JPH07105285A - 製造ライン稼動状況モニタリングシステム - Google Patents
製造ライン稼動状況モニタリングシステムInfo
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- JPH07105285A JPH07105285A JP24961093A JP24961093A JPH07105285A JP H07105285 A JPH07105285 A JP H07105285A JP 24961093 A JP24961093 A JP 24961093A JP 24961093 A JP24961093 A JP 24961093A JP H07105285 A JPH07105285 A JP H07105285A
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 title claims description 26
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Control By Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】製造ラインの製品を処理する設備の総合効率を
把握するとともに、これを悪化させる要因を予知して是
正処置を取れるようにする。 【構成】コンピュータシステム01は、設備の主体とな
るメカ部8の稼動状況を示すデータ(稼動の有無,製品
処理数,処理された製品の不良数等)を制御コンピュー
タ6を介しリアルタイムで収集し、設備の時間稼動率,
性能稼動率,不良率,設備総合効率等を演算出力する。
また、制御コンピュータ6の作業終了判定部23は、製
品供給数量,処理数,サイクルタイムから処理の終了予
想時間を出力し、オペレータに次に設備へ供給する製品
の準備を促がし、同じく不良率判定部22は、製品の試
験結果から製品品質の異常傾向を予知してオペレータに
アラームを出力し、同じく設備保守指示部24は、設備
稼動時間,処理数等から設備各部の消耗度を判定し、オ
ペレータに部品交換指示を出力する。
把握するとともに、これを悪化させる要因を予知して是
正処置を取れるようにする。 【構成】コンピュータシステム01は、設備の主体とな
るメカ部8の稼動状況を示すデータ(稼動の有無,製品
処理数,処理された製品の不良数等)を制御コンピュー
タ6を介しリアルタイムで収集し、設備の時間稼動率,
性能稼動率,不良率,設備総合効率等を演算出力する。
また、制御コンピュータ6の作業終了判定部23は、製
品供給数量,処理数,サイクルタイムから処理の終了予
想時間を出力し、オペレータに次に設備へ供給する製品
の準備を促がし、同じく不良率判定部22は、製品の試
験結果から製品品質の異常傾向を予知してオペレータに
アラームを出力し、同じく設備保守指示部24は、設備
稼動時間,処理数等から設備各部の消耗度を判定し、オ
ペレータに部品交換指示を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製造ラインにおける設
備の稼動状況(設備総合効率)を把握するコンピュータ
システムに関する。なお、以下各図おいて同一の符号は
同一もしくは相当部分を示す。
備の稼動状況(設備総合効率)を把握するコンピュータ
システムに関する。なお、以下各図おいて同一の符号は
同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図4は製造ラインの設備の総合効率の説
明図である。即ち、設備の稼動可能な時間から予め計画
的に設備を休止させる時間を除いた時間を負荷時間と呼
び、この時間が効率算定のための基礎時間となる。設備
の効率を低下させる要因には、 故障,段取り・調整の手待ち,チョコ停(一時的
停止)・空転(無駄な運転),速度低下,製品加工
の工程不良,加工不良に基づく製品の歩留り低下等
の、いわゆる6大ロスと呼ばれる主要な要因がある。
明図である。即ち、設備の稼動可能な時間から予め計画
的に設備を休止させる時間を除いた時間を負荷時間と呼
び、この時間が効率算定のための基礎時間となる。設備
の効率を低下させる要因には、 故障,段取り・調整の手待ち,チョコ停(一時的
停止)・空転(無駄な運転),速度低下,製品加工
の工程不良,加工不良に基づく製品の歩留り低下等
の、いわゆる6大ロスと呼ばれる主要な要因がある。
【0003】そして、故障,段取り・調整の手待ち
のロスを停止ロスと呼び、この停止ロスに基づく設備の
停止時間を負荷時間から差引いた時間を稼動時間と呼
ぶ。ここで、時間稼動率を次式(1)のように定義す
る。
のロスを停止ロスと呼び、この停止ロスに基づく設備の
停止時間を負荷時間から差引いた時間を稼動時間と呼
ぶ。ここで、時間稼動率を次式(1)のように定義す
る。
【0004】
【数1】 時間稼動率=稼動時間/負荷時間 =(負荷時間−停止時間)/負荷時間 ・・・(1) また、チョコ停・空転,速度低下のロスを速度ロス
