JPH07104835A - 移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置 - Google Patents

移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置

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JPH07104835A
JPH07104835A JP5251380A JP25138093A JPH07104835A JP H07104835 A JPH07104835 A JP H07104835A JP 5251380 A JP5251380 A JP 5251380A JP 25138093 A JP25138093 A JP 25138093A JP H07104835 A JPH07104835 A JP H07104835A
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JP
Japan
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analysis
robot system
control
monitoring
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Application number
JP5251380A
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English (en)
Inventor
Keiji Tanaka
敬二 田中
Yutaka Yonetani
豊 米谷
Masaki Takahashi
正樹 高橋
Fusaaki Ozawa
房明 小沢
Hiromasa Hirakawa
博将 平川
Tomiji Yoshida
富治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Abstract

(57)【要約】 【目的】点検監視を行うためのセンサを搭載し移動する
ロボット本体の操作・制御性,監視点検性能をより良く
することのできる移動式点検ロボットシステムの制御,
解析,操作装置を提供する。 【構成】点検監視を行うためのセンサを搭載し移動する
ロボット本体と通信系を介して接続され地上に設置され
る移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置
において、操作スイッチをコンピュータのCRT上に表
示し、そのスイッチをマウス,ライトペン,タッチパネ
ル等の座標入力装置にて操作するようにし、かつそのC
RT上に表示したスイッチと同じ機能をもたせたハード
スイッチを別に設け、CRT上に表示したスイッチとハ
ードスイッチのどちらを操作しても有効に機能するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動式点検ロボットシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭58−76799 号「原子炉格納
容器内監視装置」あるいは特開昭60−230094号「原子炉
の監視装置」にあるようにTVカメラ,マイクロフォ
ン,赤外線カメラ等の点検監視を行うためのセンサを搭
載し移動するロボット本体と通信系を介して接続され地
上に制御,解析,操作装置の設置される移動式点検ロボ
ットシステムの概念は示されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、地上に設置さ
れる制御,解析,操作装置の操作・制御性,監視点検性
能については、あまり考慮されていなかった。
【0004】本発明の目的は、主に、TVカメラ、マイ
クロフォン、赤外線カメラ等の点検監視を行うためのセ
ンサを搭載し移動するロボット本体の操作・制御性,監
視点検性能をより良くすることのできる移動式点検ロボ
ットシステムの制御,解析,操作装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は、TVカメ
ラ,マイクロフォン,赤外線カメラ等の点検監視を行う
ためのセンサを搭載し移動するロボット本体と通信系を
介して接続され地上に設置される移動式点検ロボットシ
ステムの制御,解析,操作装置において、操作スイッチ
をコンピュータのCRT上に表示し、そのスイッチをマ
ウス,ライトペン,タッチパネル等の座標入力装置にて
操作するようにし、かつそのCRT上に表示したスイッ
チと同じ機能をもたせたハードスイッチを別に設け、C
RT上に表示したスイッチとハードスイッチのどちらを
操作しても有効に機能するようにしたことを特徴とする
移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置で
ある。
【0006】第2手段は、TVカメラ,マイクロフォ
ン,赤外線カメラ等の点検監視を行うためのセンサを搭
載し移動するロボット本体と通信系を介して接続され地
上に設置される移動式点検ロボットシステムの制御,解
析,操作装置において、操作スイッチをコンピュータの
CRT上に表示し、そのスイッチをマウス,ライトペ
ン,タッチパネル等の座標入力装置にて操作するように
し、同じCRT上に移動するロボットの現在位置(必要
に応じて姿勢も含む)が分かるように地図とロボットの
位置(必要に応じて姿勢も含む)を表示するようにした
ことを特徴とする移動式点検ロボットシステムの制御,
解析,操作装置である。
【0007】第3手段は、前記第2手段の移動式点検ロ
ボットシステムの制御,解析,操作装置において、CR
T上に表示した操作スイッチのそばにその操作スイッチ
を操作すると操作内容に対応して変化する移動式点検ロ
ボットシステムの状態の変化量を表示するようにしたこ
とを特徴とする移動式点検ロボットシステムの制御,解
析,操作装置である。
【0008】第4手段は、前記第2手段の移動式点検ロ
ボットシステムの制御,解析,操作装置において、同じ
CRT上に移動式点検ロボットシステムのアラーム状態
を表示するようにしたことを特徴とする移動式点検ロボ
ットシステムの制御,解析,操作装置である。
【0009】第5手段は、前記第2手段の移動式点検ロ
ボットシステムの制御,解析,操作装置において、同じ
CRT上にルート切り替え、ロボット選択,手動操作,
自動運転,データベース管理の基本メニューを表示する
ようにしたことを特徴とする移動式点検ロボットシステ
ムの制御,解析,操作装置である。
【0010】第6手段は、第2手段のCRT上に表示す
る地図とロボットの位置表示(必要に応じて姿勢も含
む)は少なくとも2方向から見た2つ以上の図象を表示
するようにしたことを特徴とする特許請求項2の移動式
点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置である。
【0011】第7手段は、TVカメラ,マイクロフォ
ン,赤外線カメラ等の点検監視を行うためのセンサを搭
載し移動するロボット本体と通信系を介して接続され地
上に設置される移動式点検ロボットシステムの制御,解
析,操作装置において、ロボット本体の操作,制御はホ
ストコンピュータとホストコンピュータに接続されるC
RTで行いセンサ情報の解析及び解析結果の表示を認識
処理用コンピュータと認識処理用コンピュータにビデオ
コンバータを介してTVカメラの映像表示と兼用可能に
接続されるモニタテレビとで行えるようにしたことを特
徴とする移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操
作装置である。
【0012】第8手段は、前記第7手段の移動式点検ロ
ボットシステムの制御,解析,操作装置において、セン
サ情報の解析結果の表示として想定される最大の異常度
を最大値とし、想定される最小の異常度を最小値とし異
常度の程度に対応した値を表示することを特徴とする移
動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置であ
る。
【0013】第9手段は、前記第7手段の移動式点検ロ
ボットシステムの制御,解析,操作装置において、ホス
トコンピュータと認識処理用コンピュータを通信線で接
続し、モニタテレビの映像をホストコンピュータあるい
は認識処理用コンピュータとリモート制御線で接続され
たVTRで録画できるようにしたことを特徴とする移動
式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置であ
る。
【0014】第10手段は、前記第9手段の移動式点検
ロボットシステムの制御,解析,操作装置において、セ
ンサ情報の解析及び解析結果の表示を行う認識処理機能
の種類を複数有し、ロボット本体が点検を行う場所(以
下、監視点検ポイントと称す。)毎にその監視点検ポイ
ントで行うべき認識処理機能の種類を設定することがで
きるようにしたことを特徴とする移動式点検ロボットシ
ステムの制御,解析,操作装置である。
【0015】第11手段は、前記第10手段の移動式点
検ロボットシステムの制御,解析,操作装置において、
複数の監視ポイントを一つのグループ(監視パターン)
として複数登録しておくことができ監視パターンを指定
することにより複数の監視ポイントを一度に指定できる
ようにしたことを特徴とする移動式点検ロボットシステ
ムの制御,解析,操作装置である。
【0016】第12手段は、前記第10手段の移動式点
検ロボットシステムの制御,解析,操作装置において、
監視点検ポイント毎に設定できる認識処理機能の種類と
して、少なくともTVカメラのセンサ情報を認識処理す
る目視点検機能として移動物体検出手段,状態変化検出
手段,計器などの読み取り手段,マイクロフォンのセン
サ情報を認識処理する異音点検機能としてスペクトル監
視手段,スペクトルパターン監視手段,ピーク周波数監
