JP2007141759A - 冷陰極アレイ及びこれを用いた冷陰極ディスプレイ - Google Patents

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哲彦 室井
Shiro Sato
史郎 佐藤
Toshihiro Yamamoto
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啓 萩原
Mizuyoshi Atozawa
瑞芳 後沢
Tatsuya Takei
達哉 武井
Toshikatsu Sakai
俊克 堺
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Abstract

【課題】簡易な構成で電子ビームを集束し、高い電子放出効率を得ることができる冷陰極アレイ及びこれを用いた冷陰極ディスプレイを提供すること。
【解決手段】冷陰極ディスプレイ10は、冷陰極アレイ20と、陽極基板30とを有し、冷陰極アレイ20は、背面基板21上に形成されたカソード電極22と、カソード電極22上に形成された絶縁層23と、絶縁層23上に形成されたゲート電極24と、ゲート電極24と平行に絶縁層23上に形成されたフォーカス電極25とを備え、陽極基板30は、前面基板31上に形成され、電子を捕捉するアノード電極32と、アノード電極32上に形成され、電子の衝突によって発光する蛍光体33とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、印加された電界によって電子を放出する冷陰極アレイ及びこれを用いた冷陰極ディスプレイに関する。
典型的なFED(Field Emission Display)の冷陰極アレイは、画素に対応した複数の冷陰極が蛍光面と対向に配置され、冷陰極エミッタから放出された電子を加速して蛍光体に照射することにより蛍光体を発光させている。冷陰極には、先鋭な先端を持つ冷陰極エミッタが設けられた電極と冷陰極エミッタを取り囲むように配置された電極との構造において、これらの電極間に電圧を印加することにより陰極先端に高電界を生じさせて電子を放出するスピント(Spindt)型冷陰極や、DLC(Diamond Like Carbon)又はCNT(Carbon Nanotube)等の炭素系材料の冷陰極エミッタを形成した電極と、この電極と絶縁層を介して冷陰極エミッタが露出するようにホールが設けられた電極との間に電圧を印加することにより炭素系材料に高電界を生じさせて電子放出する冷陰極等が検討されている。
図8にゲート電極及び炭素系材料の冷陰極エミッタを用いた従来のFEDの断面図を示す。図8に示すように、冷陰極エミッタ1eから放出された電子ビームは通常発散して蛍光体2cに到達する。この冷陰極を用いた従来のFEDでは、電子ビームの発散により解像度の低下やクロストークの発生等の画質劣化を引き起こす。ゲート電極1dとカソード電極1bとの間の電界強度が、ゲート電極1dとアノード電極2bとの間の電界強度より大きいとき、図8に示すようにゲート電極1d付近の等電位線の分布がアノード電極2b側に凸状になることにより電子ビームの発散が生じる。ゲート電極1dとカソード電極1bとの間の電界強度と、ゲート電極1dとアノード電極2bとの間の電界強度とを一致させればよいが、従来のFEDでは冷陰極エミッタ1eから電子を放出させるためには、ゲート電極1dとカソード電極1bとの間の電界強度は、ゲート電極1dとアノード電極2bとの間の電界強度より大きくなってしまう。そのため図8に示すような等電位線の分布になり、電子ビームの発散が生じる。そこで電子ビームがアノード電極2bで集束するように、FEDのパネル構造や冷陰極構造が検討されている。
例えば、非特許文献1に記載されたものは、カソード電極、絶縁層、ゲート電極、絶縁層及びフォーカス電極が順次積層された5層の構造を有し、電子ビーム集束用のフォーカス電極によって電子ビームを集束するようになっている。
また、非特許文献2には、ゲート電極の厚さを厚くすれば電子ビームの発散を抑えられることが述べられている。
Y.W.Jin,et al,「A Study on the Driving Property of Double Gated Triode−Type Field Emission Display using Carbon Nanotube Emitter」(Proc. Euro Display '02,pp.229−232,2002) J.E.Jung,et al,「Development of Triode−Type Carbon Nanotube Field−Emitter Arrays with Suppression of Diode Emission by Forming Electroplated Ni Wall Structure」(J.Vac. Sci. Techno.B,Vol.21(1),pp.375−381,2003)
