JPH07107181A - データ処理端末装置 - Google Patents

データ処理端末装置

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JPH07107181A
JPH07107181A JP5243225A JP24322593A JPH07107181A JP H07107181 A JPH07107181 A JP H07107181A JP 5243225 A JP5243225 A JP 5243225A JP 24322593 A JP24322593 A JP 24322593A JP H07107181 A JPH07107181 A JP H07107181A
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JP
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JP5243225A
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Masanori Takeuchi
雅則 竹内
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TEC CORP
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TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ容量の著しい増加を招くことなく、エ
ラーが発生した場合にはそのエラー内容とともに障害の
修復に適した保守サービス拠点を通知できるようにす
る。また、その保守サービス拠点へ自動的に通知できる
ようにする。 【構成】 エラー発生によりエラーコードを取得する
と、エラー管理テーブルを検索してそのエラーコードに
対応するメッセージデータ及び通知先番号を読出す。そ
して通知先番号を取得すると、通知先テーブルを検索し
てその通知先番号に対応する通知先名称データ及びダイ
ヤル番号情報を読出す。そしてメッセージデータ及び通
知先名称データを表示させる。またダイヤル番号情報に
より通信インタフェース部を介して自動発呼し、ディジ
タル通信網を通じて着呼側との回線が接続されると所定
の障害通知伝文を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDN(サービス総
合ディジタル網)等のディジタル通信網に接続され、こ
のディジタル通信網を通じて外部との通話及びデータ通
信を可能にしたPOS(販売時点情報管理)端末等のデ
ータ処理端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、大規模なチェーンストア向けの
POSシステムとして、各地域に点在する複数の店舗
と、各店舗の運営を管理する本部とをISDN等のディ
ジタル通信網でそれぞれ接続してネットワークを構成
し、各店舗にそれぞれ設けられる商品販売データ登録用
のPOS端末で登録された公共料金のデータや予約商品
のデータ等を上記ティジタル通信網を通じて本部に送信
し、本部のホスト機器でデータ管理するようにしたPO
Sシステムが考えられている。
【0003】このシステムに用いられるPOS端末はデ
ィジタル通信網用の通信インタフェース部を搭載し、こ
の通信インタフェース部を店舗に設置された網終端装置
にケーブル接続することによって、POS端末をディジ
タル通信網に接続する構成となっている。また、この種
のPOS端末はディジタル電話機を搭載しており、オペ
レータはこのディジタル電話機を使用して外部との通話
が可能となっている。
【0004】ところで、POS端末等のデータ処理端末
装置は、一般にシステムエラー,通信エラー,プリンタ
異常等のエラーが発生すると、そのエラー内容を示すエ
ラーメッセージを表示器に表示させてオペレータに警告
するように構成されている。そこでオペレータは、エラ
ーメッセージからエラー内容を把握し、修復可能であれ
ば自分で修復するが、修復できないエラーの場合には保
守サービス拠点に電話等で連絡し修復を依頼して対処す
ることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のデータ処理端末装置において発生するエラーは、端末
に搭載された各部の異常に起因するエラーのみならず、
ディジタル通信網の障害により発生したり、ホスト機器
側の障害によって発生する場合もある。そして、端末自
体の障害であれば端末の保守サービス拠点に修復を依頼
するが、ティジタル通信網の場合には通信網の保守サー
ビス拠点に修復を依頼し、ホスト機器であればそのホス
ト機器の保守サービス拠点に修復を依頼する。
