JPH07106820B2 - 紙送り装置におけるスプロケット及びベルト受け回転体の構造 - Google Patents

紙送り装置におけるスプロケット及びベルト受け回転体の構造

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JPH07106820B2
JPH07106820B2 JP1134247A JP13424789A JPH07106820B2 JP H07106820 B2 JPH07106820 B2 JP H07106820B2 JP 1134247 A JP1134247 A JP 1134247A JP 13424789 A JP13424789 A JP 13424789A JP H07106820 B2 JPH07106820 B2 JP H07106820B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、送りベルトを掛装するために一対の側フレー
ムの間に回転可能に支承される紙送り装置におけるスプ
ロケット及びベルト受け回転体の構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
紙送り装置における送りベルトの駆動は、スプロケット
により行われている。
即ち、所定の間隔をおいて相対向して設けられる一対の
側フレームの間に配置されて、該一対の側フレームの一
端部に支承されている駆動スプロケットと、その他端部
に設けられている掛装部材との間に送りベルトが掛装さ
れて、この送りベルトを駆動スプロケットの回転によっ
て循環走行させている。この掛装部材は、一対の側フレ
ームの内側面に一体に設けられたベルト受けである場合
と、一対の側フレームの間に回転可能に支承された短円
筒状のベルト受け回転体である場合と、同様の被動スプ
ロケットである場合とがある。
従来使用されている駆動スプロケット、及びこの駆動ス
プロケットを一対の側フレームに支承するための構造
は、第15図ないし第18図に示されるようであった。
駆動スプロケット51は、スプロケット本体52の両側面に
嵌合部53が大きく突出して設けられたもので、一対の側
フレーム54a,54bに設けられた嵌合穴55に前記嵌合部53
を嵌合させることにより、一対の側フレーム54a,54bに
駆動スプロケット51が回転可能に支承されている。ま
た、駆動スプロケット51には、角穴状の軸穴56が設けら
れ、この軸穴56に角軸状の駆動軸57を差し込み、駆動軸
57の回転によって駆動スプロケット51を回転させてい
る。
当然のことながら、駆動軸57の相対向する面の間隔
(A′)は、軸穴56の相対向する内周面の間隔(B′)
よりも小さく、軸穴56に駆動軸57を差し込んだ状態で
は、両者の間に所定のクリアランスが生じている。この
ため、第17図に示されるように、駆動スプロケット51
は、駆動軸57に対してその回転方向に微動し、紙送り中
において、駆動軸57と駆動スプロケット51の各回転に位
相差(θ)が生じ、この位相差(θ)が、紙送り精度を
悪くし、この結果プリンターの印字精度が悪くなる。そ
して、第17図及び第18図に示されるように、駆動軸57を
正逆両方向に回転させて、用紙を正逆両方向に送る場合
には、前記位相差は(2θ)となって、駆動スプロケッ
ト51と駆動軸57との各回転の位相差の影響が大きくな
る。
これを解消するためには、駆動スプロケット51の軸穴56
と、駆動軸57との間のクリアランスを可能な限り小さく
すればよい。しかし、従来の駆動スプロケット51は、上
記したようにスプロケット本体52の両側面に嵌合部53が
突設された構成であるので、軸穴56の長さ(L′)が長
くなる。このため、樹脂成形品の駆動スプロケット51の
場合には、軸穴56の寸法を長さ方向に沿って均一にする
ことは、成形上難しいという問題がある。よって、軸穴
56の最小部分において、駆動軸57を無理なく差し込むこ
