JPH07108228A - コーディングシステム - Google Patents

コーディングシステム

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Publication number
JPH07108228A
JPH07108228A JP5255813A JP25581393A JPH07108228A JP H07108228 A JPH07108228 A JP H07108228A JP 5255813 A JP5255813 A JP 5255813A JP 25581393 A JP25581393 A JP 25581393A JP H07108228 A JPH07108228 A JP H07108228A
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JP
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image
video coding
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recognizing
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Application number
JP5255813A
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English (en)
Inventor
Akihiko Nakao
昭彦 中尾
Yoshikatsu Nakamura
好勝 中村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH07108228A publication Critical patent/JPH07108228A/ja
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/98Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns
    • G06V10/987Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns with the intervention of an operator

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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、各オペレータの担当地域をあらか
じめ決めておき、自分が担当する地域宛の郵便物のみを
処理するようにでき、オペレータの負担を軽減でき、入
力誤りの頻度を低下させることができることを目的とす
る。 【構成】この発明のコーディングシステムは、読取れた
宛名の一部から宛名が存在すると推定される地域を推定
し、その地域を担当するオペレータが対応しているビデ
オコーディング装置23a、…に画像を転送するように
したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、郵便物上
の宛名が認識できなかったものに対して、郵便物上の画
像を表示し、この表示内容に対応した宛名をオペレータ
が入力するコーディングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】郵便物の処理分野においては、連日大量
に送られてくる郵便物を限られた時間内に処理して行か
ねばならない。そこで郵便業務の機械化が進められ、郵
便局員の負担の軽減が図られている。その一例が、光学
的文字読取装置を用いて、郵便物上の郵便番号を読取り
その読取結果によって郵便物を複数の送達区域ごとに区
分する郵便番号読取区分機、あるいは、更に郵便物上の
宛名を読取りその読取結果によって郵便物を複数の送達
区域ごとに区分する配達区分機(宛名読取区分機)であ
る。
【0003】しかし、郵便物の書式にはほとんど制約が
設けられていないため様々な書式の郵便物が存在し、光
学的文字読取装置だけに頼っていたのでは100%認識
することはできない。またこれからますます郵便物の量
が増加していくことを考えると、全ての郵便物を機械処
理するには新たな補助手段が必要である。
【0004】そこで、最近注目されているのがビデオ・
コーディング・システムである。これは、機械で認識で
きなかった宛名住所を、オペレータがモニタで見てコー
ディングし、該当郵便物にバーコードを印刷するシステ
ムである。
【0005】宛名読取区分機で読取れずに郵便物がリジ
ェクトされた場合、従来はオペレータにその郵便物また
はそのイメージが提示され、オペレータはビデオ・コー
ディング装置を用いて読取った宛名情報を入力してい