【0006】このため、端末のオペレータは、自動修復
不能なエラーのエラーメッセージが表示されると、その
エラー内容からどこの保守サービス拠点に連絡をすれば
よいかを判断して電話等で連絡しなければならず、オペ
レータの負担となっていた。
【0007】そこで、この判断を簡易化するために、エ
ラー内容を示すメッセージに該当する連絡先の保守サー
ビス拠点を示すメッセージを付加して表示させることが
考えられるが、エラーの種類は多種類に亙っており、そ
れぞれに保守サービス拠点の名称等を示すメッセージデ
ータを付加することはメッセージデータを記憶するため
のメモリ容量の著しい増加につながり、実用的でなかっ
た。
【0008】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、メモリ容量の著し
い増加を招くことなく、エラーが発生した場合にはその
エラー内容とともに障害の修復に適した保守サービス拠
点を通知することができ、エラー発生時におけるオペレ
ータの負担を軽減できるデータ処理端末装置を提供しよ
うとするものである。
【0009】また本発明は、エラーが発生した場合には
その障害の修復に適した保守サービス拠点に自動的に障
害発生を通知することができ、エラー発生時におけるオ
ペレータの負担をさらに軽減できるデータ処理端末装置
を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願請求項1対応の発明
は、中央処理装置,記憶部,入力機器,出力機器及びデ
ィジタル通信網に接続される通信インタフェース部を搭
載し、ディジタル通信網を通じて外部とのデータ通信を
可能にしたデータ処理端末装置において、記憶部に、複
数の障害通知先にそれぞれ割当てられた通知先番号に対
応して通知先名称データを予め記憶してなる通知先テー
ブルと、各種のエラーコード毎にエラー内容を示すメッ
セージデータ及び通知先番号を予め記憶してなるエラー
管理テーブルとを形成し、かつ中央処理装置に、エラー
発生によりエラーコードを取得するとエラー管理テーブ
ルを検索してそのエラーコードに対応するメッセージデ
ータ及び通知先番号を読出す第1のテーブル検索手段
と、この検索手段により通知先番号を取得すると通知先
テーブルを検索してその通知先番号に対応する通知先名
称データを読出す第2のテーブル検索手段と、これら第
1,第2のテーブル検索手段によって取得したメッセー
ジデータ及び通知先名称データを出力機器から出力させ
るエラー出力制御手段とを設けたものである。
【0011】また本願請求項2対応の発明は、通知先テ
ーブルは、複数の障害通知先にそれぞれ割当てられた通
知先番号に対応してダイヤル番号情報を予め記憶するも
のとし、かつ第2のテーブル検索手段は、通知先テーブ
ルから通知先番号に対応するダイヤル番号情報を読出す
ものとする。そして、さらに中央処理装置に、この第2
のテーブル検索手段によって取得したダイヤル番号情報
により通信インタフェース部を介して自動発呼する自動
発呼手段と、この自動発呼によりディジタル通信網を通
じて着呼側との回線が接続されると所定の障害通知伝文
を通知する伝文通知手段とを付加したものである。
【0012】
【作用】本願請求項1対応の発明であれば、エラーが発
生すると、先ずそのときのエラーコードからエラー管理
テーブルが検索されて対応するメッセージデータ及び通
知先番号が読出される。次いで、その通知先番号から通
知先テーブルが検索されて対応する通知先名称データが
読出される。しかして、各テーブルからそれぞれ読出さ
れたメッセージデータ及び通知先名称データが出力機器
から出力される。
【0013】これにより、データ処理端末装置のオペレ
ータは、出力機器から出力されたメッセージテータ及び
通知先名称データを確認することで、エラーの内容とと
ともにそのエラーの原因である障害を修復可能な保守サ
ービス拠点を知ることができる。
【0014】このように作用する本発明においては、複
数の障害通知先にそれぞれ割当てられた通知先番号に対
応して通知先名称データを予め記憶してなる通知先テー
ブルを設け、各種のエラーコード毎にメッセージデータ
を予め記憶してなるエラー管理テーブルには前記通知先
番号をそれぞれ記憶させることによって、メッセージデ
ータと通知先名称データとを通知先番号でリンクさせて
いる。ここで、通知先番号のデータ量は通知先名称デー
タのデータ量に比べて極めて少ない。
【0015】一般的に、データ処理端末装置で発生する
エラーは多種類に及ぶが、そのエラーの原因となる障害
を修復可能な保守サービス拠点はせいぜい3〜4社であ
る。このため、上記の如く2つのテーブルを記憶部に形
成し、データ量の少ない通知先番号でメッセージデータ
と通知先名称データとをリンクさせた方が、メッセージ
テータに通知先名称データを対応させて1つのテーブル
