JPH07106846B2 - エレベータの群管理装置 - Google Patents

エレベータの群管理装置

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JPH07106846B2
JPH07106846B2 JP2089550A JP8955090A JPH07106846B2 JP H07106846 B2 JPH07106846 B2 JP H07106846B2 JP 2089550 A JP2089550 A JP 2089550A JP 8955090 A JP8955090 A JP 8955090A JP H07106846 B2 JPH07106846 B2 JP H07106846B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエレベータの群管理装置の改良に関し、特に
オフィスビルの朝の出勤時間帯などに見られるアップピ
ーク時に有効なものである。
〔従来の技術〕 朝の出勤時等のアップピーク時には、基準階(入口階)
で多くの乗客が発生するため、通常の割当て制御を行っ
ていると、基準階では積残しが発生しているのに、上方
階ではすべての呼びにサービスを終了して乗捨てられた
かごが遊んでいるといった状態となり、基準階での乗客
の待時間が著しく悪化する。
このため、従来は例えば所定の時間になるとアップピー
ク時の運転パターンに切り換え、すべての呼びに応答し
サービスを終了したかごを強制的に基準階へ呼戻す方法
がとられている。
〔発明が解決すべき課題〕
しかし、すべての呼びにサービスを終了したかごを単に
基準階へ呼戻すだけでは、第7図に示すようにかごが団
子状態となる。第7図は10階床のビルに4台のかごが就
役している場合の各かごの運行線図の一例である。この
第7図に示すように、サービスを終了したかごを単に基
準階に呼戻すだけでは、次々にかごが到着して乗客が乗
込み、それらのかごが出発した後、次のかごがなかなか
やってこないという団子状態が生じる。この団子状態で
は、多くの乗客を乗せたかごとあまり乗客の乗っていな
いかごとが生じ、またかごの到着間隔のばらつきも大き
くなるので、アップピーク時全体でみると乗客の待時間
の改善にあまり効果が見られない。第7図の例では、4
号機のかごが出発した直後にホールに到着した乗客は、
かなり長い時間待たされ、いらいらすることになる。
このように、サービスを終了したかごを直ちに基準階へ
呼戻す方法は、一見効率のよさそうな方法に思えるが、
必ずしも最善の方法とはいえなかった。
また、アップピーク時間帯を予め定め、その時間帯にな
ると運転パターンを切換える方式では、出勤時間帯が何
らかの原因でたまたま変動したりすると、基準階に乗客
があまり発生していないにも拘わらず無駄にかごを呼戻
すことになり、その結果、他の階のサービスが悪化する
ことにもなる。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、その特徴とするところは、交通需要の状況からアッ
プピークを検出する手段と、かご呼びと乗場呼びのすべ
てに応答しサービスを終了したかごを呼戻し候補かごと
して選択する手段と、前記呼戻し候補かごを基準階へ呼
戻したときの予想到着時点における、所定時点以後のか
ごの到着間隔を算出する手段と、前記呼戻し候補かごよ
り後に基準階に到着する各かごの各予想到着時点におけ
る、所定時点以後の各平均到着間隔のうち最大平均到着
間隔を算出する手段と、前記到着間隔が前記最大平均到
着間隔より大きいときは前記呼戻し候補かごに直ちに基
準階呼戻し指令を出力し、前記到着間隔が前記最大平均
到着間隔より小さいときは、前記到着間隔が前記最大平
均到着間隔と等しいか或いはそれより大きくなった時点
で、前記呼戻し候補かごに基準階呼戻し指令を出力する
手段を備えた点にある。
〔作用〕
このような構成において、基準階における呼びの発生状
況や待客数などからアップピーク時になったことを検出
