JPH07106094A - マイクロ波プラズマ発生装置 - Google Patents
マイクロ波プラズマ発生装置Info
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- JPH07106094A JPH07106094A JP5247772A JP24777293A JPH07106094A JP H07106094 A JPH07106094 A JP H07106094A JP 5247772 A JP5247772 A JP 5247772A JP 24777293 A JP24777293 A JP 24777293A JP H07106094 A JPH07106094 A JP H07106094A
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- Japan
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- substrate
- vacuum chamber
- microwave plasma
- plasma generator
- magnetic field
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 マイクロ波を放射するためのアンテナとトロ
イダル型の磁場トンネルとの間にアンテナと磁場トンネ
ルに対して垂直方向に移動する基板を設けることによ
り、大面積の基板に均一な薄膜を高速に形成することの
できるマイクロ波プラズマ発生装置を実現する。 【構成】 同軸コネクター11に直線型アンテナ12を
設け、同軸コネクター11から例えば2.45GHzの
マイクロ波を直線型アンテナ12へ導く。直線型アンテ
ナ12の下側に角型基板13を設け、さらにこの角型基
板13の下側に継鉄14に保持された永久磁石15を配
置する。永久磁石15を、直線型アンテナ12に平行な
棒状の永久磁石15aと、この永久磁石15aを等間隔
で取り囲む永久磁石15bとにより構成する。永久磁石
15a、15bは角型基板13に面するところを着磁
し、永久磁石15aをS極、永久磁石15bをN極にす
る。
イダル型の磁場トンネルとの間にアンテナと磁場トンネ
ルに対して垂直方向に移動する基板を設けることによ
り、大面積の基板に均一な薄膜を高速に形成することの
できるマイクロ波プラズマ発生装置を実現する。 【構成】 同軸コネクター11に直線型アンテナ12を
設け、同軸コネクター11から例えば2.45GHzの
マイクロ波を直線型アンテナ12へ導く。直線型アンテ
ナ12の下側に角型基板13を設け、さらにこの角型基
板13の下側に継鉄14に保持された永久磁石15を配
置する。永久磁石15を、直線型アンテナ12に平行な
棒状の永久磁石15aと、この永久磁石15aを等間隔
で取り囲む永久磁石15bとにより構成する。永久磁石
15a、15bは角型基板13に面するところを着磁
し、永久磁石15aをS極、永久磁石15bをN極にす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CVD(化学蒸着)な
どに用いられるマイクロ波プラズマ発生装置に関し、さ
らに詳細には、半導体プロセス技術や表面処理技術にお
いてプラズマを用いて薄膜を形成するCVD装置として
用いることのできるマイクロ波プラズマ発生装置に関す
る。
どに用いられるマイクロ波プラズマ発生装置に関し、さ
らに詳細には、半導体プロセス技術や表面処理技術にお
いてプラズマを用いて薄膜を形成するCVD装置として
用いることのできるマイクロ波プラズマ発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、CVD装置にマイクロ波と磁場を
用い、大面積基板上に高速で成膜する技術がアモルファ
スシリコン等に利用されるようになってきた。例えば、
M.モイサンとJ.ペルティエ編集、M.ピコットと
J.ペルティエ著『マイクロ波励起プラズマ』エルゼビ
エ、アムステルダム、1992年、第14章、p.43
2(M.Pichot and J.Pelletie
r:MicrowaveExcited Plasma
s, ed M.Moisan and J.Pell
etier(Elsevier,Amsterdam,
1992) Chap.14,p.432.)には、以
下に述べるように直線型アンテナと多極磁場配位とを用
いてプラズマを広げた拡充型電子サイクロトロン共鳴
(DECR)のマイクロ波プラズマ発生装置が提案され
ている。
用い、大面積基板上に高速で成膜する技術がアモルファ
スシリコン等に利用されるようになってきた。例えば、
M.モイサンとJ.ペルティエ編集、M.ピコットと
J.ペルティエ著『マイクロ波励起プラズマ』エルゼビ
エ、アムステルダム、1992年、第14章、p.43
2(M.Pichot and J.Pelletie
r:MicrowaveExcited Plasma
s, ed M.Moisan and J.Pell
etier(Elsevier,Amsterdam,
1992) Chap.14,p.432.)には、以
下に述べるように直線型アンテナと多極磁場配位とを用
いてプラズマを広げた拡充型電子サイクロトロン共鳴
(DECR)のマイクロ波プラズマ発生装置が提案され
ている。
【0003】以下、従来のマイクロ波プラズマ発生装置
について説明する。図10は従来のマイクロ波プラズマ
発生装置の斜視図である。図10において、1は真空
槽、2は真空槽1の周囲に設けられた棒状の永久磁石、
3は真空槽1の内壁に沿って設けられた直線型アンテ
ナ、4は真空槽1内に設けられた角型基板、5は角型基
板4に高周波を印加するための線路である。ここで、永
久磁石2は直線型アンテナ3に平行に設けられており、
真空槽1に面するところが着磁されている。また、隣合
う磁極は互いに相反するようになっており、これにより
真空槽1内にトロイダル型のトンネル磁場6が発生して
いる。また、真空槽1の内面には875Gの磁場が存在
し、2.45GHzのマイクロ波に対してECR条件を
満足している。
について説明する。図10は従来のマイクロ波プラズマ
発生装置の斜視図である。図10において、1は真空
槽、2は真空槽1の周囲に設けられた棒状の永久磁石、
3は真空槽1の内壁に沿って設けられた直線型アンテ
ナ、4は真空槽1内に設けられた角型基板、5は角型基
板4に高周波を印加するための線路である。ここで、永