とができる設計にせざるを得ず、このため軸穴56と、駆
動軸57との間のクリアランスが大きくなり、これが紙送
り精度を悪くしていた。
また、紙送り中において、一対の側フレームの一端部に
支承されている駆動スプロケットと、その他端部に設け
られている掛装部材との中心間距離が変動するのを防止
して、紙送り精度を高めるようにした紙送り装置とし
て、一対の側フレームの内側面にそれぞれ補助フレーム
を、送りベルトの走行方向に沿って微動し得るようにし
て嵌合し、この補助フレームに、駆動スプロケットを回
転可能に支承すると共に、掛装部材を設けた構造のもの
がある。このような構造の紙送り装置であると、補助フ
レームの厚さをそれ程大きくできないので、上記したよ
うなスプロケット本体52の両側面に嵌合部53が大きく突
設された駆動スプロケット51を支承することはできな
い。
また、このような補助フレームを備えた紙送り装置であ
ると、送りベルトを掛装するための掛装部材として被動
スプロケット、又はベルト受け回転体を使用する場合に
おいて、上記駆動スプロケット51と同一構造のものであ
ると、上述したと同様の理由によって、これらを補助フ
レームに支承することができない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、駆動用スプロケットの軸穴の寸法精度を高め
て、これに差し込まれる駆動軸とのクリアランスを可能
な限り小さくすることにより、駆動軸と駆動スプロケッ
トとの各回転の位相差を小さくして、紙送り精度を向上
させると共に、補助フレームを備えた紙送り装置に駆動
及び被動スプロケット、又はベルト受け回転体を必要支
承強度を確保して支承できるようにすることを課題とし
てなされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために本発明の採用した第1の手段
は、所定の間隔をおいて相対向して設けられる一対の側
フレームと、この一対の側フレームの間に配置されてそ
の長手方向の一端部、又はその両端部に回転可能に支承
されるスプロケットと、このスプロケットに掛装されて
前記一対の側フレームの間に配置される無端状の送りベ
ルトとを備えていて、この送りベルトを循環走行させて
用紙を送るように構成されている紙送り装置において、
前記スプロケットのスプロケット本体の両側面に、前記
一対の側フレームの各内側面に突設された嵌合凸部を挿
入嵌合せしめて、該スプロケットを該嵌合凸部に回転可
能に支承させるための嵌合凹部を設けたことである。
また、その第2の手段は、所定の間隔をおいて相対向し
て設けられる一対の側フレームと、この一対の側フレー
ムの間に配置されてその長手方向の一端部及びその他端
部にそれぞれ回転可能に支承されるベルト受け回転体及
び駆動スプロケットと、このベルト受け回転体と駆動ス
プロケットとの間に掛装されて前記一対の側フレームの
間に配置される無端状の送りベルトとを備えていて、こ
の送りベルトを循環走行させて用紙を送るように構成さ
れている紙送り装置において、前記ベルト受け回転体の
両側面に、前記一対の側フレームの各内側面に突設され
た嵌合凸部を挿入嵌合せしめて、該スプロケットを該嵌
合凸部に回転可能に支承させるための嵌合凹部が設けた
ことである。
〔発明の作用〕
前者の手段を採用すれば、これを駆動スプロケットに実
施した場合には、その軸穴の長さを一対の側フレームの
間隔(多くの場合には、送りベルトの幅と等しい)と同
等か、或いはこれよりも短くできる。このため、駆動ス
プロケットが樹脂成形品である場合においても、従来構
造の駆動スプロケットに比較して、軸心方向に沿った軸
穴の各部分の寸法精度が高まり、軸穴と、これに差し込
まれる駆動軸との間のクリアランスを小さくすることが
できる。この結果、紙送り中における駆動スプロケット
と駆動軸との各回転の位相差が小さくなって、紙送り精
度が高まる。
また、駆動スプロケットに設けられる軸穴の長さが短く