と呼び、稼動時間からこの速度ロスに基づく時間を差引
いた時間を正味稼動時間と呼ぶ。そして、設備の性能稼
動率を次式(2)のように定義する。
と呼び、稼動時間からこの速度ロスに基づく時間を差引
いた時間を正味稼動時間と呼ぶ。そして、設備の性能稼
動率を次式(2)のように定義する。
【0005】
【数2】 性能稼動率=正味稼動時間/稼動時間 =(理論サイクルタイム×加工数量)/稼動時間・・・(2) ここで理論サイクルタイムとは、製品1つの加工に要す
る設備の正常動作時の加工時間をいう。
る設備の正常動作時の加工時間をいう。
【0006】また、工程不良,歩留り低下のロスを
不良ロスと呼び、正味稼動時間からこの不良ロスに基づ
く時間を差引いた時間を価値稼動時間と呼ぶ。そして、
製品の良品率を次式(3),(4)のように定義する。
不良ロスと呼び、正味稼動時間からこの不良ロスに基づ
く時間を差引いた時間を価値稼動時間と呼ぶ。そして、
製品の良品率を次式(3),(4)のように定義する。
【0007】
【数3】 良品率=価値稼動時間/正味稼動時間 =(加工数量−不良数量)/加工数量 ・・・(3) =1−不良率 ・・・(4) これにより設備の総合効率は、次式(5)のように定義
される。
される。
【0008】
【数4】 設備総合効率=価値稼動時間/負荷時間 =時間稼動率×性能稼動率×良品率 ・・・(5) 従って、製造ラインにおける設備総合効率の向上を図る
ためには、時間稼動率,性能稼動率,不良率の把握及び
予知,予測を行い、その結果を設備のオペレータに対し
迅速かつ適確に伝える必要がある。
ためには、時間稼動率,性能稼動率,不良率の把握及び
予知,予測を行い、その結果を設備のオペレータに対し
迅速かつ適確に伝える必要がある。
【0009】ところで、従来は設備の動作状態,生産数
量を収集,表示することにより、時間稼動率,性能稼動
率を把握するという方法を用いている。
量を収集,表示することにより、時間稼動率,性能稼動
率を把握するという方法を用いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
方法では時間稼動率,性能稼動率は把握できるが、不良
率等の品質管理上の情報が不足している。また、作業進
捗,製品品質の異常等の予知,予測や設備保守作業の指
示が行えないため、異常が発生した時点でこれに対応す
ることになり、迅速な処置が行えないといった問題があ
る。
方法では時間稼動率,性能稼動率は把握できるが、不良
率等の品質管理上の情報が不足している。また、作業進
捗,製品品質の異常等の予知,予測や設備保守作業の指
示が行えないため、異常が発生した時点でこれに対応す
ることになり、迅速な処置が行えないといった問題があ
る。
【0011】そこで本発明は、この問題を解消できる製
造ライン稼動状況モニタリングシステムを提供すること
を課題とする。
造ライン稼動状況モニタリングシステムを提供すること
を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の製造ライン稼動状況モニタリングシス
テムは、製造ラインにおいて、製品を処理する設備(メ
カ部8など)の稼動の有無,この設備による製品の処理
数,処理された製品の不良数等の設備の稼動状況を示す
データを(通信部12などを介し)リアルタイムで収集
し、このデータから設備の時間稼動率,性能稼動率,不
良率,設備総合効率を演算出力する手段(総合効率集計
表示部13など)を備えるものとする。
めに、請求項1の製造ライン稼動状況モニタリングシス
テムは、製造ラインにおいて、製品を処理する設備(メ
カ部8など)の稼動の有無,この設備による製品の処理
数,処理された製品の不良数等の設備の稼動状況を示す
データを(通信部12などを介し)リアルタイムで収集
し、このデータから設備の時間稼動率,性能稼動率,不
良率,設備総合効率を演算出力する手段(総合効率集計
表示部13など)を備えるものとする。
【0013】また、請求項2に記載のモニタリングシス
テムでは、請求項1に記載のモニタリングシステムにお
いて、設備への製品の供給数量,前記処理数,設備のサ
イクルタイムから処理の終了予想時間を演算出力する手
段(作業終了判定部23など)を備えるものであるよう
にする。また、請求項3に記載のモニタリングシステム
では、請求項1または請求項2に記載のモニタリングシ
ステムにおいて、製品の試験結果のデータから製品の品
質レベルが所定の限度を逸脱することを事前に予知し
て、アラームを出力する手段(不良率判定部22など)
を備えるものであるようにする。
テムでは、請求項1に記載のモニタリングシステムにお
いて、設備への製品の供給数量,前記処理数,設備のサ
イクルタイムから処理の終了予想時間を演算出力する手
段(作業終了判定部23など)を備えるものであるよう
にする。また、請求項3に記載のモニタリングシステム
では、請求項1または請求項2に記載のモニタリングシ