で記憶する場合に比べてデータ量を少なくでき、メモリ
容量の低減を図り得る。
【0016】また本願請求項2対応の発明であれば、エ
ラーが発生すると、先ずそのときのエラーコードからエ
ラー管理テーブルが検索されて対応するメッセージデー
タ及び通知先番号が読出される。次いで、通知先番号か
ら通知先テーブルが検索されて対応するダイヤル番号情
報が読出される。しかして、エラー管理テーブルから読
出されたメッセージデータが出力機器から出力されると
ともに、通知先テーブルから読出されたダイヤル番号情
報により通信インタフェース部を介して自動発呼され、
ディジタル通信網を通じて着呼側との回線が接続される
と所定の障害通知伝文が通知される。
【0017】従って、エラー発生時にはそのエラーの原
因である障害を修復可能な保守サービス拠点に自動的に
障害通知されるので、オペレータが通知する手間を省略
できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図1に示すPOSシステムの
POS端末に適用した一実施例について図面を参照しな
がら説明する。
【0019】図1に示すPOSシステムは、1店舗の各
売場にそれぞれ設置される複数台のPOS端末1とその
店舗の管理事務所等に設置されるストアコントローラ2
とを宅内通信網であるLAN3で閉ループ状に接続する
とともに、各POS端末1及びストアコントローラ2を
それぞれ宅内回線4でISDN5の網終端装置6に接続
して構成したものである。
【0020】各POS端末1は、主に販売商品の登録業
務に供されるもので、登録された商品の販売データをメ
モリで累積記憶することにより当該端末での売上データ
を記憶管理する。また、公共料金のデータや予約商品の
データ等が登録されると、ISDN5を通じて本部のホ
スト機器にデータ送信するように構成されている。
【0021】ストアコントローラ2は、各POS端末1
を一元管理するもので、各POS端末1のメモリに記憶
された売上データをLAN3を通じて収集することによ
り店全体の売上管理を可能にしている。そして、ストア
コントローラ2は、各POS端末1から収集し集計して
得た総売上データを、ISDN5を通じて本部のホスト
機器にデータ送信する機能を有する。
【0022】図2は前記POS端末1の外観を示す斜視
図である。このPOS端末1は、筐体上面の前方側に商
品登録等に供される各種キーが配設されたキーボード1
1を設け、後方側に表示器12を設けている。表示器1
2は正面にオペレータ用の表示画面12aを備え、背面
に顧客用の表示画面12bを備えたもので、液晶ディス
プレイ,CRTディスプレイ等が使用される。
【0023】また、このPOS端末1は、レシート及び
ジャーナル印字用のプリンタ13を内蔵している。そし
て、このプリンタ13によって印字されたレシート用紙
をレシート発行口13aから発行し、ジャーナル用紙を
内部で巻取るようにしている。また、レシート用紙及び
ジャーナル用紙の有無やジャーナル用紙への印字内容を
確認するための記録紙監視窓13bを筐体上面に形成し
ている。
【0024】さらに、このPOS端末1は、バーコード
を光学的に読取るためのバーコードスキャナ14、現金
等を収容するためのドロワ15及び前記ISDN5を利
用しての通話が可能なディジタル電話機16等を備えて
いる。
【0025】図3は前記POS端末1の制御回路構成を
示すブロック図であって、このPOS端末1は、制御部
本体として中央処理装置(以下、CPUと称する)21
を搭載している。また、このCPU21によって制御さ
れる主記憶部としてプログラムデータ等が予め設定され
たROM(リード・オンリ・メモリ)22と、商品販売
データを累積記憶するメモリエリア等が形成されるRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)23を搭載してい
る。
【0026】また、このPOS端末1は、日時を計時す
る時計回路24、前記キーボード11からのキー信号を
取込むキーボードコントローラ25、前記表示器12に
表示データを転送して画面表示を制御する表示コントロ
ーラ26、前記プリンタ13に印字データを転送してレ
シート印字及びジャーナル印字を制御するプリンタコン
トローラ27、前記バーコードスキャナ14からのバー
コードデータを取込むスキャナコントローラ28、前記
ドロワ15を開放動作させるドロワ開放装置15aに駆
動信号を送出するI/Oポート29、前記LAN3を使
用した他のPOS端末1及びストアコントローラ2との
データ通信を制御するLANコントローラ30、前記I
SDN5を使用した外部とのデータ通信及び通話を制御
する通信インタフェース部としてのISDNインタフェ
ース31等を搭載している。
【0027】前記CPU21と、ROM22、RAM2
