JPH07105831A - 電子集束及び偏向のための装置と方法 - Google Patents

電子集束及び偏向のための装置と方法

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JPH07105831A
JPH07105831A JP25136594A JP25136594A JPH07105831A JP H07105831 A JPH07105831 A JP H07105831A JP 25136594 A JP25136594 A JP 25136594A JP 25136594 A JP25136594 A JP 25136594A JP H07105831 A JPH07105831 A JP H07105831A
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electron
shield
electron source
electrons
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JP25136594A
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Huei-Pei Kuo
ヒュイ−ペイ・クオ
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    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/46Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
    • H01J29/467Control electrodes for flat display tubes, e.g. of the type covered by group H01J31/123
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J3/00Details of electron-optical or ion-optical arrangements or of ion traps common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
    • H01J3/02Electron guns
    • H01J3/021Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source
    • H01J3/022Electron guns using a field emission, photo emission, or secondary emission electron source with microengineered cathode, e.g. Spindt-type
    • HELECTRICITY
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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J31/00Cathode ray tubes; Electron beam tubes
    • H01J31/08Cathode ray tubes; Electron beam tubes having a screen on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted, or stored
    • H01J31/10Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes
    • H01J31/12Image or pattern display tubes, i.e. having electrical input and optical output; Flying-spot tubes for scanning purposes with luminescent screen
    • H01J31/123Flat display tubes
    • H01J31/125Flat display tubes provided with control means permitting the electron beam to reach selected parts of the screen, e.g. digital selection

Abstract

(57)【要約】 【目的】電子源からの電子を集束し偏向できる簡易で効
率の高い装置と方法。 【構成】電子源112の両側に第1、第2の電極11
4、108を設け、該第1、第2の電極114、108
の電圧を調整することによりシールド102に向かう電
子122の集束と偏向を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全体として電子源に関
するものであり、更に詳しくいえば電界放出電子源など
の電子源からの電子を集束し、かつ偏向することに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】製作が容易なフラットパネル表示装置が
電子工学における「聖杯」(究極目標)とみなされてい
