JPH0710789Y2 - スカッシュ競技用コートの壁面パネル取付構造 - Google Patents

スカッシュ競技用コートの壁面パネル取付構造

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JPH0710789Y2
JPH0710789Y2 JP1884593U JP1884593U JPH0710789Y2 JP H0710789 Y2 JPH0710789 Y2 JP H0710789Y2 JP 1884593 U JP1884593 U JP 1884593U JP 1884593 U JP1884593 U JP 1884593U JP H0710789 Y2 JPH0710789 Y2 JP H0710789Y2
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wall panel
panel
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JP1884593U
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JPH0670778U (ja
Inventor
隆 江田
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株式会社エダキン
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ラケットスポーツであ
るスカッシュ競技用のコートを形成する壁面パネル、特
に樹脂パネルの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スカッシュとは、四方を壁に囲まれた長
方形のコートで、2人のプレイヤーが交互に天井を除く
五面の壁(床を含む)に向けてラケットでボールを打ち
合うゲームで、床に二バンドさせずに、ノーバンドか一
バンドで打ちながら得点を競う体力と頭脳にチャレンジ
するスポーツで、テニス、卓球、バトミントンに次ぐ第
四のラケットスポーツとしてブームを呼んでいる。とこ
ろで、該スカッシュ競技用のコートを構成する各面壁パ
ネルユニットの表面は、ビス等の固着具が露呈していな
い、しかも各パネルの接合面ラインが平行な全くの平坦
面であることが重要な条件である。ところが、従来にお
いては、スカッシュパネルの取付け接合は、特に図示し
ないが、パネルに溝加工を施し、H形鋼の接合部材によ
り接合していた。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】この従来における接
合方法では、溝とH形鋼接合部材との間に遊びが生じる
ために、パネルの表面ラインが平行になりにくく、パネ
ルユニットの表面が全くの平坦面であるスカッシュ競技
用コートが得られないという問題点があった。本考案
は、このような従来の問題点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、相隣れる2枚のパネル、特にア
クリル樹脂等の樹脂パネルが僅少の間隙を有し、かつ接
合表面ラインが平行で表面が完全なる平坦面を呈する各
面壁パネルユニットのスカッシュ競技用コートを提供す
ることにある。
【0004】
【問題点を解決するための手段】この目的のため、本考
案は、正面壁パネルユニットと背面壁パネルユニツト及
び左右側面壁パネルユニットで連結されて四周が囲繞構
成されるスカッシュ競技用コートの前記壁パネルユニッ
トを形成する壁面パネルの取付構造であって、各壁面パ
ネルの周端面に切欠溝部が設けられると共に、上部の裏
面側には、横方向いっぱいに水平溝部が設けられて、そ
の相隣れる左右2枚の壁面パネルの縦方向切欠溝部に、
左右対称形の2つの縦桟におけるL形のパネル取着片部
が外側より略T字状に挿入されて2つの縦桟は連結さ
れ、また、壁面パネルの横方向切欠溝部と水平溝部には
各横桟における略T字状のパネル取着片部とパネル吊片
部が外側より挿入されると共に、該各横桟が前記2つの
縦桟に各々連結固着されて各壁面パネルが取り付け接合
せられる構成を特徴とするものである。
【0005】
【実施例】実施例について図面を参照し説明する。先
ず、スカッシュ競技用コートの概略を説明すると、該コ
ートは図12から図15に示されているように、正面壁