3、時計回路24、各コントローラ25〜28,30、
I/Oポート29及びISDNインタフェース31と
は、バスライン32で電気的に接続されている。
【0028】そして、このPOS端末1は、特に前記R
AM23に図4に示すエラー管理テーブル40と、図5
に示す通知先テーブル50を形成している。ここで、エ
ラー管理テーブル40は、当該POS端末1でのプログ
ラム処理においてエラーとなる毎に発生する各種のエラ
ーコードに対応して、そのエラー内容を示すエラーメッ
セージデータと後述する通知先番号とを予め記憶するテ
ーブルである。
【0029】一方、通知先テーブル50は、当該POS
端末1にて発生したエラーの原因である障害を修復でき
る保守員が居る複数の保守サービス拠点に対してそれぞ
れ設定された通知先番号に対応して、その保守サービス
拠点を示す通知先名称データと、その保守サービス拠点
に設置されているISDN端末のダイヤル番号情報(電
話番号)とを予め記憶するものである。
【0030】一般に、POS端末1において発生するエ
ラーは、次の[1]〜[4]に分類される。
【0031】[1] 端末に搭載されている各部の異常
が起因となるもの(システムエラー,プリンタ異常等) [2] LAN通信の異常に起因するもの(LAN3の
断線,ストアコントローラ2の異常等) [3] ISDN通信の異常に起因するもの(網障害,
網接続不可等) [4] ホスト機器の異常に起因するもの(異常伝文受
信等) このうち、[1]と[2]のエラーが発生したときの障
害はPOS端末1のサービス拠点で修復可能であり、
[3]のエラーが発生したときの障害はISDN5のサ
ービス拠点で修復可能であり、[4]のエラーが発生し
たときの障害はホスト機器のサービス拠点で修復可能で
あるとすると、通知先テーブル50には、図5に示すよ
うに3か所のサービス拠点についてそれぞれ一連の通知
先番号に対応して通知先名称データ及びダイヤル番号情
報を設定することになる。
【0032】一方、エラー管理テーブル40には、図4
に示すように各エラーコードに対してそれぞれエラー内
容を示すメッセージデータとともに、そのエラーの原因
である障害を修復可能なサービス拠点に対応する通知先
番号を設定して、エラーメッセージと通知先名称とを通
知先番号でリンクさせておく。
【0033】しかして、前記CPU21は、プログラム
処理によってエラーとなりエラーコードが発生すると、
図6の流れ図に示すエラー処理を実行するように構成さ
れている。
【0034】すなわち、CPU21はこのエラー処理を
開始すると、先ず、発生したエラーコードでエラー管理
テーブル40を検索して、そのエラーコードに対応する
エラーメッセージデータ及び通知先番号を読出す(第1
のテーブル検索手段)。
【0035】次に、エラー管理テーブル40から読出し
た通知先番号で通知先テーブル50を検索して、その通
知先番号に対応する通知先名称データ及びダイヤル番号
情報を読出す(第2のテーブル検索手段)。
【0036】次に、エラー管理テーブル40から読出し
たエラーメッセージデータと通知先テーブル50から読
出した通知先名称データとを表示コントローラ26を介
して表示器12に出力して、オペレータ用の表示画面1
2aに当該エラーメッセージ及び通知先名称を表示出力
させる(エラー出力制御手段)。
【0037】また、通知先テーブル50から読出したダ
イヤル番号情報によりISDNインタフェース31を介
して自動発呼する(自動発呼手段)。
【0038】これにより、相手ISDN端末との回線が
接続されたならば、予め設定されている障害通知伝文を
ISDN5を通じて相手ISDN端末へ送信して(伝文
通知手段)、このエラー処理を終了する。
【0039】ただし、ISDNの通信異常等によって相
手ISDN端末との回線接続が不能な場合には、その障
害通知伝文をLAN3を介して隣接するPOS端末1に
送信して、このエラー処理を終了する。
【0040】このとき、隣接するPOS端末1は、LA
N3を通じて障害通知伝文を受信すると、ISDNイン
タフェース31を介してその伝文により指定されたサー
ビス拠点に受信した障害通知伝文を送信するようになっ
ている。なお、ISDNの通信エラーをサービス拠点に
通知する場合に隣接するPOS端末を介して通知する手
法は、本出願人が特願平5−186319号によって既
に出願しており、本実施例でもその手法を用いるものと
し、ここでの詳細な説明は省略する。
【0041】このように構成された本実施例のPOS端
末1においては、LAN通信の異常やプリンタ13の異
常等に起因してエラーになると、表示器12のオペレー
タ用画面12aに該当するエラーメッセージとともに
「POSサービス拠点」なる通知先名称が表示されるの
で、オペレータはPOS端末1のサービス拠点に連絡し
て障害の修復を依頼すればよいと判断できる。