視手段,赤外線カメラのセンサ情報を認識処理する温度
点検機能として絶対温度の点検手段,2点間温度差監視
手段,1次元の温度分布監視手段,2次元の温度分布監
視手段の種類の全部又はいくつかを有することを特徴と
する移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装
置である。
【0017】第13手段は、前記第10手段の移動式点
検ロボットシステムの制御,解析,操作装置において、
センサ情報をいったんセンサ情報記録装置に記録してお
き、その後センサ情報記録装置からのデータを認識処理
するようにしたことを特徴とする移動式点検ロボットシ
ステムの制御,解析,操作装置である。
【0018】第14手段は、前記第13手段の移動式点
検ロボットシステムの制御,解析,操作装置において、
センサ情報記録装置は高サンプリング速度の大容量の記
録装置であることを特徴とする特許請求項13の移動式
点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置である。
【0019】
【作用】第1手段では、操作スイッチをコンピュータの
CRT上に表示し、そのスイッチをマウス,ライトペ
ン,タッチパネル等の座標入力装置にて操作するように
し、かつそのCRT上に表示したスイッチと同じ機能を
もたせたハードスイッチを別に設け、CRT上に表示し
たスイッチとハードスイッチのどちらを操作しても有効
に機能する。本装置の操作システムは基本的に例えばマ
ウスを使用する場合、マウスのみで全ての操作が操作可
能としておくことができる。これは、マウスを使いなれ
た操作者にとっては終始マウスで操作できることは操作
しやすいが、マウスを使いなれていない操作者または使
ったことのない操作者にとっては、使いずらいシステム
となってしまう。そこで、CRT上に表示したマウス操
作用のスイッチと同じ機能をもたせたハードスイッチを
別に設け、CRT上に表示したマウス操作用のスイッチ
とハードスイッチのどちらを操作しても有効に機能する
ようにしておくことにより、マウスを使いなれていない
操作者はハードスイッチを使用して最初から容易に移動
式点検ロボットシステムを操作することができ、慣れて
きた段階から徐々にマウス操作を使用していくこともで
きる。また、マウスを使いなれた操作者とマウスを使い
なれていない操作者がいる場合に両方の操作者にとって
操作性の良好な移動式点検ロボットシステムの制御,解
析,操作装置とすることができる。
【0020】第2手段では、操作スイッチをコンピュー
タのCRT上に表示し、そのスイッチをマウス,ライト
ペン,タッチパネル等の座標入力装置にて操作するよう
にし、同じCRT上に移動するロボットの現在位置(必
要に応じて姿勢も含む)が分かるように地図とロボット
の位置(必要に応じて姿勢も含む)を表示するようにし
たことにある。操作者は、操作スイッチを操作して移動
式点検ロボットシステムを操作する時、ロボットの現在
位置(必要に応じて姿勢も含む)を確認した上で操作内
容を判断する必要のあることが多いので、操作する操作
スイッチの近くに地図とロボットの位置(必要に応じて
姿勢も含む)が表示されれば、それを見ながら操作でき
るので操作性の良好な移動式点検ロボットシステムの制
御,解析,操作装置とすることができる。また、同じC
RT上に操作スイッチと地図とロボットの位置(必要に
応じて姿勢も含む)を表示するため1台のCRTですむ
ため、例えば、ノートパソコン等のようにCRTとコン
ピュータ本体とが一体になったコンパクトな操作装置と
することができて、ロボット本体のそばで実際にロボッ
トを見ながら操作したり、スペースの限られた事務所内
で移動式点検ロボットシステムを操作することが可能と
なる。
【0021】第3手段では、第2手段による作用に加え
て、CRT上に表示した操作スイッチのそばにその操作
スイッチを操作すると操作内容に対応して変化する移動
式点検ロボットシステムの状態の変化量を表示するよう
にしたことにある。例えば、状態の変化量として走行位
置座標などを「前進」「後退」の走行操作スイッチの近
くに表示すれば、地図とロボットの位置表示だけでは分
からない微妙な位置関係を正確に知ることができ、その
情報を見ながら微妙な位置決め操作を行うことも操作ス
イッチの近くに表示されるので容易に可能となる。ま
た、同じCRT上に表示するため1台のCRTですみ、
コンパクトな操作装置とすることができ可搬性のよい操
作性の良好な移動式点検ロボットシステムの制御,解
析,操作装置とすることができる。
【0022】第4手段では、第2手段による作用に加え
て、同じCRT上に移動式点検ロボットシステムのアラ
ーム状態を表示するようにしたことにある。操作スイッ
チ,現在位置等の表示されているCRTは操作中操作者
は常に見ているため、ロボットシステムになんらかの異
常又はその兆候が現れた場合にそのCRTにアラーム状
態を表示すれば即座に操作者はそのアラームに気付くこ
とができ遅れることなくそのアラームにたいして適切な
処置を施すことができる。また、同じCRT上に表示す
るため1台のCRTですみ、コンパクトな操作装置とす
ることができ可搬性のよい操作性の良好な移動式点検ロ
ボットシステムの制御,解析,操作装置とすることがで
きる。
【0023】第5手段では、第2手段による作用に加え
て、同じCRT上にルート切り替え、ロボット選択,手
動操作,自動運転,データベース管理の基本メニューを
表示するようにしたことにある。ルート切り替えは移動
式点検ロボットシステムが複数のルートを有する場合の
その切り替えを行う機能を呼び出すスイッチであり、ロ
ボット選択は同じルート上に複数のロボットが存在する
場合に現在操作の対象とするロボットを選択する機能を
呼び出すスイッチであり、手動操作は通常行うマニュア
ル操作モードを選択するスイッチであり、自動運転はあ
らかじめ設定しておいた手順にしたがって自動的にロボ
ットを操作制御する自動運転モードを選択するスイッチ
であり、データベース管理は自動運転時の手順等の本シ
ステムの様々設定データを登録,変更,削除等を行う機
能を呼び出すスイッチであり移動式点検ロボットシステ
ムの基本メニューとなる。これらの基本メニューはそれ
ぞれ同時に行うことはできなく、その内のどれか一つは
行われているべきのものであるので、現在操作を行って
いる基本メニューが区別表示されており次に移行できる
メニューとしてなにがあるかすべて表示されていること
は、システムの運転操作状態を一目で理解できるので運
転・操作性の良好な移動式点検ロボットシステムの制
御,解析,操作装置とすることができる。
【0024】第6手段では、第2手段による作用に加え
て、CRT上に表示する地図とロボットの位置表示(必
要に応じて姿勢も含む)を少なくとも2方向から見た2
つ以上の図象を表示するようにしたことにある。移動式
点検ロボットシステムのルートは3次元的に設置されて
いる場合もあるので、少なくとも2方向から見た2つ以
上の図象を表示すればロボットの現在位置と姿勢を正確
に表示することが可能となり、操作性の良好な移動式点
検ロボットシステムの制御,解析,操作装置とすること
ができる。
【0025】第7手段では、ロボット本体の操作,制御
はホストコンピュータとホストコンピュータに接続され
るCRTで行いセンサ情報の解析及び解析結果の表示を
認識処理用コンピュータと認識処理用コンピュータにビ
デオコンバータを介してTVカメラの映像表示と兼用可
能に接続されるモニタテレビとで行えるようにしたこと
にある。CRTの分解能とコンピュータの処理能力が許
されるならば1台のコンピュータシステムでロボット本
体の操作,制御からセンサ情報の解析及びスーパーイン
ポーズを用いた解析結果の表示まで行うことも可能であ
るが、現在の技術では困難である。ロボット本体の操
作,制御とセンサ情報の解析及び解析結果の表示は制御
対象の異なることから別々のシステムとして構築しやす
く、また、平行処理も可能な切り分け方であるので、分
散処理方式が可能となり、処理速度,処理容量が向上
し、システムの拡張性も良好で、かつ、操作・制御性,
監視点検性の良好な移動式点検ロボットシステムの制
御,解析,操作装置とすることができる。また、センサ
情報の解析及び解析結果の表示は、監視対象に対応して
行われるものなので、監視対象の映像の映るモニタテレ
ビ上にビデオコンバータを介して解析結果をスーパーイ
ンポーズ表示すれば、例えば、TVカメラの可視画像と
いっしょに、点検結果が表示されれば、どの監視対象を
点検したときの結果が一目で分かるので監視点検性の良
好な移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装
置とすることができる。
【0026】第8手段では、第7手段による作用に加え
て、センサ情報の解析結果の表示として想定される最大
の異常度を最大値とし、想定される最小の異常度を最小
値とし異常度の程度に対応した値を表示することにあ
る。異常度の程度が定量的な数値に置き換えられて、表
示されるため一目で異常の程度を知ることができるの
で、操作性,監視点検性の良好な移動式点検ロボットシ
ステムの制御,解析,操作装置とすることができる。
【0027】第9手段では、第7手段による作用に加え
て、ホストコンピュータと認識処理用コンピュータを通
信線で接続し、モニタテレビの映像をホストコンピュー
タあるいは認識処理用コンピュータとリモート制御線で
接続されたVTRで録画できるようにしたことにある。
ホストコンピュータと認識処理用コンピュータを通信線
で接続することによって、例えばホストコンピュータが
ロボットの位置決め制御完了後、認識処理用コンピュー
タにセンサ情報の解析及び解析結果の表示を行うなどと
認識処理用コンピュータをホストコンピュータに同期を
とって動かすことができる。また、モニタテレビの映像
をホストコンピュータあるいは認識処理用コンピュータ
とリモート制御線で接続されたVTRで録画できるよう
にすることにより、認識処理用コンピュータがセンサ情