パネルユニット1と対向して設けられた左右側面壁パネ
ルユニット2、3および背面壁パネルユニット4でこれ
らが連結されて四周が囲繞されて所定広さの方形状に構
成され、しかも背面壁パネルユニット4の高さ正面壁パ
ネルユニット1よりも低く、また左右側面壁パネル2、
3の上端縁は背面壁パネルユニット4に向かって下降状
に傾斜している。
【0006】各面壁パネルユニット1、2、3、4は、
上下の横保持枠5、6と左右の縦保持枠7、8内におい
て、所要枚数の壁面パネル(アクリル樹脂パネル)9が
縦桟と横桟とにより取り付け接合されて構成されてい
る。更に説明すると、各壁面パネル9は図2から図6に
示されているように、その方形状に形成された上下およ
び左右の四つの端面10、11、12、13に切欠溝部
14、15、16、17が切欠形成されると共に、上部
の裏面側18には横方向いっぱいにして、かつ板厚方向
に水平溝部19が形成されている。なお、切欠溝部1
4、15、16、17は、その裏面側18が表面側20
よりも若干浅く形成されている。
【0007】各壁パネル9を相互に取り付け接合する縦
桟21、22は対称形であって、アルミニウム等の軽金
属材により一体成形された長尺の型材を切断することに
よって得られるもので、その断面形状は図10に示され
ている如くである。即ち、縦桟21、22は中間中空部
25、26と一対の中空部27、28、29、30を有
する矩形状の中空主体部23、24と、一対の中空部2
7、28の一方内側面に設けられたタッピングホール3
1、32と、中空主体部23、24におけるタッピング
ホール31、32が設けられていない中空部他方外側端
部に突設された肉厚状の突片部33、34、35、36
と、一方の突片部34、36に連設され、かつその先端
部には略円弧状膨出縁部39、40形成されたL形のパ
ネル取着片部37、38とを有しており、また縦桟2
1、22のうちいずれか一方の縦桟(本実施例では縦桟
22)における他方縦桟21との対向側にして、中空主
体部24の両突片部35、36間で、かつボルト、ナッ
トによる両縦桟の固定部位の複数個所には、後述する壁
パネル9の接合時においてパネル9の表面ラインが平行
になるようにするため、横断面矩形板状(板厚Dは両縦
桟の接合時に形成される空間部幅dと略等長)にして所
定の長さを有し、かつボルト挿通孔42を有するフラッ
トバー41が略図的に鎖線であらわされたネジ43によ
り取り付けられる。
【0008】そして、縦桟21、22はその略円弧状膨
出縁部39、40をガイドとしてL形片部37、38が
相隣れる2枚の壁面パネル9、9の縦方向切欠溝部1
7、16に外側より略T字状に挿入されて縦桟21、2
2はフラットバー41を介し、かつ突片部33、35、
34、36及びパネル取着片部37、38が当接するこ
とによって一体的なる左右対称形に取着されると共に、
複数個所において両中間中空部25、26におけるボル
ト孔とフラットバー41のボルト孔42との適合孔に挿
着のボルト44とナット45の締着により連結固着され
る。
【0009】横桟46は、アルミニウム等の軽金属材に
より一体成形された長尺の型材を切断することによって
得られるもので、その断面形状は図11に示されている
如くである。即ち、横桟46は、その横幅を縦桟21、
22における中空主体部23、24の横幅と略等長の四
角形中空主体部47と、該主体部47の相対向せる内壁
部両端に縦桟21、22にネジ着するための四つのタッ
ピングホール48を有すると共に、主体部47の一側面
上部には、倒T字形にして、かつその垂直片部50の上
下端内側に略円弧状膨出縁部51が形成されたパネル取
着片部49を有し、更に該パネル取着片部49の下方に
して、かつ主体部47の下面部をやや前方に水平に突出
させて形成のやや肉厚状のパネル吊片部52を有してい
る。そして、該横桟46は、その略円弧状膨出縁部51
をガイドとして略T字状のパネル取着片部49がパネル
9の横方向切欠溝部14、15に、またパネル吊片部5
2がパネル9の横方向水平溝部19にそれぞれ嵌め込ま
れることにより取着されると共に、その縦桟21、22
との当接部においては、図10に略図的に鎖線であらわ
されたネジ53によって縦横両桟は連結固着される。
【0010】
【考案の効果】しかして、本考案によれば、壁面パネル
の縦方向切欠溝部と横方向切欠溝に縦桟と横桟が嵌め込