すると、まず自号機が受け持っているかご呼びと乗場呼
びのすべてに応答しサービスを終了したかごを、基準階
への呼戻し候補かごとして選択する。次にこの呼戻し候
補かごをいま基準階へ呼戻した場合の予想到着時点にお
けるかごの到着間隔(過去最も最近に基準階にかごが到
着した時点以後の)を算出するとともに、この呼戻し候
補かごより後に到着する各かごのそれぞれの到着時点に
おける平均到着間隔のうち最大平均到着間隔を算出す
る。そしてこの呼戻し候補かごを呼戻したときのかごの
到着間隔と、前記最大平均到着間隔とを比較し、前者の
方が大きい場合は直ちに呼戻し候補かごを基準階に呼戻
し、後者の方が大きい場合は、呼戻し候補かごをそのま
ま待機させ、前者が後者と等しいか或いは後者より大き
くなった時点で呼戻し候補かごを基準階へ呼戻す。この
ようにして上記の手順を繰り返すことにより、各かごの
基準階への到着間隔がほぼ均一化されるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
おここでは便宜上、1号機〜4号機のエレベータが10階
床のビルに就役している場合について説明するが、勿論
エレベータの台数や階床数に拘わらず本発明を適用でき
ることは言うまでもない。
第1図は本発明の全体構成図で、群管理装置10とこれに
よって制御される1号機〜4号機用の運行制御装置11〜
14(一部図示省略)とから構成されている。第1図にお
いて、10Aは各階の乗場呼びを登録する乗場呼び登録手
段、10Bは新たに発生した乗場呼びに対して複数台のか
ごの中から最適なかごを選択し割当てる割当て手段、10
Cは例えば基準階における呼びの発生状況や或いは待客
の発生状況、基準階出発時のかごの負荷状況等の推移か
らアップピークを検出する手段、10Dは自号機の受け持
っているかご呼びと乗場呼びのすべてにサービスを終了
し待機状態となっているかごを呼戻し候補かごとして選
択する呼戻し候補かご選択手段、10Bは呼戻し候補かご
を基準階へ呼戻したときの予想到着時点における、所定
時点(例えば過去最も最近に基準階にかごが到着した時
点)以後のかごの到着間隔を算出する手段、10Fは前記
呼戻し候補かごより後に基準階に到着する各かごの各予
想到着時点のそれぞれにおける、所定時点以後の各平均
到着間隔のうち最大平均到着間隔を算出する手段、10G
は前記到着間隔と前記最大平均到着間隔とを比較し、前
者の方が大きい場合は直ちに基準階呼戻し指令を出力
し、後者の方が大きい場合は、前者が後者と等しいか或
いは後者より大きくなった時点で基準階呼戻し指令を出
力する基準階呼戻し指令出力手段である。
11Aは1号機に割当てられた乗場呼びを登録する割当乗
場呼び登録手段、11Bはかご呼びを登録するかご呼び登
録手段、11Cは各階の乗場に設けられたホールランタン
の点灯などの制御を行う報知装置制御手段、11Dはかご
呼びや割当てられた乗場呼び或いは呼戻し指令などに応
答させるために、かご位置に応じてかごの走行,停止、
運転方向等の基本動作を制御する運転制御手段、11Eは
戸の開閉を制御する戸制御手段で、これらの運行制御装
置11内の各手段はいずれも周知のものである。なお、2
号機用〜4号機用の運行制御装置12〜14(図示省略)も
1号機用と同様に構成されている。
第2図は群管理装置10のブロック回路図で、群管理装置
10はマイクロコンピュータで構成され、CPU21,ROM22,RA
M23,入力回路24及び出力回路25を備えている。入力回路
24には各階の乗場呼び釦(図示せず)からの乗場呼び信
号26、及び運行制御装置11〜14からの各号機の状態信号
(かご位置や運転方向、かご呼びの有無等)が入力さ
れ、出力回路25からは各乗場呼び釦に内蔵された乗場呼
び登録灯への応答信号27、及び運行制御装置11〜14への
割当信号や基準階への呼戻し指令信号等が出力される。
以上の構成において、次に本発明の動作を説明する。
第3図は、群管理制御のメインプログラム中、本発明に
