JPH07108138A - 有害ガス除去装置 - Google Patents

有害ガス除去装置

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JPH07108138A
JPH07108138A JP5278969A JP27896993A JPH07108138A JP H07108138 A JPH07108138 A JP H07108138A JP 5278969 A JP5278969 A JP 5278969A JP 27896993 A JP27896993 A JP 27896993A JP H07108138 A JPH07108138 A JP H07108138A
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浩士 竹内
Takeo Takahashi
武男 高橋
Kazuteru Aragai
和照 新貝
Masahiro Miyamoto
昌広 宮本
Satoshi Nishikata
聡 西方
Tetsuhiro Terano
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    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
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    • F01N3/18Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control
    • F01N3/20Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control specially adapted for catalytic conversion ; Methods of operation or control of catalytic converters
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】二酸化チタンと活性炭との混合物を主成分とす
る光触媒を用いて有害ガスを捕捉する装置において、有
害ガスを含む空気の攪拌度合いを促進して有害ガスと光
触媒との接触を良好にする。 【構成】薄板からなる羽根状の反応板2に光触媒を担持
させ、この反応板2を空気通路にブラインド形式に配列
する。空気は反応板2により流れの方向を変えられるた
め攪拌度合いが高まり、含まれる有害ガスが光触媒と良
好に接触して除去率が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、環境空気中の低濃度
の有害ガスを除去する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NOX やSOX などの有害ガスの除去に
関しては、自動車や発電所などからの排ガスを処理する
ための種々の酸化あるいは還元触媒が開発されている。
しかしこれらは、数100ppmという高濃度の有害ガ
スを対象として数100〜1000℃という高温度でそ
の性能を発揮するものであり、使用コストが高く、また
環境空気中の数ppmという低濃度の有害ガスの除去に
は考慮が払われていなかった。
【0003】そこで、本発明者らは、二酸化チタン(T
iO2 )と活性炭との混合物からなり、光照射により環
境空気中のppmレベルの窒素酸化物などを効率よく除
去できる光触媒を発明し(特許第1613301号)、
またこの光触媒をトンネル排気処理に応用するための技
術を開発し、更にその中で酸化鉄(III)などの鉄系金属
酸化物を添加することにより光触媒活性が一層増大する
ことを見出した(特開平3−233100号ほか3
件)。この光触媒は空気中の低濃度の窒素酸化物などを
酸化して硝酸などの形で捕捉するもので、光触媒は時間
の経過とともに主として表面の活性部分が酸化生成物に
より覆われて性能が徐々に低下するが、光触媒を水洗し
て酸化生成物を除去することにより容易に活性が回復す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記光触媒
を用いて有害ガス除去装置を構成する場合には、光触媒
を適宜の部材に担持させて有害ガスを含む空気をこれに
導き、光源から光を照射しながら光触媒と有害ガスとを
良好に接触させるとともに、光触媒に付着した酸化生成
物を水洗により定期的に洗い流す構造とすることが必要
