JPH07105046A - 計算機システムの異常監視処理機構 - Google Patents

計算機システムの異常監視処理機構

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JPH07105046A
JPH07105046A JP5249507A JP24950793A JPH07105046A JP H07105046 A JPH07105046 A JP H07105046A JP 5249507 A JP5249507 A JP 5249507A JP 24950793 A JP24950793 A JP 24950793A JP H07105046 A JPH07105046 A JP H07105046A
Authority
JP
Japan
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keyword
abnormality
computer
system message
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5249507A
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English (en)
Inventor
Akira Tsuchiya
亮 土屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機の異常を監視する処理の煩雑化を防止
してシステムの処理効率を向上するとともに、異機種間
での監視処理の移植を容易にしてシステムの汎用性を向
上することにある。 【構成】 計算機の操作および運用を示すシステムメッ
セージを入力して当該入力されたシステムメッセージを
単語単位に分解する単語分解手段と、前記計算機の異常
の種類を示すキーワードを編集して当該編集されたキー
ワードを記憶するログファイルと、このログファイルに
記憶されたキーワードと前記単語分解手段により単語単
位に分解されたシステムメッセージとを照合して一致す
ると当該キーワードの示す異常の種類と判定する異常判
定手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機の異常を判定し
て当該判定した異常を通知する計算機システムの異常監
視処理機構のうち、特に、計算機の異常を監視する処理
の煩雑化を防止してシステムの処理効率を向上するとと
もに、異機種間での監視処理の移植を容易にしてシステ
ムの汎用性を向上する計算機システムの異常監視処理機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、計算機内部で異常が発生した場
合は、エラー時刻、エラーが発生した装置名、エラーコ
ードおよび当該エラーコードの詳細を示すコードが通知
され、異常処理プロセスによる、例えば、異常を表示す
る異常表示が行われる。
【0003】しかし、従来の計算機システムは、計算機
内部で異常が発生した場合に当該異常を示す情報および
通知する手段に関する規約がなく、各システムにより独
自に異常を監視していた。
【0004】具体的には、計算機内部で異常が発生する
と当該異常を異常処理プロセスに通知する手段は、ソフ
トウエアによる通知とハードウエアによる通知とがあ
る。また、異常を示す情報の種類としては、異常処理プ
ロセスに異常の有無を示す信号と異常の内容をメッセー
ジで示す異常情報とがある。上記異常処理プロセスに示
す異常情報および通知する手段は計算機の機種により異
なり、各計算機が独自の監視を行っている。また、同じ
機種の計算機でもプログラマーにより作成されるプログ
ラムが各プログラマーにより異なるため、ソフトウエア
による通知も異なるものである。更に、集中監視の場
合、例えば、LANにより接続された計算機を監視する
監視部は、異なる機種の計算機が接続されていると当該
異なる機種の計算機に対して異常情報の通知も他の計算
機とは異なるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
は、計算機内部で異常が発生した場合に当該異常を示す
情報および通知する手段も計算機の機種毎または同一の
機種でも異なるため、異常を監視する処理も計算機毎に
対応しなければならず、異常の監視処理の煩雑化を招来
してシステムの処理効率を低下する問題があった。ま
た、集中監視の場合でも異なる機種の計算機が接続され
ていると当該異なる機種の計算機に対して計算機の機種
毎に異常情報の種類および通知する手段も異なるため、
機種の異なる計算機を集中監視等のシステムに適用する
のが困難でありシステムの汎用性に欠ける問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、その目的は、システムメッセージ
と予め登録しているキーワードとを照合して計算機の異
常を判定することにより、計算機の異常を監視する処理
の煩雑化を防止してシステムの処理効率を向上するとと
もに、異機種間での監視処理の移植を容易にしてシステ
ムの汎用性を向上する計算機システムの異常監視処理機
構を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の第1の発明は、計算機の異常を判
定して当該判定した異常を通知する計算機システムの異
常監視処理機構において、前記計算機の操作および運用
を示すシステムメッセージを入力して当該入力されたシ
ステムメッセージを単語単位に分解する単語分解手段
と、前記計算機の異常の種類を示すキーワードを編集し
て当該編集されたキーワードを記憶するキーワード格納
ファイルと、このキーワード格納ファイルに記憶された