【0042】また、このときISDN5を通じてPOS
端末1のサービス拠点に設置されているISDN端末に
自動発呼され、回線が接続されると、自動的に予め設定
されている障害通知伝文がデータ送信される。従って、
オペレータは必ずしも「POSサービス拠点」に電話等
で連絡して修復を依頼する必要はない。
【0043】ISDN通信の異常に起因してエラーが発
生した場合には、表示器12のオペレータ用画面12a
に該当するエラーメッセージとともに「ISDNサービ
ス拠点」なる通知先名称が表示されるので、オペレータ
はISDN5のサービス拠点に連絡して障害の修復を依
頼すればよいと判断できる。
【0044】また、このときLAN3を通じて隣接する
POS端末1に自動的に予め設定されている障害通知伝
文がデータ送信される。そして、この隣接するPOS端
末1から「ISDNサービス拠点」に対してISDN5
を通じて上記障害通知伝文が送信される。従って、オペ
レータは必ずしも「ISDNサービス拠点」に電話等で
連絡して修復を依頼する必要はないが、隣接するPOS
端末1からのISDN通信もできない場合もあり、この
場合は連絡を要する。
【0045】ホスト機器の異常に起因してエラーが発生
した場合には、表示器12のオペレータ用画面12aに
該当するエラーメッセージとともに「ホストサービス拠
点」なる通知先名称が表示されるので、オペレータはホ
スト機器のサービス拠点に連絡して障害の修復を依頼す
ればよいと判断できる。
【0046】また、このときISDN5を通じてホスト
機器のサービス拠点に設置されているISDN端末に自
動発呼され、回線が接続されると、自動的に予め設定さ
れている障害通知伝文がデータ送信される。従って、オ
ペレータは必ずしも「ホストサービス拠点」に電話等で
連絡して修復を依頼する必要はない。
【0047】このように本実施例のPOS端末1によれ
ば、エラーが発生するとそのエラー内容とともにエラー
原因となる障害の修復に適したサービス拠点を通知する
メッセージが表示出力されるので、オペレータがどこの
サービス拠点に連絡すればよいのかを迷わず判断でき
る。
【0048】この場合において、本実施例では複数の障
害通知先にそれぞれ割当てられた通知先番号に対応して
通知先名称データを予め記憶してなる通知先テーブル5
0を設け、各種のエラーコード毎にメッセージデータを
予め記憶してなるエラー管理テーブル40には通知先番
号をそれぞれ記憶させることによって、メッセージデー
タと通知先名称データとを通知先番号でリンクさせてい
る。ここで、通知先番号のデータ量は通知先名称データ
のデータ量に比べて極めて少ない。
【0049】一般的に、POS端末1で発生するエラー
は多種類に及ぶが、そのエラーの原因となる障害を修復
可能な保守サービス拠点はせいぜい3〜4社である。こ
のため、上記の如く2つのテーブル40,50をRAM
23に形成し、データ量の少ない通知先番号でメッセー
ジデータと通知先名称データとをリンクさせた方が、メ
ッセージテータに通知先名称データを対応させて1つの
テーブルで記憶する場合に比べてデータ量を少なくで
き、メモリ容量の低減を図り得る。
【0050】また、本実施例ではエラー発生時にはその
エラーの原因である障害を修復可能な保守サービス拠点
に自動的に障害通知が行われるので、オペレータが通知
する手間を省略できる上、障害への対応も早くなる効果
を奏する。
【0051】なお、前記実施例ではPOS端末エラー発
生時における障害通知先として、POS端末のサービス
拠点と、ISDNのサービス拠点と、ホスト機器のサー
ビス拠点を示したが、例えばストアコントローラの異常
に起因するエラーの場合には、ストアコントローラのサ
ービス拠点の名称を表示させ、かつ障害通知を伝送する
ようにしてもよい。
【0052】また、本発明はPOS端末に限定されるも
のではなく、中央処理装置,記憶部,入力機器,出力機
器及びディジタル通信網に接続される通信インタフェー
ス部を搭載してなるデータ処理端末装置全般に適用でき
るものである。
【0053】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1対応の発明
によれば、メモリ容量の著しい増加を招くことなく、エ
ラーが発生した場合にはそのエラー内容とともに障害の
修復に適した保守サービス拠点を通知することができ、
エラー発生時におけるオペレータの負担を軽減できるデ
ータ処理端末装置を提供できる。
【0054】また、請求項2対応の発明によれば、エラ
ーが発生した場合にはその障害の修復に適した保守サー
ビス拠点に自動的に障害発生を通知することができ、エ
ラー発生時におけるオペレータの負担をさらに軽減でき
るデータ処理端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるPOSシステムの全体