た。
【0006】従来の技術ではこのような場合、手のあい
ているオペレータに郵便物を割り当てていくため、オペ
レータは自分の知らない住所も読まねばならず、しかも
一定時間内に情報を入力する作業を終了しなければなら
なかったため、負担が大きく入力を誤る頻度が高かっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、オペレータが自分の知らない住所もコーディン
グしなければならず、しかも一定時間内に入力作業を終
了しなければならなかったため、オペレータの負担が大
きく、入力を誤る頻度が高いという欠点を除去するもの
で、各オペレータの担当地域をあらかじめ決めておき、
自分が担当する地域宛の郵便物のみを処理するようにで
き、オペレータの負担を軽減でき、入力誤りの頻度を低
下させることができるコーディングシステムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のコーディング
システムは、郵便物上の画像を読取る読取手段、この読
取手段により読取られた画像から宛名住所を認識する認
識手段、この認識手段により宛名住所の一部が認識され
それ以外の部分が認識できない場合に、上記読取手段に
より読取られた画像を表示する表示手段と、この表示手
段の表示に応じた宛名情報を入力する入力手段とを有す
る複数台のビデオコーディング装置、宛名住所と上記複
数台のビデオコーディング装置との関係を記憶している
記憶手段、上記認識手段により宛名住所の一部が認識さ
れそれ以外の部分が認識できない場合に、その宛名住所
の一部と上記記憶手段に記憶されている宛名住所とを比
較し、共通の文字列を含む住所に対応するビデオコーデ
ィング装置を決定する決定手段、およびこの決定手段に
より決定されたビデオコーディング装置に、上記読取手
段により読取られた画像を配信する配信手段から構成さ
れている。
【0009】この発明のコーディングシステムは、郵便
物上の画像を読取る読取手段、この読取手段により読取
られた画像から宛名住所を認識する認識手段、この認識
手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外の部分が
認識できない場合に、上記読取手段により読取られた画
像を表示する表示手段と、この表示手段の表示に応じた
宛名情報を入力する入力手段とを有する上位と下位の複
数台のビデオコーディング装置、宛名住所と上記上位と
下位の複数台のビデオコーディング装置との関係を階層
的に記憶している記憶手段、上記認識手段により宛名住
所の一部が認識されそれ以外の部分が認識できない場合
に、その宛名住所の一部と上記記憶手段に記憶されてい
る宛名住所とを比較し、共通の文字列を含む住所に対応
する上位の第1のビデオコーディング装置を決定する第
1の決定手段、この第1の決定手段により決定された第
1のビデオコーディング装置に、上記読取手段により読
取られた画像を配信する第1の配信手段、この第1の配
信手段により画像が配信された第1のビデオコーディン
グ装置の入力手段により、住所の一部が入力された際、
その住所に対応する下位の第2のビデオコーディング装
置を上記記憶手段の記憶内容に応じて決定する第2の決
定手段、およびこの第2の決定手段により決定された第
2のビデオコーディング装置に、上記読取手段により読
取られた画像を配信する第2の配信手段から構成されて
いる。
【0010】この発明のコーディングシステムは、郵便
物上の画像を読取る読取手段、この読取手段により読取
られた画像から宛名住所を認識する認識手段、この認識
手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外の部分が
認識できない場合に、上記読取手段により読取られた画
像を表示する表示手段と、この表示手段の表示に応じた
宛名情報を入力する入力手段とを有する複数台のビデオ
コーディング装置、宛名住所と上記複数台のビデオコー
ディング装置との関係を記憶している記憶手段、上記認
識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外の部分
が認識できない場合に、その宛名住所の一部と上記記憶
手段に記憶されている宛名住所とを比較し、共通の文字
列を含む住所に対応するビデオコーディング装置を決定
する決定手段、この決定手段により決定されたビデオコ
ーディング装置に、上記読取手段により読取られた画像
を配信する配信手段、およびこの配信手段により画像が
配信されたビデオコーディング装置の入力手段により、
住所の一部が入力された際、その住所と上記記憶手段に
記憶されている宛名住所とが比較され、正しいか否かが
判断される判断手段から構成されている。
【0011】この発明のコーディングシステムは、郵便
物上の画像を読取る読取手段、この読取手段により読取
