JPH0710551U - リニアモーションレール - Google Patents
リニアモーションレールInfo
- Publication number
- JPH0710551U JPH0710551U JP043599U JP4359993U JPH0710551U JP H0710551 U JPH0710551 U JP H0710551U JP 043599 U JP043599 U JP 043599U JP 4359993 U JP4359993 U JP 4359993U JP H0710551 U JPH0710551 U JP H0710551U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- linear motion
- rolling bearing
- rolling
- track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/045—Ball or roller bearings having rolling elements journaled in one of the moving parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は産業用機器、事務機、汎用機器ある
いは建造物等の引き戸等の如き直線運動に使用するリニ
アモーションレールに関する。 【構成】 複数の転がり軸受を案内する軌道101が平
坦面を挾んでその上下長手方向に形成されたレール10
と、該レール10に嵌挿される前記複数の転がり軸受を
介して取り付けられたスライドプレート30とからなる
リニアモーションレール。
いは建造物等の引き戸等の如き直線運動に使用するリニ
アモーションレールに関する。 【構成】 複数の転がり軸受を案内する軌道101が平
坦面を挾んでその上下長手方向に形成されたレール10
と、該レール10に嵌挿される前記複数の転がり軸受を
介して取り付けられたスライドプレート30とからなる
リニアモーションレール。
Description
【0001】
本考案は産業用機器、事務機、汎用機器あるいは建造物等の引き戸等の如き直 線運動に使用するリニアモーションレール。
【0002】
スライドレール1の内側軌道面にリテナー3に保持されたボール2とインナー メンバー5とガイドプレート4が一体化されたものがボール2を介在させてスム ーズに前進あるいは後退される。(図5,図6参照)
【0003】 またはスライドレール1の上下にボール2を案内する軌道が形成され、該軌道 に回転自在ボール2が摺転できるようにリテナー3に保持されると共に、該リテ ーナ3がガイドプレート4に取り付けられているので、ガイドプレート4がボー ル2を介してスムーズに前進あるいは後退ができる。(図7参照)
【0004】
ところが、ボール2とスライドレール1およびインナーメンバー5が使用中に スリップし、リテナー3の位置のズレを生じ、スライドレール1の両端に近い部 分で、スムーズさを欠くことがある。
【0005】 また、場合によっては、ボール2の欠落の可能性がある。 また、ガイドプレート4を複数搭載し、それぞれが別の動きをするのは困難で あり、かつ重量物を支えるのは限度がある。 また、露出されたリテナー3、ボール2および軌道面に塗布された潤滑油(グ リース)に塵埃が付着しやすく場合によっては転がりに支障をきたす。
【0006】 また、スライドレール1の長さを長くすればする程、リテナー3も長くしなけ ればならなく、その分コスト高及び精密性が損なわれる。 従来のものはスライドレールの長さは1mが限度である。
【0007】 次に、図7のものはボール2同志が確実に保持されていないため前進あるいは 後退時に騒音が発生し、また始動時にはボール個々の隙間が大きいため、ころが りに支障をきたし、スムーズさを欠くことがある。
【0008】 そして、面倒なプレス成形と組立工程をへるためコスト高になる。 しかも重量物を支えるには限度があり、また、内部に塵埃が入り転がりの支障 をきたすと共にスライドプレートに潤滑油を塗布しなければならなく、その為に スライドプレートを外さずに行うことは困難である。
【0009】 そこで、レールとスライドプレート間に介在する転がり軸受はレール断面の形 状に一致すべく精密に製作されていることにより、前記の課題を解決し、製作、 組立が簡単に、しかも、よりスムーズにできるようにすることが本考案の技術的 課題である。
【0010】
上記技術的課題を解決するための本考案のリニアモーションレールの構成は、 複数の転がり軸受を案内する軌道が平坦面を挾んでその上下長手方向に形成され たレールと、該レールに嵌挿される前記転がり軸受が取り付けられたスライドプ レートとから構成されてなる。
【0011】
複数の転がり軸受をスライドプレートに取り付けることによりスムーズな動き になる。 また、精密な転がり軸受により、軌道面に完全にフィットされるためレールの 摩耗が少なく、騒音が低減される。また、プラスチック軸受を選択すればより効 果がある。
【0012】 さらに、転がり軸受は密封式のため塵埃の侵入がなくなり かつ、ボールの欠 落は一切なく、しかも無給油で使用することができる。 また、長尺ものの製作ができると共に重量物を支えることができる。
【0013】
以下図に基づいて本考案の一実施例を説明する。 10は鋼板をロールフォーミング成形にて中央の平坦面102を挾んでその上 下に軌道101,101が長手方向に一体成形されたレールで、該レール10は 断面略逆コ字状で、その上下に形成される軌道101,101は転がり軸受の外 輪の球面に一致する断面若しくは略カギ形を呈する。
【0014】 30は鋼板を用いて略長方形に形成したスライドプレートで、該スライドプレ ート30の所定個所に貫通孔301,301..が形成されると共に皿もみによ り断面反台形を設ける。
【0015】 40は前記スライドプレート30に内輪と一体化された軸401を介して取り 付けられる転がり軸受で、該転がり軸受40は、外輪403と内輪404間に転 動体402がリテナー405によって保持され、その両側に密封シール406が 挿入されてなる。
【0016】 該外輪403の外周は断面球面4031に形成されている。 また、図4に示すように転がり軸受40の外輪403と内輪404をプラスチ ックをもって成形し、両輪の軌道間に転動体402が挿入されている。
