JPH07106396A - 昇降装置 - Google Patents

昇降装置

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JPH07106396A
JPH07106396A JP5268038A JP26803893A JPH07106396A JP H07106396 A JPH07106396 A JP H07106396A JP 5268038 A JP5268038 A JP 5268038A JP 26803893 A JP26803893 A JP 26803893A JP H07106396 A JPH07106396 A JP H07106396A
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JP
Japan
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elevator
container
wafer
lifting
convex portion
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JP5268038A
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Taku Kasashima
卓 笠島
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、半導体ウエハを収納する容器を容易
に昇降台に載置することができる昇降装置を実現する。 【構成】昇降装置1の昇降台2に、昇降台2を所定角度
傾斜させる回動手段7、8、9を設ける。半導体ウエハ
を収納する容器を昇降台2に載置するとき、回動手段
7、8、9によつて昇降台2を所定角度作業者側に傾斜
させる。これにより、作業者は容器の搬出入口を斜め上
方に向けて昇降台2に容易に載置することができるの
で、容器を昇降台2に載置するときにウエハが容器から
飛び出してしまうことが極めて少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図4〜図6) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1〜図3) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は昇降装置に関し、例えば
レジスト灰化装置で使用される昇降装置に適用して好適
なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、半導体ウエハ上のレジストを除去
する装置にレジスト灰化装置がある。レジスト灰化装置
はウエハ上のレジストを気相中で除去する装置であり、
一般に図4に示すような構成を有する。すなわちレジス
ト灰化装置20は、エレベータ装置を2台収容するエレ
ベータ収容ボツクス21と、ウエハを収納する石英ボー
ド22を収容した石英ボード収容ボツクス23とから構
成されている。
【0004】エレベータ収容ボツクス21はほぼ直方体
のボツクスである。ボツクス21の高さは作業者の視線
の高さ(人によつて異なるが)とほぼ同じであり、作業
者がウエハキヤリアをエレベータに載せるためにボツク
ス21には上面が設けられていない。またエレベータ収
容ボツクス21の正面の上側斜面にはボツクス21内部
を観察するための長方形状の窓24が設けられている。
【0005】石英ボード収容ボツクス23は所定の高さ
を有する直方体でなるボツクスであり、石英ボード22
を収容している。またボツクス23の1つの面のほぼ中
央には、ウエハキヤリアからウエハを搬出して石英ボー
ド22に搬入するロボツト25が設置されている。従つ
てロボツト25が設けられている面にはロボツト25が
ウエハを搬出入するための開口が設けられている。ここ
で窓24が設けられている面の反対側の面が、ロボツト
25が設置されている面と接している。
【0006】石英ボード22は初期化状態では石英ボー
ド収容ボツクス23の底面に設置され、ロボツト25が
ウエハキヤリアから搬出したウエハを石英ボード22の
最上段から順次収納していくごとに上昇するようになさ
れている。
【0007】エレベータ収容ボツクス21に収容されて
いるエレベータ装置26を図5に示す。エレベータ装置
26はウエハキヤリアを載せるエレベータステージ27
と、エレベータステージ27を上下に駆動させる駆動部
28と、直方体でなり、駆動部28を支持する台座29
とから構成されている。
【0008】直方体でなる駆動部28は台座29の平面
上に配設されている。駆動部28の1つの面には、ほぼ
L字状でなる2つの支持部材30が上下動するための所
定の長さの2つの溝31が設けられている。支持部材3
0の一端は溝31から延びており、支持部材30の他端
は図6に示すようにエレベータステージ27の底面に接
合している。従つて支持部材30を上下動させることに
よりエレベータステージ27を上下動させることができ
