JPH07107090A - 固定ビットレート通信に用いるセル分解方式 - Google Patents

固定ビットレート通信に用いるセル分解方式

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JPH07107090A
JPH07107090A JP24309093A JP24309093A JPH07107090A JP H07107090 A JPH07107090 A JP H07107090A JP 24309093 A JP24309093 A JP 24309093A JP 24309093 A JP24309093 A JP 24309093A JP H07107090 A JPH07107090 A JP H07107090A
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JP
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cell
data
reassembly
buffer
unit
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JP24309093A
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English (en)
Inventor
Muneyuki Suzuki
宗之 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リアセンブリ処理サイクルには必ず出力バッフ
ァに対するデータの出力が可能となり、セル誤配による
出力バッファのアンダーフローが生じないようにした固
定ビットレート通信に用いるセル分解方式を提供する。 【構成】エラー処理部(ERCV)15とリアセンブリ
部(RASM)16を並列に配置し、これから再生され
るべきセルの情報部の格納されている揺らぎ吸収バッフ
ァ(RIBF)12のアドレスRip(i)およびダミ
ーデータ出力の情報が再生順にスタックしていくスタッ
クメモリ(SMEM)14を設け、リアセンブリ部(R
ASM)16におけるリアセンブリ処理の前にこれらの
情報をあらかじめスタックメモリ(SMEM)14に記
憶しておき、リアセンブリ部(RASM)16はスタッ
クメモリ(SMEM)14を参照することで、リアセン
ブリ処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はATM(非同期転送モ
ード)通信装置に関し、特に、音声、映像等の固定ビッ
トレートデータをセルに変換して通信する固定ビットレ
ート通信に用いるセル分解方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、広帯域ISDN(サービス統合
ディジタル網)におけるATM通信方式においては、通
信されるデータはすべて53バイトの固定長パケットに
変換されて交換、伝送される。この固定長パケットは通
常セルと呼ばれている。
【0003】そこで、例えば、データ、音声、映像など
の非セル形式のデータを通信する場合はこれらデータ、
音声、映像などを何等かの方法でセルに変換することに
より通信が行われる。
【0004】この場合、送信側では非セル形式のデータ
をセルに変換する処理が必要になり、受信側ではセルか
ら元のデータ形式に変換する処理が必要になる。ここ
で、前者の処理をセル組立処理といい、後者の処理をセ
ル分解処理という。
【0005】ところで、この種の通信方式で用いられて
いたデータ形式としては、X.25などのパケットデー
タおよび音声・映像などの固定ビットレートデータに大
別できる。いま、固定ビットレートデータをATM通信
方式で交換・伝送することを想定する。
【0006】図6に示すATM網を用いた通信システム
は、音声端末200と300との間でATM網100を
介して音声の通信を行うものである。この通信システム
において、音声端末200から入力された音声は、音声
端末200で固定ビットレートデータに変換され、セル
組立・分解装置400に加えられれる。セル組立・分解
装置400は加えられた固定ビットレートデータを固定
長のセルに組み立て、ATM網100のATM交換機1
01に加える。ATM交換機101は、この固定長のセ
ルをATM網100を介してATM交換機102に伝送
し、ATM交換機102はこの固定長のセルを受信側の
セル組立・分解装置500に加える。受信側のセル組立
・分解装置500は、この固定長のセルを固定ビットレ
ートデータに分解して、音声端末300に加え、音声端
末300では、この固定ビットレートデータを音声に変
換して出力する。
【0007】また、音声端末300から入力された音声
は、音声端末300で、固定ビットレートデータに変換
されてセル組立・分解装置500に加えられ、セル組立
