JPH07106169B2 - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JPH07106169B2
JPH07106169B2 JP1187801A JP18780189A JPH07106169B2 JP H07106169 B2 JPH07106169 B2 JP H07106169B2 JP 1187801 A JP1187801 A JP 1187801A JP 18780189 A JP18780189 A JP 18780189A JP H07106169 B2 JPH07106169 B2 JP H07106169B2
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俊明 宮武
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 産業上の利用分野 本発明は室内照明用の照明装置を設けたショーケースに
関する。
従来の技術 従来ショーケースにおいては、貯蔵室内に収納される物
品をハッキリと外部から確認しやすくするため、照明装
置にて貯蔵室内に照光することが一般的に行なわれてお
り、特公昭62-19669号公報にその一例が開示されてい
る。この公報においては、断熱壁にて構成される左右両
側壁の庫内面に上下方向に蛍光灯を設置する構成をとっ
ている。また実公昭60-9671号公報にあっては、断熱壁
の前端に空間部を形成し、この空間部内に照明灯を上下
方向に配設したショーケースが開示されている。
発明が解決しようとする課題 上述の前者公報にあっては、蛍光灯自体が左右両側壁の
庫内面に取りつけられるものであり、庫内を照明する庫
内上部や前部に配設される照明灯を収納する照明室と、
左右側壁の蛍光灯を配置する部分とが貯蔵室と区画され
たうえで連通するものではなく、これらの蛍光灯に電源
を供給するための電装部品は、通常貯蔵室下方に断熱壁
にて区画される機械室内に配置されることが多いため、
照明室からの配線を導くために、背壁側の空間や四隅に
立設した支柱を通したり、断熱壁底壁の端縁に孔や切欠
きを形成したりする作業が必要であり、この配線作業は
非常に煩わしく、かつ配線距離が長くなってしまうとい
う問題があった。
一方後者公報にあっては、側板が断熱壁で構成されるも
のに対して適用する場合には別段問題はないが、側面に
透明板を配設するショーケースに対しては、透明板が照
明灯の太さより薄いためにそのままで適用することはで
きなかった。また、透明板はショーケースの設置場所に
おいて取りつけるようにしているため、上下方向に配設
する照明装置も一緒に取りつけるかたちとなり、やはり
前者公報と同様の問題があり、両技術ともに照明装置の
取り付け作業を簡略化することが望まれていた。
そこで本発明は、照明装置の配線作業を容易に行うこと
ができるショーケースを提供するものである。
〔発明の構成〕
課題を解決するための手段 本発明は、前面に物品出し入れ用の開口を形成した縦断
面略コ字状の断熱壁にて貯蔵室を構成するショーケース
を提供するものであって、開口の上左右各周縁部には照
明灯を収納すると共に、下周縁部には前記照明灯に関連
した電装部品を収納した空洞と、該空洞が照明灯及び電
装部品からの電線を通す配線用空間となるものである。
作用 環状をなして形成される空洞は、縦断面略コ字状の断熱
壁の前面に形成された開口の上下左右各周縁部を巡るよ
うに形成したものであることから、そのすべての照明灯
或るいは電装部品からの電線を通すための配線用空間と
して作用する。
実施例 以下図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
1は前面に商品収納及び取出用の開口3を形成した縦断
面略コ字状の断熱壁2にてその本体を構成してなる前面
開放形の低温ショーケースで、断熱壁2の内壁より適当
間隔を存して区画板4及び底板(図示せず)を配設する
ことによりプレートフィン形冷却器5及び送風装置6を
収納配置した冷気通路7と、複数枚の棚8を配置した貯
蔵室9と、開口3の上下両縁に沿って相対向する吹出、
吸込両口10,11とを形成してなり、冷却器5で熱交換さ
れた空気を送風装置6でもって第3図矢印の如く強制循
環することにより、開口3に冷たい空気による幕(いわ
ゆるエアーカーテン)Aを形成して貯蔵室9内を冷却す
るものである。
15は断熱壁2の下方に形成された機械室で、前面側に位
置する空気導入口から外気を導入し、背面側に形成した
排気部から排気するように構成され、冷却器5と共に冷
却サイクルを構成する圧縮機16、凝縮器17、送風装置18
等を収納配置している。
開口3の上下左右各周縁部には、照明灯とこの照明灯に
関連した電装部品とを収納して前記周縁部を巡る環状の
空洞Kを形成しており、この空洞Kは、開口3の上周縁