なるので、この軸穴に駆動軸を差し込んで、紙送り装置
全体を駆動軸に沿って移動させる場合において、駆動ス
プロケットの軸穴の内周面と駆動軸の外周面との間の摺
動抵抗が小さくなる。
この結果、駆動スプロケットの軸穴と、これに差し込ま
れる駆動軸との間のクリアランスを小さくしても、紙送
り装置全体を駆動軸に沿って比較的小さな力で移動させ
ることができる。
また、前者、或いは後者の手段を採用すれば、紙送り装
置が補助フレームを備えている場合であっても、この補
助フレームの側面に、駆動或いは被動のスプロケット、
又はベルト受け回転体に設けられた嵌合凹部に対応する
嵌合凸部を突設し、この嵌合凸部をスプロケット、又は
ベルト受け回転体に設けられた嵌合凹部に嵌合させるこ
とによって、一対の側フレームの内側面に相対向して嵌
合されている一対の補助フレームの間にスプロケット、
又はベルト受け回転体を必要支承強度を確保して回転可
能に支承できる。
〔実施例〕
最初に第1図ないし第4図を参照にして、送りベルトを
掛装させるための掛装部材として側フレームに一体に設
けられたベルト受けを使用している紙送り装置1の概要
について簡単に説明し、次に請求項1に記載の発明に係
わる駆動スプロケットS1の部分について詳細に説明す
る。
一対の側フレーム2a,2bは、連結ボルト3とナット4と
によって、所定の間隔をおいて相対向した状態で互いに
連結される。各側フレーム2a,2bの内側面であって、し
かもその長さ方向の一端部には、後述の駆動スプロケッ
トS1の嵌合凹部27に対応する円形の嵌合凸部5が突設さ
れている。各側フレーム2a,2bにおける嵌合凸部5が設
けられている部分には、この嵌合凸部5と同心の挿通穴
6が貫通して設けられている。この挿通穴6は、駆動軸
7を挿通させるための穴である。
一方の側フレーム2bの内側面には、後述の送りベルト13
を掛装させるための掛装部材であるベルト受け8が一体
に設けられており、このベルト受け8の一端部(嵌合凸
部5が設けられている部分と反対の端部)は、円弧状に
形成されている(第4図参照)。
各側フレーム2a,2bにおける挿通穴6が設けられている
部分と反対の端部には、サポート軸9を挿通させるため
の別の挿通穴11がそれぞれ設けられている。各側フレー
ム2a,2bの挿通穴11に挿通されたサポート軸9は、クラ
ンプ体12によって側フレーム2aに固定され、これにより
紙送り装置1の全体がサポート軸9に固定されるように
なっている。
無端状の送りベルト13の外周面には、多数本の送りピン
14が一定のピッチで突設され、その内周面には内歯15が
形成されている。
蓋体16の裏面には、紙送り中の用紙17の浮き上がりを防
止するための複数本の案内リブ18が紙送り方向に沿って
突設されている。この蓋体16には、一対の支点軸19が設
けられていると共に、一方の側フレーム2aには、この一
対の支点軸19に対応する蓋受け部21が設けられている。
蓋体16に設けられた各支点軸19を、側フレーム2aに設け
られた各蓋受け部21に挿入し、蓋体16と側フレーム2aに
それぞれ設けられたスプリング腕22に引張りスプリング
23の両端部を引掛けることにより、側フレーム2aに蓋体
16が開閉可能に装着される。
次に、第5図ないし第8図を参照にして、請求項1に記
載の発明に係わる構造を有する駆動スプロケットS1につ
いて説明する。
この駆動スプロケットS1は、例えば合成樹脂などの弾性
材料で成形されていて、通常のスプロケットと同様にス
プロケット本体24の外周部に歯25が設けられていると共
に、その中心部に四角穴状の軸穴26が設けられている。
スプロケット本体24における歯25が設けられている外周
部を除く内周部の両側面には、軸穴26と同心の円形の嵌
合凹部27がそれぞれ設けられていて、この嵌合凹部27は
軸穴26に接続している。
このため、スプロケット本体24の内周部の肉厚は、外周
部のそれよりも薄くなり、軸穴26の長さ(L1)は、前記
送りベルト13の幅(W0)よりも短くなる。なお、駆動ス