る。
【0009】エレベータステージ27は所定の厚さを有
するほぼ正方形状のウエハキヤリア支持台である。エレ
ベータステージ27の四隅には所定の厚さを有するL字
形の位置決めブロツク32が設けられ、またエレベータ
ステージ27の中央には所定の厚さを有するほぼ直方体
状の位置決めブロツク33が設けられている。すなわち
これらの位置決めブロツク32及び33は、エレベータ
ステージ27にウエハキヤリアを載せたときにウエハキ
ヤリアをエレベータステージ27に固定するための部材
である。
【0010】ここでウエハキヤリアは25枚のウエハを収
納することができる直方体のボツクスであり、ウエハを
搬出入するための搬出入口はウエハキヤリアの側面に設
けられている。従つてウエハは地面に対して水平に置か
れていることになる。
【0011】これとは反対にエレベータステージ27が
最上部に上昇したときの状態、すなわちエレベータステ
ージ27の初期化状態の位置を図6に示す。エレベータ
ステージ27が初期化状態にあるときの位置は、エレベ
ータ収容ボツクス21の上面の位置と、ロボツト25が
設置されている位置とほぼ同じ高さにある。
【0012】以上のことより理解できるように、ロボツ
ト25は固定された位置に設置されているので、ウエハ
を石英ボードに搬入する場合、ウエハキヤリアからウエ
ハを搬出して石英ボード22に搬入するごとにエレベー
タステージ27は初期化状態の位置から下降し、石英ボ
ード22は初期化状態の位置から上昇することになる。
【0013】このような構成において、エレベータ収容
ボツクス21内に設置された2つのエレベータ26のエ
レベータステージ27を最上部の位置(すなわち初期化
状態の位置)にセツトし、ウエハキヤリアをエレベータ
ステージ27に載せる。
【0014】次にロボツト25を作動させて第1のエレ
ベータに載せられているウエハキヤリアの最下段に収納
されているウエハを石英ボード22の最上段に搬入す
る。続いて第2のエレベータに載せられているウエハキ
ヤリアの最下段に収納されているウエハを石英ボード2
2に搬入する。このように合計50枚のウエハを第1のエ
レベータ及び第2のエレベータから交互に石英ボード2
2に搬入する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところがエレベータス
テージ27の初期化状態の位置は作業者の視線位置の高
さとほぼ同じ位置になり作業者の視線とほぼ水平になつ
てしまうので、ウエハキヤリアをエレベータステージ2
7に設置しにくいという問題があつた。すなわちエレベ
ータステージ27の上面が作業者の視線位置とほぼ水平
になるためエレベータステージ27の上面がよく見えず
ウエハキヤリアをエレベータステージ27に載せにく
い。従つてウエハキヤリアをエレベータステージ27に
設置するときにウエハキヤリアが斜めになつてウエハキ
ヤリア内からウエハが飛び出てしまうことがある。
【0016】またウエハキヤリアからウエハが飛び出し
ていることに気づかずにウエハを石英ボード22に搬出
しようとすると、ロボツト25がウエハを搬出するとき
にウエハがウエハキヤリアを引つかけてウエハキヤリア
を倒してしまう問題があつた。
【0017】さらにウエハがウエハキヤリアから飛び出
た状態で作業を継続するとエレベータステージ27が下
降するときに、この飛び出したウエハがどこかにぶつか
つて破損するという問題があつた。
【0018】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、ウエハキヤリアを容易に載せることができるように
した昇降装置を提案しようとするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、半導体ウエハを収納する容器が載
置される昇降台2を所定の高さに昇降させる昇降装置1
において、所定の厚さを有する正方形状の部材でなる昇
降台2に回動手段7、8、9を設け、容器を昇降台2に
載置するとき、昇降台2を回動手段7、8、9によつて
作業者側に所定角度傾斜させるようにする。
【0020】
【作用】昇降装置1の昇降台2に、当該昇降台2を所定
角度傾斜させる回動手段7、8、9を設ける。半導体ウ
エハを収納する容器を昇降台2に載置するとき、回動手
段7、8、9によつて昇降台2を作業者側に傾斜させ
る。これにより、作業者は容器の搬出入口を斜め上方に
向けて昇降台2に容易に載置することができるので、容
器を昇降台2に載置するときに容器からウエハが飛び出
してしまうことが格段的に少なくなる。
【0021】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0022】図1において、1は全体としてエレベータ
装置を示し、エレベータステージ2を初期化状態の位置
(すなわちエレベータステージ2が最上部に上昇したと
きの位置)にセツトした後エレベータステージ2を作業
者側に傾斜させてウエハキヤリアをエレベータステージ
2に設置する。その後エレベータステージ2を地面に対