ステムにおいて、製品の試験結果のデータから製品の品
質レベルが所定の限度を逸脱することを事前に予知し
て、アラームを出力する手段(不良率判定部22など)
を備えるものであるようにする。
【0014】また、請求項4に記載のモニタリングシス
テムでは、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
モニタリングシステムにおいて、設備の稼動時間,前記
製品の処理数等から設備の各部の消耗度を判定し、部品
交換の指示を出力する手段(設備保守指示部24など)
を備えるものであるようにする。
テムでは、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
モニタリングシステムにおいて、設備の稼動時間,前記
製品の処理数等から設備の各部の消耗度を判定し、部品
交換の指示を出力する手段(設備保守指示部24など)
を備えるものであるようにする。
【0015】
【作用】本発明のシステムは、設備の動作状態,生産数
量等の収集により設備総合効率を把握する手段に加え、
作業終了(作業進捗)予測を行う手段,不良率の推移か
ら製品品質異常の予知・予測を行う手段,設備保守作業
指示を行う手段を備えたものとする。
量等の収集により設備総合効率を把握する手段に加え、
作業終了(作業進捗)予測を行う手段,不良率の推移か
ら製品品質異常の予知・予測を行う手段,設備保守作業
指示を行う手段を備えたものとする。
【0016】また、これらの手段の出力情報を、設備の
オペレータに対し迅速かつ確実に伝えるために、設備部
とこれに接続されたコンピュータシステムとの両方でメ
ッセージ出力可能なものとする。これにより、異常発生
時の迅速な処置を可能にする。
オペレータに対し迅速かつ確実に伝えるために、設備部
とこれに接続されたコンピュータシステムとの両方でメ
ッセージ出力可能なものとする。これにより、異常発生
時の迅速な処置を可能にする。
【0017】
【実施例】図1は本発明の一実施例としての製造ライン
稼動状況モニタリングシステムの全体の構成を示す。こ
の図1の製造ライン稼動状況モニタリングシステムは、
大きくはコンピュータシステム01とそのモニタ対象と
なる設備部5とからなる。そしてコンピュータシステム
01は、設備の稼動データの収集,集中表示等を行うメ
インコンピュータ1,情報のロギングを行う磁気ディス
ク2,設備部より送信された情報の一時保管及びメイン
コンピュータ1への通信を行うサブコンピュータ3,設
備部5との接続を行うターミナル部4からなり、また、
設備部5は個別の1又は複数の設備部51〜5nからな
り、さらにこの設備部5は個別設備部51を例にとれ
ば、メカ部8,ターミナル部4に接続されて、このメカ
部を制御する制御コンピュータ6,メカ部8の状態等を
表示する表示灯からなる。
稼動状況モニタリングシステムの全体の構成を示す。こ
の図1の製造ライン稼動状況モニタリングシステムは、
大きくはコンピュータシステム01とそのモニタ対象と
なる設備部5とからなる。そしてコンピュータシステム
01は、設備の稼動データの収集,集中表示等を行うメ
インコンピュータ1,情報のロギングを行う磁気ディス
ク2,設備部より送信された情報の一時保管及びメイン
コンピュータ1への通信を行うサブコンピュータ3,設
備部5との接続を行うターミナル部4からなり、また、
設備部5は個別の1又は複数の設備部51〜5nからな
り、さらにこの設備部5は個別設備部51を例にとれ
ば、メカ部8,ターミナル部4に接続されて、このメカ
部を制御する制御コンピュータ6,メカ部8の状態等を
表示する表示灯からなる。
【0018】次に図2は設備部5に接続されるコンピュ
ータシステム01の機能ブロック図で、このコンピュー
タシステム01は、設備部5と通信する通信部12,通
信データから稼動状況を示すデータを取出して監視する
稼動状況モニタリング部11,通信データを蓄積記憶す
るデータ部14,データ部14のデータから設備総合効
率等のデータを演算集計し表示する表示部13からな
る。
ータシステム01の機能ブロック図で、このコンピュー
タシステム01は、設備部5と通信する通信部12,通
信データから稼動状況を示すデータを取出して監視する
稼動状況モニタリング部11,通信データを蓄積記憶す
るデータ部14,データ部14のデータから設備総合効
率等のデータを演算集計し表示する表示部13からな
る。
【0019】また、図3は設備部5の制御コンピュータ
6の機能ブロック図で、制御コンピュータ6は、コンピ
ュータシステム01と通信する通信部21,メカ部8を
制御する制御部25,この通信部21と制御部25との
間にあって、メカ部8の稼動に基づく製品の不良率を判
定する不良率判定部22,同じくメカ部8の作業終了を
判定する作業終了判定部23,同じく必要時にメカ部8
を保守すべき旨を指示する設備保守指示部24からなる 次に図2,図3を参照しつつ図1の動作を説明する。設
