JPH07107648A - ジャンパ装置 - Google Patents

ジャンパ装置

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Publication number
JPH07107648A
JPH07107648A JP5265847A JP26584793A JPH07107648A JP H07107648 A JPH07107648 A JP H07107648A JP 5265847 A JP5265847 A JP 5265847A JP 26584793 A JP26584793 A JP 26584793A JP H07107648 A JPH07107648 A JP H07107648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jumper
pipe
bent
line
tension
Prior art date
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Pending
Application number
JP5265847A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroji Akasaka
広二 赤坂
Seiichi Amanuma
成一 天沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP5265847A priority Critical patent/JPH07107648A/ja
Publication of JPH07107648A publication Critical patent/JPH07107648A/ja
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】用地面積の制約に応じ得るように、パイプ式ジ
ャンパの線下の土地面積を小さくすることができるジャ
ンパ装置を提供する。 【構成】鉄塔に支持される送電線の線路方向が曲がる耐
張鉄塔におけるパイプ式ジャンパのパイプ部に、送電線
路が曲がる方向に折曲した折曲部を形成し、鉄塔から側
方に張り出すアーム先端のジャンパのパイプ部を鉄塔塔
体側に凹曲させることにより、アームの張り出し長さを
短縮して、ジャンパの線下の土地面積を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架空送電線の耐張鉄塔
におけるパイプ式のジャンパ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄塔に支持される送電線の線路方向が曲
がる耐張鉄塔におけるジャンパ部は、図6に示したよう
に、鉄塔から長く張り出すアーム18の前後両側に取り付
けた耐張碍子連19、19で送電線21、21を支持し、アーム
18の両側の耐張碍子連19、19の間は電線式ジャンパまた
はパイプ式プレハブジャンパ22で送電線21、21間を接続
しているが、送電線が大サイズ電線の場合は直線状パイ
プ式のプレハブジャンパが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】架空送電線路の建設は
用地事情により鉄塔敷地面積が制約され、鉄塔から側方
に張り出すアームの先端下方のジャンパ部における線下
の土地面積も制約される傾向にあり、このため鉄塔から
側方に張り出すアームの長さを短くした狭線間鉄塔が建
てられているが、耐張鉄塔においてジャンパに直線状の
パイプ式プレハブジャンパを用いた場合は、鉄塔から側
方に張り出すアームの長さが長くなってアーム先端下方
のジャンパ部における線下の土地面積を小さくすること
ができず、パイプの長さを短くするとパイプの吊材やわ
たり線の張力が増加してしまうという問題点がある。
【0004】本発明は、前記の問題点を解決し、耐張鉄
塔のジャンパ部における線下の土地面積を小さくするこ
とができるジャンパ装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め本発明のジャンパ装置は、支持される送電線の線路方
向が曲がる耐張鉄塔におけるパイプ式ジャンパのパイプ
部1に、鉄塔17において送電線路方向が曲がる方向に折
曲した折曲部2を形成し、このパイプ部1を吊材5、6
または吊下碍子11等の吊下部材10で吊り下げたことを特
徴とするものである。
【0006】
【作用】送電線路の線路方向が曲がる耐張鉄塔のジャン
パ部において鉄塔アーム先端の下方に吊下部材10で吊り
下げられたパイプ部1は、その折曲部2が、送電線路が
曲がる方向に折曲されて鉄塔塔体側に凹んで折曲されて
いるので、この塔体側に凹曲している分だけ従来よりも
アームの張り出し長さを短くすることができ、したがっ
てこのアームの先端のジャンパ部における線下の土地面
積もこのアーム張り出し長さの短縮分だけ小さくなる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面により説明する。
図1は本発明のジャンパ装置を示し、図2は本発明の第
1の実施例のジャンパ装置の平面を示し、図3はその側
面を示したものである。図2の平面図と図3の側面図に
示した第1の実施例において、1はパイプ式ジャンパの
アルミ合金製のパイプ部、2はそのパイプ中央の折曲部
であり、この折曲部2は、耐張鉄塔において送電線路の
方向が曲がる方向と同方向に折曲する。2vはその凸曲外
側面、2uは凹曲内側面である。3、4はパイプ部1の中
央部上面に設けた支持点部であり、この中央支持点部
3、4には、本発明の第1の実施例における吊下部材10
の吊材5、6の下端を取り付ける。7、8はパイプ部1
の両端部、9a、9bはこの両端部7、8に1端を接続した
わたり線である。
【0008】前記のパイプ部1は図1、図2、図3に示
したように耐張鉄塔におけるジャンパ装置を構成する。
図において21a 、21b は送電線、17は耐張鉄塔、18はア
ーム、19a 、19b はアーム18に支持させた耐張碍子連、
20a 、20b はこの耐張碍子連の先端に取り付けたクラン
プであり、このクランプ20a 、20b に電線21a 、21bの
端部が接続されている。この耐張碍子連19a 、19b の間
のジャンパ部に前記のパイプ部1を設置するが、このパ
イプ部1の中央折曲部2の凸曲外側面2vを鉄塔16側に向