して水平状態に戻して石英ボード収容ボツクスの所定の
位置に配設されたロボツトによつてウエハキヤリア内か
らウエハを搬出し、搬出したウエハを、石英ボード収容
ボツクス内に設置された石英ボードに搬入する。
【0023】エレベータ装置1はウエハキヤリアを載せ
るエレベータステージ2と、エレベータステージ2を上
下に駆動させる駆動部3と、直方体でなり、駆動部3を
支持する台座4とから構成されている。
【0024】台座4の平面上には直方体でなる駆動部3
が配設されている。駆動部3の1つの面には、ほぼL字
状でなる2つの支持部材5が上下動するための所定の長
さの2つの溝6が設けられている。支持部材5の一端は
溝6から延びており、支持部材5の他端はエレベータス
テージ2の底面に接合している。従つて支持部材5を上
下動させることによりエレベータステージ2を上下動さ
せることができる。
【0025】また駆動部3に設けられた2つの溝6の中
間位置に、駆動部3と直交する方向に、駆動部3側から
順に、回転軸7を駆動するモータ8と回転軸7とが直列
に配設されている。回転軸7には2つの歯山が設けられ
ており、この2つの歯山は、以下に述べるようにエレベ
ータステージ2の底面に設けられた2つの歯車9の歯と
互いにかみ合うような位置に設けられている。従つて回
転軸7を回転させることによりエレベータステージ2を
傾斜させることができる。
【0026】エレベータステージ2は所定の厚さを有す
るほぼ正方形状のウエハキヤリア支持台である。エレベ
ータステージ2の四隅には所定の厚さを有するL字形の
位置決めブロツク10が設けられ、またエレベータステ
ージ2の中央には所定の厚さを有するほぼ直方体状の位
置決めブロツク11が設けられている。すなわちこれら
の位置決めブロツク10及び11は、エレベータステー
ジ2にウエハキヤリアを載せたときにウエハキヤリアを
エレベータステージ2に固定するための部材である。
【0027】また図1に示すようにエレベータステージ
2の底面には、円弧状の台座の円周上に形成された2つ
の歯車9が回転軸7と直交するように配設されている。
歯車9には歯山の他に2つの突起部12及び13が所定
の間隔を置いて設けられ、これらの突起部12及び13
を検出するフラグセンサ14が駆動部3からから延びる
部材の先端に設けられている。フラグセンサ14はエレ
ベータステージ2が初期化状態の位置にセツトされると
同時にオンされる。
【0028】図2に示すようにフラグセンサ14が突起
部12を検出すると(すなわちフラグセンサ14の前に
突起部12がきたとき)、回転軸7は自動的に停止す
る。このときエレベータステージ2が地面に対してなす
角度は0°、すなわちエレベータステージ2は地面に対
して水平の状態で停止する。また図3に示すようにフラ
グセンサ14が突起部13を検出すると(すなわちフラ
グセンサ14の前に突起部13がきたとき)、回転軸7
は自動的に停止する。このときエレベータステージ2は
ウエハキヤリア15のウエハ搬出入口が持ち上がる方向
に30°傾斜した位置で停止するようになされている。
【0029】ここで図2に示すようにフラグセンサ14
の前に突起部12があるときは、エレベータステージ2
は水平状態でロツクされているのでウエハ搬出入口側に
エレベータステージ2が傾斜することはない。同様に図
3に示すようにフラグセンサ14の前に突起部13があ
るときは、エレベータステージ2はウエハ搬出入口が持
ち上がる方向に30°傾斜した状態でロツクされているの
でこれ以上傾斜することはない。
【0030】またウエハキヤリア15をエレベータステ
ージ2に載せてエレベータステージ2を傾斜させたとき
にウエハ搬出入口が載置される側のエレベータステージ
2の縁の中央部に投光センサ16(発光ダイオード)を
配設すると共に、投光センサ16と対向する位置であ
り、かつウエハキヤリアの上面より上方位置に、投光セ
ンサ16から送られる光を受ける受光センサ17(フオ
トデイテクタ)を配設する。受光センサ17を支持する
棒状の部材は駆動部3から延びている。
【0031】ここで投光センサの側面16Aとウエハ搬
出入口面と受光センサの側面17Aとは一直線上にあ
る。従つてウエハがウエハキヤリア15から少しでも飛
び出していたらこれを検出することができる。
【0032】図2に示すように、投光センサ16は、エ
レベータステージ2にウエハキヤリア15を載せたとき
受光センサ17に光を送出するようになされており、ウ
エハキヤリア15からウエハが飛び出しているか否かを
判定する。すなわちエレベータステージ2にウエハキヤ
リア15を載せたとき、受光センサ17が投光センサ1
6から射出された光の一部だけを検出するとき又は投光
センサ16からの光を全く検出できないときは、光の一
部又は全てがウエハによつて遮断されていることになる
ので、ウエハキヤリア15からウエハが飛び出している
と判定することができる。従つて作業を中断し、ウエハ
をウエハキヤリア15に再度セツトし直す。
【0033】また投光センサ16から射出された光の全
