領域に対しても適用され得る。
第14図に示すボツクス21は、例えば2つの領域6、7を
縦に並べて備えている。後方の領域7は、とぎれること
なく上へと配置されたコンテナ41により完全に満たされ
ている。
前方の領域6は垂直方向に上へと配置されたコンテナ40
により満たされ、該コンテナ40からなる前方領域6にギ
ヤツプ8が設けられるように1つのコンテナが取除かれ
ている。このギヤツプは、後方の領域7に配置されたコ
ンテナ41に出し入れをすることを可能にする。
前端部においてボツクス21は垂直方向に延びる案内溝37
を備えており、案内用突部42を備えたコンテナの側面
(前面は開かれている)に係止し、コンテナは垂直方向
に摺動可能となつている。
従つて前方の領域6のコンテナ40は、ベネチアンブライ
ンドのように上下に移動可能であり、ギヤツプ8はボツ
クス21の任意の高さに設定することができ、後方の領域
7にある全てのコンテナ41はギヤツプ8を通して前方か
ら出し入れすることができる。
この配置の原理は特に台所用家具に適しているがこれに
制限されるものではない。
前方の領域6においてギヤツプ8の上にあるコンテナ40
が不要な移動をするのを防止するために、本発明によれ
は、案内用突部42はボツクス21の案内溝37に固定的に係
合するようにされる。キヤツチを取除くだけでコンテナ
40は2つの矢印9の方向へ移動可能となる。
本発明の用途は次の如くである。
I.ドレツサー及びバスルームのギヤビネツト II.台所用キヤビネツト、せともの用キヤビネツト、小
間物用キヤビネツト III.洋服たんす、洗濯物用キヤビネツト IV.オフイス用家具、オフイス用引出し V.冷蔵庫 VI.小型道具用キヤビネツト VII.台所用家具に付随する設備のための組立てセツト、
吊下げようラツク及びその類 VIII.本棚及び本箱 IX.展示用キヤビネツト、ドラツグストア及び薬局用キ
ヤビネツト、列車内キツチン用キヤビネツト X.トレーラ及びキヤンピングカー用キヤビネツト、即ち
狭いスペース内で種々の物品を収容するための最大限の
スペースを確保する必要がある全ての用途、及び明確に
見ることができ迅速に出し入れができることを必要とす
る小さな物品を貯蔵することに関する全ての用途。
しかしながら、本システムはキヤビネツトの幅を広げれ
ば大きな物体に対しても適合する。常に1つのギヤツプ
(出し入れ用開口、出し入れ用通路、出し入れ用ダク
ト)のみが必要とされるので、ギヤビネツトの幅が増大
するほどスペースの節約は大きく得られる。適用の際の
最良の状態は数学的にコンピユータにより求められ、本
システムが大きな倉庫に有利であることも見出されるで
あろう。本システムを一般的な分類システム及び貯蔵シ
ステムとして使用することについては既に説明した。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボツクスと、該ボツクス内に配置され少な
    くとも1つの面が開かれた複数のコンテナとを備えた物
    体の貯蔵装置であって、 前記ボツクスの物体出入れ側である正面からその奥方の
    基礎面へ向かう方向に互いに重なり合い且つ該基礎面と
    平行に拡がる各領域において、前記コンテナは摺動可能
    に配置され、該摺動により、前記正面からその奥方の他
    の領域のコンテナに物体を出し入れするためのギヤツプ
    をコンテナ間に形成し得うるようにされている該装置で
    あって、 前記ボツクス(21)が、水平方向に引き出すことができ
    る引出し(30)として構成されており、該引出し(30)
    が、上下に重なり合い各々は水平方向に延びる多数の領
    域(6)(7)に分割されており、前記引出しのウオー
    ル(31)−(35)に沿って延びる多数の水平方向の案内
    部(37)、(38)が備えられ、該案内部において前記コ
    ンテナ(40)、(41)が水平方向領域内で且つ引出し
    (30)の底面(39)に平行に摺動可能とされており、引
    出し(30)の1つの領域(6)又は(7)のコンテナ
    (40)(41)は、該1つ領域に於て異なる高さに設けら
    れた案内部により支持され、摺動の際に相互に接触する
    ように、引出し(30)の底面(39)からの距離を決めら
    れて配置されていることを特徴とする前記装置。
  2. 【請求項2】前記案内部(37)、(38)が引出し(30)
    の内側ウオール(31)−(35)への加工により設けられ
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    装置。
  3. 【請求項3】前記引出し(30)が1又は2以上の取外し
    可能な隔壁(35)により異なるサイズのコンパートメン
    ト(46)、(47)に分割され、各隔壁(35)には同じよ
    うな案内部(38)が加工されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記引出し(30)の内側の隔壁(35)が摺
    動可能とされていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記コンテナ(40)が、案内用突部(42)
    により該突部に対向する案内部(37)、(38)と摺動可
    能に係合していることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記引出し(30)のリアウオール(34)が
    取外し可能とされていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記コンテナ(5)、(11)、(13)、
    (40)、(41)及びプレート(1)−(4)が透明なプ
    ラスチック材料で形成されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記コンテナ(40)、(41)がボツクス
    (21)のリアプレート(4)の面に平行な垂直面内にお
    いて移動可能とされていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。
  9. 【請求項9】少なくとも2つの対向する面を備え、これ
    らの面には相互に平行な案内部が加工された補助フレー
    ム(50)が前記引出し内に装着可能とされていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記補助フレーム(50)が前記引出し内
    に吊下げ可能とされていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の装置。
  11. 【請求項11】ボツクスと、該ボツクス内に配置され少
    なくとも1つの面が開かれた複数のコンテナとを備えた
    物体の貯蔵装置であって、 前記ボツクスの物体出入れ側である正面からその奥方の
    基礎面へ向かう方向に互いに重なり合い且つ該基礎面と
    平行に拡がる各領域において、前記コンテナは摺動可能
    に配置され、該摺動により、前記正面からその奥方の他
    の領域のコンテナに物体を出し入れするためのギヤツプ
    をコンテナ間に形成し得うるようにされている該装置で
    あって、 前記ボツクス(21)が戸棚として形成され、該ボツクス
    内に1つの領域を他の領域の後方に配置して形成された
    幾つかの領域(6)、(7)がコンテナにより形成され
    ており、各コンテナは1つの領域内で1つのコンテナを
    他のコンテナの上に置くように配置されており、各領域
    (6)、(7)においてコンテナ(40)間にギヤツプが
    形成され、前記コンテナ(40)は、各領域(6)、
    (7)において摺動し得るようにガイドされていること
    を特徴とする前記装置。
  12. 【請求項12】前記コンテナの高さが異なった寸法であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の装
    置。
  13. 【請求項13】前記コンテナ(40)が、摺動方向(9)
    において異なった幅とされており、該幅に基づいて異な
    るサイズの貯蔵用面及び異なるサイズの出し入れ用開口
    が形成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の装置。
  14. 【請求項14】前記コンテナ(40)の案内用突部(42)
    がコンテナの底壁(43)の領域に配置されており、該突
    部に基づき前記コンテナ(40)は前記引出し全体に亘っ
    て引き動かされることができ、且つより高い形状の引出
    しにも使用可能とされていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の装置。
JP60503464A 1984-07-31 1985-07-23 物体の貯蔵装置 Expired - Lifetime JPH07108244B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19843428198 DE3428198A1 (de) 1984-07-31 1984-07-31 Vorrichtung zum aufbewahren von gegenstaenden in einer vielzahl von gefachen
DE3428198.3 1984-07-31
PCT/EP1985/000365 WO1986000791A1 (en) 1984-07-31 1985-07-23 Device for storing objects in a plurality of containers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61503006A JPS61503006A (ja) 1986-12-25
JPH07108244B2 true JPH07108244B2 (ja) 1995-11-22