久磁石2は直線型アンテナ3に平行に設けられており、
真空槽1に面するところが着磁されている。また、隣合
う磁極は互いに相反するようになっており、これにより
真空槽1内にトロイダル型のトンネル磁場6が発生して
いる。また、真空槽1の内面には875Gの磁場が存在
し、2.45GHzのマイクロ波に対してECR条件を
満足している。
【0004】以上のような構成を有する従来のマイクロ
波プラズマ発生装置において、まず、2.45GHzの
マイクロ波、300Wを直線型アンテナ3へ導く。次い
で、真空槽1内にアルゴンガスを8×10-5Torr導
入すれば、密度2.5×10 9 cm-3のアルゴンガスプ
ラズマが1.5mの長さに均一に発生する。この場合、
角型基板4に13.56MHzの高周波を印加すること
により、表面処理を行うことができる。また、SiH4
ガスを導入し、角型基板4を加熱することにより、角型
基板4の上にアモルファスシリコンを堆積させることが
できる。
波プラズマ発生装置において、まず、2.45GHzの
マイクロ波、300Wを直線型アンテナ3へ導く。次い
で、真空槽1内にアルゴンガスを8×10-5Torr導
入すれば、密度2.5×10 9 cm-3のアルゴンガスプ
ラズマが1.5mの長さに均一に発生する。この場合、
角型基板4に13.56MHzの高周波を印加すること
により、表面処理を行うことができる。また、SiH4
ガスを導入し、角型基板4を加熱することにより、角型
基板4の上にアモルファスシリコンを堆積させることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
構成を有する従来のマイクロ波プラズマ発生装置では、
拡散プラズマを利用しているので、プラズマの密度を上
げるためにガスの量を多くすると均一性が低下するとい
う問題点があった。従って、従来のマイクロ波プラズマ
発生装置においては、高速成膜と大面積均一成膜とは全
く相反する要求であった。また、前記したマイクロ波プ
ラズマ発生装置は、通常のマイクロ波プラズマ発生装置
に比べて薄膜の形成能率は高いが、さらに薄膜の形成能
率を高めることのできるマイクロ波プラズマ発生装置が
要望されていた。
構成を有する従来のマイクロ波プラズマ発生装置では、
拡散プラズマを利用しているので、プラズマの密度を上
げるためにガスの量を多くすると均一性が低下するとい
う問題点があった。従って、従来のマイクロ波プラズマ
発生装置においては、高速成膜と大面積均一成膜とは全
く相反する要求であった。また、前記したマイクロ波プ
ラズマ発生装置は、通常のマイクロ波プラズマ発生装置
に比べて薄膜の形成能率は高いが、さらに薄膜の形成能
率を高めることのできるマイクロ波プラズマ発生装置が
要望されていた。
【0006】本発明は、前記従来技術の課題を解決する
ため、大面積の基板に均一な薄膜を高速に形成すること
のできるマイクロ波プラズマ発生装置を提供することを
目的とする。
ため、大面積の基板に均一な薄膜を高速に形成すること
のできるマイクロ波プラズマ発生装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るマイクロ波プラズマ発生装置の第1の
構成は、マイクロ波を導入するコネクターとガス導入口
と排気口とが少なくとも設けられた真空槽と、前記コネ
クターの真空槽側に設けられ、マイクロ波を放射するア
ンテナと、前記アンテナが放射する電界と直交する成分
を有する磁界を空隙に発生させる磁界発生手段とを備
え、前記アンテナと前記磁界発生手段との間に基板を配
置し、成膜することを特徴とする。
め、本発明に係るマイクロ波プラズマ発生装置の第1の
構成は、マイクロ波を導入するコネクターとガス導入口
と排気口とが少なくとも設けられた真空槽と、前記コネ
クターの真空槽側に設けられ、マイクロ波を放射するア
ンテナと、前記アンテナが放射する電界と直交する成分
を有する磁界を空隙に発生させる磁界発生手段とを備
え、前記アンテナと前記磁界発生手段との間に基板を配
置し、成膜することを特徴とする。
【0008】また、前記第1の構成においては、マイク
ロ波が2.45GHzであるのが好ましい。また、前記
第1の構成においては、アンテナが直線型であるのが好
ましい。
ロ波が2.45GHzであるのが好ましい。また、前記
第1の構成においては、アンテナが直線型であるのが好
ましい。
【0009】また、前記第1の構成においては、アンテ
ナの内部にガス導出パイプを設けるのが好ましい。この
場合には、アンテナの内部に、ガス導出パイプを囲むよ
うにして冷却パイプを設けるのが好ましく、さらには、
冷却パイプに加熱したオイルを流すのが好ましい。
ナの内部にガス導出パイプを設けるのが好ましい。この
場合には、アンテナの内部に、ガス導出パイプを囲むよ
うにして冷却パイプを設けるのが好ましく、さらには、
冷却パイプに加熱したオイルを流すのが好ましい。
【0010】また、前記第1の構成においては、基板上
に真空槽を設け、前記基板が真空槽内を通過する時に基
板に反応生成物を付着させるのが好ましい。また、前記
第1の構成においては、基板背後の面の磁極が交互にな
るように複数個の磁石を配置し、基板上にトロイダル型
のトンネル磁場を発生させるのが好ましく、この場合に
は、基板とアンテナとの間に、875Gとなる磁場が存
在するのが好ましい。また、この場合には、トンネル磁
場が基板の横面よりも長いのが好ましい。さらに、この
場合には、基板がトンネル磁場に直交する方向に移動す
るのが好ましい。
に真空槽を設け、前記基板が真空槽内を通過する時に基
板に反応生成物を付着させるのが好ましい。また、前記
第1の構成においては、基板背後の面の磁極が交互にな
るように複数個の磁石を配置し、基板上にトロイダル型
のトンネル磁場を発生させるのが好ましく、この場合に
は、基板とアンテナとの間に、875Gとなる磁場が存
在するのが好ましい。また、この場合には、トンネル磁
場が基板の横面よりも長いのが好ましい。さらに、この
場合には、基板がトンネル磁場に直交する方向に移動す
るのが好ましい。
【0011】また、前記第1の構成においては、真空槽
の形状が直方体であるのが好ましい。この場合には、真
空槽の周囲に、隣合う磁極が交互となるように複数個の
磁石を巻回するのが好ましい。また、この場合には、真
空槽内に、磁石と平行に複数本の直線型アンテナを挿入
するのが好ましい。さらに、この場合には、真空槽内
に、前記複数本の直線型アンテナを挟んで上下2枚の基