てを受光センサ17が完全に検出したときは、ウエハキ
ヤリア15からウエハが飛び出していないことになるの
で作業は継続して実行される。
【0034】以上の構成において、図4に示すレジスト
灰化装置20のエレベータ収容ボツクス21内にエレベ
ータ装置1を2台設置して、エレベータステージ2を最
上部の位置(初期化状態の位置)にセツトする。エレベ
ータステージ2が初期化状態の位置にセツトされると同
時にフラグセンサ14がオンし、モータ8を駆動させる
ことにより回転軸7をウエハ搬出入側に回転させてエレ
ベータステージ2を作業者側(すなわちウエハ搬出入口
とは正反対の方向)に傾斜させる。フラグセンサ14が
突起部13を検出すると回転軸7が自動的に停止し、図
3に示すようにエレベータステージ2は作業者側に約30
°傾斜した状態で停止する。このとき作業者はエレベー
タステージの上面(すなわちウエハキヤリアを載せる
面)を容易に見ることができる。
【0035】次に作業者は、ウエハ搬出入口側が作業者
側とは正反対の側(すなわち投光センサ16が配設され
ている側)に向くようにウエハキヤリア15をエレベー
タステージ2に載せる。ここでエレベータステージ2は
作業者側に傾斜しているので、作業者はウエハキヤリア
15をエレベータステージ2に容易に載せることができ
る。しかもウエハ搬出入口側が持ち上がることになるの
でウエハがウエハキヤリア15から飛び出すことはな
い。
【0036】ウエハキヤリア15をエレベータステージ
2に載せた後、回転軸7を作業者側に回転させる。フラ
グセンサ14が突起部12を検出すると回転軸が自動的
に停止し、エレベータステージ2は地面に対して水平に
なつた状態で停止する。
【0037】その後投光センサ16から受光センサ17
に向けて光を送出することにより、ウエハキヤリア15
からウエハが飛び出していないかを検査する。受光セン
サ17が光を全て検出している場合はウエハキヤリア1
5からウエハが飛び出していないことになるので、作業
を継続する。受光センサ17が光を全て検出していない
場合はウエハキヤリア15からウエハが飛び出している
ことになるので、ウエハをウエハキヤリア15に再度セ
ツトし直す必要がある。
【0038】その後ロボツトを作動させてウエハキヤリ
ア15の最上段に収納されたウエハから最下段に収納さ
れたウエハまで順次石英ボード22に搬入する。
【0039】以上の構成によれば、ウエハキヤリア15
をエレベータステージ2に載せるとき、フラグセンサ1
4を作動させてエレベータステージ2を作業者側に30°
傾斜させたことにより、ウエハ搬出入口を斜め上方に向
けてエレベータステージ2にウエハキヤリア15を容易
に載せることができるので、ウエハキヤリア15からウ
エハが飛び出す可能性が格段的に低下する。
【0040】またエレベータステージ2にウエハキヤリ
ア15を載せたときや、エレベータステージ2を地面に
対して水平状態に戻すときにウエハキヤリア15からウ
エハが飛び出しても、投光センサ16及び受光センサ1
7によつてこれを事前に検出し得るので、ウエハの飛出
しによる作業の中断がほとんど無くなり作業効率が向上
すると共に、ウエハを損傷させたり、ウエハキヤリア1
5を倒す危険性も低下する。
【0041】なお上述の実施例においては、エレベータ
ステージ2を作業者側に30°傾斜させる場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、作業者によつて身長が
異なるので、作業者に応じてエレベータステージ2の傾
斜角度を変えるようにしてもよい。
【0042】また上述の実施例においては、受光センサ
17を駆動部3から延びる部材の先端に設けて、投光セ
ンサ16と対向する位置であり、かつウエハキヤリア1
5の上面より上方位置に設置する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、受光センサ17をエレベー
タステージ2から延びる部材の先端に設けて投光センサ
17と対向する位置であり、かつウエハキヤリア15の
上面より上方位置に設置することにより、エレベータス
テージ2が傾斜している状態でもウエハキヤリア15か
らのウエハの飛出しを検出できるようにしてもよい。
【0043】また上述の実施例においては、フラグセン
サ14を、駆動部3から延びる棒状の部材の先端に配設
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、突
起部12及び13を検出できればフラグセンサ14を支
持する部材を他のどこに設けてもよい。
【0044】さらに上述の実施例においては、レジスト
灰化装置20で使用するエレベータ装置の場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、レジストを塗布して
現像するコータデベロツパ等のエレベータ装置を使用す
る装置であればはどのような装置に適用してもよい。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、昇降装置