キーワードと前記単語分解手段により単語単位に分解さ
れたシステムメッセージとを照合して一致すると当該キ
ーワードの示す異常の種類と判定する異常判定手段と、
を備えたことを要旨とする。
【0008】
【作用】上述の如く構成すれば、第1の発明は、単語分
解手段により、計算機の操作および運用を示すシステム
メッセージを入力して当該入力されたシステムメッセー
ジを単語単位に分解する。
【0009】一方、計算機の異常の種類を示すキーワー
ドが編集されて当該編集されたキーワードがキーワード
格納ファイルに記憶される。異常判定手段により、キー
ワード格納ファイルに記憶されたキーワードと前記単語
分解手段により単語単位に分解されたシステムメッセー
ジとを照合して一致すると当該キーワードの示す異常の
種類と判定して異常を通知するので、計算機の異常を監
視する処理の煩雑化を防止してシステムの処理効率を向
上するとともに、異機種間での監視処理の移植を容易に
してシステムの汎用性を向上できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のー実施例を図面に基づいて説
明する。
【0011】図1は本発明の計算機システムの異常監視
処理機構の一実施例に係る構成を示す図である。
【0012】上記計算機システムの異常監視処理機構
(以下、異常監視処理機構という。)1は、システムメ
ッセージ入力処理部3、単語分解処理部5、キーワード
編集処理部7、キーワード格納ファイル9および異常判
定処理部11を備えて、計算機の異常を監視する処理の
煩雑化を防止してシステムの処理効率を向上するととも
に、異機種間での監視処理の移植を容易にしてシステム
の汎用性を向上するものである。
【0013】上記システムメッセージ入力処理部3は、
後述するログファイル19から計算機が外部に出力す
る、または、計算機内部に時系列的に記録するロギング
の当該計算機の操作および運用を示す文字列情報のシス
テムメッセージを1文章づつ取り出す。単語分解処理部
5は、取り出したシステムメッセージを単語単位に分解
しながら、異常判定処理部11に出力する。キーワード
編集処理部7は、後述する入力端末13から入力される
エラーの種類を示すエラー識別子に対応させた監視用キ
ーワードおよび当該監視用キーワードが組み合わされた
連結キーワード等を後述するキーワードテーブル23の
形式でキーワード格納ファイル9に記憶する。また、キ
ーワード編集処理部7は、キーワード格納ファイル9に
記憶されている監視用キーワードの更新、削除等を行
う。キーワード格納ファイル9は、エラー識別子に対応
付けされた監視用キーワード(以下、キーワードとい
う。)を後述するキーワードテーブル23の形式で格納
する。
【0014】異常判定処理部11は、単語分解処理部5
から入力される単語単位に分解されたシステムメッセー
ジとキーワード格納ファイル9内に記憶されたキーワー
ドを検索して照合する。照合の結果、キーワードと一致
するシステムメッセージすると異常判定処理部11は、
該当する識別子を付加して異常監視処理機構1の後述す
る異常処理プロセス21にエラー通知する。上記キーワ
ード編集処理部7に接続されている、例えば、キーボー
ドから構成された入力端末13は、キーワード等を入力
する。
【0015】上記異常監視処理機構1をメッセージ表示
するだけの計算機を備えた異常処理プロセスに適用した
システム構成図を図2に示す。
【0016】同図において、メッセージ表示装置15
は、計算機17から計算機が外部に出力する、または、
計算機内部に時系列的に記録するロギングの当該計算機
の操作および運用を示す文字列情報のシステムメッセー
ジを表示する。上記計算機17は、計算機が外部に出力
する、または、計算機内部に時系列的に記録するロギン
グの当該計算機の操作および運用を示す文字列情報シス
テムメッセージをメッセージ表示装置15に表示する。
同時に、計算機17は、ログファイル19にシステムメ
ッセージを記憶する。ログファイル19は、計算機17
に発生するシステムメッセージを記憶する。異常監視処
理機構1は、周期的にログファイル19に記憶されてい
るシステムメッセージを取り出して前述した如く計算機
17の異常の判定を行い、判定の結果、異常ならば異常
処理プロセス21にエラー通知を行う。異常処理プロセ
ス21は、図1で説明した異常監視処理機構1の異常判
定処理部11からエラー通知された場合に、例えば、計
算機17の異常の原因を調べるリモート診断を開始させ
るための自動発呼、異常表示版への表示またはシステム
自動停止等の異常処理を行う。
【0017】上記キーワード格納ファイル9に記憶され
ているキーワードテーブル23を図3に示す。
【0018】同図において、エラー番号1は、例えば、
ディスクエラーを示し、エラー番号2は、例えば、通信
エラーを示し、エラー番号3は、例えば、タイプエラー
を示している。上記エラー番号1は、キーワード番号1
からキーワード番号4までセットして、エラー番号の領
域の最後には当該キーワードの終了を示す零をセットし
ている。これらの複数のエラー番号がキーワード格納フ
ァイル9に記憶されている。ここで、キーワード編集処
理部7から入力されるキーワードABC、キーワードD
EF、キーワードGHIのうち、キーワード番号1が複
数のキーワードを連結した連結キーワードの場合には
「&」により連結され、ABC&DEF&GHIとして
キーワード番号にセットされている。
【0019】また、上記キーワード番号1のキーワード
ABC、キーワードDEF、キーワードGHIのうち、
当該キーワードDEFに計算機の異常を示すキーワード
でない意味を示す否定マークが付けられている場合は、
当該キーワードDEFの先頭に「!」を付けて、ABC
&!DEF&GHIにセットされている。