Family

ID=6242015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60503464A Expired - Lifetime JPH07108244B2 (ja) 1984-07-31 1985-07-23 物体の貯蔵装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US4802715A (ja)
EP (1) EP0190237B1 (ja)
JP (1) JPH07108244B2 (ja)
AU (1) AU4637885A (ja)
CA (1) CA1264798A (ja)
DE (3) DE3428198A1 (ja)
GB (1) GB2175888B (ja)
WO (1) WO1986000791A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4018477C2 (de) * 1990-06-09 1994-06-01 Fraunhofer Ges Forschung Speichersystem mit einer Vielzahl von Speicherelementen
DE4317422A1 (de) * 1993-05-26 1994-12-01 Walter Groebly Aufbewahrungsbehälter zum Aufbewahren von Gegenständen in einer Vielzahl von Behältern
DE29505214U1 (de) * 1995-03-28 1996-08-01 Willach Gmbh Geb Regallager mit Ziehregalen
JP4655417B2 (ja) * 2001-06-14 2011-03-23 パナソニック株式会社 昇降式収納装置
JP2003070564A (ja) * 2001-09-06 2003-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 昇降式収納装置
EP3435826A4 (en) 2016-04-01 2019-09-04 Ember Technologies, Inc. SAFE DELIVERY CONTAINER