板を配置するのが好ましい。
の形状が直方体であるのが好ましい。この場合には、真
空槽の周囲に、隣合う磁極が交互となるように複数個の
磁石を巻回するのが好ましい。また、この場合には、真
空槽内に、磁石と平行に複数本の直線型アンテナを挿入
するのが好ましい。さらに、この場合には、真空槽内
に、前記複数本の直線型アンテナを挟んで上下2枚の基
板を配置するのが好ましい。
【0012】また、本発明に係るマイクロ波プラズマ発
生装置の第2の構成は、マイクロ波を導入するコネクタ
ーとガス導入口と排気口とが少なくとも設けられた真空
槽と、前記真空槽内に回転可能に設けられた円筒型基板
ホルダーと、前記コネクターの真空槽側に、前記円筒型
基板ホルダーの外側に側面に平行に等間隔で設けられ、
マイクロ波を放射する複数本の直線型アンテナと、隣合
う磁極が交互になるように前記円筒型基板ホルダーの内
側に側面に平行に複数個の磁石を配置し、前記直線型ア
ンテナが放射する電界と直交する成分を有する磁界を空
隙に発生させ、前記円筒型基板ホルダーの側面で回転方
向に対し垂直にトロイダル型のトンネル磁場を発生させ
る磁界発生手段とを備え、前記円筒型基板ホルダーに帯
状基板を巻き付け、前記帯状基板を前記円筒型基板ホル
ダーと共に回転させながら巻き取り、成膜することを特
徴とする。
生装置の第2の構成は、マイクロ波を導入するコネクタ
ーとガス導入口と排気口とが少なくとも設けられた真空
槽と、前記真空槽内に回転可能に設けられた円筒型基板
ホルダーと、前記コネクターの真空槽側に、前記円筒型
基板ホルダーの外側に側面に平行に等間隔で設けられ、
マイクロ波を放射する複数本の直線型アンテナと、隣合
う磁極が交互になるように前記円筒型基板ホルダーの内
側に側面に平行に複数個の磁石を配置し、前記直線型ア
ンテナが放射する電界と直交する成分を有する磁界を空
隙に発生させ、前記円筒型基板ホルダーの側面で回転方
向に対し垂直にトロイダル型のトンネル磁場を発生させ
る磁界発生手段とを備え、前記円筒型基板ホルダーに帯
状基板を巻き付け、前記帯状基板を前記円筒型基板ホル
ダーと共に回転させながら巻き取り、成膜することを特
徴とする。
【0013】また、本発明に係るマイクロ波プラズマ発
生装置の第3の構成は、マイクロ波を導入するコネクタ
ーとガス導入口と排気口とが少なくとも設けられた真空
槽と、前記真空槽内に設けられた一対のリング型基板ホ
ルダーと、前記コネクターの真空槽側に、前記リング型
基板ホルダーの内側に側面に平行に等間隔で設けられ、
マイクロ波を放射する複数本の直線型アンテナと、隣合
う磁極が交互になるように前記基板ホルダーの外側に側
面に平行に複数個の磁石を配置し、前記直線型アンテナ
が放射する電界と直交する成分を有する磁界を空隙に発
生させ、前記リング型基板ホルダーの側面でトロイダル
型のトンネル磁場を発生させる磁界発生手段とを備え、
前記一対のリング型基板ホルダーを両端として帯状基板
を巻き付け、前記帯状基板を前記リング型基板ホルダー
上を滑らせながら巻き取り、成膜することを特徴とす
る。
生装置の第3の構成は、マイクロ波を導入するコネクタ
ーとガス導入口と排気口とが少なくとも設けられた真空
槽と、前記真空槽内に設けられた一対のリング型基板ホ
ルダーと、前記コネクターの真空槽側に、前記リング型
基板ホルダーの内側に側面に平行に等間隔で設けられ、
マイクロ波を放射する複数本の直線型アンテナと、隣合
う磁極が交互になるように前記基板ホルダーの外側に側
面に平行に複数個の磁石を配置し、前記直線型アンテナ
が放射する電界と直交する成分を有する磁界を空隙に発
生させ、前記リング型基板ホルダーの側面でトロイダル
型のトンネル磁場を発生させる磁界発生手段とを備え、
前記一対のリング型基板ホルダーを両端として帯状基板
を巻き付け、前記帯状基板を前記リング型基板ホルダー
上を滑らせながら巻き取り、成膜することを特徴とす
る。
【0014】
【作用】前記本発明の第1の構成によれば、直線型アン
テナを伝搬してきたマイクロ波の電界と、永久磁石によ
るトロイダル型磁場とが基板上で直交し、ある一定のガ
ス圧になるとマグネトロン放電が起こる。そして、この
ようにして発生したプラズマを用いて、反応性ガスを導
入すれば、基板に反応生成物を堆積させることができ
る。従って、基板をアンテナに対して直角方向に移動さ
せることにより、大面積の基板に均一な薄膜を高速に形
成することができる。また、アンテナと磁場トンネルと
の組み合わせを複数個並べることにより、容易に生産性
の向上を図ることができる。
テナを伝搬してきたマイクロ波の電界と、永久磁石によ
るトロイダル型磁場とが基板上で直交し、ある一定のガ
ス圧になるとマグネトロン放電が起こる。そして、この
ようにして発生したプラズマを用いて、反応性ガスを導
入すれば、基板に反応生成物を堆積させることができ
る。従って、基板をアンテナに対して直角方向に移動さ
せることにより、大面積の基板に均一な薄膜を高速に形
成することができる。また、アンテナと磁場トンネルと
の組み合わせを複数個並べることにより、容易に生産性
の向上を図ることができる。
【0015】また、前記本発明の第1の構成において、
直方体状の真空槽の周囲に、隣合う磁極が交互となるよ
うに複数個の磁石を巻回し、真空槽内に、磁石と平行に
複数本の直線型アンテナを挿入すると共に、前記複数本
の直線型アンテナを挟んで上下2枚の基板を配置すると
いう好ましい構成によれば、装置の占有面積を大幅に縮
小することができる。
直方体状の真空槽の周囲に、隣合う磁極が交互となるよ
うに複数個の磁石を巻回し、真空槽内に、磁石と平行に
複数本の直線型アンテナを挿入すると共に、前記複数本
の直線型アンテナを挟んで上下2枚の基板を配置すると
いう好ましい構成によれば、装置の占有面積を大幅に縮
小することができる。
【0016】また、前記本発明の第2又は第3の構成に
よれば、薄い基板にも安定して薄膜を形成することがで
き、その結果、生産コストの低減を図ることができる
等、種々の優れた効果を得ることができる。
よれば、薄い基板にも安定して薄膜を形成することがで
き、その結果、生産コストの低減を図ることができる
等、種々の優れた効果を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに具体的
に説明する。 (実施例1)図1は本発明に係るマイクロ波プラズマ発
生装置の一実施例を示す斜視図、図2はその断面図であ
る。
に説明する。 (実施例1)図1は本発明に係るマイクロ波プラズマ発