・分解装置500では、この固定ビットレートデータを
固定長のセルに組み立て、ATM網100のATM交換
機102、101を介してセル組立・分解装置400に
伝送し、セル組立・分解装置400ではこの固定長のセ
ルを固定ビットレートデータに分解して、音声端末20
0に加え、音声端末200では、この固定ビットレート
データを音声に変換して出力する。
【0008】図7は、図6に示したこのATM網100
を伝送されるセルのフォーマットを示したもので、この
セルのフォーマットは、53バイトからなる宛先情報、
1バイトからなるSARヘッダ、47バイトからなるデ
ータから構成され、SARヘッダは、1ビットのスペシ
ャルビット、3ビットのシーケンス番号(SN)、3ビ
ットのCRC、1ビットのパリティビットから構成され
ている。
【0009】図8は、図6に示したセル組立・分解装置
400または500におけるセル分解部の構成を示した
もので、図8において、このセル分解部は、宛先フィル
タ部(VFIL)81、揺らぎ吸収バッファ(RIB
F)82、エラー処理部(ERCV)83、リアセンブ
リ部(RASM)84、出力バッファ(ROBF)8
5、出力制御部(OPC)86が直列に接続されて構成
されている。
【0010】ここで、宛先フィルタ部(VFIL)81
は受信したセルが自己宛のものであるか否かを判別する
ものであり、揺らぎ吸収バッファ(RIBF)82はセ
ルの遅延揺らぎを吸収するためのものであり、エラー処
理部(ERCV)83は受信したセルに含まれるシーケ
ンス番号を基に受信したセル列の紛失・誤配またはデー
タ誤りを検出するエラー処理を実行するものであり、リ
アセンブリ部(RASM)84は受信したセルからデー
タ部分を抽出し該データだけからなるデータ列を再組み
立てするリアセンブリ処理を実行するものであり、出力
バッファ(ROBF)85はリアセンブリ部(RAS
M)84によりリアセンブリ処理されたデータを格納す
るFIFO構造のメモリであり、出力制御部(OPC)
86は出力バッファ(ROBF)85内のデータを端末
速度で出力するものである。
【0011】図9は、図6に示した揺らぎ吸収バッファ
(RIBF)82のデータ構造を示すもので、この揺ら
ぎ吸収バッファ(RIBF)82には図6に示した宛先
フィルタ部(VFIL)81から渡された受信セルのS
ARヘッダ(SARH)およびこのSARヘッダ(SA
RH)に対応するデータが順次格納される。なお、図9
において、(n)は、受信したセルのSARヘッダ(S
ARH)に格納されるシーケンス番号およびシーケンス
番号nのセルにより運ばれたデータを示す。
【0012】また、図10は、図6に示した出力バッフ
ァ(ROBF)85のデータ構造を示すもので、この出
力バッファ(ROBF)85には図6に示したリアセン
ブリ部(RASM)84から渡されたデータが順次格納
される。なお、図9において、(n)は、シーケンス番
号nのセルにより運ばれたデータを示す。
【0013】図6において、音声端末200から出力さ
れた固定ビットレートデータ列は、セル組立・分解装置
400で、ATM網100を伝送するセルのデータ部の
長さ47バイト(図7参照)に順次分割され、そのデー
タ部に53バイトの宛先情報およびセルの生成順序(受
信側では再生順序として利用)を示すシーケンス番号
(SN)を含むSARヘッダが付加されたセル列に変換
され送信される。
【0014】ここで、最初のセルは受信側において、ま
ず、図8に示す宛先フィルター部(VFIL)81に入
力され、セルのヘッダに含まれる宛先情報と自己のアド
レス情報とが比較されて(セルのフィルタリング)、自
己宛のセルであると判別されると、このセルよりヘッダ
の宛先情報部が除去され、揺らぎ吸収バッファ(RIB
F)82のアドレスRip(1)に格納される(図9参
照)。以後、2番目以降のセルも同様の処理が施され、
2番目のセルはアドレスRip(2)に、3番目のセル
はRip(3)にというように順次格納されていく。こ
のような動作を繰り返すことによって揺らぎ吸収バッフ
ァ(RIBF)82には、図9に示すように、受信され
た順番にセルがキューをつくる。
【0015】このようにして、揺らぎ吸収バッファ(R
IBF)82に受信したセルがキューを構成していき、
一定時間(揺らぎ吸収時間)経過すると、上記キューよ
りセルを取りだし、正しい再生順序を確立しながらシー
ケンス番号(SN)部分を除去したデータ部のみを出力
バッファ(ROBF)85へ送出していく動作が開始さ
れる。これらの処理をエラー処理、リアセンブリ処理と
いう。
【0016】つぎに、このエラー処理、リアセンブリ処
理について詳述する。
【0017】まず、エラー処理について述べると、上記
揺らぎ吸収時間が経過すると、エラー処理部(ERC
V)83は後述するタイミングに従い、キューの先頭に
格納(アドレスRip(1)に格納)されているセルか
らヘッダを読み出し、ヘッダ誤りの検出・訂正、再生順