け凹曲内側面2uをアーム17先端の外方に向けた状態に置
いて、パイプ部1の折曲方向を耐張鉄塔17において送電
線21a 、21b の線路方向が曲がる方向に一致させて配置
する。このパイプ部1は、その中央支持点部3、4に下
端を取り付けた吊材5、6の上端を、耐張碍子連19a 、
19b の先端とクランプ20a 、20bの間の個所に取り付け
ることにより吊り下げ支持する。このように吊り下げ支
持したパイプ部1の両端部7、8のわたり線9a、9bの上
端を耐張碍子連19a 、19bの各先端のクランプ20a 、20b
に接続して本発明のジャンパ装置を構成する。
【0009】前記のように耐張鉄塔17において送電線21
a 、21b の線路方向が曲がる方向に折曲したパイプ部1
でジャンパ装置を構成することにより、耐張鉄塔17から
張り出すアーム18の先端の下方のジャンパ部における線
下の土地面積が小さくなる。すなわち、従来の直線状パ
イプを用いたジャンパでは、直線状パイプの中央部の吊
り下げ支持点の直上までアーム18の先端を長く張り出さ
なければならないが、パイプと鉄塔塔体との離隔距離を
同一とすれば、本発明ではパイプ部1の中央部が折曲部
2において鉄塔17の塔体側に凹曲している分だけ、従来
よりもアーム18の張り出し長さを短くすることができ、
したがってこのアーム18の先端下方のジャンパ部におけ
る線下の土地面積もこのアーム張り出し長さの短縮分だ
け小さくて済むことになる。
【0010】図4、図5は本発明の第2の実施例のジャ
ンパ装置の平面と側面を示し、1は前記第1の実施例と
同様のアルミ合金製のパイプ部、2はその中央部に形成
した折曲部であり、その折曲は耐張鉄塔において送電線
路の方向が曲がる方向に折曲する。2vはこの折曲部2の
凸曲外側面、2uはその凹曲内側面である。7、8はパイ
プ部1の両端部、9a、9bはこの端部7、8に1端を接続
したわたり線である。12はこのパイプ部1の中央部上面
に設けた支持点部であり、この中央支持点部12には、本
発明の第2の実施例における吊下部材10の吊下碍子11の
下端を取り付ける。13、14はパイプ部1の両端部7、8
の上面の支持点部、15、16はこの両端支持点部13、14に
下端を取り付けた吊材であり、この吊材15、16も吊下部
材10である。
【0011】前記の第2の実施例のパイプ部1を、前記
第1実施例と同様に、その折曲部2の凸曲外側面2vを鉄
塔16側に向け凹曲内側面2uをアーム先端外方に向けた位
置にして、パイプ部1の折曲方向を耐張鉄塔17における
電線21a 、21b の線路が曲がる方向に一致させて配置
し、パイプ部1の両端支持点部12、13に下端を取り付け
た吊材14、15の上端を、耐張碍子連19a 、19b の先端と
クランプ20a 、20b の間の個所に取り付け、またパイプ
部1の中央支持点部12に下端を取り付けた吊下碍子11の
上端をアーム18の先端に取り付けることにより、パイプ
部1を吊り下げ支持する。このように吊り下げ支持した
パイプ部1の両端部7、8のわたり線9a、9bの上端を耐
張碍子連19a 、19b の各先端のクランプ20a 、20b に接
続して本発明のジャンパ装置を構成する。
【0012】前記のように第2の実施例のパイプ部1で
ジャンパ装置を構成した場合も、前記第1の実施例と同
様に、パイプ部1の中央部が折曲部2において鉄塔17の
塔体側に凹曲して折曲している分だけ、アーム18の張り
出し長さを従来よりも短くすることができ、このアーム
18の先端のジャンパ部における線下の土地面積はこのア
ーム張り出し長さの短縮分だけ小さくなる。
【0013】
【発明の効果】前記のように本発明は、耐張鉄塔のパイ
プ式ジャンパにおいて、パイプ部に、鉄塔において送電
線路方向が曲がる方向に折曲した折曲部を形成したの
で、この折曲部が鉄塔塔体側に折曲している分だけアー
ムの張り出し長さが短くなってアーム先端下方のジャン
パの線下の土地面積を小さくすることができ、コストが
大幅に低減し、用地事情の制約に応ずることが可能とな
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図
【図2】本発明の第1実施例の平面図
【図3】本発明の第1実施例の側面図
【図4】本発明の第2実施例の平面図
【図5】本発明の第2実施例の側面図
【図6】従来例を示す図
【符号の説明】
1:パイプ部 2:折曲部 5、6:吊下部材の吊材 11:吊下部材の吊下碍子 10: 吊下部材 17:耐張鉄塔 21a 、21b :送電線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持される送電線の線路方向が曲がる耐張
    鉄塔におけるパイプ式ジャンパのパイプ部に、線路方向
    が曲がる方向に折曲した折曲部を形成し、前記パイプ部
    を吊下部材で吊り下げたことを特徴とするジャンパ装
    置。
JP5265847A 1993-09-29 1993-09-29 ジャンパ装置 Pending JPH07107648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5265847A JPH07107648A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ジャンパ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5265847A JPH07107648A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ジャンパ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07107648A true JPH07107648A (ja) 1995-04-21

Family

ID=17422901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5265847A Pending JPH07107648A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 ジャンパ装置

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JP (1) JPH07107648A (ja)

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