る。数多くの研究者たちがそのような表示装置を発明し
ようと努力してきた。この表示装置の実現に向けて越え
なければならない障害の1つは、電子源から放出された
電子を表示装置のスクリーンに対して集束し、スクリー
ン上における電子の位置を制御することを容易かつ費用
をかけずに行うことである。
【0003】放出された電子を集束し、かつ位置を制御
するために各種の装置が使用されている。1つの方法は
電子源の上方に直接つるされる金属格子の層に依存す
る。それらの格子を備えた表示装置は高価で、信頼でき
るものを製作することは困難である。
【0004】「陽極切り換え」(Switched anode)とし
て知られている別の方法は、表示装置のスクリーンを電
子源の非常に近くに位置させ、それから電子を引き寄せ
て導くためにスクリーンにおける電圧を動的に変化させ
ることに依存する。スクリーンと電子源の間の電圧降伏
を避けるために、スクリーンと電子源の間の電圧差を小
さくすべきである。電子の大部分が電子源を制御するゲ
ートに引き寄せられてスクリーンに入射しないので、表
示装置の電力効率が低い。また、スクリーンにおける電
圧が表示装置の輝度を制約し、スクリーンにおける近く
のストライプの間の電位差が表示装置の解像力を制限す
るのが普通である。
【0005】以上述べたことから、フラットパネル表示
装置において、電子の集束と偏向とを効率的に行う装置
および方法に対する需要が依然として存在することが明
らかである。
【0006】
【発明の目的】本発明は、電子源からの電子のフラット
パネル表示装置のスクリーン等に対する集束と偏向とを
効率的に行う装置および方法を提供するものである。
【0007】
【発明の概要】本発明は、表示装置内の電子源から放出
された電子の集束と、偏向を行うために、電子源の上に
つるされる金属格子の層を必要としない。それらの格子
は製作が容易でなく、組立が困難である。本発明は、陽
極切り換え法におけるのとは異なって、放出された電子
をスクリーンにおいて電圧を動的に変化させることによ
って導くことも必要としない。陽極切り替え法による表
示装置の電力効率と、輝度と、解像力とは通常低い。本
発明においては、スクリーン上の画像は解像度が150
ミクロンより高く、放出された電子の全エネルギーの9
0%以上を消費するようにもできる。電力効率が高いと
明るい画像が発生される。また、本発明は放出された電
子を集束させるために、電子源とスクリーンの間にシー
ト状部材をつるす必要もない。
【0008】一実施例においては、本発明の装置は第1
の電子源と、第1の電極と、第2の電極と、シールドと
を含む。第1の電子源が第1の側と、この第1の側とは
ほぼ反対側の第2の側とを有する。第1の電極は第1の
側にあることが好ましく、第2の電極は第2の側にある
ことが好ましい。2つの電極は相互に絶縁される。電子
源は1つまたは複数の電圧によって制御されて電子を放
出する。シールドにはシールド電圧が印加される。放出
された電子のかなりの部分を、第1の電圧が印加されて
いる第1の電極と第2の電圧が印加されている第2の電
極が、シールドに向かって集束させ、かつ偏向させる。
別の実施例においては、電子源と、第1の電極と、第2
の電極とは基板上に配置される。
【0009】本発明の一実施例では、前記シールドをス
クリーンとし、電子源から放出された電子をスクリーン
上で電子源から2ミリメートル離れて、約40ミクロン
の直径のスポットに集束でき、かつそのスポットの直径
を大きくすることなしに、スクリーンを横切ってスポッ
トを300ミクロンだけ移動することもできる。このよ
うにすることにより、スクリーン上に電子により画像を
表示するようにもできる。
【0010】本発明のその他の態様および利点は、本発
明の原理を実施例によって示す添付図面を参照して以下
に行う実施例の詳細な説明から明らかになるであろう。
【0011】
【実施例の説明】図1から図3において、類似の要素に
は同じ参照番号を割り当てている。本発明の実施例の説
明は図1ないし図3を参照して行う。しかし、それらの
図を参照してここで行う詳細な説明は説明の目的のため
であり、本発明はそれらの限定された実施例をこえて拡
張するものであることが、当業者には容易にわかるであ
ろう。
【0012】図1は本発明の好適な実施例の電子集束及
び偏向装置100を示す。この好適な実施例が基板10
4を含む。この基板が複数の電子源と、電子源の第1の
側の第1の電極114と、電子源の反対側の第2の電極
108と、シールド102とを含む。一実施例において
は、複数の電子源は線状放出器112で構成される。こ
の線状放出器は直線状の構造の電界電子放出器である。
この線状放出器は1つまたは複数の電圧によって制御さ
れて電子122を放出する。この種の電界電子放出器
が、たとえば、Journal of Applied Physics 47巻、12
号、1976年12月号所載の、Spindt他による“Physical p
roperties of thin-film field emissioncathodes with
molybdenum cones”と題する論文、およびTechnical D
igest ofthe International Vacuum Microelectronics
Conference 1991所載の、Jones他による“Fabrication