生装置の一実施例を示す斜視図、図2はその断面図であ
る。
【0018】図1において、11は同軸コネクターであ
り、この同軸コネクター11には直線型アンテナ12が
設けられている。これにより、同軸コネクター11から
例えば2.45GHzのマイクロ波を直線型アンテナ1
2へ導くことができる。また、直線型アンテナ12の下
側には角型基板13が設けられており、さらにこの角型
基板13の下側には継鉄14に保持された永久磁石15
が配置されている。ここで、永久磁石15は、直線型ア
ンテナ12に平行な棒状の永久磁石15aと、この永久
磁石15aを等間隔で取り囲む永久磁石15bとから構
成されている。尚、永久磁石15a、15bは角型基板
13に面するところが着磁されており、永久磁石15a
がS極、永久磁石15bがN極である。
り、この同軸コネクター11には直線型アンテナ12が
設けられている。これにより、同軸コネクター11から
例えば2.45GHzのマイクロ波を直線型アンテナ1
2へ導くことができる。また、直線型アンテナ12の下
側には角型基板13が設けられており、さらにこの角型
基板13の下側には継鉄14に保持された永久磁石15
が配置されている。ここで、永久磁石15は、直線型ア
ンテナ12に平行な棒状の永久磁石15aと、この永久
磁石15aを等間隔で取り囲む永久磁石15bとから構
成されている。尚、永久磁石15a、15bは角型基板
13に面するところが着磁されており、永久磁石15a
がS極、永久磁石15bがN極である。
【0019】以上のような構造において、角型基板13
として例えば非磁性の1mm厚のステンレス板を使用
し、永久磁石15と角型基板13との距離を例えば6m
mに設定すれば、角型基板13の上にトロイダル型のト
ンネル磁場16が発生する(図2参照)。図2に示すよ
うに、このトンネル磁場16は永久磁石15a、15b
間に発生し、長円の閉じた経路となっている。また、直
線型アンテナ12による電場17の一部はトンネル磁場
16に対して直交している。すなわち、角型基板13上
で電界と磁界とが直交している。このため、放電領域で
発生する電子を磁気トンネルに捕らえ込んでマグネトロ
ン放電を起こすことができ、例えばSiH 4 ガスを10
-4Torr台導入すれば、高密度のSiH4 プラズマを
発生させることができる。そして、永久磁石15にCo
−Smを使用すれば、角型基板13上約5mmのところ
で875Gとなり、2.45GHzのマイクロ波に対し
て電子サイクロトロン共鳴(ECR)条件を満足させる
ことができる。この条件により、さらに高密度のプラズ
マを発生させることができる。
として例えば非磁性の1mm厚のステンレス板を使用
し、永久磁石15と角型基板13との距離を例えば6m
mに設定すれば、角型基板13の上にトロイダル型のト
ンネル磁場16が発生する(図2参照)。図2に示すよ
うに、このトンネル磁場16は永久磁石15a、15b
間に発生し、長円の閉じた経路となっている。また、直
線型アンテナ12による電場17の一部はトンネル磁場
16に対して直交している。すなわち、角型基板13上
で電界と磁界とが直交している。このため、放電領域で
発生する電子を磁気トンネルに捕らえ込んでマグネトロ
ン放電を起こすことができ、例えばSiH 4 ガスを10
-4Torr台導入すれば、高密度のSiH4 プラズマを
発生させることができる。そして、永久磁石15にCo
−Smを使用すれば、角型基板13上約5mmのところ
で875Gとなり、2.45GHzのマイクロ波に対し
て電子サイクロトロン共鳴(ECR)条件を満足させる
ことができる。この条件により、さらに高密度のプラズ
マを発生させることができる。
【0020】図3は直線型アンテナ12の内部構造を示
す断面図である。図3に示すように、同軸コネクター1
1と直線型アンテナ12とは真空封じが可能なセラミッ
クス21によって支持されている。同軸コネクター11
は同軸管22へと続いており、その先端にはマイクロ波
発振器23が設けられている。同軸管22は、その途中
がT字型となっており、マッチング調整用にプランジャ
ー24が取り付けられている。同軸管22の内部導体2
5の内部には、直線型アンテナ12へと続く冷却用パイ
プ26とガス導入パイプ27が挿通されている。また、
直線型アンテナ12には複数のガス導出孔28が開口さ
れており、冷却用パイプ26から加熱したオイルを流
し、ガス導入パイプ27から導入したガスを加熱するこ
とにより、直線型アンテナ12から例えば200℃に加
熱したSiH4 ガスを噴出させることができるようにさ
れている。ここで、例えば200Wのマイクロ波を直線
型アンテナ12から放射させると、永久磁石15の磁気
ギャップ19(図2)に沿ってレーストラック状にSi
H4 プラズマ18が発生する。そして、角型基板13を
例えば赤外線ランプ20によって300℃に加熱すれ
ば、角型基板13の上にアモルファスシリコンを堆積さ
せることができる。この場合、角型基板13を例えば1
mm/秒の速度でX方向(図2)に移動させれば、角型
基板13の全面に膜厚が約0.5μmのアモルファスシ
リコンを堆積させることができる。
す断面図である。図3に示すように、同軸コネクター1
1と直線型アンテナ12とは真空封じが可能なセラミッ
クス21によって支持されている。同軸コネクター11
は同軸管22へと続いており、その先端にはマイクロ波
発振器23が設けられている。同軸管22は、その途中
がT字型となっており、マッチング調整用にプランジャ
ー24が取り付けられている。同軸管22の内部導体2
5の内部には、直線型アンテナ12へと続く冷却用パイ
プ26とガス導入パイプ27が挿通されている。また、
直線型アンテナ12には複数のガス導出孔28が開口さ
れており、冷却用パイプ26から加熱したオイルを流
し、ガス導入パイプ27から導入したガスを加熱するこ
とにより、直線型アンテナ12から例えば200℃に加
熱したSiH4 ガスを噴出させることができるようにさ
れている。ここで、例えば200Wのマイクロ波を直線
型アンテナ12から放射させると、永久磁石15の磁気
ギャップ19(図2)に沿ってレーストラック状にSi
H4 プラズマ18が発生する。そして、角型基板13を
例えば赤外線ランプ20によって300℃に加熱すれ
ば、角型基板13の上にアモルファスシリコンを堆積さ
せることができる。この場合、角型基板13を例えば1
mm/秒の速度でX方向(図2)に移動させれば、角型
