JPH07105180B2 - 懸垂碍子用磁器およびその製造方法 - Google Patents

懸垂碍子用磁器およびその製造方法

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JPH07105180B2
JPH07105180B2 JP7369392A JP7369392A JPH07105180B2 JP H07105180 B2 JPH07105180 B2 JP H07105180B2 JP 7369392 A JP7369392 A JP 7369392A JP 7369392 A JP7369392 A JP 7369392A JP H07105180 B2 JPH07105180 B2 JP H07105180B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、頭部部分に改良を施し
た懸垂碍子用磁器およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5には、従来の懸垂碍子を示してい
る。同図に示されている磁器1は、傘状をなす基部2の
中央部に頭部3を有するように形成されている。この頭
部3の外側にはキャップ4が固定されるようになってお
り、また、頭部3の内側にはピン5が固定されるように
なっている。
【0003】この種の懸垂碍子においては、磁器1に対
するキャップ4およびピン5の固定を図るために、サン
ド6を頭部3の外面および内面に接着し、そしてこのキ
ャップ4と頭部3の外面との間に中間固化物として作用
するセメント7を充填すると共に、頭部3の内面とピン
5との間にもセメント7を充填して固化させるようにし
ている。
【0004】しかして、上記磁器1は、図6に示すよう
に鋳込成形型8により成形された後に離型、乾燥および
焼成されるようになっている。
【0005】上記鋳込成形型8により磁器1の成形品を
成形する場合には、共に透水性のある上型9および下型
10の内部のキャビティ11に泥漿を加圧供給しつつ、
この上型9および下型10を通して真空引きすること
で、成形品を成形する。その後、キャビティ11内へエ
アブロウしながら上型9および下型10を離型する。こ
の場合に、上下に離型できるように成形品Kの頭部はテ
ーパー状に設定されている。
【0006】このように成形品Kにおける頭部がテーパ
ー状をなすことで、上述したようにキャップ4およびピ
ン5の固定の際に、これらが抜けることのないように頭
部外面および内面にサンド6を付着させるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、サンド
6を付着させるには、かなり面倒な作業を要し、また、
このサンド6自体の製造にも手間がかかる問題があっ
た。さらにはこのサンド6が成形品の焼成過程で熱膨張
等により成形品頭部から脱落するおそれがあり、総じて
製作性が悪く、コストの高騰にもつながるという問題が
あった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、サンドを用いずにキャップおよびピ
ンを固着することが可能な懸垂碍子用磁器およびその製
造方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の懸垂碍子用磁器
は、頭部の外面にキャップを固定するための螺旋ねじ部
を有すると共に、前記頭部の内面にピンを固定するため
の螺旋ねじ部を有するところに特徴を有するものである
(請求項1の発明)。
【0010】本発明の懸垂碍子用磁器の製造方法は、次
の行程(a)〜(d)を含んでなる方法である。
【0011】成形品の外面を成形する上型において成形
品頭部を成形する中央部と、成形品の内面を成形する下
型において成形品頭部を成形する中央部とに、それぞれ
螺旋溝部を有するところの鋳込成形型により、磁器原料
から成形品を成形する行程(a)と、行程(a)の実行
後に、上型をこれの螺旋溝部に沿って螺脱する方向に回
転させてこの上型を成形品から離型する行程(b)と、
行程(a)の実行後に、下型をこれの螺旋溝部に沿って
螺脱する方向に回転させてこの下型を成形品から離型す
る行程(c)と、行程(b)および(c)の実行後に、
離型した成形品を乾燥し焼成する行程(d)。
【0012】本発明の他の懸垂碍子用磁器の製造方法
は、次の行程(a)〜(d)を含んでなる方法である。
【0013】成形品の外面を成形する上型において成形
品頭部を成形する中央部分が、該上型における他の部分
に対して抜脱可能であると共に、成形品の内面を成形す
る下型において成形品頭部を成形する中央部分が、該下
型における他の部分に対して抜脱可能で、且つこれら各
中央部分にそれぞれ螺旋溝部を有するように構成された
鋳込成形型により、磁器原料から成形品を成形する行程
(a)と、行程(a)の実行後に、前記上型における中
央部分をこれの螺旋溝部に沿って螺脱する方向に回転さ
せて抜脱する行程(b)と、行程(b)の実行後に、前