of Silicon Point,Wedge,and Trench FEAs”と題する論
文に示されている。参考のためにそれらの論文をここに
言及した。
【0013】第1の電極には第1の電位が印加され、第
2の電極には第2の電位が印加され、シールドにはシー
ルド電位が印加される。第1の電極と第2の電極は放出
された電子をシールド102へ向かって集束させ、偏向
させる。シールド102をフラットパネル表示装置のス
クリーンとすることができる。スクリーンはストライ
プ、たとえば、ストライプ118を有することができ
る。それらのストライプは、電子が入射すると、スクリ
ーン上に画像を形成する。カラー表示のためには、おの
おのが通常は原色のためのものである、3本のストライ
プの群がスクリーン上に設けられる。希望の色に応じ
て、電子がその特定のストライプへ向けられる。
【0014】図2は電子源112から放出された電子
で、スクリーン102の上のストライプ118へ向けら
れ、スクリーン102の直前でビーム幅222に集束さ
れている電子を示す。電子源112は電界放出電子源で
あって、電子源112を備えた電子放出器130がゲー
ト106の2つの側106Aと106Bの間に位置決め
させられる。スクリーン上で電子ビームの中心と電子源
112への垂線との横方向距離224はビーム偏向とし
て知られている。第1の電極114と、電子源112
と、第2の電極108とは全て基板104の上にある。
【0015】フラットパネル表示装置を製作する従来の
方法のどれと比べても、放出された電子を集束し、およ
び偏向させる本発明の装置は製作が非常に容易である。
電子源112の製作中に、2つの電極108と114を
薄膜法によって付着できる。更に、陽極切り換え法にお
けるよりも、スクリーン102が基板104から大きく
離れているので、スクリーン102と基板104の間の
電位差を十分に大きくでき、電子源と電極の間または電
子放出器とゲートの間の電位差は非常に小さい。したが
って、電子放出器130からの電子のいくらかは電極ま
たはゲートに入射することがあるが、電子のエネルギー
のほとんどはスクリーン102において画像を発生する
ために消費される。
【0016】図3は本発明の好適な実施例100の一部
を一層詳しく示す。先端部の幅が221である電子放出
器130はくさび形である。電子放出器はゲート106
の2つの側106Aと106Bから先端部横方向距離2
15だけ隔てられる。それの先端部が表面119からず
らされている。表面119においてはゲート106は先
端部の上側距離217だけ離れて位置させられる。ゲー
ト106と電極108および114の厚さは同様な厚さ
233である。ゲート106の各側の幅は幅225であ
る。ゲート106の各側はそれぞれの対応する電極から
間隙幅223だけ分離される。各電極は電極幅231も
有する。
【0017】次に、本発明の実施例の詳細の一例を以下
に説明して、本発明を更に具体的に明確にする。
【0018】基板104はガラスまたは酸化シリコン、
あるいはその他の種類の材料から製作される。基板10
4には厚さが少なくとも1ミクロンである絶縁表面11
9が設けられる。先端放出器(エッジエミッタ)113
は次の好適なパラメータを有する。すなわち、先端部幅
221:数十オングストローム、先端部横方向距離21
5:0.2ミクロン、先端部上側距離217:0.1ミ
クロン。ゲート106(106A、106B)の厚さ23
3は約0.1ミクロンである。ゲート幅225は約2ミ
クロンである。間隙幅223は約3ミクロン、電極幅2
31は約100ミクロンである。スクリーン102は基
板104から約2ミリメートル離れている。
【0019】線状放出器130の電位は0ボルトが好ま
しく、ゲート106における電位は10ボルトから10
0ボルトまでの範囲が好ましく、とくに40ボルトが好
ましい。スクリーン102の電位は100ボルトから1
0000ボルトの範囲が好ましく、とくに6500ボル
トが好ましい。それらの電圧では、放出された電子の約
60%がスクリーンに到達すると期待され、放出された
電子の総エネルギーの約90%がスクリーン上において
画像を発生すると期待される。表1は期待ビーム幅22
2と、ビーム偏向224を第1の電極114と第2の電
極108における電位の関数として示すものである。こ
れらの期待値は標準的な電子光学計算によって計算さ
れ、それは当業者にとって明らかなことである。この種
の計算についての全体的な論議が、Academic Press 197
0年発行の、El-KarehおよびEl-Kareh著“Electron Beam
s,Lenses and Optics”に記載されている。
【0020】表1に示すように、従来の予測に反して、
好適な実施例のように製作が容易な構造が高解像力の表
示装置を構成できる。電極における電圧を変化すること
によって、その表示装置の電子ビームをスクリーン上の
1あるストライプから別のストライプへ容易に偏向でき
る。
【0021】
【表1】
【0022】典型的なカラーVGA表示装置の場合に
は、それのストライプの中心間隔は約100ミクロンで
ある。表1の2行目と4行目に示すように、電極におけ
る電圧を変化することによって、ビーム幅が約40ミク
ロンの電子群を+/−160ミクロンだけ偏向できる。
ビーム偏向感度は、電極のいずれか一方における1ボル
ト変化に対して約5ミクロンである。
【0023】この例に示すように、ビーム偏向は数ミク