になる。図16はそのような従来構造の一例を示すもの
で、円筒管51の内壁面に光触媒52が担持され、これ
に光を照射する光源53は円筒管51の中心に配置され
ている。有害ガスを含む空気は円筒管51の一端から導
入され、矢印で示すように光触媒52と接触しながら通
流して他端から排出される。
【0005】ところが、この種の構造は管内での空気の
攪拌度合いが小さいため、管壁に近い外層部の有害ガス
は良好に光触媒に接触するものの内層部は接触割合が少
なく、したがって全体として除去率が低いという問題が
あった。空気通路の途中にじゃま板などを設ければ攪拌
度合いが高まり除去率も向上するが、反面、触媒表面を
水洗するための洗浄機構が複雑になるという問題が生じ
る。そこで、この発明は、じゃま板などの特別の部材を
設けることなく攪拌度合いを高め、有害ガスと光触媒と
の良好な接触を図るとともに光触媒の水洗を簡単にした
有害ガス除去装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、光触媒を薄
板からなる羽根状の反応板の表面に担持させ、この反応
板をブラインド形式に配列して上記目的を達成するもの
とする。その場合、適宜枚数の反応板を方形の支持枠で
一体化して触媒モジュールを形成し、このモジュール単
位で有害ガス除去装置を組み立てれば、装置の構造が簡
潔となって組立が容易となるとともに、モジュールを種
々の向きで組み合わせることにより空気の攪拌を一層促
進でき、またモジュールの増減により装置の容量を自在
に調整できるなどの利点が得られる。同様に、適宜個数
の光源を方形の支持枠で一体化して光源モジュールを形
成すれば、これを上記触媒モジュールと組み合わせて積
層するだけで有害ガス除去装置を構成でき、装置の構造
が一層簡潔となる。
【0007】その場合、適宜個数のモジュールをユニッ
ト化して反応ユニットを形成し、更に必要個数の反応ユ
ニットを集合させて装置を構成するのがよい。これによ
り、装置内のレイアウトや運転制御をユニット単位で行
えるなど種々の利便が得られる。上記反応ユニットを複
数個集合させて装置を構成した際、各反応ユニットの空
気出入口に開閉自在なダンパを設け、このダンパを閉め
て反応ユニットごとに光触媒を洗浄するようにすれば、
例えば自動車道トンネルの換気を行う場合に、送風機の
運転を継続しながら光触媒の洗浄をユニット単位で部分
的に進めることが可能となる。
【0008】この発明に係る有害ガス除去装置で電力を
消費するのは主として光源と送風機であるが、装置通過
後の空気の品質を考慮しながらも省電力を図るには、有
害ガス濃度と装置の運転条件との関連について配慮が必
要であり、そのためには装置の空気の入口又は出口の有
害ガス濃度を測定するガスセンサと、このガスセンサの
測定結果に基づいて反応板の取付角や光源の点灯数ある
いは光量を増減する手段とを設けるのがよい。なお、通
風方向に対して反応板の取付角が大きいほど有害ガスの
除去率はよいが、反面、圧力損失が増えるため一定の処
理風量を得るための送風機の消費電力が大きくなる。ま
た、反応ユニットを複数の処理系統に分けて設置すると
ともに、空気の入口又は出口の有害ガス濃度を測定する
ガスセンサと、このガスセンサの測定結果に基づいて前
記処理系統別に前記反応ユニットの運転を制御する手段
とを設けることによっても運転を効率化して省電力を図
ることが可能である。
【0009】
【作用】光触媒を薄板からなる羽根状の反応板の表面に
担持させ、この反応板をブラインド形式に配列して空気
を通流させることにより、空気は反応板で種々に方向を
変えられて攪拌され、じゃま板などを設けなくても有害
ガスと光触媒との接触が万遍なく行われる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図15に基づいてこの発明の実
施例を説明する。なお、各実施例の互いに対応する部分
には同一の符号を用いるものとする。図1は触媒モジュ
ール1を示す斜視図である。両面に光触媒を担持させた
適宜枚数(図示の場合は6枚)の羽根状の反応板2を適
宜の角度でブラインド形式に配列し、それらの両端を方
形の支持枠3で支持させて一体化し、触媒モジュール1
を構成している。有害ガスを含む空気は矢印で示すよう
に支持枠2内を通流して反応板2と接触する。図示の通
り反応板2を適宜枚数ずつまとめてモジュール化し、後
述するようにこれを単位として有害ガス除去装置を構成
すれば装置の組立が容易となる。
【0011】反応板2は、プラスチック、アルミ、鉄な
どを用いた長方形の薄板の表面に接着剤を塗布し、その