記上型における他の部分を成形品から離型する行程
(c)と、行程(a)の実行後に、前記下型における中
央部分をこれの螺旋溝部に沿って螺脱する方向に回転さ
せて抜脱する行程(d)と、行程(d)の実行後に、前
記下型における他の部分を成形品から離型する行程
(e)と、行程(c)および(e)の実行後に、離型し
た成形品を乾燥し焼成する行程(f)。
【0014】
【作用】本発明の懸垂碍子用磁器においては、頭部の外
面および内面に螺旋ねじ部を有するから、この螺旋ねじ
部の凹凸により、この頭部と中間固化物とが強固に固定
されて中間固化物の抜け止めが強固になされる。したが
って、頭部とキャップおよびピンとの固定が強固になさ
れる。
【0015】そして、このようにサンドを用いずに、頭
部とキャップおよびピンとの固定を図ることができるか
ら、面倒なサンド付着作業を要せず、従来に比して製作
性の向上に寄与できる。
【0016】また、本発明の懸垂碍子用磁器の製造方法
においては、成形品の外面を成形する上型において成形
品頭部を成形する中央部と、成形品の内面を成形する下
型において成形品頭部を成形する中央部とに、それぞれ
螺旋溝部を有するところの鋳込成形型により、碍子原料
から成形品を成形するから、上記螺旋溝部により、頭部
外面および頭部内面に螺旋ねじ部を有する碍子成形品が
成形される。
【0017】そして、この成形品を離型するには、上型
をこれの螺旋溝部に沿って螺脱する方向に回転させ、下
型をこれの螺旋溝部に沿って螺脱する方向に回転させる
から、螺旋ねじ部を有する成形品を良好に離型すること
ができる。この後成形品を乾燥し焼成することで懸垂碍
子用磁器が得られる。
【0018】また、本発明の他の懸垂碍子用磁器の製造
方法においては、成形品の外面を成形する上型において
成形品頭部を成形する中央部分と、成形品の内面を成形
する下型において成形品頭部を成形する中央部分とにそ
れぞれ螺旋溝部を有するように構成された鋳込成形型に
より、碍子原料から成形品を成形するから、上記螺旋溝
部により、頭部外面および頭部内面に螺旋ねじ部を有す
る碍子成形品が成形される。
【0019】そして、この成形品を離型するには、上型
および下型を離型することになるが、この場合、上型に
おいては、中央部分を、他の部分より先に、螺旋溝部に
沿って螺脱する方向に回転させて抜脱し、そして、その
後に他の部分を離型させるから、螺旋ねじ部を有する成
形品を良好に離型することができると共に、上型におけ
る他の部分は回転させることなく離型させることができ
て、上型全体を一度に回転させて離型する場合に比し
て、離型が比較的容易で、しかも成形品に回転跡等の擦
傷が付くことも少なくできる。なお、下型についても同
様である。この後成形品を乾燥し焼成することで懸垂碍
子用磁器が得られる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例につき図1ない
し図3を参照しながら説明する。図1には懸垂碍子用磁
器21を縦断面して示している。この磁器21におい
て、傘状をなす基部22の下面には、複数の円状リブ2
3が同心状態に形成されている。また基部22の中央部
には上方へ膨出するように頭部24が形成されており、
この頭部24の外面および内面にそれぞれ螺旋ねじ部2
5および26が形成されている。
【0021】図2に示すように、この磁器21における
頭部24の外側にはキャップ27が固定されるようにな
っており、また、頭部25の内側にはピン28が固定さ
れるようになっている。すなわち、頭部24の外面とキ
ャップ27との間に中間固化物として作用するセメント
29を充填固化すると共に、ピン28と頭部24の内面
との間にもセメント29を充填固化するようにしてい
る。
【0022】この場合、螺旋ねじ部25および26の凹
凸により、頭部24とセメント29,29とが強固に固
定されて中間固化物の抜け止めが強固になされる。これ
にて、頭部24とキャップ27およびピン28との固定
が強固になされる。
【0023】このように、従来のサンドを用いずに、頭
24とキャップ27およびピン28との固定を図るこ
とができるから、面倒なサンド付着作業を要せず、従来
に比して製作性の向上に寄与できる。
【0024】上記磁器21は次の行程(A1)〜(A
5)を実行することにより製造されたものである。
【0025】行程(A1);いま、図3には、磁器21
を泥漿から成形するための鋳込成形型30を示してい
る。成形品の外面を成形する上型31および成形品の内
面を成形する下型32は、セラプラストや石膏等の透水
性を有する材料から構成されており、この上下型31お
よび32の内部には成形用のキャビティ33が形成され
ている。下型32には、泥漿供給口34が形成されてい
る。この泥漿供給口34には泥漿供給系統配管が接続さ
れるようになっている。
【0026】また、上下型31および32には、キャビ
ティ33内をこの上下型31および32の壁内を通して
真空引きあるいはエアブロウする機構が設けられてい
る。