られた画像から宛名住所を認識する認識手段、この認識
手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外の部分が
認識できない場合に、上記読取手段により読取られた画
像を表示する表示手段と、この表示手段の表示に応じた
宛名情報を入力する入力手段とを有する複数台のビデオ
コーディング装置、宛名住所と上記複数台のビデオコー
ディング装置との関係を記憶している第1の記憶手段、
上記認識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外
の部分が認識できない場合に、上記読取手段により読取
られた画像を縮小し、かつ圧縮して記憶する第2の記憶
手段、この第2の記憶手段による記憶時、上記認識手段
により認識された宛名住所の一部と上記第1の記憶手段
に記憶されている宛名住所とを比較し、共通の文字列を
含む住所に対応するビデオコーディング装置を決定する
決定手段、および上記決定手段により決定されたビデオ
コーディング装置に、上記第2の記憶手段から画像を読
取り、伸長して配信する配信手段から構成されている。
【0012】
【作用】この発明は、上記のような構成において、郵便
物上の画像を読取手段で読取り、この読取られた画像か
ら宛名住所を認識手段で認識し、この認識により宛名住
所の一部が認識されそれ以外の部分が認識できない場合
に、上記読取手段により読取られた画像を表示手段で表
示し、この表示に応じた宛名情報を入力手段で入力する
複数台のビデオコーディング装置を備え、宛名住所と上
記複数台のビデオコーディング装置との関係を記憶手段
で記憶し、上記認識手段により宛名住所の一部が認識さ
れそれ以外の部分が認識できない場合に、その宛名住所
の一部と上記記憶手段に記憶されている宛名住所とを比
較し、共通の文字列を含む住所に対応するビデオコーデ
ィング装置を決定し、この決定されたビデオコーディン
グ装置に、上記読取手段により読取られた画像を配信す
るようにしたものである。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1、図2はこの発明に係わる郵便物
処理システムを示すものである。この郵便物処理システ
ムは、宛名読取区分機1、ビデオコーディングシステム
2、中央管理装置(サーバ)3、道順ソート装置4によ
って構成されている。
【0014】宛名読取区分機1は、図3に示すような、
郵便物P上の宛名を読取り、その読取内容から宛名を認
識し、この宛名の認識結果あるいはビデオコーディング
システム2からの宛先情報によって郵便物Pを複数の送
達区域ごと(一人の配達人に対する郵便物群)に区分す
る配達区分機であり、各郵便物Pに認識番号IDに対応
するバーコードを印刷するものである。
【0015】宛名読取区分機1は、たとえば、郵便物
P、…を1通ずつ供給する供給部11、この供給部11
によって供給される1通ずつの郵便物P上の画像を読取
る光電変換部12、この光電変換部12からの画像から
宛名を文字辞書13と宛名辞書14とを用いて認識する
宛名認識部15、光電変換部12を通過した郵便物P上
に認識番号IDを印刷するバーコード印刷部16、上記
宛名認識部15で宛名が認識できた場合に、その認識結
果とその認識番号IDとを中央管理装置3へ送信し、図
4に示すように、宛名が認識できなかった場合に、途中
までの認識内容と対応する郵便物Pの読取り画像とその
認識番号IDとをビデオコーディングシステム2へ送信
し、ビデオコーディングシステム2からの宛先情報とそ
の認識番号IDとを受信する送受信部17、宛名の認識
結果あるいはビデオコーディングシステム2からの宛先
情報によって郵便物Pを複数の配達区域ごとに区分する
区分部18、および上記各部を制御する制御部19によ
って構成されている。
【0016】ビデオコーディングシステム2は、画像配
信装置21、画像蓄積装置22、および複数台のビデオ
コーディング装置23a、…によって構成されており、
宛名読取区分機1からの宛名が部分的にしか認識できな
かった郵便物Pに対する途中までの認識内容とその読取
り画像とその認識番号IDとを受入れ、その画像は縮
小、圧縮して画像蓄積装置22に一旦記憶された後、ビ
デオコーディング装置23a、…からの要求に応じて配
信するものである。
【0017】画像配信装置21は、宛名読取区分機1か
らの途中までの認識内容と対応する郵便物Pの読取り画
像とその認識番号IDとを受入れ、この受入れた読取り
画像を縮小部21aで縮小し、かつ圧縮伸長部21bで
圧縮し(カラー静止画像符号化方式の国際標準化作業グ
ループJPEGでの画像圧縮技術を用いて)、この圧縮
画像をリードライト部21cにより画像蓄積装置22に
蓄積(記憶)するものである。また、画像配信装置21
は、認識番号IDに対応して画像蓄積装置22の画像の
アドレスと住所に対応するコーディング装置23a(2