まれて両桟はネジ着連結されるものであるから、壁面パ
ネルの取り付け接合が容易であり、しかもパネル表面に
はネジ等の固着具は全く露呈せず、その上、壁面パネル
の縦方向は縦方向切欠溝部と縦桟におけるパネル取着片
部の略円弧状膨出縁部との係合により、また、横方向は
横方向切欠溝部と横桟におけるパネル取着片部の略円弧
状膨出縁部との係合及び水平溝部とパネル吊片部との係
合によりパネル接合表面ラインが完全に平行となって全
く平坦な目的とするスカッシュ競技用コートが得られ
る。
【0011】また、縦桟と横桟はアルミニウム製の中空
体であるから軽量であって、その取扱いが容易であり、
また、2つの縦桟はその複数個所の連結部位においてフ
ラットバーを介してボルト、ナットの締着により一体的
に連結固着されるものであるから、各壁面パネルは強固
にして、かつ確実に取り付け接合される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施した壁パネルユニットの一部省略
の表面図である。
【図2】壁面パネルの表面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】図3の一部省略の拡大断面図である。
【図6】図4の一部省略の拡大断面図である。
【図7】一部省略の壁パネルユニットの裏面図である。
【図8】図7のA−A線に沿った拡大断面図である。
【図9】図7のB−B線に沿った拡大断面図である。
【図10】壁面パネルと縦桟との取り付け接合状態を示
す拡大横断面図である。
【図11】壁面パネルと横桟との取り付け接合状態を示
す一部省略の拡大縦断面図である。
【図12】スカッシュコートの概略平面図である。
【図13】正面壁パネルユニットの概略表面図である。
【図14】一部を切欠した側面壁パネルユニットの概略
表面図である。
【図15】背面壁パネルユニットの概略表面図である。
【符号の説明】
1 正面壁パネルユニット 2、3 側面壁パネルユニット 4 背面壁パネルユニット 9 壁面パネル 10 パネル上端面 11 パネル下端面 12、13 パネル側端面 14、15、16、17 切欠溝部 18 パネル裏面 19 水平溝部 21、22 縦桟 37、38 パネル取着片部 39、40 略円弧状膨出縁部 41 フラットバー 44 ボルト 45 ナット 46 横桟 49 パネル取着片部 51 略円弧状膨出縁部 52 パネル吊片部 53 ネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正面壁パネルユニットと背面壁パネルユ
    ニット及び左右側面壁パネルユニットで連結されて四周
    が囲繞構成されるスカッシュ競技用コートの前記壁パネ
    ルユニットを形成する壁面パネルの取付構造であって、 各壁面パネルの周端面に切欠溝部が設けられると共に、
    上部の裏面側には、横方向いっぱいに水平溝部が設けら
    れてその相隣れる左右2枚の壁面パネルの縦方向切欠溝
    部に、左右対称形の2つの縦桟におけるL形のパネル取
    着片部が外側より略T字状に挿入されて2つの縦桟は連
    結され、また、壁面パネルの横方向切欠溝部と水平溝部
    には各横桟における略T字状のパネル取着片部とパネル
    吊片部が外側より挿入されると共に、該各横桟が前記2
    つの縦桟に各々連結固着されて各壁面パネルが取り付け
    接合せられる構成を特徴とするスカッシュ競技用コート
    の壁面パネル取付構造。
JP1884593U 1993-03-22 1993-03-22 スカッシュ競技用コートの壁面パネル取付構造 Expired - Lifetime JPH0710789Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0670778U JPH0670778U (ja) 1994-10-04
JPH0710789Y2 true JPH0710789Y2 (ja) 1995-03-15

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JP2634378B2 (ja) * 1994-03-07 1997-07-23 株式会社ユニテック ミニスカッシュコート

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