JPH07106957A - クロック再生回路 - Google Patents

クロック再生回路

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Publication number
JPH07106957A
JPH07106957A JP5250295A JP25029593A JPH07106957A JP H07106957 A JPH07106957 A JP H07106957A JP 5250295 A JP5250295 A JP 5250295A JP 25029593 A JP25029593 A JP 25029593A JP H07106957 A JPH07106957 A JP H07106957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
frequency
clock
phase
divider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5250295A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kataoka
博 片岡
Nobuaki Kabuto
展明 甲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5250295A priority Critical patent/JPH07106957A/ja
Publication of JPH07106957A publication Critical patent/JPH07106957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】周波数f0の信号が、発振器1からn1分周器2
に送られ、水平同期信号Hsに同期してn1分周を開始
する。位相比較器5と低域フィルタ6と電圧制御発振器
7とn2分周器8はPLL回路10を構成している。n1
分周器出力の周波数はf0/n1であるため、クロック再
生回路出力の周波数は(n2/n1)・f0となる。n1
周器2の分周開始位置を変えることにより、再生したク
ロックの位相を調整することが可能である。また分周数
1とn2を変えることにより、クロック再生回路出力の
周波数を調整できる。 【効果】本発明を使えば、映像信号のサンプリングクロ
ックの位相を調整することができ、正確なサンプリング
が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号のサンプリン
グに用いるためのクロックを、水平同期信号を用いて再
生するクロック再生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンの映像信号のサンプリングに用
いるクロックを発生させるには、PLL(Phase Locked
Loop)回路で、水平同期信号の周波数の整数倍の信号を
再生する方法があった。
【0003】例えば、トランジスタ技術1991年12
月号「画面フリーズ装置の製作」ではVCO(Voltage
Controled Oscillator)を用いたクロック再生回路が紹
介されている。VCO出力を分周器で分周したPLL回
路を用いることにより、クロックを再生している。分周
器の分周数を可変とすれば、パソコンの機種によってク
ロック周期を変えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、映
像信号とクロックの位相関係を調整することは不可能で
あった。しかし映像信号とクロックの位相関係が最適で
ないときは、映像信号を正確にサンプリングすることは
できない。例えばパソコンの映像信号の振幅が1画素毎
に変化するときは、映像信号の立上りに一定の時間が必
要であり、映像信号が立上る途中でサンプリングを行う
と、映像信号振幅が不足し正確なサンプリングはできな
い。
【0005】本発明の目的は、クロックの位相を調整す
ることを可能とするクロック再生回路を実現することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、発振器と、
発振器の出力を分周する第一の分周器と、第一の分周器
の出力と他の信号の位相を比較する位相比較器と、位相
比較器の出力の低周波数部分のみを通過させる低域フィ
ルタと、低域フィルタの出力電圧により周波数及び位相
が変化する電圧制御発振器と、電圧制御発振器の出力を
分周する第二の分周器を設けたクロック再生回路に於い
て、第二の分周器出力を位相比較器の一方の入力とし、
第一の分周器の分周開始位置の調整を可能とすることに
より達成される。
【0007】
【作用】第一の分周器の分周開始位置を変えると、位相
比較器に入る信号の位相が変化する。第二の分周器の出
力と第一の分周器の出力の位相が同じになるように電圧
制御発振器が発振するため、再生されるクロックの位
相、即ち電圧制御発振器の出力の位相を調整することが
可能となる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1に、図1中のn1
周器の具体的構成例を図2に、図1と図2を用いたクロ
ック再生回路の各部波形を図3に示す。1は発振器、2
はn1分周器、3は位相選択スイッチ、4はn1選択スイ
ッチ、5は位相比較器、6は低域フィルタ、7は電圧制
御発振器、8はn2分周器、9はn2選択スイッチ、10
はPLL回路、11はクロック再生回路、12はバッフ
ァ、13はカウンタ、14は抵抗、15は電源である。
【0009】周波数f0(周期T0)の信号が、発振器1
からn1分周器2に送られ、カウンタ13のクロックに
使用される。水平同期信号Hsはバッファ12を通った
後カウンタのプリセット信号に使用される。プリセット
信号がLのときはカウンタのABCD端子の値がそのま
まQA、QB、QC、QD端子に出力される。DとQDはM
SB(Most Significant Bit)であり、AとQAはLSB
(Least Significant Bit)である。本実施例では、位相
選択スイッチ3で、カウンタのD〜A端子の値を001
1に選択しているため、0011がQD〜QA端子に出力
される。水平同期信号Hsが立ち上がった直後、即ちプ
リセット信号がLからHに変化した直後のクロックの立
上りでカウント動作が始まり、QD〜QA端子出力は11
00、1101…とクロックの立上り毎に増加する。そ
の結果、QA、QB、QC、QD端子出力はそれぞれカウン
タのクロックをそれぞれ2、4、8、16分周している
ことがわかる。本実施例では、n1選択スイッチ4でカ
ウンタ出力QCを選択し、分周数n1を8としている。
【0010】位相比較器5はn1分周器2の出力とn2
周器8の出力の位相を比較する。低域フィルタ6では位
相比較器出力から位相差に対応した電圧を取りだし、出
力を電圧制御発振器7に送る。電圧制御発振器7は低域
フィルタ6の出力電圧に応じた周波数の信号を発振して
2分周器8に送り、n2分周器8は電圧制御発振器出力
をn2分周し位相比較器5に送る。この動作を繰り返す
ことによりn1分周器2(カウンタのQC)の出力とn2
