JPH07106858B2 - エレベータ扉の制御装置 - Google Patents

エレベータ扉の制御装置

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JPH07106858B2
JPH07106858B2 JP63154284A JP15428488A JPH07106858B2 JP H07106858 B2 JPH07106858 B2 JP H07106858B2 JP 63154284 A JP63154284 A JP 63154284A JP 15428488 A JP15428488 A JP 15428488A JP H07106858 B2 JPH07106858 B2 JP H07106858B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エレベータ扉の反転動作を制御するエレベ
ータ扉の制御装置に関するものである。
[従来の技術] 第2図は特開昭和55−161772号公報などにより知られて
いる従来のエレベータ扉の制御装置のブロック図であ
る。この第2図において、(1)は戸開指令回路、
(2)は戸閉指令回路、(3)は扉速度指令発生回路、
(4)は戸の駆動用電動機、(5)は電動機(4)によ
り駆動されて速度信号を発する速度検出回路、(6)は
反転時の戸速度用パルス信号を発生する反転指令回路、
(7)は反転時に発生するパルス信号と通常戸開閉時の
速度指令信号を加算する加算回路、(8)は加算回路
(7)の結果を増幅し、電動機(4)へ信号を出力する
増幅回路である。
又、第3図は扉速度指令発生回路(3)の信号波形で、
(1a)は戸開速度指令信号、(2a)は戸閉速度指令信号
を示す。第4図(a)〜(d)は反転時の各回路の動作
波形で、第4図(a)は反転指令回路(6)の出力、第
4図(b)は扉速度指令発生回路(3)の出力と反転指
令回路(6)のパルス信号が加算された反転時の速度指
令信号を示す。第4図(c)は速度検出回路(5)の出
力、第4図(d)は上記速度指令信号(a)と速度信号
(b)の加算結果を増幅した出力を示す。
次に上記構成にもとづき動作について説明する。通常、
戸開閉時は戸開指令回路(1)又は戸閉指令回路(2)
が動作し、扉速度指令発生回路(3)より、戸開であれ
ば戸開速度指令第3図(1a)が出力され、戸閉であれば
同様に戸閉速度指令第3図(2a)が出力される。電動機
(4)はこれら速度指令に従って回転して戸開閉動作を
行い、電動機(4)の回転により速度検出回路(5)か
ら出力される速度信号と上記戸開閉速度指令信号とが加
算回路(7)により比較され、その結果を増幅回路
(8)で増幅し、電動機(4)を制御して戸開閉を行
う。ここで、戸安全スイッチ等により、反転指令回路
(6)が動作した場合、戸閉動作中であれば戸開指令回
路(1)が動作し、電動機(4)が逆転して戸開動作と
なる。ここで反転指令が第3図のc−d間とすると、速
度指令信号は戸閉速度指令信号(2a)から戸開速度指令
信号(1a)へ切換わり、第4図(b)の実線で示す様に
電圧がV3からV2へ下がることになる。
しかし、速度指令信号(2a)が下がっても、負荷の慣性
力により電動機(4)は回転するため、第4図(c)に
示す様に速度信号(5a)はすぐに零とはならず、増幅回
路(8)の出力は第4図(d)の実線で示す速度信号
(8a)となりすぐには立ち上らない。また速度指令信号
(2a)が同信号(1a)へ切換って電圧V3から電圧V2へ下
がるため、増幅回路(8)の出力は第4図(d)の実線
に示す様に飽和点電圧V5まで達しない。したがって電動
機(4)は最大トルクが出ないため戸はすぐ反転せず、
戸閉方向へ戸が流れて利用者にとって極めて危険な状態
となる。
そのため上記問題を解決するために反転指令時に戸開速
度指令信号を一時的に増加させて直ちに反転させる回路
が追加されている。この動作について説明すると戸閉中
の第3図c−d間で反転指令回路(6)が動作すると第
4図(a)の一点鎖線で示す反転パルス信号(6a)を同
回路(6)から出力し加算回路(7)で第4図(b)の
一点鎖線で示す速度指令信号へ補正され反転時の速度指
令信号となる。そのため速度信号は第4図(c)の一点
鎖線で示す速度信号(5b)となり急速に零となる増幅回
路(8)の出力は第4図(d)の一点鎖線で示す(8b)
の様に立ち上がり飽和レベル電圧V5まで達し、これで電
動機(4)は最大トルクを発し、戸閉方向へ戸が流れる