しかしながら、非特許文献1に記載のものでは、フォーカス電極を含む5層の構成となっているので、カソード電極、絶縁層及びゲート電極が順次積層された一般的な3層の構成のものよりも製造工程が増加してしまい、製造コストが高くなるという問題があった。
また、非特許文献2に記載のものでは、ゲート電極が厚くなるとゲート電圧が上昇したときに電子ビームがゲート電極に衝突しやすくなるので、冷陰極からの電子放出効率が低下して画質が劣化するという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡易な構成で電子ビームを集束し、高い電子放出効率を得ることができる冷陰極アレイ及びこれを用いた冷陰極ディスプレイを提供するものである。
本発明の冷陰極アレイは、電子ビームを発生する冷陰極エミッタと、前記冷陰極エミッタが設けられた帯状のカソード電極と、前記カソード電極上に設けられ、前記冷陰極エミッタを露出させる開口部を含む絶縁層と、前記絶縁層上に設けられ、前記カソード電極と直交する帯状のゲート電極と、前記絶縁層上に設けられ、前記開口部を隔てて前記ゲート電極と平行に相対する帯状のフォーカス電極とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の冷陰極アレイは、冷陰極エミッタに所定のゲート電圧、アノード電圧及びフォーカス電圧が印加された場合、帯状のカソード電極、帯状のゲート電極及び帯状のフォーカス電極の形状に応じた等電位線の分布が得られ、冷陰極エミッタからの電子ビームがゲート電極に吸収されにくくなるので、電子ビームのゲート電極への衝突による電子放出効率の低下を回避することができ、簡易な構成で電子ビームを集束し、高い電子放出効率を得ることができる。
また、本発明の冷陰極アレイは、前記電子ビームを偏向する帯状の偏向電極をさらに備え、前記偏向電極は、前記ゲート電極に対して前記フォーカス電極が設けられた側とは異なる側の前記絶縁層上に設けられた構成を有している。
この構成により、本発明の冷陰極アレイは、帯状のフォーカス電極に印加されたフォーカス電圧により集束された電子ビームを帯状の偏向電極に印加される電圧によって偏向することができるので、電子ビームの発散を抑えて所望の方向に電子ビームを偏向することができ、簡易な構成で電子ビームを集束し、高い電子放出効率を得ることができる。
さらに、本発明の冷陰極アレイは、前記ゲート電極の前記冷陰極エミッタ側の端部を前記カソード電極に投影した位置から所定の距離をおいて前記冷陰極エミッタを形成した構成を有している。
この構成により、本発明の冷陰極アレイは、冷陰極エミッタからの電子ビームがゲート電極に吸収されにくくなるので、電子ビームのゲート電極への衝突による電子放出効率の低下を回避することができ、簡易な構成で電子ビームを集束し、高い電子放出効率を得ることができる。
本発明の冷陰極ディスプレイは、冷陰極アレイと、前記冷陰極アレイから所定の間隔をおいて対向配置された蛍光体とを備えた構成を有している。
この構成により、本発明の冷陰極ディスプレイは、冷陰極エミッタに所定のゲート電圧、アノード電圧及びフォーカス電圧が印加された場合、帯状のカソード電極、帯状のゲート電極及び帯状のフォーカス電極の形状に応じた等電位線の分布が得られ、冷陰極エミッタからの電子ビームがゲート電極に吸収されにくくなるので、電子ビームのゲート電極への衝突による電子放出効率の低下を回避することができ、簡易な構成で電子ビームを集束し、高い電子放出効率を得ることができる。
本発明は、簡易な構成で電子ビームを集束し、高い電子放出効率を得ることができるという冷陰極アレイ及びこれを用いた冷陰極ディスプレイを提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本実施の形態の冷陰極ディスプレイの構成について、図面を用いて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ10は、冷陰極アレイ20と、陽極基板30とを備えている。