【0027】上記上型31において、磁器21成形品の
頭部を成形する中央部分31aには、螺旋溝部36が形
成されており、また、下型32において磁器21成形品
の頭部の内面を成形する中央部分32aには、螺旋溝部
37が形成されている。
【0028】しかして、磁器21の成形品を成形する場
合、泥漿供給口34からキャビティ33内に泥漿を所定
圧力にて流入させ、その後、泥漿を送り込みつつ、キャ
ビティ33内を型31,32を通して真空引きして泥漿
を脱水する。これにて、泥漿中の原料素地が、キャビテ
ィ33内面部分から順次着肉して、キャビティ33内に
充填成形される。これにて成形品Kが成形される。
【0029】この場合、螺旋溝部36および37によ
り、頭部外面および頭部内面にそれぞれ螺旋ねじ部25
および26を有する成形品Kが成形される。
【0030】行程(A2);上述した成形品Kの成形
後、上型31からエアブロウしつつ、この上型31を、
これの螺旋溝部36に沿って螺脱する方向(図3に矢印
Qで示す方向)に回転させて成形品Kから上型31を離
型する。
【0031】行程(A3);上型31が離型された後
に、成形品Kを図示しない吸着装置により吸着して回り
止め状態に保持する。
【0032】行程(A4);この後、下型32からエア
ブロウしつつ、この下型32を、これの螺旋溝部37に
沿って螺脱する方向(図3に矢印Rで示す方向)に回転
させて成形品Kから下型32を離型する。
【0033】行程(A5);この後、成形品Kを所定の
乾燥・焼成プログラムに従って乾燥および焼成し、これ
にて、磁器21が得られる。
【0034】このように、成形品Kを離型するについ
て、上型31および下型32をそれぞれ螺旋溝部36お
よび37に沿って螺脱する方向へ回転させるから、螺旋
ねじ部25および26を有する成形品Kを良好に離型す
ることができる。
【0035】なお、上記実施例では、上型31の離型
を、下型32の離型よりも先に行なうようにしたが、こ
れは、下型32の離型を先に行なうようにしても良く、
この場合、成形品Kを下から回り止めするようにすれば
良い。
【0036】次に上述の磁器21を製造する方法につい
て第2の実施例を図4を参照して述べる。この製造方法
は、次の行程(B1)〜(B7)を実行することにより
磁器21を製造するようにしている。
【0037】行程(B1);この行程においては鋳込成
形型41により成形品を成形するが、このときの鋳込成
形型41について述べる。
【0038】鋳込成形型41における上型42は、成形
品の頭部を成形する中央部分43が、他の部分44に対
して抜脱可能に構成されており、この中央部分43に螺
旋溝部45が形成されている。
【0039】また、鋳込成形型41における下型46
は、成形品の頭部を成形する中央部分47が、他の部分
48に対して抜脱可能に構成されており、中央部分47
に螺旋溝部49が形成されている。
【0040】しかして、磁器21の成形品を成形する場
合、泥漿供給口50からキャビティ51内に泥漿を所定
圧力にて流入させ、その後、泥漿を送り込みつつ、キャ
ビティ51内を型42,46を通して真空引きして泥漿
を脱水する。これにて、泥漿中の原料素地が、キャビテ
ィ51内面部分から順次着肉して、キャビティ51内に
充填成形される。これにて成形品が成形される。
【0041】この場合、螺旋溝部45および49によ
り、頭部外面および頭部内面にそれぞれ螺旋ねじ部25
および26を有する成形品Kが成形される。
【0042】行程(B2);上述の成形品Kの成形後
に、前記上型42における中央部分43をこれの螺旋溝
部45に沿って螺脱する方向に回転させて抜脱する。
【0043】行程(B3);この後、前記上型42にお
ける他の部分44を上方へ変位させて成形品Kから離型
する。
【0044】行程(B4);この後、前記下型46にお
ける中央部分47をこれの螺旋溝部49に沿って螺脱す
る方向に回転させて抜脱する。
【0045】行程(B5);この後、成形品Kを例えば
図示しない吸着装置により吸着保持する。
【0046】行程(B6);しかる後、前記下型46に
おける他の部分48を下方へ変位させ、あるいは成形品
K自体を上方へ変位させることにより、成形品Kから他
の部分48を離型する。
【0047】行程(B7);この後、離型した成形品K
を乾燥し焼成する。
【0048】このような実施例においては、上型42を
離型するについては、中央部分43を、他の部分44よ
り先に、螺旋溝部45に沿って螺脱する方向に回転させ
て抜脱し、そして、その後に他の部分44を離型させる
から、螺旋ねじ部25および26を有する成形品Kを良
好に離型することができ、しかも、上型42における他
の部分44は回転させることなく離型させることができ
て、上型42全体を一度に回転させて離型する場合に比
して、離型が比較的容易で、しかも成形品Kに成形型の
回転跡が付くことも少なくできる。なお、下型46につ
いても同様のことがいえる。
【0049】なお、上述の行程(B2)、(B3)、
(B4)および(B6)の実行順序は上記実施例に限ら