3b、…)の番号とが管理テーブル21eに記憶され
る。画像配信装置21は、途中までの認識内容と住所デ
ータベース(宛名データベース)21dの記憶内容とが
照合され、適合する住所に対応するコーディング装置2
3a(23b、…)の番号を管理テーブル21eに記憶
するものである。
【0018】また、画像配信装置21は、ビデオコーデ
ィング装置23a、…からの要求に応じて、管理テーブ
ル21eを参照し、ビデオコーディング装置23a、…
の番号に対応する画像蓄積装置22のアドレスを読出
し、リードライト部21cにより画像蓄積装置22の上
記アドレスに蓄積(記憶)されている画像を読出し、圧
縮伸長部21bで伸長処理を施した後、対応するビデオ
コーディング装置23a、…に配信するものである。
【0019】住所データベース21dには、図5に示す
ように、住所ごとの担当ビデオコーディング装置23
a、…の番号が対応して記憶されている。この住所デー
タベース21dは、あらかじめオペレータの人数・担当
地域に応じて複数用意し、複数のデータベースの中から
任意に選択できるようにしても良い。
【0020】ビデオコーディング装置23a、…は、そ
れぞれCRT等の画像表示部24とキーボード等の宛名
入力部25とから構成されており、画像配信装置21か
らの画像つまり下線等により宛名の認識されている部分
と認識されていない部分とが区別できる状態で画像表示
部24で表示され、この表示されている画像の宛名の認
識されていない部分をオペレータが宛名入力部25によ
り入力するようになっている。この宛名入力部25の入
力により完成した宛名はその認識番号IDとともに、宛
名読取区分機1と中央管理装置3に出力される。
【0021】ビデオコーディング装置23a、…は、そ
れぞれ担当地域が決まっているオペレータが対応し、そ
の担当地域の画像が配信されるようになっている。中央
管理装置3は、宛名読取区分機1から供給される認識結
果としての宛名情報とその認識番号IDとを対応して記
憶するとともにビデオコーディング装置23a、…から
の宛名情報とその認識番号IDとを対応して記憶するも
のであり、さらに、道順ソート装置4からのソートする
各郵便物群P、…のそれぞれの認識番号IDに対応して
その宛名情報を読出し、これらの読出した宛名情報から
ソート順を決定するものであり、そのソート順は道順ソ
ート装置4へ出力される。
【0022】道順ソート装置4は、たとえば、上記区分
部18により区分された配達区域ごとの郵便物群P、…
を1通ずつ供給する供給部31、この供給部31によっ
て供給される1通ずつの郵便物P上のバーコードにより
認識番号IDを読取り中央管理装置3へ出力する読取部
32、および中央管理装置3からのソート順に沿って上
記供給部31からの郵便物Pをソートすることにより、
配達の道順に沿ってソートするソータ33から構成さ
れ、郵便配達人が郵便物P、…を配る順に郵便物P、…
を並べ変えるものである。
【0023】次に、上記のような構成において、図6、
図7に示す概念図を参照しつつ、コーディング処理につ
いて説明する。すなわち、宛名読取区分機1の宛名認識
部15で宛名が部分的にしか認識できなかった場合、宛
名認識部15の途中までの認識内容(部分的に認識され
た宛名情報)と光電変換部12で読取った対応する郵便
物Pの読取り画像とその認識番号IDが、ビデオコーデ
ィングシステム2内の画像配信装置21に供給される。
【0024】画像配信装置21は、供給された読取り画
像を縮小部21aで縮小し、かつ圧縮伸長部21bで圧
縮し、この圧縮画像をリードライト部21cにより画像
蓄積装置22に蓄積する。画像配信装置21は、その画
像蓄積装置22の記憶アドレスを上記認識番号IDに対
応させて管理テーブル21eで記憶管理する。
【0025】また、途中までの認識内容(宛名情報)と
住所データベース21dの記憶内容とが照合され(共通
の文字列を含む住所が検索され)、適合する住所に対応
するビデオコーディング装置23a(23b、…)の番
号を管理テーブル21eに記憶する。
【0026】そして、所定のビデオコーディング装置2
3a(23b、…)から画像出力の要求があった場合、
画像配信装置21は、管理テーブル21eを参照し、ビ
デオコーディング装置23a、…の番号に対応する画像
蓄積装置22のアドレスを読出し、リードライト部21
cにより画像蓄積装置22の上記アドレスに蓄積(記
憶)されている画像を読出し、圧縮伸長部21bで伸長
処理を施した後、対応するコーディング装置23a、…
に配信する。
【0027】ビデオコーディング装置23a、…では、
配信された画像が画像表示部24で表示され、この表示
に応じてオペレータが認識できていない部分の宛名を宛
名入力部25により入力する。そして、宛名入力部25
の入力により完成した宛名情報はその認識番号IDとと
もに、宛名読取区分機1の区分部18と中央管理装置3
へ出力される。