基板13の全面に膜厚が約0.5μmのアモルファスシ
リコンを堆積させることができる。
【0021】(実施例2)図4は本発明に係るマイクロ
波プラズマ発生装置の他の実施例を示す平面図、図5は
その断面図である。本実施例2のマイクロ波プラズマ発
生装置は、基本的には上記実施例1のマイクロ波プラズ
マ発生装置を複数個並べた構造となっている。
波プラズマ発生装置の他の実施例を示す平面図、図5は
その断面図である。本実施例2のマイクロ波プラズマ発
生装置は、基本的には上記実施例1のマイクロ波プラズ
マ発生装置を複数個並べた構造となっている。
【0022】図4において、マイクロ波発振器31より
発振された例えば2.45GHzのマイクロ波は円形空
洞共振器32へ導かれる。円形空洞共振器32の一端に
はプランジャー33が設けられており、同軸管34にマ
イクロ波を導くことができるようにされている。同軸管
34は真空槽35に取り付けてあり、直線型アンテナ3
6は真空槽35内に突出している。
発振された例えば2.45GHzのマイクロ波は円形空
洞共振器32へ導かれる。円形空洞共振器32の一端に
はプランジャー33が設けられており、同軸管34にマ
イクロ波を導くことができるようにされている。同軸管
34は真空槽35に取り付けてあり、直線型アンテナ3
6は真空槽35内に突出している。
【0023】図5に示すように、真空槽35にはガス導
入口44と排気ポンプ37が設けられている。図4、図
5に示すように、直線型アンテナ36は、径が8mm、
長さが60cmであり、6cm間隔で4本設けられてい
る。直線型アンテナ36の下側には、真空槽35の一端
側のスリットから入って他端側のスリットから抜ける角
型基板38が設けられており、X方向に移動している。
また、角型基板38の下側には、継鉄39に保持された
複数個の永久磁石40が配置されており、この永久磁石
40は、直線型アンテナ36に平行な棒状の永久磁石4
0aと、この永久磁石40aを等間隔で取り囲む永久磁
石40bとから構成されている。ここで、永久磁石40
a、40bは角型基板38に面するところが着磁されて
おり、永久磁石40aがS極、永久磁石40bがN極で
ある。尚、永久磁石40aは直線型アンテナ36の真下
に配置されている。
入口44と排気ポンプ37が設けられている。図4、図
5に示すように、直線型アンテナ36は、径が8mm、
長さが60cmであり、6cm間隔で4本設けられてい
る。直線型アンテナ36の下側には、真空槽35の一端
側のスリットから入って他端側のスリットから抜ける角
型基板38が設けられており、X方向に移動している。
また、角型基板38の下側には、継鉄39に保持された
複数個の永久磁石40が配置されており、この永久磁石
40は、直線型アンテナ36に平行な棒状の永久磁石4
0aと、この永久磁石40aを等間隔で取り囲む永久磁
石40bとから構成されている。ここで、永久磁石40
a、40bは角型基板38に面するところが着磁されて
おり、永久磁石40aがS極、永久磁石40bがN極で
ある。尚、永久磁石40aは直線型アンテナ36の真下
に配置されている。
【0024】以上のような構造において、角型基板38
として例えば非磁性の幅40cm、1mm厚のステンレ
ス板を使用する。そして、例えばSiH4 ガスをガス導
入口44からY方向に導入し、真空槽35を10-3To
rr台に保持する。ここで、例えば200Wのマイクロ
波をそれぞれの直線型アンテナ36から放射させると、
永久磁石40の磁気ギャップ41に沿って直線型アンテ
ナ36を取り囲むようにレーストラック状にSiH4 プ
ラズマ42が発生する。そして、角型基板38を例えば
赤外線ランプ43によって300℃に加熱すれば、角型
基板38の上にアモルファスシリコンを堆積させること
ができる。この場合、角型基板38を例えば5mm/秒
の速度でX方向に移動させれば、角型基板38の全面に
膜厚均一性±7%以下で膜厚約0.5μmのアモルファ
スシリコンを堆積させることができる。
として例えば非磁性の幅40cm、1mm厚のステンレ
ス板を使用する。そして、例えばSiH4 ガスをガス導
入口44からY方向に導入し、真空槽35を10-3To
rr台に保持する。ここで、例えば200Wのマイクロ
波をそれぞれの直線型アンテナ36から放射させると、
永久磁石40の磁気ギャップ41に沿って直線型アンテ
ナ36を取り囲むようにレーストラック状にSiH4 プ
ラズマ42が発生する。そして、角型基板38を例えば
赤外線ランプ43によって300℃に加熱すれば、角型
基板38の上にアモルファスシリコンを堆積させること
ができる。この場合、角型基板38を例えば5mm/秒
の速度でX方向に移動させれば、角型基板38の全面に
膜厚均一性±7%以下で膜厚約0.5μmのアモルファ
スシリコンを堆積させることができる。
【0025】(実施例3)図6は本発明に係るマイクロ
波プラズマ発生装置のさらに他の実施例を示す斜視図、
図7はその断面図である。本実施例3のマイクロ波プラ
ズマ発生装置は、基本的には上記実施例2のマイクロ波
プラズマ発生装置を上下に組み合わせた構造となってい
る。
波プラズマ発生装置のさらに他の実施例を示す斜視図、
図7はその断面図である。本実施例3のマイクロ波プラ
ズマ発生装置は、基本的には上記実施例2のマイクロ波
プラズマ発生装置を上下に組み合わせた構造となってい
る。
【0026】図6、図7において、51は直方体状の真
空槽であり、この真空槽51にはガス導入口52と排気
ポンプ53が設けられている。また、真空槽51の側面
には同軸コネクター54が設けられており、例えば2.
45GHzのマイクロ波を直線型アンテナ55へ導くこ
とができるようにされている。直線型アンテナ55は、
径が8mm、長さが60cmであり、6cm間隔で2本
設けられている。また、真空槽51の周囲には5個の永
久磁石56が3cm間隔で巻回されている。ここで、永
久磁石56は真空槽51の壁面に接している面が着磁さ
れており、隣合う磁極が相反するようになっている。
尚、直線型アンテナ55と上下面の永久磁石56とは平
行になっている。また、真空槽51の永久磁石56が巻
かれていない両方の端面には、スリット57が各々上下
2箇所に開口されており、直線型アンテナ55を挟んで
2枚の角型基板58を真空槽51内でX方向に移動させ
ることができるようにされている。
空槽であり、この真空槽51にはガス導入口52と排気
ポンプ53が設けられている。また、真空槽51の側面
には同軸コネクター54が設けられており、例えば2.