冷陰極アレイ20は、背面基板21上に形成された帯状のカソード電極22と、カソード電極22上に形成された冷陰極エミッタ26又は27と、カソード電極22上に形成され、冷陰極エミッタ26又は27を露出するように開口部23aを設けた絶縁層23と、絶縁層23上に形成された帯状のゲート電極24と、ゲート電極24と平行に絶縁層23上に形成された帯状のフォーカス電極25とを備えている。陽極基板30は、前面基板31上に形成され、電子を捕捉するアノード電極32と、アノード電極32上に形成され、電子の衝突によって発光する蛍光体33とを備えている。
背面基板21及び前面基板31は、例えば厚さが1〜5mm程度のガラス基板によって構成されている。カソード電極22、ゲート電極24及びフォーカス電極25は、例えば、膜厚が100nm〜300nm程度のクロムで構成されている。絶縁層23は、例えば、膜厚が1μm〜5μm程度のSiO(二酸化シリコン)で構成されている。
アノード電極32は、例えばITO(Indium Tin Oxide:錫ドープ酸化インジウム)のような透明電極によって構成され、蛍光体33は、アノード電極32上に例えばRGB(赤、緑、青)各色の蛍光材料が塗布されて形成されている。
以下、ゲート電極24、フォーカス電極25、冷陰極エミッタ26及び27の構成について、図2〜図4を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、図2に示されたカソード電極22の延在方向を長軸方向、この長軸方向に直交する方向を短軸方向という。また、ゲート電極24とフォーカス電極25との間の寸法を開口部23aの幅という。
図2は、映像をカラー表示する場合のRGB各色の1画素分を陽極基板30側から見た上面図である。図2(a)及び図2(b)は、それぞれ、冷陰極エミッタの構成例を示したものであり、冷陰極エミッタ26又は27がカソード電極22上の開口部23aに形成された状態を示している。
また、図3(a)及び図3(b)は、それぞれ、図2(a)及び図2(b)に対応した長軸方向における断面図である。また、図4(a)及び図4(b)は、それぞれ、図2(a)及び図2(b)に対応した短軸方向における断面図である。
図2に示すように、ゲート電極24及びフォーカス電極25は、開口部23aを隔てて互いに平行に延在し、カソード電極22の延在方向と直交する方向に延在している。すなわち、冷陰極エミッタ26又は27は、背面基板21上にマトリクス状に配置されて構成され、例えば、カソード電極22を映像信号が走査される走査電極とし、ゲート電極24をデータ電極とすることによって、前面基板31に映像が表示されるようになっている。
また、図2(a)及び図3(a)に示すように、冷陰極エミッタ26は、長軸方向において開口部23aの幅以上の領域に形成されている。図3(a)に示すように、ゲート電極24の冷陰極エミッタ26側の端部をカソード電極22に投影した位置を含む領域に冷陰極エミッタ26が形成されている。また、図2(a)及び図4(a)に示すように、冷陰極エミッタ26は、カソード電極22の短軸方向の全領域に形成されている。なお、冷陰極エミッタ26は、例えばCNTで構成されている。
一方、冷陰極エミッタ27は、図2(b)及び図3(b)に示すように、長軸方向において開口部23aの幅よりも狭い領域に形成されている。すなわち、図3(b)に示すように、ゲート電極24の冷陰極エミッタ27側の端部をカソード電極22に投影した位置から所定の間隔をおいて冷陰極エミッタ27が形成されている。また、図2(b)及び図4(b)に示すように、冷陰極エミッタ27は、カソード電極22の短軸方向の全領域よりも狭い領域に形成されている。なお、冷陰極エミッタ27は、例えばCNTで構成されている。
また、図3及び図4に示すように、冷陰極エミッタ26及び27は、カソード電極22とゲート電極24との間の電圧(以下「ゲート電圧」という。)によって電子を放出するようになっている。放出された電子は電子ビームとなり、カソード電極22とアノード電極32との間の電圧(以下「アノード電圧」という。)によってアノード電極32に引き寄せられるようになっている。カソード電極22とフォーカス電極25との間の電圧(以下「フォーカス電圧」という。)は、ゲート電圧よりも小さい電圧で、電子ビームを集束させる電圧に設定されるようになっている。
長軸方向において、冷陰極エミッタ26又は27に所定のゲート電圧、アノード電圧及びフォーカス電圧が印加された場合は、それぞれ、図3(a)又は図3(b)に示すような等電位線の分布が得られるようになっている。
ここで、冷陰極エミッタ26からの電子ビームは、ゲート電極24側に寄った軌道を描いてアノード電極32に進む。このとき、冷陰極エミッタ26は、長軸方向において開口部23aの幅以上の領域に形成されているので、冷陰極エミッタ26から放出された電子の一部がゲート電極24に吸収される虞がある。