よる基準階への呼戻しに関する処理の部分を記載したフ
ローチャートである。
まず手順MIでアップピークか否かを判断する。これは例
えば、所定時間毎の基準階における乗場呼びの発生数を
検出することにより、或いは基準階の乗場に待客数検出
装置を設け、待客数の発生の状況から、或いは各かごの
基準階からの出発時におけるかご内負荷状況等から容易
に判断することができる。この結果、アップピーク時で
ない場合にはリターンへと進み、通常の群管理運転が行
われる。アップピークの場合は、自号機の受け持つすべ
ての呼びにサービスを終了し待機中であるかごを、呼戻
し候補かごとして選択し、呼戻し候補かごの有無を判断
する(手順M2,M3)。すべてのかごが呼びに対してサー
ビス運転中であり、呼戻しかごが存在しない場合は再び
リターンへと進み、通常の群管理制御を行うが、呼戻し
候補かごが存在する場合は手順4へと進む。手順M4では
呼戻し候補かごを今すぐに基準階に呼戻したとしても積
残し客が発生しそうか否かを判断し、積残し客が発生し
そうであれば呼戻し候補かごに呼戻し指令を与え、直ち
に呼戻し候補かごを基準階へ呼戻す(手順M7)。このよ
うに基準階に積残し客が発生しそうな場合には、今すぐ
に呼戻し候補かごを基準階に呼戻したとしても、基準階
からほぼ満員の状態で出発させることができるので、直
ちに呼戻し指令を与えて基準階に呼戻す。なお、積残し
客が発生しそうか否かの検出は、乗場の待客数を直接検
出するようにしてもよいし、或いは乗場呼びが登録され
てからの経過時間等を用いて推測するようにしてもよ
い。
基準階に積残し客が発生しそうな状態でない場合には手
順M4からM5へと進み、sitとmaxtを計算する。ここでsit
とは、現時点で呼戻し候補かごを基準階へ呼戻したとき
の予想到着時点における、所定時点以後のかごの到着間
隔を表わし、一方、maxtは前記呼戻し候補かごより後に
基準階に到着する各かごの各予想到着時点における、所
定時点以後の各平均到着間隔のうち最大平均到着間隔の
ことであり、これらを第6図を用いて説明する。
第6図は各かごの運行線の一例を示した図で、現時点で
はすでに4号機が基準階に到着しており、一方呼戻し候
補かごとして1号機が選択されており、その後に2号
機,3号機が基準階に到着するものとする。第6図におい
て、wt0は上記の所定時点であり、ここでは現時点を基
準として過去最も最近に基準階にかごが到着した時点を
所定時点として考えると、この例では4号機が到着した
時点が所定時点wt0となる。wt1は、呼戻し候補かごすな
わち1号機を現時点で呼戻した場合の基準階への予想到
着時点を示し、wt2〜wt4はそれぞれ2号機〜4号機の基
準階への予想到着時点を示している。
従って第6図の例では、前述のsitすなわち呼戻し候補
かご(1号機)を基準階へ呼戻したときの予想到着時点
wt1における、所定時点wt0以後のかごの到着間隔は、 sit=wt1−wt0 で表わされる。
第6図の例では、時点wt0と時点wt1との間に到着する他
のかごは存在しないが、もし現時点で既に基準階に向か
って走行中であり時点wt1より前に基準階へ到着するか
ごがn台存在する場合には、上記sitは、 となる。
一方、前述のmaxtを計算するには、まず呼戻し候補かご
より後に基準階に到着する各かごの各予想到着時点にお
ける、所定時点以後の各平均到着間隔を求める。例えば
2号機の予想到着時点wt2における、所定時点wt0以後の
かごの平均到着間隔は で表わされる。
同様にして、3号機の予想到着時点wt3及び4号機の予
想到着時点wt4における、所定時点wt0以後のかごの平均
到着間隔は、それぞれ、 で表わされる。そしてこれらの平均到着間隔のうち、最
大値をmaxtとする。
なお、ここで各号機の基準階への予想到着時点は、各号
機が受け持っている乗場呼びとかご呼びのすべてに順次
応答した後、直ちに基準階へ復帰するとして容易に計算
することができ、更に学習により発生の予想される呼び
を含めて計算するようにしてもよい。