序の確立、ヘッダの除去などの動作を実行していく。エ
ラー処理の動作タイミングは、1セルサイクル時間、す
なわち1セルを受信し終えるのに必要な時間、詳細には
セル長(53バイト)×クロック周期で、1つのセルに
付いて処理が行われる。
【0018】ここで、エラー処理部(ERCV)83に
おけるヘッダ誤りの検出・訂正は、SARヘッダ内のC
RCコード3ビットおよびパリティ1ビットを用いて行
われる。すなわち、SARヘッダ内の3ビットで表され
るシーケンス番号SNの誤りをSARヘッダ内のCRC
コード3ビットとパリティ1ビットを用いて検出し、シ
ーケンス番号SNに1ビットの誤りがある場合はこの1
ビットの誤りを訂正し、2ビット以上の誤りがある場合
は該当セルを破棄する。
【0019】また、再生順序の確立は、網の輻輳やデー
タ誤りによって、伝送の途中でセルが紛失されたり、誤
った宛先でセルが受信されてしまう誤配の影響を排除す
る目的で行われるもので、これは、受信側でセルに付加
されているシーケンス番号の連続性を確認することによ
り行われる。
【0020】ここで、セルの紛失の場合は、紛失したセ
ルに含まれていたデータに相当する数のダミーデータを
補完し、誤配の場合は、そのセルを破棄することで送信
された順序でセルが再生されるように処理する。
【0021】さて、上記再生順序の確立は以下のように
行われる。すなわち、セルのヘッダに含まれるシーケン
ス番号(SN)とエラー処理部(ERCV)83自身の
持つ次に処理すべきセルのシーケンス番号の期待値(T
N)および複数連続したセルの紛失を検知するためのし
きい値であるウインドウサイズ(WS)とを図11に示
す演算を行うことによって行う。
【0022】すなわち、いま、揺らぎ吸収バッファ(R
IBF)82に図9に示すようにセルが格納されている
場合を例にとって説明すると、1つもパケットを処理し
ていない初期状態では、TNは不定値となっているの
で、最初のセルを揺らぎ吸収バッファ(RIBF)82
のアドレスRip(1)より取り出し、ヘッダ誤りの検
出・訂正処理の後、そのセルに付加されていたシーケン
ス番号(SN)の値4を期待値(TN)に代入する。こ
の時、このセルは正しく受信されたとみなし、このセル
からヘッダを除去してデータ(4)をリアセンブリ部
(RASM)84へ引き渡す。そして、次のセルの処理
を開始する前に期待値(TN)を1カウントアップし、
アドレスポインタもRip(2)に更新しておく。
【0023】つまり、つぎに処理すべきセルはアドレス
Rip(2)に格納されており、シーケンス番号(S
N)は前回処理をした値に1を加えた値を持っているべ
きだからである。
【0024】以後のセル(アドレスRip(2)以降に
格納されている)については、シーケンス番号(SN)
と期待値(TN)を比較することにより、紛失・誤配の
判断ができる。
【0025】すなわち、2番目に取り出したセルのシー
ケンス番号(SN)は5、期待値(TN)は上記より5
となっており一致する。つまり、この場合セルは正しく
到着しているので、そのセルのヘッダを除去してそのデ
ータ(5)をリアセンブリ部(RASM)84へ引き渡
す。そして、前回同様、期待値(TN)は1カウントア
ップして、アドレスポインタもRip(3)に更新して
おく。
【0026】さて、3番目に取り出したセルのシーケン
ス番号(SN)は7、期待値(TN)は上記より6とな
っており一致しない。この場合は、前回処理したセルと
の間にセルの紛失があったか、セルが誤配された場合で
ある。
【0027】ここで、セルの紛失と誤配の区別はシーケ
ンス番号(SN)と期待値(TN)との不一致のみでは
検出できないので、別のパラメータであるウインドウサ
イズ(WS、ここでWSは2を想定している)との比較
を行い、そのどちらかを判定する。
【0028】ここでは、シーケンス番号(SN)と期待
値(TN)との差分がウインドウサイズ(WS)以下の
ときには紛失、それ以外のときには誤配と判定されるア
ルゴリズムが用いられる。
【0029】これによれば、この場合、SN−TN=7
−1=1であるので、セルの紛失として検出し、同時に
紛失したセルの数が1であることも分かる。これは、シ
ーケンス番号(SN)と期待値(TN)との差分がウイ
ンドウサイズ(WS)以下のとき、その差分は抜けたセ
ルの数に等しいからである。
【0030】そして、セルが紛失しているとして検出し
た場合には、それに含まれていたデータに相当する数の
ダミーデータ(本例では47バイト×1セル=47バイ
トのダミーデータ)、すなわちダミーデータ(6)をリ
アセンブリ部(RASM)84へ引き渡す。そして、こ
のとき、期待値(TN)は1カウントアップするが、ア
ドレスポインタは更新しない。すなわちRip(3)の
ままである。
【0031】ここでアドレスポインタを更新しない理由
は、SN=TNとなるまでセルを保持するためである。
【0032】前回保持されたセル(アドレスRip
(3)に格納)は、4回目のエラー処理で正しい処理順