部に配置される透光性のシェード23と、開口3の左右各
周縁部に配置されるカバー50及び前枠40と、開口3の下
周縁部に配置させる化粧板75とのそれぞれの後方に形成
されるものである。
21はシェード23の後方でかつ前記吹出口10よりも前面に
形成された第1スペースとしての上部照明室で、貯蔵室
9を上方から照明するための照明灯としての細長い蛍光
灯22を水平方向に収納配置している。
30は、断熱壁2の左右両側面を覆うように取り付けられ
貯蔵室9を透視できるように形成した左右一対の透明板
であり、断熱壁2,貯蔵室9,第1照明室21,冷気通路7及
び底板より下の空間の各左右両側面に相対向して配置さ
れる。この透明板30は、夫々方形をなす透明ガラスから
なる庫内側・庫外側両板31,32と、両板間の間隔を所定
間隔に維持するとともにこの両板間に断熱空間を形成す
る乾燥剤(図示せず)入りの方形環状スペーサ33とから
成る複層構造のものである。
透明板30は、その前後上下四辺をそれぞれ前枠40・後枠
41・上枠42・下枠43から成る枠体によって被覆されると
ともにこの枠体によって断熱壁2に固定される。43は透
明板30の下端及び前後各枠40,41下端を挿入する溝を有
した下枠としての受け具であり、この受け具43は、断熱
壁2の底壁と同じ高さ位置若しくは底壁より下方の高さ
位置に配置されるものである。
前枠40は、透明板30の前端を挿入する前壁45A,外壁45B,
内壁45Cから成る断面略コ字形の溝部45と、この溝部45
の外壁45Bに連なって前方にのび、断熱壁2の側面より
側方でかつ溝部45よりも前方に配線用空間Sを形成する
ように前端に折返部46Aを形成した断面略 形の収納部4
6とを備えている。折返部46Aの先端側には後述するカバ
ー50の一端に形成した爪部を係止固定する係止片47を形
成するとともに、断熱壁の前面に固定するための固定板
48を取りつけている。また溝部45の内壁45Cには後述す
るカバー50の他端を固定するための固定用の孔を形成し
た固定片49を突出形成している。
本例では折返部46Aに係止片47を、溝部45に固定片49を
形成する例を示しているが、係止片及び固定片を設ける
位置をそれぞれ逆となしてもかまわない。この場合後者
の方が前者に比べてカバーの着脱作業としては容易にな
る。また、前枠40の収納部46を、開口3に形成されるエ
アーカーテンAよりも前方に位置するように配設してい
る。
50は他端を前記溝部45の固定片49にワンタッチラッチ53
によって固定され、一端を前記収納部46の係止片47に係
止固定されるカバーであり、このカバー50は、上下方向
に延び収納部46とともに右側部または左側部スペースと
しての側部照明室70あるいは71を形成するものであり、
例えば乳白色のアクリルやABS等の透光性材料にて形成
され、その一端側には固定用の孔を形成するとともに、
他端側には係止片47に係止させるための爪部51を形成し
ている。尚、後述する蛍光灯60の点灯時にカバー50の前
方には光を透過させにくくするように、カバー前部外側
に遮光用のテープ52を貼着しておく。またこのテープの
代わりにカバー前部内側面に凹凸面を形成してカバー前
方への透光性を低下させるようにしてもよい。
ワンタッチラッチ53は、カバー50及び固定片49にそれぞ
れ形成した固定用の孔(ともに図示せず)に貫通する筒
状の管体と、この管体内に挿入固定されるピン体とから
成り、ピン体を管体内に挿入したときに、管体は固定用
孔の周縁に押し拡げられて抜け止めされるようになって
いる。
60は側部照明室70,71内に収納固定される照明灯として
の蛍光灯であって、その両端には口金(図示せず)及び
ピン61を備えている。63は合成樹脂製のソケットであっ
て、蛍光灯60の口金を受け入れる嵌合凹所及びピン61を
受け入れる電極付きの挿入凹所を形成しており、電極か
らはグローランプ84及び安定器81に接続する配線として
のリード線64が導出してある。さらに、67はソケット63
を受ける受金であり、収納部46の他端側適所に取りつけ
られている。尚、この受金67を配設することにより、収
納部46にて囲まれる配線用空間Sにリード線64を通した
ときに、このリード線64の蛍光灯60側へのずれを防止す
ることができる。
また、断熱壁2の底壁前部下面に前上がりの傾斜を有す
る前傾斜部2Cを形成し、底壁の中央部分が最下部となる
ようにして、底壁下面の最下部の水平延長面と前傾斜部
2Cと化粧板75とで第4スペースとしての下部電装室80を
形成している。この下部電装室80には、蛍光灯用の安定
器81,82,83やグローランプ84,85等の照明灯に関連した
電装品を配設するものである。また、この電装品への電
源供給用の電源コードが機械室15からこの下部電装室80
内へ導かれている。本実施例では蛍光灯22に対応したグ