【0020】次に、本実施例の作用を図4および図5の
フローチャートを用いて説明する。
【0021】まず、計算機システムの起動後、システム
メッセージ入力処理部3は、ログファイル19からシス
テムメッセージを1文章分取り出して単語分解処理部5
に出力する。システムメッセージの1文章分出力される
と単語分解処理部5は、当該1文章の空白文字を検索し
て当該空白文字を単位として文章を区切り、単語に分離
して異常判定処理部11に出力する(ステップ100〜
110)。単語単位に分離されて出力されると異常判定
処理部11は、キーワード格納ファイル9に格納されて
いるキーワードテーブル23のエラー番号を1にセット
し(ステップ120)、キーワード番号を1にセットす
る(ステップ130)。キーワード番号等のセット後に
異常判定処理部11は、エラー番号およびキーワード番
号がともに1を示すキーワードをキーワード格納ファイ
ル9に格納されているキーワードテーブル23から取り
出す(ステップ140)。
【0022】取り出した後、異常判定処理部11は、単
語分解処理部5から入力されたシステムメッセージの中
にキーワード格納ファイル9から取り出したキーワード
が存在していなければステップ220に進む。一方、キ
ーワードが存在していると異常判定処理部11は、否定
マーク付きのキーワードの有無を調べて否定マークが付
いているとステップ170に進み、付いていなければス
テップ230に進む(ステップ150〜160)。
【0023】ステップ170に進むと異常判定処理部1
1は、キーワード番号をカウントアップしてキーワード
が終了ならばステップ190に進み、終了でなければス
テップ140に戻る(ステップ170〜180)。
【0024】ステップ190に進むと異常判定処理部1
1は、エラー番号をカウントアップしてキーワードテー
ブル23の終了ならば終了ステータスにキーワードに該
当するエラーがないことを示す零をセットして処理を終
了し、キーワードテーブル23が終了していなければス
テップ130に戻る(ステップ190〜210)。
【0025】一方、ステップ220に進むと異常判定処
理部11は、否定マーク付きのキーワードの有無を調べ
て否定マークが付いているとステップ230に進み、付
いていなければステップ170に戻る(ステップ22
0)。ステップ230に進むと異常判定処理部11は、
キーワードに連結キーワードが有るならば当該連結キー
ワードを取り出してステップ150に戻る。上記連結キ
ーワードが無ければ異常判定処理部11は、終了ステー
タスにキーワードに該当するエラーを示すエラー番号を
セットして処理を終了する(ステップ230〜25
0)。
【0026】これにより、計算機の異常を監視する処理
の煩雑化を防止してシステムの処理効率を向上するとと
もに、異機種間での監視処理の移植を容易にしてシステ
ムの汎用性を向上できる。
【0027】また、ハードウェアおよび、OS(オペレ
ーションシステム)を変更することなくシステム監視処
理を各種の計算機システムに組み込む事ができ、異常処
理の自動化が容易に行える。
【0028】本実施例は、ネットワーク上に接続されて
いる各種の計算機の内部に時系列的に記憶するロギング
しているシステムメッセージまたはネットワーク上に流
すメッセージを異常監視処理機構1が取り込み、異常を
判定することによりネットワーク全体の監視が可能にな
り、集中監視のシステムにも適用可能である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明は、ロ
グファイルに記憶されている計算機の異常情報を示すキ
ーワードと、単語単位に分解された計算機の操作および
運用を示すシステムメッセージとを照合して一致すると
当該キーワードの示す異常情報と判定して異常を通知す
るので、計算機の異常を監視する処理の煩雑化を防止し
てシステムの処理効率を向上するとともに、異機種間で
の監視処理の移植を容易にしてシステムの汎用性の向上
を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計算機システムの異常監視処理機構の
一実施例に係る構成を示す図である。
【図2】異常監視処理機構をシステムに適用した図であ
る。
【図3】キーワードテーブルを示す図である。
【図4】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 異常監視処理機構 3 システムメッセージ入力処理部 5 単語分解部 7 キーワード編集処理部 9 キーワード格納ファイル 11 異常判定処理部 19 ログファイル 23 キーワードテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機の異常を判定して当該判定した異
    常を通知する計算機システムの異常監視処理機構におい
    て、 前記計算機の操作および運用を示すシステムメッセージ
    を入力して当該入力されたシステムメッセージを単語単
    位に分解する単語分解手段と、 前記計算機の異常の種類を示すキーワードを編集して当
    該編集されたキーワードを記憶するキーワード格納ファ
    イルと、 このキーワード格納ファイルに記憶されたキーワードと
    前記単語分解手段により単語単位に分解されたシステム
    メッセージとを照合して一致すると当該キーワードの示
    す異常の種類と判定する異常判定手段と、 を備えたことを特徴とする計算機システムの異常監視処
    理機構。
JP5249507A 1993-10-05 1993-10-05 計算機システムの異常監視処理機構 Pending JPH07105046A (ja)

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