また、第6図の例ではmaxtを求めるに当たり、呼戻し候
補かごを除くすべての号機の予想到着時点における平均
到着間隔を計算するようにしているが、必ずしもすべて
の号機について計算する必要はなく、例えば現時点でま
だ4号機の予想到着時点wt4の予想が困難な場合は、wt2
とwt3のそれぞれの時点における平均到着間隔からmaxt
を求めるようにしてもよい。
第3図に戻り、手順M6では上記で求めたsitとmaxtとを
比較し、既にsitの方が大きい場合には、呼戻し候補か
ごの到着時点におけるかごの到着間隔がそれ以後に到着
するかごの平均到着間隔より既に大きいので、手順M7へ
と進み、直ちに呼戻し指令を呼戻し候補かごに与え、基
準階に呼戻す。もしsitの方が小さい場合はリターンへ
と進み、呼戻し候補かごは待機したまま以後手順M1〜M6
を繰り返し、sitがmaxtに等しくなると手順M7へと進み
呼戻し候補かごに呼戻し指令を与える。
このように、sitがmaxtに等しくなった時点で呼戻し指
令を与えるのは、例えば第6図の状態でmaxtは時点wt3
におけるかごの平均到着間隔であったとすると、時点wt
0〜時点wt3の期間が他の期間に比べてかごの平均到着間
隔が大きいということであり、このときの平均到着間隔
にsitが一致するようにし、更にその後2号機が呼戻し
候補かごとして選択されたときにも同様の手順を繰返し
ていくと、かごの平均到着間隔の大きな期間のかごの到
着間隔が均一化されていくことになり、この結果かごの
到着間隔が極端に大きくなることが回避でき、全体的に
もかごの到着間隔が均一化されていくことになる。
なお、手順M6におけるδは調整用のパラメータであり、
現場の仕様や機種等に応じて適切な値に設定することが
できる。
例えばδとして所定の範囲内で+の値を与えると、かご
はその分だけ早く基準階へ戻ることになり、遊んでいる
かごを少なくすると共に待時間を減らし、待客の不満を
解消する方向に作用することになる。また、δとして所
定の範囲内で−の値を与えると、かごはその分だけ遅く
基準階へ復帰することになり、団子運転を確実に防止す
る方向に作用することになる。
次に上記sitとmaxtの算出手順について第4図と第5図
により説明する。
第4図は上記sitを算出する手順を示すフローチャート
である。第4図において、jはかごの号機番号、Nは群
管理制御の対象となるかごの全台数、nkは所定時点wt0
以後で呼戻し候補かごより先に基準階に到着するかごの
数、nは呼戻し候補かごの号機番号、wt(j)及びwt
(n)はそれぞれj号機或いはn号機の基準階への予想
到着時点である。
まず手順M11でjとnkを初期値にセットし、手順M12で全
号機についてのチェックが終ったか否かを確認する。手
順M13では呼戻し候補かご以外の各かごについて、呼戻
し候補かごより基準階に先に到着するか否かを1号機か
ら順にチェックし、先に到着する場合はnkに1を加える
(手順M14)。上記の手順をすべての号機についてチェ
ック(手順M15,M12)し終えると手順M16へと進み、呼戻
し候補かごの予想到着時点における、所定時点wt0以後
のかごの到着間隔が求められる。
第5図は、上記maxtを算出する手順を示すフローチャー
トである。
第5図において、iはかごの号機番号、kは所定時点wt
0以後で1号機より先に基準階に到着するかごの数(同
時到着を含む)、wt(i)は1号機の基準階への予想到
着時点、その他第4図と同一の記号は第4図の場合と同
一のものを示している。
まず手順M21でiとmaxtを初期値にセットし、手順M22で
全号機についてのチェックが終ったか否かを確認する。
手順M23ではi号機の予想到着時点が呼戻し候補かごの
予想到着時点より後(同時含む)か否かをチェックし、
後であれば手順M24でjとkを初期値にセットし、次に
手順M25〜M29で時点wt0〜wt(i)の間のかごの平均到
着間隔を求める。すなわち手順M25〜M28を繰返すことに
よりi号機より先に基準階に到着するかごを全号機につ