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1992153U (de) * 1968-08-22 Werner Millhan, 2000 Hamburg Schwenkbarer bzw verschiebbarer Ansatzkorper
US1089518A (en) * 1910-11-21 1914-03-10 Lamson Co Transfer-bin.
US1870763A (en) * 1929-03-29 1932-08-09 Znidersic Anton Cabinet particularly bookcase
US2014516A (en) * 1932-07-30 1935-09-17 Charles D Beddingfield Display case
US2281489A (en) * 1939-08-30 1942-04-28 Grand Rapids Cabinet Company Storage cabinet
BE527328A (ja) * 1953-05-13
LU33079A1 (ja) * 1953-08-27
US2817444A (en) * 1954-06-25 1957-12-24 Art Metal Construction Co Library compact storage system
GB887022A (en) * 1958-08-20 1962-01-10 Hoadley & Sons Ltd H Improvements in or relating to storage cabinets
GB1003039A (en) * 1960-12-12 1965-09-02 Douglas Maclean Clark Macewan Improvements relating to bookcases
CH422256A (fr) * 1965-09-10 1966-10-15 Stern Freres Sa Meuble de travail, notamment pour dentiste
US3730605A (en) * 1971-11-22 1973-05-01 Us Plywood Champion Papers Inc Interchangeable side panel and the like for modular furniture
FR2165316A5 (ja) * 1971-12-20 1973-08-03 Pitiot Jean
IT1060311B (it) * 1976-03-23 1982-07-10 Bertello Ist Grafico Carrello di manovra per archivi automatici atto a prelevare e presentare alla consultazione i cassetti indifferentemente su entrambi i lati
FR2387620A1 (fr) * 1977-04-21 1978-11-17 Tissus Rubans Ste Stephanoise Meuble presentoir devidoir
GB2129114B (en) * 1982-10-20 1986-04-16 Christopher Hugh Josep Simpson Storage of goods in a cabinet

Also Published As

Publication number Publication date
GB8607860D0 (en) 1986-04-30
GB2175888A (en) 1986-12-10
EP0190237B1 (de) 1989-10-18
AU4637885A (en) 1986-02-25
DE3428198A1 (de) 1986-02-13
EP0190237A1 (de) 1986-08-13
DE3573713D1 (en) 1989-11-23
JPS61503006A (ja) 1986-12-25
DE3590342D2 (en) 1986-09-18
WO1986000791A1 (en) 1986-02-13
GB2175888B (en) 1989-01-11
CA1264798A (en) 1990-01-23
US4802715A (en) 1989-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7306301B2 (en) Laterally stabilizing drawer slide for tall cupboard pull-out
US5244272A (en) Space-saving undercabinet spice jar drawer
US9247810B2 (en) Device for storing utensils, especially tools
USRE34570E (en) Shoe cubbies
US6565169B1 (en) Double crisper drawer for a refrigerator
US4861122A (en) Storage cabinet
US20100117499A1 (en) Telescopic storage device
US4673090A (en) Modular expandable merchandise display rack
US4447098A (en) Preventing toppling of cabinets or other furniture
US4784446A (en) Tool cabinet
US4443046A (en) Desk assembly
US3465892A (en) Slide-out lid rack
JPH07108244B2 (ja) 物体の貯蔵装置
US4178049A (en) Shelf box with dual pivoting stop mechanism
NZ515076A (en) Refrigerator storage tray
GB2095322A (en) Preventing toppling of cabinets
US4500148A (en) Display and storage unit
JP3430351B2 (ja) 小物品整理棚
CN220338853U (zh) 用于制冷设备的置物架和制冷设备
US20190274422A1 (en) Expandable spice rack
KR20180043652A (ko) 공간 활용을 위한 틈새수납장
CN110044123B (zh) 用于制冷设备的储物盘、储物装置及制冷设备
JPH0614582Y2 (ja) 引出し装置
CN210471420U (zh) 储物型茶几
DE102009045057B4 (de) Kältegerät, insbesondere Haushaltskältegerät, sowie Einhängeleiste für ein solches Klimagerät