序になり、このセルからヘッダを除去してデータ(7)
をリアセンブリ部(RASM)84へ引き渡す。
【0033】5番目に取り出されたセル(アドレスRi
p(4)に格納)は正常なセルの例を示し、この場合は
上記正常時の処理を行う。すなわち、このセルからヘッ
ダを除去してデータ(0)をリアセンブリ部(RAS
M)84へ引き渡す。
【0034】さて、6番目に取り出されたセル(アドレ
スRip(5)に格納)はセル誤配の例であり、この場
合は、SN−TN=0(8)−1=7であるので、シー
ケンス番号(SN)と期待値(TN)との差分がウイン
ドウサイズ(WS)以上であるので、セル誤配として検
出する。この誤配されたセルは除去され、この処理サイ
クルではリアセンブリ部(RASM)84へのデータの
引き渡しはない。
【0035】また、この場合、アドレスポインタはRi
p(6)に更新するが、期待値(TN)のカウントアッ
プは行わない。なぜなら、誤配されたセルのつぎには期
待していたセルがあることが期待できるからである。
【0036】さて、これまで述べたエラー処理は、セル
に付加されたシーケンス番号(SN)を元に処理されて
いくが、これらの処理の前にヘッダの誤り処理は行われ
ており、誤り訂正のできなかったセルはこの段階で廃棄
されるので、エラー処理部(ERCV)83に対しては
セルの紛失として扱われる。
【0037】そして、このようなエラー処理を繰り返す
ことにより、セルに含まれていたデータのみ(ダミーデ
ータも含む)がリアセンブリ部(RASM)84へ引き
渡され、リアセンブリ部(RASM)84は処理された
データを順番に出力バッファ(ROBF)85に格納し
ていくことになり、その結果、出力バッファ(ROB
F)85には再生順序の確立された情報のみが図10に
示すようにキューを作ることになる。これにより、出力
制御部(OPC)86は端末の伝送速度にて一定の速度
で出力バッファ(ROBF)85からデータを読み出す
ことで固定ビットレートのデータ列を再生することがで
きる。
【0038】ところで、上記従来の構成ではこれらのエ
ラー処理およびリアセンブリ処理を1セルサイクル時
間、すなわち、1セルを受信し終えるのに必要な時間、
詳細にはセル長(53バイト)×クロック周期で実行し
ていたため、1セルサイクル時間に出力バッファ(RO
BF)85へ出力ができるデータ(ダミーデータを含
む)は47バイト、つまり1セル分だけである。
【0039】したがって、誤配があった場合にはそのサ
イクルでリアセンブリ部(RASM)84へ出力される
データが存在しないことになり、これにより出力バッフ
ァ(ROBF)85へのデータ入力がなくなり、かつ出
力制御部(OPC)86は常に一定の速度で出力バッフ
ァ(ROBF)85からデータを読み出しているので、
この誤配があったサイクルでは出力バッファ(ROB
F)85内のデータが減少していくことになる。
【0040】つまり、セルの誤配があるときには、たと
えその直後に正しいセルが存在しても、そのセルを出力
バッファ(ROBF)85に出力することはできず、こ
のため出力バッファ(ROBF)85内のデータが減少
していき、しかもこの減少分は回復しないので、ある回
数セルの誤配が発生すると、出力バッファ(ROBF)
85がアンダーフローを起こし、出力制御部(OPC)
86が取り出すべきデータがなくなって、固定ビットレ
ートのデータ再生ができないという不具合が生じた。
【0041】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
方法によると、セルの誤配があるときには、たとえその
直後に正しいセルが存在してもそれを出力バッファに出
力することができず、出力バッファ内のデータが減少し
ていき、しかもこの減少分は回復しないので、ある回数
セルの誤配が発生すると、出力バッファがアンダーフロ
ーを起こし、出力制御部が取り出すべきデータがなくな
って、固定ビットレートのデータ再生ができないという
不具合があった。
【0042】そこで、この発明は、リアセンブリ処理サ
イクルには必ず出力バッファに対するデータの出力が可
能となり、セル誤配による出力バッファのアンダーフロ
ーが生じないようにした固定ビットレート通信に用いる
セル分解方式を提供することを目的とする。
【0043】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、音声・映像等の固定ビットレートデー
タをセルに変換して通信する固定ビットレート通信に用
いるセル分解方式において、受信したセルに含まれるシ
ーケンス番号を基に受信したセル列の紛失・誤配または
データ誤りを検出するエラー処理部と、受信したセルか
ら情報部分を抽出し該情報部だけからなるデータ列を再
組み立てするリアセンブリ部と、前記エラー処理部の検
出出力に基づき、前記リアセンブリ部におけるデータ列
の再組み立ての順序を、前記リアセンブリ部におけるデ