45GHzのマイクロ波を直線型アンテナ55へ導くこ
とができるようにされている。直線型アンテナ55は、
径が8mm、長さが60cmであり、6cm間隔で2本
設けられている。また、真空槽51の周囲には5個の永
久磁石56が3cm間隔で巻回されている。ここで、永
久磁石56は真空槽51の壁面に接している面が着磁さ
れており、隣合う磁極が相反するようになっている。
尚、直線型アンテナ55と上下面の永久磁石56とは平
行になっている。また、真空槽51の永久磁石56が巻
かれていない両方の端面には、スリット57が各々上下
2箇所に開口されており、直線型アンテナ55を挟んで
2枚の角型基板58を真空槽51内でX方向に移動させ
ることができるようにされている。
【0027】このような構造において、角型基板58と
して例えば非磁性の幅40cm、1mm厚のステンレス
板を使用する。そして、例えばSiH4 ガスをガス導入
口52からY方向に導入し、真空槽51を10-3Tor
r台に保持する。ここで、例えば200Wのマイクロ波
をそれぞれの直線型アンテナ55から放射させると、永
久磁石56の磁気ギャップ59に沿って真空槽51の内
壁を取り囲むようにリング状にSiH4 プラズマ60が
発生する。そして、角型基板58を例えば赤外線ランプ
61によって300℃に加熱すれば、角型基板58の上
にアモルファスシリコンを堆積させることができる。こ
の場合、角型基板58を例えば3mm/秒の速度でX方
向に移動させれば、角型基板58の全面に膜厚約0.5
μmのアモルファスシリコンを堆積させることができ
る。
して例えば非磁性の幅40cm、1mm厚のステンレス
板を使用する。そして、例えばSiH4 ガスをガス導入
口52からY方向に導入し、真空槽51を10-3Tor
r台に保持する。ここで、例えば200Wのマイクロ波
をそれぞれの直線型アンテナ55から放射させると、永
久磁石56の磁気ギャップ59に沿って真空槽51の内
壁を取り囲むようにリング状にSiH4 プラズマ60が
発生する。そして、角型基板58を例えば赤外線ランプ
61によって300℃に加熱すれば、角型基板58の上
にアモルファスシリコンを堆積させることができる。こ
の場合、角型基板58を例えば3mm/秒の速度でX方
向に移動させれば、角型基板58の全面に膜厚約0.5
μmのアモルファスシリコンを堆積させることができ
る。
【0028】(実施例4)図8は本発明に係るマイクロ
波プラズマ発生装置のさらに他の実施例を示す断面図で
ある。本実施例4のマイクロ波プラズマ発生装置は、基
本的には上記実施例2のマイクロ波プラズマ発生装置を
円筒形にした構造となっている。
波プラズマ発生装置のさらに他の実施例を示す断面図で
ある。本実施例4のマイクロ波プラズマ発生装置は、基
本的には上記実施例2のマイクロ波プラズマ発生装置を
円筒形にした構造となっている。
【0029】図8において、71は真空槽であり、この
真空槽71にはガス導入口72と排気ポンプ73が設け
られている。真空槽71の内部には、直径12cmの円
筒形の基板ホルダー74が設けられており、この基板ホ
ルダー74の内部には、その内側面に沿って12個の永
久磁石75が継鉄76に保持された状態で3cm間隔に
配置されている。ここで、永久磁石75は基板ホルダー
74の内壁面に接している面が着磁されており、隣合う
磁極が相反するようになっている。尚、直線型アンテナ
77と永久磁石75とは平行になっている。また、真空
槽71の内部には、基板ホルダー74を取り囲んで5本
の直線型アンテナ77が等間隔で突出しており、例えば
2.45GHzのマイクロ波を放射することができるよ
うにされている。ここで、直線型アンテナ77は、径が
8mm、長さが60cmであり、基板ホルダー74との
間隔は8cmである。また、真空槽71の両側には、帯
状基板78を供給するための真空槽79と、処理が終了
した帯状基板78を巻取るための真空槽80とが設けら
れており、真空槽79、80はそれぞれ真空ポンプ8
1、82によって差動排気されている。真空槽79から
搬送された帯状基板78はニップロール83によってガ
イドされX方向に回転する基板ホルダー74の側面に巻
き付き、ニップロール84によってガイドされ真空槽8
0内へ巻き取られる。
真空槽71にはガス導入口72と排気ポンプ73が設け
られている。真空槽71の内部には、直径12cmの円
筒形の基板ホルダー74が設けられており、この基板ホ
ルダー74の内部には、その内側面に沿って12個の永
久磁石75が継鉄76に保持された状態で3cm間隔に
配置されている。ここで、永久磁石75は基板ホルダー
74の内壁面に接している面が着磁されており、隣合う
磁極が相反するようになっている。尚、直線型アンテナ
77と永久磁石75とは平行になっている。また、真空
槽71の内部には、基板ホルダー74を取り囲んで5本
の直線型アンテナ77が等間隔で突出しており、例えば
2.45GHzのマイクロ波を放射することができるよ
うにされている。ここで、直線型アンテナ77は、径が
8mm、長さが60cmであり、基板ホルダー74との
間隔は8cmである。また、真空槽71の両側には、帯
状基板78を供給するための真空槽79と、処理が終了
した帯状基板78を巻取るための真空槽80とが設けら
れており、真空槽79、80はそれぞれ真空ポンプ8
1、82によって差動排気されている。真空槽79から
搬送された帯状基板78はニップロール83によってガ
イドされX方向に回転する基板ホルダー74の側面に巻
き付き、ニップロール84によってガイドされ真空槽8
0内へ巻き取られる。
【0030】このような構造において、帯状基板78と
して例えば0.5mm厚のアルミ泊板を使用する。そし
て、例えばSiH4 ガスをガス導入口72からY方向に
導入し、真空槽71を10-4Torr台に保持する。こ
こで、例えば200Wのマイクロ波をそれぞれの直線型
アンテナ77から放射させると、基板ホルダー74の側
面にSiH4 プラズマが発生する。そして、帯状基板7
8を例えば赤外線ランプ85によって300℃に加熱す
れば、帯状基板78の上にアモルファスシリコンを堆積
させることができる。この場合、例えば直径12cmの
基板ホルダー74を3rpmで回転させると、帯状基板
78の全面に膜厚約0.5μmのアモルファスシリコン
を堆積させることができる。
して例えば0.5mm厚のアルミ泊板を使用する。そし
て、例えばSiH4 ガスをガス導入口72からY方向に
導入し、真空槽71を10-4Torr台に保持する。こ
こで、例えば200Wのマイクロ波をそれぞれの直線型
アンテナ77から放射させると、基板ホルダー74の側
面にSiH4 プラズマが発生する。そして、帯状基板7
8を例えば赤外線ランプ85によって300℃に加熱す
れば、帯状基板78の上にアモルファスシリコンを堆積
させることができる。この場合、例えば直径12cmの
基板ホルダー74を3rpmで回転させると、帯状基板
78の全面に膜厚約0.5μmのアモルファスシリコン
を堆積させることができる。
【0031】(実施例5)図9は本発明に係るマイクロ
波プラズマ発生装置のさらに他の実施例を示す断面図で
ある。上記実施例4のマイクロ波プラズマ発生装置が円
筒型基板の外周に成膜する構造であるのに対し、本実施
例5のマイクロ波プラズマ発生装置は、円筒型基板の内
周に成膜する構造となっている。
波プラズマ発生装置のさらに他の実施例を示す断面図で
ある。上記実施例4のマイクロ波プラズマ発生装置が円
筒型基板の外周に成膜する構造であるのに対し、本実施
例5のマイクロ波プラズマ発生装置は、円筒型基板の内
周に成膜する構造となっている。
【0032】図9において、91は真空槽であり、この
真空槽91にはガス導入口92と排気ポンプ93が設け
られている。真空槽91の内部には、一対のリング型基
板ホルダー94、94が450mm間隔で設けられてお
り、この一対の基板ホルダー94、94がなす側面の外
側に沿って13個の永久磁石96が継鉄97に保持され