【0028】また、宛名読取区分機1の宛名認識部15
で宛名が認識できた場合、認識結果としての宛名情報と
その認識番号IDとが対応して区分部18と中央管理装
置3へ出力される。
【0029】これにより、中央管理装置3は、宛名読取
区分機1から供給される認識結果としての宛名情報とそ
の認識番号IDとを対応して記憶するとともに、ビデオ
コーディング装置23a、…からの宛名情報とその認識
番号IDとを対応して記憶する。
【0030】また、宛名読取区分機1の区分部18は、
宛名認識部15の認識結果あるいはビデオコーディング
システム2からの宛先情報によって、上記バーコード印
刷部16で認識番号IDとしてのバーコードが印刷され
た郵便物Pを複数の配達区域ごとに区分する。
【0031】このような状態において、上記区分部18
により区分されたある配達区域の郵便物群P、…が道順
ソート装置4の供給部31にセットされることにより、
1通ずつ郵便物Pが供給される。この供給部31によっ
て供給される1通ずつの郵便物P上のバーコードの認識
番号IDを読取部32で読取り、順次中央管理装置3へ
出力する。中央管理装置3は、道順ソート装置4の読取
部32からのソートする各郵便物群P、…のそれぞれの
認識番号IDに対応してその宛名情報を読出し、これら
の読出した宛名情報からソート順を決定し、そのソート
順が道順ソート装置4へ出力される。
【0032】道順ソート装置4は、中央管理装置3によ
り決定されたソート順に沿って上記供給部31からの郵
便物Pをソータ33でソートすることにより、配達の道
順に沿ってソートし、郵便配達人が郵便物P、…を配る
順に郵便物P、…を並べ変える。
【0033】上記したように、読取れた宛名の一部から
宛名が存在すると推定される地域を推定し、その地域を
担当するオペレータが対応しているビデオコーディング
装置に画像を転送するようにしたものである。
【0034】これにより、各オペレータの担当地域をあ
らかじめ決めておき、自分が担当する地域宛の郵便物の
みを処理するようにでき、オペレータの負担を軽減で
き、入力誤りの頻度を低下させることができる。
【0035】すなわち、従来の手法であればオペレータ
は自分がよく知らない地域の宛名も読まなければならな
いため非常に負担が大きかったのに対し、特定の地域の
住所だけを扱えばよいので負担が軽減できる。
【0036】また、オペレータの入力を担当地域の住所
データベースと参照・確認し、オペレータのミスを防い
でいる。従来手法では住所データベースによる確認を行
っていなかったためオペレータの入力ミスを訂正するこ
とが困難であった。
【0037】さらに、一般に、光電変換部で要求される
画像の解像度は、人間の目のそれよりも大きい。そのた
め光電変換部で取り込んだ郵便物の画像を縮小して表示
しても、表示されている宛名は十分読み取ることが可能
である。したがって、縮小画像をオペレータに表示する
手法は、画像の質を見かけ上ほとんど落とすことなく画
像蓄積装置のメモリ容量を節約し、情報転送時間を短縮
できるという点で有効である。
【0038】なお、上記実施例では、画像データを画像
配信装置で郵便配達人レベルまで住所情報を読み取る場
合を扱ったが、一般的には一つの地域の一件ごとの宛名
のデータベースと宛名情報を照合することは効率的では
ない。そこで、宛名情報を一気にビデオコーディングす
るのではなく、階層的に行うようにしても良い。
【0039】図8はこの実施例に関わる処理の概念図で
ある。宛名認識部15で宛名が部分的にしか認識できな
かった郵便物Pの画像は、その郵便物PのID番号と宛
名認識部15で部分的に認識された宛名情報と一緒に画
像配信装置21に渡される。送られてきた宛名情報は画
像配信装置21の持つ町名レベル住所データベース41
と照合され、宛名情報と共通の文字列を含む町名が検索
される。町名レベル住所データベース41中の各町名に
はその住所を担当しているビデオコーディング装置23
a、…のIDが設定されてあり、宛名情報と適合する住
所が見つかるとその画像データはそのIDのついたビデ
オコーディング装置23a、…に送られてくることが決
定される。そのビデオコーディング装置23a、…から
画像の請求信号が画像配信装置21に送られると、画像
が画像蓄積部22からビデオコーディング装置23a、
…に配信される。画像を受け取ったビデオコーディング
装置23a、…では、オペレータが宛名の町名があって
いるか確認し、「何丁目」の部分の情報を読み取って入
力する。入力は各町ごとに用意された丁目レベル住所デ
ータベース42と照合され、その地域を担当するビデオ
コーディング装置231 、…のIDが返される。画像デ
ータはそのビデオコーディング装置231 、…に転送さ
れる。
【0040】以下、今までのオペレータの入力が正しい
か確認した後、さらに細かいレベルの宛名情報を入力
し、下請けのビデオコーディング装置23a、…に転送