の昇降台に回動手段を配設し、半導体ウエハを収納する
容器を昇降台に載置するとき、回動手段によつて昇降台
を所定角度作業者側に傾斜させることにより、容器を簡
易かつ確実に昇降台に載置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるエレベータ装置の斜
視図である。
【図2】本発明の一実施例におけるエレベータ装置に設
けられたエレベータステージが水平状態(傾斜角度0
°)にあるときのウエハキヤリアの状態を示す略線図で
ある。
【図3】本発明の一実施例におけるエレベータ装置に設
けられたエレベータステージが傾斜(傾斜角度30°)し
たときのウエハキヤリアの状態を示す略線図である。
【図4】レジスト灰化装置の構成を示す斜視図である。
【図5】従来のエレベータ装置の斜視図である。
【図6】従来のエレベータ装置の側面図である。
【符号の説明】
1、26……エレベータ装置、2、27……エレベータ
ステージ、3、28……駆動部、4、29……台座、
5、30……支持部材、6、31……溝、7……回転
軸、8……モータ、9……歯車、10、11、32、3
3……位置決めブロツク、12、13……突起部、14
……フラグセンサ、15……ウエハキヤリア、16……
投光センサ、17……受光センサ、20……灰化装置、
21……エレベータ収容ボツクス、22……石英ボー
ド、23……石英ボード収容ボツクス、24……窓、2
5……ロボツト。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体ウエハを収納する容器が載置される
    昇降台を所定の高さに昇降させる昇降装置において、 所定の厚さを有する正方形状の部材でなる上記昇降台に
    回動手段を具え、 上記容器を上記昇降台に載置するとき、上記昇降台を上
    記回動手段によつて作業者側に所定角度傾斜させること
    を特徴とする昇降装置。
  2. 【請求項2】上記昇降台は、 当該昇降台の底面に配設された円弧状の台座の円周上に
    形成された歯車と、 上記歯車の歯とかみ合う歯を有する回転手段と、 上記回転手段に配設され、上記回転手段を駆動させるモ
    ータ手段とを具えることを特徴とする請求項1に記載の
    昇降装置。
  3. 【請求項3】上記歯車に、上記昇降台の第1の傾斜角及
    び第2の傾斜角を設定する第1の凸部及び第2の凸部を
    所定の間隔で配設すると共に、 上記第1の凸部及び上記第2の凸部を検出する検出手段
    を配設し、 上記検出手段が上記第1の凸部を検出すると上記回転手
    段が停止して、上記昇降台が上記第1の傾斜角で停止
    し、 上記検出手段が上記第2の凸部を検出すると上記回転手
    段が停止して、上記昇降台が上記第2の傾斜角で停止す
    ることを特徴とする請求項2に記載の昇降装置。
  4. 【請求項4】上記容器は、上記昇降台の平面と平行に半
    導体ウエハを搬出入する搬出入口を有し、 上記搬出入口は、上記容器を上記昇降台に載置して上記
    昇降台を傾斜させたとき上記搬出入口が持ち上がるよう
    な向きに載置され、 上記容器を上記昇降台に載置して上記昇降台を傾斜させ
    たときに上記搬出入口が載置される側の上記昇降台の縁
    の中央部に発光手段を配設し、 上記発光手段と対向する位置であり、かつ上記容器の上
    面より上方位置に、上記発光手段から送られる光を受け
    る受光手段を配設し、 上記受光手段が上記発光手段から射出された光の一部だ
    けを検出したとき又は上記受光手段が上記発光手段から
    の光を全く検出できないときは、上記半導体ウエハが上
    記容器から飛び出していると判定して作業を停止し、 上記受光手段が上記発光手段から射出された光を全て検
    出したときは、上記半導体ウエハが上記容器から飛び出
    していないと判定して作業を継続することを特徴とする
    請求項1に記載の昇降装置。
JP5268038A 1993-09-30 1993-09-30 昇降装置 Pending JPH07106396A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11183863A (ja) * 1997-12-22 1999-07-09 Micronics Japan Co Ltd 被測定基板の検査装置
JP2008085025A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Shin Etsu Polymer Co Ltd 基板の取り扱い装置及び基板の取り扱い方法
CN102207684A (zh) * 2010-03-31 2011-10-05 上海微电子装备有限公司 用于光刻机照明顶部模块的安装维护机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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