た状態で3cm間隔に配置されている。ここで、永久磁
石96は基板ホルダー94の外側面に接している面が着
磁されており、隣合う磁極が相反するようになってい
る。尚、直線型アンテナ95と永久磁石96とは平行に
なっている。また、真空槽91の内部には、基板ホルダ
ー94の内周に垂直に8本の直線型アンテナ95が等間
隔で突出しており、例えば2.45GHzのマイクロ波
を放射することができるようにされている。ここで、直
線型アンテナ95は、径が8mm、長さが60cmであ
り、帯状基板98との間隔は5cmである。また、真空
槽91の両側には、帯状基板98を供給するためのロー
ル99と、処理が終了した帯状基板98を巻き取るため
のロール100とが設けられている。そして、ロール9
9から搬送された帯状基板98はニップロール101に
よってガイドされ一対の基板ホルダー94、94を両端
として帯状基板98が側面となるように巻き付き、直線
型アンテナ95と永久磁石96との間を通過した後、ニ
ップロール102によってガイドされロール100に巻
き取られる。
真空槽91にはガス導入口92と排気ポンプ93が設け
られている。真空槽91の内部には、一対のリング型基
板ホルダー94、94が450mm間隔で設けられてお
り、この一対の基板ホルダー94、94がなす側面の外
側に沿って13個の永久磁石96が継鉄97に保持され
た状態で3cm間隔に配置されている。ここで、永久磁
石96は基板ホルダー94の外側面に接している面が着
磁されており、隣合う磁極が相反するようになってい
る。尚、直線型アンテナ95と永久磁石96とは平行に
なっている。また、真空槽91の内部には、基板ホルダ
ー94の内周に垂直に8本の直線型アンテナ95が等間
隔で突出しており、例えば2.45GHzのマイクロ波
を放射することができるようにされている。ここで、直
線型アンテナ95は、径が8mm、長さが60cmであ
り、帯状基板98との間隔は5cmである。また、真空
槽91の両側には、帯状基板98を供給するためのロー
ル99と、処理が終了した帯状基板98を巻き取るため
のロール100とが設けられている。そして、ロール9
9から搬送された帯状基板98はニップロール101に
よってガイドされ一対の基板ホルダー94、94を両端
として帯状基板98が側面となるように巻き付き、直線
型アンテナ95と永久磁石96との間を通過した後、ニ
ップロール102によってガイドされロール100に巻
き取られる。
【0033】このような構造において、帯状基板98と
して例えば0.5mm厚のアルミ泊板を使用する。そし
て、例えばSiH4 ガスをガス導入口92から導入し、
真空槽91を10-4Torr台に保持する。ここで、例
えば200Wのマイクロ波をそれぞれの直線型アンテナ
95から放射させると、永久磁石96が作るトロイダル
磁場によって帯状基板98で囲まれた円筒内側面にSi
H4 プラズマが発生する。そして、帯状基板98を例え
ば赤外線ランプ103によって300℃に加熱すれば、
帯状基板98の上にアモルファスシリコンを堆積させる
ことができる。
して例えば0.5mm厚のアルミ泊板を使用する。そし
て、例えばSiH4 ガスをガス導入口92から導入し、
真空槽91を10-4Torr台に保持する。ここで、例
えば200Wのマイクロ波をそれぞれの直線型アンテナ
95から放射させると、永久磁石96が作るトロイダル
磁場によって帯状基板98で囲まれた円筒内側面にSi
H4 プラズマが発生する。そして、帯状基板98を例え
ば赤外線ランプ103によって300℃に加熱すれば、
帯状基板98の上にアモルファスシリコンを堆積させる
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るマイ
クロ波プラズマ発生装置の第1の構成によれば、直線型
アンテナを伝搬してきたマイクロ波の電界と、永久磁石
によるトロイダル型磁場とが基板上で直交し、ある一定
のガス圧になるとマグネトロン放電が起こる。そして、
このようにして発生したプラズマを用いて、反応性ガス
を導入すれば、基板に反応生成物を堆積させることがで
きる。従って、基板をアンテナに対して直角方向に移動
させることにより、大面積の基板に均一な薄膜を高速に
形成することができる。また、アンテナと磁場トンネル
との組み合わせを複数個並べることにより、容易に生産
性の向上を図ることができる。
クロ波プラズマ発生装置の第1の構成によれば、直線型
アンテナを伝搬してきたマイクロ波の電界と、永久磁石
によるトロイダル型磁場とが基板上で直交し、ある一定
のガス圧になるとマグネトロン放電が起こる。そして、
このようにして発生したプラズマを用いて、反応性ガス
を導入すれば、基板に反応生成物を堆積させることがで
きる。従って、基板をアンテナに対して直角方向に移動
させることにより、大面積の基板に均一な薄膜を高速に
形成することができる。また、アンテナと磁場トンネル
との組み合わせを複数個並べることにより、容易に生産
性の向上を図ることができる。
【0035】また、前記本発明の第1の構成において、
直方体状の真空槽の周囲に、隣合う磁極が交互となるよ
うに複数個の磁石を巻回し、真空槽内に、磁石と平行に
複数本の直線型アンテナを挿入すると共に、前記複数本
の直線型アンテナを挟んで上下2枚の基板を配置すると
いう好ましい構成によれば、装置の占有面積を大幅に縮
小することができる。
直方体状の真空槽の周囲に、隣合う磁極が交互となるよ
うに複数個の磁石を巻回し、真空槽内に、磁石と平行に
複数本の直線型アンテナを挿入すると共に、前記複数本
の直線型アンテナを挟んで上下2枚の基板を配置すると
いう好ましい構成によれば、装置の占有面積を大幅に縮
小することができる。
【0036】また、本発明に係るマイクロ波プラズマ発
生装置の第2又は第3の構成によれば、薄い基板にも安
定して薄膜を形成することができ、その結果、生産コス
トの低減を図ることができる等、種々の優れた効果を得
ることができる。
生装置の第2又は第3の構成によれば、薄い基板にも安
定して薄膜を形成することができ、その結果、生産コス
トの低減を図ることができる等、種々の優れた効果を得
ることができる。
【図1】本発明に係るマイクロ波プラズマ発生装置の一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】直線型アンテナの内部構造を示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明に係るマイクロ波プラズマ発生装置の他
の実施例を示す平面図である。
の実施例を示す平面図である。
【図5】図4の断面図である。
【図6】本発明に係るマイクロ波プラズマ発生装置のさ
らに他の実施例を示す斜視図である。
らに他の実施例を示す斜視図である。
【図7】図6の断面図である。
【図8】本発明に係るマイクロ波プラズマ発生装置のさ
らに他の実施例を示す断面図である。
らに他の実施例を示す断面図である。
【図9】本発明に係るマイクロ波プラズマ発生装置のさ
らに他の実施例を示す断面図である。
らに他の実施例を示す断面図である。
【図10】従来技術におけるマイクロ波プラズマ発生装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【符号の説明】 11 同軸コネクター 12 直線型アンテナ 13 角型基板 14 継鉄 15、15a、15b 永久磁石
フロントページの続き (72)発明者 北川 雅俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (17)
- 【請求項1】 マイクロ波を導入するコネクターとガス
導入口と排気口とが少なくとも設けられた真空槽と、前
記コネクターの真空槽側に設けられ、マイクロ波を放射
するアンテナと、前記アンテナが放射する電界と直交す
る成分を有する磁界を空隙に発生させる磁界発生手段と
を備え、前記アンテナと前記磁界発生手段との間に基板