報の解析及び解析結果の表示を終了した時点でその結果
をVTRに録画できるようになる。全て同期をとって自
動で行わせることが可能となるので、操作性の良好な移
動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置とす
ることができる。また、可視画像,赤外線画像,音響デ
ータなどのすべてのセンサ生情報や音響データをFFT
解析した結果、可視画像をもちいた目視点検結果、赤外
線画像を用いた温度点検結果など全ての解析結果をモニ
タテレビに表示出力できるようにすることでその結果は
全てVTRに録画し保存することができ、記録の保管が
容易な運転・操作性の良好な移動式点検ロボットシステ
ムの制御,解析,操作装置とすることができる。
【0028】第10手段では、第9手段による作用に加
えて、センサ情報の解析及び解析結果の表示を行う認識
処理機能の種類を複数有し、ロボット本体が点検を行う
場所(以下、監視点検ポイントと称す。)毎にその監視
点検ポイントで行うべき認識処理機能の種類を設定する
ことができるようにしたことにある。例えば、音を発す
る機器では異音点検のみ、過熱する恐れのある機器では
温度点検のみ、あるいはそれらの組み合わせた点検内容
というように監視点検ポイント毎に必要な監視点検を行
うことができ効率のよい監視点検ができるので、制御
性,監視点検性の良好な移動式点検ロボットシステムの
制御,解析,操作装置とすることができる。
【0029】第11手段では、第10手段による作用に
加えて、複数の監視ポイントを一つのグループ(監視パ
ターン)として複数登録しておくことができ監視パター
ンを指定することにより複数の監視ポイントを一度に指
定できるようにしたことにある。ルートに多数の監視ポ
イントがある場合にも、毎回、監視ポイントを全て指定
する必要がなくなるので運転・操作性の良好な移動式点
検ロボットシステムの制御,解析,操作装置とすること
ができる。また、同じルート上に点検頻度の異なる機器
が存在する場合にも、同じ点検条件の機器をグルーピン
グしておくことにより、毎回の点検対象の指定が容易に
行うことができる。
【0030】第12手段では、第10手段による作用に
加えて、監視点検ポイント毎に設定できる認識処理機能
の種類として、少なくともTVカメラのセンサ情報を認
識処理する目視点検機能として移動物体検出機能,状態
変化検出機能,計器などの読み取り機能,マイクロフォ
ンのセンサ情報を認識処理する異音点検機能としてスペ
クトル監視機能,スペクトルパターン監視機能,ピーク
周波数監視機能,赤外線カメラのセンサ情報を認識処理
する温度点検機能として絶対温度の点検機能,2点間温
度差監視機能,1次元の温度分布監視機能,2次元の温
度分布監視機能の種類の全部又はいくつかを有すること
にある。目視点検機能の移動物体検出機能は、本来動く
ようなものがあってはならない場所で動くものがないこ
との点検を行う機能であり、状態変化検出機能は通常は
長期間に渡って状態の変化しない場所で、状態変化は生
じていないかの点検を行う機能であり、計器などの読み
取り機能は入力した画像データよりメータの針の位置あ
るいは表示されている計器の値を検出し、それが正常な
範囲かどうかを点検する機能であり、異音点検機能のス
ペクトル監視機能は分析した音響スペクトルデータの各
周波数でのレベルが通常時のそれと大きく異なることは
ないかどうかという点検機能であり、スペクトルパター
ン監視機能は音響スペクトルデータの周波数に対するレ
ベル分布の形が通常時のそれと大きく異なることはない
かどうかという点検機能であり、ピーク周波数監視機能
は音響スペクトルデータのレベルがその周辺と比較して
卓越している周波数を有する場合にその周波数が通常時
のそれと大きく異なることはないかどうかという点検機
能であり、温度点検機能の絶対温度の点検機能は監視対
象の表面温度の測定値が通常時のそれと大きく異なるこ
とはないかどうかという点検機能であり、2点間温度差
監視機能は2点間の温度差がが通常時のそれと大きく異
なることはないかどうかという点検機能であり、1次元
の温度分布監視機能は2点間を結ぶ線上の温度分布の形
が通常時のそれと大きく異なることはないかどうかとい
う点検機能であり、2次元の温度分布監視機能は監視対
象の表面の2次元の温度分布の形が通常時のそれと大き
く異なることはないかどうかという点検機能である。こ
れらの機能は人間が通常行っている目視点検,異音点
検,温度点検の内容と同じであるため人間が通常行って
いる点検パトロールを移動式点検ロボットシステムに代
行させて行わせることができるので、監視点検性の良好
な移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置
とすることができる。
【0031】第13手段では、第10手段による作用に
加えて、センサ情報をいったんセンサ情報記録装置に記
録しておき、その後センサ情報記録装置からのデータを
認識処理するようにしたことにある。例えば、高温エリ
アとか原子力施設で放射線のあるエリアなどでロボット
を長時間停止させておくことが望ましくない場合にもセ
ンサ情報をその場で認識処理させるのではなく、センサ
情報をいったんセンサ情報記録装置に記録しておき、そ
の後センサ情報記録装置からのデータを認識処理するよ
うにすることにより、ロボットはセンサ情報の収集のた
めだけに監視対象のそばに近づくことができうるように
なり高温エリアとか放射線のあるエリアなどで使用する
のに対して制御性の良好な移動式点検ロボットシステム
の制御,解析,操作装置とすることができる。
【0032】第14手段では、第10手段による作用に
加えて、センサ情報記録装置は高サンプリング速度の大
容量の記録装置であることにある。通常の解析装置は、
リアルタイムでのサンプリング速度を上げるのに限界が
あり、また、一回に解析できるデータ数にも限界があ
る。一方、センサ情報の中に含まれる異常な情報は、瞬
間的なものから、長期の変化として現れてくる場合があ
る。それらを高サンプリング速度の大容量の記録装置で
記録しておくことにより、瞬間的な異常から、長期の変
化として現れてくる異常まで漏らすことなく捕らえるこ
とができ、また、あとから十分時間を掛けて大量のデー
タを処理することができるので監視点検性の良好な移動
式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置とする
ことができる。
【0033】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面を用いて説
明する。
【0034】図1は本発明を適用した移動式点検ロボッ
トシステムハード構成の基本的な一実施例を示す。
【0035】ロボット本体1aは点検ルート上に布設さ
れたレール3に沿って走行移動可能となっている。ロボ
ット本体1aは走行機構1にセンサ10を搭載してお
り、センサ10は雲台機構2によってセンサの向きを上
下左右に変えることができるようになっている。
【0036】センサ10の操作装置側への出力及び操作
装置側とロボット間の制御信号のやり取りは通信装置
(移動局)15と移動アンテナ16及び通信装置(固定
局)18と固定アンテナ17を介して行うことができる
ようになっている。
【0037】ここで、例えば、センサ10がTVカメラ
とマイクロフォンであればその映像信号と音声信号は通
信系を介して操作装置側へ送られ、通信装置(固定局)
18からモニタテレビ80に出力される構成となる。
【0038】ロボット本体1aへの制御指令はコンピュ
ータ50から通信系を介して与えられ、ロボット本体1
aからのロボット状態信号も通信系を介してロボット本
体1aからコンピュータ50へ送られる。
【0039】コンピュータ50と通信装置(固定局)1
8とは双方向の通信回線で接続されており、ロボット本
体1aの通信装置(移動局)15と通信装置(固定局)
18間にもそのための双方向の通信回線が設けられてい
る。
【0040】コンピュータ50にはCRT100,マウ
ス51,DIO52が接続されており、DIO52には
操作パネル60が接続されている。
【0041】また、CRT100にはマウス51で操作
するための操作スイッチ101,102が表示されてお
り、操作パネル60にはCRT100に表示された操作
スイッチ101,102と対応してハードスイッチ6
1,62が設けられている。ここでは、実際のスイッチ
の数は多数あるが、雲台機構2の「上」方向操作スイッ
チ101,61と雲台機構2の「下」方向操作スイッチ
102,62のみ記述している。
【0042】ここで、操作者はマウス51を用いてCR
T100に表示された操作スイッチ101をクリックし
てコンピュータ50に雲台機構2の「上」方向動作制御
をさせることもできるし、操作パネル60のハードスイ
ッチ61を押してスイッチのON,OFF状態をDIO
52を介してコンピュータ50に読み取らせて雲台機構
2の「上」方向動作制御をさせることもできる構成とな
っている。
【0043】従って、操作者はマウス51とハードスイ
ッチ61の自分の使いやすい方法で操作することができ
ので、マウスを使いなれた操作者とマウスを使いなれて
いない操作者の両方の操作者にとって操作性の良好な移
動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置とす
ることができる。
【0044】図2には、CRT100の実際の画面表示
の一実施例を示す。
【0045】上部エリア100aには基本メニューの選
択スイッチと現在の選択状態を示すマウス操作用スイッ
チとして「ルート切替」,「ロボット選択」,「手動操
作」,「自動運転」,「D.B.管理」が表示されてい
る。
【0046】ルート切り替えは移動式点検ロボットシス
テムが複数のルートを有する場合のその切り替えを行う
機能を呼び出すスイッチであり、ロボット選択は同じル
ート上に複数のロボットが存在する場合に現在操作の対
象とするロボットを選択する機能を呼び出すスイッチで