ータ列の再組み立て処理に先立って記憶する記憶手段と
を具備し、前記リアセンブリ部は、前記記憶手段に記憶
されたデータ列の再組み立ての順序にしたがいデータ列
を再組み立てすることを特徴とする。
【0044】
【作用】この発明では、記憶手段に、リアセンブリ部に
おけるデータ列の再組み立ての順序がリアセンブリ部に
おけるデータ列の再組み立て処理に先立って記憶され、
リアセンブリ部は、記憶手段に記憶されたデータ列の再
組み立ての順序にしたがいデータ列を再組み立てするの
で、セル誤配の影響が完全に除去され、リアセンブリ部
はデータ処理サイクルにおいて常に出力バッファに対し
てデータまたはダミーデータを出力できるようなる。
【0045】したがって、セル誤配による出力バッファ
のアンダーフローがなくなり、セル誤配が生じても固定
ビットレート通信が可能になる。
【0046】
【実施例】以下、この発明に係る固定ビットレート通信
に用いるセル分解方式の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0047】図1は、この発明に係る固定ビットレート
通信に用いるセル分解方式の一実施例を示すもので、こ
の図1は従来例として説明した図8に対応するもので、
ここには固定ビットレートデータ列をセル化して通信す
る場合のセル分解部の構成が示されている。図1におい
て、このセル分解部は、宛先フィルタ部(VFIL)1
1、揺らぎ吸収バッファ(RIBF)12、ヘッダバッ
ファ(HB)13、スタックメモリ(SMEM)14、
エラー処理部(ERCV)15、リアセンブリ部(RA
SM)16、出力バッファ(ROBF)17、出力制御
部(OPC)18から構成されている。ここで、この図
1に示す構成は、図8に示して従来の構成に比較してエ
ラー処理部(ERCV)15とリアセンブリ部(RAS
M)16が並列に設けられている。
【0048】ここで、宛先フィルター部(VFIL)1
1は受信したセルが自己宛のものであるか否かを判別す
るものであり、揺らぎ吸収バッファ(RIBF)12は
セルの遅延揺らぎを吸収するためのものであり、ヘッダ
バッファ(HB)13はセルのSARヘッダ(SAR
H)と対をなすセルの揺らぎ吸収バッファ(RIBF)
12の格納アドレスを記憶するものであり、スタックメ
モリ(SMEM)14はエラー処理の終了したセルの揺
らぎ吸収バッファ(RIBF)12の格納アドレスを記
憶するデュアルポートメモリからなるFIFO構造のメ
モリであり、エラー処理部(ERCV)15は受信した
セルに含まれるシーケンス番号を基に受信したセル列の
紛失・誤配またはデータ誤りを検出するエラー処理を実
行するものであり、リアセンブリ部(RASM)16は
受信したセルからデータ部分を抽出し該データだけから
なるデータ列を再組み立てするリアセンブリ処理を実行
するためのものであり、出力バッファ(ROBF)17
はリアセンブリ語のデータを格納するFIFO構造のメ
モリであり、出力制御部(OPC)18は出力バッファ
(ROBF)17内のデータを端末速度にて出力するも
のである。
【0049】次に、この実施例によるセル再生の処理に
ついて説明する。
【0050】まず、固定ビットレートのデータ列は送信
側(図示せず)でセルの情報部の長さに(例えば47バ
イト)に順次分割され、その情報部に宛先情報(VC
I)およびセルの生成順序(受信側では再生順序として
利用)を示すシーケンス番号(SN)を付加したセル列
に変換され送信される。
【0051】最初のセルが受信部へ到達すると、このセ
ルは宛先フィルター部(VFIL)11に入力され、セ
ルのヘッダに含まれる宛先情報と自己のアドレス情報と
が比較されて(セルのフィルタリング)、ここで、自己
宛のセルであると判別されると、セルよりヘッダの宛先
情報とSARヘッダ(SARH)が除去され、揺らぎ吸
収バッファ(RIBF)12のアドレスRip(1)に
格納される。同時に、SARヘッダ(SARH)とこの
アドレスRip(1)がヘッダバッファ(HB)13の
アドレスHip(1)に格納される。
【0052】以後、同様の処理が施され、2番目のセル
はアドレスRip(2)、Hip(2)に、3番目のセ
ルはアドレスRip(3)、Hip(3)にというよう
に揺らぎ吸収バッファ(RIBF)12およびヘッダバ
ッファ(HB)13に格納され、データ(i)およびS
ARH(i)、Rip(i)が受信された順番に揺らぎ
吸収バッファ(RIBF)12およびヘッダバッファ
(HB)13でキューを作る。
【0053】図2に、揺らぎ吸収バッファ(RIBF)
12およびヘッダバッファ(HB)13がキューを構成
している状態を示す。
【0054】次ぎに、この実施例におけるエラー処理お
よびリアセンブリ処理の動作について説明する。
【0055】上記ヘッダバッファ(HB)13に予め設
定されたウインドウサイズ(WS)分のデータが蓄積さ
れると、エラー処理部(ERCV)15はそれを検知
