JPH07108046B2 - 電線延線制御装置 - Google Patents

電線延線制御装置

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JPH07108046B2
JPH07108046B2 JP17113388A JP17113388A JPH07108046B2 JP H07108046 B2 JPH07108046 B2 JP H07108046B2 JP 17113388 A JP17113388 A JP 17113388A JP 17113388 A JP17113388 A JP 17113388A JP H07108046 B2 JPH07108046 B2 JP H07108046B2
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昭男 松本
一郎 赤坂
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住友電設株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電線延線制御装置に関し、ウィンチ側の巻取
条長に基づき延線車の延線速度を自動制御するようにし
たものである。
〔従来の技術〕
従来から行われている電線の延線作業は、巻取り側にウ
ィンチ、延線側に延線車をそれぞれ配置し、ウィンチと
延線車にそれぞれ運転者を配置すると共に、中間の適所
にも監視員を配置し、これらの作業者相互間に設置した
電話回線を通じて会話により連絡をとりながら、ウィン
チと延線車をそれぞれ運転するようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
電線の延線作業においては、延線途中において電線が弛
み過ぎて延線足場等に接触しないよう、またテンション
が過大にならないように、細心の注意を払わなければな
らない。
しかるに、従来は前述のように運転者等が相互に電話連
絡をとりながら、経験といわゆる感によって運転するも
のであるから、定量的な制御が行われず、また連絡情報
の不正確さ等が相まって、迅速かつ正確な延線が行い難
い問題があった。
そこで、この発明は、ウィンチ側と延線車間のデータ通
信に基づく情報の伝送、延線車側における自動制御の手
段を用いて延線車の速度を自動制御するようにすること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するために、この発明は、第1図に示
すように、巻取側に設置したウィンチ1に巻取条長計測
部2を設けると共に、延線側に設置した延線車3に延線
条長計測部4を設ける。巻取側と延線側との間に、それ
ぞれ適当な送受信装置5、6が設けられ、無線又は有線
の通信回線が設置される。延線側には制御装置7が設け
られる。制御装置7は、補正演算部8が、比較部9、延
線制御部10を有する。
延線条長計測部4から補正演算部8を経て比較部9に至
るフィードバック回路11が形成される。また、比較部9
から延線車制御部10を経て延線車3に至る制御回路12が
形成される。
また、補正演算部8には、パイロットワイヤ13の延線終
了時の実長L1、電線14の延線終了時の実長L2を別途入力
する。補正演算部8は、上記L1、L2及び延線条長計測部
4において計測された延線条長計測値L3に基づき延線の
進行に応じ刻々変化する電線実長とパイロットワイヤ実
長の差に応じた補正値Cを演算する。
巻取条長計測値L0は、通信手段を経て比較部9に入力さ
れる。
制御装置7は、延線条長計測値L3と、巻取条長計測値L0
との差が補正値Cとなるように延線車3を自動制御す
る。
〔作用〕
パイロットワイヤ13を予め鉄塔15に延線したのち、その
終端にジョイント16を介して電線14を接続する。パイロ
ットワイヤ13と電線14は、いずれもその延線終了時の実
長L1、L2をカテナリー曲線の近似式などから予め計算で
きるので、その数値を制御装置7の補正演算部8に入力
する。
通常、パイロットワイヤ13に比べ電線14の方の単位重量
が大であるので、L2>L1となる。延線の当初はパイロッ
トワイヤ13のみであり、延線の進行に伴って電線14が次
第に前進し、最終的に電線14に置き替わる。このため、
延線の当初と最後では、L2−L1=Kの差の分だけ、巻取
量に比べ延線量を多くしなければならない。上記の差
は、ウィンチと延線車との間に延線の進行に応じて速度
差をもたせることにより得られる。
このため、この発明においては、所要の補正値を演算し
(その一例は、後述する)、延線条長計測値L3と巻取条
長計測値L0の差が常に補正値となるよう自動制御する。
ウィンチ1は、運転者がコントローラ17を操作すること
により所定の速度で駆動される。運転者は巻取条長計測
値L0基づきジョイント16の位置を知ることができる。ま
た、鉄塔15若しくはその近傍に設置したテレビカメラを
通じて得られる視覚情報により、ジョイント16の位置を
知ることができる。これにより、ジョイント16が鉄塔15
の部分を通過する際に、延線速度を落とすなどして慎重
な運転ができる。
延線の進行により、ウィンチ1の巻取条長計測部2から
巻取条長計測値L0が通信手段を経て延線側の制御装置7
に伝送される。
一方、延線車3は、延線車制御部10からの制御信号によ
りブレーキが操作され、比較部9から出力される制御値
L4の大きさと符号により、ブレーキ力の大きさと、その
中立位置からの移動方向が制御される。また延線車3か
ら延線される電線14は、延線条長計測部4において計測
され、その計測値L3は、補正演算部8に入力される。
補正演算部8において演算された結果は、比較部9に入
力され、ここにおいて巻取条長計測値L0と比較され、前
述のごとく、L3とL0の差が補正値Cになるよう、即ちL3
−C−L0=L4=0となるように自動制御される。
〔実施例〕
補正演算部8における補正演算の一例について説明す
る。
パイロットワイヤ13の延線終了時の実長L1、電線14の延
線終了時の実長L2とし、その差をKとする。この差K
は、延線車とウィンチ1の相対的速度差に比例する。
上記のKが延線終了時の実長L2に直線的に比例するもの
と仮定すると、延線条長計測値がL3のときは となる。このCは、延線条長計測値がL3のとき、延線車
3とウィンチ1の相対的速度差に比例する。このCを補
正値とする。
そこで、補正演算部8において、上記の補正値Cを演算
すると共に、L3−Cの演算結果を比較部9に入力する。
比較部9において (L3−C)−L0=L4 の演算を行ない、前述のようにL4を制御値とし、L4=0
となるよう延線車3の速度を自動制御する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は、延線の進行に応じて刻々変
化する延線条長計測値と巻取条長計測値との差が所定の
補正値となるよう延線車を自動制御するようにしたもの
であるから、正確且つ迅速な延線を行うことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の構成を示すブロック図である。 1……ウィンチ、2……巻取条長計測部、 3……延線車、4……延線条長計測部、 5、6……送受信装置、7……制御装置、 8……補正演算部、9……比較部、 10……延線車制御部、 11……フィードバック回路、 12……制御回路、 13……パイロットワイヤ、 14……電線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウィンチに巻取条長計測部、延線車に延線
    条長計測部、ウィンチ側と延線車側との間に通信手段及
    び延線車側に制御装置をそれぞれ設け、その制御装置に
    補正演算部、比較部及び延線車制御部を設け、延線車計
    測部から補正演算部を経て比較部に至るフィードバック
    回路と、比較部から延線車制御部を経て延線車に至る制
    御回路をそれぞれ形成し、補正演算部においてパイロッ
    トワイヤの延線終了時実長、電線の延線終了時実長及び
    延線条長計測値に基づき延線の進行に応じて変化する電
    線実長とパイロットワイヤ実長との差に応じた補正値を
    演算し、巻取条長計測値を前記通信手段を経て比較部に
    入力し、制御装置において、延線条長計測と巻取条長計
    測値との差を上記補正値と等しくなるよう自動制御する
    電線延線制御装置。
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