ローランプ86を上部照明室21に配設してある。
尚、上部照明室21と左右各側部照明室70,71とはそれぞ
れ連通し、各側部照明室70,71と下部電装室80とがそれ
ぞれ連通しており、上下左右各室21,80,70,71はそれぞ
れ開口3の上下左右各周縁部に配設され、かつ全室にて
環状の空洞Kを形成する。
以上の構成に基づき、蛍光灯60及びカバー50の取り付け
について説明する。
まず透明板30の前端及び後端にそれぞれ前枠40及び後枠
41を被覆配置し、この前後枠付きの透明板30下端を下枠
としての受け具43の溝に挿入し、前後枠40,41を固定部
材にて固定する。(このとき下枠はショーケース本体側
に取りつけてある。)それから上枠42にて透明板30及び
前後枠40,41の上端を被覆して断熱壁天面に固定する。
次に両端にソケット63を取りつけた蛍光灯60のリード線
64を前枠40の収納部46の空間Sに通し、断熱壁2の底壁
下の下部電装室80まで導いた状態となした後、蛍光灯60
の下端を受金67にて受けるように蛍光灯60を上下方向に
配置する。それから、カバー50の爪部51を収納部46の係
止部47に係止させ、カバー50の一端側の固定用の孔及び
溝部45の内壁45Cに突出形成した固定片49の固定用の孔
に、ワンタッチッチ53等の固定部材にてカバー50を固定
する。このカバー50の固定によって、蛍光灯60は収納部
46の空間S内に臨むように外側へ押圧された状態で配置
される。この状態で、開口3の左右周縁部に側部照明室
70,71が設置できる。尚、この左右側部照明室70,71は、
前枠40の収納部46によって、上部照明室21と連通すると
ともに、断熱壁下部の下部電装室80と連通するものであ
る。
尚、蛍光灯60及びカバー50を取り外すにあたっては、上
述の取り付け行程と逆の行程にて作業を行なえばよい。
したがって、この前枠40によって左右側部照明室70,71
と、上部照明室21及び下部電装室80とをそれぞれ連通さ
せている。また、側部照明室70,71はそれぞれ断熱壁2
の下部の下部電装室80にも連通するものであるため、こ
の下部電装室80にグローランプや安定器を配設する場合
に、その配線作業が非常に行ない易く、配線距離を短く
して所要電線長さを短かくすることが可能である。さら
に上部照明室21からの配線を側部照明室70,71を経て下
部電装室80に導びくことも可能なため、従来に比べはる
かに配線距離を短かくすることができるとともに、断熱
壁の底壁に孔や切欠き等配線用の連絡口を形成する必要
がない。さらに蛍光灯用の電装部品を電装室80にまとめ
て配置することができるため、蛍光灯に関係する電装部
品の保守点検作業が容易に行える。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、縦断面略コ字状の
断熱壁の前面に形成された開口の上下左右各周縁部を巡
るように環状の空洞を形成したことで、この空洞内に照
明灯を配設した場合に、空洞すべての照明灯とこの照明
灯に関連する電装部品とを接続する電線の配線用空間と
して利用することができる。しかもこの空洞4辺のうち
の3辺に照明灯を配設すれば、開口部分を確認しやすく
できるとともに、貯蔵室に配設される物品に対する照度
を向上することができる。また、電線は開口周縁部分の
空洞を通過させるだけの距離でよいため、配線距離を短
くして使用する電線量を削減することができるととも
に、配線作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
各図は本発明の一実施例を示し、第1図〜第3図はそれ
ぞれショーケースの正面図,斜視図及び側面図、第4図
及び第5図はそれぞれ第2図のA部及びB部拡大図、第
6図は第2図のC−C断面図、第7図は第3図のD部対
応の断面図である。 1……ショーケース、2……断熱壁、3……開口、9…
…貯蔵室、21……上部照明室、22,60……照明灯、70…
…右側部照明室、71……左側部照明室、80……下部電装
室、K……空洞。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面に物品出し入れ用の開口を形成した縦
    断面略コ字状の断熱壁にて貯蔵室を構成するショーケー
    スにおいて、前記開口の上左右各周縁部には照明灯を収
    納すると共に、下周縁部には前記照明灯に関連した電装
    部品を収納した空洞と、該空洞が照明灯及び電装部品か
    らの電線を通す配線用空間となることを特徴とするショ
    ーケース。
JP1187801A 1989-07-20 1989-07-20 ショーケース Expired - Lifetime JPH07106169B2 (ja)

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