上に光触媒粉末(TiO2 粉と活性炭粉との混合粉、あ
るいはこれに酸化鉄粉などを添加した混合粉)をまぶす
ように付着させるなどして製作する。支持枠3は鉄板な
どから折り曲げ形成するが、その大きさは縦横をそれぞ
れ1〜2m、奥行き(厚さ)を10〜20cmにするの
がよい。反応板2の取付角は有害ガスの接触性と圧損と
を考慮して決定するが、水平に対して30〜45度が適
している。ただし、後述するようにガス濃度に応じて取
付角を調整する場合には、反応板2は支軸の回りに回転
できるようにする。
【0012】図2は上記触媒モジュール1を適宜個数用
いてユニット化した反応ユニット4を示すものである。
すなわち、断面方形のダクト5内に5〜6個の触媒モジ
ュール1を空間6を隔てて挿入し、空間6の天井面と床
面に反応板2に向かって波長400nm以下の光を照射
する水銀灯などの光源7を配列し、また天井面には反応
板2に洗浄水を噴出する水洗ノズル8を配列してユニッ
ト化している。有害ガス除去装置は反応ユニット4を通
風面積に応じて上下左右に適宜個数集合させて構成する
が、このようなユニット構成は反応ユニット4の増減に
よりどの様な規模の装置も自在に構築でき、また後述す
るように光触媒の洗浄作業をユニット単位で行えるなど
の利点がある。
【0013】反応ユニット4を矢印方向に通流する空気
は各触媒モジュール1を通過する度に反応板2により方
向を変えられて攪拌され、空気中の有害ガスは万遍なく
光触媒に接触する。図示の場合、各触媒モジュール1の
反応板2は同じ方向に向いているが、交互に逆向きにす
れば攪拌度合いは更によくなる。また、図示例では反応
板2を水平にしているが、触媒モジュール1を90度回
転させて、反応板2を垂直にすることも可能である。
【0014】図3は光源モジュール9を示すものであ
る。平行配置した適宜個数(図示の場合は3個)のブラ
ックライトなどの光源7の両端を寸法が触媒モジュール
1の支持枠3と同一のやはり鉄板などから折り曲げ形成
した方形の支持枠10に支持させて一体化している。図
4は上記触媒モジュール1と光源モジュール9とを適宜
個数ずつ用いて形成した反応ユニット4を示すものであ
る。ダクト5内に触媒モジュール1と光源モジュール9
とを空間6を隔てて交互に積層し、その天井面に反応板
2及び光源7に向かって洗浄水を噴出する水洗ノズル8
を配列してユニット化している。この場合は、光源7も
モジュール化しているためユニット組立が図2の場合よ
り一層容易であり、またダクト壁面ではなく通風空間か
ら光を照射しているため、触媒表面をより均一に照射で
きる。図では光源7は反応板2と平行にしているが、光
源モジュール9を90度回転させてこれらを直交させる
ことも可能である。
【0015】図5は光源モジュール9に反射ミラー11
を設けたものである。光源モジュール9内の上部及び下
部の光源7からの光のうち、支持枠10の天井面及び底
面に向かうものは無駄になる。そこで、支持枠10と光
源7との間に反射ミラー11を設け、無駄になっていた
光を前後(図の左右)に向けて光触媒に当てるようにし
ている。図示反射ミラー11は破線で示す楕円の円弧の
一部に沿うように形成したものであり、楕円の焦点の一
方の近傍に光源7を位置させ、楕円の長軸を前後に向け
ることにより上向きあるいは下向きの光を水平方向に反
射させている。反射による光の有効利用は支持枠10及
びダクト5(図4)の内壁面を鏡面とすることによって
も可能である。
【0016】図6は図4における触媒モジュール1を一
つ置きに反転させて、反応板2を交互に逆向きにした場
合を示すものである。これにより、すでに述べたように
反応ユニット4を通過中の空気の攪拌度合いがより強ま
り、未反応の有害ガスの光触媒との接触が一層促進され
る。また、この例ではダクト天井面の水洗ノズル8の他
に、触媒モジュール1と光源モジュール9との対抗面に
沿って立ち上げた配管に水洗ノズル12を上下に配列し
て設け、洗浄効果を高めている。
【0017】図7は触媒モジュール1を横に2個、縦に
4個連結して構成した大形触媒モジュール13を示すも
のである。図では隣接する単位触媒モジュール1の反応
板2の向きを互いに水平及び垂直に違えて組み合わせて
ある。空気の通流方向だけではなく、同一平面内でも反
応板2の向きを変えることにより空気をより良好に攪拌
することができる。図8は大形触媒モジュール13と同
様に、光源モジュール9を8個連結して構成した大形光
源モジュール14を示すものである。図では光源7は全
て同じ向きにしてあるが、図7と同様に違う向きの組合
せにしてもよい。
【0018】図9は上述した大形の触媒モジュール13