プロケットS1の歯25の部分の幅(W1)は、送りベルト13
の幅(W0)とほぼ等しい。
第8図に示されるように、スプロケット本体24の両側面
に設けられた嵌合凹部27に、一対の側フレーム2a,2bの
内側面に突設された前記嵌合凸部5を嵌合させると、一
対の側フレーム2a,2bの間に駆動スプロケットS1が配置
されると共に、この駆動スプロケットS1が一対の側フレ
ーム2a,2bに回転可能に支承される。このようにして、
一対の側フレーム2a,2bの間に支承された駆動スプロケ
ットS1と、一方の側フレーム2bの内側面に設けられたベ
ルト受け8との間に無端状の送りベルト13が掛装され
る。送りベルト13の内歯15と、駆動スプロケットS1の歯
25とは、噛み合っている。
スプロケット本体24の軸穴26に駆動軸7を差し込み、こ
の駆動軸7を回転させると、駆動スプロケットS1の回転
によって送りベルト13が走行する。
このように、駆動スプロケットS1の軸穴26の長さ(L1
は、一対の側フレーム2a,2bの間隔〔多くの場合は、送
りベルト13の幅(W0)に等しい〕よりも短くなり、しか
も軸穴26の外周部の肉厚は、全長にわたって一定してい
るので、駆動スプロケットS1を樹脂成形した場合におい
て、軸穴26の軸心方向に沿った各部分の寸法が均一とな
って、その寸法精度が高まり、軸穴26と、これに差し込
まれる駆動軸7との間のクリアランスを可能な限り小さ
くすることができる。このため、紙送り中における駆動
スプロケットS1と駆動軸7との各回転の位相差が小さく
なって、紙送り精度が高まる。また、駆動スプロケット
S1に設けられる軸穴26の長さ(L1)が短いので、この軸
穴26に駆動軸7を差し込んで、紙送り装置1を駆動軸7
に沿って移動させる場合において、駆動スプロケットS1
の軸穴26の内周面と、駆動軸7の外周面との間の摺動抵
抗が小さくなる。このため、駆動スプロケットS1の軸穴
26と、これに差し込まれる駆動軸7との間のクリアラン
スを小さくしても、紙送り装置1を駆動軸7に沿って比
較的小さな力で移動させることができる。
また、第9図及び第10図に、請求項1に記載の発明に係
わる別の駆動スプロケットS2が示されている。
この駆動スプロケットS2は、スプロケット本体24′がリ
ング状をしていて、軸穴26′の長さ(L2)と、歯25′の
部分の幅(W2)とが等しくて、送りベルト13の幅(W0
よりも小さくなっており、スプロケット本体24′の両側
面における内周部と外周部との中間部にそれぞれ環状溝
39が設けられたものである。一対の側フレーム2a,2bの
内側面にリング状の支承体41が一体となって設けられ、
スプロケット本体24′の両側面に設けられた各環状溝39
に前記各支承体41が嵌合され、これにより各側フレーム
2a,2bに設けられた一対の支承体41によって駆動スプロ
ケットS2が回転可能に支承される。
駆動スプロケットS2の軸穴26′の長さ(L2)は、送りベ
ルト13の幅(W0)よりも短いので、従来構造のスプロケ
ットに比較して、軸穴26′の軸心方向に沿った各部分の
寸法精度を高めることができ、軸穴26′と、これに差し
込まれる駆動軸7とのクリアランスを可能な限り小さく
することができる。
また、第11図ないし第14図に示される紙送り装置は、補
助フレーム28を備え、しかも一対の側フレーム2′a,
2′bの他端部に設けられる送りベルト13の掛装部材が
ベルト受け回転体29で構成されている例である。
一対の側フレーム2′a,2′bの内側面には、補助フレ
ーム28を嵌合させるための嵌合穴31がそれぞれ設けら
れ、この嵌合穴31に補助フレーム28が送りベルト13の走
行方向に沿って微動し得るように嵌合される。
この補助フレーム28の一端部には、駆動スプロケットS1
に設けられた嵌合凹部27に対応する嵌合凸部5′が突設
されていると共に、その他端部には、ベルト受け回転体
29に設けられた嵌合凹部32と対応する嵌合凸部33が突設