一方、冷陰極エミッタ27からの電子ビームも同様に、ゲート電極24側に寄った軌道を描いてアノード電極32に進むが、冷陰極エミッタ26のゲート電極24側の端部の位置(図3(a)参照)よりも冷陰極エミッタ27のゲート電極24側の端部の位置(図3(b)参照)の方がゲート電極24から遠ざかっているので、冷陰極エミッタ27から放出された電子ビームはゲート電極24に吸収されにくい構成となっている。したがって、長軸方向においては、冷陰極エミッタ27の電子放出効率が冷陰極エミッタ26の電子放出効率よりも高くなるので、冷陰極エミッタ27の構成の方が好ましい。
また、短軸方向において、冷陰極エミッタ26又は27に所定のゲート電圧、アノード電圧及びフォーカス電圧が印加された場合は、それぞれ、図4(a)又は図4(b)に示すような等電位線の分布が得られるようになっている。
ここで、冷陰極エミッタ26は、短軸方向において、カソード電極22の全領域に形成されているので、カソード電極22の端部に生じる電界集中により、カソード電極22の端部付近の冷陰極エミッタ26からの電子ビームは、図4(a)に示すように発散してしまう虞がある。その結果、冷陰極エミッタ26の構成では解像度の劣化を引き起こす虞がある。
一方、冷陰極エミッタ27は、短軸方向において、カソード電極22の短軸方向の全領域よりも狭い領域に形成されているので、カソード電極22の端部付近の冷陰極エミッタ27からの電子ビームの発散を図4(b)に示すように抑えることができる。したがって、短軸方向においても、冷陰極エミッタ26よりも冷陰極エミッタ27の構成の方が好ましい。
次に、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ10の動作について説明する。なお、前述の冷陰極エミッタの構成例として取り挙げた冷陰極エミッタ26及び27のうち、冷陰極ディスプレイ10が冷陰極エミッタ27を備えたものとして以下説明する。
まず、カソード電極22とゲート電極24との間にゲート電圧が印加され、カソード電極22とアノード電極32との間にアノード電圧が印加される。また、カソード電極22とフォーカス電極25との間にゲート電圧以下のフォーカス電圧が印加される。
ゲート電圧及びアノード電圧に加えてフォーカス電圧が印加された結果、等電位線の分布が電子ビームの進行方向側に凸状となる従来のもの(図8参照)とは異なった、図3(b)に示すような等電位線の分布が得られる。
そして、ゲート電圧による電界によって、冷陰極エミッタ27から電子が放出されて電子ビームとなる。この電子ビームは、前述の等電位線の分布を有する電界中を進行するので、電子ビームの水平方向の速度成分がフォーカス電極25側から見てゲート電極24側への単一方向に揃えられる。すなわち、フォーカス電圧は、冷陰極エミッタ27からの電子ビームの水平方向の速度成分を単一方向に揃えるよう設定される。
続いて、電子ビームは、陽極電圧による電界によって加速され、蛍光体33を通過する際に蛍光体33を発光させた後、アノード電極32に達する。そして、蛍光体33からの光がアノード電極32及び前面基板31を透過し、前面基板31上に映像が表示される。
次に、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ10の製造方法の概要について説明する。なお、前述の冷陰極エミッタの構成例として取り挙げた冷陰極エミッタ26及び27のうち、冷陰極ディスプレイ10が冷陰極エミッタ27を備えたものとして以下説明する。
まず、背面基板21上にカソード電極22が設けられ、カソード電極22上に絶縁層23が形成される。さらに、ゲート電極24及びフォーカス電極25が絶縁層23上に形成される。
ここで、カソード電極22は、例えばクロムの薄膜がスパッタリング法や蒸着法によって、背面基板21上に堆積された後、フォトリソグラフィ技術によって所望の形状にパターニングされて形成される。また、絶縁層23もスパッタリング法や蒸着法によって積層される。絶縁層23の材質は例えばSiOが用いられ、1μm〜5μm程度の厚さで形成される。また、ゲート電極24及びフォーカス電極25も同様に、例えばクロムの薄膜がスパッタリング法や蒸着法によって、絶縁層23上に堆積された後、フォトリソグラフィ技術によって、カソード電極22の延在方向と直交する方向にパターニングされて形成される。
次いで、ゲート電極24及びフォーカス電極25の上面にレジストが塗布され、フォトリソグラフィ技術によって、開口部23aを設けるためのパターニングが行われる。