ことなく反転指令と共に速やかに反転することができ利
用者への安全性が向上されることになる。
[発明が解決しようとする課題] 従来のエレベータ戸の制御装置は以上のように構成さ
れ、反転時は戸閉方向への戸の流れ量を小さくするため
電動機は最大トルクを発して反転を行っている。そのた
めに反転時のショック・騒音や扉のゆれが大きく利用者
に不快感をあたえるといった副作用が発生している。そ
こで反転ショックを和らげるには戸閉方向への流れ量を
やや増やし戸閉速度を下げてから反転させれば良いが、
それでは利用者の体に扉が当り危険であるため、安全を
重視し反転時のショックを大きいまま、流れ量を小さく
しているのが現状である。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、反転に最大トルクを出して速やかに戸閉され
る場合と、戸閉方向への流れ量を増やしてショックをや
わらげる場合を使い分けることにより利用者への不快感
をなくしエレベータを利用しやすくするエレベータ扉の
制御装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係るエレベータ戸の制御装置は、戸の位置に
対応する速度指令信号と戸駆動電動機の速度に対応する
速度信号との偏差信号を出力する加算器と、偏差信号に
基づき上記駆動用電動機の速度制御を速度制御回路と、
上記戸の開閉途中で反転指令が発せられたことを検出し
た時、上記加算器に偏差増加信号を出力する反転検出回
路とを備えると共に、戸の前縁にそれぞれ設けられ、物
体の接触検出時に検出信号を出力する接触型戸安全スイ
ッチおよび非接触型戸安全スイッチと、接触型戸安全ス
イッチよりの検出信号入力時に、上記反転検出回路を有
効にすると共に、非接触型戸安全スイッチよりの検出信
号入力時に、上記偏差増加信号量を修正する反転制御回
路とを設けたものである。
[作用] この発明による反転制御回路は反転させる手段として扉
の前縁に設けられたセーフティシュー等の戸安全スイッ
チに直接触れて反転させる場合と光電装置、超音波セン
サ等扉に非接触で反転させる場合があり、この反転手段
の違いを利用し、前者の場合は扉に手を触れている関係
上安全を重視し速やかに反転させる必要があるため反転
時の戸開速度指令信号を増加させ最大トルクで反転させ
る。又、後者の場合は扉等に人が触れる前であるため反
転時でもやや戸閉方向へ扉を流すことができるため反転
時の戸開速度指令信号を下げ適度なトルクで反転させ反
転ショックを和らげように反転させるといった手段のち
がいにより反転時の戸開速度指令信号を調整し、調整さ
れた偏差信号により電動機のトルクを制御したものであ
る。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は本実施例に係るエレベータ扉の制御装置の全体構成
を示すブロック図である。図中、第2図と同一符号は、
同一又は相当部分を示しその詳細な説明は省略する。
第2図に示す従来装置の違いとしては、反転指令回路
(6)に入力する反転指令を反転させる手段により区別
し、その手段として戸の前縁に設けられた戸安全スイッ
チ等に入・物が接触して反転動作をさせる接触型戸安全
スイッチ(9)、光電装置、超音波センサ等により扉に
は非接触で反転動作をさせる非接触型戸安全スイッチ
(10)がある。又、上記反転指令のちがいにより反転指
令回路(6)からのパルス信号を補正するためのパルス
信号を発生させる反転パルス回路(11)、反転時の反転
指令回路(6)からの出力を反転パルス回路(11)から
の出力に基づいてパルス信号を補正する反転パルス修正
回路(12)が本実施例では追加となっている。
尚、加算回路(7)は請求項に記載した加算器を示し、
また速度検出回路(5)、加算回路(7)、増幅回路
(8)より請求項に記載した速度制御回路が構成され
る。
また、接触型戸安全スイッチ(9)、非接触型戸安全ス
イッチ(10)2つの戸安全スイッチは請求項に記載した
反転検出回路を示す。
更に、反転指令回路(6)、反転パルス回路(11)、反
転パルス修正回路(12)、加算回路(7)より請求項に
記載した反転制御回路が構成される。
次に上記構成に基づき本実施例の動作について説明す
る。通常の戸開閉については従来の装置と同様であるた
め説明は省略する。接触型戸安全スイッチ(9)が動作
した場合の反転は、従来と同様最大トルクで反転させる
ために反転指令回路(6)から第4図(a)の一点鎖線
で示すパルス信号(6a)が発生した反転パルス回路(1