と光源モジュール14とを集合させて構成した有害ガス
除去装置のレイアウトを平面的に示したものである。大
形触媒モジュール13と大形光源モジュール14とをそ
れぞれ4個ずつ横にハ字状に連結したものを空間6を隔
てて矢印で示す空気の通流方向に多数積層してある。各
大形モジュール13,14は自動車道トンネルのバイパ
スずい道や地下駐車場の煙道などからなる通風路15
に、例えばカーテンウォール式に天井から吊り下げて設
置する。地中に掘削されることの多い通風路15の断面
積は限定されており、有害ガスの除去は限られたスペー
スの中で触媒面積をいかに大きく取るかがポイントとな
る。大形触媒モジュール13を図示の通りハ字状に配置
すれば、単に通風路に直交させるよりも同じ通風面積に
対して触媒面積を大きく取ることができる。空間6の天
井面に設置した水洗ノズル8もハ字状面に沿って配置し
てある。
【0019】ところで、自動車道トンネルの換気塔はト
ンネル内の汚染空気を連続して坑外に排出しており、送
風機の停止は許されない。したがって、このような換気
塔と組み合わせて設備した有害ガス除去装置の触媒洗浄
を実施する際には、装置前後の通風口を閉塞する必要が
ある。ちなみに、開放状態で洗浄を行うと洗浄水が風で
飛ばされて光触媒に十分届かず、また洗浄汚水が飛散し
て装置周辺を汚してしまう。
【0020】図10はこの点を考慮して、ユニット本体
の前後にダンパ扉を設けた反応ユニット4を示すもので
ある。触媒モジュール1と光源モジュール9とを交互に
積層したユニット本体の前後の通風口4aに、ダンパ扉
16をヒンジ17を介して開閉自在に取り付けてある。
ダンパ扉16はモジュール1,9と同形の支持枠18に
複数枚の羽根状のダンパ19を図示しない垂直な支軸で
回転自在に支持させた構造となっており、内側に光触媒
を洗浄する水洗ノズル8を多数配列してある。この実施
例ではユニット本体内には水洗ノズルは設けておらず、
前後の水洗ノズル8ですべての洗浄を賄っている。
【0021】洗浄作業時には前後のダンパ扉16を閉め
た上でダンパ19を図示状態から90度回転させて通風
口4aを閉塞する。反応ユニット4を複数個集合して構
成した装置の洗浄は反応ユニット4単位で順次行う。こ
れにより、装置の洗浄を部分的に実施しながら有害ガス
を連続的に除去することができる。図11は触媒洗浄を
洗浄水の噴出によらず浸漬により行うようにした反応ユ
ニット4を示すものである。これはダンパ扉16を閉め
て密閉したユニット本体内に注水管20から洗浄水を満
たし、光触媒を水中に浸漬して洗浄するようにしたもの
で、洗浄中は洗浄水を一定レベルからオーバーフローさ
せて排水口21から排出する。
【0022】図12は図10あるいは図11の反応ユニ
ット4を集合した有害ガス除去装置22を自動車道トン
ネル23と図示しない換気塔との間を結ぶ通風路15内
に設置した例を概念的に示すものである。自動車道トン
ネル23から黒矢印で示すように抽出した汚染空気から
有害ガスを除去し、白抜き矢印で示すように換気塔から
坑外に排出する。
【0023】光触媒は定期的に洗浄して触媒活性の回復
を図るものとし、洗浄水槽24の水を洗浄ポンプ25で
加圧して有害ガス除去装置22に送る。洗浄はすでに述
べたように反応ユニット4単位で順次に行い、いずれか
が洗浄中でも他の反応ユニット4は稼働させる。洗浄後
の排水は汚水槽26にいったん貯留し、次いでフィルタ
付の排水ポンプ27で中和槽28に送る。光触媒上の酸
化生成物を洗い流した排水は硝酸などを含んでいるの
で、中和槽28で中和剤を加えて中和した後に放流す
る。洗浄が終了したら、ダンパ扉16(図10,11)
のダンパ19を開いて通風し、次の反応ユニット4の洗
浄を行う。自動車道トンネルの汚染空気はタール分を含
んでいるので、洗浄水には油膜除去剤、例えばアルキル
ベンゼン・スルフォン酸ナトリウムなどのポリソープを
加えるのがよい。
【0024】図13は有害ガス除去装置22の空気の入
口又は出口に有害ガスの濃度を測定するガスセンサ29
を設け、その測定結果に基づいて反応板2あるいは光源
7を制御する構成を概念的に示すブロック図である。こ
の場合、図14に示すように各触媒モジュール1の反応
板2は回転軸30に取り付け、例えばチェーン31でモ
ジュールごとに連動させた回転軸30をパルスモータ3
2で駆動して、反応板2の取付角θ(図13)を0から
から90度の範囲内で任意に調整できるようにしてお
く。θ=0、つまり反応板2を図13に矢印で示す通風
方向に対して平行にしたときが圧力損失が最も少なく、
θが90度に近づくにつれて圧力損失が大きくなるが、