引き続き、カソード電極22が露出するまで、例えばウェットエッチングによって絶縁層23が除去される。その後、ゲート電極24及びフォーカス電極25の上面に形成されたレジストが剥離液によって除去される。
さらに、カソード電極22上に触媒を成膜した後、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相成長)法によって、カソード電極22上にCNTが形成され、冷陰極アレイ20が得られる。
次いで、スパッタリング法や蒸着法によって、前面基板31上に例えばITOが堆積されてアノード電極32が形成された後、RGB各色の蛍光材料がアノード電極32上に、ゲート電極24と平行になるようストライプ状に塗布されて蛍光体33が形成され、陽極基板30が得られる。なお、RGB各色の蛍光材料をアノード電極32上に、カソード電極22と平行にストライプ状に塗布してもよいし、デルタ配列となるよう塗布してもよい。
次いで、冷陰極アレイ20と陽極基板30とが一定の間隔で対向配置されるようスペーサ(図示省略)が固着される。そして、封着されて真空排気された後、チップオフされて冷陰極ディスプレイ10が得られる。
なお、前述した製造方法において示した材質、寸法、手法等は一例であり、これらに限定されるものではない。
以上のように、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ10によれば、帯状のカソード電極22上に設けられた絶縁層23上に帯状のゲート電極24及び帯状のフォーカス電極25が設けられた3層の構成とし、絶縁層23の開口部23aに冷陰極エミッタ26又は27を設けて開口部23aを隔ててゲート電極24と平行にフォーカス電極25を設ける構成としたので、冷陰極エミッタ26又は27に所定のゲート電圧、アノード電圧及びフォーカス電圧が印加された場合、帯状のカソード電極22、帯状のゲート電極24及び帯状のフォーカス電極25の形状に応じた等電位線の分布が得られ、冷陰極エミッタ26又は27からの電子ビームがゲート電極24に吸収されにくくなるので、電子ビームのゲート電極24への衝突による電子放出効率の低下を回避することができ、簡易な構成で電子ビームを集束し、高い電子放出効率を得ることができる。
また、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ10によれば、一般的な従来の冷陰極ディスプレイと同様な3層の構成としたので、従来と同様な製造工程で製作することができ、新たな設備投資を必要としないので、従来の5層で構成されたものよりも低い製造コストで高画質を得ることができる。
また、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ10によれば、電子ビームの発散を抑えるためにゲート電極を厚くした従来のものよりもゲート電極を薄くすることができるので、電子ビームのゲート電極への衝突による電子放出効率の低下を回避することができる。しかも、冷陰極エミッタの構成を図3(a)に示された冷陰極エミッタ26から図3(b)に示された冷陰極エミッタ27にすることにより、電子放出効率をさらに向上させて高画質を得ることができる。
なお、冷陰極エミッタ26及び27をCNTで構成する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、印加された電界によって電子を放出するものであれば同様の効果を得ることができる。
(第2の実施の形態)
まず、本実施の形態の冷陰極ディスプレイの構成について、図面を用いて説明する。
図5及び図6に示すように、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ40は、冷陰極アレイ50と、陽極基板60とを備えている。
冷陰極アレイ50は、背面基板51上に形成された帯状のカソード電極52と、カソード電極52上に形成された冷陰極エミッタ57と、カソード電極52上に形成され、冷陰極エミッタ57を露出するように開口部53aを設けた絶縁層53と、絶縁層53上に形成された帯状のゲート電極54と、ゲート電極54と平行に絶縁層53上に形成された帯状のフォーカス電極55と、ゲート電極54と平行に絶縁層53上に形成された偏向電極56とを備えている。陽極基板60は、前面基板61上に形成されたアノード電極62と、アノード電極62上に形成された蛍光体63とを備えている。
なお、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ40は、本発明の第1の実施の形態に係る冷陰極ディスプレイ10(図1参照)に偏向電極56を追加した構成なので、偏向電極56以外の構成についての説明は省略する。