ロンから100ミクロンの単位で行うことができる。典
型的には、フラットパネル表示装置の製作において、表
示装置の電子源とスクリーン上の対応するストライプは
正確には整列していない。しかし、本発明を用いて電子
を対応するストライプへ向けて偏向することにより、整
列の誤差を補正ことができる。また、カラー表示装置に
おける一般的なやり方のように、スクリーン上の種々の
ストライプへ電子を動的に向けるために本発明を使用す
ることもできる。
【0024】電極と電子放出器およびゲートへ電圧を印
加し、それらの電圧を変化するための制御装置をここで
は詳しく説明しなかったが、それらは当業者には周知の
ものである。上記の構造および数値は本発明の例として
役立つ。寸法が異なる類似の構造では、電圧は異なり、
標準的な電子光学計算においてその電圧を求めることが
できる。
【0025】以下に本発明の幾つかの実施態様を示す。 (実施態様1):第1の側と、この第1の側とはほぼ反
対の第2の側とを有し、1つまたは複数の電圧によって
制御されて電子を放出する第1の電子源(112)と、
この電子源(112)の第1の側に近接し、第1の電圧
を有する第1の電極(114)と、電子源(112)の
第2の側に近接し、第1の電極から絶縁されて、第2の
電圧を有する第2の電極(108)と、電子源(11
2)と第1の電極(114)および第2の電極(10
8)から隔てられ、シールド電圧を有するシールド(1
02)と、を備え、放出された電子のかなりの部分を第
1の電極(114)と第2の電極(108)がシールド
(102)に向けて集束し、かつ偏向させることを特徴
とする電子集束及び偏向装置(100)。
【0026】(実施態様2):電子源(112)と第1
の電極(114)および第2の電極(108)が基板
(104)の上にあることを特徴とする実施態様1に記
載の電子集束及び偏向装置(100)。 (実施態様3):電子を放出する複数の電子源を更に備
え、放出された電子のかなりの部分が第1の電極(11
4)および第2の電極(108)によってシールド(1
02)に向けて集束させられ、かつ偏向させられること
を特徴とする実施態様2に記載の電子集束及び偏向装置
(100)。 (実施態様4):シールド(102)がスクリーンであ
り、スクリーンに衝突する放出された電子が画像をスク
リーン上に表示する、ことを特徴とする実施態様1また
は実施態様3に記載の電子集束及び偏向装置(10
0)。
【0027】(実施態様5):第1の電子源(112)
の隣に電子を放出できる複数の電子源を更に備え、放出
された電子のかなりの部分を第1の電極(114)およ
び第2の電極(108)がシールド(102)に向かっ
て集束し、かつ偏向させるように、複数の電子源が第1
の電極(114)と第2の電極(108)の間に設けら
れることを特徴とする実施態様1に記載の電子集束及び
偏向装置(100)。
【0028】(実施態様6):第1の側と、この第1の
側のほぼ反対の第2の側とを有する電子源(112)か
ら電子を放出させるために1つまたは複数の電圧を印加
する過程と、電子源(112)の第1の側の近くに配置
されている第1の電極(114)に第1の電圧を印加す
る過程と、電子源(112)の第2の側の近くに第1の
電極(114)から絶縁されて配置されている第2の電
極(108)に第2の電圧を印加する過程と、電子源
(112)と第1の電極(114)および第2の電極
(108)から隔てられているシールド(102)にシ
ールド電圧を印加する過程と、を備え、放出された電子
のかなりの部分を第1の電極(114)と第2の電極
(108)がシールド(102)に向けて集束し、かつ
偏向させることを特徴とする電子集束及び偏向方法。
【0029】(実施態様7):電子源(112)と第1
の電極(114)および第2の電極(108)が基板
(104)の上にあることを特徴とする実施態様6に記
載の電子集束及び偏向方法。 (実施態様8):放出された電子のかなりの部分が第1
の電極(114)および第2の電極(108)によって
シールド(102)に向けて集束させられ、かつ偏向さ
せられるように、複数の電子源から電子を放出する過程
を更に備えることを特徴とする実施態様7に記載の電子
集束及び偏向方法。 (実施態様9):シールド(102)がスクリーンであ
り、スクリーンに衝突する放出された電子が画像をスク
リーン上に表示する、ことを特徴とする実施態様6また
は実施態様8に記載の電子集束及び偏向方法。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から、電子源からの電子の集
束と偏向を容易に行うための方法と装置が発明されたこ
とが明らかである。説明において、電子源と電極が基板
の上に設けられるが、それらが強固に保持される限り
は、一般に、それらは基板上に設ける必要はない。電子
源と、ゲートおよび電極は同一平面上に設ける必要はな
く、ある素子を他の素子より高い平面に設けることがで
きる。また、ただ1つの線状放出器について説明した
が、複数の電子源すなわち複数の線状放出器に本発明を
拡張できる事が明らかである。実際に、本発明は線状放
出器に限定されるものではなく、別の種類の電子放出
器、たとえば、電界電子放出器である点状電子放出器を
使用できる。その場合には、第1の電極を点の一方の側
に設け、第2の電極を反対側に設ける。本発明は電界電
子放出器に限定されるものでもない。他の電子源を使用