図。
【図2】同実施例におけるPOS端末の外観図。
【図3】前記POS端末の制御回路構成を示すブロック
図。
【図4】前記POS端末のRAMに形成されるエラー管
理テーブルの構成図。
【図5】前記POS端末のRAMに形成される通知先テ
ーブルの構成図。
【図6】前記POS端末のCPUが実行するエラー処理
を示す流れ図。
【符号の説明】
1…POS端末(データ処理端末装置) 5…ISDN(ディジタル通信網) 21…CPU(中央処理装置) 40…エラー管理テーブル 50…通知先テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置,記憶部,入力機器,出力
    機器及びディジタル通信網に接続される通信インタフェ
    ース部を搭載し、前記ディジタル通信網を通じて外部と
    のデータ通信を可能にしたデータ処理端末装置におい
    て、 前記記憶部に、複数の障害通知先にそれぞれ割当てられ
    た通知先番号に対応して通知先名称データを予め記憶し
    てなる通知先テーブルと、各種のエラーコード毎にエラ
    ー内容を示すメッセージデータ及び前記通知先番号を予
    め記憶してなるエラー管理テーブルとを形成し、かつ前
    記中央処理装置に、エラー発生によりエラーコードを取
    得すると前記エラー管理テーブルを検索してそのエラー
    コードに対応するメッセージデータ及び通知先番号を読
    出す第1のテーブル検索手段と、この検索手段により前
    記通知先番号を取得すると前記通知先テーブルを検索し
    てその通知先番号に対応する通知先名称データを読出す
    第2のテーブル検索手段と、これら第1,第2のテーブ
    ル検索手段によって取得した前記メッセージデータ及び
    前記通知先名称データを前記出力機器から出力させるエ
    ラー出力制御手段とを設けたことを特徴とするデータ処
    理端末装置。
  2. 【請求項2】 中央処理装置,記憶部,入力機器,出力
    機器及びディジタル通信網に接続される通信インタフェ
    ース部を搭載し、前記ディジタル通信網を通じて外部と
    のデータ通信を可能にしたデータ処理端末装置におい
    て、 前記記憶部に、複数の障害通知先にそれぞれ割当てられ
    た通知先番号に対応して通知先のダイヤル番号情報を予
    め記憶してなる通知先テーブルと、各種のエラーコード
    毎にエラー内容を示すメッセージデータ及び前記通知先
    番号を予め記憶してなるエラー管理テーブルとを形成
    し、かつ前記中央処理装置に、エラー発生によりエラー
    コードを取得すると前記エラー管理テーブルを検索して
    そのエラーコードに対応するメッセージデータ及び通知
    先番号を読出す第1のテーブル検索手段と、この検索手
    段により前記通知先番号を取得すると前記通知先テーブ
    ルを検索してその通知先番号に対応するダイヤル番号情
    報を読出す第2のテーブル検索手段と、前記第1のテー
    ブル検索手段によって取得した前記メッセージデータを
    前記出力機器から出力させるエラー出力制御手段と、前
    記第2のテーブル検索手段によって取得した前記ダイヤ
    ル番号情報により前記通信インタフェース部を介して自
    動発呼する自動発呼手段と、この自動発呼により前記デ
    ィジタル通信網を通じて着呼側との回線が接続されると
    所定の障害通知伝文を通知する伝文通知手段とを設けた
    ことを特徴とするデータ処理端末装置。
JP5243225A 1993-09-29 1993-09-29 データ処理端末装置 Pending JPH07107181A (ja)

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JP5243225A JPH07107181A (ja) 1993-09-29 1993-09-29 データ処理端末装置

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ID=17100702

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0738961A3 (en) * 1995-04-19 1996-11-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Network management system
JP2008020186A (ja) * 2007-08-23 2008-01-31 Miura Co Ltd ボイラ室監視装置

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