偏向電極56は、例えば、膜厚が100nm〜300nm程度のクロムで構成されている。
図6は、映像をカラー表示する場合のRGB各色の1画素分を陽極基板60側から見た上面図であり、カソード電極52上の開口部53aに冷陰極エミッタ57が形成された状態を示している。また、図7(a)及び図7(b)は、長軸方向における断面図であり、互いに異なる偏向電圧(後述)が印加された場合の電子ビームの軌道を示している。
図6に示すように、ゲート電極54及びフォーカス電極55は、開口部53aを隔てて互いに平行に延在し、偏向電極56は、ゲート電極54に対してフォーカス電極55が設けられた側とは異なる側の絶縁層53上に設けられ、ゲート電極54及びフォーカス電極55と平行に延在している。また、ゲート電極54、フォーカス電極55及び偏向電極56は、カソード電極52の延在方向と直交する方向に延在している。
冷陰極エミッタ57は、図6及び図7に示すように、長軸方向において開口部53aの幅よりも狭い領域に形成されている。すなわち、図7に示すように、ゲート電極54の冷陰極エミッタ57側の端部をカソード電極52に投影した位置から所定の間隔をおいて冷陰極エミッタ57が形成されている。また、図6に示すように、冷陰極エミッタ57は、カソード電極52の短軸方向の全領域よりも狭い領域に形成されている。
図7(a)及び図7(b)に示すように、冷陰極エミッタ57は、カソード電極52とゲート電極54との間のゲート電圧によって電子を放出するようになっている。放出された電子は電子ビームとなり、カソード電極52とアノード電極62との間のアノード電圧によって、アノード電極62に引き寄せられるようになっている。カソード電極52とフォーカス電極55との間のフォーカス電圧は、ゲート電圧よりも小さい電圧で、電子ビームを集束させる電圧に設定されるようになっている。また、カソード電極52と偏向電極56との間の電圧(以下「偏向電圧」という。)によって、電子ビームが集束するアノード電極62上の長軸方向の位置が決定されるようになっている。なお、ゲート電圧がフォーカス電圧より大きければ、偏向電圧の大きさは、ゲート電圧又はフォーカス電圧より大きくてもよいし小さくてもよい。
具体的には、長軸方向において、冷陰極エミッタ57に所定のゲート電圧、アノード電圧、フォーカス電圧及び偏向電圧が印加された場合は、それぞれ、図7(a)又は図7(b)に示すような等電位線の分布が得られるようになっている。ここで、図7(b)は、図7(a)における偏向電圧よりも大きい偏向電圧が印加されたときの等電位線の分布及び電子ビームの軌道を示している。すなわち、フォーカス電圧によって集束させられた電子ビームの軌道は、偏向電圧が大きくなるほど偏向電極側に偏向し、偏向電圧が小さくなるほどフォーカス電極側に偏向するようになっている。したがって、偏向電圧は、長軸方向において、アノード電極62上の所望の位置に電子ビームが集束するよう設定されるようになっている。
なお、短軸方向においては、本発明の第1の実施の形態に係る冷陰極ディスプレイ10(図4(b)参照)と同様な等電位線の分布及び電子ビームの軌道となるので、説明を省略する。
次に、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ40の動作について説明する。
まず、カソード電極52とゲート電極54との間にゲート電圧が印加され、カソード電極52とアノード電極62との間にアノード電圧が印加される。また、カソード電極52とフォーカス電極55との間にフォーカス電圧が印加され、カソード電極52と偏向電極56との間に偏向電圧が印加される。
ゲート電圧及びアノード電圧に加えてフォーカス電圧及び偏向電圧が印加された結果、等電位線の分布が電子ビームの進行方向側に凸状となる従来のもの(図8参照)とは異なった、例えば図7(a)又は図7(b)に示すような等電位線の分布が得られる。
そして、ゲート電圧による電界によって、冷陰極エミッタ57から電子が放出されて電子ビームとなる。この電子ビームは、前述の等電位線の分布を有する電界中を進行するので、電子ビームの水平方向の速度成分がフォーカス電極55側から見てゲート電極54側への単一方向に揃えられる。すなわち、フォーカス電圧は、冷陰極エミッタ57からの電子ビームの水平方向の速度成分を単一方向に揃えるよう設定される。
続いて、電子ビームは、陽極電圧による電界によって加速され、蛍光体63を通過する際に蛍光体63を発光させた後、アノード電極62に達する。そして、蛍光体63からの光がアノード電極62及び前面基板61を透過し、前面基板61上に映像が表示される。