するということを繰り返し、宛名情報の入力を完了す
る。
【0041】次に上に述べた手続きにより入力された画
像データの読取り結果をチェックする機構について説明
する。図9はこの実施例に関わる処理の概略図である。
ビデオコーディング装置23a、…の画像表示部24に
表示された画像を見て、オペレータは宛名入力部25に
より宛名の入力を行う。宛名の入力は上述したように、
一人のオペレータが一括して入力する方法もあれば、複
数のオペレータにより数段階に分けて入力する方法もあ
る。宛名情報がオペレータによりすべて入力されると、
中央管理装置3に送られる前にチェック機構33にかけ
られる。このチェック機構33においては、宛名データ
ベース21dに入力情報と適合するものが登録されてい
るか照合され、もし完全に一致するものがなければ類似
している住所情報をリストアップしてオペレータに提示
する。このときの提示手法としては、その宛名の建物
名、法人名、屋号、受取人、同居人といった情報を画像
表示部24に表示しても良いし、あるいは音声合成また
はあらかじめ登録してある音声信号を用いた音声による
提示でも良い。提示されたもののなかからオペレータが
選択し、確認作業を行った後に中央管理装置3に出力す
る。
【0042】上記のように、郵便物の宛名読取りにおい
て、読取不可となった郵便物の画像を表示し、オペレー
タが視認して宛名入力を行う際に、配達区分、または丁
目、街区等を特定のオペレータに操作させるようにし、
また、入力の確認として住所入力に関してデータベース
を参照し、建物名、受取人名を表示出力するようにした
ものである。これにより、宛名入力をより確実なものと
し、効率向上が図れるものである。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
各オペレータの担当地域をあらかじめ決めておき、自分
が担当する地域宛の郵便物のみを処理するようにでき、
オペレータの負担を軽減でき、入力誤りの頻度を低下さ
せることができるコーディングシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における郵便物処理システ
ムの全体の構成を示すブロック図。
【図2】郵便物処理システムの全体の構成を示す概念
図。
【図3】郵便物を説明するための図。
【図4】宛名認識部による認識内容を説明するための
図。
【図5】住所データベースの記憶内容を説明するための
図。
【図6】コーディング処理を説明するための概念図。
【図7】コーディング処理を説明するための概念図。
【図8】他の実施例に関わる処理の概念図。
【図9】他の実施例に関わる処理の概略を説明するため
のフローチャート。
【符号の説明】
1…宛名読取区分機 2…ビデオコーディングシステム 3…中央管理装置 4…道順ソート装置 P、〜…郵便物 12…光電変換部 15…宛名認識部 21…画像配信装置 21a…縮小部 21b…圧縮伸長部 21c…リードライト部 21d…住所データベース 22…画像蓄積装置 23a、〜…ビデオコーディング装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 郵便物上の画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像から宛名住所を認識
    する認識手段と、 この認識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外
    の部分が認識できない場合に、上記読取手段により読取
    られた画像を表示する表示手段と、この表示手段の表示
    に応じた宛名情報を入力する入力手段とを有する複数台
    のビデオコーディング装置と、 宛名住所と上記複数台のビデオコーディング装置との関
    係を記憶している記憶手段と、 上記認識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外
    の部分が認識できない場合に、その宛名住所の一部と上
    記記憶手段に記憶されている宛名住所とを比較し、共通
    の文字列を含む住所に対応するビデオコーディング装置
    を決定する決定手段と、 この決定手段により決定されたビデオコーディング装置
    に、上記読取手段により読取られた画像を配信する配信
    手段と、 を具備したことを特徴とするコーディングシステム。
  2. 【請求項2】 郵便物上の画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像から宛名住所を認識
    する認識手段と、 この認識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外
    の部分が認識できない場合に、上記読取手段により読取