備の本体としてのメカ部8の動作状態及び生産数量は、
設備部5の制御コンピュータ6よりメインコンピュータ
1へリアルタイムに送信され、コンピュータシステム0
1の稼動状況モニタリング部11へ表示されるととも
に、動作状態は設備部5の表示灯7へも表示される。設
備部表示灯7はメカ部8の動作状態に応じ色分けされて
おり、オペレータの視認性を高めている。
6の機能ブロック図で、制御コンピュータ6は、コンピ
ュータシステム01と通信する通信部21,メカ部8を
制御する制御部25,この通信部21と制御部25との
間にあって、メカ部8の稼動に基づく製品の不良率を判
定する不良率判定部22,同じくメカ部8の作業終了を
判定する作業終了判定部23,同じく必要時にメカ部8
を保守すべき旨を指示する設備保守指示部24からなる 次に図2,図3を参照しつつ図1の動作を説明する。設
備の本体としてのメカ部8の動作状態及び生産数量は、
設備部5の制御コンピュータ6よりメインコンピュータ
1へリアルタイムに送信され、コンピュータシステム0
1の稼動状況モニタリング部11へ表示されるととも
に、動作状態は設備部5の表示灯7へも表示される。設
備部表示灯7はメカ部8の動作状態に応じ色分けされて
おり、オペレータの視認性を高めている。
【0020】また、稼動状況モニタリング部11では、
各設備部5より送信された情報の種類により動作状態を
色分け又は点滅表示により集中表示を行う。これらの情
報は、磁気ディスク装置2としてのデータ部14に一旦
ロギングされるとともに、総合効率集計表示部13にお
いて、設備総合効率の把握が可能となる。設備部5で
は、製品の供給数量,処理数,設備のサイクルタイムか
ら、作業終了判定部23において、作業終了予想時間の
算出を行う。作業終了予想時間は、通信部21よりメイ
ンコンピュータ1へ送信され、稼動状況モニタリング部
11へ表示されるとともに、設備部表示灯7へも表示さ
れる。設備部表示灯7は製品の種別により色分け表示さ
れ、オペレータの視認性を高めている。オペレータはこ
の作業終了予想時間の表示に基づき、現在仕掛っている
製品の処理が終了する前に、次に設備へ供給する製品を
準備することが可能となり、製品の供給待ちによる設備
停止を防止することができる。
各設備部5より送信された情報の種類により動作状態を
色分け又は点滅表示により集中表示を行う。これらの情
報は、磁気ディスク装置2としてのデータ部14に一旦
ロギングされるとともに、総合効率集計表示部13にお
いて、設備総合効率の把握が可能となる。設備部5で
は、製品の供給数量,処理数,設備のサイクルタイムか
ら、作業終了判定部23において、作業終了予想時間の
算出を行う。作業終了予想時間は、通信部21よりメイ
ンコンピュータ1へ送信され、稼動状況モニタリング部
11へ表示されるとともに、設備部表示灯7へも表示さ
れる。設備部表示灯7は製品の種別により色分け表示さ
れ、オペレータの視認性を高めている。オペレータはこ
の作業終了予想時間の表示に基づき、現在仕掛っている
製品の処理が終了する前に、次に設備へ供給する製品を
準備することが可能となり、製品の供給待ちによる設備
停止を防止することができる。
【0021】また、設備部5では、製品の試験結果から
不良率判定部22において、品質傾向をリアルタイムに
解析し、管理限界値の判定,メカ部8ごとの不良率の差
の判定,傾向判定等により、製品品質異常の予知,予測
をする。これらの各判定において、異常と判定された場
合には品質異常アラームを出力する。アラームは通信部
21より、メインコンピュータ1へ送信され、稼動状況
モニタリング部11へ表示されるとともに、設備部表示
灯7へも表示される。設備部表示灯7は異常の種別によ
り色分け表示され、オペレータの視認性を高めている。
この情報により、製品品質異常の予知,予測を可能と
し、製品品質異常に対する迅速な対応が可能となる。
不良率判定部22において、品質傾向をリアルタイムに
解析し、管理限界値の判定,メカ部8ごとの不良率の差
の判定,傾向判定等により、製品品質異常の予知,予測
をする。これらの各判定において、異常と判定された場
合には品質異常アラームを出力する。アラームは通信部
21より、メインコンピュータ1へ送信され、稼動状況
モニタリング部11へ表示されるとともに、設備部表示
灯7へも表示される。設備部表示灯7は異常の種別によ
り色分け表示され、オペレータの視認性を高めている。
この情報により、製品品質異常の予知,予測を可能と
し、製品品質異常に対する迅速な対応が可能となる。
【0022】また、設備部5では、メカ部8の動作回
数,処理数量から設備保守指示部24において、メカ部
8の各部の消耗度を判定し、部品交換の指示を出力す
る。部品交換指示は通信部21より、メインコンピュー
タ1へ送信され、稼動状況モニタリング部11へ表示さ
れるとともに、設備部表示灯7へも表示される。設備部
表示灯7は交換部品の種類により色分け表示され、オペ
レータの視認性を高めている。この情報により、メカ部