あり、手動操作は通常行うマニュアル操作モードを選択
するスイッチであり、自動運転はあらかじめ設定してお
いた手順にしたがって自動的にロボットを操作制御する
自動運転モードを選択するスイッチであり、データベー
ス管理は自動運転時の手順等の本システムの様々設定デ
ータを登録,変更,削除等を行う機能を呼び出すスイッ
チであり移動式点検ロボットシステムの基本メニューと
なる。
【0047】各スイッチは押された場合にその時の状態
で基本メニューを移行させてよい場合には状態を移行さ
せて当該メニュースイッチを点灯させる。
【0048】各基本メニューが選択された場合には、そ
のメニューの目的とする各種処理を行うためにCRT100の
中の適切な場所に新たにサブウィンドウを開きその中に
新たなメニューや各種操作スイッチが表示される形とな
る。
【0049】サブウィンドウは基本メニューが消えない
ように開き、基本メニューは常に表示されているように
する。
【0050】これらの基本メニューはそれぞれ同時に行
うことはできなく、その内のどれか一つは行われている
べきのものであるので、現在操作を行っている基本メニ
ューが区別表示されており次に移行できるメニューとし
てなにがあるかすべて表示されていることは、システム
の運転操作状態を一目で理解できるので運転・操作性の
良好な移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作
装置とすることができる。
【0051】エリア100bにはロボット状態表示とし
て、ロボットモータの通電状態を示す「サーボON」、
ロボットが高温エリアにいることを知らせる「高温注
意」、ロボットが狭隘な場所にいて雲台機構で上下左右
の首振り動作禁止のインターロックが作用していること
を知らせる「首振禁止」、ロボットの前方衝突を事前に
検知して衝突防止のインターロックが作用していること
を知らせる「前方衝突」、同じく後方に対する「後方衝
突」、ロボットのサーボアンプ,モータ,内部温度等が
異常に上昇しているので回避操作をしないとオーバーヒ
ートする恐れのあることを知らせる「過熱警報」、ロボ
ットのサーボアンプなどがオーバーヒートして強制的に
停止したことを知らせる「過熱停止」、ロボットへ供給
する電源系統になんらかの異常が生じてロボットへ電源
が正常に供給されていないことを知らせる「電源異
常」、ロボットのサーボ系になんらかの異常が生じてい
ることを知らせる「サーボ異常」、ロボットと操作盤側
の通信制御が正常に行われなくなったことを知らせる
「通信異常」が表示されている。
【0052】ロボットシステムになんらかの異常又はそ
の兆候が現れた場合にCRT100にそのアラーム状態を表示
すれば即座に操作者はそのアラームに気付くことができ
るので遅れることなくそのアラームに対して適切な処置
を施すことができる。
【0053】また、アラームを操作スイッチなどと同じ
CRT上に表示するため1台のCRTで全てを表示でき、
コンパクトな操作装置とすることができ可搬性のよい操
作性の良好な移動式点検ロボットシステムの制御,解
析,操作装置とすることができる。
【0054】また、ここで、アラームの点灯している部
位をマウスでクリックした場合にはメッセージウィンド
ウを開きアラームの詳細な説明を表示するようにしても
よい。
【0055】また、ここではロボット状態表示の特殊な
例としてロボットに搭載している周囲温度測定用の温度
計の測定値を周囲温度として表示している。
【0056】また、エリア100cにはロボットを直接
操作するための各種操作スイッチが表示されている。
【0057】雲台の上下操作を行う操作スイッチ「上」
101と「下」102もこのエリアに表示されている。
【0058】また、操作スイッチ「上」101,「下」
102の近くにはその操作状態を示す状態量103とし
て上下の角度が表示されている。
【0059】他の操作スイッチの近くにも当該の操作状
態を示す状態量が同様に表示されている。
【0060】状態の変化量を操作スイッチの近くに表示
すれば、地図とロボットの位置表示だけでは分からない
微妙な状態も正確に知ることができ、その情報を見なが
ら微妙な操作を行うことも操作スイッチの近くに表示さ
れるので容易に可能となる。また、操作スイッチと同じ
CRT上に表示するため1台のCRTですみ、コンパク
トな操作装置とすることができ可搬性のよい操作性の良
好な移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装
置とすることができる。
【0061】また、エリア100dにはその他の操作ス
イッチが表示されている。
【0062】ここで、操作パネル60に設けるハードス
イッチはエリア100c,100dにある全てのスイッ
チでもよいし、とくに頻繁に操作するいくつかのスイッ
チに絞り込んでもよい。
【0063】また、エリア100c,100dにあるス
イッチの中にはそのスイッチを押すと更にサブウィンド
ウが開き新たなメニュー,操作スイッチ類が表示される
ものもある場合にはその時に表示されるスイッチもあら
かじめハードスイッチとして設けておいてもよい。
【0064】また、エリア100hにはロボットの走行
ルート付近の地図とレール3の平面図3aが、エリア1
00iにはロボットの走行ルート付近の地図とレール3
の側面矢視図3bとが表示されており、ロボット1の平
面図上での現在位置1a及びロボット1の側面矢視図上
での現在位置1bとが表示されている。
【0065】操作者は、操作スイッチを操作して移動式
点検ロボットシステムを操作する時、ロボットの現在位
置(必要に応じて姿勢も含む)を確認した上で操作内容
を判断する必要のあることが多いので、操作する操作ス
イッチの近くに地図とロボットの位置(必要に応じて姿
勢も含む)が表示されれば、それを見ながら操作できる
ので操作性の良好な移動式点検ロボットシステムの制
御,解析,操作装置とすることができる。
【0066】また、移動式点検ロボットシステムのルー
トは3次元的に設置されている場合もあるので、平面図
と側面矢視図の2方向から見た2つの図象を表示してい
るのでロボットの現在位置と姿勢を正確に表示すること
が可能となり、操作性の良好な移動式点検ロボットシス
テムの制御,解析,操作装置とすることができる。
【0067】また、表示する図象を平面図と側面矢視図
にしたことで地図及びルート並びにロボットの現在位置
を例えばX,Y,Zの3次元データとしてコンピュータ
の中で処理している場合に平面図をそのデータのX,Y
座標を使用して作画し、側面矢視図をそのデータのX,
Z座標を使用して作画することができるようになるので
表示処理プログラムを単純なものにすることができる。
【0068】ここで、ロボットの平面図1a及び側面図
1bは一目で見つけやすいようにロボットのみ点滅表示
させてもよいし、センサ10の向いている向きを矢印で
表示してもよい。
【0069】また、さらに、TVカメラなどのセンサの
場合にはカメラの焦点のあっている距離に相当する矢印
の長さとしてもよい。
【0070】また、図3には本発明の実施例のコンピュ
ータ50のプログラムの基本的な流れの一例を示したも
のである。
【0071】ENTER200から入ったプログラムの流れはま
ずマウスによる座標入力201にてマウスがクリックさ
れたかどうか、された場合のその画面上の座標を取り込
む処理を行い、次に各スイッチが押されたか否かの判別
202にてその取り込んだ座標情報からCRTに表示し
ているどのスイッチがクリックされたかを判別し、DI
Oの状態を取り込み203でDIO52の状態を読み取
りに行き、次に各ハードスイッチが押されたか否かの判
別204を読み取ったDIO52の状態から行う。
【0072】ここまでの処理で、マウスにより入力され
たスイッチ,ハードスイッチにより押されたスイッチが
明確になるので次に当該機能が選択されたか否かの判別
205でマウスにより入力されたスイッチとハードスイッ
チにより押されたスイッチのORをとって、どちらでも
押された方のスイッチは何であるかの識別ができた状態
となっている。
【0073】どちらも押されていない場合には当該機能
選択されたか?209にて判別されNO.の場合にはマ
ウスによる座標入力201に戻って同じ流れを繰り返
す。
【0074】スイッチが選択されていた場合には各スイ
ッチの対応した処理210,211,…,212に分岐
して各処理を行ったあとに再度最初の処理201に戻る
流れとなる。
【0075】また、ロボットの現在位置やロボットのア
ラーム状態等をCRT100に表示する場合には条件分岐させ
る処理209の前に通信系よりロボットの現在位置他入
力206、そしてCRT上の座標、姿勢計算の処理20
7を行いCRT表示208の処理を行うことでロボット
の現在位置やロボットのアラーム状態等をCRT100に表示
することが可能となる。
【0076】図4も本発明を適用した移動式点検ロボッ
トシステムハード構成の操作盤側の基本的な一実施例を
示す。
【0077】ロボット側の構成は図1の実施例と同じで
あり、TVカメラとマイクロフォンからの映像信号と音
声信号は通信系を介して操作装置側へ送られ、通信装置
(固定局)18から分配器75,ビデオコンバータ7
6,VTR77を介してモニタテレビ80に出力される
構成となっている。
【0078】ロボット本体1aへの制御指令はホストコ
ンピュータ50から通信系を介して与えられ、ロボット
本体1aからのロボット状態信号も通信系を介してロボ
ット本体1aからホストコンピュータ50へ送られる。
【0079】コンピュータ50と通信装置(固定局)1
8とは双方向の通信回線で接続されており、ロボット本
体1aの通信装置(移動局)15と通信装置(固定局)
18間にもそのための双方向の通信回線が設けられてい
る。
【0080】コンピュータ50にはCRT100,マウ
ス51が接続されており、また、CRT100にはマウス51
で操作するための操作スイッチ101,102が表示さ
れている。
【0081】また、通信装置(固定局)18からの音声