1)からの補正用パルス信号は出力されず、反転パルス
修正回路(12)は反転指令回路(6)のパルス信号(6
a)をそのまま加算回路(7)へ入力をする。
加算回路(7)では第4図(b)の一点鎖線で示す速度
指令信号に補正されて反転時の戸開速度指令信号とな
る。そのため速度信号は第4図(c)の一点鎖線で示す
速度信号(5b)の様に急速に零となり増幅回路(8)の
出力は第4図(d)の一点鎖線で示す増幅回路出力(8
b)の様に立上がり飽和レベル電圧V5まで達し、これで
電動機(4)は最大トルクを発し戸閉方向へ戸が流れる
ことなく反転指令と共に速やかに反転することができ
る。
非接触型戸安全スイッチ(10)が動作した場合の反転
は、反転指令回路(6)からは第4図(a)の一点鎖線
で示すパルス信号(6a)が発生するが反転パルス回路
(11)からは補正用パルス信号が出力され反転パルス修
正回路(12)は反転指令回路(6)のパルス信号(6a)
と反転パルス回路(11)からの補正用パルス信号で補正
を行うため第4図(a)の点線で示すパルス信号(12
a)の様に修正されたパルス信号が加算回路(7)へ入
力される。加算回路(7)では第4図(b)の点線で示
す速度指令信号に補正され反転時の戸開速度指令信号と
なる。そのため速度信号は第4図(c)の点線で示す速
度信号(5c)の様にやや遅れて零となり増幅回路(8)
の出力は第4図(d)の点線で示す増幅回路出力(8c)
の様に立上がることになる。その結果電動機(4)は反
転指令後、すぐに反転せず、やや戸を流し戸閉方向への
速度を下げた後、反転時にショックが出ない適度なトル
クを発し、静かに反転することになる。
なお上記実施例では反転指令回路(6)より第4図
(a)の一点鎖線で示すパルス信号(6a)を発生させ反
転させる手段のちがいにより反転パルス回路(11)から
の補正用パルス信号により反転パルス修正回路(12)で
第4図(a)の点線で示すパルス信号(12a)に補正し
ているが、予め反転させる手段のちがいによる反転時パ
ルス信号を準備しておき反転時のパルス信号を補正など
せず反転させる手段のちがいにより反転指令回路(6)
より直接第4図(a)の一点鎖線で示すパルス信号(6
a)や点線で示すパルス信号(12a)を発生されることに
より上記実施例より容易な回路構成で同様の効果を得る
ことができる。
[発明の効果] 以上説明したとおり、この発明によれば戸開閉動作中に
扉の反転動作を行う場合、反転させる手段の違いにより
反転時の速度指令信号を調整し、電動機のトルクを調整
することにより、速やかに反転させたり、反転ショック
を和らげ静かに反転させるため、乗客の安全を確保でき
ると共に、利用者への不快感をなくし一層利用しやすい
エレベータサービスを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のエレベータ扉の制御装置の一実施例
を示すブロック図、第2図は従来のエレベータ扉の制御
装置を示すブロック図、第3図は扉速度指令発生回路の
出力電圧特性図、第4図は(a)〜(d)は戸反転時の
各部出力電圧特性図である。 図において、(3)は扉速度指令発生回路、(4)は電
動機、(5)は速度検出回路、(6)は反転指令回路、
(7)は加算回路、(9)は接触型戸安全スイッチ、
(10)は非接触型戸安全スイッチ、(11)は反転パルス
回路、(12)は反転パルス修正回路。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】戸の位置に対応する速度指令信号と戸駆動
    用電動機の速度に対応する速度信号の偏差による偏差信
    号を出力する加算器と、偏差信号に基き上記駆動用電動
    機の速度制御を行う速度制御回路と、上記戸の開閉途中
    で反転指令が発せられたことを検出した時、上記加算器
    に偏差増加信号を出力する反転検出回路とを備えたもの
    において、戸の前縁にそれぞれ設けられ、物体の接触検
    出時に検出信号を出力する接触型戸安全スイッチおよび
    非接触型戸安全スイッチと、接触型戸安全スイッチより
    の検出信号入力時に、上記反転検出回路を有効にすると
    共に、非接触型戸安全スイッチよりの検出信号入力時
    に、上記偏差増加信号量を修正する反転制御回路とを設
    けたことを特徴とするエレベーター扉の制御装置。
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