8の故障による停止を防止し、効果的な予防保全を可能
とする。
数,処理数量から設備保守指示部24において、メカ部
8の各部の消耗度を判定し、部品交換の指示を出力す
る。部品交換指示は通信部21より、メインコンピュー
タ1へ送信され、稼動状況モニタリング部11へ表示さ
れるとともに、設備部表示灯7へも表示される。設備部
表示灯7は交換部品の種類により色分け表示され、オペ
レータの視認性を高めている。この情報により、メカ部
8の故障による停止を防止し、効果的な予防保全を可能
とする。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、設備総合効率の把握の
みではなく、設備総合効率を低下させる要因(段取り,
チョコ停,歩留り低下等)をリアルタイムに把握できる
ようにしたので、速やかにその是正処置を取ることが可
能となり、大巾に設備総合効率を向上させることができ
る。
みではなく、設備総合効率を低下させる要因(段取り,
チョコ停,歩留り低下等)をリアルタイムに把握できる
ようにしたので、速やかにその是正処置を取ることが可
能となり、大巾に設備総合効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての全システムの構成図
【図2】図1のコンピュータシステムの機能ブロック図
【図3】図1の設備部5の制御コンピュータの機能ブロ
ック図
ック図
【図4】設備総合効率の説明図
01 コンピュータシステム 1 メインコンピュータ 2 磁気ディスク 3 サブコンピュータ 4 ターミナル部 5(51〜5n) 設備部 6 制御コンピュータ 7 表示灯 8 メカ部 11 稼動状況モニタリング部 12 通信部 13 総合効率集計表示部 14 データ部 21 通信部 22 不良率判定部 23 作業終了判定部 24 設備保守指示部 25 制御部
Claims (4)
- 【請求項1】製造ラインにおいて製品を処理する設備の
稼動の有無,この設備による製品の処理数,処理された
製品の不良数等の設備の稼動状況を示すデータをリアル
タイムで収集し、このデータから設備の時間稼動率,性
能稼動率,不良率,設備総合効率を演算出力する手段を
備えることを特徴とする製造ライン稼動状況モニタリン
グシステム。 - 【請求項2】請求項1に記載のモニタリングシステムに
おいて、設備への製品の供給数量,前記処理数,設備の
サイクルタイムから処理の終了予想時間を演算出力する
手段を備えることを特徴とする製造ライン稼動状況モニ
タリングシステム。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のモニタリ
ングシステムにおいて、製品の試験結果のデータから製
品の品質レベルが所定の限度を逸脱することを事前に予
知して、アラームを出力する手段を備えることを特徴と
する製造ライン稼動状況モニタリングシステム。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
のモニタリングシステムにおいて、設備の稼動時間,前
記製品の処理数等から設備の各部の消耗度を判定し、部
品交換の指示を出力する手段を備えることを特徴とする
製造ライン稼動状況モニタリングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24961093A JPH07105285A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 製造ライン稼動状況モニタリングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24961093A JPH07105285A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 製造ライン稼動状況モニタリングシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07105285A true JPH07105285A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17195593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24961093A Pending JPH07105285A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | 製造ライン稼動状況モニタリングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07105285A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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