れるものではない。すなわち、この第2の実施例におい
て、行程(B3)は行程(B2)の後であれば良く、ま
た、行程(B6)は行程(B4)の後であれば良いか
ら、各行程の(B2)、(B3)、(B4)および(B
6)の実行順序は、これ以外に、下記(ア)および
(イ)のようにしても良い等、種々の組み合わせが考え
られる。
【0050】(ア) (B4)、(B6)、(B2)お
よび(B3)の順 (イ) (B2)、(B4)、(B3)および(B6)
の順。
【0051】その他、本発明は上記した各実施例に限定
されることはなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更
して実施できるものである。
【0052】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。
【0053】請求項1の懸垂碍子用磁器によれば、頭部
の外面および内面に螺旋ねじ部を有するから、この螺旋
ねじ部の凹凸により、この頭部とキャップおよびピン固
定用中間固化物との固定、ひいては、頭部とキャップお
よびピンとの固定を強固となすことができ、よって、面
倒なサンド付着作業を要せず、従来に比して製作性の向
上に寄与できる。
【0054】請求項2の懸垂碍子用磁器の製造方法によ
れば、螺旋ねじ部を有する懸垂碍子用磁器を良好に型成
形できると共にその成形品の離型も容易である。
【0055】請求項3の懸垂碍子用磁器の製造方法によ
れば、螺旋ねじ部を有する懸垂碍子用磁器を良好に型成
形でき、しかもその成形品の離型も容易で、さらにはそ
の離型時に成形品に回転跡等の擦傷が付くことも少なく
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す磁器の縦断側面図
【図2】懸垂碍子の縦断側面図
【図3】成形型の縦断側面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す成形型の縦断側面
【図5】従来例を示す懸垂碍子の縦断側面図
【図6】成形型を示す縦断側面図
【符号の説明】
21は懸垂碍子用磁器、22は基部、24は頭部、2
5,26は螺旋ねじ部、27はキャップ、28はピン、
29はセメント、30は鋳込成形型、31は上型、31
aは中央部分、32は下型、32aは中央部分、36,
37は螺旋溝部、41は鋳込成形型、42は上型、43
は中央部分、44は他の部分、45は螺旋溝部、46は
下型、47は中央部分、48は他の部分、49は螺旋溝
部を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部の外面にキャップを固定するための
    螺旋ねじ部を有すると共に、前記頭部の内面にピンを固
    定するための螺旋ねじ部を有することを特徴とする懸垂
    碍子用磁器。
  2. 【請求項2】 次の行程(a)〜(d)を含んでなる懸
    垂碍子用磁器の製造方法。成形品の外面を成形する上型
    において成形品頭部を成形する中央部と、成形品の内面
    を成形する下型において成形品頭部を成形する中央部と
    に、それぞれ螺旋溝部を有するところの鋳込成形型によ
    り、磁器原料から成形品を成形する行程(a)と、 行程(a)の実行後に、上型をこれの螺旋溝部に沿って
    螺脱する方向に回転させてこの上型を成形品から離型す
    る行程(b)と、 行程(a)の実行後に、下型をこれの螺旋溝部に沿って
    螺脱する方向に回転させてこの下型を成形品から離型す
    る行程(c)と、 行程(b)および(c)の実行後に、離型した成形品を
    乾燥し焼成する行程(d)。
  3. 【請求項3】 次の行程(a)〜(f)を含んでなる懸
    垂碍子用磁器の製造方法。成形品の外面を成形する上型
    において成形品頭部を成形する中央部分が、該上型にお
    ける他の部分に対して抜脱可能であると共に、成形品の
    内面を成形する下型において成形品頭部を成形する中央
    部分が、該下型における他の部分に対して抜脱可能で、
    且つこれら各中央部分にそれぞれ螺旋溝部を有するよう
    に構成された鋳込成形型により、磁器原料から成形品を
    成形する行程(a)と、 行程(a)の実行後に、前記上型における中央部分をこ
    れの螺旋溝部に沿って螺脱する方向に回転させて抜脱す
    る行程(b)と、 行程(b)の実行後に、前記上型における他の部分を成
    形品から離型する行程(c)と、 行程(a)の実行後に、前記下型における中央部分をこ
    れの螺旋溝部に沿って螺脱する方向に回転させて抜脱す
    る行程(d)と、 行程(d)の実行後に、前記下型における他の部分を成
    形品から離型する行程(e)と、 行程(c)および(e)の実行後に、離型した成形品を
    乾燥し焼成する行程(f)。
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