信号は途中で分配して認識処理装置70aに入力し、通
信装置(固定局)18からの映像信号も途中の分配器7
5で分配し認識処理装置70aに入力される構成となっ
ている。
【0082】ここで、認識処理装置70aは、認識処理
用コンピュータ70が中核となり、それにFFT解析装
置72,画像処理装置73、その他の解析装置が接続さ
れる構成としている。
【0083】これは、認識処理用コンピュータ70がセ
ンサ情報の認識処理を統括し、各処理を各々の専用解析
装置に分割処理させることにより、処理の高速化を考慮
した構成である。
【0084】認識処理用コンピュータ70にはマウス7
1が接続されており、認識処理用コンピュータ70のC
RT出力はビデオコンバータ76を介して通信装置(固
定局)18からの映像信号と合成してモニタテレビ80
に表示する構成としている。
【0085】CRTの分解能とコンピュータの処理能力
が許されるならば1台のコンピュータシステムでロボッ
ト本体の操作,制御からセンサ情報の解析及びスーパー
インポーズを用いた解析結果の表示まで行うことも可能
であるが、現在の技術では困難である。
【0086】ロボット本体の操作,制御とセンサ情報の
解析及び解析結果の表示は制御対象の異なることから別
々のシステムとして構築しやすく、また、平行処理も可
能な切り分け方であるので、分散処理方式が可能とな
り、処理速度,処理容量が向上し、システムの拡張性も
良好で、かつ、操作・制御性,監視点検性の良好な移動
式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置とする
ことができる。
【0087】また、センサ情報の解析及び解析結果の表
示は、監視対象に対応して行われるものなので、監視対
象の映像の映るモニタテレビ80の上にビデオコンバー
タ76を介して解析結果をスーパーインポーズ表示すれ
ば、例えば、TVカメラの可視画像といっしょに、点検
結果が表示されれば、どの監視対象を点検したときの結
果かが一目で分かるので監視点検性の良好な移動式点検
ロボットシステムの制御,解析,操作装置とすることが
できる。
【0088】また、図4のシステム構成はホストコンピ
ュータ50と認識処置用コンピュータ70とが通信回線
50aで接続されており、ホストコンピュータ50とV
TR77とがリモート制御線50bで接続されている。
【0089】ホストコンピュータ50と認識処理用コン
ピュータ70を通信回線50aで接続することによっ
て、例えばホストコンピュータ50がロボット1aの位
置決め制御完了後、認識処理用コンピュータ70にセン
サ情報の解析及び解析結果の表示を行うなどと認識処理
用コンピュータ70をホストコンピュータ50に同期を
とって動かすことができる。
【0090】また、モニタテレビ80の映像を認識処理
用コンピュータ70とリモート制御線50bで接続され
たVTR77で録画できるようにすることにより、認識
処理用コンピュータ70がセンサ情報の解析及び解析結
果の表示を終了した時点でその結果をVTR77に録画
できるようになる。
【0091】全て同期をとって自動で行わせることが可
能となるので、操作性の良好な移動式点検ロボットシス
テムの制御,解析,操作装置とすることができる。
【0092】また、可視画像,赤外線画像,音響データ
などのすべてのセンサ生情報や音響データをFFT解析
した結果、可視画像をもちいた目視点検結果、赤外線画
像を用いた温度点検結果など全ての解析結果をモニタテ
レビ80に表示出力できるようにすることでその結果は
全てVTR77に録画し保存することができるようにな
り、記録の保管も容易な運転・操作性の良好な移動式点
検ロボットシステムの制御,解析,操作装置とすること
ができる。
【0093】図5は図4のモニタテレビ80の画面表示
例の一実施例を示す。
【0094】通所はモニタテレビ80の画面にはTVカ
メラのスルー映像が映しだされており、画面のエリア8
0aに日時がスーパーインポーズ表示されている。
【0095】例えば、目視点検を認識処理用コンピュー
タ70が実施するときには「目視点検1」80cのタイ
トル表示と画面の下部エリア80bには目視点検1をマ
ニュアルで実行するときに必要となる各種メニューコマ
ンドが表示される。
【0096】自動運転が行われるときにはマニュアル操
作でマウス71でクリックされる各種メニュースイッチ
は所定のものが自動的に選択されるようになっている。
【0097】ここで、点検結果に異常が合った場合に
は、システムはアラームを発生して操作者に知らせる機
能を有している。
【0098】これは、ホストコンピュータ50あるいは
認識処理用コンピュータ70で処理することができる。
【0099】この時に、異常度がどの程度であるかを一
目で分かるような指標をモニタテレビ80に表示するよ
うにしている。
【0100】図6は表示する異常度の考え方を示す図で
ある。
【0101】センサ情報の解析結果の表示として想定さ
れる最大の異常度を最大値とし、想定される最小の異常
度を最小値とし異常度の程度に対応した値を異常度とし
て表示するようにしている。
【0102】本実施例の場合、異常度は0001から9
999に割付け大きな値ほど異常度が高いようにしてい
る。
【0103】図7には異常の合った場合の点検結果の表
示の一実施例を示す。
【0104】点検結果のウィンドウ80dの中には、
「アラーム発生」の文字と異常度の数値が表示されてい
る。
【0105】その他にも異常認識の解析パラメータ、解
析結果の数値等も合わせて表示されている。
【0106】異常度の程度が定量的な数値に置き換えら
れて、表示されるため一目で異常の程度を知ることがで
きるので、操作性,監視点検性の良好な移動式点検ロボ
ットシステムの制御,解析,操作装置とすることができ
る。
【0107】図8には監視点検を行っているときのCRT1
00の画面の表示例である。
【0108】これは、図2のCRT100の画面のエリア10
0dにある「監視教示」スイッチを押して所定の監視ポ
イントを教示した後に同じ画面の「自動設定」スイッチ
を押してロボット1aをその時登録した監視ポイントへ
自動位置決めさせ、その後に同じ画面の「監視点検」ス
イッチを押したときに表示される監視点検のサブウィン
ドウ100kが開いている状態を示している。
【0109】ここでは、監視点検の種類として複数用意
されているシステムの一実施例を示しているので監視点
検の種類としては複数の機能がメニューとして表示され
ている。
【0110】ここで、マウス51を用いて監視点検の種
類を複数選択して「開始」のスイッチを押すと選択され
た監視点検が一つずつ順番に実行されていく。
【0111】初めてその監視ポイントで選択された監視
点検機能は最初は認識処理のために必要なパラメータを
入力するような丹入力モードが用意されており、必要な
パラメータを設定しその情報を登録する。
【0112】二回目からは、必要なと機器はパラメータ
は修正できるが、即実効させることができるようになっ
ている。
【0113】図9は基本メニューの「D.B.管理」を開
いてその中の監視ポイントのデータベースを選択した場
合に表示されるサブウィンドウ100lの一実施例を示
す。この画面の状態は既に複数の監視ポイントが登録さ
れており、各監視ポイントで監視点検を行う監視点検機
能も全て設定されている状態を示しているが、このサブ
ウィンドウ100lの中の各種コマンドにより監視ポイ
ントの消去,改名,行うべき監視点検機能の設定内容を
変更するこももできる。
【0114】機能V1は図8の目視点検1にV2は目視
点検2…と略号で監視点検機能を示している。
【0115】図10は基本メニューの「自動運転」を開
き、さらに「監視ポイント」のスイッチを押した場合に
開いたサブウィンドウ100mを表示した一実施例を示
す。この状態でマウス51を用いて複数の監視ポイント
を選択して「開始」スイッチを押すと現在のロボット1
aに近い場所の監視ポイントから順番に監視点検を自動
的に実施していくようになっている。
【0116】図11はその時のホストコンピュータ50
の基本的な動作フローの一実施例を示す。
【0117】まずENTER300から入ると処理301で監視
ポイントの名称が入力され、次に処理302で、既に位
置,姿勢データ,監視点検の種類などが監視ポイントご
とに登録されているハードディスク311から入力され
た監視ポイントに対応するデータを呼び出し、次に処理
303でロボット1aの位置,姿勢を自動設定させ、次
に処理304で目視点検1を実行するかしないかを判別
し、実行することになっていた場合には処理305で目
視点検を実行し、実行しない場合には目視点検1の処理
305を飛ばして同様に次の処理306,…,処理30
9へと流れる処理となっている。
【0118】このように、監視点検ポイント毎にその監
視点検ポイントで行うべき認識処理機能の種類を設定す
ることができるようになっている。
【0119】例えば、音を発する機器では異音点検の
み、過熱する恐れのある機器では温度点検のみ、あるい
はそれらの組み合わせた点検内容というように監視点検
ポイント毎に必要な監視点検を行うことができ効率のよ
い監視点検ができるので、制御性,監視点検性の良好な
移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置と
することができる。
【0120】図12は基本メニューの「自動運転」を開
き、さらに「点検パターン」のスイッチを押した場合に
開いたサブウィンドウ100nを表示した一実施例を示
す。この状態でマウス51を用いて複数の点検パターン
を選択して「開始」スイッチを押すと選択された点検パ
ターンの中に含まれる全ての監視ポイントを現在のロボ
ット1aに近い場所の監視ポイントから順番に監視点検
を自動的に実施していくようになっている。
【0121】図13はその時のホストコンピュータ50
の基本的な動作フローの一実施例を示す。
【0122】まずENTER400から入ると処理401で点検