され、両嵌合凸部5′,33の間にベルト受け34が一体に
設けられている。ベルト受け回転体29は、中央部にサポ
ート軸9を挿通させるための挿通穴35が設けられている
短円筒状の回転体本体36の両側面に円形の嵌合凹部32が
設けられた構成である。
一対の側フレーム2′a,2′bの内側面に設けられた各
嵌合穴31にそれぞれ補助フレーム28を嵌合し、補助フレ
ーム28に突設された各嵌合凸部5′,33を駆動スプロケ
ットS1、及びベルト受け回転体29に設けられた嵌合凹部
27,32にそれぞれ嵌合し、駆動スプロケットS1とベルト
受け回転体29との間に送りベルト13を掛装して一対の側
フレーム2′a,2′bを連結すると、一対の補助フレー
ム28に突設されている各嵌合凸部5′,33によって駆動
スプロケットS1、及びベルト受け回転体29が回転可能に
支承される。
この紙送り装置1′は、駆動スプロケットS1とベルト受
け回転体29との中心間距離が変動しない構造であるの
で、紙送り精度が高い。
また、送りベルト13を掛装させるための掛装部材として
上記したベルト受け回転体29に替えて、駆動スプロケッ
トS1と同一構造の被動スプロケットを使用し、この被動
スプロケットと駆動スプロケットS1との間に送りベルト
13を掛装する使用例もある。
〔発明の効果〕
請求項1に記載の発明によれば、これを駆動スプロケッ
トに実施した場合には、その軸穴の長さが一対の側フレ
ームの間隔(多くの場合には、送りベルトの幅と等し
い)と同等か、或いはこれよりも短くなって、その寸法
を軸心方向に沿って均一にすることができ、これにより
軸穴と、これに差し込まれる駆動軸との間のクリアラン
スを可能な限り小さくすることができる。この結果、紙
送り中における駆動スプロケットと、駆動軸との各回転
の位相差が小さくなって、紙送り精度が高まる。
また、請求項1又は同5に記載の発明によれば、紙送り
装置が補助フレームを備えている場合であっても、この
補助フレームの側面に、駆動或いは被動のスプロケッ
ト、又はベルト受け回転体の両側面に設けられた嵌合凹
部に対応する嵌合凸部を突設し、この嵌合凸部をスプロ
ケット、又はベルト受け回転体に設けられた嵌合凹部に
嵌合させることによって、一対の側フレームの内側面に
相対向して嵌合されている一対の補助フレームの間にス
プロケット、又はベルト受け回転体を必要支承強度を確
保して回転可能に支承できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は、請求項1に記載の発明を説明す
るための図であって、第1図は、本発明に係わる駆動ス
プロケットS1を装着した紙送り装置1の分解斜視図、第
2図は、本発明に係わる駆動スプロケットS1を装着した
紙送り装置1の側面図、第3図は、第2図におけるIII
−III線矢視図、第4図は、駆動軸7及びサポート軸9
を挿通した状態における第2図のIV−IV線断面図、第5
図は、駆動スプロケットS1と駆動軸7の拡大斜視図、第
6図は、駆動スプロケットS1の正面図、第7図は、第6
図におけるVII−VII線断面図、第8図は、駆動スプロケ
ットS1の軸穴26に駆動軸7を差し込んだ状態における軸
方向に沿った断面図、第9図は、駆動スプロケットS2
断面図、第10図は、駆動スプロケットS2の軸穴26′に駆
動軸7を差し込んだ状態における軸方向に沿った断面図
である。 第11図ないし第14図は、請求項5に記載の発明を説明す
るための図であって、第11図は、紙送り装置1′を構成
している側フレーム2′a,補助フレーム28,駆動スプロ
ケットS1及びベルト受け回転体29の斜視図、第12図は、
補助フレーム28を備えた紙送り装置1′の駆動軸7と直
角な方向の断面図、第13図及び第14図は、それぞれ紙送
り装置1′の駆動軸7及びサポート軸9の部分の軸方向
に沿った断面図である。 第15図ないし第18図は、従来の技術を説明するための図
であって、第15図は、従来の駆動スプロケット51の軸穴