できる。更に、本発明は2個の電極について説明しただ
けであるが、放出された電子を集束および偏向するため
に追加の電極を使用できる。また、電子群の集束と偏向
を必要とするどのような用途または機器にも本発明を応
用できる事が明らかである。
【0031】本発明のその他の実施例はこの明細書の記
載についての考察、またはここで開示する発明の実施か
ら当業者には明らかであろう。説明および実施例は例と
してのみ考えること、および本発明の真の範囲および要
旨が、添付の請求の範囲によって示されるものであるこ
とを意図するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】スクリーンと共に本発明の好適な実施例を示す
図である。
【図2】電子源からの電子がスクリーン上のストライプ
へ向かって集束および偏向されている、本発明の好適な
実施例を示す図である。
【図3】本発明の好適な実施例の一部を一層詳しく示す
図である。
【符号の説明】
100:電子集束及び偏向装置 102:スクリーン 104:基板 106(106A,106B):ゲート 108:第2の電極 112:電子源 114:第1の電極 118:ストライプ 122:電子ビーム 130:電子放出器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の側と、この第1の側とはほぼ反対
    の第2の側とを有し、1つまたは複数の電圧によって制
    御されて電子を放出する第1の電子源(112)と、 この電子源(112)の第1の側に近接し、第1の電圧
    を有する第1の電極(114)と、 電子源(112)の第2の側に近接し、第1の電極から
    絶縁されて、第2の電圧を有する第2の電極(108)
    と、 電子源(112)と第1の電極(114)および第2の
    電極(108)から隔てられ、シールド電圧を有するシ
    ールド(102)と、を備え、放出された電子のかなり
    の部分を第1の電極(114)と第2の電極(108)
    がシールド(102)に向けて集束し、かつ偏向させる
    ことを特徴とする電子集束及び偏向装置(100)。
  2. 【請求項2】 電子源(112)と第1の電極(11
    4)および第2の電極(108)が基板(104)の上
    にあることを特徴とする請求項1に記載の電子集束及び
    偏向装置(100)。
  3. 【請求項3】 電子を放出する複数の電子源を更に備
    え、放出された電子のかなりの部分が第1の電極(11
    4)および第2の電極(108)によってシールド(1
    02)に向けて集束させられ、かつ偏向させられること
    を特徴とする請求項2に記載の電子集束及び偏向装置
    (100)。
  4. 【請求項4】 シールド(102)がスクリーンであ
    り、 スクリーンに衝突する放出された電子が画像をスクリー
    ン上に表示する、ことを特徴とする請求項1または請求
    項3に記載の電子集束及び偏向装置(100)。
  5. 【請求項5】 第1の電子源(112)の隣に電子を放
    出できる複数の電子源を更に備え、放出された電子のか
    なりの部分を第1の電極(114)および第2の電極
    (108)がシールド(102)に向かって集束し、か
    つ偏向させるように、複数の電子源が第1の電極(11
    4)と第2の電極(108)の間に設けられることを特
    徴とする請求項1に記載の電子集束及び偏向装置(10
    0)。
  6. 【請求項6】 第1の側と、この第1の側のほぼ反対の
    第2の側とを有する電子源(112)から電子を放出さ
    せるために1つまたは複数の電圧を印加する過程と、 電子源(112)の第1の側の近くに配置されている第
    1の電極(114)に第1の電圧を印加する過程と、 電子源(112)の第2の側の近くに第1の電極(11
    4)から絶縁されて配置されている第2の電極(10
    8)に第2の電圧を印加する過程と、 電子源(112)と第1の電極(114)および第2の
    電極(108)から隔てられているシールド(102)
    にシールド電圧を印加する過程と、を備え、放出された
    電子のかなりの部分を第1の電極(114)と第2の電
    極(108)がシールド(102)に向けて集束し、か
    つ偏向させることを特徴とする電子集束及び偏向方法。
  7. 【請求項7】 電子源(112)と第1の電極(11
    4)および第2の電極(108)が基板(104)の上
    にあることを特徴とする請求項6に記載の電子集束及び
    偏向方法。
  8. 【請求項8】 放出された電子のかなりの部分が第1の
    電極(114)および第2の電極(108)によってシ
    ールド(102)に向けて集束させられ、かつ偏向させ
    られるように、複数の電子源から電子を放出する過程を
    更に備えることを特徴とする請求項7に記載の電子集束
    及び偏向方法。
  9. 【請求項9】 シールド(102)がスクリーンであ
    り、 スクリーンに衝突する放出された電子が画像をスクリー
    ン上に表示する、ことを特徴とする請求項6または請求
    項8に記載の電子集束及び偏向方法。
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