分周器8の出力を一致させる。
【0011】n2選択スイッチ9で、n2分周器8を3分
周に選択した場合(n2=3)のクロック再生回路出力
を図3に合わせて示す。n1分周器(カウンタQC)出力
が発振器の周期の8分周を行い、n2分周器8で3分周
を行うため、クロック再生回路出力の3周期が、n1
周器出力の1周期に一致している。n1分周器出力の周
波数はf0/n1であるため、クロック再生回路出力の周
波数は、
【0012】
【数1】n2/n1・f0=3/8・f0 となる。n1分周器2やn2分周器8には、カウンタやプ
ログラマブルデバイダ等を用いることができる。
【0013】以上より、分周数n1とn2を外部から選択
することにより、クロック再生回路出力の周波数をf0
/n1単位で調整できることがわかる。クロック再生回
路の出力信号の周波数を調整するとき、n1とn2の組合
せはn1とn2が整数という範囲で選ぶことができる。
【0014】本実施例では位相選択スイッチ3でカウン
タの入力D〜Aを0011としたが、カウンタの入力D
〜Aの値を変えることにより、クロック再生回路出力の
位相を調整することが可能である。例えばカウンタの入
力D〜Aを0010とすれば、D〜Aが0011の場合
に比べ、QCの位相は発振器1の1周期分遅れる。その
結果クロック再生回路出力の位相を、発振器1の1周期
分遅らすことができる。またn1とn2の間に、
【0015】
【数2】n2/n1<1 なる関係があれば、クロック再生回路出力の周期が発振
器出力の周期より長くなり、クロック再生回路出力の位
相を、発振器1の周期単位で細かく調整することが可能
となる。
【0016】また本実施例で、カウンタ13のプリセッ
ト端子入力を常時Hにすれば、水平同期信号がなくても
クロックを発生させることが可能となる。
【0017】本発明のクロック再生回路を用い、パソコ
ン映像信号をA/D変換しディスプレイ表示する際の応
用例を図4に示す。図5は図4の各部の波形図である。
16はパソコン、17はディスプレイ、18はA/Dコ
ンバータ、19はデジタル処理回路、20は液晶パネル
である。パソコン16からは映像信号、水平同期信号H
s、垂直同期信号Vsがディスプレイ17に送られる。
この応用例では、クロック再生回路11の出力を、A/
Dコンバータ18のサンプリングクロックとして用いて
おり、A/Dコンバータ出力をデジタル処理した後、液
晶パネル20に送って表示を行っている。パソコン16
の水平同期信号は映像信号と一定の位相関係にあるた
め、水平同期信号とクロックの位相を調整することによ
り、映像信号とクロックの位相を最適の状態に合わすこ
とができる。図5はその最適な状態を示しており、映像
信号振幅が最も大きく変化したときにサンプリングを行
うようクロック位相を調整し、正確なA/D変換を行っ
ている。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号のサンプリン
グに用いるためのクロックの位相を調整することがで
き、正確なサンプリングが可能となる。またクロックの
周波数を選択スイッチにより選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】n1分周器の構成例を示す図である。
【図3】図2のn1分周器を用いた本発明の実施例の各
部の動作信号波形図である。
【図4】本発明を使用したパソコンのディスプレイを示
す図である。
【図5】図4の各部の動作信号波形図である。
【符号の説明】
1…発振器、 2…n1分周器、 3…位相選択スイッチ、 4…n1選択スイッチ、 5…位相比較器、 6…低域フィルタ、 7…電圧制御発振器、 8…n2分周器、 9…n2選択スイッチ、 10…PLL回路、 11…クロック再生回路、 12…バッファ、 13…カウンタ、 14…抵抗、 15…電源。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定の周波数の信号を発生する発振器、前
    記発振器の出力を分周する第一の分周器、前記第一の分
    周器の出力と他の信号の位相を比較する位相比較器、前
    記位相比較器の出力の低周波数部分のみを通過させる低
    域フィルタ、前記低域フィルタの出力電圧により周波数
    及び位相が変化する電圧制御発振器、前記電圧制御発振
    器の出力を分周する第二の分周器を設け、前記第二の分
    周器出力を前記位相比較器の一方の入力とし、前記第一
    の分周器の分周開始位置の調整を可能としたことを特徴
    とするクロック再生回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載のクロック再生回路に於い
    て、第一の分周器の分周数をn1、第二の分周器の分周
    数をn2としたとき n2/n1<1 なる関係を持つことを特徴とするクロック再生回路。
JP5250295A 1993-10-06 1993-10-06 クロック再生回路 Pending JPH07106957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5250295A JPH07106957A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 クロック再生回路

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JP5250295A JPH07106957A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 クロック再生回路

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JPH07106957A true JPH07106957A (ja) 1995-04-21

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ID=17205785

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JP5250295A Pending JPH07106957A (ja) 1993-10-06 1993-10-06 クロック再生回路

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JP (1) JPH07106957A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100421411B1 (ko) * 2000-06-09 2004-03-09 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 클록 신호 재생 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100421411B1 (ko) * 2000-06-09 2004-03-09 엔이씨 일렉트로닉스 코포레이션 클록 신호 재생 장치

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