有害ガスの除去率は光源7との位置関係からθ=0で最
も小さく、θが90度に近づくほど大きくなる。
【0025】図13ではガスセンサ29で測定した有害
ガス濃度に基づいて、制御部33から必要なパルス信号
を駆動回路34に与え、反応板2の取付角θを適切に増
減するようにしている。すなわち、測定ガス濃度が高い
場合は取付角θを大きくして除去率を高める。その際、
一定の処理風量を確保する必要があれば、送風制御部3
5に信号を送って送風機36の流量を増やし、圧力損失
の増加に伴う風速の低下を防ぐ。これに対して、測定ガ
ス濃度が低い場合は取付角θを小さくして除去率を必要
最小限に抑え、圧力損失が減った分、送風機36の流量
を減らして送風電力の節減を図る。上述した制御の他、
送風機36の流量を不変のまま取付角θを大きくして除
去率を高めたり、小さくして処理風量を増やしたりして
電力消費の変動を抑えることも可能である。
【0026】また、図13においては、図示の通りガス
センサ29で測定したガス濃度に基づいて、光源7の点
灯を制御することも可能である。すなわち、ガス濃度が
低い場合には全部の光源7を点灯する必要はなく、制御
部33から点灯回路37に指令して一部の光源モジュー
ル9の光源7を点灯し、他は消灯(黒色で表示)して電
力消費を節減する。その際には、光の及ばない反応板2
は図示の通り水平にして無駄な圧力損失を避ける。光源
7を消灯する代わりに、電圧を制御して光量を加減する
ことも可能である。
【0027】自動車道トンネルや大規模地下駐車場など
のように有害ガスを除去する対象空間が大きい場合に
は、有害ガスの処理系統を複数に分け、有害ガス濃度に
応じて運転する処理系統を決定する方が省電力の点から
は効果的である。図15はそのような構成を示すもの
で、自動車道トンネル23から汚染空気を排出する通風
路15を15Aと15Bの2つに分け、各通風路15
A,15Bに必要個数の反応ユニット4及び送風機36
を設けるとともに、空気の入口に1つのガスセンサ29
を共通に設け、空気の出口は各通風路15A,15Bご
とにガスセンサ29を設けている。また、各通風路15
A,15Bに設けた反応ユニット4は前段と後段の2つ
のグループに区分してある。このような構成において、
測定ガス濃度が低いか、必要な処理風量が少ない場合に
は一系統、例えば通風路15Aのみ反応ユニット4及び
送風機36を運転すればよい。また、各系統の反応ユニ
ット4の内、前段か後段か、更にその中のどれを稼働さ
せるかを決定したり、これにすでに述べた反応板2の取
付角や光源7の光量などの制御を加えることも可能であ
る。
【0028】
【発明の効果】以上述べた通り、この発明によれば、光
触媒を薄板からなる羽根状の反応板の表面に担持させ、
この反応板をブラインド形式に配列して空気を通流させ
ることにより、じゃま板などを設けることなく空気の攪
拌を良好にして有害ガスの除去率を高め、構成が簡単で
高性能の有害ガス除去装置を得ることができる。また、
その場合、反応板及び光源をそれぞれモジュール化して
積層すれば構成が一層簡潔となるとともに、各モジュー
ルの向きを適宜に変えて空気の攪拌度合いをより良好に
できるなど種々の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す触媒モジュールの斜視
図である。
【図2】図1の触媒モジュールを用いた反応ユニットの
縦断面図である。
【図3】この発明の実施例を示す光源モジュールの斜視
図である。
【図4】図1の触媒モジュールと図3の光源モジュール
とを積層した反応ユニットの縦断面図である。
【図5】図3の光源モジュールに反射ミラーを設けた構
成を示す縦断面図である。
【図6】触媒モジュールを交互に反転させた反応ユニッ
トの縦断面図である。
【図7】図1の触媒モジュールを連結した大形触媒モジ
ュールを示す正面図である。
【図8】図3の光源モジュールを連結した大形光源モジ
ュールを示す正面図である。
【図9】図7の大形触媒モジュールと図8の大形光源モ
ジュールとを積層した有害ガス除去装置のレイアウトを
示す平面図である。
【図10】空気の入口と出口にダンパを設けた反応ユニ
ットの斜視図である。
【図11】図10の反応ユニットの光触媒を洗浄水に浸
漬して洗浄するようにした構成を示す斜視図である。
【図12】この発明の有害ガス除去装置を自動車道トン
ネルに適用した構成を示す側面図である。
【図13】ガスセンサで測定した有害ガス濃度に基づい
て有害ガス除去装置を制御する構成を示すブロック図で
ある。
【図14】図13における触媒モジュールの正面図であ