パターンの名称が入力され、次に処理402で、既に点
検パターンとしてあらかじめグルーピングされている監
視ポイントが登録されているハードディスク408から
入力された点検パターンに対応するデータを呼び出し、
次に処理403で監視ポイント(1)についての実行を
行い、次に処理404で監視ポイント(2)についての
実行を行い、同様に次の処理405,…,処理406へ
と流れる処理となっている。
【0123】このように、複数の監視ポイントを一つの
グループ(監視パターン)として複数登録しておくこと
ができ監視パターンを指定することにより複数の監視ポ
イントを一度に指定できるようになっている。
【0124】ルートに多数の監視ポイントがある場合に
も、毎回、監視ポイントを全て指定する必要がなくなる
ので運転・操作性の良好な移動式点検ロボットシステム
の制御,解析,操作装置とすることができる。
【0125】また、同じルート上に点検頻度の異なる機
器が存在する場合にも、同じ点検条件の機器をグルーピ
ングしておくことにより、毎回の点検対象の指定が容易
に行うことができる。
【0126】図14から図23には監視点検ポイント毎
に設定できる認識処理機能の種類として、TVカメラの
センサ情報を認識処理する目視点検機能として移動物体
検出機能,状態変化検出機能,計器などの読み取り機
能,マイクロフォンのセンサ情報を認識処理する異音点
検機能としてスペクトル監視機能,スペクトルパターン
監視機能,ピーク周波数監視機能,赤外線カメラのセン
サ情報を認識処理する温度点検機能として絶対温度の点
検機能,2点間温度差監視機能,1次元の温度分布監視
機能,2次元の温度分布監視機能の種類が用意されてい
る場合の基本的な一実施例を示すモニタテレビ80の画
面表示の一実施例を示す。
【0127】図14は目視点検機能の移動物体検出機能
であり、本来動くようなものがあってはならない場所で
動くものがないことの点検を行う機能である。
【0128】処理としては図4の画像処理装置73にセ
ンサのTVカメラの映像を所定のサンプリング周期で取
り込み、時々刻々の映像データの変化部を画像処理の差
分処理で検出してその変化部分を認識表示するものであ
る。
【0129】煙,蒸気,水滴等の移動物体を検出するこ
とができる。
【0130】画面には点検結果のウィンドウ80dと認
識処理した変化部位(2値化処理した状態)とが表示さ
れている。
【0131】この状態で、文字を消去したり、認識処理
した変化部位を消去したり、TVカメラの現在の生映像
と認識処理した処理画像とを切り替えたりすることが画
面80の下に表示されている各種コマンドスイッチをク
リックすることにより行うことが出来る。
【0132】図15は状態変化検出機能であり、通常は
長期間に渡って状態の変化しない場所で、状態変化は生
じていないかの点検を行う機能である。
【0133】処理としては、図4の画像処理装置73に
通常時のセンサのTVカメラの映像を記録しておき、点
検時にあらためて現在のTVカメラの映像を取り込み、
映像データの変化部を画像処理の差分処理で検出してそ
の変化部分を認識表示するものである。
【0134】機器の変形,異物の設置,水たまり等の状
態の変化を検出することができる。画面には点検結果の
ウィンドウ80eと認識処理した変化部位(2値化処理
した状態)とが表示されている。
【0135】この状態で、文字を消去したり、認識処理
した変化部位を消去したり、TVカメラの現在の生映像
と認識処理した処理画像とを切り替えたりすることが画
面80の下に表示されている各種コマンドスイッチをク
リックすることにより行うことが出来る。
【0136】ここでアラームが発生した場合には、誤認
教示のコマンドをクリックすることにより、異常と判別
する状態変化量(例えば、変化した画素の面積等)のし
きい値を更新し(大きくし)、次回からは同じ変化量を
検出してもアラームを発生しないように学習教示させる
ことができてもよい。
【0137】この誤認教示のコマンドは、他の目視点
検,温度点検,異音点検についても同様である。
【0138】図16は計器などの読み取り機能であり、
入力した画像データよりメータの針の位置あるいは表示
されている計器の値を検出し、それが正常な範囲かどう
かを点検する機能である。
【0139】図16の実施例はメッシリンダのような油
面計のレベルを検出し、正常か異常かを判断させるもの
である。
【0140】処理としては、最初に油面計の処理エリア
81cを設定しておき、またその時に正常時の油面の上
限位置81d及び下限位置81eも設定しておく。
【0141】それらの設定は油面計を移したTV画面の
映像を見ながらマウスで領域,位置をクリックして容易
に設定できるようにしておくほうがよい。
【0142】処理は、領域81cの中をまず2値化処理
し、領域の上下方向に黒と白の面積を評価し、白の面積
の多い領域(上側)と黒の面積の多い領域(下側)の境
界線を油面の位置として検出するものである。
【0143】油面の微妙な位置は、2値化処理時のシュ
レッシホールドによって変わってくるので、あらかじめ
領域などを教示設定するときに現在の油面位置を教示
し、画像処理した結果が教示された実際の油面位置の同
じくなるように、2値化処理時のシュレッシホールドを
最初の設定教示時に自動的に設定するようにする。
【0144】2値化処理時のシュレッシホールド以外
に、ノイズ除去のパラメータ等各種処理のパラメータも
この時にあわせて実際の油面位置が正確に検出できるも
のに設定するようにしてもよい。
【0145】これにより、点検時の油面の位置を正確に
検出し、正常時の範囲かどうかを認識することができ
る。
【0146】画面には点検結果のウィンドウ80fと認
識処理した油面検出部位(2値化処理した状態)とが表
示されている。
【0147】この状態で、文字を消去したり、認識処理
した変化部位を消去したり、TVカメラの現在の生映像
と認識処理した処理画像とを切り替えたりすることが画
面80の下に表示されている各種コマンドスイッチをク
リックすることにより行うことが出来る。
【0148】ここで、誤認教示する場合には、再度本当
の油面の位置を教示して画像処理の各種パラメータを再
設定し正確に本当の油面の位置を検出できるようにする
こととなる。
【0149】図17は異音点検機能のスペクトル監視機
能の点検結果の表示例である。
【0150】スペクトル監視機能は分析した音響スペク
トルデータの各周波数でのレベルが通常時のそれと大き
く異なることはないかどうかを調べる点検機能である。
【0151】図17の例では、通常時の音響スペクトル
データの上限値82a,82c、下限値82b,82d
が表示されている。
【0152】点検時の音響スペクトルデータは、82
e,82fである。
【0153】通常時の音響スペクトルデータの範囲をと
びでた部分82g等の部分を異常な部分として色分け表
示している。
【0154】ここで、異常音頻度としてはとびでた部分
の面積の総和として求めている。
【0155】また、通常時の音響スペクトルデータの上
限値と下限値を決める誤差方式としても(平均)±(標
準偏差)のn倍としてもよいし、(平均)±α(固定
値)としてもよいし、(最大値)+α(固定値),(最
小値)−α(固定値)としてもよいし、一回の点検でN
回測定したときの(平均)±(標準偏差)のn倍の最大
値と最小値としてもよく、また、それが誤差方式として
変更設定できるようになっていてもよい。
【0156】画面には点検結果のウィンドウ80gと音
響スペクトルデータの解析結果など表示されている。
【0157】この状態で、文字を消去したり、解析結果
の図を消去したり、TVカメラの現在の生映像と解析結
果表示画像とを切り替えたりすることが画面80の下に
表示されている各種コマンドスイッチをクリックするこ
とにより行うことが出来る。ここで、誤認教示を行え
ば、現在設定されている誤差方式に基づいて通常時の音
響スペクトルデータの上限値と下限値とが更新される。
【0158】また、音響スペクトルデータの解析結果は
20KHzレンジと200Hzレンジの2段表示として
いるが図表切り替えコマンドでどちらかのレンジ一方を
大きく表示するようにし、切り替えて表示確認できるよ
うにしてもよい。
【0159】図18の例はスペクトルパターン監視機能
であり、音響スペクトルデータの周波数に対するレベル
分布の形が通常時のそれと大きく異なることはないかど
うかという点検機能である。
【0160】通常時の音響スペクトルデータの平均値8
2jと今回点検時の音響スペクトルデータの平均値82
kが表示されている。
【0161】処理としては、両者の全体レベル差を無効
とするために正規化を行った上で1次元の相関係数を求
め、点検結果としている。
【0162】これにより、音圧は大きくなっただけでは
異常とはせず、音響スペクトル分布パターンの変化を持
って異常とするような場合の異音監視ができる。
【0163】画面には点検結果のウィンドウ80hと音
響スペクトルデータの解析結果など表示されている。
【0164】この状態で、文字を消去したり、解析結果
の図を消去したり、TVカメラの現在の生映像と解析結
果表示画像とを切り替えたりすることが画面80の下に
表示されている各種コマンドスイッチをクリックするこ
とにより行うことが出来る。ここで、誤認教示を行え
ば、通常時の音響スペクトルデータの平均値82jを更
新し、あわせて判別しきい値(異常と判別する相関係数
の上限)を更新しアラームがでないようなレベルにす
る。
【0165】図19はピーク周波数監視機能であり、音
響スペクトルデータのレベルがその周辺と比較して卓越
している周波数を有する場合にその周波数が通常時のそ
れと大きく異なることはないかどうかという点検機能で
ある。
【0166】処理としては、通常時の音響スペクトルデ
ータのピーク周波数82pを監視するように設定してい
る場合には、ピーク周波数82pの許容変化幅82s,
82rも予め設定しておき、今回点検時のピーク周波数8
2qがその許容範囲に入っているかどうかで判別するも