【0017】 次に、スライドプレート30の貫通孔301,301..に軸付き転がり軸受 40を例えば上下に2ケ乃至3ケをそれぞれ取り付けると共に軸401の一端を かしめて前記スライドプレート30に固着する。
【0018】 次いで、転がり軸受付きスライドプレートの転がり軸受を前記レールに嵌挿す る。 図面中符号103はレールストッパー、20はレールを固定部材に取り付ける 孔、302はストッパー、201はスライドプレートを可動部材取り付け用孔で ある。
【0019】
本考案はスライドプレートに転がり軸受を上下に複数個取り付けることによっ て荷重を十分支承することができ、また潤滑性を備えた転がり軸受を用いること によりグリースを充填することなく長期使用に耐えられる。
【0020】 製法並びに組立がきわめて簡単であるからリニアモーションレールのコスト引 き下げが可能になった。 しかも、引き戸等の如き重量物を吊下げたスライドプレートは長尺のレール内 を軽快にして、かつスムーズに前進後退(直動)ができ、かつ上記長尺のレール もロールフォーミング成形にて軌道を一体成形するため、精度が高くスライドプ レートの進退に対しても軋むことがない等本考案特有の作用効果を奏する。
【図1】本考案リニアモーションレールの全体図であ
る。
る。
【図2】図1の要部縦断面図である。
【図3】軸付き転がり軸受の一部断面図である。
【図4】外輪プラスチック製軸付き転がり軸受の断面図
である。
である。
【図5】従来例を示すリニアモーションレールの一部省
略正面図である。
略正面図である。
【図6】図5の要部縦断面図である。
【図7】従来例を示すリニアモーションレールの一部断
面斜視図である。
面斜視図である。
10:レール 101:軌道 20:レールを固定部材に取り付ける孔 30:スライドプレート 40:転がり軸受 401:軸 404:内輪
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の軸付き転がり軸受を案内する軌道
が平坦面を挾んでその上下長手方向に形成されたレール
と、該レールに嵌挿される軸付き転がり軸受と、該転が
り軸受に軸を介して取り付けられたスライドプレートと
から構成されるリニアモーションレール。 - 【請求項2】 レールの形状は略コ字状で、その上下は
転がり軸受の外輪と一致する球面形状の断面若しくは略
カギ形であることを特徴とする請求項1記載のリニアモ
ーションレール。 - 【請求項3】 レールの材料は鋼板、アルミニウム材ま
たはステンレス鋼板を用いると共に、該材料をロールフ
ォーミング成形若しくはプレス成形等にて一体成形し、
該レールの軌道に回転自在に接触する転がり軸受が軸受
鋼、ステンレス鋼若しくはプラスチック材の外輪をもっ
て形成されていることを特徴とする請求項1または2記
載のリニアモーションレール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP043599U JPH0710551U (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | リニアモーションレール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP043599U JPH0710551U (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | リニアモーションレール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710551U true JPH0710551U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=12668284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP043599U Pending JPH0710551U (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | リニアモーションレール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710551U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010196806A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Nsk Ltd | スライド装置 |
IT201800002972A1 (it) * | 2018-02-23 | 2019-08-23 | Erik Bruno | Sistema lineare di guida con proprieta' compensanti degli errori angolari e di parallelismo e allineamento |
JP2020046587A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 富士ゼロックス株式会社 | トナー搬送装置、現像装置、及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP043599U patent/JPH0710551U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010196806A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Nsk Ltd | スライド装置 |
IT201800002972A1 (it) * | 2018-02-23 | 2019-08-23 | Erik Bruno | Sistema lineare di guida con proprieta' compensanti degli errori angolari e di parallelismo e allineamento |
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