る。
【図15】複数の処理系統に分けて反応ユニットを設置
した有害ガス除去装置の構成を示す配置図である。
【図16】従来装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 触媒モジュール 2 反応板 3 支持枠 4 反応ユニット 7 光源 8 水洗ノズル 9 光源モジュール 10 支持枠 11 反射ミラー 12 水洗ノズル 15 通風路 16 ダンパ扉 19 ダンパ 22 有害ガス除去装置 23 自動車道トンネル 24 洗浄水槽 25 洗浄水ポンプ 26 汚水槽 27 排水ポンプ 28 中和槽 29 ガスセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 21/18 A 8017−4G 35/02 ZAB J 8017−4G 311 B 8017−4G B01D 53/36 102 D (72)発明者 竹内 浩士 茨城県つくば市小野川16番3 工業技術院 資源環境技術総合研究所内 (72)発明者 高橋 武男 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 新貝 和照 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 宮本 昌広 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 西方 聡 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 寺野 哲浩 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二酸化チタンと活性炭との混合物を主成分
    とする光触媒に波長400nm 以下の光を照射しながら有害
    ガスを含む空気を接触させ、空気中の有害ガスを前記光
    触媒上に捕捉して除去する有害ガス除去装置において、 光触媒を薄板からなる羽根状の反応板の表面に担持さ
    せ、この反応板をブラインド形式に配列したことを特徴
    とする有害ガス除去装置。
  2. 【請求項2】適宜枚数の反応板を方形の支持枠で一体化
    して触媒モジュールを形成したことを特徴とする請求項
    1記載の有害ガス除去装置。
  3. 【請求項3】適宜個数の光源を方形の支持枠で一体化し
    て光源モジュールを形成したことを特徴とする請求項1
    記載の有害ガス除去装置。
  4. 【請求項4】適宜枚数の反応板を方形の支持枠で一体化
    して形成した触媒モジュールと適宜個数の光源モジュー
    ルを方形の支持枠で一体化して形成した光源モジュール
    とを適宜個数積層して反応ユニットを形成したことを特
    徴とする請求項1記載の有害ガス除去装置。
  5. 【請求項5】複数個の反応ユニットを集合させて構成し
    たことを特徴とする請求項4記載の有害ガス除去装置。
  6. 【請求項6】反応ユニットの空気出入口に開閉自在なダ
    ンパを設け、このダンパを閉めて前記反応ユニットごと
    に光触媒を洗浄するようにしたことを特徴とする請求項
    5記載の有害ガス除去装置。
  7. 【請求項7】空気の入口又は出口の有害ガス濃度を測定
    するガスセンサと、このガスセンサの測定結果に基づい
    て反応板の取付角を増減する手段とを設けたことを特徴
    とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の有害ガス
    除去装置。
  8. 【請求項8】空気の入口又は出口の有害ガス濃度を測定
    するガスセンサと、このガスセンサの測定結果に基づい
    て光源の点灯数又は光量を増減する手段とを設けたこと
    を特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の有
    害ガス除去装置。
  9. 【請求項9】反応ユニットを複数の処理系統に分けて設
    置するとともに、空気の入口又は出口の有害ガス濃度を
    測定するガスセンサと、このガスセンサの測定結果に基
    づいて前記処理系統別に前記反応ユニットの運転を制御
    する手段とを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項
    6のいずれかに記載の有害ガス除去装置。
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