のである。
【0167】画面には点検結果のウィンドウ80iと音
響スペクトルデータの解析結果など表示されている。
【0168】この状態で、文字を消去したり、解析結果
の図を消去したり、TVカメラの現在の生映像と解析結
果表示画像とを切り替えたりすることが画面80の下に
表示されている各種コマンドスイッチをクリックするこ
とにより行うことが出来る。ここで、誤認教示を行え
ば、通常時の音響スペクトルデータのピーク周波数82
pの許容変化幅82s,82rが更新される。
【0169】また、この時に通常時の音響スペクトルデ
ータも更新するようにしてもよい。図20は温度点検機
能の絶対温度の点検機能であり、監視対象の表面温度の
測定値が通常時のそれと大きく異なることはないかどう
かという点検機能である。監視エリアは1点から矩形8
3aのように多点まで設定でき、温度測定結果が正常時
の範囲を超えている場合にはその部位をドット83bの
ように表示する。正常な範囲は上限温度と下限温度とが
設定できるようにする。
【0170】画面80には温度測定結果と監視条件など
が表示されている。
【0171】この状態で、文字を消去したり、TVカメ
ラの現在の生映像と温度測定結果表示画像とを切り替え
たりすることが画面80の下に表示されている各種コマ
ンドスイッチをクリックすることにより行うことが出来
る。
【0172】ここで、誤認教示した場合には上限値ある
いは下限値の設定条件がアラームのでないように更新さ
れる。
【0173】図21は2点間温度差監視機能であり、2
点間の温度差が通常時のそれと大きく異なることはない
かどうかという点検機能である。
【0174】処理としては2点83cと83dの温度を
測定しそこの温度差が予め設定している許容温度差を超
えた場合にアラームを発生するものである。
【0175】画面80の表示上は2点の組合せの関係が
分かるように線分83eで2点83c,83dは結ばれて
いる。
【0176】画面80には温度測定結果と監視条件など
がTV画像にスーパーインポーズされ表示されている。
【0177】この状態で、文字を消去したり、TVカメ
ラの現在の生映像消去したりすることが画面80の下に
表示されている各種コマンドスイッチをクリックするこ
とにより行うことが出来る。
【0178】ここで、誤認教示した場合には、許容温度
差が更新される。
【0179】図22は1次元の温度分布監視機能であ
り、2点間を結ぶ線上の温度分布の形が通常時のそれと
大きく異なることはないかどうかという点検機能であ
る。
【0180】処理としては、2点83f,83gに引い
た線分83h上の温度分布83jの通常時のパターンと
今回のパターンを1次元の相関係数で類似度を求め、そ
の値が許容値以下かどうかで判別するものである。
【0181】グラフ83jはすでに最小温度と最大温度
を所定のグラフの高さで表示しているので正規化は図ら
れている。
【0182】画面80には温度測定結果と監視条件など
がTV画像にスーパーインポーズされ表示されている。
【0183】この状態で、文字を消去したり、TVカメ
ラの現在の生映像消去したりすることが画面80の下に
表示されている各種コマンドスイッチをクリックするこ
とにより行うことが出来る。
【0184】ここで、誤認教示した場合には、相関係数
の許容値がアラームのでないように更新される。
【0185】図23は2次元の温度分布監視機能であ
り、監視対象の表面の2次元の温度分布の形が通常時の
それと大きく異なることはないかどうかという点検機能
である。
【0186】処理としては、あらかじめ設定されている
監視エリア83jの温度分布について正常時の温度分布
と点検時の温度分布の2次元の相関係数を求めて温度分
布パターンが許容値以上変化した場合に異常と判別する
ものである。
【0187】温度分布はエリア内の最大値と最小値を所
定の階調幅で色別ドット表示しているので既に正規化は
されている。
【0188】その色別階調幅83kは画面に参照できる
ように表示されている。
【0189】画面80には温度測定結果などがTV画像
にスーパーインポーズされ表示されている。
【0190】この状態で、文字を消去したり、TVカメ
ラの現在の生映像消去したりすることが画面80の下に
表示されている各種コマンドスイッチをクリックするこ
とにより行うことが出来る。
【0191】ここで、誤認教示した場合には、相関係数
の許容値がアラームのでないように更新される。
【0192】図20から図23の温度点検結果をスーパ
ーインポーズするためには、センサであるTVカメラと
赤外線カメラの幾何学的な位置関係のほかに監視対象ま
での距離情報が必要になるがTVカメラのフォーカス状
態からその距離は求めることができるので自動的にスー
パーインポーズの表示時の補正計算を行いことができ
る。
【0193】また、TVカメラ以外に赤外線カメラのフ
ォーカスも行う必要のある場合には、あらかじめTVカ
メラのフォーカス特性と、赤外線カメラのフォーカス特
性を制御用コンピュータ50に記憶させておくことによ
り、操作者はTVカメラのフォーカス合わせを行うだけ
で、赤外線カメラのフォーカスは自動的に連動させるよ
うにしてもよい。
【0194】以上述べてきたこれらの機能は人間が通常
行っている目視点検,異音点検,温度点検の内容と同じ
であるため人間が通常行っている点検パトロールを移動
式点検ロボットシステムに代行させて行わせることがで
きるので、監視点検性の良好な移動式点検ロボットシス
テムの制御,解析,操作装置とすることができる。
【0195】図24には本発明を適用した移動式点検ロ
ボットシステムハード構成図4の操作盤側認識処理用コ
ンピュータ70の周辺の別の基本的な一実施例を示す。
【0196】図4では認識処理用コンピュータ70にF
FTアナライザ72が接続されているだけであるが、こ
こでは、通信装置(固定局)18からの音声信号をまず
認識処理用コンピュータ70に接続されているデータレ
コーダ72bに入力するようにし、次に同じく認識処理
用コンピュータ70に接続されたフィルタ72aを通し
てFFTアナライザ72へ入力されている。
【0197】データレコーダ72b,フィルタ72a,
FFTアナライザ72は、認識処理用コンピュータ70
に接続されているので音声信号の入力,処理のタイミン
グは認識処理用コンピュータ70が統括することができ
る。
【0198】ここで、一般にFFTアナライザ72は1
回に処理できるデータ数がメモリの容量から制限されて
いる。
【0199】その制限値を例えば、2048個のデータ
とすると20kHzレンジでサンプリングした場合、サ
ンプリングしている時間Tsは40msec と短く例えば
4秒間の音を聴いて異常が無いことを点検するという場
合に精度良く点検できなくなってしまう。
【0200】図25には本発明を適用した場合の音声デ
ータの解析手法を示すものである。点検時間TLの間の
音声データ91には瞬時的な異常音92があるがこれを
もれること無く検出するためにはサンプリングしている
時間Ts(40msec )をすきま無く繰り返す必要があ
る。
【0201】そこで、点検時間TLの全ての波形を高サ
ンプリング周期(2048個/40msec )でデータレ
コーダ72bに取り込みあとから、データレコーダ72
bから、2048個ずつのデータをFFTアナライザ7
2に転送し、解析することにより異常音92をもれなく
検出することができる。
【0202】また、音声信号91に含まれるうねり成分
の異常は点検時間TLをサンプリング周期を長くして取
り込み全体のうねり成分を解析することにより求めるこ
とができる。
【0203】これは、認識処理用コンピュータ70がフ
ィルタ72aの特性をローパスフィルタに設定し直して
からFFTアナライザ72に取り込むことによりうねり
成分99のみの解析ができるようになる。
【0204】これによって、異音点検は人間並の判別能
力を持たせることができるので監視点検性の良好な移動
式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置とする
ことができる。
【0205】また、原子力発電所などのように放射線の
あるエリアで点検する場合には、ロボットはデータレコ
ーダにデータを記録するだけ記録して、異音点検は放射
線の無いエリアへロボットを格納してから時間をかけて
詳細に解析点検するようにしてもよい。
【0206】これにより、ロボットの放射線劣化を最小
限に抑えることができる。
【0207】このデータレコーダの考え方は、TVカメ
ラや赤外線カメラの映像をVTRへ録画したり画像メモ
リに記録しておいても同じことができるので制御性の良
好な移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装
置とすることができる。
【0208】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、TVカ
メラ,マイクロフォン,赤外線カメラ等の点検監視を行
うためのセンサを搭載し移動するロボット本体の操作・
制御性,監視点検性能をより良くすることのできる移動
式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動式点検ロボットシステムハード構成の基本
的な一実施例示図。
【図2】CRTの実際の画面表示の一実施例示図。
【図3】コンピュータの基本的な流れの一例示図。
【図4】移動式点検ロボットシステムハード構成の別の
基本的な一実施例示図。
【図5】モニタテレビの画面表示の一実施例示図。
【図6】異常度の考え方を示すグラフ図。
【図7】異常の合った場合の点検結果表示の一実施例示
図。
【図8】監視点検を行っているときのCRT画面表示の
一実施例示図。
【図9】基本メニュー「D.B.管理」のサブウィンドウ
表示の一実施例示図。
【図10】基本メニュー「自動運転」の「監視ポイン
ト」のサブウィンドウ表示の一実施例示図。
【図11】「監視ポイント」自動運転時のホストコンピ
ュータの基本的な流れの一例示図。