し、キューの先頭に格納(アドレスHip(1)に格
納)されているSARヘッダ(SARH)からデータを
読み出し、ヘッダ誤りの検出・訂正、再生順序の確率処
理の動作を実行する。
【0056】ここで、図7に示したように、SARヘッ
ダ(SARH)の3ビットで表されるシーケンス番号
(SN)はCRCコード3ピットとパリティ1ビットを
用いて保護されており、エラー処理部(ERCV)15
におけるヘッダ誤りの検出・訂正は、SARヘッダ(S
ARH)の3ビットで表されるシーケンス番号(SN)
の1ビットの誤りは訂正し、2ビット以上の誤りを検出
した場合は該当セルを破棄するという処理を行うもので
ある。
【0057】また、エラー処理部(ERCV)15にお
ける再生順序の確立は、セルに付加されているシーケン
ス番号の連続制を確認し、セルの紛失・誤配を検出し、
紛失の場合は紛失したセルに含まれていたデータに相当
する数のダミーデータの補間数を算出し、誤配の場合は
そのセルを破棄することで、送信された順序でセルが再
生されるようにするという処理を行うものである。
【0058】さて、エラー処理部(ERCV)15にお
ける再生順序の確立は、以下のように行われる。すなわ
ち、セルのヘッダに含まれるシーケンス番号(SN)
と、エラー処理部(ERCV)15自身の持つ次ぎに処
理すべきセルのシーケンス番号の期待値(TN)を比較
することで行う。
【0059】図3に、エラー処理部(ERCV)15に
おけるセルの紛失・誤配判定の処理手順を示す。
【0060】図3において、まず初期設定を行い、ウイ
ンドウサイズをWSと設定する(ステップ301)。次
に、受信したセルが1番目のセルかを調べる(ステップ
302)。ここで、受信したセルが1番目のセルである
と、受信したセルのシーケンス番号(SN)を期待値
(TN)に代入する(ステップ303)。そしてシーケ
ンス番号(SN)と期待値(TN)との比較を行う(ス
テップ304)。
【0061】この場合はSN=TNとなるので、ステッ
プ305に進み、正常受信と判断し(ステップ30
5)、次に期待値(TN)を1歩進する処理、すなわち
TN←TN+1の処理を行い(ステップ306)、ステ
ップ302に戻り、次のセルの受信に備える。
【0062】次のセルを受信すると、この場合はステッ
プ302ではNOと判断され、ステップ304に進みシ
ーケンス番号(SN)と期待値(TN)との比較を行
う。ここで、SN=TNが成立すると、このセルの受信
は正常受信と判断され(ステップ305)、期待値(T
N)を1歩進する処理、すなわちTN←TN+1の処理
を行い(ステップ306)、ステップ302に戻る。
【0063】だたし、ステップ304でSN=TNが成
立しない場合は、セルの誤配またはセルの紛失が生じて
いるの場合である。この場合はウインドウサイズ(W
S)と値(TN−SN)との比較を行う(ステップ30
7)。
【0064】ここで、WS<TN−SNが成立すると、
セルの誤配が生じているとして(ステップ308)、こ
の誤配されたセルを破棄し、この場合は期待値(TN)
の歩進処理は行わずに(ステップ309)、ステップ3
02に戻る。
【0065】また、ステップ307でWS≧TN−SN
が成立した場合は、セルの紛失が生じたとして(ステッ
プ311)、ダミーセルの出力を行い、期待値(TN)
を1歩進する処理、すなわちTN←TN+1の処理を行
い(ステップ312)、ステップ302に戻る。
【0066】上記処理を例えば、ヘッダバッファ(H
B)13に、図2に示すようにSARヘッダ(SAR
H)が格納されている場合を例にとって具体的に説明す
る。なお、図4には、6セル分の処理が終了した時点で
のスタックメモリ(SMEM)14の内容を示す。
【0067】まず、初期状態では、期待値(TN)は不
定値となっているので、ヘッダバッファ(HB)13の
最初のアドレスHip(1)に記憶されているSARH
(4)とそれと対を成していたデータ(4)の揺らぎ吸
収バッファ(RIBF)12の格納アドレスRip
(1)を取り出し、ヘッダの誤りの検出・訂正処理の
後、そのSARH(4)に含まれるシーケンス番号
(4)を期待値(TN)に代入する(ステップ30
3)。このとき、このセルは正しく受信されたとみなし
(ステップ305)、データ(4)の揺らぎ吸収バッフ
ァ(RIBF)12の格納アドレスRip(1)を、図
4に示すようにスタックメモリ(SMEM)14のアド
レスSip(1)へ出力する。そして、次ぎのセルの処
理を開始する前にTNは1カウントアップし(ステップ
306)、ヘッダバッファ(HB)13のアドレスポイ
ンタもHip(2)に更新しておく。つまり、次ぎに処
理すべきSARHはヘッダバッファ(HB)13のアド
レスHip(2)に格納されており、シーケンス番号
(SN)は前回処理を終了したシーケンス番号(SN)
に1をたした値を持っているべきだからである。
【0068】以後は、シーケンス番号(SN)と期待値
(TN)の値を比較する(ステップ305)ことで紛失