56の方向に沿った断面図、第16図は、一対の側フレーム
54a,54bの間に配置してこれに支承されている駆動スプ
ロケット51に駆動軸57を差し込んだ状態における駆動軸
57の方向に沿った断面図、第17図及び第18図は、駆動ス
プロケット51と駆動軸57とが回転方向に沿って位相がず
れる現象を説明するための図である。 本発明を構成している主要部分の符号の説明は以下の通
りである。 S1,S2:駆動スプロケット L1,L2:駆動スプロケットの軸穴の長さ W0:送りベルトの幅 W1,W2:駆動スプロケットの歯の部分の幅 1,1′:紙送り装置 2a,2b,2′a,2′b:側フレーム 5:側フレーム2a,2bに突設された嵌合凸部 5′:補助フレームに突設された嵌合凸部 8:ベルト受け、13:送りベルト 24,24′:スプロケット本体 25,25′:スプロケット本体に設けられた歯 26,26′:軸穴 27:スプロケット本体の両側面に設けられた嵌合凹部 28:補助フレーム、29:ベルト受け回転体 32:ベルト受け回転体に設けられた嵌合凹部 33:補助フレームに設けられた嵌合凸部 36:回転体本体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の間隔をおいて相対向して設けられる
    一対の側フレームと、この一対の側フレームの間に配置
    されてその長手方向の一端部、又はその両端部に回転可
    能に支承されるスプロケットと、このスプロケットに掛
    装されて前記一対の側フレームの間に配置される無端状
    の送りベルトとを備えていて、この送りベルトを循環走
    行させて用紙を送るように構成されている紙送り装置に
    おいて、 前記スプロケットのスプロケット本体の両側面に、前記
    一対の側フレームの各内側面に突設された嵌合凸部を挿
    入嵌合せしめて、該スプロケットを該嵌合凸部に回転可
    能に支承させるための嵌合凹部が設けられていることを
    特徴とする紙送り装置におけるスプロケットの構造。
  2. 【請求項2】前記嵌合凹部は、スプロケット本体の内周
    部に設けられて、その中心部に設けられた軸穴に接続し
    ていることを特徴とする請求項1に記載の紙送り装置に
    おけるスプロケットの構造。
  3. 【請求項3】前記嵌合凹部は、スプロケット本体の内周
    部と外周部との間の中間部に設けられて環状となってい
    ることを特徴とする請求項1に記載の紙送り装置におけ
    るスプロケットの構造。
  4. 【請求項4】一対の側フレームの内側面に嵌合穴が設け
    られて、該嵌合穴に補助フレームが該側フレームの長手
    方向に沿って微動可能に嵌合され、該補助フレームに、
    スプロケットの嵌合凹部に挿入嵌合される嵌合凸部が突
    設されていることを特徴とする請求項1に記載の紙送り
    装置におけるスプロケットの構造。
  5. 【請求項5】所定の間隔をおいて相対向して設けられる
    一対の側フレームと、この一対の側フレームの間に配置
    されてその長手方向の一端部及びその他端部にそれぞれ
    回転可能に支承されるベルト受け回転体及び駆動スプロ
    ケットと、このベルト受け回転体と駆動スプロケットと
    の間に掛装されて前記一対の側フレームの間に配置され
    る無端状の送りベルトとを備えていて、この送りベルト
    を循環走行させて用紙を送るように構成されている紙送
    り装置において、 前記ベルト受け回転体の両側面に、前記一対の側フレー
    ムの各内側面に突設された嵌合凸部を挿入嵌合せしめ
    て、該スプロケットを該嵌合凸部に回転可能に支承させ
    るための嵌合凹部が設けられていることを特徴とする紙
    送り装置におけるベルト受け回転体の構造。
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