【図12】基本メニュー「自動運転」の「監視パター
ン」のサブウィンドウ表示の一実施例示図。
【図13】「監視パターン」自動運転時のホストコンピ
ュータの基本的な流れの一例示図。
【図14】移動物体検出の点検時のモニタテレビの画面
表示の一実施例示図。
【図15】状態変化検出の点検時のモニタテレビの画面
表示の一実施例示図。
【図16】油面計の油面検出点検時のモニタテレビの画
面表示の一実施例示図。
【図17】異音点検(スペクトル監視)点検時のモニタ
テレビの画面表示の一実施例示図。
【図18】異音点検(スペクトルパターン監視)点検時
のモニタテレビの画面表示の一実施例示図。
【図19】異音点検(ピーク周波数監視)点検時のモニ
タテレビの画面表示の一実施例示図。
【図20】温度点検(絶対温度監視)点検時のモニタテ
レビの画面表示の一実施例示図。
【図21】温度点検(2点間の相対温度監視)点検時の
モニタテレビの画面表示の一実施例示図。
【図22】温度点検(2点間の温度分布監視)点検時の
モニタテレビの画面表示の一実施例示図。
【図23】温度点検(2次元領域の温度分布監視)点検
時のモニタテレビの画面表示の一実施例示図。
【図24】移動式点検ロボットシステムハード構成の別
の基本的な一実施例示図。
【図25】音声データ解析方法説明図を示す。
【符号の説明】
1a…監視ロボット本体、2…雲台機構、10…搭載セ
ンサ、15…無線装置(移動局)、18…無線装置(固
定局)、50…ホストコンピュータ、60…操作パネ
ル、70…認識処理用コンピュータ、72…FFTアナ
ライザ、72a…フィルタ、72b…データレコーダ、
73…画像処理装置、76…ビデオコンバータ、77…
VTR,80…モニタテレビ、100…CRT、10
1,102…CRT上のマウススイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/00 510 C 9471−5G G21C 17/013 // G05D 1/00 B 9323−3H (72)発明者 小沢 房明 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 平川 博将 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 吉田 富治 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TVカメラ,マイクロフォン,赤外線カメ
    ラ等の点検監視を行うためのセンサを搭載し移動するロ
    ボット本体と通信系を介して接続され地上に設置される
    移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置に
    おいて、操作スイッチをコンピュータのCRT上に表示
    し、そのスイッチをマウス,ライトペン,タッチパネル
    等の座標入力装置にて操作するようにし、かつそのCR
    T上に表示したスイッチと同じ機能をもたせたハードス
    イッチを別に設け、CRT上に表示したスイッチとハー
    ドスイッチのどちらを操作しても有効に機能するように
    したことを特徴とする移動式点検ロボットシステムの制
    御,解析,操作装置。
  2. 【請求項2】TVカメラ,マイクロフォン,赤外線カメ
    ラ等の点検監視を行うためのセンサを搭載し移動するロ
    ボット本体と通信系を介して接続され地上に設置される
    移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置に
    おいて、操作スイッチをコンピュータのCRT上に表示
    し、そのスイッチをマウス,ライトペン,タッチパネル
    等の座標入力装置にて操作するようにし、同じCRT上
    に移動するロボットの現在位置(必要に応じて姿勢も含
    む)が分かるように地図とロボットの位置(必要に応じ
    て姿勢も含む)を表示するようにしたことを特徴とする
    移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置。
  3. 【請求項3】前記請求項2の移動式点検ロボットシステ
    ムの制御,解析,操作装置において、CRT上に表示し
    た操作スイッチのそばにその操作スイッチを操作すると
    操作内容に対応して変化する移動式点検ロボットシステ
    ムの状態の変化量を表示するようにしたことを特徴とす
    る移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装
    置。
  4. 【請求項4】前記請求項2の移動式点検ロボットシステ
    ムの制御,解析,操作装置において、同じCRT上に移
    動式点検ロボットシステムのアラーム状態を表示するよ
    うにしたことを特徴とする移動式点検ロボットシステム
    の制御,解析,操作装置。
  5. 【請求項5】前記請求項2の移動式点検ロボットシステ
    ムの制御,解析,操作装置において、同じCRT上にル
    ート切り替え、ロボット選択,手動操作,自動運転,デ
    ータベース管理の基本メニューを表示するようにしたこ
    とを特徴とする移動式点検ロボットシステムの制御,解
    析,操作装置。
  6. 【請求項6】前記請求項2のCRT上に表示する地図と
    ロボットの位置表示(必要に応じて姿勢も含む)は少な
    くとも2方向から見た2つ以上の図象を表示するように
    したことを特徴とする特許請求項2の移動式点検ロボッ
    トシステムの制御,解析,操作装置。
  7. 【請求項7】TVカメラ,マイクロフォン,赤外線カメ
    ラ等の点検監視を行うためのセンサを搭載し移動するロ
    ボット本体と通信系を介して接続され地上に設置される
    移動式点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置に
    おいて、ロボット本体の操作,制御はホストコンピュー
    タとホストコンピュータに接続されるCRTで行いセン
    サ情報の解析及び解析結果の表示を認識処理用コンピュ
    ータと認識処理用コンピュータにビデオコンバータを介
    してTVカメラの映像表示と兼用可能に接続されるモニ
    タテレビとで行えるようにしたことを特徴とする移動式
    点検ロボットシステムの制御,解析,操作装置。
  8. 【請求項8】前記請求項7の移動式点検ロボットシステ
    ムの制御,解析,操作装置において、センサ情報の解析
    結果の表示として想定される最大の異常度を最大値と
    し、想定される最小の異常度を最小値とし異常度の程度
    に対応した値を表示することを特徴とする移動式点検ロ
    ボットシステムの制御,解析,操作装置。
  9. 【請求項9】前記請求項7の移動式点検ロボットシステ
    ムの制御,解析,操作装置において、ホストコンピュー
    タと認識処理用コンピュータを通信線で接続し、モニタ
    テレビの映像をホストコンピュータあるいは認識処理用
    コンピュータとリモート制御線で接続されたVTRで録
    画できるようにしたことを特徴とする移動式点検ロボッ
    トシステムの制御,解析,操作装置。
  10. 【請求項10】前記請求項9の移動式点検ロボットシス
    テムの制御,解析,操作装置において、センサ情報の解
    析及び解析結果の表示を行う認識処理機能の種類を複数
    有し、ロボット本体が点検を行う場所(以下、監視点検
    ポイントと称す。)毎にその監視点検ポイントで行うべ
    き認識処理機能の種類を設定することができるようにし
    たことを特徴とする移動式点検ロボットシステムの制
    御,解析,操作装置。
  11. 【請求項11】前記請求項10の移動式点検ロボットシ
    ステムの制御,解析,操作装置において、複数の監視ポ
    イントを一つのグループ(監視パターン)として複数登
    録しておくことができ監視パターンを指定することによ
    り複数の監視ポイントを一度に指定できるようにしたこ
    とを特徴とする移動式点検ロボットシステムの制御,解
    析,操作装置。
  12. 【請求項12】前記請求項10の移動式点検ロボットシ
    ステムの制御,解析,操作装置において、監視点検ポイ
    ント毎に設定できる認識処理機能の種類として、少なく
    ともTVカメラのセンサ情報を認識処理する目視点検機
    能として移動物体検出手段,状態変化検出手段,計器な
    どの読み取り手段,マイクロフォンのセンサ情報を認識
    処理する異音点検機能としてスペクトル監視手段,スペ
    クトルパターン監視手段,ピーク周波数監視手段,赤外
    線カメラのセンサ情報を認識処理する温度点検機能とし
    て絶対温度の点検手段,2点間温度差監視手段,1次元
    の温度分布監視手段,2次元の温度分布監視手段の種類
    の全部又はいくつかを有することを特徴とする移動式点
    検ロボットシステムの制御,解析,操作装置。
  13. 【請求項13】前記請求項10の移動式点検ロボットシ
    ステムの制御,解析,操作装置において、センサ情報を
    いったんセンサ情報記録装置に記録しておき、その後セ
    ンサ情報記録装置からのデータを認識処理するようにし
    たことを特徴とする移動式点検ロボットシステムの制
    御,解析,操作装置。
  14. 【請求項14】前記請求項13の移動式点検ロボットシ
    ステムの制御,解析,操作装置において、センサ情報記
    録装置は高サンプリング速度の大容量の記録装置である
    ことを特徴とする特許請求項13の移動式点検ロボット
    システムの制御,解析,操作装置。
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