    られた画像を表示する表示手段と、この表示手段の表示
    に応じた宛名情報を入力する入力手段とを有する上位と
    下位の複数台のビデオコーディング装置と、 宛名住所と上記上位と下位の複数台のビデオコーディン
    グ装置との関係を階層的に記憶している記憶手段と、 上記認識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外
    の部分が認識できない場合に、その宛名住所の一部と上
    記記憶手段に記憶されている宛名住所とを比較し、共通
    の文字列を含む住所に対応する上位の第1のビデオコー
    ディング装置を決定する第1の決定手段と、 この第1の決定手段により決定された第1のビデオコー
    ディング装置に、上記読取手段により読取られた画像を
    配信する第1の配信手段と、 この第1の配信手段により画像が配信された第1のビデ
    オコーディング装置の入力手段により、住所の一部が入
    力された際、その住所に対応する下位の第2のビデオコ
    ーディング装置を上記記憶手段の記憶内容に応じて決定
    する第2の決定手段と、 この第2の決定手段により決定された第2のビデオコー
    ディング装置に、上記読取手段により読取られた画像を
    配信する第2の配信手段と、 を具備したことを特徴とするコーディングシステム。
  3. 【請求項3】 郵便物上の画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像から宛名住所を認識
    する認識手段と、 この認識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外
    の部分が認識できない場合に、上記読取手段により読取
    られた画像を表示する表示手段と、この表示手段の表示
    に応じた宛名情報を入力する入力手段とを有する複数台
    のビデオコーディング装置と、 宛名住所と上記複数台のビデオコーディング装置との関
    係を記憶している記憶手段と、 上記認識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外
    の部分が認識できない場合に、その宛名住所の一部と上
    記記憶手段に記憶されている宛名住所とを比較し、共通
    の文字列を含む住所に対応するビデオコーディング装置
    を決定する決定手段と、 この決定手段により決定されたビデオコーディング装置
    に、上記読取手段により読取られた画像を配信する配信
    手段と、 この配信手段により画像が配信されたビデオコーディン
    グ装置の入力手段により、住所の一部が入力された際、
    その住所と上記記憶手段に記憶されている宛名住所とが
    比較され、正しいか否かが判断される判断手段と、 を具備したことを特徴とするコーディングシステム。
  4. 【請求項4】 郵便物上の画像を読取る読取手段と、 この読取手段により読取られた画像から宛名住所を認識
    する認識手段と、 この認識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外
    の部分が認識できない場合に、上記読取手段により読取
    られた画像を表示する表示手段と、この表示手段の表示
    に応じた宛名情報を入力する入力手段とを有する複数台
    のビデオコーディング装置と、 宛名住所と上記複数台のビデオコーディング装置との関
    係を記憶している第1の記憶手段と、 上記認識手段により宛名住所の一部が認識されそれ以外
    の部分が認識できない場合に、上記読取手段により読取
    られた画像を縮小し、かつ圧縮して記憶する第2の記憶
    手段と、 この第2の記憶手段による記憶時、上記認識手段により
    認識された宛名住所の一部と上記第1の記憶手段に記憶
    されている宛名住所とを比較し、共通の文字列を含む住
    所に対応するビデオコーディング装置を決定する決定手
    段と、 上記決定手段により決定されたビデオコーディング装置
    に、上記第2の記憶手段から画像を読取り、伸長して配
    信する配信手段と、 を具備したことを特徴とするコーディングシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008020508A1 (fr) * 2006-08-14 2008-02-21 Kabushiki Kaisha Toshiba dispositif ET PROCÉDÉ de traitement de feuilles

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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