いてチェックし終えると、その台数が求まり、手順M29
で時点wt0〜wt(i)の間のかごの平均到着間隔を計算
してmaxtと比較し、もしmaxtより大きければその値をma
xtとして保持する(手順M30)。次にiに1を加え(手
順M31)、同様の手順を繰り返し、もし呼戻し候補かご
より後に到着するかごがあれば再び手順M25〜M29により
その時点におけるかごの平均到着間隔を算出し、保持さ
れているmaxtと比較する。そしてすべての号機について
チェックを終了すると、最終的に呼戻し候補かごより後
に基準階に到着する各かごの予想到着時点のそれぞれに
おける、平均到着間隔のうち最大平均間隔がmaxtとして
求まることになる。
なお上記の実施例では、所定時点として現時点を基準階
として過去最も最近にかごが到着した時点を考えたが、
これに限らず、例えば呼戻し候補かごの予想到着時点を
基準としてその直前に基準階に到着した(する)かごの
到着時点としてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、常に適正な間隔でかごを基準階に呼戻
すことができ、団子運転を防止するとともに、輸送能力
を最大限に高め、時に出勤時の乗客のいらいらを緩和さ
せることができる。
また、出勤時間帯が変動する建物の場合でも、自動的に
出勤時の交通流を検出してこれに対応することができ、
より柔軟なサービスを行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
群管理装置のブロック回路図、第3図は本発明による基
準階への呼戻し処理の手順を示すフローチャート、第4
図は本発明に係るかごの到着間隔を算出する手順を示す
フローチャート、第5図は本発明に係る最大平均到着間
隔を算出する手順を示すフローチャート、第6図は本発
明を説明するための各かごの運行線の一例を示す図、第
7図は従来の群管理制御による各かごの運行線の一例を
示す図である。 10……群管理装置 10A……乗場呼び登録手段 10B……割当手段 10C……アップピーク検出手段 10D……呼戻し候補かご選択手段 10E……かごの到着間隔算出手段 10F……最大平均到着間隔算出手段 10G……基準階呼戻し指令出力手段 11〜14……1号機〜4号機の運行制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の階床に対し複数台のエレベータを就
    役させ、これら複数台のエレベータに共通のホール呼び
    に対して、最適なかごを割当てるなどの制御を行うと共
    に、かご呼びと乗場呼びのすべてに応答しサービスを終
    了したかごを基準階に呼戻すようにしたエレベータの群
    管理装置において、交通需要の状況からアップピークを
    検出する手段と、かご呼びと乗場呼びのすべてに応答し
    サービスを終了したかごを呼戻し候補かごとして選択す
    る手段と、前記呼戻し候補かごを基準階へ呼戻したとき
    の予想到着時点における、所定時間以後のかごの到着間
    隔を算出する手段と、前記呼戻し候補かごより後に基準
    階に到着する各かごの各予想到着時点における、所定時
    点以後の各平均到着間隔のうち最大平均到着間隔を算出
    する手段と、前記到着間隔が前記最大平均到着間隔より
    大きいときは前記呼戻し候補かごに直ちに基準階呼戻し
    指令を出力し、前記到着間隔が前記最大平均到着間隔よ
    り小さいときは、前記到着間隔が前記最大平均到着間隔
    と等しいか或いはそれより大きくなった時点で、前記呼
    戻し候補かごに基準階呼戻し指令を出力する手段とを備
    えたことを特徴とするエレベータの群管理装置。
  2. 【請求項2】基準階に過去最も最近にかごが到着した時
    点を所定時点とする請求項1記載のエレベータの群管理
    装置。
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