・誤配の判断ができる。すなわち、2番目に取り出した
SARHのシーケンス番号(SN)は5、期待値(T
N)は上記のごとく5になっており一致する。つまり、
セルは正しく到着しているので、データ(5)の揺らぎ
吸収バッファ(RIBF)12の格納アドレスRip
(2)をスタックメモリ(SMEM)14のアドレスS
ip(2)へ出力する。そして、前回同様期待値(T
N)は1カウントアップし(ステップ)306、ヘッダ
バッファ(HB)13のアドレスポインタもHip
(3)に更新しておく。、さて、3番目に取り出したシ
ーケンス番号(SN)は7、期待値(TN)は上記より
6となっており一致しない。このようなときは、前回処
理したセルとの間にセルの紛失があったか、セルが誤配
された場合である。紛失と誤配の区別はシーケンス番号
(SN)と期待値(TN)の不一致のみでは検出できな
いので、別のパラメータであるウインドウサイズ(W
S、WSは2を想定している)との比較を行い、そのど
ちらかを判定する。
【0069】ここでは、シーケンス番号(SN)と期待
値(TN)の差分(SN−TN)がウインドウサイズ
(WS)以下のときは紛失、それ以外のときは誤配と判
定されるアルゴリズムが用いられる(ステップ30
7)。これによれば、SN−TN=7−6=1≦2であ
るので、セルの紛失としてが検出でき(ステップ31
1)、同時に紛失したセルの数が1であったことも分か
る。これは、シーケンス番号(SN)と期待値(TN)
の差分(SN−TN)がウインドウサイズ(WS)以下
のとき、その差分はシーケンス番号(SN)が抜けたセ
ルの数に等しいからである。
【0070】この様に、セルが紛失していた場合には、
セル紛失を示すフラグ「1」とデータ(3)の揺らぎ吸
収バッファ(RIBF)12の格納アドレスRip
(3)をスタックメモリ(SMEM)14のアドレスS
ip(3)へ出力する。そして、このとき期待値(T
N)は1カウントアップするが、ヘッダバッファ(H
B)13のアドレスポインタは更新しない(Hip
(3)のまま)。ここで、アドレスポインタを更新しな
いのは、SN=TNとなるまでSARHを保持するため
である。
【0071】前回保持されたSARH(アドレスHip
(3)に格納)は、4回目のエラー処理で正しい処理順
序になり、このときのヘッダバッファ(HB)13の揺
らぎ吸収バッファ(RIBF)12の格納アドレスRi
p(3)をスタックメモリ(SMEM)14のアドレス
Sip(4)へ出力する。
【0072】5番目に取り出されたSARH(アドレス
Hip(4)に格納)は正常なセルであり、この場合は
上記正常時の処理を行う。すなわち、ヘッダバッファ
(HB)13の揺らぎ吸収バッファ(RIBF)12の
格納アドレスRip(4)をスタックメモリ(SME
M)14のアドレスSip(5)へ出力する。
【0073】さて、6番目に取り出されたSARH(ア
ドレスHip(5)に格納)はセル誤配の例であり、こ
れはシーケンス番号(SN)と期待値(TN)との差分
がウインドウサイズ(WS)以上であることから分か
る。このように誤配されたセルは除去するので、この処
理サイクルでは、このセルのデータ部の格納アドレスR
ip(5)はスタックメモリ(SMEM)14へは出力
しない。また、この場合ヘッダバッファ(HB)13の
アドレスポインタはRip(6)に更新するが、期待値
(TN)のカウントアップは行わない。なぜなら、誤配
されたセルの次ぎには期待していたセルがあることが期
待できるからである。
【0074】さて、これまでのべたエラー処理は、セル
に付加されたシーケンス番号(SN)に基づいて処理さ
れていき、したがって、これらの処理の前にヘッダの誤
り処理は行われており、誤り訂正のできなかったセルは
この段階で破棄されるので、エラー処理部(ERCV)
15に対しては、セルの紛失として扱われる。
【0075】この様な処理を繰り返すと、スタックメモ
リ(SMEM)14にはこれから再生されるべきセルの
データの格納されている揺らぎ吸収バッファ(RIB
F)12のアドレスRip(n)およびダミーデータ出
力の情報が再生順にスタックされていくことになる。
【0076】さて、リアセンブリ部(RASM)16
は、1セル分のデータ処理を1セルサイクル時間で実行
する動作を示している。すなわち、1セルを処理し終え
るのに必要な時間、詳細には、セル長(53バイト)×
クロック周期で、RIBFよりデータを読み出し、また
はダミーデータ出力処理が行われる。したがって、1セ
ルサイクル時間に出力バッファへ出力できるデータ数
(ダミーを含む)は47バイト、つまり1セル分であ
る。
【0077】上記のように、スタックメモリ(SME
M)14にはこれから再生されるべきセルの情報部(デ
ータ)の格納されている揺らぎ吸収バッファ(RIB
F)12のアドレスRip(i)やダミーデータの出力
の有無が再生順に記憶されているので、リアセンブリ部
(RASM)16は処理サイクルの度にスタックメモリ