を配置し、成膜することを特徴とするマイクロ波プラズ
マ発生装置。 - 【請求項2】 マイクロ波が2.45GHzである請求
項1に記載のマイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項3】 アンテナが直線型である請求項1に記載
のマイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項4】 アンテナの内部にガス導出パイプを設け
た請求項1に記載のマイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項5】 アンテナの内部に、ガス導出パイプを囲
むようにして冷却パイプを設けた請求項4に記載のマイ
クロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項6】 冷却パイプに加熱したオイルを流す請求
項5に記載のマイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項7】 基板上に真空槽を設け、前記基板が真空
槽内を通過する時に基板に反応生成物を付着させる請求
項1に記載のマイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項8】 基板背後の面の磁極が交互になるように
複数個の磁石を配置し、基板上にトロイダル型のトンネ
ル磁場を発生させる請求項1に記載のマイクロ波プラズ
マ発生装置。 - 【請求項9】 基板とアンテナとの間に、875Gとな
る磁場が存在する請求項8に記載のマイクロ波プラズマ
発生装置。 - 【請求項10】 トンネル磁場が基板の横面よりも長い
請求項8に記載のマイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項11】 基板がトンネル磁場に直交する方向に
移動する請求項8に記載のマイクロ波プラズマ発生装
置。 - 【請求項12】 真空槽の形状が直方体である請求項1
に記載のマイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項13】 真空槽の周囲に、隣合う磁極が交互と
なるように複数個の磁石を巻回する請求項12に記載の
マイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項14】 真空槽内に、磁石と平行に複数本の直
線型アンテナを挿入した請求項13に記載のマイクロ波
プラズマ発生装置。 - 【請求項15】 真空槽内に、前記複数本の直線型アン
テナを挟んで上下2枚の基板を配置する請求項14に記
載のマイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項16】 マイクロ波を導入するコネクターとガ
ス導入口と排気口とが少なくとも設けられた真空槽と、
前記真空槽内に回転可能に設けられた円筒型基板ホルダ
ーと、前記コネクターの真空槽側に、前記円筒型基板ホ
ルダーの外側に側面に平行に等間隔で設けられ、マイク
ロ波を放射する複数本の直線型アンテナと、隣合う磁極
が交互になるように前記円筒型基板ホルダーの内側に側
面に平行に複数個の磁石を配置し、前記直線型アンテナ
が放射する電界と直交する成分を有する磁界を空隙に発
生させ、前記円筒型基板ホルダーの側面で回転方向に対
し垂直にトロイダル型のトンネル磁場を発生させる磁界
発生手段とを備え、前記円筒型基板ホルダーに帯状基板
を巻き付け、前記帯状基板を前記円筒型基板ホルダーと
共に回転させながら巻き取り、成膜することを特徴とす
るマイクロ波プラズマ発生装置。 - 【請求項17】 マイクロ波を導入するコネクターとガ
ス導入口と排気口とが少なくとも設けられた真空槽と、
前記真空槽内に設けられた一対のリング型基板ホルダー
と、前記コネクターの真空槽側に、前記リング型基板ホ
ルダーの内側に側面に平行に等間隔で設けられ、マイク
ロ波を放射する複数本の直線型アンテナと、隣合う磁極
が交互になるように前記基板ホルダーの外側に側面に平
行に複数個の磁石を配置し、前記直線型アンテナが放射
する電界と直交する成分を有する磁界を空隙に発生さ
せ、前記リング型基板ホルダーの側面でトロイダル型の
トンネル磁場を発生させる磁界発生手段とを備え、前記
一対のリング型基板ホルダーを両端として帯状基板を巻
き付け、前記帯状基板を前記リング型基板ホルダー上を
滑らせながら巻き取り、成膜することを特徴とするマイ
クロ波プラズマ発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5247772A JPH07106094A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | マイクロ波プラズマ発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5247772A JPH07106094A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | マイクロ波プラズマ発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07106094A true JPH07106094A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17168428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5247772A Pending JPH07106094A (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | マイクロ波プラズマ発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07106094A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010509763A (ja) * | 2006-11-02 | 2010-03-25 | ダウ・コーニング・コーポレイション | 電子サイクロトロン共鳴によるアモルファスシリコン膜の蒸着 |
KR100985145B1 (ko) * | 2008-04-28 | 2010-10-05 | 주식회사 서흥플라즈마 | 박막 증착 장치 |
JP2011530148A (ja) * | 2008-08-07 | 2011-12-15 | ハークー−ディエレクトリック ゲーエムベーハー | マイクロ波プラズマ中で誘電体層を製造する装置および方法 |
JP2013526067A (ja) * | 2010-04-30 | 2013-06-20 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | 縦型インラインcvdシステム |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP5247772A patent/JPH07106094A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010509763A (ja) * | 2006-11-02 | 2010-03-25 | ダウ・コーニング・コーポレイション | 電子サイクロトロン共鳴によるアモルファスシリコン膜の蒸着 |
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US9324597B2 (en) | 2010-04-30 | 2016-04-26 | Applied Materials, Inc. | Vertical inline CVD system |
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