なお、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ40の製造方法は、本発明の第1の実施の形態に係る冷陰極ディスプレイ10の製造方法と同様であるので詳細な説明を省略する。例えば、偏向電極56の形成は、冷陰極ディスプレイ10に係るゲート電極24及びフォーカス電極25の製造工程において、ゲート電極24及びフォーカス電極25と同様に行えばよい。
以上のように、本実施の形態の冷陰極ディスプレイ40によれば、帯状のカソード電極52上に設けられた絶縁層53上に帯状のゲート電極54、帯状のフォーカス電極55及び帯状の偏向電極56が設けられた3層の構成とし、絶縁層53の開口部53aに冷陰極エミッタ57を設けて開口部53aを隔ててゲート電極54と平行にフォーカス電極55を設け、ゲート電極54に対してフォーカス電極55が設けられた側とは異なる側の絶縁層53上に偏向電極56を設ける構成としたので、帯状のフォーカス電極55に印加されたフォーカス電圧により集束された電子ビームを帯状の偏向電極56に印加される電圧によって電子ビームの発散を抑えながら所望の方向に電子ビームを偏向することができ、簡易な構成で電子ビームを集束し、高い電子放出効率を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態の冷陰極ディスプレイの斜視図 (a)本発明の第1の実施の形態の冷陰極ディスプレイに係る冷陰極エミッタの第1の構成例を示す上面図 (b)本発明の第1の実施の形態の冷陰極ディスプレイに係る冷陰極エミッタの第2の構成例を示す上面図 (a)本発明の第1の実施の形態の冷陰極ディスプレイに係る冷陰極エミッタの第1の構成例を示す長軸方向の断面図 (b)本発明の第1の実施の形態の冷陰極ディスプレイに係る冷陰極エミッタの第2の構成例を示す長軸方向の断面図 (a)本発明の第1の実施の形態の冷陰極ディスプレイに係る冷陰極エミッタの第1の構成例を示す短軸方向の断面図 (b)本発明の第1の実施の形態の冷陰極ディスプレイに係る冷陰極エミッタの第2の構成例を示す短軸方向の断面図 本発明の第2の実施の形態の冷陰極ディスプレイの斜視図 本発明の第2の実施の形態の冷陰極ディスプレイに係る冷陰極エミッタの構成例を示す上面図 (a)本発明の第2の実施の形態の冷陰極ディスプレイに係る偏向電極に第1の偏向電圧を印加したときの電子ビームの偏向を示す長軸方向の断面図 (b)本発明の第2の実施の形態の冷陰極ディスプレイに係る偏向電極に第2の偏向電圧を印加したときの電子ビームの偏向を示す長軸方向の断面図 従来の冷陰極ディスプレイにおける電子ビームの発散を示す図
符号の説明
10、40 冷陰極ディスプレイ
20、50 冷陰極アレイ
21、51 背面基板
22、52 カソード電極
23、53 絶縁層
23a、53a 開口部
24、54 ゲート電極
25、55 フォーカス電極
26、27、57 冷陰極エミッタ
30、60 陽極基板
31、61 前面基板
32、62 アノード電極
33、63 蛍光体
56 偏向電極

Claims (4)

  1. 電子ビームを発生する冷陰極エミッタと、前記冷陰極エミッタが設けられた帯状のカソード電極と、前記カソード電極上に設けられ、前記冷陰極エミッタを露出させる開口部を含む絶縁層と、前記絶縁層上に設けられ、前記カソード電極と直交する帯状のゲート電極と、前記絶縁層上に設けられ、前記開口部を隔てて前記ゲート電極と平行に相対する帯状のフォーカス電極とを備えたことを特徴とする冷陰極アレイ。
  2. 前記電子ビームを偏向する帯状の偏向電極をさらに備え、前記偏向電極は、前記ゲート電極に対して前記フォーカス電極が設けられた側とは異なる側の前記絶縁層上に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の冷陰極アレイ。
  3. 前記ゲート電極の前記冷陰極エミッタ側の端部を前記カソード電極に投影した位置から所定の距離をおいて前記冷陰極エミッタを形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷陰極アレイ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の冷陰極アレイと、前記冷陰極アレイから所定の間隔をおいて対向配置された蛍光体とを備えたことを特徴とする冷陰極ディスプレイ。
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