(SMEM)14のアドレスSip(i)を時刻の古い
順に参照し、次ぎに再生、すなわち出力バッファ(RO
BF)17へ出力するデータの格納されている揺らぎ吸
収バッファ(RIBF)12のアドレスRip(i)ま
たはダミーデータの出力の有無を知り、揺らぎ吸収バッ
ファ(RIBF)12からのデータの取り出し、または
ダミーデータの出力を順次実行する。
【0078】その結果、出力バッファ(ROBF)17
には、再生順序の確立された情報のみが図5のようにキ
ューを作るので、出力制御部(OPC)18は端末の伝
送速度にて一定の速度で出力バッファ(ROBF)17
よりデータを読み出すことで固定ビットレートのデータ
列を再生することができる。
【0079】なお、以上の説明では、スタックメモリ
(SMEM)14はデュアルポートメモリを用いてFI
FO構造のメモリを構成していたが、単なるFIFOメ
モリを用いても同様の動作を期待できる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、この発明において
は、リアセンブリ部におけるデータ列の再組み立ての順
序がリアセンブリ部におけるデータ列の再組み立て処理
に先立って記憶手段に記憶し、リアセンブリ部は、記憶
手段に記憶されたデータ列の再組み立ての順序にしたが
いデータ列を再組み立てするように構成したので、セル
誤配の影響が完全に除去され、リアセンブリ部はデータ
処理サイクルにおいて常に出力バッファに対してデータ
またはダミーデータを出力できるようなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る固定ビットレート通信に用いる
セル分解方式の一実施例を示すブロック図。
【図2】図1に示した揺らぎ吸収バッファおよびヘッダ
バッファがキューを構成している状態を示す図。
【図3】図1に示したエラー処理部におけるセルの紛失
・誤配判定の処理手順を示すフローチャート。
【図4】図1に示したスタックメモリのデータ構成を示
す図。
【図5】図1に示した出力バッファのデータ構成を示す
図。
【図6】ATM網を用いた固定ビットレートデータ通信
システムを概念的に示す図。
【図7】図6に示したこのATM網を伝送されるセルの
フォーマットを示すフォーマット図。
【図8】従来のセル分解部の構成を示すブロック図。
【図9】図8に示した揺らぎ吸収バッファのデータ構成
を示す図。
【図10】図8に示した出力バッファのデータ構成を示
す図。
【図11】セル紛失・誤配の検出演算を示す図。
【符号の説明】
11 宛先フィルタ部(VFIL) 12 揺らぎ吸収バッファ(RIBF) 13 ヘッダバッファ(HB) 14 スタックメモリ(SMEM) 15 エラー処理部(ERCV) 16 リアセンブリ部(RASM) 17 出力バッファ(ROBF) 18 出力制御部(OPC)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声・映像等の固定ビットレートデータ
    をセルに変換して通信する固定ビットレート通信に用い
    るセル分解方式において、 受信したセルに含まれるシーケンス番号を基に受信した
    セル列の紛失・誤配またはデータ誤りを検出するエラー
    処理部と、 受信したセルから情報部分を抽出し該情報部だけからな
    るデータ列を再組み立てするリアセンブリ部と、 前記エラー処理部の検出出力に基づき、前記リアセンブ
    リ部におけるデータ列の再組み立ての順序を、前記リア
    センブリ部におけるデータ列の再組み立て処理に先立っ
    て記憶する記憶手段とを具備し、前記リアセンブリ部
    は、前記記憶手段に記憶されたデータ列の再組み立ての
    順序にしたがいデータ列を再組み立てすることを特徴と
    する固定ビットレート通信に用いるセル分解方式。
JP24309093A 1993-09-29 1993-09-29 固定ビットレート通信に用いるセル分解方式 Pending JPH07107090A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000042738A1 (fr) * 1999-01-14 2000-07-20 Fujitsu Limited Appareil et procédé de contrôle en continu d'une cellule atm

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000042738A1 (fr) * 1999-01-14 2000-07-20 Fujitsu Limited Appareil et procédé de contrôle en continu d'une cellule atm

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